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南アフリカ観光情報
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南アフリカPPI
ランドが9円前半まで来てますね。
ドル円も79円割ったりしてるし、結構ヤバい状況にあるとは思うのですが、割と落ち着いているのはなんででしょうかね。
VIXもそこまで上がってないし、自分でも落ち着いてるなぁって思います。
市場は結構あちらこちらでボロボロっぽいですが、まぁこんなもんかなぁぐらいの感じでしょうか。
ユーロの下落は続いてますし、それでも暴落にはなってない感じ。
パニックは感じないし、割と素直に落ちてく感じしますねぇ。(かえって気持ち悪いんですけど
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南アフリカの方は生産者物価指数が4月は年率6.6%となりました。
3月の7.2%から大幅にダウンです。
コンセンサスも7%でしたのでよい結果と見てもいいでしょう。
ただし、これは景気後退の裏返しですので、インフレの観点からは良くても景気の観点からは喜びにくい状況です。
懸念としては、ランド下落によるコモディティ価格(特に原油)上昇ですが、幸いにしてそこまでは出ていません。
このPPIだとCPIの方も今後下がってきそうですから、南アフリカ中銀の金利引き上げは遠のいた感じです。
通貨も下落してますし、世界の景気後退の兆しも強いので、しばらくは上げられなくなってきたんではないかと思います。
冒頭にも書きましたが、ランドは対ドルで8.6ランドです。
これは半年ぶりの安値で、この後どこまで行くかはヨーロッパ次第でしょうか。
うーん、しかし、ここを超えると下落が進みそうなチャートですね、これは。。。

南アフリカ中銀が介入に入るという期待もあるようですが、南アフリカ中銀は明確に否定しています。
介入しても無駄だし、外貨準備高が減るだけでかえって害があると見ているそうです。
まぁ、南アフリカの力じゃ厳しいでしょうからね、今のヨーロッパ情勢は。。。
今、最大の注目はヨーロッパの政治家です。
何らかの手を打たねばならない所に来ていまして、ユーロを救うためのアクションをどこまで取るかを市場は睨んでいます。
昨日書いたようにスペインは、不良債権の塊になった銀行に更に先進国最悪の借金証書を注入するというムチャクチャな状況にあります。
このままではどう見てもまずいのですが、どうもそこに対する政治家のコミットメントが弱いため、どうしようもない状況に陥っています。
ヨーロッパ共同債も困難な状況にありますし、ECBのバランスシート相当悪くて、そもそもECBはこれ以上お金出せるのかみたいな感じ。(お金を刷ればいいという問題ではない)
最近はシリア情勢の悪化も進んでいます。
世界は結構大変な事になってます。。。
日本も大変かもですが、ヨーロッパや中東に比べたらかわいいもんですね。
ヨーロッパにならないように日本はしっかり勉強しておきたい所です。
バカなテレビに踊らされてはいけない。(ランケンは増税はやむなしと見ます)。
反対してる人や、分からん人は勉強不足だと思う。
借金は将来必ず自分か子孫に返ってきます。
そこに対しての答えなしで反対するのはモラルが欠けている。
我がままってやつですよ。
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スペインのウルトラC銀行救済策に笑った
東京電力ってのは驚くほどボケてますねぇ。。。
債務超過みたいな状況の上に、更に電気料金引き上げで消費者敵に回してる所へボーナスを入れるって。。。
どういう神経してるんだろう。。。
せめてもう少しうまくやれないんだろうか。。。
あそこまで行くと、可哀そうになってくる。。。
東電の社員さんにはご愁傷様ですと言う気持ちは強いですが、競争のない世界ってのは平和過ぎるんでしょうね。
ボーナスカットしたら、人を集めるのも容易ではないでしょうが、普通の給料で集まらないかなぁ。
リスク高いからダメか。。。
ギリシャみたいなもんですね。
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スペインのバンキア銀行が破たんの瀬戸際にあり、部分的に国有化されています。
既に金融危機の様相を呈してきているのが怖い所なのですが、スペイン政府もほっておく訳にはいかないので救済しています。
ところがスペイン政府もお金がないわけです。
ここでウルトラCを出してきました。
何をしたかと言うと、バンキア銀行にスペイン国債を注入したんです。
その額、190億ユーロ。
ほぼ2兆円です。
昨日も書きましたが、スペイン国債は下落が進んでおり、厳しい状況です。
市場でもまともに買ってくれないし、政府に銀行を救済するお金もないしと言う事で腐りかけのスペイン国債をバンキア銀行に渡します。
で、このスペイン国債を担保にしてECBからお金借りてねって寸法です。(笑)
もう、最初見たときは冗談かと思いましたわ(爆)。
ECBがお金貸してくれれば確かにウルトラCですよね。
スペイン国債、あんまり条件良くないから市場に出すよりは、バンキア銀行を通してECBにお金出させるという素晴らしいプラン。
で、ECBはと言うと、お断りしますって言ってるみたいです(爆)。
そりゃそーだよねぇ。。。
こないだLTRO失敗した時と同じやり方なので効果なさそうだし、既に市場に出てる国債ならLTROの時は担保取ったけど、新しいのをやったら中央銀行って何よみたいなそもそも論になってしまいます。
いくらなんでもヒドイでしょ。
ただ、ECBもお断りしますって明確には言ってないみたいで、考える余地を残しているようです。
一応、LTROでもやったスキームの延長にあるので、ダメって言えないんだろうなぁ。
とは言え、コレ認めたらECBのバランスシート悪くなるだけでなく、ポルトガルもイタリアも同じ手に出ちゃいそう。
そしたら、もうユーロってますます通貨としての信認を失います。
ちょっと厳しいと思うなぁ。(まぁ、ユーロ下落させたきゃ、それでもいいですが、下落じゃすまなくて崩壊になっちゃうかも知れないのが怖い所。。。)
なんかスペインがいよいよギリシャになりかけてるように見えます。
ドイツ次第でしょうけど、どーすんだ。。。
個人的には大変興味深くて面白いんですけど、コレで笑ってるのランケンだけかなぁ。(爆)
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南アの成長率とイギリスのコンティンジェンシープラン
昨日の夜、割と強い地震が関東であったんですね。
全く知らなかった。。。
なんか寝てる人が飛び起きたぐらい強かったそうですが、ちーとも気が付かないという。。。
ニブイのかな。。。
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南アフリカの2012年第一四半期の成長率は2.7%となりました。
予想よりも良い結果ではありますが、市場での評価は必ずしも良いものでもなさそうです。
ABSAキャピタルのエコノミストは経済の減速を示していると述べています。
2.7%の成長の内訳ですが、製造業が1.2%、金融・不動産・サービスが0.9%、卸売、小売、ツアー業などは0.4%、政府サービス0.3%となっており、逆に鉱工業がマイナスになりました。
製造業は貢献度は高いのですが、やはりどうもイマイチと評価されており、鉱工業の方はマイナスなので懸念が出ています。
今後の世界経済の減速を考えると南アフリカの見通しもやはり明るくないというのがエコノミストの共通した見方ではあるようで、政策金利も当面は上がりにくいとの見解です。
さて、ユーロは相変わらずですが、スペインの利回り上昇が危険水準に入ってきました。
スペインの10年物国債の利回りは6.5%を超えており、7%が見えてきます。
この辺になると、ギリシャやポルトガル、アイルランドが救済されたレベルですので、ちょっとまずいですね。
以前、LTROの記事を書いた時にもあきれましたが、本当にもう。。。
え?LTROもうダメなの?
って言うか、LTROって何だったんだ。。。
ECBのバランスシート汚しただけじゃん。。。
イギリスはギリシャのユーロ圏離脱の場合、どうやってギリシャにいるイギリス人を守るかってコンティンジェンシープランを立ててるそうです。
そりゃそうですよねぇ。
イギリス人であろうがなかろうが国籍にかかわらず、ギリシャにいる人はいきなり現金に困ります。
最悪の場合、人の出入りも不便が出るようです。
大変だわ。。。
ギリシャ観光なんてとんでもないですね。。。
まぁ、ギリシャが離脱して通貨暴落してしばらくしてから考えましょう(笑)。(←実は笑いごとではないですが。。。)
スペインの懸念も本格化してきました。
このブログ、ずーっと前からスペインを取り上げてますが、一歩一歩悪くなってきますね。
最近、特にひどい。。。
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金融政策決定会合の声明の感想
先週、友達の池田ゆいちゃんが懐メロのライブやってまして、見に行ってきました。
いやぁ、ゆいちゃん歌ウマイ!
何でも出来るわ。
2時間完璧に歌ってくれました。
40人ぐらいいたんじゃないかなぁ。
で、その池田ゆいちゃんが「バイナリーオプション超入門セミナー」をやるそうです。
最近バイナリーオプションが流行ってますよね。
ぜひ、見てみてくださいな。
明日29日(火)の夜の20時からです。
Webセミナーです!
バイナリーオプション超入門セミナー
ちなみに、バイナリーオプションやってみたい人はこちらへどうぞ!
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さて、なんか昨日書いた全訳を改めて読むとタイポだらけですね。。。
PCのスペースキーが壊れかけてまして、変換がボロボロ。。。
2,3時間でざーっと訳してますので、ご容赦ください。。。
金融政策決定委員会のステートメントは、ヨーロッパの話がやたらとあちこちに出てきましたね。
今、南アフリカにとって最大のリスクはヨーロッパと言う事で、神経を尖らせているようです。
ランドの下落もヨーロッパの危機によるリスク回避の動きと述べられていますが、これはもう明らかです。
過去10年間、ずーっと世界経済のリスクには弱いです。
問題はこれによるインフレ上昇なのですが、原油も結局リスク回避になると売られますので、ある程度は相殺されていると述べられていますね。
気になるインフレもさほど悪化するようでもなさそうですし、インフレリスクはやや落ち着いた感じでしょうか。
ただ、ターゲットの上限に既に来ていますので、何かしらの要因で上がるようだとまた懸念が強くなるでしょう。
それほど余裕がある状況ではありませんので、金利を引き下げられる訳でもありません。
他に気になった点は、クレジットの話でしょうか。
バブルの懸念も出てたりしましたが、銀行セクターへのストレスはないとされています。
金利が南アフリカにしては非常に低いので、借り手が増えてしまうのはやむを得ない部分もあるかもですが、不良債権が焦げ付いて銀行に影響がなんて事がなければ、大きな問題にはならないでしょう。
そもそも、実質金利はマイナスぐらいですから、貯めるモチベーションは少ないはずで、モノが不足している家計は借金して働いてってのが出来るならば悪い話ではないでしょうか。
まぁ、仕事がなくならないと言う前提はあるので、リスクでしょうが。
結論的には、どこまで行ってもヨーロッパだった感じします。
これ次第で南アフリカの成長率も変わってくるでしょうし、世界経済全体への影響や、コモディティ市場への影響も出てきます。
今日はアメリカも休みですし、市場は落ち着いてますが、どうなる事やらです。
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2012年5月の南アフリカ金融政策決定委員会ステートメント
先日の南アフリカ金融政策決定委員会のステートメント全訳です。
ランケンの感想は明日にでも(あさってかも。。。いや、明々後日。。。)、別途書きます。
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前回の金融政策決定会合以来、世界と国内経済へのヨーロッパにおける危機から発生するリスクは強まった。
ユーロ圏からのギリシャ離脱の可能性についての予測は高くなっており、世界危機のエスカレートへと感染効果が移っているため、金融市場は震えている。
これらの状況は先進国において弱い回復を更に押し下げ、メジャーな新興市場経済のいくつかで見られる現在の減速を強めている。
世界の不確実性は国内経済成長予測が比較的和らいだ中でも下方リスクを生じている。
金融市場の混乱はランドの下落に繋がっているが、インフレ見通しのリスクも原油の国際価格の下落にある程度オフセットされていて、ランドの下落がどれだけ維持されるかに依存している。
インフレは、それにもかかわらず、中期的にはターゲットレンジの中にとどまる予想である。
CPIで測った年率のインフレ率は4月は6.1%となり、3月の6.0%を超えた。
3月に比べて上昇したのは主にガソリン価格がリットルあたり71セント上昇した事により、これには予算で宣言された増税も含む。
食品、住宅、光熱費、交通費のカテゴリーを合わせて、インフレ結果の4.2%を占める。
食料品、ガソリン、電気を除いたコアインフレは4.4%から4.5%へと4月は上昇した。
食品価格のインフレは2011年12月以来、下方あら上方ににトレンドを転換しており、4月は9.1%と3月の8.9%から上昇した。
これは、予想通りであり、5月になるとまた下落トレンドが再開すると予想されている。
年率での生産者物価指数は更に緩和されており2月は8.3%で3月は7.2%であった。
食品のインフレがは下落を続けており、特に農産物レベルでは下がっていて、2011年10月に最近のピークの12.9%に達し、その後は2012年2月に4.6%下落し3月に4.1%下落した。
加工食品のインフレは同時期に10.9%から9.6%に下落した。
中央銀行のインフレ予測は短期的には前回の金融政策決定会合の時よりも下げられている。
インフレは2012年の第一四半期で6.1%でピークしたと見られており、前回予測の6.5%の第二四半期のピークが下げられた形である。
予測期間は2014年末まで拡大されており、2012年のインフレは平均して6.0%と予想されており、2013年は5.5%、2014年は5.0%で、2014年の第四四半期は4.7%と見られている。
短期的な予測の改善は最近のインフレ結果が予想よりも低い事により、新しい予測がこれにより開始時点から下げられた。
コアインフレの予測は緩やかな上昇トレンドに短期的から中期的には続くものである。
この計測は2013年の第二四半期には平均で5.5%でピークすると予想されており、前回の予想よりも若干高い。
2014年の第四四半期には平均で4.5%4.5%であろう。
金融アナリストのロイター調査では4月は3月の調査に比べて低いインフレ予測が示されている。
アナリストはインフレは2012年の第四四半期にターゲットレンジに戻ると予想しており、その後の2年間は平均で5.5%とになるとしている。
世界経済の見通しは国内経済の見通しに影を与え続けている。
ECBの介入による安定のインパクト、特にLTROはモメンタムを失いつつあることが明らかになってきており、ヨーロッパの周辺国の債務のスプレッドに対するポジティブな影響は短いものであった。
このスプレッドは11月の最初のTLROの前の拡大するレベル近くまで上昇している。
ユーロ圏からのギリシャ離脱の可能性とその効果による不確実性はリスク回避を金融市場でハイライトしている。
もし、政治的な断固とした決断が取られないければ、ボラティリティは続くであろうが、ユーロ地域の政治のダイナミクスは政治的対応の予知が出来ない状況が増えている。
ユーロ圏の成長は弱いままであり、これはドイツの結果が予想よりも強かったことによりテクニカルに回避されたものもある。
しかし、EU諸国の約半分は不景気に陥っており、これは銀行のデレバレッジ、いくつかの国における銀行のストレス、財政強化、失業率の上昇の継続の背景となっている。
ヨーロッパの現在の混乱は概して世界の見通しの危機を生んでいて、高い原油価格と一緒となっている。
イギリスの景気は後退しており、アメリカと日本も弱くなっている。
アメリカの伸びは今年年内はポジティブなままである予想であるが、この見通しに対するリスクは翌年初めの鋭い財政調整の可能性からくるリスクが大きくある。
新興市場の伸びはポジティブであるが、モメンタムの若干のロスは観測されている。
中国のPMIは5月に更に下落し成長の下方リスクがユーロ圏の無秩序で好ましくない結果があった場合は、可能性がある。
サハラ以南のアフリカの伸びは堅調であり続けているが、コモディティ価格の弱い状況にネガティブに影響を受けるかもしれない。
高い国際的な原油価格にもかかわらず世界のインフレは比較的抑制されたままである。
ランドの為替レートの動きは国際的な金融市場の投資家のセンチ面との変化に支配されている。
前回の金融政策決定会合以来、ランドのボラティリティは増加し、下落トレンドが始まる前に1ドル7.65ランドまで上昇した。
為替レートはシティバンクの世界債券指数の組み入れられる可能性が4月にアナウンスされた事による勢いがあったが、ユーロ圏の見通しの懸念が更新されたことにより、ランドは更に下落し、ユーロの下落と共にであった。
これによりランドは1ドル8.4ランドとなった。
また、債券と株は同時期に非居住者によってネットで買い越しされていたにもかかわらずである。
前回の金融政策決定会合以来、非居住者は債券と株をネットで164億ランド買い越した。
同じ時期にランドは対ドルで9%下落し、ユーロに対しては3%下落、貿易加重ベースでは6.2%であった。
ランドの下落がインフレ見通しをどれだけ織り込んでいるかの程度は期間と動きに依存する。
これはかなりタイミングとユーロ圏の状況に依存する可能性が高く、それにより為替レートのボラティリティが長引く可能性がある。
危機の解決がスピーディーに行われない限り、ランドは現状レベルのままか、ユーロ圏の危機が無秩序に行われた場合は更なる下落もありえる。
そのような状況においてはインフレに対して好ましくない影響が原油価格の動きによるオフセットで改善されるかもしれないが、為替レートのインフレ見通しへの上方リスクが再度現れた。
世界経済の見通しの悪化は国内成長の下方リスクの悪化をもたらしている。
中央銀行のGDP成長率の伸びの中央予測値は前回の金融政策決定会合時の2012年2.9%、2013年3.9%、2014年平均で4.1%とそれほど変わっていない。
生産ギャップは約3.5%であり、2013年の間に下落し始める予想である。
しかし、ヨーロッパの更なる減速から来る感染効果は貿易チャンネルを通して国内成長に影響するであろう。
この予測は下方リスクを生む。
中央銀行の先行景況感指数はゆっくりと伸びていて、経済の環境の不確実性と同じである。
最近の状況は脆弱で不均等な回復の継続を強調している。
鉱山の生産は季節調整費で5.5%の割合で今年の第一四半期は下落しており、ストライキの結果、安全に関する停止やメンテナンスの一時的な閉鎖があった。
コモディティ価格は世界的な不確実性によるプレッシャーが続くと予測されている。
製造セクターのパフォーマンスはよりポジティブであり、2012年第一四半期は製造生産量の物理ボリュームは季節調整レートで1.9%に上昇した。
よって、GDP成長の第一四半期に強く貢献したと思われる。
しかし、3月においては年率でも-2.7%、月間でも-4.3%下落した。
Kagiso PMIは製造セクターのモメンタムが減っているのを反映して2月は57.9ポイントの上昇を記録したがその後の2ヶ月では下落した。
しかし、4月においてはポジティブな伸びを示していて53.7ポイントである。
生産キャパシティの稼働率は弱化上昇し2012年の第一四半期は80.5%であったものが前回の80.1%から上昇している。
建設セクターはためらいがちな回復を反映している。
セクターの伸びのパフォーマンスは改善したのが明らかになる間に、特に土木系は2012年第一四半期に建設計画の実質価値は3ヶ月連続で下落した。
これは最近のポジティブなトレンドを逆行している。
3ヶ月単位での減少は10.2%である一方で、年率の下落は24.2%であった。
家計の消費支出は2011年の伸びの主な要因であったが、緩和の兆候がある程度見られる。
実質での小売の販売は2012年第一四半期は1.2%の四半期レートで減少したが、年率では6.8%上昇した。
それにもかかわらず家計の消費支出はまだポジティブにGDPに反映されており、2011年の第一四半期に計測された年率4.6%よりも遅いペースである。
新車販売の伸びはポジティブなままであるが、短期的なモメンタムの減少はさいきん数ヶ月は顕著である。
自動車輸出もまたユーロ圏の弱さに悪く影響を受けている。
消費支出の見通しはある程度は雇用と賃金妥結のトレンドとクレジットの伸びで決められる。
この状況は支出の維持可能なレベルを支持しそうである。
四半期ごとの労働力調査によると、雇用者の数は2011年第一四半期から2012年第一四半期に向けて30万4000人増加している。
これは、失業率が同時期に25%から25.2%に増えたにもかかわらずである。
Andrew Levy Employment Pulicationsによると、平均的な賃金妥結れーとは2012年第一四半期に7.3%であった。
賃金の伸びの見通しは公的セクターの賃金交渉の結果に大きく影響を受けそうである。
民間セクターへの信用の伸びは、住宅ローンの貸し出しが抑制しているにも関わらず最近加速している。
12ヶ月のトータルでのローンと割賦の伸びは2012年3月は9.2%を計測し、2009年の2月以来最も高い伸び率である。
これは主にその他のローンや割賦が最初は家計のセクターの需要により影響されていたものに支持されている。
しかし、2012年の最初の三ヶ月は企業セクターの需要は更に大きく、可能性としてはビジネスの活動が改善した事を反映している。
12ヶ月の家計へのローンのトータルの伸びは3月は6.8%となった。
これには大きく無担保の一般ローンの伸びが含まれている。
銀行セクターへのすとれすにかんしての兆候はない。
ローンと割賦のパーセントに対する不良債権は着実に減り、2011年の3月の5.8%から4.6%へと2012年3月はなった。
国際的な原油価格は最近は緩和しており、世界の経済見通しとサウジアラビアの生産の大幅な増加と一致している。
1バレルあたり約125ドルで2月以来あったブレント原油が4月の中旬は110ドルまで減少した。
国内のガソリン価格は1リットルあたり4月と4月は類型で99セント増加した。
しかし、6月にはある程度大きな減少が見込まれており、為替レートの動きで一部はオフセットされる。
食品価格は緩和トレンドを続けており、4月にはベース効果による逆転はあったものの、短期的にはまた続くと見られている。
国内のトウモロコシ価格は十分に年初よりも下がっていて輸出可能なレベル近くで取引されている。
しかし、世界的な食品価格が今年第一四半期に上昇している事から、2011年に達したレベルの下にいるものの、中期的には更なる食品価格の圧力を示している。
管理費用の上昇はインフレターゲットの上限を超えたままであり、インフレの上方圧力の主な要因である。
管理価格のインフレは4月は11.6%でガソリンを除くと8.9%となる。
主な要因は電気価格の17.3%の増加と教育コストの9%の増加を含む。
通信費用は反対に下落を続けている。
ヨーロッパの更に大きくなる不確実性は世界の金融市場の混乱に国内インフレと成長に対して見通しのリスクの影響を与えている。
金融政策決定委員会はこの状況が国内成長の見通しにたいして下方リスクを生んでいるとの見方を持っている。
インフレ見通しのリスクのバランスは明らかではない。
インフレ予測はより好ましいものとなっている一方で、為替レートの更なる弱内の可能性のリスクがあがってきている。
しかし、相殺する圧力はより弱い需要と安いコモディティ価格から来ており、特にオイルに関するものである。
委員会はインフレへのこれらのリスクのバランスの元にやや上側と判断する。
この非常に高い脆弱性と不確実性の高い中で金融政策決定委員会は、需要の圧力の欠如が続くことを考えると、今の緩和的な金融政策の維持が適切であると見る。
金融政策決定委員会はレポレートを5.5%で据え置くことを決めた。
しかし、金融政策決定委員会は状況を監視し、見通しのリスクを現状の動いている状況で判断し、どちらの方向にも必要であれば動く準備をする。
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南アフリカ、金利据え置き
南アフリカ中央銀行は昨日政策金利を5.5%で据え置きました。
コンセンサス通りですね。
年の後半までは金利引き上げはなさそうです。
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南アフリカ中央銀行は今回は据え置くが世界経済が突然悪化したり、国内のインフレが上昇した場合には金利の引き上げも引き下げも行うと警告しています。
南アフリカ中銀としてもヨーロッパが今回の金融政策決定会合の主な話題だったそうで、ギリシャが離脱した場合は南アフリカは大丈夫かと言う所が議題だったとされています。
現在、南アフリカ中央銀行はユーロの混乱に耐える準備はしているとしています。
ただし、南アフリカの成長率に悪い影響は与えると述べていまして、成長率も前回の3.0%予測から2.9%へと少しだけ下方修正しました。
ランドの価格に関しては今のレベルに留まるか、若干下がるとしています。
ランドの下落は南アフリカ国内のインフレを上昇させる恐れがあるとして、南アフリカ中銀は成長率鈍化と同時にインフレ懸念も表明しています。
そのため、金利は上げるも下げるもありだよって言ってる訳ですね。
今後のインフレ予測は平均で6%ピッタリとしており、インフレターゲットの上限です。
2014年までには4.7%となるとしており、そこまで悪化する訳でもなさそうです。
南アフリカ中銀による2013年の成長予測は3.9%、2014年は4.1%となりこちらも来年以降はまぁまぁのペースに戻りそうです。
上の状況から勘案するに、ランドはヨーロッパ次第でもう少し今年は下落するかもしれないですが、来年以降少し正常化出来ればちょっと上がってくる位の感じでしょうかね。
とは言え、ヨーロッパの状況が来年よくなってる保証はどこにもないんですが。。。
明日はランケン経済英語スクールです!
イントロもあるので、ぜひ遊びにきてくださいね!
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ギリシャのユーロ離脱準備
ギリシャがユーロから脱退する可能性は日に日に高まっているような印象を受けますね。
うーん。。。
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ユーログループ作業買いがギリシャのユーロ脱退の準備をすることで合意したと言う話が出ています。
ソロスが言っているユーロの崩壊をドイツが認めつつあるに近い状況です。
こりゃぁもう自己実現化しちゃいそうだなぁと思ったりしながら見ています。
先日、ドイツに対してギリシャ脱退に関して準備をするような事を言うなとソロスが言ってるエントリーを書きましたが、ドイツは聞いてませんね。。。
ソロスのユーロへの警告
多分、ダメじゃないかなぁ。。。
一方で、ギリシャは比較的落ち着いてたりするみたいです。(以前は暴動がありましたが、最近は聞かないですよね)
ギリシャ国民もユーロ脱退は望まないのはあるんですが、今までと同じように近隣諸国がどうにかするだろうと言う空気もあるそうです。。。
ダメな国だ。。。と言うか打つ手なしと言う所でしょうか。
モラルハザードをおこしてますね。
いまやドイツとフランスも意見が割れちゃってますしねぇ。
G8の記事でも書きましたが、Wall Street JournalもFinancial Timesもコンセンサスは得られずに割れたって書いてましたから、まぁ分かってた話ではありますが。。。
どーでもいいですが、NHKは合意したって報道したらしいですね。。。(成長と雇用のコンセンサスが得られたのは間違ってませんが、本質じゃないですよね。。。ホントにもう。。。)
G8の記事
株価もやっぱり下がってるし。。。
なんちゅうPredictableな市場やねん。。。
まぁ、脱退するならするでギリシャはしばらくはひどい目にあうでしょうが、数年で戻ってこれる可能性は高まります。
CFDでギリシャ株価指数でも買おうかなぁなんてスーパー逆張りを考えています(笑)
スペインなら絶対やるんですけどね、ギリシャは産業自体弱いからなぁと言う気はしますけど。。。
まぁでも経済の勉強してると、過去にもあったわけで1つの戦略としてアリだとは思ってます。
この戦略のポイントは、感染がヨーロッパに広がるかどうかでしょうね。
ユーロ圏そのものが危機に陥ると厳しいでしょうが、どうにかマネージできるならば宝くじになるかもぉなんて。
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OECD、南アフリカ成長率を上方修正
今日の朝は気持ちいい朝でした。
天気がよくてカラッとしてて暑くもなく寒くもなく。
シアトルを思い出しましたよ。
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OECDが南アフリカの南アフリカの成長率を若干上方修正し、今年は3.3%としました。
昨年は3.1%でしたので、0.2ポイントの改善予想です。
上方修正出すのはOECDだけってウワサがあるんですが、まぁ悪いことではないかな。
当の南アフリカの財務省は今年は2.7%の成長率と厳しく見ています。
市場のコンセンサスは2.8%で、OECDとはだいぶ乖離があります。
OECDによると、雇用の伸びが再開する事で国内需要を押し上げ、これにより回復が加速するだろうと述べています。
また、来年の成長率はなんと4.2%とOECDは出しており、こちらもコンセンサスの3.6%を上回っています。
個人的には4%台はちょっと高すぎるんじゃないかと思わなくもないんですが。。。
OECDのエコノミストはかなり楽観的なようで、雇用の伸び、生産性の上昇、投資が上昇を後押しするだろうとしています。
OECDはユーロ危機に関しても割と楽観的です。
危機はあるものの、来年2013年は世界経済は4.2%まで上昇するだろうとしています。
もちろん不透明であることは前提として述べられているのですが、先進国でも2.2%の伸びを期待しています。
さて、昨日書いた欧州共同債ですが、ドイツのメルケル首相は明確に共同債の発行はないとしました。
OECDとIMFの推奨を一蹴の状況です。
理由は、そんなものを出したらギリシャやスペインの改革を甘やかすだけだと述べています。
ダメだ、こりゃ。。。
ドイツが乗らないとやっぱり共同債は出ません。
ドイツの高官はEU条約にも違反しているとしていますが、条約なんてドイツがその気になれば変えられるだろうと思うので、やる気がないだけでしょう。
一方で、フランスのオランド大統領は共同債を出すとしていますので、ドイツとフランスの間には意見の相違があるようです。
ヨーロッパ合衆国なんてなさそうですね(笑)
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日本格下げと欧州共同債
ドル円の動きが割と大きいですね。
ちょっとリスク回避の動きも今日はおさまったように見えるのですが、モメンタム的には完全に円高方向となっています。
この辺が1つのポイントとなるような気はしますが、株価次第でしょうかね。
明日も株価が上昇できるといいんですがダウの先物は微妙だなぁ。。。
本質的にギリシャのユーロ離脱問題が解決に向かいにくいのでツライ所です。
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日本が格下げをフィッチにされました。
理由は財務健全化をノンビリとしているとの事でA+への格下げです。
見通しはネガティブとされており、更なる引き下げもありうべしって感じです。。。
フィッチは日本の政治を指摘しています。
世界的に財政問題が焦点に挙げられており、その中でも特に財政赤字が大きいにもかかわらず日本の政治は非常に不確実であるとされています。
例え消費税が10%になったとしても、財政は健全化できるかが分からないとの事です。
日本の政治ってのは本当に遅いですよね。
お互いに利益を取ろうという思いが強いからか足の引っ張り合いが多すぎる。
埋蔵金なんて話も昔はありましたが、増税に反対する政治家は一体全体どっからお金を持ってくるつもりだろうか。。。
そういう政治家が日本の財政をこれだけ悪化させてる根本原因だと思うんですけど。
どっちにしてもどっかで増税は避けられないんだから早い方がいいに決まってます。
現状維持で赤字を膨らませていく訳には絶対にいかない。
さて、その財政問題の本丸のユーロ問題ですが、IMFのLagarde総裁がユーロ共同債を出すべきだと主張しています。
これはOECDがヨーロッパ共同債の発行を促した事を受けて述べたものですが、世界的にヨーロッパの共同債の発行を求める声が強くなっています。
要するにドイツにきちんと責任を持てって言ってる訳ですね。
もちろんドイツだけではなくフランスなんかも共同債が出た場合は格下げを受けるなどする事で、債券価格の下落とイールドの上昇で自国の財政状況悪化が伴う懸念があります。
だからこそ、ヨーロッパの国々は団結できない状況です。
フランスの新しい大統領のオランド氏は成長戦略を掲げていますが、他のヨーロッパの国々はそんなのはナンセンスだって言ってます。
結局、成長はヨーロッパ共同債で作りだそうという話ですから、借金問題が解決するわけじゃなくて、ひどくなるだけでしょってわけです。
OECDはまずはヨーロッパ共同債で銀行の国有化をすべしとしています。
これにより、銀行の破たんは避けられる可能性が増えて、政府の債務問題とある程度は切り離せるって言う話です。
なるほどね。
ただ、本当に効果あるかは疑問ですねぇ。
なんとなく対処療法にしか過ぎないと思うな。
時間稼ぎにはなるんでしょうが。。。
ヨーロッパ共同債はユーロ圏の団結と言う方向の1つのステップでしょうが、やっぱり難しいと思う。
中途半端にやったら、ますます面倒くさい事になる気すらしますね。
欧州合衆国までやるつもりならいいように思いますけど、そこまでの覚悟はおそらくないし、非現実的な気がします。
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IMFのサハラ以南経済成長予測
金管日食はなんとか見れましたねぇ。
雲から出たり入ったりが多かったですが、無事に輪っかが見えてうれしかったです!
一生に一度の天体ショーは満足です。
なんとなく目の焦点がボケる気がするのは太陽の見過ぎかしらん。。。単なる寝不足か。。。
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先日、IMFによる南アフリカの成長率の下方修正について書きましたが、サハラ以南の南部アフリカのIMF World Economic Outlookを読んでみました。
2011年の南部アフリカの成長率は5%となっており、サブプライム前の6.5%よりは低い状況です。
先進国が非常に厳しい中でも成長が出来ているのは、コモディティ価格の高騰や新規鉱山の採掘、各国の国内状況がしっかりしている事が大きな要因だとIMFは述べています。
2012年に関しては2011年よりは若干成長が強くなるとされており、南部アフリカ地域の大国である南アフリカは3%の下、ナイジェリアは約7%の成長となるとされています。
南部アフリカのの成長率が好ましい状況を維持できるのはアジアが資源採掘の多様化を図っていることも、アフリカの多くの国において貢献しています。
リスクは当然ですが世界経済で、ユーロ圏の問題が悪化して他国に影響するようだとアフリカにも影響が出てくる恐れがあります。
特にアフリカにとっては貿易の減衰、コモディティ価格の下落、アフリカへの投資が引っ込んでしまう事が問題で、どれだけ金融システムがグローバルに組み込まれているかにより、影響度合いが違うだろうと言う事で、まぁそうだろうなぁと思います。
南アフリカはそういう意味では、グローバル化にもっとも強く影響を受けている国ですし、ヨーロッパとの貿易が大きいのが低めの成長率の理由となっているのはあるでしょうね。
また、アフリカは最近は原油産出国としても大きな位置づけの国が多いのですが、原油価格の暴落のような事があれば、アフリカ全体に影響が出るだろうとIMFは述べています。
全体的な南部アフリカの見通しとしては堅調を維持して好ましいとIMFはレポートしています。
特にけん引役は原油輸出国で、アンゴラの新規油田やチャドの生産が高水準のため7%の成長を達成するそうです。
来年2013年のサハラ以南のアフリカの実質GDP成長率は5.3%とされており、以前ほどは高くないものの今後も5%以上は維持できそうです。
インフレが高めなのも問題でしょうが、まぁある程度はしょうがないって話でしょうか。
後、政府の債務も過去10年着実に減ってきているのはいい点でしょう。
小さい国が多いアフリカにおいて、債務問題は致命傷になりかねませんし、先進国が現在債務問題で苦しんでいるのを見るにつけ、しっかりとした財政と投資が必要でしょうね。
レポート長いので、また読んだら書くかもしれません。
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G8
明日は金環日食ですねぇ。
東京のお天気はイマイチのようで。。。
うーん。。。
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今週末に開催されてたG8はWall Street Journalはコンセンサスを得るのには成功できなかったと書き、Financial Timesは割れたと書かれています。
結局、ユーロ救出策は合意に至らず、あんまり芳しくなかったって事です。
こりゃ、株価はまだ下げるな。。。
G8の各国首脳は現在世界経済の最も重要な問題はユーロであることは認識に違いはありません。
問題はどうやって解くかって事です。
G8では更に多くの事をして成長と雇用を促進しなければならないと言うコンセンサスは出ています。
株価も下がってますし、年末にかけてQE3が出てくるかもしれませんね。
今までは、あんまりQE3はないだろうとランケンは考えてましたが、バズーカ砲を出すなら、ここから半年は1つ考えられるんじゃないかと思います。
特にギリシャ問題が世界経済に深刻な影響を与えそうな兆しがもっと強くなって来たり、銀行の破たんが出てきたりするようだと考えないとは思えません。
その他には、イラン制裁とシリアなどが離されています。
原油価格の高騰が世界経済の脅威となっているのがユーロ問題と同じレベルで議論されてるのがちょっと驚きでした。
原油価格の高騰って今更と言うか、そもそもサブプライム前からだったし、なんで今頃って感じはしないでもないんですけどね。。。
さて、ランケンの読者さんは、個人の投資家が多いと思うのですが、一方でご自分のお給料とか保険とか年金ってどうなってるか、あんまりご存知ないんじゃないかと思います。
ランケンも実はほとんど分かってないです。。。
ランケン経済英語スクールを受講していただいている山中先生の初心者用マネースクールがAOIAで開かれます。(ランケン経済英語スクールを開催頂いている場所です)。
どこにも属さない独立したファイナンシャルプランナーの方ですので、保険にも投資にもお強くいらっしゃいます。
はじめて学ぶお金の学校
なんとなく漠然とした不安で保険入ってらっしゃる方もいらっしゃると思うのですが、死亡保険とかは確かにいる時期といらない時期ってあるもんです。
後は年金。
分かりにくいですよね。。。
先日もなんであんなに分かりにくい仕組みなんだろうって話を山中さんとしてたのですが、結局ツギハギだらけでの制度なので、あんなになっちゃってるみたいです。
まぁ、官僚が将来を読めなかったと言う所でしょう。
厚生労働省が30年単位の世界経済なんて読めるとはあまり思えないし、年金の崩壊は世界で共通の問題なので、やむを得ない部分はあるとは思うのですが、それにしても分かりにくすぎる。
401Kとかって考えて積み立ててますか?
あれ、1000万円とか2000万円単位での数十年間の積み立てですから運用間違ったらインパクト大きいですよ。
あんまりいい選択肢が用意されてないのも現実ですが。。。
そういう投資と言うよりも普段の生活でどう準備すべきか、何を知っておくべきかみたいな話を分かりやすくしてくれます。
無料クラスは以下になりますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
【無料クラス開催日】
5月25日(金)19:00-20:30
5月30日(水)19:00-20:30
6月 8日(金)19:00-20:30
6月12日(火)19:00-20:30
後、「ランケンのブログから来ました!」ってコメントとかに書いていただくと有料クラスも4000円を3000円にしてくれるそうです。
1000万単位の将来のお金にかかわる話なので、しっかりと勉強しておいた方がいいと思います。
意外と金融機関の皆様とかも社内規定で投資できなかったりするので、勉強した方がいいんじゃないと思ったりしますけどね。
はじめて学ぶお金の学校
あ、ちなみにランケン経済英語スクールのイントロが今度の土曜日(5月26日)にあるので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします!
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ギリシャ離脱の道筋が見えるか
なんともヘンチクリンな天気ですねぇ。
朝方は晴れてて、昼ごろえらく暗くなったかと思いきや雹が降って、また晴れた。。。
オフィスにいる分には影響ないんですが。。。
市場の方は、まったく晴れませんが、地震もヘンチクリンだったし。。。
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日本の市場から行くと今日の日経平均はヒドイものです。。。。
ほぼ3%の下落となっています。
スペインの銀行からの預金流出が始まってるとの事で下げてますが、そりゃそーだろーなぁってレベル。。
スペイン国民はもはや自国の銀行を信用出来なくなってて、資産防衛に走って現金を引き出してしまってます。
正直、うーん、もうそこまで行っちゃうんだって感じです。。。
ユーロの崩壊は既に自己実現化し始めちゃってるようにすら見えます。
実際、ユーロからの離脱は今まではタブーでしたが、もはやヨーロッパですらタブーではないですね。
最低でも一カ国は脱落だろうと言う論調が出ています。(ギリシャです)
更に先を言えば、ギリシャがユーロから離脱すれば前例が出来るわけですから、ギリシャの脱落後の経済状況を見ながら他の国も抜ける道筋が出来ます。
パンドラの箱を開けることになります。
ユーロのメルトダウンかもですね。(その内、この言葉新聞とかに出てくるぞ(笑))
預金流出に関しては、日本ではバブル崩壊の後に1000万円までのペイオフ制度が出来ましたが、それに類する事をしないといけないでしょうかね。
それにしたって、スペインの財政だと厳しい可能性があるとは思うのですが、それこそECBやらIMFやらがバックについてやらないと脆そうです。
ソロスは銀行を守れって言ってまして、このまま預金流出が続いてはただでさえ脆弱な銀行が次々と破綻していく懸念があります。
既に、スペイン第二位の銀行のBankiaは一部国営化がされ、政府が29%の大株主になっています。
銀行の統合合併は急速に進むんじゃないかと思いますね。
CFDでスペインの銀行の個別株でもやりますか。。。
ちと遅い気もしますが、どっかのブログで局所的に盛り上がること間違いなし(笑)
後、ギリシャの次期首相候補がヨーロッパを成長戦略にすべきだなんて話が出ていますね。
ギリシャが言うのもどうかと思うが。。。
まぁしゃーない。
フランスのオランド氏も同様な成長を志向した方向へって言ってますが、そんなの出来るんだろうか。
先日書いたようにユーロを落とすしかなかろうとは思いますけど。。。
政治家ってのは読みどおりの事を言いますね。
特にポピュリストの出現ってアホかって位に分かりやすい。
成長路線なんて中身ないくせに。。。
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バーゼル3の世界への影響が意外に大きい
昨日、南アフリカ中銀のバーゼル3対策の事を書きましたが、見事に文字化けしてました。。。
失礼いたしました。
きょうもそのバーゼル3の話です。
ただし、世界の銀行におけるバーゼル3。
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格付け会社のFitchは世界の29の大銀行がバーゼル3の対応をするのに5660億ドルの資本が2018年までに必要としています。
実に50兆円クラスです。
これは結構な金額で、これらの銀行の利益3年分だそうです。
ちょっと厳しすぎないかなぁ。。。
それでGDPレベルで影響が出ちゃうんですね。
南アフリカだけじゃないと。
これで影響を大きく受けるのはアメリカの銀行のようで、リスク性のつよい資産を持っている銀行が影響を大きく受けるそうです。
しかし、銀行の経営に影響をここまで与える制度をバブルを回避するためとは言え、課すというのも本末転倒のような気がしなくはないですけどね。。。
潰れちゃったら意味ないので、そこまで厳しくはないんでしょうが、額は結構大きいと思うなぁ。
なので、銀行としても負債圧縮か自己資本の増強(株の発行)か利益の保持のどれかでしのぐ事になるんだそうです。
スペインの銀行なんか大丈夫なんかなぁ。。。
日本の銀行はこういうバーゼルの対応は支店単位で計算してる所もあるはずです。
Equityの部分をどうするかはよく分からないのですが、負債圧縮もやるとなると、日本の企業への影響もあるかもしれませんね。
50兆円規模はちょっと大きいと思うんですけどねぇ。。。
どうなんだろう?
さてさて、突然ですが、皆様ラーメン好きですよね?
「みんなのFX」でキャンペーンやってる宅麺のラーメンもらっちゃいました~。
これ↓

野菜はランケンが入れましたけど、チャーシューとかはついてきます。
めちゃ、おいしかったですよ!
6月8日までにドル円501ロット以上の取引すれば、口座を持ってる人もラーメンもらえます。
スプレッドも0.5とかなり小さいので、いいんじゃないでしょうか。
しっかし、スプレッド戦争スゴイですよね。。。
バイナリーオプションもあるし(ラダーなのがいいねトレーダーズは)、ラーメン欲しいとか口座開設で2万円(最大)欲しいとかって人はご検討あれ~。

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南ア中銀、バーゼル3対策を承認
ギリシャとかスペインとかの動向が注目されていますが、まだ落ち着いてるとランケンは見てますので、我が道を行きます(笑)。
他でいっぱい書かれてるの見ると、ちょっと記事にするの避けたいなぁと思ってしまう(爆)。
天邪鬼なブログやってます。
まぁ、ネタがなかったり、どう見てもそっちに行くしかない状況もあるでしょうが、もうちょい大丈夫だろうと。
天邪鬼、応援してやってくださいな。
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南アフリカ中央銀行はバーゼル3の流動性要件を満たすための条項を承認しました。
バーゼルは各国の銀行が適切な資本を持っている事を要求しているのですが、特にこの�はサブプライム危機後における流動性に関して焦点を置いたものとなっています。
要するにバーゼル3;って言う今までの銀行の資本の健全性を示す尺度があったんですが、サブプライムでバタバタと銀行が倒れちゃって、バーゼル3の水準守ってても意味ないじゃんって話になった訳です。
で、バーゼル3には流動性の観点があんまり入ってないねと言う事で、ネットでのキャッシュの流出を30日間分は耐えられるだけの流動性の高い資本を持ちなさいって言っています。
1ヶ月は危機においても大丈夫なようにバッファーを持てば乗り越えられるんじゃないのって論理ですね。
銀行が安全サイドに動くのはいい事でしょうが、当然ネガティブな要素もあります。
それは、銀行の資本を有効に使えない部分が出てくる訳ですから、資金効率が悪くなりますね。
そのため、銀行の経営上、貸し出し金利も上げざるを得なくなります。
OECDはこの影響をGDPの成長率の0.05%から0.15%のマイナスと見ています。
で、南アフリカに戻ると、南アフリカの銀行はこのバーゼル3の基準をあまり満たせていません。
銀行が卸と短期のファンディングに依存しているからとされておりまして、要するに消費者がまだお金持ちじゃないため、質の高い部分は長期の法人への貸し出しがかなりの部分をしめてしまうって事みたいです。
そのため、流動性の観点では弱い。
南アフリカ中央銀行としては、この流動性を確保できるように中央銀行が銀行へ流動性を高める貸し出しをより出来るようにするって言う条項を承認したって言う事になります。
こうすれば、何らかの経済危機が起きた時に銀行が貸し付けている債権を中央銀行が担保として預かり、その部分を銀行にお金を貸し付けて流動性を確保できる仕組みができるって事になりますね。
一言で言うと、長期の固定した資金と短期資金を置き換える仕組みになります。
南アフリカは国家のトップはしっかりしてますよね。
こんなに経済の勉強になる国とは、このブログ始めた当時思いませんでした。
実に勉強になります。
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ギリシャのもう1つの危機
天気悪いですねぇ。
来週の日食は晴れてほしいですが、曇りっぽい感じです。
気持ちよく晴れてくれないかなぁ。
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先日のギリシャ選挙でギリシャのネオナチの党が躍進した事を取り上げましたが、ネオナチって位で極右の民族主義ですよね。
そのネオナチの躍進の背景にはもちろんドイツなどからの緊縮財政の要求などがありますが、もう1つあるみたいです。
ギリシャってユーロの東の端っこにありますよね。
トルコと接しています。
ここを通してギリシャに中東やアフリカの難民(不法移民)が今かなりの数押し寄せているんだそうです。
移民の人たちはアフガニスタンやアルジェリアの人たちだったりしますので、ギリシャがヤバイと言っても、戦争状況にある国に比べればはるかにマシです。
で、これがまたユーロ圏の他の国との摩擦に繋がっています。
ギリシャに入国すると言うことはユーロ圏に入ってくる事を意味します。
一度ユーロ圏であるギリシャに入れれば、そこからドイツだろうとフランスだろうと国境を意識せずに行けてしまいます。
当然、ユーロの他の国はギリシャに移民を入れるなって詰め寄る訳ですが、ギリシャは財政緊縮の折、そんなにお金がなくダダモレ。。。
移民の人も自国は本当に危なくてギリシャ(ユーロ)であれば、安全で仕事もあると思って入ってきたら、ぜんぜん仕事がなく、結局ギリシャに居てもダメだと西を目指します。
オランダやらドイツがまた怒るわけですね。
もちろん、ギリシャのネオナチも。
国内も国外もみんな怒って治安は更に悪化します。
社会的混乱とはこういう事を指します。
ギリシャのユーロ離脱の可能性が高まっていますが、力のない国が無理するとこうなるんですねぇ。
よく学んでおきたい所です。
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IMF、南部アフリカの成長率下方修正
昼休みに会社で昼寝してたんですよね。
起きたら頭が痛くなってた。。。
夜はまだ寒いし。
なんか風邪ひきそう。。。
皆様もご留意ください。
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IMFが南部アフリカの成長率の予測を引き下げています。
元々は2012年の経済成長率は5.9%とほぼ6%だったのですが、5.4%に下げました。
結構大きく下げてますが、それでも5%台ですので、それほど悪くはないです。(と言うか、十分良い)
この理由は同地域の最大の経済を持つ南アフリカの成長が弱い事がIMFにより指摘されています。
逆にプラス材料としては東部アフリカにおける干ばつが改善した事や、ニジェールやシエラレオネの天然資源の生産量上昇などが上がっています。
シエラレオネの成長率、なんと年率35.9%だそうです(笑)。
ニジェールも14%と成長率だけ見たら中国の4倍とか。
まぁ、単に小さいだけなんですけどね。
シエラレオネの紛争はだいぶ終わったのかな。
シエラレオネってデ・カプリオが主役やってた映画ブラッドダイアモンドの舞台となった国ですが、ダイアモンドの暗部(血塗られたダイア)とデビアスの物語を分かると非常に興味深い作品です。
ランケンのエントリーも面白いので読んでみてください。
ブラッドダイアモンド
南アフリカの成長率は今年2.7%で来年3.4%の成長予測なのですが、その他のアフリカの大国としてはナイジェリアなどが相変わらずけん引役です。
IMFは南アフリカのスタンダード銀行などがアフリカの各国で進出していることが、世界経済の影響を逆に受けることになるのではないかと懸念も示しています。
要するにグローバルに活動している銀行を通して融資が細ったりすることを懸念しているのですが、影響があるのはナイジェリアぐらいのようです。
アフリカの成長は過去8年間5%を超え続けています。
もちろん、サブプライムの間もユーロ危機の間もです。
かつては、先進国の弱体は飢餓すら生んでましたから、それに比べるとなんとも逞しくなったものです。
うまく成長を続けてほしいですね。
まぁ、成長するのが既に基本路線になってるのはあるので、それほど心配な訳では現時点でないのですが、政治とかでひっくり返っちゃう事があるのが懸念点でしょうか。
こればっかりは見ていくしかないですね。
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MBSのヴォイスに見る日本のメディア
昨日と今日はいい天気ですね~。
今日は雑談にしまーす。
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昨日はランケン経済英語スクールでした。
ゴールデンウィークも途中あったので、ちょっと久しぶり。
スクールのクラスいつも楽しいです!
大阪の橋下市長とMBS毎日放送の番組ボイスの女性記に関する批判が大手メディア外の世界(インターネットですけど)で盛り上がっています。
ランケンも10日程前に日本のメディアの偏光性(バイアス)についてエントリー出した所で、この件を数日前に見て、やっぱりあぁ言う取材してるんだぁと思ったりしました。
日本の防衛とメディア
インターネット上ではモノスゴイ批判がMBS毎日放送に対して出ていますが、まぁ確かにあれはヒドイと感じますね。
あれが取材の現実かと思うとかなりゲンナリしました。
ほとんど誘導尋問をしようとしてて、それに対して橋下さんが論理的に対応してるようにしか見えないですもんね。
やや感情的になり過ぎている面も否定しませんけど、あれに類する悪意すら感じさせるような取材が日常的に行われて、バイアスのかかりまくった事を書かれてはと思うと、橋下さんの気持ちも分かります。
インターネット上の批判は悪意を感じたために、あぁなっちゃってるんでしょうね。(かなりヒドイ事になってます。。。)
上記リンクのエントリーでも書きましたが、日本の大手メディア(特にテレビと新聞)は伝える事に対する考え方を見直してもいいと思います。
メディアもビジネスですから、注目されてお金に結び付けるのが大事なのは分かりますが、メディアとしての勝負の仕方が良くない。
なんて言うか、まっとうな報道のクオリティを出そうという考え方自体が消えかけてませんかねぇ。
モラルハザードと言うか、プライドの欠如と言うか、根底の考え方を疑ってしまいます。
品質の高い報道しようとすると時間もかかるでしょうし、評価を得るためのコストって相当高くなってしまうんでしょう。
なので、専門知識を感じさせないような、電子レンジで作られたようなファーストフードみたいな報道ばっかりになってる気がします。(報道が安っぽいもん、ハナミズキの花がプレゼントされましたとかさ。。。)
もっともファーストフードは大好きですけどね、ランケンは。(笑)
でも、報道のファーストフード化は許容したくないんだなぁ。
生産性向上と言えなくもないけれども、メディアの競争力の源泉(例えば専門知識とか)を失って、メディアの勝手なる価値観を消費者に押し付けてるように見える。
橋下さんとMBSの議論は、専門性の無さを露呈しているのは橋下さんの指摘通りだと思います。
あの取材の仕方では報道側が批判を受けるのもしょうがないかな。
その後のMBSの番組ボイスの報道までは見られてないのですが(大阪しか見られない)、これまた批判が凄くて、もう笑いものになってます。
まぁ、電子レンジの使い方を間違っちゃったようなおいしくないファーストフードに対して、ケチャップとかマスタードをどんなに付けたっておいしくなりませんよね。。。(ってランケンもヒドイ事を書く。。。某掲示板よりもヒドイ書き方してるかも。。。割と毒舌ですからね(笑))
いずれにしても、日本のメディアはもうちょっと頑張ってほしいかなぁ。
今のままだと、読む気にも見る気にもなれないです。。。
あんな取材で報道作って押し付けられたの見たら、かえって勘違いしちゃうもん。。。
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GE、アフリカのビジネスを2ケタ成長予測
ランドが下落してますね。
1ドル8.065ランドぐらいでしょうか。
ランド円も10円割れです。
株価が下がってきてますから、リスク資産のランドはちょっと上がりにくい展開です。
まぁ、しばらくしょうがないかな、こりゃ。。。
ドイツもやっぱり下がってるし。
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南アフリカの製造業の生産量が予想外に下がっています。
3月は年率2.7%の下落となっており、8か月続いた増加が途切れました。
南アフリカのエコノミストはショッキングな数字としてとらえています。
これにより、今年の南アフリカの成長予測は下方修正も必要かもしれないとしており、成長率2.6%との予測もされています。
うーん、サブプライム前の5%の半分ですね。。。
理由はヨーロッパの景気悪化が南アフリカにも影響しているとされています。
さて、世界最強の企業GEがアフリカでの売り上げを今後3年から5年の間、二けた増をするとしています。
アフリカ大陸の開発による、重機などの需要が盛り上がる事を期待したものです。
中でもエチオピア、カメルーン、ザンビア、モザンビークの市場においては更なる機会があるとの事です。
GEはこのアフリカのビジネスを大きくするために、役員を派遣するとしており、現在GEの売り上げのわずか1%のアフリカビジネスを大きくしていく意向です。
アフリカに飛ばされるんじゃ、GEの役員も気の毒だなと言う気がしなくもないですが、まぁ電気のない所に電気を通しましょう位が彼らの仕事ですから、アフリカ位電気の通ってない所も他にないので、しょうがないでしょうね。
特に先進国は緊縮財政に動いているのがほとんどですから、比較的グローバル経済と切り離されていて、未開の地であるアフリカを将来の成長エンジンに考えるのは必然でしょうか。
現在のGEのアフリカビジネスの売り上げは南アフリカとナイジェリアとアンゴラがほとんどとなっています。
あの規模のビジネスですとプロジェクトあたり日本円で数十億円がザラでしょうから、アフリカのほとんどの場所では払えません。
GEの狙いは当然資源産業の拡大です。
原油やガスなどの発掘などにGEの製品が大量に使われる訳ですから、世界の中で今後増える所に投資せざるを得ないですよね。
アフリカの10年後が楽しみです。
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ヘッジファンド、ECBのユーロ引き下げを予想
暑いんだか寒いんだか分かりませんねぇ。
帰りは結構寒かった気がします。
横浜駅は浸水するほどヒョウが降ったとか。。。
自然は美しいですけど怖いですよね。
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ロイターで興味深い記事が出ていました。
年次ヘッジファンド会議のものなのですが、ECBがユーロの押下げに動くだろうというものです。
米ヘッジファンド会議、周辺国救済へユーロ押し下げとの見方も
これ、ランケン経済英語スクールなんかでは去年の末ぐらいから結構説明しましたし、コメント欄でもチラっとだけ書いたんですが、やっぱりそうだろうなぁって思います。
今のヨーロッパの状況って一山超えて次の山に入ってきていますが、このまま行くと本当に分裂しちゃう可能性があります。
ユーロの崩壊は避けられないかもしれないのですが、最悪なのは無秩序に崩壊する事です。
ある程度秩序だった崩壊をさせる事も恐らく考えないといけないんじゃないかと思いますし、当事者であるヨーロッパは意識せざるを得ないでしょう。
少しでも競争力を持たせつつソフトランディングをさせるとしたら、通貨の切り下げを狙いたいはず。
ECBは崩壊とは言っても、ドイツやフランスまで含めてユーロを終わらそうとまではさすがに考えたくないはずで、今のユーロ採用国の一部をまずは切り離す方法を探りたいんじゃないかと考えます。
今、ギリシャは本心はユーロから脱退する事を願っています。
じゃないと将来はないからで、それが今週の選挙でも反映されてると思います。
しかし、それが出来ないのは脱退した場合の新しい通貨暴落による巨額の借金の更なる肥大化と通貨下落による貧困化に国民が耐えられない事が明白だからです。
このギャップを少しでも埋めようと思うならば、ユーロはある程度下げていかなくてはいけません。
加えて、少しでもユーロ圏の景気を引き上げてやる。
ECBがこれを考えない訳がないと思う。
ただ、通貨下落は逆に言えばどっかの通貨が上がる事を意味します。
ユーロは世界第二位の通貨ですから、受け皿となり得るのは当然ドルになります。(もちろん対円も)
そうなるとアメリカの了承を得なくてはいけない。
アメリカは大統領選を控えてますから、そんなのにYESとは簡単に言いにくい。
でも、ユーロに無秩序に崩壊されて困るのはアメリカも一緒。
と言うところで、大統領選が終わったら十分考えられるシナリオじゃないかと思います。
政治的なコンセンサスが公式かどうかは関係なく得られればいい。
断言できるようなシナリオじゃないですが、上のユーロの記事を見て、ヘッジファンドはそう考えるだろうなぁって思いました。
1つの有力なシナリオだと思いますね。
もう少し、ランケンの考えを付け加えるならば、ヘッジファンドはユーロ崩壊を望んでいるだろうかって観点があると思います。
恐らく望んでいないんじゃないでしょうか。
ユーロが高止まりすると、無秩序な崩壊がありえます。
ヘッジファンドや金融機関はユーロ資産を当然持っていますから、彼らにとっても無秩序な崩壊はシャレにならない位怖いんじゃないかと思います。
だって、ギリシャ国債だって、あれだけヨーロッパの銀行騒いだんですよ。
ECBが押下げるなんて言ってますが、押下げたいのはヘッジファンドやユーロ圏の金融機関も同じなんじゃないでしょうかね。
社会的に見ても、ギリシャのネオナチの政党が躍進した記事を最近書きましたが、いくら議会でたいした勢力を持たないとは言え、あんなのがユーロの各国で出てきたらと思うとぞっとしませんか?
ポルトガル、スペイン、イタリア、歴史的に見ても決して論理だけで動いている国ではありませんし、むしろそれに悩まされてきて、ユーロを作ったぐらいです。
ヨーロッパの人たちが一番よく知ってるし、現実的にそれが怖いでしょう。(ヒトラーもいたしね)
そのユーロが崩壊の危機にあるのに通貨高なんてもってのほかじゃないかと。
意図的にユーロが下げられる可能性はいくらでもあり得るし、一番まっとうな手段だと考えてます。
ちなみに、上述のロイター記事に出てるルービニ氏はサブプライムバブル崩壊を崩壊の3年前から予言していた人で、IMF、FRB、世界銀行を渡り歩いてきた、現在のトップエコノミストです。
かなり悲観的なシナリオを描くため、Mr.Doomなんて呼ばれています。
ランケンはルービニのストーリーに一票かな。
最終的に崩壊する可能性はまぁまぁあると思う。。。(否定できるだけの根拠を持ってる人は世界にいないはず)
崩壊後、どうなるかの絵を持ってる人は現時点であんまりいないと思いますが、ゆっくり崩壊が一番ラッキーなケースじゃないかなぁ。
突然崩壊は最悪でしょう。
現状維持は10年単位ではもたないと思う。(ソロスも言ってましたね、これは)
今回、ちょっと面白いのはECBよりヘッジファンドとかが無理やり動かしたりするんじゃないかなぁなんて妄想できる所です。
完全にランケンの妄想ですが、ECBやFRBが介入しなくても中央銀行のコンセンサスの意志が感じられたら動いちゃうかもしれない。
ただ、今すぐとは思いません。
早くても大統領選が終わってからだと思う。
通貨なんて政治的に動かされるものだと思っていますし、今までも往々にしてそうでした。(詳しく知りたい人はランケン経済英語スクール来てね!)
ユーロスイスとか、スイスがすげー上がるんじゃねーかなぁとか考えなくはないな(知らんけど、笑)。
明後日のランケンスクールが楽しみ。(また英語学校じゃなくなる恐れが。。。)
ちょうど危機編もあるですね。
経済危機なんて対処の方法はそんなにたくさんはないですし、歴史にならってやるしかないんですよ。
画期的な方法なんて考えた所で失敗出来ないのが経済。
実験できないんだもん。
なので、歴史に学んでECBも考えるしかないと思うな。
最初から歴史に学んでおけばユーロなんか作らなかっただろうに。。。
さすがに今度は学ばざるを得ないでしょう。
と言うところで、経済危機のお勉強しましょー。
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南アフリカの大臣のアフリカ成長期待
ユーロが下がってきましたね。
ここらをもう少し下がると下向きのモメンタムが確認できそうです。
ギリシャ問題がまた出てきてますが、このまま悪化するかどうかって所でしょうか。
そこまでヒドイ感じもまだしないんですけどねぇ~。
でも、ギリシャのユーロ離脱の可能性が少しだけ上がってますので、見ておきたい所です。
ギリシャがユーロから離脱なんて厳しいと思うんですけどねぇ。
そう言う政党が当選しちゃってるから困ります。
ギリシャ国民も日本国民と同じで国がおかれた状況を理解しにくいんでしょうね。
でも、さすがにあそこまで行くと理解してるんじゃないかなぁと思うんですが。。。
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さて、アフリカのあんまりニュースも海外のニュースもたいして面白いのがなかったのですが、南アフリカの大臣が世界経済の構造的な変化はアフリカを非常に大事な位置づけにしていると述べています。
Kgalema Motlanthe 氏が述べたもので、資源への需要は非常に高く、特に南半球からの需要がアフリカのポテンシャルを高めているとして、新興国同士での需要に期待感を表明しました。
確かに10年前には考えにくかった事ですが、だいぶ変わったなぁとは思いますよね。
先進国と新興国での資源争奪は非常に大きくなっているのは間違いありません。
資源と言ってもいろいろあるのですが、同大臣が指摘しているのは農業です。
アフリカには60%もの耕作可能な土地が残されています。
実際行くと分かりますが、原野ってな感じの所がほとんどです。
あれ、開墾したらきっといい農場になると考えられてて、まだまだその余地は多くあります。
アマゾンが開拓されて危機になってるなんて報道をテレビで見たことがありますが、アフリカでも開拓した方がよっぽどいいでしょうね。
農業はジムロジャーズが今一押しです。
Wall Streetに行くな、農家になって農業やれって言ってたりします。
日本みたいにコストの高く生産性の低い農業やってもしょうがないと思うんですけど、アフリカはその意味ではコストも安いし、大規模に開発できる余地があるので、楽しみな部分はありますよね。
大臣は次の世界経済をリードする元になるかもしれないとしています。
課題としては市場がまだ小さく、不適切な生産の多様性など色々と最適化ができていない点が挙げられています。
どれぐらい先になるかは分かりませんが、最後のフロンティアが次の経済成長のリーダーになるといいですよね。
日本のアフリカ投資とか資源戦略が遅れてるのが気になりますが。。。
ランキング、25位ぐらいまで上がってきました!
どうもありがとうございます!
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南アフリカ失業率上昇
今日、いつものように自転車で会社に行ったんですが、新しい駐輪場にとめました。
100円かと思ってたら12時間100円で5分オーバー。
200円取られてスッゴイ損した気分です。。。
FXとかの負けよりよっぽど悔しい。。。
だって、自転車とめただけで200円ですよ。
しかも5分オーバーで。。。
駐輪場に負けた。。。
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南アフリカの第一四半期の失業率が25.2%に上昇しました。
前回の23.9%よりかなり悪いですね。
これについて、南アフリカのスタンダードチャータード銀行のエコノミストは、せっかく景気回復の兆しが見えるような状況なのに残念であるとしています。
特に政府投資が行われて好調と見られている建設のセクターですら雇用が悪化しているのが懸念されています。
南アフリカの雇用対策がうまく機能できていない可能性がありますね。
また、南アフリカの製造業に関してデロイト社は製造コストと材料コスト、税金やスキル不足により競争力を失っているとのレポートを発表しました。
製造業の競争力について、FirstRand銀行のCEOは政府の意志が感じられないと述べており、そもそものマインドが足りないと厳しく指摘しています。
これが続くと国際的な投資の魅力が小さくなってしまうため、危機感を感じているようです。
現在、南アフリカで足りないとされているスキルは会計やエンジニアリングなどでそのギャップは実に1000万人とされています。
うーん、日本人が少し行ってあげたらいいんじゃないの?とか思わなくはないですねぇ。
南アフリカの雇用問題はスキルの面から語られる事も多く、需要がない訳ではありません。
スキルを持った人がいないという話で、結局は教育問題だったりします。
景気回復のためにも雇用のためにもスキルを何とかすべきなんでしょうが、簡単ではないですよね。
さて、ギリシャの選挙は下馬評通りの状況になってますかね。
後の事を本当に考えて政治に立候補してる訳ではなさそうな政治家がいっぱい出てきそうです。
次回の再選挙は6月17日と予定されました。
IMFとEUは次の議会が先日決められた緊縮案などを承認しない場合は融資を止めると警告しています。
また、同じような話の蒸し返しですね。
IMFとEUが譲ることはあり得ないと思うので、ギリシャが飲むしかないんでしょうが、次の政権を担う人には相当の覚悟が必要でしょう。
先日書いたネオナチ系のGolden Dawnは今までゼロだった議席が一気に21取っています。
危ないなぁ。。。
新興国におけるテロとかはアルカイダの弱体などもあって減ってきている気がしますが、次は先進国でテロ組織が出てくるんじゃないの???
新しいギリシャ政府はかなり不安定なものとなると予想されています。
どうなる事やらですね。
過去の間違いを問う選挙って機能しないんだよなぁ。。。
ユーロの場合は誰が政権を担当してもユーロと言う枠組みから外れない限りは打つ手なしな部分がツライですね。
結局はユーロに参加した事が間違いであり、もはや修正できないPoint of No Return。
ギリシャには同情します。
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南アフリカの給料とスキル
ゴールデンウィークの間ボケてたもので会社行ってリハビリが大変です。
もう1週間前に何やってたか思い出せなく。。。
会社以外の事やり過ぎかも。。。
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南アフリカの失業率は現在23.9%となっており非常に高い失業率が恒常的に続いています。
相変わらず字が読めない人が多くいるため、なかなか減らせないのが現状なのですが、南アフリカ政府としては2020年までに失業率を15にまで改善したいと目論んでいます。
この高い失業率にはスキルのない労働者が余りにも高い報酬を得ているとのエコノミストのレポートが議論を呼んでいます。
それによると、エントリーレベルの労働者はもっと給料を下げれば、失業率の改善に役立つであろうとレポートは指摘しています。
このため、エントリーレベルの労働者に政府に助成金を出す方がよいのではないかとの提言までしてあり、その額は3年間で50億ランドとされています。
一方で労働組合は、そんなことをしたら高齢者を解雇して若者ばかりを企業は雇うではないかと猛反発しています。
また労働組合はパートタイムの仕事を減らして正規の社員にすべきだとしており、どこの国でも似たような話になっていますね。
レポートでは、世界の生産品の価格は下がっているのに、南アフリカの生産品の価格は上がっており、それが南アフリカの競争力を奪っていると述べています。
スキルがないのに、高い給料ってのは確かにおかしい気はしますが、日本だってスキルと給料ってそんなに相関関係あるんだろうかと思わなくもないですけどね。。。
熟練労働者は給料が必ずしもいいわけではないですよね、残念ながら。
まぁ、でも与えられた役割で給料って概ね決まるものですから、それなりのスキルのある人がいるんでしょうが。。。
いずれにしても、競争力を出すには生産性を上げていく必要があるのですが、スキルが低い人に生産性は期待しにくいものがあります。
何でも出来る人の方が、何もできませんって言う人よりも良い給料もらえるのは避けられないですし、将来的な投資と言えどもエントリーレベルでの給料はそんなに高くないのが世界の常識でしょう。
それを政府の補助金で賄うのは少し問題があるかもしれませんね。
ちょっと労働組合が強すぎるきらいは、南アフリカありますね。
ANCが割れた方がいいぐらいかもだなぁ。。。
一党独裁に近いですからね。
さて、今週の土曜日はランケンの経済英語スクールがあります。
またイントロがありますので、ぜひお越しくださいな!
ランケン経済英語スクール!
あ、後、応援どうもありがとうございます!
お陰様でだいぶ上がってきましたぁ!
今、27位かな?28位かな?
うれしい!
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バフェットとギリシャのナチズム
今日はスゴイ天気でしたね。
いい天気だなぁと思ってたら、いきなり雷が鳴りだしてヒョウが降ってきました。
つくばの方では竜巻で尋常ではない被害が出ているようですが、神奈川でも台風かと思うような横殴りの雨と雷でした。
30分もなくて15分ぐらいの短い期間でしたが、最近の日本は天災にやられますね。。。
特に関東から東の方。。。
お祓いしてもらいたくなります。。。
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Financial Timesにバフェットのヨーロッパの銀行に対する懸念のニュースが出ています。
これはバフェットのバークシャーハザウェイの株主総会で述べたもので、ギリシャとフランスの選挙が近づく中でヨーロッパが一体となって現在の南極を切り抜けられるかについて疑問を呈しています。
バフェットは特にヨーロッパの銀行が怖いみたいで、アメリカはサブプライムの時に政府が策を講じて銀行システムを守りましたが、欧州はそれが出来るかどうかが懸念です。
要するにトップダウンで銀行救済が素早く必要なときに政府がうまく出来るかって話なんですが、ヨーロッパは20近くもの政府がある訳で、救済が遅れる可能性があるんでしょう。
そうなると、他の銀行にも飛び火して銀行システムがグラつきます。
こうなると、欧州発の金融危機と言う状況が起こり得る訳で、その可能性を否定出来る人はいないでしょう。
だからこそ、欧州は1つになってって言う訳なんですが、フランスの選挙もギリシャの選挙も近い所で、そもそも政府が脆弱な局面が今年です。
今日はそのギリシャの選挙が今日行われており、さて明日はどうなるかって感じです。
なんかネオナチ系の政党が議席を取るんじゃないかなんて話も出ています。。。
ギリシャがドイツのナチですか。。。
このGolden Dawnって政党は要するに極右の政党なんですが、民族主義が強い政党みたいです。
党旗が赤くて、ナチっぽくてイヤだなぁ。。。
Golden Dawn
ヒトラーみたいなのが、今度はギリシャかスペインかから出てきてもおかしくないかもしれませんね。。。
冗談抜きでヒトラーって、世界大戦後のドイツの経済的困窮から生まれた人です。
どこの国にも民族至上主義の人っているものですが、政治にかかわりたがるんですよね。
今のヨーロッパだとそう言う勢力が力を持ってくるのは避けられないでしょう。
程度問題だとは思いますが、失業率が高い国に傾向が強いのはある程度は事実でしょう。
ヨーロッパなんて武器だって割と手に入りやすいだけに、社会的混乱が心配です。
ドイツ人排斥運動とかになったら、皮肉にもなりませんね。。。(Golden Dawnは移民に強く反対しています)
ヨーロッパが1つになるなんてバフェットの懸念どおり無理かもしれない。。。
ユーロはどこへ行く。。。
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クレジット状況とシャナイア
ゴールデンウィークも終わりかけてますねぇ。
今日は昼寝してしまった。。。
やるべき事あるのに。。。
きっと、夜中やるんだろうな。
ゴールデンウィーク終わるのが近づくにつれ、夜型になってしまう。
いっつも、連休ってそうです。。。
海外行っててもそうなんだよなぁ。
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先日からお伝えしてる南アフリカの消費者ローンの件ですが、やっぱりちょっと問題がありそうです。
南アフリカの消費者金融はクレジットカードなどが主になりますが、この与信が数年前と比べて増えています。
雇用は減っているにも関わらず、与信が増えており、公式な雇用数580万人を超えているそうです。
クレジットカードを乱発してるみたいです。
南アフリカでも維持できないと見ており、破産が増えるだろうと懸念されています。
仕事のない人にクレジットカードが出ちゃうのは日本なんかでもそうですが、ちょっとしたモラルハザードな気もしますよね。
クレジットカード会社はカード発行してナンポなビジネスですから今の低金利だとバンバン出しちゃうでしょう。
ランケンなんて何枚持ってるだろう、クレジットカード。。。
二けたはいかないと思うんですが、片手じゃきかない気がする。
南アフリカには非公式なセクターで働いている人も多くいますから、必ずしもすぐに大問題になる訳ではありません。
借金して使って、その分働けばいいって話もあります。
ただし、経済全般で見ると稼ぐ力がまだまだ弱いとも言えます。
南アフリカ中央銀行は今年か来年には利上げをせざるを得ないでしょう。
そこまでに景気が良くなるといいですけどね。
さて、休みの終わりも近いのでたまには音楽でも。
シャナイアトゥウェインのForever and For Alwaysです。
なんか、ビデオが後半エロイって噂もありますが、ランケンはすっごい美人だと思ってて大ファンです。
40歳超えてるとは思えん。
完璧すぎる。
あ、ランキング押してから見てね~。
忘れられちゃうみたい(笑)。
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南アフリカ中銀の介入コメントとアメリカ雇用統計
天気が悪いですねぇ。
今日は雷もなったし地震もあったしで、すっきりしない1日でした。
まぁ、家にいるからいいですけど、行楽にでかけた皆様はストレスの溜まる1日だったのではないでしょうか。
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ランドは最近は比較的落ち着いていますが、基本的にはかなり上下の動きが激しい通貨です。
このランドの値動きの激しさには南アフリカ国内からもずっと懸念の声が上がっています。
特にビジネスのサイドからは介入でもして落ち着かせてほしいという声が出ています。
これに対して南アフリカ中央銀行総裁のMarcus氏は1つのオプションであるが、通貨の動きを抑制するために介入するのは非常にお金がかかると述べました。
割と時々介入をしていましたが、やっぱり難しいと感じてるんでしょうね。
一方で金利の引き下げもオプションではないとしており、インフレが高すぎると述べています。
南アフリカ中央銀行も通貨の価値をどうコントロールするかは悩ましいみたいですね。
最近はちょっとランドまぁまぁですよね。
10円半ばをキープしてるし、対ドルで見てもそれほど高い水準ではないし弱くもないように見えます。
そこまで下落する通貨ではないのですが、ドル円が相変わらず80円なので10円です。
ドル円が100円まで戻ると12円から13円見えてくるぐらいまで行けるんですけど。
相変わらずドル円は円高です。。。
さて、アメリカの雇用統計は失業率が8.1%と出ています。
微妙な感じですね。。。
新聞では減速しているものの伸びてはいるとしており、まぁまぁじゃないのってトーンでもなくはないように読めますが。。。
オバマさんもそろそろ雇用回復で大統領選に望みたい所でしょうが、あんまり景気は背中を押してくれなさそうです。
サブプライム破綻のど真ん中で大統領になってますから、あんまりいいタイミングとは言いがたいですかね。
個人的にはオバマさん続投がいいなぁ。(ロムニーさん、知らないけど。。。)
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南アフリカ景況感とECB金利据え置き
ゴールデンウィークにも関わらずランキングに応援頂いた皆様、どうもありがとうございます!
お陰様で少し復活しました!
今後ともよろしくお願いします!
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南アフリカの景況感が発表になってます。
4月は94.3ポイントなり3月の95.7ポイントから下落しており、南アフリカ国内の経営者は見通しに対して弱気な姿勢が出てきています。
3年ぶりの低い値となっており、ここにも二番底の兆候が出ています。
一方で、新車自動車販売は10.5%とまずまずの伸びを示しています。
今月の販売台数は42617台となりました。
ただし、輸出の方は11%3月に比べて減っています。
ヨーロッパの景気後退が出てきている事によるもので、これに伴い輸出の見通しも2012年は30万台だったものが27万台に引き下げられました。
国内も家計の債務があるのでそれほど伸びにくいだけに、輸出の減少をどこまでカバーできるかって所でしょうか。
ボトムラインとしてはアフリカの成長に押し上げられてるんですが、世界経済の悪化の影響は小さくないですね。
さて、今日はECBが金利を据え置きました。
1%のままです。
ECBはまだLTROの効果を見定めたいと共に、簡単に金利の引き下げをしない事でユーロ圏政府に対しても改革の手を緩めないように圧力をかけているとされています。
ただ、やはり二番底が目の前に迫ってきているのでどこかでは対応を迫られそうです。
対応としては金利引き下げとLTROの追加ですが、個人的にはLTROじゃないと思うなぁ。
金利引き下げじゃないかなぁと。
LTROももうお金がジャブジャブで、いらないって言う銀行がある位ですから、多分金利引き下げじゃないかと思います。
あくまで個人の考えですけど。
資金需要はユーロ圏であんまりないと思うんですよね。
やっぱり実態経済そのものの悪さから来てるので、金融政策では銀行を通してしまう時点でLTROは厳しいと思うな。
金利引き下げは、割と消費者レベルに届く政策なので、今はどっちかと言うとこちらの方がいいと考えています。
まぁ、金融政策ではモルヒネ打ってるようなものですから、時間稼ぎにしか過ぎないとは思いますが。
とは言え、財政政策は10年かかるとか言われてるし、麻薬中毒になっちゃいますね。(最近、麻薬ネタ多いな。。。)
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南アフリカ住宅価格上昇と製造業悪化
ゴールデンウィークの真ん中ですが、さすがに電車すいてますね。
ちょっと会社行くの悔しかったですが、まぁ昨日休んだからいいか。
外は天気悪いです。
意外とムシムシして暑いんだか寒いんだかわかりません。。。
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南アフリカの指数がいくつか出ています。
製造業の状況を示すPurchasing Managers Indexは二か月連続で下落し、1.4ポイント下がりました。
4月は53.7ポイントなっており、まだ一応は重要な50ポイントを超えています。
ただし、まだ下がる事が見込まれています。
内容としては新規オーダーの下落が一番大きくなっており、景気の下落が南アフリカでも出てきそうな感じです。
もう1つの経済指数としては住宅価格の上昇です。
2010年の6月以来の高値を付けており、年率で3月から8.6%上昇しています。
2000年以来だと名目ではなんと232%上昇となっており、すべての住宅価格が12年で倍になった計算だそうです。
やっぱり、不動産やるならインフレしてる成長国がいいですよねぇ。
ただし、実質で見ると12.6%2008年のサブプライム前のピークに比べて下となっています。
さすがにサブプライム前に戻すのはまだ時間がかかりそうです。
ヨーロッパではそろそろ二番底の話が現実化してきたという記事が増えています。
先日も紹介した年始の雑感にも書いてありますが、まぁ分かってる話なんだろうなぁ、こういうのって。
となると、財政緊縮策を少し後退させようかと言う話も出たり、国民の理解が得られなかったりと言う所で市場が苦しくなってきそうです。
今日のアメリカのADP雇用統計悪いですよね。
やっぱり五月はダメかな?
なんか、ランキングやばくなってきました。。。
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日本の防衛とメディア
オーストラリア中銀が金利を0.5%引き下げましたね。
結構大きくやったなぁ。
これにより、オーストラリアの政策金利は3.75%となりました。
豪ドルは87.33円となっており、直近の安値を下に抜けてきていますね。
モメンタムも下にあるし、こりゃ当面下じゃないかなぁ。
と言うところで、オーストラリア株価指数が上がってます。
CFDでASX200でも買うかな。(やったことがないんですけど、ASX...)
で、DAX売るとか(笑)。
などと思ってASXのチャート見てたらちょっとワクワクしちゃった。

上に抜けてる感じする。
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さて、南アフリカの方は貿易赤字に対する失望感が出ています。
黒字を予想する人もいたぐらいですので、予想を超えて悪いと気にされています。
南アフリカ国内の景気回復は割と順調です。
そのため、輸入がやはり増えていまして、これは信用の増加とも合致しているんでしょう。
逆に輸出はヨーロッパの問題が避けようもなく、結局赤字が続いているのですが、今後も続くようだと少し懸念が強くなってくるかもしれませんね。
ただ、ランドが貿易収支で大きく動いたりはしていませんので、それほど心配する必要もなさそうです。
数年前は貿易収支でかなりランドが動いていたものです。
逆に言うと動くと怖いですけどね。
ところで野田首相がアメリカを訪問中ですよね。
Wall Street Jounalに日本の自衛隊がグアムに恒久的なトレーニング目的で常駐すると出ていました。
この背景には中国や韓国との領土問題、北朝鮮によるミサイルと核の問題があるのは間違いなく、日本としても軍事を今までよりももう1つ違う段階に持っていくというよう事です。
これによりアジア地域の防衛にたいして60年ぶりの大きなシフトをするとまで書いており、日本の戦略転換だとしています。
これ自体に対して個人的な意見はしませんが、アメリカはそういう風に見ているんだという事は知っておきたいと思います。
で、気になるのは、日本の新聞です。
正直、日経新聞も朝日新聞もとっていないので、たいして中身見れてないんですが、どうもあんまり書かれていない気がします。
毎日新聞はMSNで見れるんですが、防衛問題ではなく共同声明だとかそんな話ばかりで本質に迫ってないように思う。
NHKなんてハナミズキの花がアメリカからプレゼントされましただってさ。。。
北朝鮮みたいな報道の仕方はやめてほしい。。。
朝日新聞も、アメリカ人の地震被災者のお見舞いに野田首相が行ったなんて記事はあった。
それって、防衛戦略よりも大事なんだろうか?
Wall Street Journalにはグアムに自衛隊がいるという事は、今まで国内から恒久的に出なかった日本が、海外に常駐するって所が大きな違いだってはっきり書いてあります。
何が6年ぶりの首脳会議で変わったかをどうして具体的に伝えないんだろう。
今までと何が違うか分かりゃしない。
3.11の地震の時もそうでしたが、どうも日本人は知るべきことを知らされてないように感じます。
日本のメディアって感情に訴えるものに流されすぎだと思います。
Wall Street JournalにしてもFinancial Timesにしても質が高いなって、やっぱり感じるのは1つ1つの記事がレポートとして通じるようになってるからなんですが、日本の新聞はどうも違う。
どうやって感情に訴えて新聞を売るかみたいになっちゃってて、取り上げるべきものが違う。
防衛問題って今は特に重要でしょう。
北朝鮮は先鋭化してきてるし、中国に韓国も領土を主張している。
でも、それに関する日米の防衛協定とかって残念ながらアメリカの新聞から取ってきた方がいい。
書いてあるように見えないんだもん、日本の新聞。バス事故がそんなに大事かよ。。。
もちろん、アメリカの新聞だってバイアスかかってるでしょう。
でも日本の新聞、バイアス以前の問題。
ちゃんと扱ってるように見えない。
新聞だけじゃなくテレビも含めて日本のメディアのていたらくが昨日はやたらと気になりました。
なんで隠すんだろう?(隠してないなら、取材力が足りない?)
防衛秘密?
英語で書いてあったら意味ないんじゃないの?
どっちにしても、日本の大事なニュースをいつも海外の新聞から得るってのも悲しい気はするな。
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高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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出張
