fc2ブログ
南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン)
南アフリカランドは高金利!当ブログは南アフリカの情報が無くお困りの方に経済情報をお届けします!! 1000万ヒット突破 
おススメの人気記事(とりあえずこれだけ読めばOK!)
 ・はじめての方へ! →   南アフリカランド研究所(ランケン)の紹介
 ・ランドって値動きが荒いらしいけど大丈夫? →   ランドのヘッジ方法
 ・ランド円はどうやって決まるの?チャートは? → ランド円決まり方ランド円チャートランド動き
 ・南アフリカの将来性は? → GDPIMFの見方南アフリカへの直接投資南ア格付け
 ・南アフリカランドのリスクは何? → 南アフリカランドのリスク要因ランドはエリート通貨
 ・新興国ってなぜ発展しなかったの? → マラリア1マラリア2マラリア3オランダ病
 ・過去10年の経済と為替と株式の関係は? →経済と為替と株式Part1Part2
 ・南アフリカランドに影響する商品価格の今後は? → 世界銀行の見通しPart1Part2Part3
 ・南アフリカと言えば金やダイヤだけどどんな状況なの? → 金(ゴールド)業界ダイヤ業界
 ・南アフリカってどんな国? → 留学物価識字率G20結婚失業率
 ・南アフリカ関連映画! → ブラッドダイアモンドツォツイマンデラの名もなきインビクタス
 ・南アフリカランド買いたい! → FX業者の選び方
 ・もっとランド記事読みたい? → 右サイドナビ下方に目次があります!色々発掘してください!
南アフリカ観光情報
天気予報ケープタウンヨハネスブルグ12プレトリアキンバリーダーバンビクトリアの滝
 ・南アフリカに行ってみた! → 南アフリカ旅行記(好評です!)南ア国歌
ワールドカップチケット価格ワールドカップチケットの買い方ワールドカップ関連情報
ranken_banner_640_100.jpg
世界銀行の2009年予測Part2(原油)

世界銀行の2009年予測Part2(原油)

世界銀行の2009年予測Part1では世界各国の経済成長率を見てきましたが、商品に関して重大な分岐点Crossroadだったとしています。今回はそちらについてまとめてみたいと思います。

過去5年間ほど商品価格は全般に高騰してきましたが、実際のところ供給量が絶対的に足りなかったかと言う話は一度もありませんでした。世界銀行もこれを指摘しており、今後20年間は商品の供給は十分で枯渇する事はすぐにはないとしています。これは、世界の成長に伴い増加する商品への需要に対して供給はそれを上回るペースで伸びる事が出来るためで、例えば原油の確認埋蔵量などは生産量を上回るスピードで増えている事を挙げています。

原油に関する埋蔵量はかなり石油会社の恣意的な部分もあり、あまり多く発見しすぎると価格下落を招くなどが懸念されるため石油会社も必要以上に発見するインセンティブがないんだそうです。そんな話かいってがっかり感が無きにしもあらずですが、世界銀行はそう言っています。

ただし、商品の供給は政治的な思惑で左右される面も強いため、供給が十分だからと言って価格面がそれだけで決まるかと言うとそう言う訳ではありません。例えば、原油の需給関係は数ヶ月前とほとんど変わっていません。それにもかかわらず150ドル弱から40ドル弱まで大きな値動きをしている訳ですから、原油価格がいかに期待のみで動いていたかが分かります。

世界銀行では原油価格は長期的に見て、1バレル75ドル位で落ち着くと見ています(10年単位のかなりの長期的な観点です)。やはり、1バレルあたり100ドルを越えるような価格になると、サンドオイルなどの代替燃料が競争力を持つことが出来るため、今回のように極端な高値を維持する事は難しいとしています。

原油価格は現在40ドルぐらいではありますが、それなりに動くものの昨年のような事はないはずだという感じでしょうかね。農産品に関する予測は次回また書きます。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
人気blogランキングへ



テーマ:FX(外国為替証拠金取引)を始めよう! - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
ユーロポン
ランケン様あけましておめでとうございます。昨年同様たのしく拝見させていただきます。
前にオージー/ニュージーの話をせれておりましたが、ユーロ/ポンが1.0にちかずいております。私のチャート上で1.0越えは過去にありません。ランケン様は、どのようにお考えでしょうか?
2009/01/05 (月) 00:36:54 | URL | 矢沢 #gFEvDmAw[ 編集]
原油に関して
この世界銀行の予測は大変に参考になりました。
中東問題やロシアの原油供給停止などの地政学的リスクのような不安要因を煽り立てて原油の値上がりを狙う勢力については世界銀行は考えていないということでしょうか?

応援ポチ!
2009/01/05 (月) 13:03:30 | URL | nekki5149 #-[ 編集]
あけましておめでとうございます♪
ゆっくりと過ごしている間にトレンドが
変わったみたいで…(笑)
もう少しポジション持っていればと
まあ損はないので良いとします↑

アメリカがお正月に破綻させないぞーっと
あれやこれやしましたね

でも原油が上がり
足かせにならないかと…

なかなか難しい勝負の年になりそうです!
2009/01/05 (月) 20:00:02 | URL | 若葉マーク #-[ 編集]
原油価格
矢沢さん

あけましておめでとうございます。
非常に面白いですね。
私はユーロ圏という見方はするのですが、ユーロポンドまでは見ていませんでした。

ご指摘のユーロポンドですが、確かに1999年までさかのぼってもないような状況です。
歴史的な価格ゾーンに入ってきたのは2008年からでしょうかね。
EUR/GBPが0.75を越えたあたりで歴史的な値段になっています。

さて、これ逆転するかしないかというと、実は難しい議論かなってのが感想です。
確かに異常事態な気はしますが、逆転してもおかしくないんじゃないでしょうか。
AUD/NZDとはその意味では若干違うかなって思います。

なんで、ここまでポンドあるいはイギリスが弱くなったのかという感じはしますが、現在ヨーロッパの先進国で金融危機によるダメージが最も大きいのはイギリスでしょう。
イギリスというと金融。アメリカ同様に住宅バブルが崩壊。原油価格も下落。
あんまりポンド買いの要素は確かにありません。

ただ、売られすぎの感じはありますよね。
ユーロに対して半分近くにまで下落しています。ランドかって勢いですよね。
ユーロ圏内で強い順番を並べると、スイス>ユーロ>ポンド でしょうか。

ユーロ円見ると、対円でユーロは強くなってきています。
また、スイス円もスイス上昇です。
ポンド円だけ上がっていない感じ。

1.0を超えるかどうかは分かりませんが、私にも面白いディールが出来そうには見えます。
ご指摘のように1.0を超えてむちゃくちゃそのまんまって事もないんじゃないでしょうかね。
しばらく注目してて、ポンドがユーロに対して強くなる兆候が見えたら是非再度お知らせ頂けますと幸いです(笑)。
私も見てみようとは思いますが、おっかけれない気がする。

ぜひぜひ続報をお願いします!



Nekkiさん

こんばんは。
記事の中で言っている「政治的な思惑」の部分が中東問題やロシアの事です。
読んでて私が受けた感触は下の感じです。

・需給自体に問題はないが、政治的に価格が左右される。
・一方で、需給に問題がそれほどない以上、今まで経験したような極端な値段は維持できないだろう

ってところかな。

いつも応援どうもありがとうございます!



若葉マークさん

あけましておめでとうございます!
トレンド、変わりかけてる感じはしますね。
原油は不安定ではありますが、150ドルはさすがにもうつけないのではないかと。
今年もがんばりましょう!
2009/01/05 (月) 23:24:27 | URL | ランケン #-[ 編集]
copyright © 2006 南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン) all rights reserved.
免責事項
当ブログに掲載されてる情報・記事等は、情報提供・購読を目的としたものであり、資産運用・投資等に関する決定は、利用者ご自身の判断でなされるようにお願いいたします。情報の内容に関しましては信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、正確性を保証するものではありません。当該情報に基づいて行った行為により被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。
高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
ランケン商会 fxzar@hotmail.co.jp
Powered by FC2ブログ.
出張