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南アフリカ住宅市場

南アフリカ住宅市場

サブプライム問題によるアメリカの不動産バブル崩壊は世界中の住宅市場に影響を与えていますが、南アフリカの住宅市場も同様に影響を受けています。2007年までは堅調に上がっていましたが、他国と同様に2007年後半から住宅価格は冷え込んでいまして、7月は昨年同月比3%の上昇となっています。これは、1999年以来の低さだそうです。

南アフリカ住宅価格推移
南アフリカ住宅価格推移(2000年を100とする)

ABSA銀行では住宅価格の統計を、広さ毎に大中小の3段階と全セクターに分けて発表しています。小さい家は80㎡~140㎡、中ぐらいが141㎡~220㎡、大きいのが221㎡~400㎡です。小さい家でも日本だったら十分大きいように見えますね(笑)。国が広いというのはうらやましいですね。

上の図のようにアメリカやヨーロッパと違い南アフリカの住宅価格は名目上は下落してはいません。ただし、インフレ10%を勘案すると実質的には下落しているのが現状で、実質7.3%の下落となっています。政策金利12%では南アフリカの人がローン組んだら20%弱にはなるはずです。住宅市場は当然冷え込みます。

さて、ABSA銀行では今年一杯は住宅価格の冷え込みは続くとしており、恐らく2009年の前半に金利が下がり始めるまでは厳しい状況は続くとしています。その後は、回復に向かうとはしていますが、今後の経済状況次第な面は強くあります。

さて、南アフリカの住宅市場は2000年から比べて3倍になっていて、かなり高騰しています。それでも、ヨハネスブルグ近郊では数十億ランド(数百億円)規模の建設ブームが始まっています。特に大規模商業プロジェクトが数年前から始まっており、次の上昇相場に向けて動いています。

ABSAでも現在の経済状況は確かに厳しいが、完成までに時間がかかる事や今後金利引下げを考慮すると、非常にポジティブとまでは言いがたいが、それほど悪くないタイミングであると見ています。現在、決定されている建設プロジェクトは以下です。


■サントン市のメインにおける拡張と再構築18億ランド(約250億円)。2012年完成予定
■プレトリアにおけるショッピングセンター、ホテル、公園、レストラン、住宅、オフィスなどの土地開発60億ランド(約850億円)。今年10月開始、終了未定かな?
■インドのタタグループによる五つ星ホテルTAJホテルのプロジェクト5億5000万ランド(約80億円)。2011年に第一フェーズ完成予定で、その後第三フェーズまでに17億ランド(約200億円)かけ、87000㎡のオフィス、ホテル、住宅建設。
■プレトリアでTriangle Core不動産による10億ランド(約14億円)のショッピングセンター建設
■サントン市における6億ランド(約100億円)のオフィスタワー開発。2010年完工予定。
■Gautrain駅のショッピングセンター、ハイアットホテルの建設5億ランド(約70億円)の開発

など、大型プロジェクトが多く出ています。インド最大財閥のタタグループやハイアットホテルなどの外資も入っていますね。

これらはワールドカップ後に完成するものも多く、ワールドカップとは関係ない不動産開発となっています。上記はヨハネスブルグ近郊ですが、その他の地域でもポートエリザベスなどで25億ランド(約350億円)の開発が発表されています。ケープタウン周辺ももちろん堅調に成長しており、特に中間所得層向けの住宅需要が強い模様です。その他、まだ発表になっていないものも多くあるそうです。

現在の世界的な不動産バブル崩壊がどこまで長引くかにも大きく左右されそうではありますが、南アフリカの内需は住宅に関してはかなり強そうです。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
住宅価格の変動は共通性もある
住宅価格の変化の段階は各国似ていると感じました。
3倍まで高騰し、実質的な下落が起こるものの、さらになお、首都近郊では地価が上昇を続けるなど日本における東京に近いものを感じました。

応援ポチ
2008/08/17 (日) 22:04:00 | URL | nekki5149 #-[ 編集]
南アフリカと世界の住宅価格
Nekkiさん

こんばんは。
住宅価格の変化って似たようなものなのかもしれないですね。
住宅価格って経済上は大事なのでおっかけてみようと思ってます。
いつも応援どうもありがとうございます!
2008/08/18 (月) 00:09:53 | URL | ランケン #-[ 編集]
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