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スタンダード銀行
南アフリカの4大銀行(スタンダード銀行、ファーストランド銀行、ネドコール銀行、アブサグループ)の1つスタンダード銀行をご紹介します。日本にもスタンダード・チャータード銀行という富裕層向け銀行(プライオリティバンクといいます)がありますが、このスタンダード銀行の元となった銀行です。スタンダード銀行は1862年にStnadard Bank of British South Africaとして南アフリカで創設されました。British South Africaって言葉自体凄いですよね。イギリスの南アフリカって意味ですもの。南アフリカはダイアモンドや金の発掘で有名ですが、これらの資源を換金したり、鉱山開発のための資金調達などがこの銀行の大きな目的で、名前の通り南アフリカにあるイギリスのイギリスによるイギリスのための銀行と言えます。
1867年にはダイアモンド鉱山として有名な南アフリカのキンバリーに支店を設け、他の金山の周りなどにも支店を作るなどして拡張して行き、1912年にはニューヨークに支店を設けています。その後、スタンダード銀行はカメルーン、ガーナ、ナイジェリア、シエラレオネなどアフリカ各国の銀行の吸収合併を繰り返します。1969年にはインドのCharterd Bank of India,Australia and Chinaと合併し、ここにスタンダード・チャータード銀行が誕生します。
このスタンダード・チャータード銀行は日本にもありますね。スタンダード・チャータード銀行は世界でも最も国際的な銀行の1つであり、社員数73000人です(東京三菱UFJど同じぐらいの社員数です)。アフリカやインド、アジアなど新興国に強いという特色がある銀行となっていて、大英帝国の植民地を支えてきた銀行です。
今の世界においてもイギリス系の国が先進国となっていて、スペイン系などはイマイチな面がありますが、これらのイギリス系植民地の発展を押し上げてきた重要な役目を果たしてきたと言えるでしょう。現在の金融危機においても2008年は過去最高益を記録したそうで、ウォールストリートジャーナルなどでも銀行不振を跳ね返す稀有な銀行として取り上げられています。私もこんな銀行に預けたい所ではありますが、2000万円以上の預金が必要と日本ではかなり敷居は高い銀行です。
さて、このスタンダード・チャータード銀行は1987年にスタンダード銀行の株式を現地南アフリカのスタンダード銀行に売ります。ここがややこしいのですが、当時はアパルトヘイト反対運動がイギリスでも高まっていたようで、この世論の高まりを受けてスタンダード・チャータード銀行は南アフリカと切り離したんだそうです。要するにアパルトヘイトが非人道的だと言う世論に負けて資本関係を無くし別の会社としたと言う訳です。
以前も記事にしましたが、スタンダード銀行は現在中国最大の銀行の1つ中国工商銀行(ICBC)と資本関係があります。中国工商銀行はスタンダード銀行の株式のうち20%を握っており、中国のアフリカ進出戦略の最重要ポイントとなっています。イギリスと中国の南アフリカ及びアフリカ全土を巡るせめぎ合いが始まるかもしれませんね。
2008年におけるスタンダード銀行の実質成長率は8%となっており、好調です。ただ、南アフリカでの利益成長自体は2008年はかなり厳しかったようで辛うじてプラスぐらい。残りは南アフリカ以外のアフリカ諸国などの利益の伸びが大きかったようです。アフリカ以外の収入はまだまだですが、ナイジェリアなどにも支店を構えており、今後新興国の伸びと共に成長が期待されます。
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この記事へのコメント
こんにちは、にしやんです。
2000万円以上の預金ですか、とんでもない額ですね。。。
スタンダード銀行にお世話になることはなさそうです。
応援ポチ!
2000万円以上の預金ですか、とんでもない額ですね。。。
スタンダード銀行にお世話になることはなさそうです。
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にしやんさん
こんばんは。
スタンダードチャータード銀行は敷居高いですよね。
その内、預けれるようになりたいものです。
2億ぐらいあったら預けてもいいかな(笑)。
まーそれぐらいある人向けの銀行ですよ。
窓口なんて無いですもの(笑)。
応援どうもありがとうございます!
こんばんは。
スタンダードチャータード銀行は敷居高いですよね。
その内、預けれるようになりたいものです。
2億ぐらいあったら預けてもいいかな(笑)。
まーそれぐらいある人向けの銀行ですよ。
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