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2011年5月の南アフリカ中央銀行による金融政策決定会合の声明文全訳

2011年5月の南アフリカ中央銀行による金融政策決定会合の声明文全訳


2011年5月の南アフリカ中央銀行による金融政策決定会合の声明文全訳です。
最後にランケンの感想を付けます。↓
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前回の南アフリカ金融政策決定会合以来、インフレ見通しは更に悪化している。主に外部的なコストプッシュ要因である。底辺にある需要は比較的抑制されており、現段階でインフレ見通しの大きなリスクをもたらすとは見られていない。しかし、これらの外的な価格ショックは最終的にインフレ圧力として上昇するリスクが上昇している。

国内経済の回復は堅調であるが、比較的緩慢な割合である。大きな雇用の上昇への兆しがなく、更に国際的な見通しは不確実なままであり、ヨーロッパ周辺国についての懸念が新たに広がり、日本の地震及びコモディティ価格上昇の中で、経済回復は過去数週間はためらいがちな状況にある。

都会における消費者物価指数CPIで計測したインフレ割合は年率で4.1%と2月の3.7%に比べても予想よりも2011年3月は上昇している。インフレ見通しに主に寄与する要因は食料、住宅価格、光熱費、交通費などで合計して2.9%になる。食料品のインフレは2月の3.5%から年率5.1%へと大きく上昇している。一方で、ガソリン価格や電気料金は2月は19.3%で3月は16.9%であった。ガソリンを除いた管理費用のインフレ価格は変わらず9.1%であった。底辺にあるインフレ圧力は比較的安定していて、2月と3月は食料品とガソリン価格を除いたインフレ率は3.4%と2006年9月以来の最低の割合である。

生産者物価指数においては、インフレは2月に6.7%で3月に7.3%であったが下落傾向は反転した。電気、鉱業、石油製品、石炭が上昇傾向に対する主な要因であった。反対に消費者物価レベルでは2月3月は比較的落ち着いていた。農産物や加工食品は3月に各々2.7%、2.9%上昇した。

前回の金融政策決定会合以来、南アフリカ中央銀行の消費者物価指数予測は更なる上方修正があった。インフレは現在2011年第四四半期の時点でインフレターゲットの上限に達すると予想されており、2012年の第一四半期に6.3%のピークを迎える。その後、2012年の第二四半期にはインフレターゲットの範囲内に入ってきて、年内は上限一杯に近づくであろう。インフレは2011年は平均5.1%、2012年は6.0%と予測され前回の金融政策決定会合における4.7%、5.7%から各々上方修正された。上方修正は主に管理費用の想定の変更によるものである。

ロイターの市場分析調査はインフレ予測は更に上方修正されている。4月の調査では2011年のインフレは5.0%、2012年は5.8%とされており、3月の調査における4.8%、5.7%から各々上方修正された。2013年の予測は5.7%で変化なしである。通常の政府債における利回りインフレ連動債との差で反映されているブレークイーブンインフレ率もまた上昇傾向を示している。

世界経済の環境は地域毎にばらついた回復が続いている。多くの先進国の成長率見通しは財政健全化の必要に迫られた不確実性が残ったままであり、コモディティ価格上昇によるリスクはインフレと成長を不安定にさせる可能性がある。失業率はまた多くの工業国で高いままであり、特にアメリカとスペインである。特にヨーロッパの支出は銀行セクターにおける多くの割合が資本不足に部分的に制限されてしまう。また、ヨーロッパの周辺国(特にギリシャ、アイルランド、ポルトガル)では、債務削減の要求を満たすことができなく、システミックリスクをもたらす可能性がある。日本の低い成長力と世界的なサプライチェーンの地震による崩壊とその後の混乱はまた短期的な世界経済の成長見通しに対してネガティブである。

対照的に、新興国の成長力は全般的に力強いままで、アジアや南米におけるいくつかの国では加熱気味な兆候も見られる。

世界的なヘッドラインのインフレは上昇しており、主に食料品価格とコモディティ価格(特に原油)の上昇によるものである。先進国ではコアインフレ率は生産ギャップの落ち込みの継続により概して低調であるが、多くの新興国では供給サイドのプレッシャーが力強い需要の累積圧力とトレンドを超えた伸びによる圧力と共にあり、金融引き締め政策の環境になっている。

前回の金融政策決定会合以来、ランドの為替レート対USドルは比較的動きが大きい。この期間の間、ランドは6.95ランドから6.54ランドまで動き、貿易加重ベースではランドは0.9%下落した。これは、相当程度がUSドルの下落に伴うものであり、部分的にはアメリカの金融政策が緩和が続くと予想されていることによる。ランドの為替レートは、外貨購入が南アフリカ中央銀行による行われて介入されているにもかかわらず比較的強い状況が続いている。

ランドの強さが続いている他の理由はコモディティ価格の上昇、貿易赤字小さくなっている事、南アフリカへの資金流入が再開した事も含まれていた。4月以来、非居住者によるランドの購入は271億ランドに上り、債券と株式のネットでの購入額は145億ランドのプラスである。これは、2010年の第四四半期以来新興国や南アフリカで経験したキャピタルフローの減少傾向の反転を示した。

南アフリカ国内の経済成長はその他の新興国の経済成長より低い状況である。南アフリカ中央銀行による経済成長の予測は2011年は3.6%(前回3.7%)であり、2012年は3.9%となっている。景況感指数は経済の継続的な回復を指し示している。製造セクターの生産伸び率は景況感指数の落ち込みに対してある程度は改善されている。3月の製造業生産量は年率で4.6%伸びており、2月の5.7%から下落している。3ヶ月ベースでは上昇は4.0%である。

この回復と同様に、Kagiso Purchasing Managers Indexは2010年11月以来ニュートラルを上回っている。しかし、過去数ヶ月のポジティブな軌道は4月は反転しつつある。これらのポジティブな状況にもかかわらず、生産量は世界的な金融危機が起こる前のレベル以下で、稼働率も満たされていない。稼働率は2011年の2月時点で79.4%、2010年の11月の81.6%や2010年の78.4%に達しない。

鉱業生産量は過去数ヶ月はさらに低迷しており、3月は年率で1.4%下落した。しかし、3月までの3ヶ月間とその前の3ヶ月間を比較すると0.4%の上昇は記録されている。建設セクターも圧力にさらされていて、建設計画の実質値は2月には月間18.2%で、年率では13.1%であった。FNB土木建設指数は2008年以来下落傾向を示し続けている。

過去数四半期における家計の消費支出のポジティブな成長モメンタムは低下しつつある。しかし、このレベルは明らかにインフレ圧力となるものではなく、一時的には低下する兆候もある。年率での実質不動産販売の伸びは1月の6.3%から2月に5.6%となった。月間では実質的な不動産販売は2月に1.0%下落したが、2011年の2月とその前の3ヶ月の比較では2.2%上昇であった。新車販売の伸びは年率で8.0%の上昇へと3月の22.8%から下落した。この減速は休暇が多かった事と日本の地震の影響によるものである。

民間セクターのクレジットの伸び率は比較的抑制されたままである。すべてのローンや割賦販売の12ヶ月の伸び率は3月に5.3%であったが、2011年の第一四半期では年率で4.5%へと前の四半期の5.4%からは下落した。伸びは主に他のローンや割賦販売から来ており、特に一般的なローンとリースの回復によるものが力強い自動車販売に反映されている。住宅ローンの12ヶ月の伸びは直近の4.8%の高さから2011年3月は2.9%まで下落した。これは住宅市場が弱い事が続いている事と一致しています。

法人セクターへの信用の伸びは2011年3月は年率2.3%と、銀行がややリスク許容を増やしている事もあり1月の1.3%に比べて増加している。住宅セクターへのクレジット需要は高い債務レベルに制限を受けており、多くの消費者が債務レコードを毀損している。全体のローンにおける毀損債務の割合は2010年12月以来5.8%のままで、主に小売の債務に寄与する。この割合が過去6ヶ月に下がっていない事実は懸念の元になっている。

四半期ごとの労働力調査によると、2011年第一四半期の南アフリカの失業率は25%と2010年第一四半期の25.2%より若干下落した。雇用環境がよくないにもかかわらず、賃金妥結と労働コストはインフレを上回るレベルである。全般的な平均賃金妥結の割合は2011年第一四半期に8.2%となった。単位あたりの労働コストは2010年第四四半期において7.7%と労働生産性の伸び第三四半期には3.1%下落、第四四半期にも2.2%下落した。

インフレの見通しの主なリスクはコストプッシュ型の圧力から来る。食料品価格インフレの加速は、世界の食料品価格がピークをうったものの、しばらく続くであろう。

原油の国際価格は過去数週間でかなり価格の動きが大きく、1日で13USドルも下落した日もあった。過去数週間で急上昇した結果、1バレル126ドルをブレント原油は記録し、前回の金融政策決定会合以来、3ドル下の水準である。短期的には原油の国際価格は下落しない見込みである一方で、価格が現在のレベルで落ち着くか上昇するかは不透明である。過去2ヶ月で南アフリカ国内のガソリン価格は8.8%上昇し、年初から17.4%上昇している。

金融政策決定委員会はインフレ圧力はコストプッシュ型のものとの見方を続けている。これにより、2012年第二四半期において一時的にはインフレターゲットを超える可能性がある。よって、二次的な影響により、インフレ全般への圧力となる可能性がある事を認識している。

金融政策決定会合は上記を踏まえ、レポレートを5.5%で当面の間は据え置きとする。インフレの上昇リスクを考え、コストプッシュ型の二次的な影響によるインフレの兆しに注視し、金融政策決定委員会はインフレがターゲットを持続的に超えるようであればタイミングよく反応する事に対してためらわない。加えて、金融政策決定委員会は国内の需要増によるインフレリスクに関しては緊張感を持って対応する。



*********** ランケンの感想 ***********

気になったのは南アフリカの生産性に関する部分でしょうか。
労働生産性が落ちているのは、正直頂けない。。。
インフレを上回るレベルでの賃上げは国際競争力の観点からはどうかと思います。

南アフリカ中央銀行としては物価安定の観点で見ていますが、政府としては国際競争力の観点で見るべきじゃないかなぁと思いました。
ランドが上昇するのも競争力の下落につながってしまいますが、賃金上昇圧力が高いのはやはり与党ANCの支持母体が労働組合であることによるものでしょう。

ANCが与党から落ちる可能性ってほとんどないと思いますが、賃金下げて競争力上げたほうが失業率は下がる気がしますけどねぇ。。。
まぁ、25%から見るとせいぜい知れてる気もするかなぁ。。。

だからと言って、別にランドが下落するとかって話ではなく、かなり長期的に見て気になったぐらいです。
それ以外にあんまり気になる所はなかったですね。
まぁ、がんばってもらいましょ。↓
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



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