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東芝の増資、かなり面白い

東芝の増資、かなり面白い


会社のオフィスが寒いっす。。。
暖房入ってるんだとは思うんですけど、なんか寒いんですよねぇ。
ひざ掛け持ってこうかと思ったりもするんですけど、女性みたいで恥ずかしいのでやめておきます。
むしろ、肩が冷える。。。

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東芝に参戦しました。
結構、面白いと思ったんですよね、今回の増資。
海外の35のファンドが一株当たり262.8円で22億株以上を買い、総額6000億円です。

何が面白いかと言うと、まず35ものファンドがまとまった事。
誰が海外の猛者をまとめたんでしょうね。
2つや3つのファンドがまとまるのと、30を超えるファンドがまとまるのは世界が違います。
しかもハゲタカファンドですからね。

よっぽどいい提案を持っていかないと、全員が首を縦にはふらないでしょう。
何を提案したかは想像はつきますが、後で書きます。

もう1つ面白いのは262円と言う価格。
東芝が原発問題で大変になって以降の最高値は345円です。
一か月ほど前に記録してるんですが、三分の一の株数が今回増えるので、3割ちょっと株価が下落して230円以下でも良さそうに思います。
ちょっと高い。
30を超えるファンドがよくこの値段で落ち着いたもんだと思ったりします。

増資決定前の先週の高値なんて300円なんだから200円って数字であってもおかしくない。
ハゲタカで有名な海外のファンドが3割増しで6000億円も買うんです。
なんででしょうかと。

ランケンの想像とFinancial Timesの文章を読んでると、こんな想像ができます。
1つは6000億円の資本を注入する必要がある。
例のアメリカの原発子会社のWesting Houseで穴をあけたのれん代は7500億円です。
それと同等のお金が注入される。

債務超過額は5816億円ですから、やっぱり6000億円はどうしても注入する必要があります。
この金額を注入すると何が起こるかと言うと、東芝の虎の子の半導体ビジネスの売却が不要となります。

この半導体ビジネス、売ったら2兆円です。
ファンドは6000億円で2兆円の半導体ビジネスを買えるとも言える。
これは滅茶苦茶いいディールです。

これ、ファンドだからこそできます。
つまり、海外の半導体会社が資本を注入しちゃうと、東芝は一気に海外の半導体の子会社になります。
独禁法の問題も出てきましょうし、何よりも日本政府が嫌がる。

出資なら6000億円で済むのに、事業部門として半導体ビジネスをうっぱらうと2兆円もする。
海外の半導体会社は出資は困難でしょう。
でも、ハゲタカファンドはその点において大丈夫。

2兆円の半導体ビジネスと他のビジネス(いらんのもある訳ですが。。。)を三分の一以下の6000億円で手に入れられます。
半導体ビジネスを売ったらどうなるかと言うと2兆円が入ってきますから、株主としてはそれを還元しろって話も出来る。
物凄いキャッシュリッチな会社になりますからね。(実際は投資家に払い出しは困難でしょうけど)

もう1つ重要なのは新規発行分が22億株って事。
これは既存の42億株の半分強ですが、これにより特別決議を否決できる。
つまり、半導体ビジネスを売るのに反対するなら否決することができます。

また、新規発行株数が既存発行株数と同等の44億株になるのは、さすがに今の株主のOKや東証のOKやら政府などの諸々のステークスホルダーの許可が出ない。
過半数を新規発行分でいきなり取っちゃマズイ。
なので、22億株の発行でとどめておく。

6000億円を22億8000万株で割ると262.8円。
冒頭に述べたように、ちょっと今の株価から見ると高い。
それでもファンドにとってはいいんです。
だって、2兆円の半導体ビジネスを6000億円で手に入れられて、発行株数の三分の一を超える筆頭株主として会社の重要事項を否決できる。

だからこそ30を超えるハゲタカファンドがまとまった。
6000億円は債務超過解消のために集める必要があり、22億8000万株は発行株数の三分の一を取る。
結果として262.8円の株価で資本注入。

ちなみに東芝の半導体ビジネスの2017年の予想売上高は1兆1639億円で営業利益は予想で3712億円です。
このビジネスが、6000億円入れれば、ほぼほぼ手に入っちゃうって事です。
ちなみに、半導体以外も含めると2017年の予想営業利益は4300億円に上ります。
そりゃぁハゲタカファンドもまとまりますわ、多少株価が高くても。

東芝は債務超過の回避が出来るので、もはや倒産の懸念は一気に後退です。
東芝としても利益の稼ぎ頭である半導体を維持できる。
ファンドにとっても東芝にとっても文句はないので、本来はここまで新規に発行したらヤバイレベルの増資を東証も株主の許可も得ずにあっさりと認める。

ちなみに、今後の展開としては現在東証二部に落とされてる東芝株は増資と他のリストラで再度東証一部にあがるシナリオだそうです。
何が起こるかと言うと株価が上がる。

ハゲタカファンドは悠々と6000億円を回収するでしょうよ。
しかも、全部は売らない。

物言う株主ですからね。
配当出せって言うでしょうよ。
例えば、8円の復配となったとしましょう。
配当利回り3%です。
たまらないでしょ、3%の配当利回りでキャピタルゲインが高い割合で期待出来たら。

Financial Timesには、ひょっとしたらファンドは発行株数の50%を取るまで買い上げるかもしれないとされています。
だって、今の東芝の株価290円ですからね。
過半数の株式を握ろうと思ったら、あと10億株ぐらい買えばいいんです。
2900億円(290円X10億株)を追加したら過半数です。
1兆円もいらない。

まぁ、市場で10億株買えるかって話はあるにせよ、ゴールドマンサックスが今の株式の9%弱、JP Morganが6.9%、Chase Manhattanが3.8%ですので、これだけで42億株の既存株式数の内、20%弱に達します。
44億株の内の20%だから8.8億株。
あと、1.2億株で過半数。
300円で買ったとしてわずか360億円でアメリカの投資銀行を巻き込めば過半数。
ハゲタカファンドは、こっそり買うでしょうね、360億円分の1.2億株。

これ、ゴールドマンサックスが裏で糸を引いてるかもなぁ。
主導してるかはさっぱりですけど、この構造だと連立した野党的な立場で、物が言える。
10%に満たない株式数にもかかわらず発言権が重いし、ゴールドマンなら360億円なんざ速攻で買えます。

営業利益が4000億円なんだから1兆円出したってかまわないでしょうよ。
と言うのが、今回の増資かなと考えています。

と言う事は、東芝は増資と同時に外資になるって事ですな。
欧米型のガバナンス導入なんてファンドは言ってますが、お金に関するガバナンスなのは間違いなくて、きっちりと回収されるでしょう。
東芝がどういう形で残るのか、どっかに売っとばされるかは不明ですが、回収されるのは確実。
自分で回収できるように事業再構築が出来れば、日本に返ってくるかもしれないけど、簡単ではないな。

6000億円も出したので潰させる訳にはいかないでしょう。
まぁ、2兆円の半導体ビジネス持ってて潰れる訳がないんですけどもね。
となると、株価がゼロになる懸念はほとんどない。

と言う所で、ランケンも参戦しましたって事です。
2,3年持ってもいいかなぁ。
まだ下がる可能性は結構あるので、とりあえず買い増せるようにはしておきます。
ファンドと一緒に買いたい気分ですけどね(笑)。

あんまり下がらん気はするんですよ。
実際、増資発表にもかかわらず株価上昇してるし。
原発問題が出てくる前の400円に戻ってもいいんじゃないかと思ってます。
そのための、増資だしね。

あってるかなぁ、これ。
ランケンは個別株、あまり詳しくないのと、あんまりこの手の話が他で出て来ていないので(不思議。。。)、ちょっと間違ってる可能性はあります。
間違ってたら教えてくださいな。

間違ってたとしても30超えるハゲタカファンドが6000億円出すんだから潰れないでしょ。
ランケンスクールでもFinancial Timesの原文読みながら上記の説明でもしましょうかね。
えーと、ランドとかは今日はパス(笑)

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