fc2ブログ
南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン)
南アフリカランドは高金利!当ブログは南アフリカの情報が無くお困りの方に経済情報をお届けします!! 1000万ヒット突破 
おススメの人気記事(とりあえずこれだけ読めばOK!)
 ・はじめての方へ! →   南アフリカランド研究所(ランケン)の紹介
 ・ランドって値動きが荒いらしいけど大丈夫? →   ランドのヘッジ方法
 ・ランド円はどうやって決まるの?チャートは? → ランド円決まり方ランド円チャートランド動き
 ・南アフリカの将来性は? → GDPIMFの見方南アフリカへの直接投資南ア格付け
 ・南アフリカランドのリスクは何? → 南アフリカランドのリスク要因ランドはエリート通貨
 ・新興国ってなぜ発展しなかったの? → マラリア1マラリア2マラリア3オランダ病
 ・過去10年の経済と為替と株式の関係は? →経済と為替と株式Part1Part2
 ・南アフリカランドに影響する商品価格の今後は? → 世界銀行の見通しPart1Part2Part3
 ・南アフリカと言えば金やダイヤだけどどんな状況なの? → 金(ゴールド)業界ダイヤ業界
 ・南アフリカってどんな国? → 留学物価識字率G20結婚失業率
 ・南アフリカ関連映画! → ブラッドダイアモンドツォツイマンデラの名もなきインビクタス
 ・南アフリカランド買いたい! → FX業者の選び方
 ・もっとランド記事読みたい? → 右サイドナビ下方に目次があります!色々発掘してください!
南アフリカ観光情報
天気予報ケープタウンヨハネスブルグ12プレトリアキンバリーダーバンビクトリアの滝
 ・南アフリカに行ってみた! → 南アフリカ旅行記(好評です!)南ア国歌
ワールドカップチケット価格ワールドカップチケットの買い方ワールドカップ関連情報
ranken_banner_640_100.jpg
失業率
失業率


南アフリカの失業率が高いのもかなり有名ですが、今日はその失業率が現状どうなっているかのお話です。今日の話の元は南アフリカ政府のLabor Force Surveyの2005年9月調査分から来ています。

まず失業率の定義としては、働ける人の年齢である15歳から65歳までの間で、仕事を現在していなく、探している最中の人を指します。その他にも、Discouraged Work-Seekersという、仕事が出来る状態であるし、仕事もしたいと思っているが職探しをしていない人がいます。日本で言うNEETですかね?NEETは豊かな国の産物かもしれないですね。南アフリカのはやや絶望的な雇用情勢の影響を感じます。

現在南アフリカの労働人口は1600万人前後とされていてます。2004年9月から2005年9月の1年間で66万人の仕事が増え、現在の就業者は1230万人となっています。

下のチャートは最近5年間の失業率の推移です。30%近い失業率なんで先進国から見たら尋常ではありません。しかし、それなりに失業率はよくなってきていて3%から5%は改善しています。南アフリカの失業率の高さの1つには識字率が関係しているようで、15歳以上の識字率が85%にとどまっています。つまり、15%は字が読めない状況であり、当然仕事にも就きにくくなります。

失業率


次のチャートは人種毎失業率で、残念ながら人口の多くを占める黒人の失業率の高さが目立ちます。やはり、アパルトヘイトの後遺症が尾を引いていて、人種間格差がここにも出ています。アメリカですら人種間格差がありますから、この人種間格差の問題を解決するのは時間がかかるでしょうね。

人種毎失業率


また、次のチャートに各産業の就業者数の割合を示します。ちょっと面白いのが、鉱業ですね。わずか3%。金やダイヤモンドに関する仕事に就いている人は意外と少ない事が分かります。家政婦って所もまた面白いのですが、英語ではPrivate Householdsとなっています。よくわからないのですが、主婦は入っていないと思います。それなりに職業として従事している人の割合でしょう。なんか、お金持ちもかなり多いという話もありますのでそういう所での家政婦だったり、家内労働みたいなのが入っているんだと思います(すいません、ここは詳しくは分かりません)。他に南アフリカらしい所は金融業が11%いる所ですね。金融に強い国なだけの事はあります。

就業割合


もちろん、政府としては成長の阻害要因であるこの失業率を放置するつもりは無く、ムベキ大統領は2005年2月の施政方針演説において2014年までに失業率を半減する事を発表しています。せめて半分位にはして欲しいですよね…。半分になればこの国はずっと良くなると思うんですが。追い風は吹いているはずなのでそれを利用して羽ばたいて欲しいです。

ランキングですが、前回ダイヤモンド業界のお話の中で好調な旨お礼したところいきなりトップ10から落ちてしまいました…。皆様の応援でこのブログは成り立っておりますので、是非応援の方よろしくお願いします。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
copyright © 2006 南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン) all rights reserved.
免責事項
当ブログに掲載されてる情報・記事等は、情報提供・購読を目的としたものであり、資産運用・投資等に関する決定は、利用者ご自身の判断でなされるようにお願いいたします。情報の内容に関しましては信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、正確性を保証するものではありません。当該情報に基づいて行った行為により被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。
高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
ランケン商会 fxzar@hotmail.co.jp
Powered by FC2ブログ.
出張