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南アフリカ労働組合

南アフリカ労働組合

南アフリカはZuma大統領による新政権が発足しましたが、Zuma大統領の支持層でもある南アフリカ労働組合について調べてみました。南アフリカの労働者の四人に一人300万人以上が加盟しています。伝統的にアパルトヘイトに反対し戦う組織であり、労働者の権利確立を求めて活動する組織です。

労働組合は多数あるのですが代表的な労働組合が3つほどあります。(COSATU(180万人)、FEDUSA(56万人)、NACTU(40万人))。3つとも政治的な支持団体が違う(COSATU:ANC、NACTU:PAC)か政治的な支持団体を持たない(FEDUSA)などのため意見に食い違いが大きい状況となっています。

南アフリカで最大の労働組合はCOSATU(Congress of South Africa Trade Union)という団体です。会員数は180万人を超えており、非常に力のある組合です。大元は鉱山労働者の組合で、ノーベル賞受賞者のマンデラ氏の支持母体もCOSATUであり、まさにアパルトヘイトを倒した人たちとも言えそうです。現在も与党ANCへ大きな影響を持っている組合です。

労働組合と言う特質上ストライキを起こす中心はここにあります。南アフリカでは憲法でストライキを認めていますので、特に鉱山の安全面の改善や待遇に関する改善を訴える事が多く、かつての日本のように南アフリカでもストライキが頻繁に起きています(最近は去年の夏ぐらいに大きなものがあったと思いますが)。暴徒化しないように労働組合は気を使ってはいるみたいで、平和的な行進をするように呼びかけるなどしています。

南アフリカの場合、まだ人種差別の影響が多く残っているようで、2006年にも賃金をめぐり雇用主が2人の従業員を殺害したり、革製のベルトで打たれて怪我をするなどの被害が出ています。これらは労働組合にあげられて問題の解決を図るべく活動しています。また、南アフリカではエイズ問題が世界でもっとも大きい国の1つであるため、エイズに関する教育も行っています。

この労働組合が投資家と対立する事が多いのですが、その理由は公共投資を拡大させると共に労働者の権利保護を主張するため、市場の効率性を阻害すると見られる事が多いためです。特に貿易赤字が大きい南アフリカでは財政維持が重要なのですが、公共投資はこれに反しており、投資家に懸念が広がっています。

一方で、今回のズマ政権は与党ANCの中でも組合よりに位置する派閥です。その意味で、市場の関心は政府の政策がどこまで労働組合に傾くかが懸念されていたのですが、財政規律の重要な人物であるマニュエル氏は経済担当大臣として更に重要なポジションを与えられ、財務大臣の後任はマニュエル氏の部下でもあったGordhan氏が就任となり、一方で労働組合の重鎮も主要ポストを与えられるなど絶妙な人事が図られました。

市場としては暗黙のOKを出したとされ、ランドも上昇したのが現状です。ただ、マニュエル氏らがどう活動するか、労働組合の勢力がどれだけ強くなるかはZuma大統領にもかかっており、今後の政権運営が注目されています。

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コメント
この記事へのコメント
労働組合について
こんばんは。
南アフリカの労組の分析をされるとは、さすがランケンさんです。スバラシー。

< 労働組合が投資家と対立する理由は・・・公共投資を拡大させると共に・・・市場の効率性を阻害するとみられることが多いため・・・
しかし、考えてみると、今は昔、ヨーロッパもアメリカも日本もこの労働組合運動をへて、成熟してきた資本主義社会(行きすぎは置いといて)になったと私は思います。中国、ロシアは全く別の道を歩んできたと思います。
未だ、発展途上の南アフリカですから、当然、労使関係が政治問題の大きな部分であることも理解するべきで、先進国がアーセーコーセーというべきものではないんじゃないかなーと思います。
それは、過去のプロレタリア文学作品などを読めば、納得するんじゃないかな。(例えば、アメリカの「怒りの葡萄」スタインベック著)
投資のブログにこんなことコメントしていのかちょっと恐縮ですが、気に障ったらごめんなさい。
まー、宗教紛争じゃなくてほんとによかったです。ていうか、宗教がからむと経済発展はいばらの道です。
応援ぽちっ。
2009/05/25 (月) 01:01:36 | URL | 単独行 #-[ 編集]
南アフリカの労働組合
単独行さん

こんばんは。
気に障るってどうしてですか?
ぜんぜん気に障りませんけど???

私も労働組合は否定しません。
特に南アフリカの労働組合はアパルトヘイトを崩壊させた原動力でもあり、権力獲得に動いている集団というのも違うと思っています。
白人がパワーを担っている中、白人と黒人の融和を図れるのは労働組合がどれだけ全体を見れるか、バランスを持てるか、不正を正せるかという意味で大事でしょう。

特に労働組合ですから、単純に保守に走り権力獲得と言うわけにはいかず雇用創出というのが最も大事であり、その意味では決して政府と目指す場所が違う訳ではないと考えます。
ただ、方法論(公共投資か一般投資かなど)は意見が分かれそうではありますけど…。

単独行さんも勉強家ですねー。
宗教紛争じゃなくて良かったってのは本当に同意です。
あれは相当ややっこしい。
宗教ってパワーゲームなんだなー、結局は。
かなり政治ですよね、宗教って。

しっかし、この記事ちゃんと読んでくれる人ってどれぐらいいるんだろう?(笑)
いつも高度なコメントと応援感謝しております!

2009/05/25 (月) 02:05:55 | URL | ランケン #-[ 編集]
政策金利
久々に参加させていただきます。
南アフリカはまたまた政策金利を下げる可能性が高くなってきたとか。この週末テレビを見ていると、経済学者やコメンテーターが”日本はインフレターゲットを決めて、このデフレ状況からの脱出をしないと国の借金が減らない”とか"物の値段が上がると思えば、人は物を買う”と言うような発言をしてました。 近い将来、日銀も金利を上げざるをえなくなる日が来るでしょうし、政府もこれだけ借金を抱えればインフレに誘導するような政策をとって、借金を減らさざるをえなくなるでしょうね。

もしそうなったら、FXでスワップ狙いの人はFXから離れて行くのでしょうかねぇ。


2009/05/25 (月) 11:19:49 | URL | poco #-[ 編集]
日本のインフレ
Pocoさん

こんばんは。
お久しぶりです。

南アフリカは金利下げますよ。
下げる余地いっぱいありますからね(笑)。
とは言え、今の南アフリカのインフレ状況と景気動向を考えるとあと数%下げるのが限界じゃないかなと思いますけど。

経済学者やコメンテーターの発言を見ていませんが、なんか議論がずれてるんじゃないかなーなんて思ってしまいます。
日本がデフレ脱却をしてインフレにしたいと言うのは日銀や政府以下すべて共通の認識です。
それが出来ない状況にまで陥っているのが現状で、正直インフレに出来る手立てがない。
だからこそ10年もデフレやってると言う状況でしょう。

インフレを起こす方策としては、金利を下げて景気の刺激をするか、アメリカが今やっているように(日本もやったように)国債を大量に発行して市場にお金を供給し、貨幣価値を下げるの2通りぐらいしかないでしょう。
日本は既にゼロ金利で前者はずーっとやっていますし、後者も国債発行しまくって公共投資も減税もずーっとやっています。
お陰で日本の財政火の車です。

バーナンキFRB議長はその昔ヘリコプターから現金をばら撒けって言ってましたが、既にそれもやった(公共投資や減税です)。
日本はまき方が中途半端だったので失敗したと評されています。

色々とやったにもかかわらず、インフレにならない。
「インフレになれば人は物を買う」は私も異論がありませんし、「借金が減らない」も異論ありません。
でも前提となっている「インフレになれば」の部分がそもそも問題であって、インフレターゲットとかの話ではないと思います。

インフレターゲットって単なるインフレの目標に過ぎずそれ自体がインフレを起こす手段ではありません。
インフレターゲットを導入した所でインフレになんかなりっこありません。
どうやってインフレを起こすかが問題で、そこに対する解答は恐らくテレビでも出てなかったんじゃないでしょうかね?
あったら聞きたい(笑)。

そんな訳で、日本のデフレ脱却はまだ続くと見られており、インフレにはなかなかならないでしょう。
IMFも日本を除きデフレの懸念は少なくなったって、日本名指しです(笑)。
日本の長期国債も下がる一方で10年もので1.4%。
アメリカは3%程度はあるんですけどね、10年もの。

ただ、金利正常化はなんとかしたいのもあるでしょう。
容易には出来ないと思いますが、1%まで持っていけるかなー???
そんな訳なので、円売りのスワップ自体は引き続き取れると思います。
円高になる可能性の方が実は問題です。

今、キャリートレードするなら、USドル売りの方がいいとは思いますけど。
私は今年の頭ぐらいからそっちに切り替えてますね。
ただし、円建て米国債が発行したら即決済した方がいいですが。
2009/05/25 (月) 19:05:33 | URL | ランケン #-[ 編集]
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