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南アフリカ中央銀行副総裁のキャリートレード懸念

南アフリカ中央銀行副総裁のキャリートレード懸念


  南アフリカ中央銀行副総裁がキャリートレードによるランド上昇に対して強い懸念を表明しています。先進国の金利が余りにも低いため、高金利諸国に大きな資金が流れてきていると述べています。
  
  南アフリカの金利は7%ですが、インフレ率が6%前後あるため金利をこれ以上は下げにくい状況です。一方で、その他の先進国は1%以下ですので、その差は6%以上となっており、日米欧どこから見ても非常に高い金利に見えます。そのため、世界中からお金が入りやすい状況になっています。
  
  ただ、不況においては通貨高は輸出減になり不況を深刻化させますので、世界的に不景気な今、南アフリカとしてもつらい所です。南アフリカ中央銀行副総裁も新興国に意図せざる結果を招いていると述べています。
  
  特に懸念されるのは二番底が来た時と見ているようで、またキャリートレードの巻き戻しによりランドが下落する可能性があると考えているようです。
  
  ランドの方は、今の状況だと、あまり大きな問題を持たない南アフリカや豪ドルが魅力的に見えるのはやむなしな部分は間違いなくありますね。加えて金利が高いとなれば、買うしかないと言うのが市場の感覚でしょう。売りの選択はしにくい所ですが、1ドル7.28ぐらいで壁があります。ここを抜けたらもっと上昇しそうですが、南アフリカ政府は嫌でしょうね。
  
  さて、世界情勢で気になったのが1つありました。ギリシャがやっぱりIMFへの支援になる可能性が出てきたと言うニュースです。やはり、ドイツが相当渋っているようで、そうは簡単にギリシャ救済はしなさそうです。
  
  と言うところでユーロがまた下げてます。チャート的にもユーロ売りのポイントが近いかなと言う感じを受けます。ギリシャ問題はまだまだ続くでしょう。
  
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