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IMFワールドアウトルック・サブサハラ
IMFからワールドアウトルックのサハラ砂漠以南地域版が出ています。
これからますます注目されるであろうアフリカの経済状況を手っ取り早く見るにはいいので、ご紹介します。↓
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2000年に入り過去10年の間で今回の経済危機以外は南部アフリカは5%から7%の高い成長を記録しています。それもあってか、今回のワールドアウトルックのサハラ砂漠以南のタイトルの副題は下になります。
Back to High Growth?
文字通り、「高成長に戻るか?」ってタイトルで、まずは主な発見としては以下が挙げられています。
1.生産量は2009年の2%から2010年には4.75%拡大に戻る
2.多くの低所得国は成長の減速は小さかったが、減速は同地域一帯にある程度のコストとして残る
3.2011年及びそれ以降の見通しは良い
4.見通しの主なリスクとしては世界経済の成長の中断、政治的不安定さ、一部の国の金融システムの悪化である
となっています。
また、IMFでは世界的な経済減速の中で最も見落とされている側面はサハラ砂漠以南の回復力であるとして、昔の世界的な不景気に比べて南部アフリカがダメージに対する耐久力を付けている事を強調しています。
南部アフリカには外国からの投資が現在多くされています。この投資は昨年大きく減ったのですが、外人投資家は既にサハラ砂漠以南のアフリカの先進国には戻ってきているとIMFではしており、この地域の先進国と言うと通常南アフリカを指しています。
外人投資家としては政治的不安定さが最も高いリスクなので、政治的安定を求めていますが、同時に経済政策を重視してもいます。これを踏まえ、IMFでは経済政策を短期的な視点から中期的な視点に移す必要があると述べています。
サハラ砂漠以南の南部アフリカの成長率は2011年には5.75%へと加速するとされており、同地域のほとんどの国で成長が戻ってきます。ただし、2000年代半ばに予測されていた成長率よりは若干下がると見られています。
2007年のサハラ以南の南部アフリカにおける人口はおよそ8億人です。今の状況下において、5.75%での成長となるとかなり高い事になりますが、そもそも低所得国が多いのと、8億の人口の内15歳以下の人口が40%とされ、3億人以上はいるため、そういう意味では驚くべき数字ではないのかもしれません。ちなみに同地域の人口増加率は年率2.3%で、2050年には15億人に達すると国連では予測しています。
さて、サハラ以南の南部アフリカで最も成長が期待されている国々は原油産出国です。現時点での原油輸出国としては以下の国になります。カッコ内は2011年実質GDP成長率予測)
アンゴラ (8.3%)
カメルーン (2.9%)
チャド (3.9%)
コンゴ共和国 (6.6%)
ガボン (4.9%)
ナイジェリア (7.3%)
アフリカ随一の輸出国であるアンゴラとナイジェリアの伸びが高いです。
アンゴラは人口も少ないのですが、ナイジェリアは人口が1億を超えます。
また、上記以外に注目されているのがガーナです。
こちらは2007年に巨大な油田が発見され、操業間近となっています。
2011年の成長率はなんと20.1%と予測されています。まさに桁違い。
南アフリカの成長率は2010年は2.6%、来年2011年は3.6%とされており、アフリカの中で先進国なのもありますが、南部アフリカの中では比較的低目の成長率となっています。
サハラ砂漠以南の南部アフリカには南アフリカからも多くの輸出がされています。この地域の成長は南アフリカにとっても良い影響を与えますので頑張ってほしい所です。
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

この記事へのコメント
成長しそうですね。某インデックスファンドが「次に欲しいのは以下のどれ?」と中国H株・新興国債券・ブラジル株等から選ぶアンケートやってましたが南アフリカは入って無かったです。良さそうなのになー。
401Kを全部海外株にしてて今年やっとプラスです。年2%ぐらいかな。新興国も入れられるといいんですけど。
401Kを全部海外株にしてて今年やっとプラスです。年2%ぐらいかな。新興国も入れられるといいんですけど。
2010/04/26 (月) 11:10:41 | URL | 眼鏡 #-[ 編集]
ランドの誘惑に負けそうです。
アフリカには中国からの投資が多く集まっているそうですね。 ナイジェリアやガーナも良さそうだけど、その前に中国元に投資をしたい。
中国元の切上げも近いでしょうから、その利益でナイジェリアやガーナに投資と言うのはいかがでしょうか。。。あるエコノミストは2年くらいで元は1.5倍くらいになると言ってます。
本当かなぁ???
中国元の切上げも近いでしょうから、その利益でナイジェリアやガーナに投資と言うのはいかがでしょうか。。。あるエコノミストは2年くらいで元は1.5倍くらいになると言ってます。
本当かなぁ???
2010/04/26 (月) 15:48:20 | URL | poco #-[ 編集]
今までのアフリカの状況を考えれと
かなり遅れてますし経済レベルが低い
水準でしたので
ポテンシャルはあるかもしれませんが
一概に伸び率が高いからといって飛びついたら『やけど』しそうですけどね。
ただ南アフリカはやはりアフリカ諸国でも
レベルが違うと考えた方が良いのではないでしょうか。
Wカップ後が少々心配ですけど。
かなり遅れてますし経済レベルが低い
水準でしたので
ポテンシャルはあるかもしれませんが
一概に伸び率が高いからといって飛びついたら『やけど』しそうですけどね。
ただ南アフリカはやはりアフリカ諸国でも
レベルが違うと考えた方が良いのではないでしょうか。
Wカップ後が少々心配ですけど。
2010/04/26 (月) 19:18:31 | URL | Vコア #-[ 編集]
眼鏡さん
こんばんは。
成長の要因の1つは資源が大きいですね。
今週のヴェリタスにB級投資って所で南アフリカ債券が取り扱われているそうです。
ま、そうかなぁと苦笑しました。
ALMIAさん
誘惑に負けないでください。。。
過去、それで破綻した人も多いので、やるならヘッジも考慮して慎重にどうぞ。
Pocoさん
こんばんは。
ナイジェリアは興味あるんですが、まぁ投資商品にまでなっていないですね。
中国元の投資、色々と考えてはいるんですが結構難しいですよね。
エコノミストの1.5倍って恐らく日本円と同様の上昇の仕方をした場合だと思います。
中国が日本みたいにアメリカの言う事を素直に聞くとは思えませんけどね。
上がるにしてもかなり管理された状況で徐々にって思っていますので、2年で1.5倍はないと思います。
Vコアさん
こんばんは。
おっしゃるとおりですね。
やけども何も飛びつくような投資商品になっていないので、そこは心配していませんけど。
でもね、既にヨーロッパではその手の詐欺が横行しているそうです。
ガーナで油田が掘り当てられたのは事実ですが、その権益をもらえるとかなんとかって詐欺がいっぱいあるらしく、まだ採掘も始まっていないのに危なっかしい事この上ないそうです(笑)。
その内、日本にも来るかもですね。
ナイジェリアからの手紙来ないかなぁ。
誰か見つけられた方は是非ランケンにご一報ください。
南アフリカはアフリカの中ではダントツです。
アフリカ投資の半分以上は南アフリカに来ます。
南部アフリカに投資するなら南アフリカは経由せざるを得ないんでしょう。
こんばんは。
成長の要因の1つは資源が大きいですね。
今週のヴェリタスにB級投資って所で南アフリカ債券が取り扱われているそうです。
ま、そうかなぁと苦笑しました。
ALMIAさん
誘惑に負けないでください。。。
過去、それで破綻した人も多いので、やるならヘッジも考慮して慎重にどうぞ。
Pocoさん
こんばんは。
ナイジェリアは興味あるんですが、まぁ投資商品にまでなっていないですね。
中国元の投資、色々と考えてはいるんですが結構難しいですよね。
エコノミストの1.5倍って恐らく日本円と同様の上昇の仕方をした場合だと思います。
中国が日本みたいにアメリカの言う事を素直に聞くとは思えませんけどね。
上がるにしてもかなり管理された状況で徐々にって思っていますので、2年で1.5倍はないと思います。
Vコアさん
こんばんは。
おっしゃるとおりですね。
やけども何も飛びつくような投資商品になっていないので、そこは心配していませんけど。
でもね、既にヨーロッパではその手の詐欺が横行しているそうです。
ガーナで油田が掘り当てられたのは事実ですが、その権益をもらえるとかなんとかって詐欺がいっぱいあるらしく、まだ採掘も始まっていないのに危なっかしい事この上ないそうです(笑)。
その内、日本にも来るかもですね。
ナイジェリアからの手紙来ないかなぁ。
誰か見つけられた方は是非ランケンにご一報ください。
南アフリカはアフリカの中ではダントツです。
アフリカ投資の半分以上は南アフリカに来ます。
南部アフリカに投資するなら南アフリカは経由せざるを得ないんでしょう。
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高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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