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IMFの世界経済見通し

IMFの世界経済見通し

IMFが世界経済についての最新の見通しを発表しました。世界経済の成長率は2007年の5%から2008年は4.1%となり、来年2009年は3.9%まで下がると見ており、今年初めに予想されたほど悪くはないものの、アメリカ、ヨーロッパ、日本では今年後半減速を見せるだろうとしています。新興国については2008年から2009年は7%の成長となると見ており、2007年の8%には達しないと述べています。特に中国の成長が12%と大きかったのですが、10%前後となると見られています。

成長の減速と同時にIMFはインフレについての懸念を示していまして、新興国では2008年には9.1%、2009年は7.4%としていますが、2009年のインフレは金融政策次第であろうとしています。一方で先進国では、需要後退と商品価格の安定によりインフレ圧力は反転するであろうと予測しています。

今後については、金融政策担当者が適切な対応を取れるかどうかが重要だとしており、インフレ圧力は抑える必要があるが、一方で成長へのリスクも勘案する必要があると述べています。また、為替レートの柔軟な対応も必要となるケースがあるだろうとしています。

IMFでは世界は今後、購買力が商品のユーザーから生産者へシフトする事に対応する事が必要であるとしています。世界経済成長のためのリスクはバランス(成長とインフレ対応のバランス)が求められていて、世界は商品価格高騰による抵抗力は予想よりもあるものの、今後とも金融市場は脆弱な面を見せる懸念があるとしています。

IMFは以上3つの点を以下のようになっています。

1.世界経済の成長は2008年後半に大きく減速する
2.エネルギーや商品価格高騰がインフレ圧力を更に強める
3.商品のユーザーから商品の生産者へと購買力がシフトし、これに対応する必要がある

最後に、今年の世界経済成長率の見通しをいくつか掲載しておきます。

2008年予測 2009年予測
世界経済 4.1 3.9
アメリカ 1.3 0.8
ユーロ圏 1.7 1.2
日本 1.5 1.5
イギリス 1.8 1.7
カナダ 1.0 1.9
アフリカ 6.4 6.4
サハラ砂漠以南アフリカ 6.6 6.8
中国 9.7 9.8
インド 8.0 8.0
ブラジル 4.9 4.0
メキシコ 2.4 2.4
原油 63.8 7.3
化石燃料を除いた商品価格 14.6 -5.2
先進国消費者物価 3.4 2.3
新興国消費者物価 9.1 7.4

やっぱり、新興国ですかね。アフリカはいい感じです。南アフリカの減速もある程度で止まってくれるといいですね。ブラジルとメキシコがもうちょいですね。特にメキシコはアメリカ経済の影響をもろに受ける結果でしょう。

他には、原油がさすがにこれ以上はあまり上がらないかな。商品買ってないので関係ありませんが…。物価は当面厳しそうですね。おさいふの方は痛いなー。貯金は減っていきそうだ・・・しかも3%ぐらい…昔の消費税みたいですね。消費していないのに税金がかかる・・・インフレって最悪・・・

先進国を見ると日本がアメリカ、ヨーロッパより良さそうですね。と言う事は、輸出系が良くないかな…。しまった、トヨタ株を買っちゃってる…。まー、日本の株式市場全体が良くなる可能性もあるか…。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
中国それでも1位成長
中国が世界経済を牽引しているのは事実のようですね。
アフリカの成長はインフレに負けているけれど、資源国はやはり強いはず。

いつもすばやい情報ありがとうございます。

応援ポチ
2008/07/21 (月) 00:59:19 | URL | nekki5149 #-[ 編集]
実質成長率だと思います
Nekkiさん

こんばんは。
中国とインドはやっぱり凄いですよ。
アフリカの成長はインフレ差し引いているはずです。
実質成長率だと思うな、これは。IMFで明示してませんでしたが。
だって、中国のインフレも今は8%ぐらいあるはずで、上の数字から引いたら2%になっちゃいますからね。
2008/07/21 (月) 03:40:43 | URL | ランケン #-[ 編集]
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