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IMFの現代の錬金術

IMFの現代の錬金術


サッカーの決勝戦、スペインが負けてブラジルが優勝でした。
ブラジルはPK外したりして決定的なチャンスをものに出来てない部分もあったんですが、勝ち切れた。
スペインも同点にしたりでなかなかに見どころのある試合でギャーギャーと騒いでました(笑)

もうオリンピックも終わりですねぇ。
大変な大会だったけど、ちゃんと楽しめました。
関係者の尽力に感謝したいです。

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新型コロナのお注射とか、莫大な金額となっている助成金やら支援金、あれどっから来てると思います?
もちろん我々の税金や国債の発行でもありますけど、必ずしもそれだけじゃありません。
日本みたいな裕福な国はそれでもいいんですけど、貧しい国ではとても賄いきれない。
そこで、IMFがお金を出したりしてるんですけど、この中身がスゴイ面白かったので、ご紹介します。

IMFって恐ろしい事に通貨を発行しています。
SDRって言いまして、いわゆるハードカレンシーではなくそのまま使えるものではありませんが、ドルに交換したりユーロに交換したり円に交換したりできますので、まぁある種の仮想通貨(笑)

IMFは今回のコロナで実に71兆円にものぼるSDRを発行し(6500億ドル相当)、世界中で使えるようにしました。
リーマン破たん時のFRBのドル印刷が数百兆円でしたから、それと比べるとどれだけよってのが分かるかと思います。

このお金、欲しくてしょうがない国が日本も含めて世界中でわんさかいます。
一応使うのに金利はかかるんですけどバカみたいに低くて0.05%。
でも、たったの金利0.05%で数千億とか数兆円単位のお金が手に入る訳です。
もの凄いレバレッジかかりますわな。
ランケンもほしいわ。。。

南アフリカの場合、41億ドルが今月の23日に受け取るはずだそうです。
円建て換算で4500億円はなんと南アフリカの国家予算の3%(笑)
0.05%の金利はたったの2億数千万円。
なんか俺でも払えるんじゃなかろうか。。。って金利で4500億円が手に入ります。

しかも、この4500億円、何も条件なく使えます。
住宅ローンだと不動産とか建築費にしか使えないとか条件が付くのが普通ですけど、まったく条件なし。
まさに現代の錬金術をIMFがやってる訳です。

ところが、問題は途上国がこのお金を使う先は中国。
中国は新興国で活発に企業が進出して動いていますから、IMFのSDRは中国に流れ込む。
71兆円の1割だとしても7兆円。
今回のオリンピックで日本が使ったお金1.6兆円なんで、中国はオリンピック4回ぐらいは余裕で出来ちゃう。

ちなみに日本も4.6兆円が配られるそうで、オリンピックのお金は余裕で出るそうです。
もっとも国に配られるお金であって東京都に割り当てられる訳ではないんですけどね。

話を中国に戻すと、この巨額なお金の印刷で最もメリットを受けるのが中国となると、IMFを構成しているアメリカなんかが問題視しています。
お金がかかわる所には政治が入ってくる訳で、政治問題化してるみたい。

またお金の印刷である以上は、乱発していいのかって問題がありますわな。
SDRなんてそのままじゃ使えないんだから、直接的にはインフレの事をあまり考えずに印刷できちゃうって事は、もっと印刷すりゃいいじゃんって話になる。
一応、その辺の歯止め策もなくはなくて、とても興味深いです。

と言う所で、上述のネタ元の知人の教授の記事をご紹介します。
コロナのお金って、こうやって世界中で作られるんですよ。
世の中のお金って雲の上の方でこう言うメカニズムで作られてるのねぇって感じで、とても勉強になりますので、ぜひ読んであげてください。
(みんなに読んでほしいみたいなんですけど、ランケン読者ぐらいに高度じゃないと分からないだろうなぁとも思う。今回の話は割と分かりやすいので、ぜひ~)


IMFの現代の錬金術


連休も仕事ばっかりしています。
オリンピック見たくて、時間が相当厳しかったんですけど、少し仕事の時間が出来るかな。
仕事があるってのはありがたい事ですな。。。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



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