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プラチナ産業

プラチナ産業

プラチナは希少金属と呼ばれなかなか入手困難な金属です。宝飾品として白金と呼ばれ非常に有名ですが、工業品としても有名です。プラチナの特性としては非常に酸化しにくく(さびにくい)、融点が高く(溶けにくい)、他の化学物質に触れても変化しにくいという非常に安定している点があげられます。また丈夫なためキズも付きにくく、長い年月が経っても輝き続けることが出来る上、産出量も少なく希少性が高いという宝飾品としての要件を満たしているため高価な金属となっています。

宝飾用にリングを買われる方もいらっしゃると思いますが、あのリング1つ(約3g)のプラチナには約1トンの原石が必要です。人類が今まで手に入れたプラチナの量は1辺5メートルの立方体ににほぼ等しいと言われていて、5メートルって言うと車1台の長さなので本当に希少な金属です。

プラチナは丈夫さの面で非常に高い特性を持つ事は述べましたが、その適用範囲として面白いものがあるのでご紹介しましょう。1Kgってどうやって決まるかご存知でしょうか?水1リットルが約1Kgですよね。約1Kgってところが重要で、水は温度が高かったり低かったりすると膨張したりするので本当に正確に1Kgかというとそうではありません。温度や湿度などの条件によってわずかづつ変わってしまいます。となると、何か1Kgを正確に規定できる基準になるものが他に必要ですね。

ここで使用されているのがプラチナとイリジウムの合金で、国際度量衡局で真空の状態で保管されています。真空で保管されている理由ですが、金属は酸化すると酸素を取り入れている状況になるので本当にわずかづつとは言え重さが変わります。これを避けるため真空に密閉しています。となると、基準となるものも酸化しにいくいものが求められ、酸化しにくく安定した物質であるプラチナが採用されています。このプラチナ合金によって1Kgって決まっていて国際キログラム原器と言います

さて、プラチナの価格面ですが最近急騰しています。これは中国をはじめとする新興国市場でプラチナ消費が増えていることと自動車の燃料電池に使われているなどの工業的な需要も増えている事が理由です。2006年のプラチナ需要は5%増加したと見られており年間700万オンス(約198トン)で史上最高を記録しています。

中でも自動車用触媒としての需要が伸びていて、2006年は438万オンスで2005年の382万オンスから15%の伸びを見せています。この需要増はヨーロッパにおける環境意識の高まりと規制強化が実は背景にあります。ヨーロッパではディーゼル車が多いのですが、このディーゼル車の触媒としてプラチナは使われているため大きな需要となっています。

その他にもコンピューターのハードディスクでもプラチナは用いられています。こちらの需要も前年比20%増で36万オンスですが自動車に比べると需要としては小さいです。宝飾品としての需要は2006年は174万オンスで2005年が196万オンスとなっていましたので需要が減っています。理由はプラチナ価格高騰の一言に尽きます。宝飾品としてのプラチナ需要は鉱業用品としての需要の半分以下になっていますので工業用品としての需要が宝飾品の需要に取って代わってしまっている状態です。

下にプラチナの価格推移のグラフを示します。プラチナの市場はドル建てオンス(1オンス=約28.3グラム)単位で取引されていますので、ドル/オンスでの価格推移です。他の商品もそうですが、着実に上がってますね。
プラチナ価格


さて、供給側としては南アフリカが世界最大の産出国であり、南アフリカはプラチナの産出量で75%以上のシェアを持っています。このシェアがやたらと大きいのが目を引きますが、アングロプラチナなどの有力鉱山が存在し、2005年の産出量は158.9トンとなっています。ちなみに金の年間生産高は1500トンぐらいですので約十分の一しかありません。また、アングロプラチナという会社ですが、1社で世界の40%のプラチナを生産している会社です。おそろしくお金持ちな会社なのではないかと…。ダイヤモンドの記事でも紹介したデビアスも然りですが、南アフリカにはこういう会社が多いですね

南アフリカは現在75%のシェアを占めていますが、その他の産出国としてはロシアが10%を持っており、南アフリカとロシアで供給側のほぼ全てと言っても過言ではない状況にあります。ただ、ロシアは原油もそうですが、政治的な理由から供給不安定で今後の供給増に対応できないとされており、南アフリカが対応する事になると考えられています。下は南アフリカとロシアの供給量のグラフです。南アフリカが供給量を増やし続けています。

プラチナ供給国


このような状況の中で南アフリカはプラチナに関して圧倒的に優位な立場にあります。2005年の南アフリカの輸出額の構成でプラチナは33%で295億ランドで第一位となっており、金が32.4%で290億ランドとなっています。既に金を超える外貨を獲得しており、今後更なる上昇が期待されています。

これに対応して、南アフリカ政府は「貴金属法」(Precious Metal Bill)を制定しており、金やプラチナに関する付加価値税を取ることになっています。そうなると、プラチナの供給は絞られ需要に追いつかなくなるため価格高騰という事でプラチナ価格は更に高騰することが見込まれています。

プラチナの需給のグラフも載せておきます。こちらも需要が着実に上がっている事を示しており、需要が減る大きな理由はあまり無いのが現状です。(出展:ジョンソンマッセイ)

プラチナ需給


プラチナは世界的には圧倒的に南アフリカは強い状況ですが、南アフリカ国内でも重要な産業です。今後、商品価格が高騰する点でダイヤモンドと共に南アフリカには更に有利に働くのは確実でしょう。

もう1つ興味深いお話を記しておきます。プラチナって見た目は銀色で他の金属と大きく変わらない感じがしますが、中身はすごく違う事は分かられたと思われます。これを宝飾品として世に広めたのが実はあのカルティエです。カルティエ3代目当主ルイ・カルティエがプラチナの高い特性に注目し”貴金属の王”として宝飾品に取り入れた事で宝飾品として広まったそうです。

日本でも永遠の愛を誓うエンゲージリングやマリッジリングとして使われますね。そういえば、プラチナは高価高価と書いてきましたが、プラチナの1グラムあたりの小売価格は2007年4月現在4700円ぐらいです。リングに使うプラチナが3グラムぐらいだとすると1万5000円位ですかね。でも、宝飾品屋さんでプラチナリング(ダイヤモンド無し)買うと十万円位します。この差は一体…。デザイン料って奴でしょうか。最近、ランキング低迷気味です。是非皆様の応援を頂ければ幸いです。↓


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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。

最近、いろいろな情報がありすぎてどれが本物かわかりにくいですが、かなりためになりました。


応援していきますね~♪ポチポチポチ

FX必勝法、その投資方法で後悔する前に
http://fxinfo55.blog94.fc2.com/
2007/04/01 (日) 20:48:30 | URL | FX必勝法、その投資方法で後悔する前に #-[ 編集]
私も応援ポチポチ

プラチナですかぁ
貴金属や宝石には興味無いんですが凄まじい値上がりですねぇ
2007/04/01 (日) 23:37:56 | URL | ブレンディ #mQop/nM.[ 編集]
御連絡
本日始めてサイト拝見させて頂きましたが、非常に参考になりビックリ致しました。いろいろな経済指標の紹介は特に有難いです。仕事にも使用出来そうです、笑。
ご存知かもしれませんが、レアアース、レアメタルの供給不足が懸念されており、日本でも戦略的備蓄に7(or8??)品目が指定されております。プラチナもレアメタルの一種と思いますが、南アはかなりのレアアース、レアメタルの産出国ですので、経済分析で一向したら面白いかと思います。でお勧めの本を紹介させて頂こうと思ったのですが、アマゾンで見つけられず、諦めました。。。。また発見したら御連絡致します。
経済分析(マクロ分析)はFXをやる上で一番必要なことと感じており、当方独自でも行っておりますが、参考とするデーター選択が難しいです。。なんかあまりにもニッチな情報提供してをして頂いており、感銘を受け、取り留めのないコメントをしてしまい、申し訳ありません。
2007/04/02 (月) 08:42:48 | URL | shin #-[ 編集]
皆さま、コメントありがとうございます
FX必勝法、その投資方法で公開する前にさん

こんばんは。
応援どうもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。



ブレンディさん

こんばんは。
応援どうもありがとうございます。
いつもコメント頂いてありがたい限りです。
プラチナはすさまじい上がり方してますよね。
市場が金の十分の一しかないんでしょうがないんですがまだ上がるでしょうね。
ランドも上がるといーなー。



Shinさん

はじめまして。
こんばんは。
お仕事は何をされてるんですか?
こんなニッチ情報を仕事に使えるとは…

レアメタルのみならず商品の確保は中国が躍起になってます。
日本も頑張らないとやばいんじゃないかと思うんですが、政府の対応はどうなのでしょうかね。
おっしゃるようにレアメタルは確保が難しいため今後供給が追いつかないと予測されてますね。
しかも、プラチナなどはハイテク業界においてかなり重要な位置を占め、非常に重要な資源です。
日本は資源がないので中国に負けないように国を挙げての対応が望まれます。
対応できてるかどうかは分からないのですが…

ぜひお勧めの本教えてください!
良い情報源になりそうな本は何でも読みますよ!
以前も読者の方に本をお勧め頂いて非常に勉強になりました。
読者の皆様のご協力は大変うれしく思います。

ニッチ情報は当サイトの売りです。
でも役に立つでしょう?
南アフリカ経済情報はどこにも負けたくないと思っていますんで頑張ってます。

コメントどうもありがとうございました。
またコメント頂けますとうれしいです。
2007/04/02 (月) 23:11:25 | URL | FXZAR #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/04/03 (火) 10:11:52 | | #[ 編集]
Shinさん

こんばんは。
本のご紹介どうもありがとうございました。
早速購入しました。早く来ないかな。

レアアースの件知りませんでした。
中国って割と資源国のくせに他の国の資源まで追っかけるんで怖いですよね。

専門家の領域は今度時間のある時に挑戦してみます。ちょっと最近仕事が忙しく時間がないのですが。

本や情報のご協力どうもありがとうございます。
本当に感謝しております。
こういうのすっごく嬉しいです。

最後のご質問の件ですがサイトを運営している原動力の1つは読者の方なんです。
お陰さまで結構人気サイトになりまして、毎日多くの方に読みに来ていただいています。
自分でも驚いていますが、サイトの運営結構楽しいんですよね。
Shinさんのような方にコメントいただくだけでなく、メールなんかも色々頂いて色々とびっくりするような事が起こります。
一例はGoogle、Yahooで一位取れた点でしょうかね。自分が運営しているサイトが検索エンジン一位は結構自慢です!

もちろん、自分の興味も大いにありますし、南アフリカって知れば知るほど興味深いんで、知的好奇心な面も多くあります。
なもんで、FX以外も多少書いています。他には、為替やってると世界の視点持てますね。
特にこういう資源国に注目すると世界の流れが結構よく見える気がします。

後はご指摘の点も否定しません。それはそれで面白いですから。でもメインではありませんね。

匿名にも関わらず色んな方と楽しい会話もできますし、一言で言うと当サイトは大成功に近くて色々と面白いんで結構時間かけて遊んでるというのがこのサイトやってる理由です。単純に楽しいんですよ。

また是非コメント下さい。役に立つ情報大歓迎です!
2007/04/03 (火) 23:56:38 | URL | FXZAR #-[ 編集]
もう1つ
Shinさん

金利の記事で頂いた情報もどうもありがとうございました。
まだ吟味できておりませんがお礼申し上げます。
2007/04/04 (水) 00:48:28 | URL | FXZAR #-[ 編集]
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