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2012年3月の南アフリカ金融政策決定委員会声明の全訳

2012年3月の南アフリカ金融政策決定委員会声明の全訳


南アフリカの金融政策決定委員会のステートメント全訳です。
長いけど、勉強にはなりますね。
日本の政治家(地方を含む)はこういうの読んでるんですかねぇ。

国内だけとか自分の地方だけ見てたらイカンぜよ。
マジで。

あ、例によって、ランケンの感想も最後に書いておきます。
全文、読むのはツライ人も最後だけでも読んで応援してあげてくださいな(笑)。

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前回の金融政策決定委員会以来、ユーロ圏における金融危機の悪化はある程度しずまった。しかし、非常に混合したシグナルによると危機は必ずしも解消していない。このポジティブな兆候にもかかわらず、世界の見通しはアメリカの回復、ヨーロッパの不景気、中国の減速、原油の国際価格の高騰についての疑いの中で脆弱なままである。

国内の経済成長は抑制されたままであるが、経済のパフォーマンスが2011年第四四半期に改善されており、世界経済のある程度のポジティブな状況は前よりも若干良い見通しを示している。直近のインフレの結果は下落で驚きであり、インフレ予測は若干の下方修正となった一方で、インフレ期待はインフレターゲットの上にはりつき続けている。インフレはある程度はより広範になったが、前の予想と一致しており、見通しのリスクは等しくバランスしている。

消費者物価指数で測った年間のインフレレートは都会で6.1%と2月はなり1月の6.3%よりは下落した。好ましい結果は主に食料品価格の緩やかな上昇の結果であり10.7%から10.1%になっている。食料品、住宅、光熱費、交通のカテゴリーが全部でインフレの4.2%を占めている。食料品、ガソリン、電気を除いたインフレ率は12月は3.9%から1月は4.3%となり、2月は変化なしであった。

年率の生産者物価指数は緩和トレンドを続けており1月の8.9%と2月の8.3%となった。農産品のインフレは7.9%から4.6%へと下落する一方で加工食品は10.9%で変化なしであった。

中央銀行のインフレ見通しは前回の金融政策決定会合以来、若干低くなり、インフレはまだ2012年の第二四半期にピークを打つと見られる。しかし、若干低いレートである6.5%であり、2012年の第四四半期に平均6.1%で、そのあとの四半期では5.6%となる。インフレは2013年末には5.2%となる予想である。若干改善したインフレの軌道は主にランド価格の想定がそれほど下落しない結果によるものである。電気料金の変化の伴う電力料金の価格想定は17.3%から12%になる。CPIのバスケットにおける電気料金の低いウェイトを考えると予想への影響は微々たるものであろう。

コアインフレの予想は、食料品、電気、ガソリンを除くヘッドラインインフレで測られ、上昇トレンドを見せ続けていて、より広範なインフレ圧力となり、ベースエフェクトも可能性として反映される。この測定値は2012年の第四四半期で平均5.4%のピークなる予想であり、これは前回の金融政策決定委員会より若干下がった。

Stellenbosch大学のBERが2012年第一四半期に行ったインフレ予想では、インフレターゲットの上限あたりでとどまるようである。回答者は2012年も2013年もインフレの平均は6.1%となると予想しており、2014年は6%である。前回の調査に比べると2012年の予想は変わらない。一方で、2013年の予想は0.1%上昇である。経営者は最も悲観的であり、2013年と2014年は平均で6.5%としている。ロイター調査による最新の金融アナリストの予想は若干高く、2012年は平均6.2%でその後の2年間は平均で5.7%としている。

ヨーロッパの国債危機による世界経済への直近の脅威はある程度は抑制されたが、大きなリスクは残っている。市場はどんな進捗が危機の解決に向けてされているかのシグナルを出しているが、ミックスな状況である。しかし、ヨーロッパケンの国債スプレッドは大きく下落している。これらのポジティブな状況にも関わらず、ユーロ圏の経済はまだ不景気を今年経験すると見られ、広範な財政緊縮策ときつい銀行の貸し出し状況によるものである。銀行のレバレッジ解消が続いているため、スピルオーバー効果の大きなリスクがある。

アメリカの経済は改善の兆しが見られるが、経済はまだネガティブな生産ギャップを持っており、この成長の持続については疑いがある。中国経済は減速の傾向を見せているが、ハードランディングは一般的には予想されていない。新興市場の伸びはまた抑制されており、2011年の初期に金融引き締めをした国々の経済は止まったか、逆転している。

世界のインフレは広く成長の減速と食料品価格のトレンドの減速により抑制されていることが明らかである。しかし、原油価格の国際的な状況は主に地政学的な要素であり、インフレだけでなく成長見通しにもリスクが増えている。

前回の金融政策決定会合以来、ランドは世界の金融市場のリスク回避の減少と共に上昇している。ランドの脆弱性も緩和されておりランドの動きの2月初め以降のレンジは対ドルで7.45ランドから7.78ランドのレンジである。今年の年初以来、ランドは対ドルで5%上昇し、ユーロでは2.3%上昇し、貿易荷重では4.8%上昇した。2月のロイターの投票ではランドは今年は今のレンジでトレードする予測である。しかし、ランドは世界の投資家のセンチメントの変化に敏感であろう。

南アフリカへの資本流入のパターンは続いており、非居住者の国債ネット買い入れと、市場全般に新興株式へのネット流入の再開にも関わらず株式のネット売りがある。今年の年初以来、非居住者の国債ネット買い入れは合計で175億ランドで、株式のネット売り越しは60億ランドである。

国内経済の見通しは、世界経済の見通しの下落に対して若干好ましいものとなっている。2011年は年率実質成長率は3.1%を記録し、第四四半期の3.2%の伸びに続くものであった。主に製造業と鉱業がポジティブに貢献しており、一部は第三四半期の産業アクションとその他の混乱の影響の平準化を反映している。中号銀行のGDP伸び率の予測は若干上方修正され3.0%に2012年はなり前回の予測の2.8%と比較される。主に若干世界経済の見通しが良くなったものであり、これは不確実なものがある。2013年の成長予測は3.8%から3.9%へと上昇した。若干の改善見通しはRMB/BERの景況感指数の上昇と同一で中立の50を上回っている。また、南アフリカ中央銀行の先行指数とも一致している。にも関わらず、期待される成長率は失望されるものであり、生産ギャップのマイナスを暗示している。

予想の改善にもかかわらず、鉱業の見通しは失望感があり、昨年の第四四半期は年率0.7%であった。2012年1月は鉱業生産は月率で4.6%下落し、2月の生産はマイナスであった。これは、産業アクションとメンテナンス停止、電力供給の制約によるものである。

更にポジティブなのは製造業の回復が続いている事である。製造業の生産量は1月は1.2%月間で伸びており、BERの購買マネージャー指数は大きく上昇し、53.2ポイントから2月は57.9ポイントとなった。2010年の2月以来最も高いレベルである。それにもかかわらず、同せくだーはまだキャパシティーが過剰で、投資の抑制になりそうである。

固定資本形成の傾向もまた勇気づけられるものであり、2011年第四四半期は7.2%の年率の伸びであり、年間では4.4%である。それでも、固定資本形成のGDPへの割合は18.9%であり、2008年第四四半期に記録された24.6%の下である。政府によるインフラ支出とうまい実施による新たな焦点は固定資本形成を下支えし、国内の厳しい圧力さらされている建設セクターを上昇させる。しかし、地方政府と行政によるインフラへの投資が多くされていないと、電力供給の制約が、これらを遅らせているという懸念がある。

公式なセクターでの雇用の伸びは2011年第四四半期は比較的低い。南アフリカ統計局によるQESによると、四半期単位での雇用の伸びは0.3%であるが季節調整をした伸びは実はマイナスで1.6%になる。合計で13万人の雇用であり、金融危機前の2008年に達成した13万1000人更に必要である。

家計の支出は2011年の第四四半期は堅調であり続け、年率4.6%で成長していて、前の四半期のの3.8%と比較され、年間で5%である。このカテゴリーは2011年の最大のGDP貢献となった。支出の増加ペース、特に耐久消費財、は可処分所得の増加と同じであり、ポジティブな資産効果と低い金利環境とも一致する。

これらの成長率で、支出はインフレへの大きなリスクをもたらすと思われ、消費支出の伸びは1月の0.6%の小売売上の減少と2月の新車販売台数の緩和に続くピークを打ったかもしれない兆しがある。2012年第一四半期の消費者信頼感指数はまた比較的中立なレベルのままである。

ここ数か月のクレジットの伸びの段階的な上昇は消費支出の増加を部分的には反映している。2011年の多くで6%前後の動きがあり民間セクターの12か月のローンと割賦の伸びは2011年12月は7.4%の増加となった。住宅ローンの伸びは1月は2.4%に抑制されたままであり、主な要因は「その他のローンと割賦」のカテゴリーから来る。このカテゴリーの全要素は1月は12か月の伸びで強い状況を見せている。クレジットカードの割賦は11.1%で銀行の当座貸し越し高も14.5%であり、2009年1月と2011年3月の間のネガティブな伸びをしている。そして、1月の一般ローンはは12月の17.6%から15.5%へと若干緩和している。

この後ろのカテゴリーは主に担保されていない貸し付けで、家計へのローンは約30%の割合で伸び続けている。まだ、比較的全体のローンの小さな割合である一方で、消費者信用のファンでぃんぐの重要な元として増加している事が明らかになってきた。この段階で、過剰な消費支出ではないが、この傾向は注意深く調べて、何が貸し付けをしているかのより良い理解を確保していく。

更に高い家計の債務の結果にも関わらず、家計の債務の可処分所得の割合には更に下落し2011年第四四半期に74.6%となった。これは、2008年の第一四半期のピークの82.7%と比べられる。可処分所得に対する家計の負債へのコストは長期的な平均のはるかに上である。

最近、国会に出された政府の国家予算は、2011年10月の予算に比べてややゆるやかに厳しくした財政政策スタンスを示している。この中期的な財政緊縮の方向は維持される。GDPに対する財政赤字は現在4.6%に2012年と2013年の予算で設定されており、前回の5.2%と比較され、2014・2015年は3.0%へと減少する。累積赤字のGPD比は2014・2015年は42.4%でピークすると思われ、ネットでは38.5%である。これは国際的な債務のサステナビリティのベンチマークである60%と比べてはるかに低い水準である。

コスト圧力がインフレの主な要因であるが、ある程度は好ましい状況も管理費で見られる。NERSAはEskom社の電気料金引き上げを16%として4月1日から12か月である。これは、前回承認された25.9%と比べられる。都市の料金のガイドラインは11.03%となり前回の16.6%と比べられる。それにも関わらずほぼすべての管理費の上昇はターゲットレンジの上限を超えたままであり、通信とテレビラインセンスを除く。

賃金妥結はインフレを平均で超えたままである。Andrew Levy Employmentによると、平均的な賃金妥結レートは2011年の7.7%へと下落した。労働者一人あたりの名目の給料の伸びは8.8%から6.0%へと第四四半期は下落した。単位あたりの労働コストも同時期に8.4%から5.0%へと下落した。

原油価格は見通しではリスクのままであり、1バレルあたり15ドル前回の金融政策決定会合以来増加した。主に地政学的なリスクの増加の結果である。一方で、これらのリスクの増加はさらなる上昇圧力の要因となり得、原油価格上昇は更に高いオイル価格が世界経済回復とそれに伴う需要の減少の事実で制約されそうである。国内のガソリン価格はこれらの世界の状況に影響される。過去2か月でガソリン価格はリットル当たり62セント増加したが、ランドのレートによっては更に高くなっていたかもしれない。4月は更に大きく上昇し、リットルあたり28セントの燃料税を含む。

食料品価格はインフレの重要な決定要素であり、前に記したように3月のCPIインフレの下落の動きの主な要因でもあった。ある程度はさらなる緩和も部分的にはベースエフェクトで、今後数か月はあるかもしれない。世界の食料品価格指数は2011年は一貫して下落したが、1月2月はこのトレンドの反転もあった。にもかかわらず、世界の食料品価格は2011年の最初の数か月に達したレベルのはるかに下である。これらの状況の国内価格への影響はランドのレートと国内の農作物に依存する。国内の穀物価格の上昇はある程度緩和していて、2011円の第二四半期はトウモロコシ価格の急激な上昇に続くものであった。従って、今後数か月は更なる緩和が見られるかもしれないが、長期的な見通しは不確実である。

金融政策決定委員会は、インフレの主な要因はコストプッシュのものであると見ているが、これらの圧力はより広範になるかもしれない。しかし、この状況は前回の見通しと一致していて比較的国内経済への抑圧された状況に制約されると思われる。この段階で、委員会はインフレリスクは比較的バランスしていると評価するが、今後はより警戒する必要がある。

インフレの主なリスクは世界の原油価格から現れ、食料品価格の短期的な緩和は予想されるが長期的なリスクは残ったままである。いつものようにランドのレートは不確実性が高いが、インフレへのリスクはある程度は脆弱性が減った中で抑えられている。ただし、世界経済は依然として不透明ではある。

国内の経済の伸びは、この状況や中期的なインフレの軌道の予測の中でポテンシャル以下の状況が続くと見られる。委員会は現段階で金融政策の現状は実体経済を支えるためには適切と見ている。一方で、中期的なインフレターゲットの達成にはコミットを同時に続ける。金融政策決定委員会は故にレポレートを年率5.5%と据え置く事とした。


********** ランケンの感想 ************

相変わらずよく書かれた長いステートメントです。
新興国国家の金融政策の考え方が非常に勉強になります。

財政についても触れられていますが、これに関しての懸念はほとんど無いといっていいでしょう。
従って、南アフリカのデフォルトの懸念はインフレも考慮すると無いと思うのですが、まぁ格付けが必ずしも高いと言えないのも事実。
ここは、政治体制の脆弱性の部分が大きいんですが、新興国で政治体制が先進国並に盤石というのも聞かない話なので、しゃーないと言えばしゃーないかなと思います。

後は民間の債務だな。
財政の健全性の裏返しでもあるんですが、これは解釈の相違が出るところかもしれないです。
個人的には、政府よりは民間の方がいいとは思います。

債務はレバレッジでもありますので、伸びる部分でレバレッジをかけるのは失業率の高い新興国ではOKだと思います。
まぁ、その分は後で頑張って働いて返すと。
民間が生産をするインセンティブになるので、成長率を伸ばす方向に働かせたい所です。

もっと大きな視点で見ると、国家戦略になりますが、アフリカ大陸の高い伸びが今後期待される中で、どういう産業政策をとるかみたいな話かなぁ。
元財務大臣で評価の高いマニュエル国家戦略担当大臣の腕の見せ所でしょうか。
最近、あんまり出てこないなぁ。

とまぁ、そんなところです。
応援よろしくお願いします!

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
土曜日は
楽しい集まり&お店でランケンさんのお顔を拝見でき、ありがとうございました。

いろーんな意味で、楽しめました。

今後も末永くお付き合いいただければ、と願っております。

またチャンスがあれば、お会いしていろいろと教えてください。

よろしくお願いします。


2012/04/02 (月) 15:20:53 | URL | ブラ尻 #-[ 編集]
こちらこそ、ありがとうございました!
ブラ尻さん

こんばんは。
やっとお会いできましたね。
面白かったでしょ?(笑)

マジメに楽しくを目指しております!
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
2012/04/02 (月) 23:27:55 | URL | ランケン #-[ 編集]
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