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失業率
失業率


南アフリカの失業率が高いのもかなり有名ですが、今日はその失業率が現状どうなっているかのお話です。今日の話の元は南アフリカ政府のLabor Force Surveyの2005年9月調査分から来ています。

まず失業率の定義としては、働ける人の年齢である15歳から65歳までの間で、仕事を現在していなく、探している最中の人を指します。その他にも、Discouraged Work-Seekersという、仕事が出来る状態であるし、仕事もしたいと思っているが職探しをしていない人がいます。日本で言うNEETですかね?NEETは豊かな国の産物かもしれないですね。南アフリカのはやや絶望的な雇用情勢の影響を感じます。

現在南アフリカの労働人口は1600万人前後とされていてます。2004年9月から2005年9月の1年間で66万人の仕事が増え、現在の就業者は1230万人となっています。

下のチャートは最近5年間の失業率の推移です。30%近い失業率なんで先進国から見たら尋常ではありません。しかし、それなりに失業率はよくなってきていて3%から5%は改善しています。南アフリカの失業率の高さの1つには識字率が関係しているようで、15歳以上の識字率が85%にとどまっています。つまり、15%は字が読めない状況であり、当然仕事にも就きにくくなります。

失業率


次のチャートは人種毎失業率で、残念ながら人口の多くを占める黒人の失業率の高さが目立ちます。やはり、アパルトヘイトの後遺症が尾を引いていて、人種間格差がここにも出ています。アメリカですら人種間格差がありますから、この人種間格差の問題を解決するのは時間がかかるでしょうね。

人種毎失業率


また、次のチャートに各産業の就業者数の割合を示します。ちょっと面白いのが、鉱業ですね。わずか3%。金やダイヤモンドに関する仕事に就いている人は意外と少ない事が分かります。家政婦って所もまた面白いのですが、英語ではPrivate Householdsとなっています。よくわからないのですが、主婦は入っていないと思います。それなりに職業として従事している人の割合でしょう。なんか、お金持ちもかなり多いという話もありますのでそういう所での家政婦だったり、家内労働みたいなのが入っているんだと思います(すいません、ここは詳しくは分かりません)。他に南アフリカらしい所は金融業が11%いる所ですね。金融に強い国なだけの事はあります。

就業割合


もちろん、政府としては成長の阻害要因であるこの失業率を放置するつもりは無く、ムベキ大統領は2005年2月の施政方針演説において2014年までに失業率を半減する事を発表しています。せめて半分位にはして欲しいですよね…。半分になればこの国はずっと良くなると思うんですが。追い風は吹いているはずなのでそれを利用して羽ばたいて欲しいです。

ランキングですが、前回ダイヤモンド業界のお話の中で好調な旨お礼したところいきなりトップ10から落ちてしまいました…。皆様の応援でこのブログは成り立っておりますので、是非応援の方よろしくお願いします。


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