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南アフリカ金融政策のステートメント全訳

南アフリカ金融政策のステートメント全訳


寒いですねぇ。
もう凍りそう。。。
家に着いたら速効で布団に入っちゃうダメ人間と化しています(笑)。

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2012年1月の南アフリカ金融政策のステートメント全訳です。
最後に感想書きます。



******** 金融政策ステートメント ***********


前回の金融政策決定会合以来、南アフリカ国内のインフレ見通しと経済成長は悪化しており、金融政策の先行きに対して厳しいチャレンジをもたらしている。インフレは現在ターゲットレンジの上限の外側にさらに長い期間あると予想されている。しかし、大きな需要圧力が経済にあると言う証拠はない。第四四半期の経済成長は前の2四半期の成長を越えそうであるが、2012年の成長予測は下方修正されている。国内成長見通しの悪化の主な要因はヨーロッパで続く感染のリスクであり、これはスピーディーな解決の兆候はみられない。

消費者物価指数で測った年率のインフレ率は都市において6.1%と12月になり、11月と変化はなかった。食料、住宅、水道光熱費、交通費が12月の結果のうち4.4%をしめている。食料品価格のインフレ率は更に進み11月の11.1%から11.6%へとなった。一方でガソリン価格の上昇は26.4%となっている。管理費用の内ガソリン価格を除いたものは8.7%と変化なしである。食料品、ガソリン、電気料金を除いた消費者物価指数は変わらず3.9%であり、比較的穏やかなコアインフレの結果となった。

生産者物価指数は減少し10月の10.6%から10.1%となった。ランドの為替レートの下落インパクトは明らかで輸入品の価格のなかで15.9%上昇である。食料品のインフレ率は上昇を続けていて、農作物の価格上昇は年率12.1%になった。また、加工食品は8.4%上昇である。

中央銀行のインフレ予想は更なる上方修正になりそうである。インフレは現在2012年全般を通して上限の外側にとどまると見られ、2012年第二四半期のピーク時には約6.6%となり、その後徐々に下がって2013年の第一四半期にターゲットレンジの中に戻るであろう。インフレは2013年の第一四半期に5.5%となる予想である。中央銀行のコアインフレ率の予測は若干の上昇トレンドであり2013年の前半は5.5%のピークとなる。この上方修正の主な要因はランドの為替レートに関する想定の変化であり、一部は世界経済の成長の前提の下方修正とオフセットされた。

インフレ予測はBERの2011年第四四半期調査に反映されているようにゆっくりと上昇だが比較的インフレターゲットの上限にくっついている。2012年の平均は6.1%であり、前回調査の予測の5.9%より上がる。2013年の予測は5.9%から6.0%で、全ての回答カテゴリーが両方の年で経済界の重役以外は若干上方修正されている。経済界の予測は変わらず6.3%のままである。

世界の予測はユーロ圏の悪化にさらされたままであり、同地域の成長予測は格付けの広がりの中で全般的に下方修正された。現在、2012年はユーロ圏は不況入りしそうとの受け止められている。しかし、期間も程度も不確実ではある。脆弱なセンチメントの増加は国債危機の解決の不足から悪化しており国債利回りの上昇に結果としてなっている。更に、財政を厳しくする対応と実体経済の資本増強への銀行規制及びデレバレッジの影響がある。貸し出し基準の厳格化もまた新興国経済の多くに国境をまたいで実施されており、東ヨーロッパやラテンアメリカに特に実施されている。

OECDの先行指数や世界のPMIの下方トレンドがあるが、日本とアメリカの経済成長は2011年中ごろよりは好ましい。アメリカの失業率は下落し、消費も投資支出も回復の兆しがある程度見られる。ただし、財政強化と住宅市場の弱さは残っている。

新興市場と新興国の伸びはまだ比較的好ましいものの、ある程度鈍る事が予想されている。これはヨーロッパの危機の感染にある程度は影響されるものであり、国内需要圧力の下落を狙った政策にもよる。中国の経済成長はまた減速が予測されているがハードランディングは予想されていない。南部アフリカは南アフリカの輸出市場として徐々に重要性が増しているが、5%以上の成長が続くと予想されている。

世界のインフレは鈍くなっているのが明らかになってきているが、弱い需要が食料とコモディティ価格の下落に結びついている。しかし、原油価格は地域的な要因による供給リスクに支えられている。

ランドの為替レートは、世界のリスク回避の不規則な変化に対応して比較的高いボラティリティが続いている。前回の金融政策決定委員以来、ランドは1ドル7.93ランドから8.6ランドのレンジであるが、過去のレンジは8ランドから8.2ランドである。前回の会合以来、ランドはドルに対してあまり大きく変わってなく、ユーロに対しては6%上昇している。これはユーロドルの為替レートの影響が国内通貨に反映されている。貿易加重ベースではランドは約3%同時期に上昇している。

2011年の南アフリカの資本の流れは一般的な新興市場の経験と似ており、債券への流入の減速と株からの流出である。年全般で見ると非居住者の債券買い入れは420億ランドであるが、株のネットでの売りは170億ランドが記録された。

ランドの為替レートの見通しは世界のリスク選考に高く依存する。ランドは世界の状況に弱い一方で過去数週間では比較的安定している。今のコンセンサスとしては現在のレベルが更に長く維持されると思われる。しかし、これは世界のセンチメントや状況に大きく依存する。

国内の経済成長の見通しは控えめなままである。中央銀行の予測によると、2011年の年間実質成長率は3.1%であるが、2012年と2013年の見通しは前回の予想よりは悪化している。主に世界の成長の前提が下方修正されたことによるものである。2012年の成長は平均で2.8%と予想されており、前の予想の3.2%から下落している。2013年の成長予測は4.2%から3.8%へと下方修正している。これは、更なる生産ギャップのこの期間で広がる事が予測されていることを意味する。

あまり好ましくなく見通しにも関わらず、鉱山セクターと製造セクターは2011年第二四半期、第三四半期で減少が見られたが改善が予測されている。10月の鉱山出力は更に下落しているが、11月は月間ベースでリバウンドした。しかし11月までの3ヶ月はその前の3ヶ月から比べると0.7%下落している。製造セクターは10月と11月にポジティブな伸びを記録していて、製造業の生産の物理的なボリュームは3ヶ月ベースで2.6%となった。それにも関わらず、製造業は圧力にさらされている。4ヶ月連続の上昇の後、PMIは中心となる50ポイントを割って49.4ポイントに12月はなった。

建設セクターはまた圧力にさらされていて、11月の建設計画の上昇とFNB建築信頼指数の若干の上昇にも関わらずである。ポジティブな傾向としては、建設セクターは緩慢ではあるが継続的な固定資本形成の伸びの改善から恩恵を受ける可能性があり、2011年の第三四半期は年率5.6%の上昇となる。RMB/BERの景況感指数によれば、景況感は比較的低いままであり2011年の第四四半期は若干下落であった。

第三四半期の弱い経済パフォーマンスにも関わらず雇用の伸びは上方し驚かせた。南アフリカの四半期毎の雇用統計によると非農業部門の雇用は第三四半期に47300人増え年鑑では20万7000人であった。多くの上昇は第二四半期と第三四半期で民間セクターからきている。この傾向は季刊のLabour Force Surveyで見られたものと一致している。しかし、不況で失った雇用はまだ回復していなく、将来の雇用の見通しは、脆弱な経済見通しを考えると不透明となっている。

家計の消費支出の伸びは経済の成長の主な要素となっているが、成長率は緩慢なままであり、インフレリスクをもたらすとは予想されない。家計の支出の実質的な最終上昇は2011年第三四半期に年率3.7%に上昇し、その前の四半期の3.3%から上昇している。しかし、前の四半期で記録したレベルよりも低い。実質小売売り上げは値ね率6.8%の伸びに11月になった。3ヶ月ベースで3.1%の伸びを記録している。FNB/BERの消費者信頼感指数では2011年の第四四半期に若干上昇した。

消費支出は比較的厳しい銀行の貸し出し基準の継続に抑圧され続け、家計の債務の高さと管理費用のレンジの平均より高い増加は可処分所得の減少になっている。

家計のデレバレッジが続く中、可処分所得に対する債務比率は2011年の第二四半期75.8%から第三四半期は75%となり、2009年の82.3%のピークより下がった。
しかし、この率の減少は負債の蓄積よりも可処分所得の増加と言う事実を反映している。

信用の伸びのトレンドは抑圧されたままであり、前回のMPC以来多かれ少なかれ変化していなく、銀行のローンや割賦の民間セクターへの年率の伸びは10月も11月も6%を記録した。住宅ローンは比較的住宅市場の弱い状況と一致して抑圧されたままであり、11がつは1.9%伸びた。11月の信用の伸びの主たる要因はローン販売とリース販売の6%の伸びであり、自動車販売の改善に反映された。そして、その他のローンや割賦は年率で12.6%の増加であった。このカテゴリーは主に一般的な無担保を含むローンに支えられている。

インフレの主な圧力は主にコスト圧力から出続けている。管理価格はインフレ予測の懸念であり続けている。電気価格はインフレの重要な要因で2012年と2013年は17.4%の上昇である。しかし、現在のNERSAの決定は2013年半ばで終わり、その後の価格上昇はまだ決められていない。更なるインフレの上昇ケースは疑問である。管理価格の決定は成長と投資の抑制となってはならない。

国際的な原油価格は矛盾した圧力にさらされている。下落圧力は弱い世界の伸びから来ており、一方で上昇圧力は地政学的な供給懸念から出ている。にもかかわらず、ブレント原油価格はボラタリティはあるものの驚くほど安定的である。また、現在のブレント価格は前回のMPCの時と似たようなレベルである。国内のガソリン価格は累積で11月から16セント、1リットルあたり減っているが、現在の回復途上は2月に上昇が示唆されている。

Andrew Levy Environmentによると、全般的な賃金妥結はは2011年の最初の9ヶ月で7.7%に上った。2010年の8.2%と比較になる。しかし、名目賃金の下方圧力が反転する兆しもある。南アフリカ統計局によると労働者一人当たり伸びは2011年は8.6%に上昇し2010年の同じ四半期の前半の6.4%と7.4%から上がっている。労働生産性の下落を調整すると2011年の第一四半期の5.2%から8.3%へと第三四半期に上昇している。これらはインフレ見通しの上方リスクをもたらしている。

食料品価格はインフレの主な要因であり、国内と世界の要素に影響される。国内食料価格はランドの下落にネガティブに影響され、トウモロコシの収穫が予想よりも小さかったのが過去1年で国内トウモロコシ価格を倍にした要因である。トウモロコシ価格の先物は2012年の第一四半期で若干下落する事を示している。更に世界の食料品価格は下落しており、FAOの食料品価格指数は2011年12月に最も直近のピークである2月に比べて11.3%下落した。それにもかかわらず国内食料品価格のインフレはしばらくは高い状況であろう。

金融政策委員会は、ランドの為替レートが不透明要因の大きな原因であるが、インフレ見通しの色々なリスクとこれらのリスクが等しくバランスしている事を反映する。主な下落リスクは世界経済の状況から現れ続ける事である。

金融政策委員会インフレ圧力はコストプッシュ型が主となると見ているが、インフレの継続的な上昇トレンドとインフレターゲットの上限を超えることが長引く事が逆に影響し、インフレのダイナミクスの上昇を強めるかもしれない。しかし、金融政策委員会はまた国内経済の減速を認識しており、需要圧力の不足から現時点では金融引き締めは不適切と感じる。同時に、名目政策金利の長期の低さと実質金利の若干のマイナスは、金融政策スタンスが緩和的で実質経済の支持である事を示している。

金融政策委員会は現段階での矛盾した圧力を考えると金利を安定を志向する。しかし、金融政策委員会は国内と世界経済と金融の状況と見通しに対するリスクを監視し、インフレターゲットの適切な維持を中期的に確保し、一方で国内経済を支持する準備がある。よって、金融政策委員会は金利を据え置き5.5%とする。

******** 金融政策ステートメント終了 ***********


全般的にそれほど驚きのある内容じゃないですね。
妥当な感じ。

1つこれから期待だよなぁと思ったのは南部アフリカに関する輸出の言及。
伸びが高くていいですね。
南アフリカの輸出対象としては非常に良いでしょう。

アフリカには9億もの人口がいますので、成長余地はいっぱいあると思います。
もっとも広大なアフリカなのでどこまで南アフリカを押し上げられるかは不透明ではあります。

南アフリカ自体の成長率予測は全般的に下げられており、やっぱり世界経済次第でしょうか。
ユーロ問題が長引くのは分かるんですが、どこまで足かせになるんだろうか。。。
アメリカに期待するしかないかなぁ。。。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



コメント
この記事へのコメント
ご苦労様です
お久しぶりです、さぼてんです。

ステートメント全訳ご苦労様です。
いつも見てはいるのですが、たまにはお礼をと思いコメントしました。
これだけの量を訳すとなるとかなりの時間がかかりますよね。
今後も参考にさしてもらいます。

ランドは円に対しては下げ止まった感がありますが、やはりユーロしだいなのですね。
(世界経済すべてがそうでしょうが)
2012/01/22 (日) 16:11:18 | URL | さぼてん #-[ 編集]
どうもありがとうございます!
さぼてんさん

こんばんは。
ご丁寧にどうもありがとうございます!

今回の英訳はいつもよりは短かった気がします。
慣れたかな?(笑)

ランド円、そのうち上がると思うんですけど、いつになるかなぁな気分です。
ドル円が78円とかじゃなかなか上がらないでしょうが。。。
2012/01/22 (日) 22:37:12 | URL | ランケン #-[ 編集]
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