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IMF、南アフリカ民間銀行に国債保有のリスクについて警告

IMF、南アフリカ民間銀行に国債保有のリスクについて警告


寒いですねぇ。
今日はむっちゃ寒かったです。
今が一番寒い時期かもですね。
来月はもう少し暖かくなるかな。

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IMFが南アフリカの民間銀行の南アフリカ国債保有が多すぎると警告しています。
南アフリカ国債の保有による金融の不安定性かぁ。
通貨がシッカリしてれば日本みたいに大丈夫なんでしょうけど、そこは泣き所ですねぇ。

銀行が自国の国債を大量に保持しているのは当たり前っちゃ当たり前です。
持ってない銀行なんてないでしょう。

銀行から見れば、自国国債の購入は当該国へのお金の貸し出しです。
銀行の資産になります。
基本的に自国通貨建ての国債は最悪でも中央銀行が引き受ければデフォルトしない訳ですから、リスクなんてほとんどありません。

そうであれば、銀行が大量に国債を保有していても問題にはならないはず。
じゃぁ、問題は何かって言うと、上述の「中央銀行が引き受ければ」って所で、それはつまり通貨の印刷(もっと言えば乱発)です。
通貨の乱発はお金の価値を毀損しますので、通貨下落(あるいは暴落)につながる可能性がある。

通貨の下落が引き起こすのは2つで、1つはインフレ、もう1つは対外国通貨(例えばドル)に対する下落です。
通貨の番人である中央銀行がこれを許容できるかって言うと、程度問題で乱発はできない。
日本は結構乱発に近い部分あったんですけど、産業がシッカリしてるんで通貨は強く問題はなかった(気がする)。

南アフリカはそこまで通貨が強くないので、中央銀行が引き受けることは出来なくなると言う懸念があります。
逆に言うと南アフリカ国債デフォルトのリスクはやっぱり通貨が弱いから排除できない。
なので、結局は通貨のリスクが、南アフリカの民間銀行の泣き所になるって事です。

そうは言っても、南アフリカ国債の引き受け先なんて国内の銀行ですよねぇ。
預貯金がしっかりあれば、まぁ国内で消化できるんでしょうけど、そんなにお金持ちの国でもないからなぁ。
と言う訳で、南アフリカとしては、非常に悩ましい話です。

まぁ、結局は国債の発行も節度をもってやらないとダメだぜって話にしかならんのですがね。
当たり前っちゃ当たり前。
ポイントは国債発行と言う国家の話と、銀行の経営と言う民間の話がどう言う経路で繋がってるかって所です。

と言うIMFの警告はスルーされてるようで、今日のランドは続伸。
対ドルで14ポイント台に入ってきました。
ランド円も7.68円。

あんまりリスク資産が選ばれる地合いでもない気はするけどなぁ。
株価イマイチだし。
まぁ、いい事なんですけど、なんだか変な気もしますわな。

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