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南アフリカの経済政策に重要な変化か?

南アフリカの経済政策に重要な変化か?


  南アフリカ財務大臣のPravin Gordhanは今月行われる国家予算発表時にインフレターゲットをどうするかについて言及をすると述べました。インフレターゲットを変更するかどうかまでは言及していませんが、ターゲットを引き上げるべきという意見も多く、どうするかが注目です。
  
  現在、南アフリカのインフレターゲットは6%以下と決められています。一昨年はこれを大幅に超えたインフレとなったため、かなりの金利引き上げを行ってきました。昨年、本格的になった世界的な景気後退は南アフリカにも影響を与え、南アフリカも大きく景気が後退しています。
  
  これだけ景気が悪い状況にもかかわらず、インフレは6%程度あり、ターゲットの上限ぎりぎりです。すなわち許容範囲外と見なされまして、本来なら景気対策として引き下げたい金利を下げられず、景気が更に悪化していると言う意見が労働組合を中心に出ています。
  
  労働組合はインフレターゲットを引き上げるべきだと主張しており、南アフリカ政府としても、効果的なインフレターゲットのあり方を南アフリカ中央銀行と議論してきています。今回の南アフリカ財務大臣の発言はこれを受けたものであり、何らかの決定(インフレターゲットを変えるか変えないか)がなされたものと考えられます。
  
  ただ、インフレターゲットが緩和された所で、インフレ率よりも低い金利を設定するのは現実的には厳しいでしょうし、インフレターゲット自体が直接的に経済になんらかの効果をもたらしているわけではありません。
  
  インフレターゲットはあくまでもインフレをここまでに抑えるという目標を示しているのみですが、それは経済に対する明確なスタンスではあります。このインフレターゲットを変える事は、保守的な経済運営になるとして市場としてはあまり歓迎しないと思われます。場合によってはランドも動く可能性がありますので要注意です。発表は2月17日です。  

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