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ランド危機で南アフリカ中銀が動かないのはなぜか?

ランド危機で南アフリカ中銀が動かないのはなぜか?


クリスマス終わりましたねぇ。
最近、クリスマスがクリスマスっぽくない気がするのは年齢のせいだろうか???
正月も正月っぽくないけど。

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ランド、じりさげですね。
なかなか止まらんな。。。
ドル円もちょっと円高になったので、ランド円が7.85まで来ています。

読者の方から鋭い質問が来てます。

1.原子力発電所建設に反対してたネネ氏を更迭してランドが急落したのに、結局原発にするでは格下げ懸念が再燃するのではないか?

2.南アフリカ中銀の動きがないのはどうしてか?

と言う2点です。

考えを聞かせてほしいとのお話ですので、あくまでも個人的な考えと言うか今の市場の捉え方をどう見るかって観点で書きます。

まず格付けとは詰まる所、借金が返せる可能性が高いか低いかって話に過ぎません。
原発発電所にはお金がかかりますので、その分をどこかで削らないといけない訳です。
国家の予算を握ってるのは財務省ですから、そこがきちっとされなければ、財政悪化が避けられません。

このきちっと財政堅持を出来るかは財務大臣のリーダーシップです。
大統領と喧嘩してでも、国家の財政を守れるか。
そう言う財務大臣が求められますし、格付け会社も市場もそこを見ています。

ネネ氏が更迭された際には、次の財務大臣があまりにも無名だったことと、政治家としての実力が未知数でリーダーシップの期待がしにくい事から、ランドは売られました。
一方で、Gordhan氏は既に財務大臣の経歴もありますし、南アフリカの財政を守ってきた実績もあります。
なので、現時点ではとりあえずGordhan氏の信用で格下げ懸念が後退したととらえています。

もちろん、原子力発電所建設により財政が悪化すると格付け会社やら市場が評価をすれば、財務大臣がGordhan氏であろうがなかろうが、格下げ懸念が出てきます。
もうちょっと言えば、原子力発電所建設だろうが無かろうが財政悪化を招くような事になれば、格下げはされるでしょう。
それだけの事と言えば、それだけの事で、現時点では原発建設でお金は使うけれども、帳じりはGordhan氏なら合わせてくるだろうとの評価って事でしょう。

2点目の南アフリカ中銀について。
南アフリカ中銀は、介入の効果について基本的に疑問視しています。
要は、やっても市場の力は大きすぎて変えられないってスタンスです。

実はこれは日銀であってもそうなんです。
中途半端に介入をしても、市場の流れを変える事は簡単ではありません。
中途半端にやっても、お金を市場に吸い上げられるだけで、意味がない。

先週あたりの日銀のバズーカーもそうでしたが、中銀の政策は必ずしもうまくいかない。
やっぱり、かなり思い切ったことが必要です。

日本の場合は、金融緩和を思いっきりやったってのが市場からの評価としてもあった。
バズーカー3は中途半端だったから、あの結果で、ほとんど意味ないじゃんーみたいになってますよね。

ECBもそうです。
ちょっとやそっとじゃ、なかなか期待通りの効果を得られないってのが分かってるので、とりあえず財務大臣をGordhan氏に戻す事の効果がどこまで出るかを一回見たいって感じじゃないでしょうか。

それでも、ダメならば通貨防衛に出る。
金利引き上げですが、通貨防衛の際の金利引き上げは、かなりの利上げをしないといけない。
その場合は、副作用として国債が下落するとか、市中の金利が上がって景気が後退するとか、南アフリカ国内の経済にダメージが出ます。

なので、南アフリカ中銀は様子見をしてるんだと思います。
そもそも、今回のランド暴落は南アフリカ中銀の知ったこっちゃない所で始まってるし、一旦は市場が落ち着いたので、とりあえず政府で頑張ってくれって所じゃないですかね。

中銀が政府の助けをあまりするのもモラルハザードですしね。
中銀の独立性が失われるので、かえって格付け会社を刺激するだけでしょう。

政府だけじゃ対応が危ないとなれば、絶対に出てきますよ。
その代わり、景気悪化を伴うので、政府の支持率は下がりますって話です。

その意味では政府としても中銀にそこまで出てきてほしいとは思ってないでしょう。
なので、個人的には南アフリカ中銀が今出てきていないのは普通に受け入れられると言うか納得できます。

先日の本ブログのエントリーで南アフリカ中銀の対応に注目って書きましたけど、今の対応しないってスタンスは正しいと思ってます。
それは、政府がGordhan氏を引き戻したからです。
Zuma大統領が辞任しないならば、セカンドベストはGordhan氏かManuel氏を財務大臣に充てるって対応で間違ってはいません。

だからこそ、ランドは大きく戻したし、中銀が様子見にすると言う対応に出てても市場は落ち着いているとも言えるんじゃないかと思いますけどね。

じゃ、今後は?
結局は、南アフリカが財政を堅持しながら、成長路線に戻れるかって所なんです。
財政堅持についてはGordhan氏登用でしばらくは信用を大きく棄損する事はないかもしれませんが、成長路線は難しい。

電力問題は成長路線の大きな阻害要因となっているので、原子力発電所建設を間違ってると完全に否定するのもツライ。
原子力発電はコスト的には安いとされていますから。(フクシマとかの議論はここでは棚上げします。南アフリカに地震はあんまりないし、原発賛成反対の議論をここでしても議論が違うし、一番は無駄に荒れるのがメンドウなので。)

と、ここまで書いてきましたけど、冒頭でも書いた様にランドのじりさげが何を意味するんだろうって話なんですよ。
格下げ懸念は別になくなってません。

と言う感じで、お答えします。
よろしいでしょうか?

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
なるほど!
いつも情報提供ありがたいです。
この下げの意味する所は何なのでしょうね?
単に心情的なものが行きすぎただけと見ているですが。
2015/12/26 (土) 08:33:11 | URL | ponta #-[ 編集]
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2015/12/26 (土) 13:07:18 | | #[ 編集]
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2015/12/26 (土) 14:46:21 | | #[ 編集]
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