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ゴールドマンサックスの南アフリカレポート

ゴールドマンサックスの南アフリカレポート


日曜日はゴールドマンサックスの南アフリカレポートを読んでました。
音楽聞きながら楽しく勉強してたつもりなんですが、冷静に考えると何が楽しいんだって話ですよね。。。
まぁ、自己満足って奴ですー。

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世界トップの投資銀行ゴールドマンサックスから南アフリカの民主化20年に関する経済レポートが出ています。この20年で何がどう変わったかをレポートしてあるもので、70ページの大作となっています。

以下、まとめますが、ご興味ある方は原文どーぞ。

ゴールドマンサックスの南アフリカレポート
http://www.goldmansachs.com/our-thinking/focus-on/growth-markets/colin-coleman/20-yrs-of-freedom.pdf

全体としてはかなり好意的に書かれており、南アフリカの10の達成した事、10のチャレンジ、10の今解かなければならない問題をまとめています。

我々投資家の観点から見て興味深い内容としては、南アフリカの通貨ランドと南アフリカの株価指数がアメリカと中国のどちらに影響を受けているかの分析です。また、投資家の観点から見ての今後の課題で何が南アフリカに投資を促進して成長させるかと言った分析です。

まず、ランドに関しては中国の要因がアメリカの要因の2倍あるとされており、通貨としてはコモディティの要因が大きいとゴールドマンサックスは述べています。一方で、株価指数はアメリカの要因が中国の2倍あると言う分析がなされています。特に株価指数は、BRICs各国と比べて、アメリカによる影響をより大きく受けていまして、ランドとは対照的になっています。

現在、南アフリカの成長率は減速しています。ただ、サハラ以南アフリカの成長を享受するのによい位置を持っているとされています。1997年には同地域の成長率はわずかに2.4%だったのですが、直近13年間は実質で5.6%と非常に高い成長率を維持しています。今後も長期に渡り高い成長率が予想されているため(ゴールドマンサックスは2050年には成長率が6.7%となると予想しています)、アフリカ全体の成長は南アフリカにとっては大きなプラス要因となるでしょう。

以下は10の達成に関してのもので、構造的に重要なエリアで改革を成し遂げたとゴールドマンサックスから高く評価されています。

1.マクロ財政・金融バランスの改善
2.政府債務コストの下落トレンドと外貨準備高の上昇
3.全般的な資本コストの下落
4.世界の競争相手と比べて企業価値の改善
5.ランドの実質資産リターンが好意的に比較可能な点
6.中国とアフリカの貿易上昇がヨーロッパの貿易下落を相殺した点
7.南アフリカ国民の可処分所得の増加
8.黒人中流階級が支出の構造的な変化を先導している点
9.賃金インフレと政府の奨励金がこのトレンドをサポートしている点
10.単位当たりの労働生産性が改善した点

1番のマクロ経済に関しては2007年以前と以降で分けられており、2007年以前は「ゴールデンピリオド」とし、特に良かった時期としていますが、2007年以降をも含めて感動的なパフォーマンスと高く評価しています。結果として、20年間で800億ドルの経済は4000億ドルの経済へと大きく成長しています。

2番目の外貨準備高に関しては理想的な準備高の下限は十分に満たしているものの、上限にはもう少し距離があるため、改善の余地はあるとしています。外貨準備高が十分あるかどうかは通貨ショックを中銀が出来るかどうかにかかわってきますので、投資家の判断にも影響を与えます。

日本人の南アフリカ投資としてランドは有名ですが、こちらの実質的な投資リターンも他の国々と比べてまずまずと述べられています。債券に関してはアンダーパフォームと評価されていますが、キャッシュと株式に関してはドル建てでもランド建てでも日本、スイス、ドイツ、アメリカ、フランス、オーストラリア、イギリス、イタリアと比べられるレベルとなっています。

その他にも、生活レベルなど多くの改善点が指摘されていますが、長くなりますので、ここで改善すべき点について見ていきたいと思います。以下は改善が求められる10のエリアです。

1.失業問題と不平等
2.経常赤字
3.最近の財政トレンドと通貨のボラティリティ―
4.貯蓄率と消費者の債務
5.製造と鉱山セクター
6.労働不安定と賃金インフレ
7.教育と健康、公的セクターの生産性
8.インフラ
9.インターネットアクセスと研究開発
10.公的債券の格下げへの懸念

失業率は1994年の20%から2013年は24.7%と大きく上昇しています。雇用が増えているのは評価されているのですが、人口増加率に遅れを取っているため、失業率が悪化しています。また、格差も広がっており、エイズの蔓延と共に3つのチャレンジとされています。

2番目の経常赤字に関しては他の新興国と比べても高いレベルにあり、徐々に悪化していると指摘されています。特に、資本流入が債券と株で安定していない事と、今後のFRBの金融緩和終了に伴う債券下落は資本流入にとっても大きな問題となり得るとされています。ゴールドマンサックスは、脆弱性を取り除くためにはGDP比で2%の改善が必要としています。

資金調達に関しても問題が指摘されており、特に債務に大きく依存する状況は改善を強く求められており、これを解決するためにも5番目の製造と鉱山セクターによる輸出が重要とされています。

鉱山セクターは残念ながら資源ブームの波にうまく乗れていない事も指摘されています。賃金上昇によるコスト高、規制の強化などが鉱山セクターへのブレーキとなっており、GDP比での貢献度合いも減っています。

その他、教育や労働組合の問題が指摘されていますが、ゴールドマンサックスが考える成長環境スコアでは技術面において遅れが認められると指摘されています。インターネットなどのインフラをより整備出来れば多くの問題が解決に向かうだろうと推奨していて、ゴールドマンサックスは競争力ランキングが悪化しているものの競争力としてはインド、ブラジル、ロシアよりは高い事を指摘しています。ポジティブな面や今後の改善が大きく望まれる面など簡単ではないものも多いのですが、とても希望を感じられるレポートとなっています。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



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