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南アフリカの電力危機懸念は後退か

南アフリカの電力危機懸念は後退か


 南アフリカの電力危機は最近あんまり話題にならないのですが、どうやら危機的な状況には向こう数年間はならないようです。
 南アフリカ国営電力会社のエスコム社は発電所の能力を現在の2倍の80ギガワットに2026年までにする事にしていますが、そもそもの電力需要が向こう数年間は落ち込みそうだと予測されています。
 この需要減衰は電力価格引き上げの影響が大きいようです。↓
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 元々、電力危機は南アフリカの5%の成長があまりにも速く、電力供給がそのスピードに追いつかない事から発生しています。
 ところが、電力危機が起きたのとほぼ前後する位のタイミングでアメリカのサブプライム危機が発生し、世界経済の落ち込みとともに南アフリカの経済も急速に悪化しました。
 現在、南アフリカの成長率は2%から3%とされており、成長率としては数年前の半分に落ち込んでいます。
 
 これにより、電力需要の伸びが後退。
 そこに加えて、電力危機による電気料金引き上げが加わり需要は一気に後退し、危機的な状況は幸か不幸か避けられるという具合です。
 電気価格が名目で25%も上げられる訳ですから、実質でも2割高な感じです。
 今まで安かったためかなり無駄に使っていた分、合理化の余地は大きいんでしょう。
 
 電力需要の下落率は年率5%が実に数年間にわたって続くと試算されています。
 発電所いらないんじゃないのとか思わなくもないですが、長期的に見ると足りないのも確実でしょう。
 今のうちにエスコム自体の建て直しと長期的な将来に向けての準備が望まれる所でしょうかね。
 
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