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格付け会社が負けた!

格付け会社が負けた!


だいぶ寒くなってきましたねぇ。
東京は雨も降っちゃってなんとなくドンヨリな感じです。
市場も小動きで冴えないなぁ。。。

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今日は格付け会社の面白い記事が出ていました。
格付け会社のS&Pがオーストラリアで訴えられ有罪とされています。
オーストラリアの裁判所はABN Amro証券が2006年に発行したトリプルAのデリバティブが投資家を欺き損失を被らせたとしました。

これを面白いと思うのも相当マニアな話かもしれませんが、実は先日ちょっと書いたAOIAのセミナーで聞いた話とかぶるため面白いんです。


AOIA主催の債券格付けセミナー


格付け会社って一言でいうと、他人の借金に勝手な格を付けてお金をもらう商売です。(なんとなく失礼な書き方ですが、まぁ格付けビジネス自体失礼なビジネスって事で、って全然フォローになってない。。。ループしてしまう。。。)
ただ、好きなように格付けしてるかと言うと意外とそうでもなくて、かなり厳密に統計的に正しく格付けをしています。

債券を発行した側は当然高い格付けが欲しいので、低い格付けを与えた日には発行した側は怒ります。
じゃぁ、高くすればいいじゃんってな話になるかと言うとそうでもなくて、今度は投資家側が高い格付けで損を出した場合は怒るんです。
という所で、上にも下にも怒られると言う妥当性と格の信頼性を世の中に常に求められる割と厳しいビジネスでもあります。

この投資家側が怒って訴えられたケース自体はそれほど少なくもないみたいなんですが、今まで格付け会社が負けた事はないんだそうです。
なぜならば、格付け会社は何も保証してる訳じゃないから。

要するに免責事項に将来は予測できませんって書いてあるもんねって話です。
で、今回、面白いと思ったのはその格付け会社がついに負けた点です。
トリプルAなのに、2年も経たずにほとんど破たんしましたってのはいくらなんでもヒドイって話です。

先日のAOIAの債券セミナーでも話をされていましたが、デリバティブの組成の仕組みって確かに面白くて格付けに応じてお金が戻る仕組みが出来ています。
でも、予想外の事が起きてしまった事と、そもそも最初にデリバティブを組成する際に使ってるデータがかなり言い値な部分があっていい加減でした。

なので、かなりヒドイ結果になり、格付け会社の信用自体も大きく悪化しました。
今まで、負けたことが無かった格付け会社も今回はさすがに今回はイタイでしょう。

この判例がヨーロッパでも踏襲されるようだと格付け会社としてはかなり厳しい状況に陥ります。
まぁ、そもそもデリバティブの一部は格付けを利用して作った金融商品で、それに対して格付けしてるんだから、鶏が先が卵が先かみたいな話な気もしますよね。

格付け会社は市場と言うか経済の構造において非常に重要なプレイヤーで、彼らなくしてはもはや経済も成り立ちません。
なので、別になくなったりはしませんが、今までのやり方は多少なりとも変えざるを得ないんじゃないでしょうか。

格付け会社のやり方の変更によってはデリバティブのありようも変わるかもしれませんね。
勝手な素人想像ですけど、まぁ本質的な部分での変化があるような話なので、その影響は小さくはなかろうと思う次第です。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



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