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戦争の定義が変わってきた中で日本は派兵をどう考えるか?
昨日の衝撃がまだ残ってる感じします。
メディアも色々な観点で書いていますし、やはり時代の変化の中で考えるべき事はあるのかなと思いますね。
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昨日、イギリスの経済紙Financial Timesを読んでいまして色々思う所があったので、ツラツラと書きたいと思います。
特にこうすべきだと言うのはありませんが、恐らく多くの日本人が今考えている事と海外の人が日本を見ている見方の温度差は少しは出てくるかもしれません。
欧米は今回の日本人殺害を見て、日本の外交政策及び軍事政策の転換点になるかもしれないと見ています。
この時点で多くの日本人の認識と違うのでしょうが、海外から見るとそう見えるであろうことは想像に難くありません。
欧米が特に気にしているのは日本の軍事に関してです。
欧米は決して今の日本の軍事政策が正しいとは思っていません。
むしろ甘ったれてると思っています。
第二次世界大戦で、第九条を作らせたのは欧米なのですが、あまりにも硬直しすぎており時代にそぐわないと言うのが欧米の意見にはあります。
現在、日本は憲法第九条によりいかなる戦争にも加担しないとしています。
もちろん、これ自体は個人的には大賛成であり、反対する理由は何もありません。
ただ、現在の世界の戦争は昔の戦争とは違います。
War on terror
なのです。
対テロ戦争ですから、関係ないとされている日本であっても、今回のようにいきなり巻き込まれてしまうものです。
今回の事件を見て何も感じない日本人はおそらく皆無でしょう。
海外から見ると、日本人が怒っている、この怒りは日本の軍事政策にどう影響を与えるだろうかと言う風に捉えられます。
もし、第二の後藤健二さんが中東のどこかで出てきたとしましょう。
捕らわれている場所も分かったとする。
その際に、現在の法律ではおそらく日本は救出には出ていけない。
今回のヨルダンのように他国に依存出来るのか?
それが無理があるのは、今回明らかになりました。
外交問題、軍事問題と言う観点から海外から今問われているのは、対テロ戦争に対して日本は今までと同じでいいのかって言う話です。
自国の国民が海外で生死の危機に瀕して脅されている中で、日本が救出に行かず他国の人に命を懸けて救出を依頼しているだけでいいのか?
これにYESと言える日本人はさすがにいないと思います。
今回は自己責任だったかもしれませんが、自己責任じゃない場合だって起こり得る。
相手は今までのような国家の体をなしていない相手です。
更に、日本は中国にも国境を脅かされています。
最近、話題になっていない気はしますが、メディアがあきただけでしょう。(と言うのと、あまり国民感情を悪化させたくないというどっかの思惑もある気がする)
きっと、日本海では自衛隊が頑張ってるんだと思います。
そんな状況ですから、もはや後藤さんが殺害されて誰に責任があるかなんて言う話は日本人だけで、海外から見ると日本はもう戦争に巻き込まれてるんだぜ、どーすんだよ?って感じでしょう。
更に安倍首相は憲法第九条をある程度解釈の余地を持たせようとしています。
今のままでは、環境の変化に耐えられないと考えているんです。
今までは世論が認めなかったのであまり出てきませんでしたが、今回の事件で確実に世論は変わらざるを得ないでしょうし、その方が現実的に世界を見る事になる可能性が高そうです。
だからこそ、冒頭に書いたように転換点になるかもしれないって話が欧米から出てきています。
もし、海外でのトラブルに救出をできるようにするとなると、丸腰ではいけない。
武力が必要ですし、自衛隊って話が基本路線でしょう。
個人的には自衛隊とはミッションが違う別の部隊を作って、法律を別途用意するぐらいにしてほしい気はしますが。。。
いずれにしても、何らかの外交政策と軍事政策の変更は必至でしょう。
そう考えると、安倍首相の「償いをさせる」の言葉を海外がどう受け止めるかってのも、少しは分かるんじゃないでしょうか。
アメリカも今までのように派兵がしにくい状況になっています。
日本の国力衰退と共に、日本人救出のために戦ってくれる外人は減るでしょう。
一方で、少子高齢化の進むマーケットとグローバル化の中で日本は海外での仕事を増やさざるを得ない。
今も多くの日本人が海外で働いています。
ランケンの友人だって結構たくさん働いています。
彼らに何かがあった時に日本政府が出来る事は今の世の中では極めて少ない。
特に対テロとなると無力かもしれません。
武力行使は嫌なものではありますが、武力なしで治安が維持できると思うのは余りにもナイーブと言うもの。
警察であっても最終的には武力行使が出来るという後ろ盾があるからこその治安です。
平和を目指しながら、海外での対テロ戦争に対する救出活動のための法的整備は必要なのかなぁとは思ったりします。
戦争しろって話とは全然違って、派兵の目的をしっかり法律でしっかりと明文化して、どこまで派兵を許すのかって言うのを目をそらさずに議論すべきなのかもしれないなと思います。
派兵に対するアレルギーが強いのは分かるんですけども、それでも目を背けているだけでは環境の変化に対応できないんじゃないかと。
どういう形にせよ何らかの法律の変更が加わると思うんですが、国民が見ていない所で決まってしまうのはあんまりよろしくない。
かと言って、派兵の是非なんてYESNOの単純化したレベルで議論してるのも、現実に即していないと思います。
現実問題として海外での邦人救出のために派兵ありきとした時に、どこまで許すか?
と言うレベルの突っ込んだ話を日本人は考えないといけないんじゃないかと。
何も出来ないか、なんでも出来るか、の両極端な単純化した議論じゃ現実と乖離が大きすぎですよね。(テレビはそういうのを番組かするのが好きですけど。。。そのレベルじゃ幼稚でしょう)
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この記事へのコメント
確かに、今回の事件は
いろいろ考えさせらることが、
多くて、いくつかの見方、考え方が
浮かんできます。
その中の1つ
ワザと見過ごした?
訳ではないですよね?
と、いうことです。
尖閣の件も、そうですが、
政治は、世論、大衆を煽らないと
動かない原理です。
政府や、諸外国が何もしなかった訳ではないが、
政治のために、こういう結果にしたかった面はないのか?
と…
ランケンさんは、見方は、
1つだけですか?
いろいろ考えさせらることが、
多くて、いくつかの見方、考え方が
浮かんできます。
その中の1つ
ワザと見過ごした?
訳ではないですよね?
と、いうことです。
尖閣の件も、そうですが、
政治は、世論、大衆を煽らないと
動かない原理です。
政府や、諸外国が何もしなかった訳ではないが、
政治のために、こういう結果にしたかった面はないのか?
と…
ランケンさんは、見方は、
1つだけですか?
2015/02/03 (火) 00:29:06 | URL | 大器晩成のタヌキ #m2/l/Vug[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/02/03 (火) 18:09:48 | | #[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/02/06 (金) 01:00:56 | | #[ 編集]
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