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プーチン・ファイル
ロシアのノバク副首相が原油価格が300ドルになる可能性があるって脅しています。
そこまで行くかなぁ?って気はしますけど、否定もできないのがツラい所。
インフレするなぁ。
株価も下がる一方だし、債券も高いし金利も上がるのに買うのもねぇ。。。かと言って、コモディティにアホみたいにお金つぎ込めないし。。。
どこにお金おけばいいものやら。。。
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週末にプーチンについて色々と見ていました。
結構、昔からプーチンについては研究がアメリカ政府でもされていまして、色々と信頼性の高い話が出ています。
中でも、Putin FilesってシリーズがYoutubeにありまして、現在のアメリカの国務長官のブリンケン氏へのインタビューは興味深く、プーチンがどういう人かと言うのと、トランプ大統領が選ばれた選挙におけるロシア及びプーチンのやった事などが出ています。
下記の動画は2017年に撮られたもので、5年近く前ではあるものの、プーチンの思考が分かります。
その他も含めてランケンの理解を書いておきます。
2014年にプーチンはクリミア半島に侵攻していますけど、その前もジョージアやチェチェンなどでも似たような事をしています。
今回ほどのオオゴトになってませんけども、国際社会はプーチンに対するリスクを大きくとらえており、プーチンの経験してきたことや今に繋がる行動の一部が理解できます。
なお、この動画2017年ですが既にウクライナの話がアチコチに出ています。
現在ロシアが問題にしているウクライナの民主化は、2004年のウクライナにおけるオレンジ革命に始まります。
旧ソ連から独立したウクライナは、ロシアの影響を強く受ける国で汚職がはびこる政治でした。(やっぱり今のロシアを小さくした政治体制の国だったんですよ)
ウクライナの大統領選挙は不正がかなりあり、国民は大きなデモを起こし、当時の大統領のヤヌコーヴィチはデモを弾圧しました。
これを見たアメリカとヨーロッパは騒動(と言うか虐殺)を収めるべく、当時のウクライナ大統領のヤヌコーヴィチに再選挙をするように働きかけました。(交渉して、再選挙の合意をしただけのようではありますが、武力をこれ以上ウクライナ国民に政府が振りかざすと西側が軍事介入するぞぐらいはの脅しはかけたでしょうね。)
で、再選挙ではヤヌコーヴィチは負けまして(ブリンケン氏は逃げたと言って鼻で笑ってます)、ウクライナは民主国家に傾きます。
もっと言ってしまえば、親ロシア派が負けて親ヨーロッパ派が勝ったのがこの選挙であり、今の戦争の発端でもあります。
これはプーチンから見ると、アメリカがウクライナの政治に介入したという事になります。(ブリンケン氏がそう言っている)
ウクライナの民主化は、ロシアの権力構造を破壊する大きな脅威でもあり、関係性は以下になります。
左:ウクライナの2004年 → 右:ロシアの2011年と2022年現在
1.ウクライナでの国民のデモ → ロシアでの反戦や汚職撲滅に対するデモ拡大(2011年に反プーチン運動ってのが既にあります)
2.アメリカの脅しによるウクライナの再選挙 → ウクライナのNATO入りと言う脅威が作られる事により、まともな選挙に合意せざるを得ないと言う恐怖
3.ウクライナの再選挙での大統領失脚 → プーチンの失脚
なんか分かりやすいな。
プーチンにとってウクライナがNATO入りするのが絶対に許せないのはまさにココで、現在は2番目まで来てるから妥協できないって話です。
プーチンはロシア国民が蜂起したら、弾圧して抑え込めなくなり、権力崩壊する可能性があります。
中国なんかもそうなんですけどね。
結局、自らが権力の座にいる正当性がない国家元首は常に国民の蜂起やクーデターを恐れていて、弾圧や迫害を出来なくなる状況に陥る事を恐れます。
プーチンにとって最強のカードは核兵器なのは明らかです。
一方で最大の弱点は自国民からの支持。
当たり前ですけど、自国に対して核兵器は使えませんよね。
最大の脅威である自国民の蜂起に対して最強のカードは効果がないんですよ。
ウクライナだけではなく、カダフィのリビアや独裁国家は民主主義を支持する自国民に潰されています。
プーチン及びそのトリマキが本当に恐れているのは結局は自国民。
多くの独裁国家における国民の蜂起は裏側に西洋諸国(特にアメリカ)がいます。
その裏側においてアメリカがチラつかせるのが武力。
結局、そこで公正な選挙などやられるように合意されては、独裁者の負けになっちゃいます。
従って、武器をチラつかせられるウクライナのNATO入りはプーチンにとって死活問題であり、最強のカードである核兵器はここまでしか使えません。
もう1つ興味深いのは、1990年代にブリンケン氏がプーチンに会った際には、ロシアはヨーロッパに統合しようとしていたとの事です。
ここで言う統合と言うのは国が一緒になる話ではなく、経済的に西洋の経済に組み込まれていくと言う意味合いです。
最初の内は、それなりにやれてたみたいですけど、やはり価値観の違いと、ロシア国内の混乱(2011年におけるロシアの選挙時の反政府運動で反プーチンデモとも呼ぶそうです)はアメリカのせいと誤認して、それが続いているようです。(まぁ、上述のオレンジ革命とか見てれば、プーチンもフツーにアメリカのせいと思いますわなw)
これが、トランプ大統領を生んだ部分も強くあって、仕返しにロシアはアメリカの選挙にデマを大量に流して、ある意味で見事にトランプを当選させました。
トランプってクソだったし、選挙は操作されたみたいな事を常に言ってますけど、これを吹き込んでるのはロシアでした。
確かに数年前Youtubeでもトランプに関するフェイクニュースがいっぱい流れてましたよね。
アメリカ政府からもロシアの選挙介入の疑惑の話が出てましたし、この動画でも後半でその辺りに対するブリンケン氏はにどと許さんぞって言う迫力を感じます。
なるほどなぁ。
動画を見て、色々と繋がってきました。
基本的にプーチンは盗賊政治(kleptocracy:この言葉ランケンも知りませんでした)をしている政治家であり、要は搾取をする事で権力を維持しているそうです。
結局、北朝鮮と同じなんですけど、この権力システムを作り上げているのはプーチンそのものであり、これを維持できないとリビアのカダフィ大佐のように撲殺される。
プーチンが最も恐れているのがこれです。
ブリンケン国務長官は、この権力システムに攻撃をするのがもっとも妥当だと現状考えています。
だからこそ、経済制裁であり、ロシアの富裕層(要するに盗賊政治のトリマキ)の資産凍結をやっています。
権力の元は、結局はお金なのでそこに狙いを定めているのがよく分かります。
で、次はって感じですけど、恐らくですがプーチンはアメリカ憎しなんで、もっとギリギリまで行くように思います。
最後の一線を超えるかはやっぱり分からないけど、結局は失脚と言うか殺されることを恐れているので、自滅はしない方向で調整するんでしょう。
バイデン大統領は第三次世界大戦かプーチンが罰を受けるかのどちらかだって言ってます。
今の経済制裁やウクライナへの武器援助が罰って意味合いならいいんですけど、逃げ場が無い所まで追い込むと第三次世界大戦になりますかね。(多分、アメリカの分析ではプーチンは第三次世界大戦は絶対にやらないと踏んであそこまで言ってるんだと思いますけどね)
ロシアのウクライナへの攻撃はプーチン及びトリマキが本気だってのを示しています。
ウクライナがNATO入りをしないって合意が出るまでは攻撃するような気がします。
ウクライナの武力中立化みたいなのは高めの球を交渉として投げているかもしれませんが、NATO入りとヨーロッパが近づくのは決して許せないと思います。
他方、ウクライナはかえってNATO入りしないといけないって世論が間違いなく進むし、合意できないと思うなぁ。。。
でも、ロシア軍はボロ負けすると思います。
ロシアでもプーチンの失敗と見なされるでしょう。
なんか北朝鮮化するんじゃなかろーか。。。
それはそれでメンドイですよねぇ。。。
ちょっと英語が難しいし、長いですけど、今のアメリカのNo.3が5年前にプーチンについて語った内容はとても興味深いです。
発音はクリアで字幕もあるので、頑張りたい方は挑戦してみてください。
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2022/03/09 (水) 10:44:22 | | #[ 編集]
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