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昨日の消費者物価指数について

昨日の消費者物価指数について

昨日、消費者物価指数の速報値をお知らせしましたが詳細をお伝えします。

CPIXは年率5.0%の上昇で市場予測の5.1%よりも低く、月次の方で見ても0.1%の上昇となり、市場予測の0.2%よりは低い状況です。市場が現在懸念しているのはインフレ率をCPIXで6.0%を超えることです。これは南アフリカ政府のインフレターゲットが3%~6%と設定されているからで、市場は南アフリカがうまく経済のコントロールが出来るかどうかを見守っています。

これを踏まえて見ていくと年率5%がここ数ヶ月続いていますので、金利上昇の効果が出てきてインフレが収まってきているように見えます。政府としてはこれ以上の金利引き上げは景気をかえって冷やしかねない可能性もありますのであまり金利引き上げは好ましくありません。とは言うものの、6%まではそれほど余裕があるわけではなく、今金利の引き上げをやめてしまった場合、好調な経済が再燃して6%を超えてしまう可能性もあります。実際、生産者物価指数(PPI)が今夜発表されますがこちらは先月10%に達しており、消費者物価指数はPPIに追随する傾向がある事を考慮するとまだ消費者物価指数が上がる可能性は高いです。

そんな訳で次回の南アフリカ中央銀行の政策金利決定はかなり難しい局面を迎えます。そこで5%の上昇の中身をもう少し見ていきますと食品のインフレは11月の年率9.1%から12月は8.1%に下がっています。下がっているとは言え高いですね。また、石油の値段は過去半年で2割下落しており、全般としてみるとインフレは収まってきている傾向が見られるため、南アフリカのエコノミストの間では金利上昇局面もそろそろ終了かもしれないと見る向きが出てきています。

さて、債権市場の方を見てみると、短期債権のR194は8.840%から8.790%に下がっています。また、キーとなる6年もののR153債権も8.230から8.130%と下落しており来月の金利引き上げはない可能性が高いと見ているんでしょうかね。ただし、来週は貿易収支の発表もあり、こちらも予断を許さない状況です。

来月の南アフリカ中央銀行の金利引き上げはかなり注目ですね。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー



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