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南アフリカ政策金利据え置きの見込み

南アフリカ政策金利据え置きの見込み

明日は南アフリカの政策金利を決定する日です。
ロイターの調査によると、28人のエコノミストの内24人が金利を据え置き7.0%と予想しており、残りの4人は0.5%の金利引き下げで6.5%を予想しています。
既に、金利引き下げフェーズは終わったと見る向きがエコノミストの中では大半のようで、次回以降では金利は引き下げられないとされています。

南アフリカではインフレ・ターゲットを設定しており、3%から6%の間にインフレを誘導しようとしています。
現在の消費者物価指数(インフレ率)は6.1%となっており、来年には6%を下回る見込みです。
一方で、インフレ率はその後上昇すると予測されており、南アフリカ中央銀行としては金融引き締めで金利の引き上げが必要と考えているはずです。

ただし、金利引き上げは経済に対してマイナスとなるため、労働組合などが反対しています。
労働組合はインフレ・ターゲットをやめるべきと主張しており、高い金利は貧困層を更なる困窮に陥らせるとしています。
これに対して、南アフリカ中央銀行のスタンスはインフレが高くなる方が貧困層を直撃すると言う姿勢を取っており、タカ派なスタンスです。

南アフリカの景気は少し回復の兆しが出てきており、インフレも短期的には抑制される見込みとなっています。
ただし、今後に関しては電気料金の大幅な引き上げなどインフレ要因が多いのが現状で、これがエコノミストの多くが据え置きを予想している理由となっています。

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