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アパルトヘイト

アパルトヘイト


明日はやっと週末。
曇り空が多いですが、少しはスカッと晴れて欲しい気がしますね。
熱帯夜にならない程度に。。。

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アパルトヘイトと言えば、悪名高き人種差別政策です。
Apartheidとスペルを書きますが、Apartの部分は分離と言う意味合いで、語句として”the state of being apart”を指します。
つまり、「隔離した状態」と言う意味合いです。

この政策は1948年に法制化されたもので、法律として人種差別を推し進めた点が当時の南アフリカを異端にしていた大きな理由でしょう。
政策として、当時の南アフリカのリーダーは人種を4つに分け、13の国もしくは連邦に分けると言う行動に出ました。
そもそも、人種単位に別の国に分けようと言う考え方なんですね。
人種間での争いは世界中にありますが、南アフリカも人種間の格差を分断と言う形で解決を図った訳です。

この考え方に則り、人種は強制的に住む場所や制度も分けられ、それとともに強制的に住む所を移されたりするなど過激な動きも出ました。
単純に分けるだけならあそこまで批判の対象にならなかった可能性もあるかもしれませんが、露骨な黒人に対する差別になっていた事が、アパルトヘイトの正当性を完全に失ってしまい、結局は単なる人種差別政策に終わり、政策の失敗に繋がりました。

アパルトヘイトは人間を人種で4つに分けています。

白人:
カラード
アジア人
黒人

日本は名誉白人とされていた事は有名ですが、当時の南アフリカの最大の貿易国は日本でしたので、下から2番目のアジア人の括りに入れて治安の悪い場所に住まわすわけにはいかなかったと言う状況でした。

公共のサービスであるバスや病院なども、この政策に則り全て分けられ、電車や救急車すら白人と黒人で違うものに分けられました。
黒人は南アフリカで最大の人口ですが、黒人の居住区は13%ほどしか割り当てられないなど、不当な差別を強いられていました。

当時、白人の中にもアパルトヘイトに反対する人はいました。
これらの人々は黒人居住区に行って黒人の状況などを知り、反対活動をしていたのですが、当時の南アフリカ政府は白人も黒人居住区に行くことを認めず、徹底した人種分離を推し進めました。
一方で白人は黒人の労働力も必要であり、白人と黒人が別の場所に常にいた訳でもありません。
白人の元で働くために黒人はドンパスと呼ばれる通行証を持たされます。現地の言葉のアフリカーンス語で””Dumb pass”(バカなパス)と言うものです。
南アフリカ国内でのパスーポートの位置づけです。

このアパルトヘイトの中で最も苦しんだ人々が女性でもあります。
人種差別のみならず性差別も受け、何をされても、何をさせられても何も出来ないと言う悲惨な状況に陥ります。
ほとんど何も権利を持たない状況であり、教育も受けられないし、お金もほとんど与えられませんでした。
そのため、栄養失調に苦しみ、死亡率も高いなどの状況に陥りました。

アパルトヘイトの終結は、やはり最も厳しい扱いを受けていた黒人から始まります。
黒人の国があった訳ですから、そこには黒人の政治を考えるグループがおり、当然の事ながらアパルトヘイトに強く反対します。
これが、現在の南アフリカ与党のANC(African National Congress)であり、ストライキやテロを通して暴力的な行動も始まります。

ANCのリーダーの一人がネルソン・マンデラ氏であり、マンデラ氏はストライキを先導してきました。
1964年以降、マンデラ氏は投獄されますが、それでもアパルトヘイト反対運動は続けられ、黒人もマンデラの開放をするようにと政府に圧力をかけ続けます。

1980年代になると、南アフリカ外からの圧力も強くなり、アパルトヘイト反対のムーブメントがアメリカ合衆国やヨーロッパで出てきます。
この中には国連で可決された南アフリカへの原油の輸出を止める制裁があり、南アフリカとしても経済的な打撃を受けます。

1989年にF.W.de Klerk氏が南アフリカの大統領に就任すると、同士はアパルトヘイト政策の撤廃に動きました。
1990年には死刑囚だったマンデラ氏も解放し、その他のアパルトヘイトで投獄されていた人々も解放されました。

マンデラが解放された後、交渉が始まります。
交渉とは、黒人やカラードの権利を取り戻すための交渉ですが、決して平和な交渉期間ではありませんでした。
暴動や暴力がかなりあり、45人が殺された虐殺もありました。

この暴動は1994年の選挙まで続きます。
この選挙はまさに南アフリカのアパルトヘイト終結の選挙であり、2000万人が投票しています。
選挙では国連が監視を行い、選挙は自由で公平なものである事が認められています。

選挙の結果、ANCは62.6%の議席を獲得し与党になりました。
それまで与党であった白人政党は野党第一党になり、現在も続いています。

アパルトヘイトは1948年に立法化されてから50年間近く続いた政策です。
1994年から民主化した南アフリカはまだ20年も経っていません。
アパルトヘイトの負の遺産は今も強く残っています。
アパルトヘイトが完全に過去になるには更に数十年間はかかるかもしれませんね。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
とても勉強になりました
素晴らしいまとめでした。
アパルトヘイトは暗部ですから、人々も意識したくないと避けてしまい、なかなか詳細は表に出てこないので貴重なエントリーだと思います。
2013/08/03 (土) 11:24:16 | URL | nekki5149 #mQop/nM.[ 編集]
いまだ現在進行形
Nekkiさん

こんばんは。
アパルトヘイトはこんなブログで書くには奥が深すぎるなぁと思いながら書いてました。
いくらでも文献が出てくるんですよね。
アパルトヘイト入門ぐらいにしかなりませんので、その程度と思っていただいた方がよろしいかと。
アパルトヘイトからの復旧と言う、いまだに現在進行形の話なんでしょうね。
2013/08/04 (日) 00:15:53 | URL | ランケン #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2013/11/07 (木) 16:23:20 | | #[ 編集]
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