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ナスダック買うのが、なぜダメか
エリザベス女王、96歳ですかぁ。
孫のヘンリー王子ですら早々に投げ出したような仕事を70年間もしてるってだけでもスゴイですが、その年でやってるのはただただ驚く。
しかもクソ面倒な儀式ばっかりやってる訳でしょ。
毎日のように盆・暮れ・正月・誕生日・結婚式・葬式・子供の日・母の日・クリスマス・バレンタイン・どっかアフリカの王様の即位記念日、うんたらかんたらってやって(ヘタすりゃ1日に数個のナンタラ記念日でしょうね)、そのたびに言う事考えて会う人が変わってって、1カ月続いたらフツーの人ならギブアップでしょ。
朝、起きるたびに今日は何と何の日だっけ?って考える毎日が70年間なんて想像するだけでゲンナリします。(まぁ管理してくれる従者さんみたいなのがいるんでしょうけど、朝のミーティングはそっから毎日始まるんじゃないですかねぇ。。。)
ランケンなら速攻でヘンリー王子の方になるなぁ。
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一生役立つ英語と経済を身につけるには?!
コメントでナスダックがなぜダメなのかが分からないので教えて欲しいってご質問がありました。
まずですね、ナスダックって新興市場なので、割と小さい会社が多いんですよ。
で、小さい会社がなんのために上場してるかって言うと、これは資金調達以外の何物でもないですよね。
資金調達って「金を貸してくれ」か「金をくれ」のどっちか。
「金をくれ」が株式による資金調達ですが、当然ながらタダでくれる訳がなくて、経営権と引き換えで、配当をたくさん出せとか業績を上げて株を売れるようにしろとかって言われます。
経営権と引き換えってのは、外部からガタガタ言われるようになるって事です。
経営者から見たら、「金を貸してくれ」の借金の方が楽だし、自由に経営出来るんだから、基本的には「金を貸してくれ」の方が優先度は高い。
株式による資金調達は、銀行からの借金はもうやりつくしたって考えてもいいぐらい。(極端ではありますが)
先日書いた楽天の社債と同じですよ。
銀行が金を貸してくれなくなったから、経営権と引き換えに「金をくれ」にしてるのが株の上場。
銀行からの借金は既に出来ないぐらいしてる場合が多いんですから、バランスシート上は負債が大きくなります。
バランスシートなんて面倒な事言わなくても、要は借金が多い。
これからFRBは金利を上げます(もう上げ始めてますけど)ので、ナスダックの会社全体的に借金の利払いが増えてくる。
当然ながら、借金でレバレッジかけてる部分で、金利の利払い負担が経営に重くのしかかります。
これがナスダック(だけじゃないですけど、特に新興市場と言う意味合いで)の会社の内部環境。
一方で、金利の引き上げは経済全体に重しをかけます。
ナスダックだけじゃないって書きましたように基本的に利上げする事の意味合いは、意志を持って需要を減らすように国家が力をかけてるんです。
じゃないとインフレを抑制出来ないから。
そうなると経済は悪化しますから、ナスダックのような中小企業系はその影響を受けて売り上げが減ります。
これがナスダック企業の外部環境。
テクノロジーが凄くて外部環境に振り回されないような一部の企業は更に株価上昇はあり得るでしょうけど、全体で見たら基本的には内部環境でも外部環境でも厳しいんだから、今まで上がってきた株価だって下がるでしょうってのがランケンの見立てです(ランケンだけじゃないはずですけどね、この程度)。
資産なんてのは別に株である必要ない訳で、債券でもいいし、原油でも外貨でもいい。
色々な選択肢がある中で、今の利上げのタイミングにおいてナスダックのETFの序列は決して高くないんです。
無理してナスダックなんて買う必要ない。
しかも円安なんだから、日本人がアメリカの株を買うのにいいタイミングである訳がないですよね。
ナスダックの指数を買うってのは、外部環境としての経済が良くなって借金をしてでもビジネスを拡大する時に買う攻めの戦略です。
今は、守りに入るべきタイミングです。
FRBが経済を冷まそうとしてるんだから当然。
指数の中でも最も攻めのETFなんか選ぶのは理解に苦しむって事です。
ナスダックのチャートを見ると分かるように昨年年末から下げ始めています。
ランケンも昨年の年初から書いてますけど、FRBは利上げせざるを得ないって言ってるのは(そもそもゼロ金利なんで、利下げなんて無いんですが。。。)、利上げは上述のように企業業績を悪化させるから気にしてるんです。
利上げは3月からですが、当然ながら市場は先を見てるんで、年末から株は既に買われにくい状況に入ってて株価は下げています。
ナスダックだけじゃなくて、SP500だって年末から下げています。
たまたまナスダックとSP500が同時に下げてるって訳じゃない。
経済のメカニズムがあるから、同じ力が働いてる結果です。
経済と言うのは力学があって、その影響の伝播するメカニズムがあります。
メカニズムが無いとFRBが利上げしたって、インフレなんておさまりっこない。
そのメカニズムが分からないと、どの資産を買うべきなのか分からない。
じゃぁ、今どの資産を買うべきかって言うと、これは相当に悩ましい状況に陥ってて、株もダメだし外債もダメだし外貨もダメだし、残ってくるのは原油かなぁみたいになっちゃうんですよねぇ。
で、原油買うかって時に、ボラティリティとか悩ましかったので、INPEX株にしました。
後は先日書いた楽天社債とか。(これ、スーパーディフェンシブだと思ってますが、お金の置き場に困った結果です。)
INPEXは、たまたまウクライナ侵攻もあってラッキーな面があるものの、全体的に弱い株式市場にそこまで影響を受けてないです。
今から追加でINPEX買うかって言われると、黙っちゃいますけどね(笑)
だって、ウクライナ侵攻終わったら制裁が終わるかもになっちゃうし、原油がガクッと落ちるかもしれないし。
とかとか、色々と悩むものの、大筋としてナスダックは今のタイミングで買うもんではないと思ってます。
逆にナスダック持ってるなら、今は利食いのタイミングですよ。
円安で為替の利益も出てるはずだし、株価だって上がってきてるんだから利益が乗っててもおかしくなくて、ダブルで利益になってる可能性は高い。
こう考えるのは、別にランケンだけじゃないはずで、合理的に考えればそう言う人が多いから売り圧力が強い。
買えない理由が増えますよね。
長くなりましたけど、そんな感じで回答とします。
これでも、分からなければランケン経済英語スクールにどーぞ!!!
(まぁ、そもそも中銀と財務省の違いすら分からなければ、分かった気になった、ぐらいにしかならないはずですけど。。。これ以上の説明は有料(笑))
今日の市場はドル円が131円見に来ましたね。
ハイハイ、そーですよね、そーですよね。
ランド円も8.42円。
原油は119円。
OPECもあんまり増産がうまく調整出来てないみたいだし、120ドルを超えたら128ドルまで行きそうな機がしますねぇ。
原油も景気敏感銘柄みたいな所ありますけど、やっぱりINPEX、もう一回乗せようかなぁ。。。
株価の地合いの悪さと原油の強さのパワーバランスだから難しいんですよねぇ(笑)
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