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南アフリカGDP予測とランド円のバッドティック

南アフリカGDP予測とランド円のバッドティック


  南アフリカの第三四半期のGDP成長率は実質ベースで0.7%になると見られています。第一四半期は3.0%のマイナス、第四四半期は6.4%のマイナスでしたので、一気にプラス成長の予測です。南アフリカにおける予測調査においては-0.6%から+2.0%となっており、プラス側の方の予測が強くなっています。


  マイナスに振れた場合、通貨ランドは売られる可能性もあります。対ドルでは高値近辺まで上昇していまして、ややレンジ相場にはなっています。南アフリカの買い方も疲れがチャート上見えますので、下落要因には反応しやすい可能性があります。GDP成長率の結果は火曜日に南アフリカ統計局により発表される事になっていまして、注目したいところです。

  さて、先日のくりっく365において起こったランド円のバッドティックですが、市場運営会社の東京金融取引所から、今後の対応策などが発表されています。バッドティックを発生させたのはドイツのコメルツ銀行だった事が公式に示されています。
  
  東京金融取引所では今後の対応として、一定幅を超えるレートが出た場合はシステム的に制限を行うとしています。つまり、異常値はコンピューターが認めないようにすると言う話なのですが、何を基準として異常値とするかが実は非常に難しい話になります。
  
  東京金融取引所では、大きく動いた場合には、レート提示がされない状況が発生すると述べており、取引が約定しない可能性がある事に理解を求めています。そもそも、個人向けの日本ローカル市場ですので、やむを得ない面はあるでしょうし、流動性が低い状況や時間帯においては、ランドのみならず全ての通貨がこの対象になります。
  
  今後は、マーケットメーカーであるコメルツ銀行に対しても、臨時考査を行うなど真相究明をしていくとしています。その一方で、マーケットメーカーは誠実にレート提示を行うと言う大前提は崩さないようです。今回のランドに関しては約定取り消し措置を行いましたが、今後は行わないように見受けられます。
  
  バッドティックの発生は過去にもポンドで起きていますが、バッドティックを起こした場合、マーケットメーカーに対してどう対応するかは見送られたようです。バッドティック自体をシステム的に出さない事で担保したと言う話で原則は変えないというスタンスでしょう。

  一時、ゴールドマンサックスと言う話もされていましたが、ゴールドマンサックスは月曜日の朝にコメルツ銀行のバッドティックを利用して大きな収益をあげただけであり、市場価格に沿ったトレードをしただけのようです。

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