南アフリカランド研究所(FXブログ−ランケン)
南アフリカランドは10%の高金利!当FXブログは情報が無くお困りの方に南アフリカランドの経済情報をお届けします!! 
 
ランド円のチャートは右サイドバーにあります!下の2つのチャート(為替・株)の説明はこちら
おススメの記事(とりあえずこれだけ読めばOK!)
 ・はじめての方へ! →   南アフリカランド研究所(ランケン)の紹介
 ・ランドって値動きが荒いらしいけど大丈夫? →   ランドのヘッジ方法ヘッジの議論はこちらへ!
 ・ランドの金利って高いらしいけどどれぐらい?今後は? →   南アフリカランドの金利推移スワップ比較
 ・ランド円はどうやって決まるの?チャートは? → ランド円の決まり方ランド円チャートランド動き方
 ・南アフリカの将来性は? → 南アフリカのGDPIMFの見方南アフリカへの直接投資
 ・南アフリカランドのリスクは何? → 南アフリカランドのリスク要因ランドはエリート通貨
 ・新興国ってなぜ発展しなかったの? → マラリア1マラリア2マラリア3
 ・南アフリカランドに影響する商品価格の今後は? → 原油価格の見通し
 ・南アフリカと言えば金やダイヤだけどどんな状況なの? → 金(ゴールド)業界ダイヤ業界
 ・南アフリカと言えば次回ワールドカップ! → 南アフリカ・ワールドカップ関連情報
 ・南アフリカに行ってみた! → 南アフリカ旅行記(好評です!)
 ・南アフリカってどんな国? → 留学物価識字率G20結婚失業率World Travel Awards
 ・南アフリカ関連映画! → ブラッドダイアモンドツォツイマンデラの名もなき看守
 ・南アフリカランド買いたい! → FX業者の選び方
 ・もっとランド記事読みたい? → 右サイドナビ下方に目次があります!色々発掘してください!
航空産業

航空産業

南アフリカはかつて飛行機を作っていました。しかも単純に組み立てるだけではなく航空機を設計して製造するほどの能力を持っており、最盛期にはSAAF(South African Air Force)などにヘリコプターを納入していました。

残念ながら商業的にはうまくいかなかったものの、技術的にはヘリコプターや航空機を単独で作るだけのものを持っていたため、今でも部品の供給ができるだけの技術力はあります。国立のDenelという会社と民間のAerosudという会社の2社が主なものであり、両社ともヨーロッパ航空機メーカーのエアバス(Airbus)のA400Mプログラムのパートナーとなっています。

このA400Mというのは軍事輸送機で2009年からの飛行を目指してプロジェクトが動いています。現在、EU諸国を中心に192機が確定オーダーとなっており388機がオーダーされる予定となっている世界の航空業界でも最も重要な機体の1つとされています。Airbusでは2025年までに400機を予定しています。

この機体の開発に対してDenel社は機体中央上部の製造に携わっています。契約は15年間で2000万ユーロ(約32億円)となっており、製造前の設計段階からDenel社が行ってきたもので非常に重要な部品です。材料はアルミニウムで加工が難しいとされているそうで、Denel社CEOは南アフリカと同社を誇りに思うと述べています。このAirbusのA400Mプラグラムへの参加は今後30年間から50年間にわたるエンジニアリングサービス、製造サービス、カスタマーサービスの提供を意味しますので非常に大きな商談ですから南アフリカ国内の位置づけとしても大きなものです。

Denel社は今後尾翼の構造部分など重要部品の提供も行っていく事になっています。また、もう1社のAerosudの方はコックピットのバルクや調理室などを製造するそうで最重要部品ではない部品の提供となります。今後、南アフリカ全てのA400Mへの契約額は今後20年間で60億ランド(約1000億円)に上ると見積もられています。製造だけでなく設計から最後のサポートまで契約出来る点が非常に重要だそうでAerosud社もAirbusの直接的なサプライヤー(一次サプライヤー)となる点で光栄なポジションでの仕事と評しています。

A400Mプログラムへのヨーロッパ諸国以外の参加はマレーシアと南アフリカのみとなっていますが、この理由は両国が既にA400Mの購入を決めている点だそうです。このあたり非常に政治的ではありますね。南アフリカ8機、マレーシア4機の注文となっています。このAirbusのA400Mプログラムへの参加を機に南アフリカ政府としても本格的に航空宇宙産業育成に取り組む意向で、3つのイニシアチブは発表しました。

3つのうち1つはサプライヤーパークを作る事でプレトリア郊外に航空関連会社を集積した場所を作る事にしています。この場所に対してEUからもお金が出るそうで2900万ランド(約4億8000万円)の拠出と今後2年間で4000万ランド(約6億4000万円)を約束しています。

2つ目のイニシアチブは、Aerospace Industry Support Initiativeの拡大で既にあるInitiativeを拡大するものです。これはサプライチェーンの改善とサプライヤー開発に主眼とおいたものとなっています。政府はこれに毎年1千万ランド(約1億6000万円)を投入する事にしています。

3番目のイニシアチブはスキル強化を目指しており、National Aerospace Centre of Excellence(NACoE)がEUと協力して大学などへの研究費補助金を積むことです。現在、30の研究に対して補助金が出されています。また、Airbusは南アフリカの科学技術庁と航空技術に関するエンジニアリング、製造、オペレーション、マネジメントを含むスキームを開発していくことになっています。

南アフリカ政府は上記3つのイニシアチブを通じて最終的には輸出の増加を狙っています。現在、南アフリカには前述の2社以外にも200の航空関連の会社がありますが、比較的小規模な会社です。今後、これらを育成していき、南アフリカの航空産業として確立していきたいと考えているようです。

南アフリカはトヨタ、日産、BMW、GM、フォードなどが進出していてアフリカの自動車産業を担うなど基本的に製造業が強い国です。以前もお話しましたが、日本にあるBMWは全部南アフリカ製だったりしますし、航空機を自前で作れるだけの技術力もあるようですのでそこはアフリカ随一の工業国だけの事はあります。

ただ、航空産業は日本もそうですが政治的に要素が大きい産業でもあります。裾野が広い産業ですので確かに規模としてはかなり大きくなるのですが、うまくいくかどうか難しいところもあるでしょう。あまりランドが強くなると製造業には向かい風になるので為替も大きく影響するかもしれませんね。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

コメント
この記事へのコメント
ランケン様こんにちは。

細かい金額はよく分からないんですけど、ほんとに可能性がありますよね。
南アフリカにロマンを感じますi-179
それにしてもドル/円が・・・
ランド/円を仕込むポイントが分からなくなりました。

これからもよろしくお願いします。
2007/09/09 (日) 14:33:40 | URL | 為替初心者 #-[ 編集]
為替初心者さん

こんにちは。
これからはアジアとアフリカの時代かもしれません。
というのはアフリカの人口の増え方は2%となっていて最も早く人工が増えています。アジアは0.5%ぐらいで、ヨーロッパはマイナス、日本も当然マイナス、アメリカは0.2%程度の増え方です。
こうなると市場としてはやはりアジア、伸び率でアフリカという感じになります。

ロマンも感じますが、現実派かなり厳しいようです。

ドル円は難しいですね。困ってしまいますよねー。

これからもよろしくお願いします。
2007/09/10 (月) 10:51:36 | URL | ランケン #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
copyright © 2006 南アフリカランド研究所(FXブログ−ランケン) all rights reserved.
免責事項
当ブログに掲載されてる情報・記事等は、情報提供・購読を目的としたものであり、資産運用・投資等に関する決定は、利用者ご自身の判断でなされるようにお願いいたします。情報の内容に関しましては信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、正確性を保証するものではありません。当該情報に基づいて行った行為により被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。
ランケン商会 fxzar@hotmail.co.jp
Powered by FC2ブログ.
無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ