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1ユーロ1ドルの可能性
ユーロ状況、一向に改善の気配が見えませんね。
ヘッジファンドの会食らしきものがNYであったらしく、1ユーロ=1ドルまで落ちる可能性があるとの話がされたとウォールストリートジャーナルで書かれています。
現在、1ユーロ=1.35ドルですから、まだまだ落ちそうです。
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1ドル90円を保つのであれば、1ユーロも90円。
ある掲示板で(巨大掲示板ではありません)、ユーロ円のロングしていた方のお悩みが出ていました。
ユーロ円を損切りできずに困ってらっしゃるそうですが、残念ながら厳しい状況です。
損切りできないならユーロドルのショートでもしてヘッジしとくしかないんじゃないでしょうかねぇ。
ヘッジファンドと言えばソロスですが、ソロスはEUが財政問題をなんとかしないとユーロは崩壊するかもしれないとまで公に述べています。
ランケンの個人的な解釈を書けば、ソロスが言っている崩壊の可能性とは、ドイツのユーロ離脱の可能性。
ドイツ国民から見たら、ユーロ圏の他の国とユーロと言う通貨を守るために血税を投入なんてまったく理解に苦しむ話です。
しかもギリシャだけじゃなくってポルトガルだのスペインだのイタリアだのってんだから、冗談じゃないって感じですよね。
しかも、救済してくれるべきドイツやフランスにとって、更に頭に来る事がギリシャで起きてたりします。
ギリシャは財政健全化を求められている訳ですが、このためには収入を増やして支出を減らすしか無いわけです。
通常は国家公務員の給料減額やら税金の引き上げやらを行います。
だって、国のお金ないんだもんって話ですよね。
要するに国を丸ごとリストラする訳ですが、それを主にやるのは財務省です。
ところが、ギリシャの財務省ときたら給料引き下げに対してストライキをしています。
ドイツ人から見たら(と言うか日本人から見ても)、冗談だろう、何考えとんねんこの国はって感じでしょう。
ギリシャは国民の文化的な背景として、国が雇用は守るべきと言う空気が強いそうです。
勤勉なドイツ人から見ると、怠慢に見えるでしょうね。
出来れば、ユーロを守りたいとドイツ国民やフランス国民も思っているかもしれませんが、ギリシャの態度が余りにも悪いようだと、まずはユーロから出てってくれってな話になると思います。
ギリシャだって、ハイそうですかってな訳には行きません。
ユーロを出た途端、通貨暴落、株価暴落、雇用更に悪化が目に見えているので、更に大変な事は目に見えていますから、ユーロにしがみつくでしょう。
ドイツやフランスはギリシャを追い出そうと他の国に働きかけるかもしれませんが、他の国も結構危ないので、次は自分が追い出される可能性もあるため、まぁまぁドイツさん、ギリシャさんを追い出さなくても我々EUで助けましょうよってな話になる訳です。
色々な国と調整がある訳で、相当調整は難航しそうですよね。
ドイツはここに至るとどうするか。
じゃぁもうドイツがユーロから出て行くって話になりかねません。
その方が簡単だもん。ドイツがユーロやーめたって言うだけですから。
別にドイツはマルクに戻したってたいして困らんです。
ギリシャ救わなくていいし、スペインだって、ポルトガルだって知ったこっちゃない。
ドイツでユーロ離脱の声が本当に大きくなったら結構大変です。
ユーロを今まで引っ張ってきた手前、そう簡単にやーめたって言えないのもあるでしょうが、ユーロの弱小国の財政問題が片付かない限りは、選択肢としては当然ありえます。
ドイツが抜けるようなら、ソロスの言うユーロ崩壊です。
ユーロ発起人のフランスはどうするか?
やめるんじゃないでしょうかね。
ドイツなしでは、ユーロ存続は現実的にムリがある。
さて、本当に崩壊するかどうかと言うと今のところはまだそこまで危機的ではないでしょう。
一応は、ギリシャ債券買われてますし、デフォルトになった訳ではないです。
上手い事、時間稼ぎをして景気が良くなれば、税金も増えるし支出も減らせるしで、少しずつ改善方向になるかもしれません。
いずれにしてもユーロは現在なかなか上がれる状況ではなく(もちろん、調整的に買われる可能性は多くあり、一部の有名ヘッジファンドは買いに転じたとウォールストリートジャーナルは書いています)、ずるずると下げていく可能性も高いでしょう。
最初の1ドル1ユーロですが、市場のオプション価格からはじき出された確率は7%程度だそうです。
7%の確率で1ドル1ユーロまで下落って事ですね。
たいした確率じゃないと思うか、そんなに高い確率と思うかは意見の分かれる所ですが、ランケンはそんなに高いんだとか思いますね。
この続きは今日のCFDステーションにも書きます。
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この記事へのコメント
いつも拝見していますー
ユーロそんなに下がるといわれてるんですねー3月あたりになんらかの兆しが見える可能性は高いですね。楽しみです。 あとチャートを見ててユーロ以上にポンドの下げが目立ってますけどなんでしょうかね? やっぱ次に危ないといわれてるからですか? ポンドがどこまで下がるかも気になります。そのへんの情報は何かご存知ありませんか?
ユーロそんなに下がるといわれてるんですねー3月あたりになんらかの兆しが見える可能性は高いですね。楽しみです。 あとチャートを見ててユーロ以上にポンドの下げが目立ってますけどなんでしょうかね? やっぱ次に危ないといわれてるからですか? ポンドがどこまで下がるかも気になります。そのへんの情報は何かご存知ありませんか?
2010/02/28 (日) 01:58:27 | URL | よねさん #-[ 編集]
よねさん
こんばんは。
ユーロどうなるんでしょうね。
なんかドイツとフランスが3兆円のお金を用意したと言う話も。
ただし、使われるかどうかは分からないので、市場に対して脅しをかけているみたいな感じかなぁ。
ポンドも、CFDステーションで書きましたが、STUPIDなんて言われてますからねぇ。
まだ、下がるかも。
だいぶ下がってはいるんですけどね。
ポンドに関しては、ランケンあまり追っかけてません。
実はほとんどポンド取引やった事ないんだなぁ。
なんでだろう、情報取りにくいのかな???
なんとなくユーロかフランに行ってしまう。。。
多分、金利を考えるとフランに行って(低金利、退避通貨だから)、流動性とかドルの対抗馬と言う観点から考えるとユーロに行くからですね。
ポンドって位置づけが微妙で、チャンスが分かりにくいんだなぁ。
すいません。。。
こんばんは。
ユーロどうなるんでしょうね。
なんかドイツとフランスが3兆円のお金を用意したと言う話も。
ただし、使われるかどうかは分からないので、市場に対して脅しをかけているみたいな感じかなぁ。
ポンドも、CFDステーションで書きましたが、STUPIDなんて言われてますからねぇ。
まだ、下がるかも。
だいぶ下がってはいるんですけどね。
ポンドに関しては、ランケンあまり追っかけてません。
実はほとんどポンド取引やった事ないんだなぁ。
なんでだろう、情報取りにくいのかな???
なんとなくユーロかフランに行ってしまう。。。
多分、金利を考えるとフランに行って(低金利、退避通貨だから)、流動性とかドルの対抗馬と言う観点から考えるとユーロに行くからですね。
ポンドって位置づけが微妙で、チャンスが分かりにくいんだなぁ。
すいません。。。
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