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ロシアの戦略変更は何を意味するか?
バイデンが失言しましたねぇ。。。
プーチンは権力の座にいてはいけないなんて言っちゃって。。。
アメリカのロシアへの内政干渉になるでしょ。。。
これは悪い方に利用されるわ。。。(追記:元CIAの人があれは意図的にやってて、ロシア人にクーデターを訴えたものだって話もでていました)
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金曜日のブログで「野村証券のお化粧買い」って書きましたけど、「野村証券のお化粧売り」の間違いでした。
野村証券が期末前に総研の株を売る事で、証券側の決算書の利益を増やすって話ですからね。
お化粧買いって言う方がほとんどで、あんまりお化粧売りって言葉に慣れてなくて、間違った。。。
失礼いたしました。
エジプトがIMFに23日に駆け込んだってニュースが出ています。
ネタ元が日刊ゲンダイで怪しいかと思ってみたら、IMFのプレスリリースにも出てましたわ。
ちょっとビックリ。
ロイターによると月曜日にエジプトポンドは14%の下落だそうです。
やはりウクライナ情勢の悪化と長期化に対する懸念とされています。
外貨準備が足りないみたいですかねぇ。
攻撃を受けやすくなっちゃうんだよなぁ。。。
ロシアじゃないですけど、やっぱり何か攻撃を受けたら強い武器を出すぞって奥の手があるってのは大事です。
通貨防衛で具体的な武器は外貨。
大量に市場で通貨が売られた時に、いつでも大量に買えるぞって脅しをかけるのは外貨準備なんですよ。
売ってる側は下がらないと儲からない訳ですから、外貨準備で買い上げるぞってけん制をされると手が出しにくい。
それだけの話ではあるんですが、外貨なのでドルが必要でして、貿易赤字と財政赤字が大きい国はドルを稼ぐ手段がない。
最近のランドの上昇には驚くものがありますけど、貿易黒字が続いているのと、しっかりと金融政策をやってる事がエジプトのようにならない理由でしょうね。
もちろん核戦争とかってなったら新興国からの資金流出でランドが売られると言う可能性は否定しませんけども、現状は少なくとも南アフリカへの資金流入が多いから上がってるはずです。
個人的にはエジプトはアフリカの中でも工業化も進んでるし、割とシッカリとしてるのかなぁと言う印象を持ってたんですけどね。
確かにエジプトポンドの取引が即時決済で出来る訳じゃないだろうし、南アフリカの金融システムに比べたら遅れてるんだろうとは思います。
外資の工場とかもかなりあるはずでそれらの資金の動きはあると思ってたんですが。
また、中国からも資金逃避がかなり出ているようです。
制裁対象となりやすい政治リスクを嫌ってるんでしょう。
そりゃぁ、まぁ、そうだよなぁ。
バイデンが中国に対して、ロシアの味方したら結果が伴うぞって脅してる訳ですから、ロシアみたいにSWIFT排除の制裁されたらお金が戻ってこないみたいな事になりかねないもん。
そんなところにお金を置いておく投資家もあまりいない。
当たり前すぎる。
やっぱり、金融システム(ITシステムのみじゃなくて金融政策や制度)の信頼って大事ですよね。
今はそういった制度の透明性がない所は売られてるって事でしょう。
南アフリカは政府の信頼は怪しいですが、金融システムに対する信用はあるって事なんだろうなぁ。
中国からのお金が一部でも南アフリカに流れてきちゃってる可能性があるのと、金利の先高観か。
さて、ロシアはウクライナ侵攻の戦略を変えたようで、ドンバス地域だけをターゲットに変えたとされています。
これ、どうなんだろう?
ドンバスってどれぐらいロシアに攻撃されて被害が出てるのかがよく分からないんですけど、未だに独立したいんですかねぇ?
独立したいなら、国民投票(ドネツクだけとかだと国民投票じゃないかもですが)やって、独立させてあげるのがいい気はします。
個人的には、この辺が落としどころの可能性があるかもなぁと考えてました。
ロシア人も多いし、ゼレンスキー大統領も以前国民投票について言及してたので、独立賛成に投票がなるなら、それで決着をするのがもっとも犠牲者が少ないと思います。
ロシアから見れば、それぐらいは出来ないと兵士1万人以上を失った対価が何もない事になる。
プーチンの顔に十分以上の泥を塗りつつ、体面を整えてやるギリギリの最低ラインじゃないかと思いました。
そうなるとドンバス地域に住む200万人の人々の意思である国民投票でこの戦争は終われれる。
じゃ、どうなんだろう?って思ってWikiを見たりしました。
そしたらねぇ、ドンバス地域ってだいぶ複雑な事が分かりましたよ。。。
2014年からこの地域は戦争をやってまして、停戦合意も幾度もされています。
毎回、停戦合意が破られるって地域。
ややこしい事に、この地域のリーダーで独立を主導してるのがIgor(Luhanskの大統領を名乗ってる)ってのとAlesander(ドネツクの大統領と名乗っている)ってのがいて、プーチンの小型版みたいな人たちなんですわ。。。
二人とも旧ソ連由来のFSB(KGB)の息がかかってるような人間で、同地域の出身のようです。
ロシア寄りではあるものの、独立したいんですかねぇ。
プーチンの影響力はそこそこあるようではあるものの完全に従属って感じでもなさそう。
ウクライナから見ると、この二人はテロリストであり、排除すべきグループとなっています。
ところが、住民が相当程度に独立を支持している。
問題はこの「相当程度」が過半数を超えているかがよく分からない。
国民投票も既に何回かはされていますが、妙な選挙操作がやっぱりロシアから入ったりするわけですよ。
ロシアだけじゃなく、恐らくドネツクとルハンスクのリーダーもやってる。
そうなると本当の民意なんてわかりゃしない。
投票については、国連やらドイツやらフランスやらが監視人としても入っています。
それでも混とんとしている。
ウクライナの思惑とロシアの思惑だけではなく、ドネツクの思惑とルハンスクの思惑はまた違うものがあります。
その状況で、今回のロシアの攻撃を両地域の独立に舵を切るような発表。
ドネツクとルハンスクが歓迎しているかどうかも分からない。
この地域にはウクライナ派とロシア派が住んでて、若い人たちはウクライナ(と言うかEU)支持っぽく、高齢者はロシア支持っぽい。(これも同じ世代でも分かれてるんですけどね)
戦争はイヤだと全ての人が言ってるモノの、お互いにお互いを攻撃しています。
ロシアはウクライナに対して攻撃をしているはずですが、同時にドネツクを焦土化している。
ウクライナも実はロシアの攻撃をしているはずですが、ドネツクを攻撃して結果として焦土化している。
ロシアから見れば、ウクライナ派の反ロシアの人はネオナチだし、ウクライナから見ればロシア派はテロリスト。。。
要するに無政府状態でアナーキーです。
結局、今後どうなるかはよく分からなかった、と言うのが正直な所です。
ただし、「今後どうなるかはよく分からない」ってのが収穫でもあります。
ロシア側から今回の戦争の争点がドンバス地域に移ったからと言って、独立がすんなり行われる訳でも恐らくなく、ロシアへの経済制裁が解除されるって話にも多分ならない。
従って、ロシアのエネルギー輸出ができるようにもならない。
なので、原油価格が落ち着くって話のもならないし、INPEX株はまだキープ。
結局、そこかい!って話なんですけど、自分の口座に直結なんだから考えちゃう。
しょうがない、と言うか当たり前。
と言う訳で、ランケンだけじゃなく世界のウクライナ情勢に関するマネーゲームはまだ続くのでしょう。
だいたいロシアはドンバス地域に戦争を移していくとか言いながら、ウクライナ西部リビウにミサイルを昨日ぶち込んでる時点で、ロシアの言ってる事の信頼性が無さ過ぎるしね。
ゲームチェンジはまだ先で、今回のロシアの戦略変更はあんまり意味は無いねって結論でした。
チャンチャン。
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