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世界銀行の2009年予測Part3(農産物)
世界銀行の2009年予測は前回は原油についてまとめましたが、今回は農産物です。アフリカは飢餓に悩まされてきていますし、人口爆発は今も続いています。この先、世界は飢餓を撲滅するのに十分な食料を供給できるのでしょうか?WFP(国連世界食糧計画)によると、現在世界の飢餓に瀕している人は10億人と言われ、世界の人口67億人の内、7人に1人とされています。世界の人口増加率は2007年には1.19%とされ、2050年には90億人となると国連では見ています。この伸び率を上回らなければ飢餓は撲滅どころか増えてしまいます。
さて、農作物の生産量の伸びはというと過去20年間、毎年2%から2.5%程も生産量の増加を達成しています。特に、アジア北部と北米での生産性向上は3%に迫る勢いとなっており、人口の伸びを考えると人間は食料に関しては着実に進歩を遂げてきています。農耕地が増えたのもあるのですが、農薬やロジスティクスの進化など技術的な生産性向上も強くあります。
農作物に関しては、やはり遺伝子組み換え技術が注目されています。既に、穀物などは病原菌に強いものが開発されており、これによる生産量の増加をもたらしています。今後、干害に強い穀物や水が少ない場所でも育つ穀物などが開発されてくれば食料の供給は大きく増やせます。遺伝子組み換えってだけでアレルギーが強い人も多くいますが、飢餓に瀕している人の前ではぜいたく以外のなにものでもありません(人間、得体の知れないものはとりあえず悪者にするものですよね。投資も同じですが、無知ってのは怖いものです。)
また、世界の人口の伸びは今後は今まで程のペースではなくなります。生産性の向上の方が人口増の割合よりも大きくなるので、需要に対して供給は十分追いついてくるであろうと世界銀行はしています。一方で、地球温暖化の影響でアジア南部、南米、南部アフリカなどの一部は大きな影響を受ける可能性もあるそうです。
もちろん、一部の国では政治的な理由もあり、生産性の向上を出来ないかもしれなく、インフラ投資の失敗などから貧困の撲滅には至らないでしょうが、世界的に見ると食料の供給に関しての不安は長期的に少なく、価格も現在のレベルよりも低くなってくると世界銀行では見ているようです。ただし、あくまでも長期的な話であり、原油価格の推移などにも大きく影響されますので次回はその関係について。
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この記事へのコメント
食料不足による商品相場は常に気になる話題でしたが,長期的に見て解決の方向にあるということがわかりました。
ジンバブエ・北朝鮮などの破綻国家にはきっと国民には最低限もいきわたらず,大統領や首領様は湯水のように贅沢に無駄遣いするかと思うとやり切れませんが・・・。
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ジンバブエ・北朝鮮などの破綻国家にはきっと国民には最低限もいきわたらず,大統領や首領様は湯水のように贅沢に無駄遣いするかと思うとやり切れませんが・・・。
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食料については長期的に増えそうということですが、「水」についてはどうなのでしょうか?
前にテレビで世界各地で地下水の枯渇が深刻な問題だと言っていましたが…。
水質汚染も深刻な中、安全な食料となるとまた別の問題かも知れませんね。
前にテレビで世界各地で地下水の枯渇が深刻な問題だと言っていましたが…。
水質汚染も深刻な中、安全な食料となるとまた別の問題かも知れませんね。
2009/01/19 (月) 16:55:19 | URL | そら #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/01/19 (月) 19:27:16 | | #[ 編集]
Nekkiさん
こんばんは。
長期的な食料の解決もテクノロジー次第っぽい感じはしますよね。
あくまで人口の伸びを食料需給の生産性が上回ればって話ですから。
ジンバブエとか北朝鮮とかはまた別ですね。
あれは、そもそも上に立つ人間が悪い事の見本みたいな。
いつも応援どうもありがとうございます!
そらさん
こんばんは。
実は私も同じこと(水)気になりました。
世界銀行のレポートの中で水問題はとりあえず触れられていないようです。
最初の方に水問題はスコープ外とするって書いてありますね。
後の方に水はやはり大きなリスクではあるとも記述されていますが、どの程度のリスクかまでは記載されていません。
同様に世界銀行が大きなリスクとして指摘しているのが天気です。
これも、スコープ外としていまして、まー予測があまり付いていないというのが正直な所なのでしょう。
あくまでも、今までの生産性を人間がなんとか維持するだろうという前提に立ってますので。
水問題はまたどっかでランケンも機会があったら調べてみたいと思います。
でも、まー水が石油価格に影響したとか、とうもろこしの価格が水でどうのこうのって話はまだ聞いた事ありませんね。
雨が降らなくて不作でとうもろこしが足らんから高騰してるって話はたまに聞きますが。
水問題はその内出てくるんでしょう。
かんばつに強い遺伝子組み換えとうもろこしとかいいですよね。
安全かどうかは技術的な改良もまた必要でしょうが、全部を解決できるテクノロジーもないですから。
こんばんは。
長期的な食料の解決もテクノロジー次第っぽい感じはしますよね。
あくまで人口の伸びを食料需給の生産性が上回ればって話ですから。
ジンバブエとか北朝鮮とかはまた別ですね。
あれは、そもそも上に立つ人間が悪い事の見本みたいな。
いつも応援どうもありがとうございます!
そらさん
こんばんは。
実は私も同じこと(水)気になりました。
世界銀行のレポートの中で水問題はとりあえず触れられていないようです。
最初の方に水問題はスコープ外とするって書いてありますね。
後の方に水はやはり大きなリスクではあるとも記述されていますが、どの程度のリスクかまでは記載されていません。
同様に世界銀行が大きなリスクとして指摘しているのが天気です。
これも、スコープ外としていまして、まー予測があまり付いていないというのが正直な所なのでしょう。
あくまでも、今までの生産性を人間がなんとか維持するだろうという前提に立ってますので。
水問題はまたどっかでランケンも機会があったら調べてみたいと思います。
でも、まー水が石油価格に影響したとか、とうもろこしの価格が水でどうのこうのって話はまだ聞いた事ありませんね。
雨が降らなくて不作でとうもろこしが足らんから高騰してるって話はたまに聞きますが。
水問題はその内出てくるんでしょう。
かんばつに強い遺伝子組み換えとうもろこしとかいいですよね。
安全かどうかは技術的な改良もまた必要でしょうが、全部を解決できるテクノロジーもないですから。
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高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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