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金価格の2007年の見通し
今年に入ってから原油価格は急落したわりに金価格は比較的底堅い動きをしています。ここ数週間ちょっと気になっていたのですが、上げ基調が認められ金価格に影響を受けやすいランドとしては注目する必要があるでしょう。そこで、今年の金動向の見通しに関してのレポートを探しましたので、少し見ていきたいと思います。大手調査会社のBank Credit Analyst(BCA)によると、金マーケットは長期的に堅調に推移するとのレポートを出しています。BCAはこの理由を4つあげていまして、流動性、投資家からの需要の増加、各国中央銀行の金取引、インド・中国の需要増加となっています。
流動性は基本的には世界経済が好調なわりに世界的にインフレ懸念が薄れたため金マーケットにも良い影響であるということです。2番目の投資家の需要増加は、金価格が長期的に今後更に上がると見込まれているため投資目的の需要は旺盛で、これを反映し金価格が堅調に推移するとしています。3番目の各国中央銀行の金取引ですが、各国中央銀行はドル資産への偏りが顕著です。このため、複数の資産へ分配しておきたいと考えているのですがこの一環として金は重要な位置づけとなり、この点で金市場への需要があるとしています。最後は、インドと中国ですが、インドは特に金を好む文化です。これらの国々の経済発展により、中間層が金を購入できるようになるため宝飾品としての需要も増えると考えているそうです。
その他にも多くの要因があるとの事ですが、金にとって原油価格の動向はやはり重要なドライバーであり、インフレ懸念よりも地政学的なリスクによる原油相場の方が金相場には影響が大きいであろうと締めくくっています。
さてもう1つ金の権威ある会社と言えばGFMS(Gold Fields Mineral Services)社があるのですが、こちらの2007年の見通しも紹介しましょう。こちらはもっと具体的に数字が出てきまして興味深いところです。
金価格は2007年前半には1オンス$670を超えるであろうと予測しています。ただし、2006年の最高値(25年間の最高値)である1オンス$725まで行くかどうかは不透明であると見ています。このレンジは恐らく2007年後半から2008年になると考えているようで、中東情勢が原油市場に影響を与えた場合は2008年にずれこむだろうと言う事です。
また、USドルの弱体化への懸念とアメリカの経済のスローダウンは金投資に向かう可能性が高いとしており、金市場への投資は堅調に推移していくだろうと予測しています。その他にも需要に関する観点から宝飾品市場の需要が注目されます。こちらは堅調ではありますが、2006年前半は宝飾品からの需要は金価格高騰の影響によりかなり弱い状況でした。2006年通期では400トン以上の減少があったそうで、2006年後半には復調の兆しが見られているとしています。この価格面での需要冷え込みがどの程度続くか分からないところはありますが、値ごろ感に関しては慣れの要素も強いため今後はある程度の需要は出てくる可能性があります。
さて、GFMSの調査による有名銀行や調査会社のアナリスト29人の予測を見ると、2007年の金価格平均値は最も安く見込んでいる人で1オンス$580、最も高く見込んでいる人で1オンス$755となっており、平均値は1オンス$652となっています。1オンス$700を超える人は29人中4名しかいなく、年中平均値で昨年高値を超えると予測している人はわずか1名です。やはり、去年のような上がり方はしないと考えている人が多いのでしょうかね。
ジムロジャースは今年は穀物が上がると言っているそうで、原油価格も既に下げてしまっていることも勘案すると商品市況全体としては下値は限られているようにも考えられますね。これだけ見てるとランド取引は強気で行けそうではありますが、他の資源国の動きが気になります。この辺がどうランドに影響するかを見極めて行きたいですね。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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