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ユーロ100円割れとか

ユーロ100円割れとか


やっと、今日仕事納めでした。
さすがに今日まで働いてる人かなり少なくさむーい思いをしながら会社行きました。
新年は4日から。。。

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ユーロ円が100円割れましたね。
結構、時間かかったなぁ。
Wall Street Journalには95円まで下落が進みそうだなんてアナリストのコメントを掲載しています。

ちなみに2001年以来10年ぶりの安さなんだそうです。
下落の勢いがなんとなくイマイチな感じはしますがトレンドは下にありますね。

イタリアの国債オークションはあんまり良くない状況です。
結構な額を売ってるのでシャレにならない事になりかねないとの懸念も出ていましたが、そんなにヒドイ事になっているようにも見えません。
どうも中途半端なんですよね。

先日、ECBが銀行救済のためのスキームを大規模に導入しており、これが功を奏しています。
簡単に言うとECBが銀行にお金を安い金利で貸し出して、イタリアなどのヨーロッパ国債を高い金利で買える様にした仕組みです。
ちょっと金額を失念していますが、45兆円とかだった気が。。。

さて、南アフリカの方は信用の伸びが6.2%伸びています。
ロイターによると予想を若干上回ったとなっています。
一方で11月の貨幣供給のM3は7.23%と7.26%の10月よりは若干伸びが鈍化しています。

南アフリカではそんなに悪くないとしており、融資全体はまずまずと見られています。
これは、消費の落ち込みは悪くない事を意味するはずです。
ただし、住宅ローンの方は非常に弱い状況で個人消費は渋いようです。
まずまず好調なのは企業となっています。

企業が良ければ、消費者に回ってくると考えたい所ですね。
消費者は消費者で債務が重いみたいですが。。。

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ナイジェリアと外為ファイネスト

ナイジェリアとファイネスト


最近、南アフリカは本当に落ち着いています。
5年ぐらい前は結構暴動が起こってたんですが、あまり大きなものはないようで少なくともニュースには出てきません。
一方で気になるのがナイジェリア。↓
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人口が1億8000万人の産油国でアフリカでも有力な国の1つですが、テロが頻繁に起きています。
特にイスラム系のテロが起きており、Financial Timesあたりに最近ちょっと多く出てくるので気になります。
昨日はクリスマスだと言うのに少なくとも27人が死亡。

宗教はイスラム教とキリスト教が半分ずつをしめているのですが、宗教間での紛争が起きてきています。
今回起こったのはイスラム教徒によるキリスト教の教会の爆破です。
イスラム教が市民戦争をしかけていると言う懸念まで出ており、穏やかではありません。。。

今回のテロも自爆テロとなっています。
イスラム教ってのはやっぱり過激な部分があるなぁって正直感じざるを得ませんね。
クリスマスを狙っての犯行ですから、メッセージは明らかでバチカンもテロリストだと非難しています。

一億人のイスラム教徒と8000万人のキリスト教徒がケンカするってのは穏やかじゃないので、平和的に収束してほしいものですよね。
どこの宗教にも過激なのはほんの一部だとは思うんですが。。。

ランドへの影響はゼロだと思います。
南アフリカとナイジェリアはかなり遠くて、日本とベトナムぐらい遠いかな(テキトーですが、要するに隣の国じゃないって言いたい)
内戦が飛び火したり、難民が来るには相当遠いので、ランドには関係ないはずです。
アフリカへの投資が引っ込むとか間接的にはあるのかもしれませんが。。。

さて、外為ファイネストが地味~に良いって言う話を知人から聞きまして、ちょっと見に行ってきました。
ランケンが仕事してるビルの2件隣のビルにあって、単純に近かったので軽いノリで行ってきたと言うのが正直な所ですが。。。
実際に行ってみましたら、確かに地味ぃに良かったので、ちょっと読者の皆様にフィードバックします。

外為ファイネストはインターバンク直結でレートを出す所が特徴的な業者です。
ほぼ完全にプロの為替ディーラーの環境がそのまま使えるようになっており、カリネックス(CURRENEX)と言う機関投資家のディーラーなら誰でも知ってるような機関投資家用のシステムが動いてるそうです。
そのため、元ディーラーの方や専業でプロとしてやってる方がユーザーに多いそうです。

仕組みとしてインターバンクそのもののシステムですから、中間が全くないため、自社でディーラーも持たずレートはインターバンクそのものが出てきます。(NDD:Non Dealing Deskって言います)
システムとしてもプロの世界のものですから、ほとんど落ちないし、何よりも滑らない。(EVOの11月約定率99.4%とかで、金融庁の指導もあってこれでも控えめな数字だそうです)
当然スプレッドも非常に小さく、ドル円なんて0.3PIPSとかも多くでます。

ただ、インターバンクはカバー先となる12行の銀行が常にプライスを出すと言う仕組みですから、スプレッドが大きくなったり小さくなったりはします。
スプレッドが固定にはなっていない所が、いかにもプロのシステムで初心者には逆に若干敷居が高くなってきています。
先にも述べましたが、ユーザーもプロが多くインターバンクの環境そのものをほぼ使えるので、よその業者に行ったユーザーがやっぱりCurrenexのシステムじゃないとって事で戻ってくるなんて話もあるそうです。

逆にインターバンクそのものだとFX業者としては利益を生むところがなく経営できないので、手数料がかかったりはします。
それでもPROと言う口座では0.003%とかなり小さい。

で、広告もあんまりしないでディーラーもいないと言う極めてローコストで地味ぃな業者になっています。
行ってみて面白かったんですが、IT部門なんかが香港にあるのもあってオフィス自体は笑っちゃうほど何もありません。

普通はトレーディングルームみたいなのあるんですけどねぇ。
Non Dealing Deskなので無いわけですね。
モバイルオフィスですか?って思ったぐらい何もなかった(笑)。

社長は女性の方で、ほんっとマジメに地味ぃにやってらっしゃいました。
他の会社みたいに無理な宣伝広告費かけないし、ディーラーもいないし中身で勝負ですって。
確かにFXなんてデータ流してるだけだから、そんなにコストかけなくてもいいはずですからね。

後は大人気チャートのMT4もあります。
MT4口座は先に書いたPROとは別口座で、若干は取引手数料(スプレッド)が高くなります。
なので、MT4の口座とEVO/PROの口座の両方を開いてチャートはMT4使って口座はEVOかPROで使ってくださいってブッチャケのトークして頂きました。

ちなみにPROは取引量が50万通貨単位の取引で、本当にインターバンク仕様。
なので、手数料が一番安くて0.003%でスプレッドが0.3から0.9PIPSです。
0.0とかも見たな。

EVOは手数料がゼロですがスプレッドは若干広めで0.9PISPから1.5PIPSです。
こっちは1万通貨単位での取引。

やっぱりPROの口座が外為ファイネストのいい所が使えるんじゃないですかね。
専業トレーダーやってて、スキャルなどスプレッドが極小でかつ約定率が高い業者である必要がある方にオススメです。
相当に地味ぃな業者ですが、しっかりとトレードしたいって人には良い環境を提供してくれます。

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公務員と給料

公務員と給料


市場が静かですねぇ。
年内はこんな感じかなぁ。
イタリアの利回り、危険水準一歩手前ぐらいで気になりますが。

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昨日、消防士をしておられる地方公務員の方からコメントを頂きました。
37歳で年収550万円で命がけの仕事と言う事でした。
読者の方を傷つけるようで非常に心苦しいのですが、今まで書いたことが伝わってないかもしれないと思いましたので冷徹になります。

正直、公務員の方がそう言う事を言っちゃいけないんじゃないかなぁって思います。
公務員と言う身分保障が付いてそれを言ったら、民間のいい所までよこせって言うワガママじゃないかと。。。(あくまでも身分保障がついた上での議論ですよ)
理由は以下のものです。

550万円の年収が低いと考えられてるようですが、民間の平均は450万とかです。
民間より全然高いじゃないですか。
どーして低いと思うんですか?

昨日書いた897万円は人件費なので別に給料ではありません。
健康保険やら年金やらってものが含まれてるはずです。
従って、給料550万円を悲観する必要はないはずです。

また、公務員の方は民間と違って、高い確率で終身雇用が約束されてます。
それで、今の年収がもらえるのであれば決して悪い条件ではないでしょう。
ランケンなら年収100万円下がっても終身雇用を取りたいな。

後、そもそもの問題ですが、公務員の方々はご自分のお給料が国民の借金から払われていると言う認識を持って欲しいと思います。
それでも、民間の給与より厚遇されてる可能性あるんですよ。
会社だって、借金しても給料を払う事はありますが、売り上げの2倍の借金があって、給与を払う事はないですよ。

命がけと言うのは、我々として感謝すべき話だと思います。
ただ、給料が。。とか言っちゃいけないんじゃないかなって思う。
それって給料の問題でしょうか?

極論するならば、命をかけるから高い給料とかって話にするなら、民間の軍事会社だってあるんだから、公務員じゃなくてもいいんじゃないの?ですよね。
ならば、消防士辞めたらどうですか?になっちゃう。

もちろん、職業として尊敬してますよ。
他の事務職でラクにやってる仕事と比較したら崇高だって思います。
ただ、そこに公平かどうかって議論を持ち出したら、自分の都合のいい範囲での公平ばっかりになっちゃう。
公務員として誇りを持って働いてるはずで、そのための身分保障まであるのに、お給料と天秤にかけちゃうのが良くないと思います。

コメントを頂いた方の気持ちも分かるんですが、ちょっと自分だけしか見えないのかなと感じました。
これから日本人は貧しくなるはずです。
それは政府が膨大な借金を作ったからに他ならないので、別に公務員の方が悪いわけじゃなく、おっしゃる事もまぁ分かります。

でも、民間は借金までして給料はもらえませんよね。
利益に応じた給与が決まるだけです。
国民が借金をして公務員を食べさせていたら、公務員って何のためにいるのって話になる。
北朝鮮と変わらないですよね。

今の財政赤字は公務員の存在意義にかかわるぐらいの話です。
なので、やっぱり公務員の方が給料が安いって思うのはちょっと認識不足じゃないかなぁって思うんです。
公務員の皆さんのお給料の半分は国民が借金をして払ってくれてるお金って考えてもおかしくないはずです。

そうでないと、公務員だから身分保障はしてもらわないと困るし、給料も高くないといけないし、労働時間も短くないといけないしで、それこそ民間との釣り合いも何もなくなっちゃう。
公務員の方が悪いわけではないのは重々承知していますが、公務員の身分と言う事を考えたら給料の事を言っちゃいけないなって思いますが、いかがでしょうかね。(特に今の状況では)

国民の税金と国民が借金して作ってる給料なので、ありがたくもらって欲しいなぁって思います。
公務員の方が給料下げるのに反対するのは、いつもちょっとなって感じます。
その分、国民に借金が回ってきてるんですから、恵まれてると思いますよ。

人に借金させて、自分が食べれる人はそうはいないはず。(何度も言いますが公務員個々の問題ではなく、行政の問題ですが行政もいい加減にそこらへんを理解すべきだと思う)

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地方公務員の一人当たり人件費は国家公務員より高い

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寒いですねぇ。
朝は東京も霜が立ってました。

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一昨日の政府部門の生産性で色々と試算してみましたが、もっと単純な事がありました。
一人当たりの人件費。
単純に国家公務員の人件費5兆円を国家公務員数58万人で、地方公務員の人件費21兆円を地方公務員数234万人で割ってみました。

結果は下。

国家公務員の一人当たりの人件費 862万2000円
地方公務員の一人当たりの人件費 897万4000円

なんと、地方公務員の方が35万円以上高い。
お給料一ヶ月分以上、地方公務員がいいんですね。。。
ちょっとヒドクないですかねぇ。

これを国家公務員並に出来れば、35万2000円に234万人をかけてやると8239億円。
地方公務員の人件費を国家公務員より下げるだけで1兆円位出ます。
もちろん一年単位の節減ですから震災の19兆円は19年で出せます。

しかも、毎年地方交付税って国の歳出として計上されており、23年度は実に16兆円。。。
アホか。。。
こんなん出してる財務省の規律のなさにあきれます。
いい加減にして欲しいもんだ。

結局は地方を代表する政治家が地元還元に利益誘導をしまくった結果でしょう。
国家公務員より地方公務員の方が優遇されてるわけですよ。
何やってんだか。。。
政治家は国のために仕事なんかしてませんね。

47都道府県の集約もへったくれもなく、地方公務員改革を常識程度にするだけでここまで出来ちゃう。
地方公務員の人件費がヒドイなんて明らかなのに、なんでやらないか本当に不思議。
ランケンはブログでしか言えませんけど、もう少し皆で声を大にしないと政治家なんて動かないですよね。。。
既得権益もいい加減にすべきだな。

震災で悲惨な目にあった人にはお金を出さず国家公務員よりも高い人件費をこれだけの人数で温存してるなんてどう考えてもおかしい。
誰に責任があるんでしょうね。
公僕が聞いてあきれるわ。↓
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日本の予算とリストラについて考えてみた

日本の予算とリストラについて考えてみた


改めまして、メリークリスマス!!!

皆様、応援のクリスマスプレゼントどうもありがとうございました!
一気にランキングが上がってきてます!
是非、今日もプレゼントをください!(笑)

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昨日、12年度の日本の予算案が出てきました。
なんかため息が出ますねぇ。。。
本当に先進国の国債危機の認識ないんじゃなかろうか。。。

震災復興経費は5年間で19兆円です。
12年度の一般会計は基礎的財政収支対象額だけで68兆円。
これが、政府を運営するために必要な額。

この68兆円に加えて国債の償還費だの利子だのがあって90兆円となります。
その内、国債発行額は44兆円となっていますが、復興債が2.7兆円か。
加えて年金交付国債が2.6兆円となるので合計50兆円。。。

来年1年でこの国は借金を50兆円作ろうと言う計画です。。。
2012年にスペインとイタリアが発行する金額は両国合わせて60兆円ぐらいです。
分かってるのかな、日本政府は。。。

財源がないなんて言ってますけどね、リストラの原則って民間企業にいれば誰でも知ってます。
人件費削減。
出来るかどうか試算してみました。

公務員の人件費ってどれぐらいなのかなって調べてみたら、財務省から普通に発表されてます。

財務省発表の公務員人件費


これを見ると以下のような内訳になっています。

国家公務員57.9万人の人件費は5兆944億円
地方公務員234万人の人件費は21兆円。

合計26.9兆円が人件費です。
我々の税金で払ってる公務員の給与です。
ランケンが多少の意見を述べても構わないですよね。(別に無理に下げろって話じゃなく現実的に考えます)

震災の復興経費なんて向こう5年間で19兆円ですから年間わずか3.8兆円ですよ。
26.9兆円の人件費の内15%抑制できれば捻出出来ちゃう。
15%給料下げれないと思いますか?

公務員の平均給与って600万円を超えてるはずですが、100万円弱に相当します。
民間サラリーマンの平均が450万円程度である事を考えれば別に不可能じゃない。

一方で公務員の方から見ると、死にはしないでしょうが確かにちょっと大きいでしょう。
橋下大阪市長が行政職員給与の3~14%削減を検討していますが、上限をちょっと超えるレベル。
ムリじゃないけど譲歩して、いきなりは厳しい。

では5%削減だったらどうでしょう。
これなら大丈夫じゃないでしょうかね。

残りはどうするか。
300万人いる公務員を10%減らしたらどうかなって思います。
ランケンの会社はおととしのサブプライムで人数ベースで10%削減しましたね。

現場の人から見たらそんなに人を減らしたら回らないって話になると思います。
今の構造ではムリですよね。

では、市町村合併をしても無理でしょうか?
もっと言えば道州制にしてもムリか?
製造業がごくごく当たり前にやってる生産性向上は行政は出来ないの?

出来ないわけがないと思う。
どこの民間企業だって組織の組み換えなんて毎年やってます。
行政はやらないだけでしょう。

だいたい、日本に47都道府県もいるんだろうか???
アメリカの人口は4億人で日本は1億2000万人。
アメリカは50州。

この割合で考えるなら日本は15も州があればいいんじゃないかと思うんですけどね。
そしたら公務員の人数を10%削減なんて余裕でしょう。
余裕でもっと行くと思うな。

東京と神奈川と千葉と埼玉なんてくっつけて何か悪い事あるんだろうか?
公務員を10%減らすぐらい出来ると思いますけどね。
多少、時間はかかるにしても。

道路の管理やらなんのかんのあるでしょうが、そんなのコンピューター化して出来るでしょ?
スマートなんちゃらってやってますよ。

国債発行額もだいぶ抑制できるはず。
でもやらない。
なんでか?

政治家が困るんですよね、きっと。
我々のような民間の納税者から見れば、政治家や公務員の人数が多い必要は無い訳です。
行政サービスを相応に維持してくれればいい。

それを維持するがために人がいるってのは間違ってて、生産性向上をしろって話にしか民間の考えではなりません。
むしろ、今後の避けがたい増税を考えるならば今のうちから削減した方が公務員にとってもいいはず。

税収が足りないのはあるんでしょうが、削減余地がないとも思えません。
国の成長に回したいお金が公務員の人件費に消えるだけでは余りにももったいない。
ギリシャと同じ。

もちろん、現場でがんばってる公務員の方々は大変でしょうし、生産性の全部を押し付けるのはムリがあります。
だからこそ、道州制の導入などの抜本的な事をしないと無理ですよね。(今、議論されている道州制はレイヤーが増えるだけの話なのでダメなんですけど。。。)
それが出来るのは本当に国のトップでしょう。

数日前に国家戦略会議で日本再生の基本戦略なんてのが出ていました。

日本再生の基本戦略


精神論と長期的な名目の成長率3%なんて現実性をまったく感じない数字が出ててあきれた。。。
IMFのグローバルエコノミックアウトルックでも読んで欲しい。
2012年の世界経済全体の成長率4%が下方修正されかけてて、先進国は1.9%の成長率。

1.9%も厳しいぐらいじゃないかと思います。
IMFによると日本の実質GDP成長率は1.5%とされています。

1%インフレさせて、2%成長させる訳ですかね。。。
日本だってグローバル化の中にいるんですから、世界経済の影響は受けます。
2%実質で日本が成長できるってのがよく分からんし、1%インフレはありえるかもですが、それは原油価格上昇で起こるわけで内需で起こるのと話が違う。

そもそも名目3%を目標に掲げるのが戦略として意味不明です。
実質で掲げるべしじゃないんでしょうか?
極端に言えばインフレ3%でゼロ成長だってOKになっちゃう。
そんな目標に意味はない。

先進国が今後実質2%で成長するかどうかは甚だ疑わしいです。
アメリカは2014年まで金利をゼロにするなんて話が出てくるぐらい厳しいのになぜ日本が3%名目で出せる?

それを目指すのであれば、それこそ税金を減らすために国家のスリム化ぐらいの事が必要じゃないでしょうか。
そうしたら、その分は少なくとも税金を上げる部分が減ります。
企業だって税金が減れば投資できるし。(例えそれが国外であっても、国内の公務員の人件費に消えるよりは海外で利益を得て国内に還流してもらったほうがいい)

日本の債務問題を減らすためにも公務員の人件費抑制を考えるべきだと思いますね。
遅くなればなるほど、ギリシャに近づいて最終的に一番痛い目にあうのは恐らく公務員だし。
ギリシャから学ぶべきはそこでしょう。

今なら、自然減だけでも結構行くと思うけどな。
どっちにしても、道州制で大胆にやっちゃうのが本当はいいと思うし、それこそ国のトップのリーダーシップでやるべきでしょう。
橋下さんは市と府の合理化に着手してますが、是非国家レベルでやってほしい。

それが国家戦略だと思う。
300万人の公務員を250万人にするために道州制を打ち出します。これにより、債務削減をして日本を再生する第一歩にします。
ぐらいの事を国家戦略で打ち出さないと機能しないんじゃないでしょうか。

失業者数が50万人出るって?
日本の年間の失業者数って300万人とかですが、毎年10万人減らすとかなら吸収できるんじゃないかな。
失業率は0.1%とか上がるかもですけど、マクロ経済的に見ればそんなもん。
イヤなら給与削減を取るかどっちか。

300万人も公務員いるんだし、同期入社(って言わないのか、なんて言うんだろう?)は10万人近くなるはず。
毎年10万人近くは定年退職による自然減があるんじゃないでしょうかね。
ある程度は道州制の導入による行政のリストラ需要でも吸収できそうに思うし。(IT屋ばっかり需要が増えるだけかもだけど。。。)

長くなりました。。。
来年の予算案とか見てて考えてしまった。
震災の復興経費って20兆円で大きいです。

でも、増税しなくても政府部門のリストラで賄えるレベルには見える。
日本の借金全体は1000兆円以上。(特別会計とか見えにくいのがあるので、もっとかも。。。)
全部なくすのは非現実的だし、その必要性はないけど100兆単位で減らす必要はある。
そっちは増税しかないでしょう。

そんな事を考えてたら、今の日本の行政の体制ってのはどっちにしたって見直しが必要なんじゃないかなぁなんて思いました。
政府もスリム化して借金を返済できるようにしていかないと日本の将来はない気がする。
行政の体制に関する議論が余り出てこないのが不思議。

小手先の行政の一部の民営化(例えば郵政とか)なんて効果が10兆円単位で出てくるのかな?
それこそ大局的に考えて欲しいですよね。

ランケンの思考がどっか違ってるんだろうか?
違ってるなら誰か教えてください。

むしろ政治家や役人の思考が止まってるんじゃないの?
今の体制ありきで全て考えてる気がする。
せいぜい、民主党がやるか自民党がやるかみたいな話ばっかり。

子供手当てとかだって、大きく見たらどうでもいいんじゃないの?
誰が50兆円を何とかする責任があるんでしょうか?
政治家しかいないはず。

民間だけがスリム化して政府部門がブクブクしてちゃいけないと思うんですよね。
程度問題はあれギリシャを笑えない。

これは公務員批判ではなく、構造問題として何とかできないのかなって言う問題提起です。
地方の自治権とかテクニカルには非常に難しいんでしょうが、それってやっぱり既得権益でしょ。
民間の素人考えでは納得いかないし、国民の債務として発行してる国債と言う観点から見ると正当化できる話ではないと思います。

お付き合い頂きどうもありがとうございます!
あ、クリスマスプレゼントよろしくですぅ!
メリークリスマス!

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メリークリスマス!

メリークリスマス!


メリークリスマス!!!
12年度の予算案とか出てますが、なんで今日出すんでしょうねぇ。
まぁ、キリスト教の国じゃないから、そんな所に気を使うのもおかしいのか。。。

ちょっと笑ったのが、海外での日本語普及に1億円って奴。
わずか1億で日本語がどれだけ普及するんだろ。
ま、これ以上書くと不満がつのりそうなので、今日は読まないぞと。

去年のクリスマス何書いたかなぁなんて見てみたら、ランキングにクリスマスプレゼント一票おねがいしまぁすなんて書いてありました(笑)。
今年もおねがいしまぁす!

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クリスマスなのにランケンは笑えるほど仕事してます。。。
サーバーにファイルをUpしたりブログに書いたりしてる日付って他の人に見られるから恥ずかしいですやーねぇ。。。
スタッフのQちゃんに後で爆笑されそうな位サーバーにファイル上げてます(笑)。
まぁいいかって思う辺りが終わってますね。

昨年のクリスマスのドルランドは6.729ランドだったようで、3年ぶりの高値となっていました。
今年は、8.1425ランドで去年に比べてだいぶ下がってますね。
過去10年で見ても安いレンジにあると思います。

USDZAR20111224.jpg


それにしてもリスクに敏感な通貨だなぁ、ランドは。
改めてそう思いますね。
VIX指数かと思う。。。

少しVIX指数が最近は下がってきてるので上がって欲しい所ですけど。
まぁ、株もまだ買いにくい状況って所でしょうか。

明日は、従兄弟がアメリカから帰ってきます。
今年、国際結婚したそうで相手はアメリカ人。
二人で挨拶に来ます。

この従兄弟15年ぐらい会ってないんですよねぇ。。。
子供だった記憶がある。。。
前回会った時はワシントンDCだったな。

ずっとアメリカに住んでるんで、日本人じゃないんですよねぇ。。。
もう顔も分からんし。。。

で、さっき叔父から電話がかかってきましてスピーチしろとか言われた。。。
しかもダンナが日本語分からんから英語でやれと来た。。。

何を喋ろう。。。
うーん。。。
知ってる友人の事のスピーチなら何か喋れるんですが、知らないんですけどぉみたいな。
まぁいーや、自己紹介でもして適当にながそ。。。

では、メリークリスマス!

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ETN Part2

ETN Part2


前回、ETNって何ぞやってお話を書きましたが、今回はリスクです。
ちょっと小難しい話になりますが、投資家たる者、最低限のリスクは知っておかないとね。

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ETNは現物の裏付けがない債券なんです。
ここが最大のポイントで、実は発行会社のバークレイズ証券が単純にエネルギーや貴金属に連動させますって言ってるだけ。
もちろん、債券ですからバークレイズは連動させてるエネルギーを顧客が売りたいって言ったら買わないといけない。

バークレイズは買い時を選べないなら損をする可能性が出てきますよね。
だから、バークレイズは先物で実際にヘッジをしてるんです。
要するにエネルギーのETNをランケンが買うと、バークレイズも同時に先物市場で同じポジションを建てます。

こうしておけば、ランケンがいつ売ってもバークレイズの損失は基本的にはない。
ただ、100%連動するかって言うと、そんな仕組みがあるわけじゃないので、うまくやればバークレイズは利益を出すかもしれないし、損失を出す可能性もある。
それじゃ、自分でやった方がいいんじゃないの?って話なんですが、バークレイズとしては手数料で稼げるので、そんなにリスクを取る必要はなくてちゃんとヘッジさえしてればいいんです。

一方で、バークレイズが買ってくれない場合が絶対にないかと言うと、やっぱりあります。
どういう時かと言うと単純でバークレイズが潰れた時です。
この場合は、バークレイズに普通に貸したお金が債券として返済されない可能性があるのと同様に返ってこない可能性はある。
つまり、ETNの最大のリスクは発行会社そのものです。

じゃぁ、バークレイズは倒産する可能性は?って言うのが次の質問ではあります。
リーマンブラザーズが破たんする世の中ですので、安易な事も言いたくないですが、S&Pの格付けはAA-となっています。
あ、ちなみにバークレイズは、サブプライム危機の際に、リーマンの北米投資事業部門を買っちゃった会社です。

資産規模20兆円だそうで、かなり大きい。
しっかし、そのうちの1兆円をETNってのもスゴイ話だ。。。
下手な市場より大きいんじゃなかろうか。。。

しかも現物の裏付けを持つ必要がないから、いくらでも何でも発行出来ちゃう。
極端でも何でもなく、ランケンが昔作ってたCFDステーションで作ってたゴミ株指数なんてのだって作れちゃう。
そんなの出来る銀行もそうはあるまい。。。
バークレイズの信用に基づいて出来てる一大市場なんですね。

だからこそ、リスクはバークレイズそのものが存在し続けるかどうかって所なんです。
スキームとして面白いですよね。

後は投資家のリスクじゃないんですが、バブルを生む可能性はあるかなぁと思いました。
小さい市場の指数ETNを作った時に、それに対して大きな需要があったとしましょう。
例えば、アンゴラ株価指数ETNとか。(アンゴラはアフリカの小国の1つです。GDP成長率なんと20%!)

当然、市場は非常に小さいんですが、バークレイズがETNを発行して東証で売買できるようにしたとすると、モノスゴイ需要があるかもしれない。
ETNの売れた需要に合わせてバークレイズはアンゴラ市場にヘッジをかけに行くわけで、小さな市場はETNによって動かされるという反対の状況も起こりえます。
アンゴラ市場が日本の投資家によってバブルになるかもしれない。

これは投資家のリスクではないので、まぁ余計な事をランケンが妄想してるだけなんですが、そういう事が出来ちゃうぐらいスゴイ金融商品です。
流動性はバブルと裏表ですね。
投機家は利益を生むチャンスになるわけなんですが。

ランケンスクールのQちゃんがなんかやりたがってたから、これやらせてみようかな。
Qちゃんも初心者なんですよねぇ。
いきなりETNかよぉって?

でもねぇ、株もやり難いし日系225の先物なんで上級者向けだし、FXもレバ大きくかかっちゃうし。
ETFかETN位が初心者向けな気がしてきました。
貴金属指数とVIX指数で組み合わせればヘッジになるんで、そんなにおかしな事にはならないと思うな。
やらせてみるか(笑)。

あ、取引できるのは楽天証券あたりです。
楽天証券はマーケットスピードって取引ツールが極めて優れているので、ETNやる人はいいですよ。
ランケンはマーケットスピードでオプションやったりしてます。
初心者から上級者まで対応できてる取引のプラットフォームなのでお勧めです。

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南アフリカの財政分析

南アフリカの財政分析


東京電力が電気料金の引き上げ20%を申請するって発表していますね。
赤字が6000億円とか。。。
やっぱり国民が負担しないとしょうがないと。

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他にも高額所得者の所得税を40%から45%にするとかって話も出てますね。
どっかで、消費税にも手をつけないといけないんだからさっさとやった方がいいと思うな。
票を失うのがコワイ政治家はしないと思うけど、あんまり遅くならない方が。

コモディティ価格の上昇は今後も続きそうですし、コストプッシュ型のインフレは長期的に見たら否定しにくいです。
電気料金引き上げもインフレに響きそうですし、基本的な物価は徐々に上がるかもしれませんね。
更に円安になって欲しくない時になっちゃうと輸入品価格まで上がると言うことも考えられます。

うーん、給料の上昇は望めないだろうから、段々とツライ状況になるでしょう。
年金も徴収額は上がり、配布額は下がりだろうし。
ヤレヤレです。

本当に数十年したら、この国に住めなくならないかなぁ。。。
コワイコワイ。。。

さて、南アフリカの方ですが、格下げに関する分析が出てました。
格付け会社からの談話ではなく、エコノミストによる分析みたいな感じです。

南アフリカの政府債務はGDP比で30%です。
日本なんて200%ですし、欧米の多くの国が100%になっちゃってる事を考えると非常に小さいのですが、それでも今後はこの比率が悪化する恐れはあります。

そうは言っても未曾有の世界不況みたいな状況ですから、政府支出を減らすのは難しく、南アフリカも40%にはなるとされています。

また、国外の状況としてはユーロ圏は南アフリカの最大の貿易相手国で、こちらの景気悪化は南アフリカの経済に当然悪影響をもたらします。
これもあり、南アフリカの公的部門の赤字は2012年に5.5%となります。
結構大きいですね。。。
すぐに大きな問題にはならないんですが、コレが続くと問題になります。

エコノミストは財政赤字そのものよりは財政規律の仕組みが機能するかどうかだと述べています。
そうですよねぇ。
日本なんてグダグダですからね。
政治家はお金を使いたがるし。。。

南アフリカは財政規律は比較的しっかりとやってきてはいます。
それが30%につながってはいるんですが、先進国と違って規模的な面など脆弱な部分は否めないので抑制してきたんですよね。
これを維持できるかどうかって話でしょう。

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ETNのiPath

ETNのiPath


ETNってご存知でしょうか?
Exchange Traded Noteの略ですが、ETFに近い金融商品です。
非常に面白い商品なんですが、日本ではあんまり知られていないと言う事で、楽天証券のiPathセミナーにご招待頂きました。

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場所は六本木ヒルズクラブ。
ヒルズにもあるんだなぁ、こういう所が。
さすがに企業用のクラブ。(大企業はだいたい持ってますね)
タメになるお勉強して、楽しい会話と言う事でいい夜でした。

ランケンが楽しく遊んできたのはどうでもいい話でして、ETNって何かって話ですね。
難しい事を後回しにすると、ナンデモ指数で東証に上場してあるので現物株と同じように取引出来るって言うモノです。

例えば、今原油なんかが値上がりしてます。
1バレル98ドルです。(WTI)
景気も意外と悪くなさそうだし、お金はジャブジャブだし、長期的に中国が伸びそうだし、エネルギーに投資したいなと思ったとします。

原油を買うとなると先物の世界になっちゃって、限月だの100万単位でお金がかかるんで資金力がいるとかって話にどうしてもなります。
しかも、エネルギーも原油だけじゃなくガソリンやら天然ガスやら灯油やらっていっぱいある。
どれにしよう?
一言で言って面倒くさい。

と言う時なんかに、このETNでエネルギー指数なんてのを買うとラクチンです。
エネルギー全部が一定の割合で入ってて、先物の世界のエネルギーの値動きとの連動性を保証してくれます。
しかも安い!
エネルギーなんて4180円(12月1日終値)

1口から投資できるので、本当に4180円で売買出来ちゃいます。
エネルギー以外だと貴金属やら農作物やらVIXの恐怖指数なんかも上場されていますから、コモディティやりたいけど初心者でコワイって人にはうってつけだと思いますよ。

後、VIX指数も出来る。
こっちは2千円位。
本当に宝くじレベル(笑)

下にあるようにヤフーにも出ていますので普通に取引出来ちゃいます。

iPath エネルギー指数連動受益証券


iPath 貴金属指数連動受益証券


iPath VIX短期先物指数連動受益証券


その他の銘柄


全部、iPathって付いていますが、これはイギリスの投資銀行のバークレイズ証券のETNのブランド名です。
最初に書いた六本木ヒルズクラブも要するにバークレイズ証券がメンバーなもので使えたって話なんですね。
じゃないと使えないやね、あんな所。。。

数千円で投資が出来るので非常に安くてアメリカでは巨大なETN市場が出来上がってるそうです。
その規模、実に1兆円だそうです。
その最大手がバークレイズのiPathで、この分野の最先端を走っています。

人気の理由は手数料の安さと小口で扱えるので手軽な事。
VIXなんかもあるので下落相場のヘッジにもなるし、結構いいんじゃないでしょうかね。
投資信託よりも手数料なんかがはるかに安いので、投資信託よりはこっちを勧めるなぁ。
投資信託もどうせ指数と大差ない動きするので、それだったら手数料安い方がいいですよね。

ただ、株と同じで手数料は取られます。
楽天証券は取引一回あたり145円ですが、12月中はキャンペーン中で取引手数料はキャッシュバックだそうです。
要するに無料!

と言う所で、面白いと思いますよ、ETN
CFD程レバレッジがきかないですが、むしろコモディティとかの初心者向けかな。

ただし、これで終わるとETNはToo Good to Be Trueです。
金融商品としてのリスクは別にあるんですよね。

長いので、また次回~。

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IMF専務理事、アフリカへの意気込みを語る

IMF専務理事、アフリカへの意気込みを語る


もう20日ですよぉ。
後10日で終わりだ。。。
早いなぁ。。。

ランケンは30日まで仕事なんですけどね。。。
隣の席の人は明後日から休みとか言ってた。。。
ブツブツブツ。。。

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IMF専務理事のLagarde氏はアフリカの経済を先進国経済の危機から守るために更なる努力が必要だと述べています。
これは、ナイジェリアのキーノートで述べたもので、同氏はアフリカにとってもチャレンジングな環境であると述べています。


現在の世界経済は相互に密接に結びついています。
今の経済危機は先進国の通貨危機と言う意味では、世界経済にもっともインパクトの大きい危機です。
このため、どこの国も無傷でいられないとLagarde氏は述べており、アフリカの貧困を減らし雇用を創出するためにも成長を図るべきだとしています。

過去10年間、アフリカは財政赤字や公的な負債を減らし、インフレを低くし、外貨準備高を高めてきました。
これが南部アフリカが2008年の金融危機をのりこえた原動力で、これに対して評価もしています。

また、健康、教育、インフラなどが2000年代半ばの成長を達成できてきたが、先進国経済の危機はやはり大きな影響がありました。
これらの危機を通してLagarde氏の現在の心配事は3年前ほどショックに耐えられるキャパシティがなくなってきている事だそうです。

Lagrde氏はIMFはアフリカを支援し、パートナーとなるとして、更に深く意味のある組織になる事を約束すると言っています。
そのために、IMFのガバナンスを再編成し、新興国が更なる意見を述べられるように改革をすると約束しています。

いやぁ、スゴイですね。
IMFのガバナンスと改革か。
確かにトップの仕事だと思います。

ランケンもITの世界でガバナンスやら組織改革やらってたずさわって来ていますが、本当に難しい。
トップ主導の魂みたいなものがないと、まず現場だけじゃ動かせないものです。
しかも、IMFみたいな政治的な思惑が強い組織では、ほとんど不可能じゃないのって正直思わなくもない。。。

まぁ、でもトップがそんな事を言う訳にもいかないし、世界経済のコントロールやガバナンスと言うのは一朝一夕には出来ませんから是非頑張ってほしい所です。
Lagarde氏は1月5日から7日まで南アフリカを訪問し、アフリカ経済や新興国経済について議論するそうです。
南アフリカはIMFの重要なメンバーであるだけでなく、G20の重要なプレイヤーとして南アフリカのフィードバックを得られるいい機会だろうとLagarde氏は述べています。

Lagarde氏、女性で強そうですし、なんかかっこいいですよね。(ちとコワイけど。。。)
是非是非、頑張ってほしい!

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韓国株価指数

韓国株価指数


今年は本当に激動の年ですね。
年内はもうあんまり何もないかなぁぐらいに思ってたら金正日の死亡ニュース。

なんか、北朝鮮の金正日死去の放送見ましたがスゴイですね。
日本の江戸時代もそうだったんだろうなぁなんて思いました。

大橋ひろ子さんのTwitterにカダフィ大佐、ビンラディン、金正日と独裁者が今年は多く死んだなんて出ていましたが本当にそうですね。
全くスゴイ年です。
後はジンバブエのムガベがしぶとく生き抜いてる。。。

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下は今日の韓国株価指数です。

韓国株価指数20111218


IGマーケッツ証券でCFDでやれたんですね。
CMC Markets見てないなぁなんて思ってたんですが、IGにあったか。。。
しまったぁ。。。

IGマーケッツ証券

昼位の大きな下げが金正日死去のニュースの時ですね。
後、だいぶ戻してますが、こういう時ってこういう動きが多い気がする。

前回、北朝鮮が韓国を砲撃した時も一時的に大きく下げてその後物凄い戻りましたが、市場ってこういう時は過剰反応するものだってのは覚えておいた方がいいでしょうかね。
日経平均と違って24時間は取引できませんが、ちょっと面白いかもしれません。

南アフリカでも金正日死去の報道はされています。
南アフリカの新聞で書いてあったので興味深かったのが、韓国と北朝鮮はテクニカルには戦争状態にまだあるって記事ですね。
そう見えちゃうんだな。

既に後継者の金正恩が今後体制を維持できるかどうかなんて話に焦点が移っていますが、厳しそうですね。
28歳だかなんだかでしょ。
そりゃ厳しいなぁ。。。
確かに崩壊の可能性もありますが、どうなんだろう。。。

日経買って韓国売るか。。。

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クラブワールドカップやら雑談

クラブワールドカップやら雑談


ワールドカップ見てます。
いやぁ、ネイマールとメッシとシャビとイニエスタですか。
スゴイ戦いです。

技巧派が多くて、いいですね。
ランケンも昔はサッカーやってたし、小柄なのでこういう選手大好きです!
世界最高のチーム決定戦、楽しみますよ!

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昨日は、今年最後のランケン経済英語スクールでした。
無事、年内の全日程終了です。
危機編はやっぱり面白いですね。

昨日はアジア通貨危機のクラスだったので、今のユーロ危機とほぼ同じなんですよね。
ユーロ危機も結局は通貨危機なので、構造としては同じですよね。
10年前にも同じ構造の通貨危機が起こって、人は学ばないもんですかねぇ。

やっぱり、ペッグ制は経済崩壊を起こす経済構造を作っちゃうんですよね。
例え、ユーロが今回うまく行ったとして、財政規律をいれる仕組みが出来ても、結局はユーロから脱退する仕組みがはいってないとダメでしょうね。
今回ほど大きな事にならないようにはするんでしょうが、それでもきっと弱い国が順次脱落せざるを得ないんじゃないかと。

さて、昨日は格付け関係でちょっとニュースがありましたね。
ムーディーズがベルギーの格付けを二段階下げてます。
フィッチもフランスの見通しをネガティブにしており、ヨーロッパの格付けの地盤沈下みたいな感じ。

フランスの方が気になりますね。
フランスがAAAを失うインパクトは大きいですよねぇ。

サルコジさんがイライラしてるでしょう。
190億ユーロの財政緊縮をしていますから、更なる緊縮を迫られるのはフランスとしては嬉しくないに決まってます。
フィッチは2013年までは下落圧力が強いとしています。

よく政治家やってるもんですよね。
目立ちたがりのサルコジさんもうんざりしてるんじゃないでしょうか。

これ、書き始めたのがクラブワールドカップの開始時間ぐらいですが、もほぼ終わりの時間になってます。
バルセロナが3点リードで勝ってます。
めっちゃウマイですね、バルセロナ。

やっぱりメッシのうまさが光ります。
メッシも1ゴール。
試合は前半でほぼ決まっちゃってて、後半はやや硬直してます。

ネイマールもボール持てると時々オォッて言うプレイをするんですが、得点に絡むまで行ってません。
もうちょっとネイマール見たかったけど、バルセロナのプレイはやっぱり違います。

後、2週間で今年も終わりですね。

あ、今メッシが2点目取りました。
うますぎ。体のバランスとボールコントロール抜群です!!!

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ヘッジファンド帝王の提案

ヘッジファンド帝王の提案


暖かいですねぇ。
朝から電車の中で汗かいちゃいました。
これぐらいの気温が続くといいなぁ。

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南アフリカの消費者物価指数は昨日発表になり若干の上昇でしたが、生産者物価指数の方は下落しています。
11月の生産者物価指数は10.1%となり、10月の10.6%から若干下落しました。
市場予想では10.5%でしたので、それよりは良い状況です。

減速が大きかったのは鉱山セクターとなっており、輸出業の部分なので他の国が景気がよくならないとそうは上がらないでしょうかね。
とは言え、10%超えてますからねぇ。

さて、IMFのLagarde総裁がかなり厳しい見通しを述べています。
1930年の大恐慌になるぞってな警告をしており、世界中でヨーロッパを救うべきだと述べています。
どんなに危ないんだ。。。

Lagarde氏は市場も政治に時間をやるべきだと述べており、今の早急な市場の下落に警告を出しています。
そうはいっても、市場が待ってくれるかなぁ。。。

市場の代表と言うか影響力のもっとも大きい組織の1つがヘッジファンドです。
そのヘッジファンドの帝王のJohn Paulsonです。
Paulsonはヨーロッパの債券市場は危険ゾーンに入っており、イタリアとスペインは2012年に合計で5900億ユーロ(約60兆円)が必要になると述べています。

PaulsonはソリューションとしてECBが国債保証プログラムを導入すべきだと提案しています。
また、結構大胆な提案ではありますよね。
ただ、これはリーマン破綻時に米国が一時的に流動性を保証するためにやったものであり、国レベルでもやるべきだとしています。
もうここまで来たらモラルハザードも減ったくれもなかろうという事かな。

毒をもって毒を制す。
嫌な状況です。

先週のヨーロッパの財政統合についてPaulsonは必要なステップだとしていますが、短期的な流動性のファイアーウォールにはならないだろうと述べています。
そのため、ECBが一時的に保証して市場を安定化させるべきだって提案です。

具体的な方法としてECBに対して保証料を1%スペインやイタリアは払う事としています。
なるほどね。
別にただにする訳じゃなくて、最低限必要なお金は払わせるけれどもこのまま市場の環境悪化によりぶっ飛ぶって事はないようにする仕組みを提案してるわけですね。

この方法で、現在7%弱の金利は4%まで落ちるであろうと見積もっており、それであれば当面は少なくとも維持できるため、市場としては安心できるという話です。
ただし、時間稼ぎなのでやっぱり本質的な財政健全化は必要で、市場が待ってくれてる間になんとかしろって話ですね。

何はともあれファイアーウォールとしての機能をECBは提供すべきって話ですね。
さて、ECBはどう出るんでしょうか?↓
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南アフリカ、スタグフレーションと金とプラチナ

南アフリカ、スタグフレーションと金とプラチナ


今日は暖かいですね。
歩いてたら汗かきました。
これぐらいが続くといいんですけどねぇ。

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南アフリカの新聞読んでたら、スタグフレーションかって記事が出てました。
確かにねぇ。
インフレ強めだし、伸びも3%とかだとスタグフレーションになるかなぁ。
イギリスがスタグフレーションじゃないのって思ってたんですが、南アフリカもか。。。
新興国はどこも似たようなもんでしょうが、あんまりスタグフレーションなんて言ってる所ないんだけどなぁ。

スタグフレーションは物価上昇の割に給料は増えないし、雇用も減るしで基本的に貧困化の色彩が強くなります。
なのでどこの国も嫌がるものですが、グローバル化に組み込まれた民主主義国家では、今の状況ではなかなか成長は望めません。
なので世界経済の構造問題なのですが、もう一方のインフレもコモディティ価格上昇ですから、こちらも国際市場の商品価格上昇の影響を受けてしまうため、やっぱり構造問題。
何とも救いがない話ですね。

さて、コモディティで気になるのが金とプラチナの価格差でずっと開いているんですが、なかなか元に戻ってきません。
ランケンも一部塩漬けにしたままです。
コモディティの岡藤商事の企画の方が価格差の表を作って頂きました。

円建てですが、東京工業商品取引所の開設以来の数字でグラフ作っていただいています。
さすがだわ。。。
これを見ても分かりますが、過去最大級です。

GoldPlat.jpg


岡藤商事もどっかで元に戻るでしょうと言ってたんですが、リスク志向が強くなるまでは、やっぱり長引くかもって言ってました。
まぁ、しゃーないですね。
気長に待ちますか。

あ、岡藤商事の方がFXやってる方はコモディティも是非トライしてみてぇって言ってました。
ま、金とか爆あげしてるもんね。

他には中国がアメリカ製の自動車に対して関税をかけるなんてのがFTとトップに出てました。
貿易摩擦が大きくなってきていますね。
そんな事やってる場合かと思わなくもないんですが。。。

今や世界No.1の自動車市場の中国ですが、2010年は実に1800万台を超えています。
アメリカが1150万台なので、中国の圧倒勝ち。
で、その国が関税かけるってんだから強烈です。

元々、中国は海外製の自動車に課税してたんですが懲罰的な意味合いの課税な所がイヤらしい所です。
市場が動かされるんだよなぁ。
ただでさえ、政治的なモメゴトで市場が動くのに、これ以上政治的になってほしくないもんです。

景気がいい時は割と政治も静かなんですがねぇ。
こういう時ってどの国も殺気立つから。。。
来年も政治に影響される市場が続くでしょう。

後、ヘッジファンドの帝王のジョンポールソンのヨーロッパ救済記事が出てましたが、うーん。。。
市場筋が考えてる事と政府がやる事ってのは必ず食い違いますね。
また、今度紹介します。(忘れなければ。。。たぶん。。。)

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南アフリカのインフレとユーロ

南アフリカのインフレとユーロ


南アフリカのインフレが悪化しています。
11月のインフレ率は6.1%となり、2年ぶりの高い数字となっています。
市場予測の6.2%よりは良かったのですが、インフレターゲットを上に抜けています。

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本当ならば利上げなんでしょうが、世界経済の悪化もあり利上げにはなっていません。
南アフリカのエコノミストも現在の5.5%が当面は維持され、来年もほとんど変わらないと予想しています。
来年はそれほどインフレが今よりは悪化しないという意味合いもあるんでしょうかね。

さて、ユーロの下落がかなり大きくなってきましたね。
ユーロドルは1.3を割り込んでいます。
それでもまだ高いとは思うんですけどね。

コメルツ銀行はまだ大きく下がる余地はあるとしており、1月の1.2860までは下値があるだろうと述べています。
ってか、それでも高い気がするんだけどなぁ。。。

今日はイタリア国債の入札があり、5年物を30億ユーロ売れたそうです。
ただし、利回りはかなり高くなっており、6.5%程まで悪化しています。
10年ものはまたしても7%超え。

やっぱりECBの金利引き下げを考えるとギリギリの水準でしょうか。
イタリアってプライマリーバランス的には黒字です。(公式)
それでも金利が上がっちゃってる所がある意味でコワイ。

本当にプライマリー黒なのかなぁなどと疑っちゃわなくはないな。。。
どっちにしたって、やっぱりサステナビリティないんじゃないかと。。。

一方で、ドイツの国債オークションは堅調で、過去最低レベルの利回り。
結局、イタリアを買わずにドイツにお金が流れてるって事ですね。
でも、それならドイツが国債売らなければイタリアの利回り下げられるんじゃないかと思わなくもないんですが。。。
既に市中に出てる奴はECBが買って(どーせイタリア国債買ってるんだから。。。)、新発を極力減らせばイタリアの利回り上昇になるんじゃないかと。。。

どっちにしたって時間稼ぎですが、それ出来るんじゃないかなぁ。
ドイツもイタリア国債にお金を流すために増税(笑)
いやぁ、痛々しい事になりそうです、ユーロ。(もうなってるか。。。)

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南アフリカの雇用と株価とランド

南アフリカの雇用と株価とランド


南アフリカの第三四半期の非農業部門での雇用が発表になっており、0.7%上昇し59000人の増加となりました。
年率換算では2.5%伸び約836万人の増加です。

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雇用の伸びが多かったのは金融サービス、卸、小売り、建設セクターとなっておりますが、惜しいのは製造が8000人ほど雇用を削減しています。
製造業は南アフリカで二番目に重要なセクターですので、ここの伸びがないのは輸出にも影響します。
でも、今の世界経済だと厳しいですよね。

南アフリカの景気はそこまで悪くはなさそうですね。
ただ、ヨーロッパの影響を受けてランドは大きく下落しています
円高が止まったのもあって、9円50銭まで戻していますが、対ドルで見ると1ドル8.23ランド。

チャートは下の様な感じですが、うーん。。。
かなり安い感じ。
あんまり上がってないですよね。(USDZARなのでチャートで下行くとランド上昇です)

USDZAR20111213.jpg


ランド安もあって株価は結構堅調なんです。
下が南アフリカの株価指数JSE株価指数です。

JSE20111213.jpg


実はダウや香港より堅調なんじゃないかと思うんですが。。。
しかもランケンダウが下落する直前に全部売っちゃってると言う。。。


天才的な売り抜けかぁなんて書いたのが恥ずかしい。。。
バカじゃん。。。
くぅ。。。
今更、どこで入るよ。。。

ま、まぁですね、ランドが上昇したらまた株価には下落の圧力がかかるわけですから、きっとチャンスがあるはず。。。
しっかし、結構南アフリカの株価指数はランドに影響されてますね。
ある意味で分かりやすい。。。

本当に危なくなってるなら、ランドも南アフリカ株価指数も債券も下落すると思うので、今の状況ならまだそんなに怖くない状況でしょうかね。
南アフリカの株、どこかで買おうっと。
でも、ランドの方が金利付くからなぁ。
やや悩ましい。。。

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ヨーロッパの国債の下落

ヨーロッパの国債の下落


ヨーロッパの債券価格が下落しています。
しかもドイツまで下落してる。。。
ドイツまでトリプル安か。。。

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先週、条約の締結がうまくいっていない旨は書きましたが、どうも具体性が欠けると評価されているようです。
今日のイタリアの利回りは6.7%まで下落しており、先日のECBの金利引き下げを考慮すると利回りのリスク部分は相当大きくなってきています。
こないだ、結構危ない所まで行ったと思いますが、それに近づいているんじゃないって思う。

ドイツの利回りは2%を超えており、こちらも悪化しています。
イタリアが売られてドイツが買われるって感じだったのに、ドイツまで売られちゃって。。。
ヨーロッパの債券市場が崩壊ってのはそれこそToo Big To Failだとは思うんですが、もはやドイツですらセーフヘイブンではないとINGの債券投資担当者は述べているそうです。

EUサミットの結果、効果あんまりなかろうという点である意味で予想通りではありますが、効果なさすぎですねぇ。。。
まぁ、暴落しなかっただけよかったのかなぁ。
そうは言っても、イタリアの債券値下がりしてるし。。。
ドイツまで下がってるし、良くなった感じはないですねぇ。

ムーディーズはヨーロッパの格付けを見直すと述べており、今回のサミットの対応に対してやや厳しい見方をしています。
債券市場以外の市場は比較的落ち着いてるように見えますが、それでもユーロ下落の株価も下落ですね。

格付けと言えば、想定されるシナリオは以下のようなものが考えられているそうです。

ヨーロッパの複数の国の格付けが下げられる。
ヨーロッパの銀行が破たんする
ドイツの銀行で破たんが出る
大きなショックを市場に与える

これは結構怖いシナリオです。
ドイツの銀行が飛ぶってのはちょっと怖すぎる。
もちろんドイツ銀行とか大手じゃないでしょうが、コメルツが怖いって話はあった気がするな。

あり得そうで、コワイ。。。
年内、このまま乗り越えられるかどうか微妙ですね。

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若年層の雇用危機

若年層の雇用危機


寒くて空気がキレイになってきましたね。
ランケンの家からは富士山が冬になると見えるのですが、かなりキレイに見えるようになってます。
ちょっと遠いんですが、やっぱり美しい山なんだなぁと思って時々見とれてます。

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昨日からランケン経済英語スクールのシリーズ3が始まりました。
お陰様で、危機編も無事開始です。


昨日、ランケン経済英語スクールに大学生が来てくれてました。
優秀そうな感じの人です。
大学3年生で、そろそろ就職活動って話をしてました。
で、経済危機の最中に就職する況なんかを聞いてみました。

大学生の就職率は現在6割なんだそうです。
それって残りの4割は失業になるんでしょうか。。。
そしたら失業率40%。。。
スペインと変わらないと思うんですけど。。。

恐らく、正社員が6割で残りの4割の大部分は派遣社員みたいな形になるんで、きっと失業率としては40%などにはならないんでしょうね。
別に正社員である必要は必ずしもないとは思うのですが、大学出て社会に出ようとしたらいきなり社会から拒絶されるってのは、本当に気の毒だと思います。。。
特に正社員として働いた事がないとキャリアとしての影響を受けたりしますよね。

ランケンが就職活動してた時ってもう10年前超えてますが、当時も決していい雇用情勢ではなかったかもしれません。
とは言え、ITバブルのはじける前だったし、ランケンもITの会社に入っちゃったので、100年に1度のバブル崩壊の後に比べればだいぶマシだったんじゃないかなぁなんて思ったりします。
しかも、今年は大震災の後で物凄い冷え込んでますし。
その意味では、今社会に出る学生は本当についてないとしか言いようがない。

ただ、現実としてそうである以上はついてないって事を嘆いててもしょうがないでしょうから、それはそれとして頑張るしかないんでしょうね。
どっちかって言うと、逆境の中で就職活動してるんだから、まぁ多少落とされて凹んでるようじゃダメだぐらいの気概がいるんでしょうか。

ランケンは基本的に留学してた人間なので、正直言うと就職に困った感じはなかったんですが、学生時代に考えた戦略のおかげではあります。
アメリカの大学院に理系で行ってる人って、ほとんどいないだろうから卒業さえ出来れば就職で困る事はないだろうって考えたんです。
実際、その通りでしたね。

単純に差別化戦略を採っただけですが、日本の大学生はアメリカの大学生なんかに比べて、これが非常に弱いなって感じます。
みんな、同じように同じマニュアル本見て就職活動する。
アメリカの大学生なんて、どうアピールするかみたいな世界なんですけどね。

日本の就職活動、昔からあれは良くないって言われてる割には変わりがない。
あれって何なんでしょうかね。

就職にしても、ある程度は決まったやり方ってあるとは思います。
でもねぇ、それに完全にはまっちゃうと他の学生と差別化できなくなっちゃうと思うんだなぁ。
自己分析とかってやると思うんですけど(あれ、未だになんだかよく分からないんですけど、結局は面接シミュレーションなのかな?)、要するに自分はこういう人間で他の人とはこう違いますってアピール出来るかどうかだと思うんです。

似たような事言ってる2人の学生がいてどっちか取ろうってなったら、容姿で決まっちゃう事も多いと思いますよ。。。
容姿は容姿で差別要因ですからね。
見た目がいい方が売れる可能性は高いなんてのは、就職活動の本には書きにくいでしょうが現実的にいっぱいあると思います。

資格で差別化でも、旅行で差別化でもITでも会計でも体力でも英語でもなんでもいいんですが、他の人と違う能力があるって言えた方がいいですよね。
学生時代からそんなの簡単に言えないと思うんですが、ある程度意識的に作っちゃうものなんじゃないかなって思います。
自分で勉強して、ちょっとかっこいいホームページ作りましたとかでもいいと思う。(それを誰かが買ってくれました位まで行くとストーリーとしてキレイですけどね)
意外と作れちゃうと思いますよ。

後、何人かの学生さん見てビックリしたのが終身雇用をアテにしてるっぽい所。
これは驚いたなぁ。
定年までその会社にいたいって言うんですよ。(昨日お会いした学生さんじゃないですけど)

学校の職員や先生が世の中の変化についてってないからかなぁ。
今働いてるの社会人と、もう少し話が出来る場があるといいのかもしれないですね。

日本政府も若年層の雇用をしっかりと考えないとダメですよね。
そういえば、企業の年金負担がまた重くなるとか。
そういうのやってるといつまで経っても企業は雇用を生めません。
分かってるのかな。。。

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ユーロ、条約締結は失敗

ユーロ、条約締結は失敗


寒いですねぇ。
今朝は東京もみぞれでした。。。
冬だなぁ。

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いよいよ金曜日です。
ユーロはと言うと比較的落ち着いているんですが、条約改正にはイギリスがOKを出していません。
そのため、イギリス抜きでまとめちゃおうかと言う状況になっています。

EUの加盟国は27か国ありますが、残念ながら27カ国全部での合意には至らない空気です。
現在、ドイツに同調しているのは17ヶ国。
その他にも6ヶ国OK出しそうで、合計23ヶ国で財政安定を図っていくとしています。

って、それって同じ国に別の法律があるようなもんで、そんなことできるんかいと。。。
賛成していない国は以下の四カ国となっています。

イギリス
ハンガリー
スウェーデン
チェコ

全部EUに加盟していながらもユーロは採用してない国ですね。
それでも、メルケルドイツ首相はより強力な債務規制をユーロ圏に入れると述べており、かなり強気です。
そんな脱退者がいるのにどうやってそんな財政規律に強制力をもたせられようか。。。ってな所が明確になってないので、市場は全然安心できないという具合みたいです。

今のところ最大の問題児はイギリスでワガママ君になっています。
しかし、イギリスとしてはどうもそもそもEUに参加してるのが意味ないんじゃないのってな話になってるみたいでイギリス国民はEU脱退への支持が強まってたりします。
ソロスに今頃感謝してるって事でしょうかね。

まーねぇ、ユーロの導入はイギリスにはほぼあり得ないでしょうしねぇ。
EUの危機に陥ってますね。。。

これを受けてイタリア国際はまた下落で利回りが6.6%となっています。
危険ゾーンにまた近づいてきました。
既にイエローゾーンだな。
サステナビリティはないレベルです。

ただ、市場の状況はまぁそんなにヤバいようにも見えないかな。
予想通りドイツなんかの株価指数は下げてたりしますが、ムチャクチャでもない。

結局、部分的には財政規律の条約の合意はできているんですが、条約変更には至っていないって話でどーしたもんかなのかな。
もう少し進展を見守る形でしょうか。

昨日はECBが0.25%金利引き下げを行い1.0%になりますが、0.5%になると見られているようです。
あと2回ある訳かな。
財政規律も求められてるし、ヨーロッパの景気後退は今後もつづきそうです。

タイミングがいいんだか悪いんだかって感じですが、明日からランケン経済英語スクールの危機編が始まります。
どうもランケン経済英語スクールはタイムリーな時期にタイムリーなネタをやってる。
こないだ受講生の方にも言われましたね。
たまたまが半分、Intentionalも半分かなぁ。(笑)

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南アフリカ経常赤字増とユーロ崩壊の準備

南アフリカ経常赤字増とユーロ崩壊の準備


天気悪いですねぇ。。。
雨だし寒いしで最悪。。。
友達のSarahちゃんに電話したら、今雨降ってるのぉ?って。。。

いつから、降ってると思ってるんだ。。。
これだから、専業トレーダーは。。。
社会復帰できなくなってもしらねーぞぉ。(←ちょっとヒガンデル。。。)

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南アフリカの経常赤字が第三四半期はGDP比で3.8%に広がりました。
一部は海外への金利支払いによるもので、株式の配当だったり我々のスワップします。
赤字になってほしくはないが、多少なりとももらっちゃってる以上は文句言えない。。。

ただ、貿易赤字は268億ランドから181億ランドに減っており、南アフリカの消費が減衰している状況も数字に出ています。
数年前は使い過ぎで必死になって金利上げてたんですが、その意味ではいいでしょうか。
むしろ、無駄遣いしてないのが海外の投資家に受けちゃったりして、投資資金が増えて海外へお金を流すという。。。
いいのか悪いのかよく分からん。。。
まぁ、資金が入ってこないと南アフリカも困るのでいいかな。

一方で、南アフリカの消費の伸びが増えています。
こちらは第二四半期の年率1.1%の伸びから4.2%の伸びへと大きく上昇しています。
うーん、国内消費が増えてるならば貿易赤字と整合性あるんだけどな。

家計と企業も伸びている結果となっており、内需があるのはいいでしょうね。
雇用が付いてくるといいんだけど、構造問題だからなぁ。。。

さて、先日企業がユーロがなくなった場合の準備をしているなんて話をお伝えしましたが、ヨーロッパの中央銀行も同様の準備が一部で始まっているそうです。
もっともドイツやフランスと言った大国ではなく、アイルランドやモンテネグロなど比較的小さな国です。
アイルランドはユーロ脱退の時のために自国紙幣をするための準備をしています。

JPモルガンチェースはユーロの崩壊の為のヘッジをするようにと投資家にアドバイスしていて、やはり企業の関心は高いようです。
JPモルガンはユーロ崩壊の可能性は20%としています。
そんなに高いかなぁという気はしますが、まぁ商魂たくましい人たちですからこの機に乗じて一儲けするつもりでしょう。

もっとも、ユーロ崩壊の可能性が多少なりともあるのは事実であり、ヨーロッパ圏の弱小国はユーロが崩壊すれば確かにまずい事になります。
なので、JPモルガンの思惑にかかわらず準備はせざるを得ないんでしょうね。
えげつないアメリカの銀行が便乗して儲けるのは必至ですが、元はと言えばユーロが悪いわけで。

多くの企業が買ってるのは通貨デリバティブだそうで、これでユーロのヘッジをしているそうです。
PUTのオプションかな。

まったく中央銀行までがユーロ崩壊の準備をしないといけないってのはメチャクチャな話です。
数年前までは第二の基軸通貨とされてたのに。。。
例え今回無事だとしても、長期的に見てそんなに簡単に済む話ではありません。

明日、どういう結果が出てくるか。。。
かなり厳しく情報統制しているようです。

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ランド、堅調

ランド、堅調


どーも仕事のやる気がイマイチ。。。
ちょっと忙しくなってきてイヤになってきたかなぁ。(笑)
単に朝から長丁場の会議を1つ仕切ったからかな。。。

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ランドが少し固いですね。
それほど上がってる訳でもないんですが、1ドル8ランドちょうどぐらい。
南アフリカではヨーロッパの救済に対する楽観的な見方が要因とされています。

ランドも完全に外部要因で振り回されてますよね。
南アフリカから見ればいい迷惑でしょう。
もっとも日本円も同じような状況なので、大差ないと言えない事はないかなぁ。

南アフリカの国債も強くなっており、4年物債券の利回りは6.655%となっています。
南アフリカが評価されて上がってる訳じゃないんですが、お金が戻って来るのは前向きに捉えたい所です。

11月の南アフリカの外貨準備高は486億ドルとなっており約4兆5000億円となりました。
市場予測は490億ドルだったため、若干下落していますが、主にドルが強かったことがその理由です。

また、南アフリカの景況感指数も出ており、11月は10月の97.5ポイントから97.4ポイントと若干下がりました。
まぁ誤差の範囲かもしれませんね。
発表しているSACCIでは、安定はしているものの望ましいレベルよりは低いと述べており、南アフリカの経営者の見方は楽観的ではなさそうです。

今日は世界経済としてはあんまり動きがないですね。
市場も比較的静かな感じです。
今週末を待ってる感じかな。

それが終わったら、クリスマス休暇?
それとも大荒れ?
どうなるんでしょうね。

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南アフリカ、イスラム債発行へ

南アフリカ、イスラム債発行へ


南アフリカがイスラム債の発行を検討しています。
早ければ来年にも承認されて発行する事になるそうです。
イスラム債かぁ。
面白いと言えば面白いかもですね。

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イスラム債はイスラム法に則り、利子を取ることを禁じています。
その代わりに事業で出たお金を元本に乗っけて返すという仕組みが一般的なようですが、お金だけとも限らずモノで返すことも可能となっています。
ただ、南アフリカ政府がモノで返すってのもさすがに無理があるので、お金でもって返される形になります。

こう書いてもよく分からないでしょ。。。
結局、通常の利子は元本に対して固定でかかってくるものなんですが、イスラム債の場合は利子の部分が状況に合わせて変動するような形もOKみたいです。
南アフリカがどうするのかって事まで分からないんですが、まぁ公共投資みたいな所で使ってその収益を元本以外に戻すみたいな形なんじゃないでしょうか。
たとえば高速道路とかで通行料を取ってそれを返済するって形。

イスラム銀行は世界で最も速く伸びている金融セクターの1つなんだそうで、イスラムの世界からのお金を呼び込もうという意図もあるんじゃないでしょうかね。
イスラム債は宗教的な面も強い債券であり、単純な金融取引だけだと借りれない事になっています。
また、イスラムで認められる必要があるので、イスラム系の人はお金を貸しだしやすくなります。
先進国のお金がアテにならないからでしょうかね。
実際に南アフリカでどういう形になるかは来年の予算で出てくる事になるそうです。

さて、世界情勢はS&Pがヨーロッパの債券の格下げをするなんて話が出てますね。
まぁイマサラって感じがバリバリでして、Financial TimesでもIMFの分析の方が的確だなんて書かれてます。

そういえば、こないだIMFのFinancial Stability Reportをちょっと読んだんですが、なかなか興味深かったです。
今度また書きますね。

後、お陰様で今週の土曜日のランケン経済英語スクールのイントロクラス、汐留教室は残席が2つだけです。

ランケン経済英語スクール

Web版はまだあきがありますので、お早めにどうぞ!
よろしくお願いします!


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南アフリカのCOP17

南アフリカのCOP17


月曜日はツライですねぇ。。。
寒くなるとマスマスつらい。。
南アフリカのダーバンで行われているCOP17(国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議)の話を全く書いていなかったので、これについて今日は書きます。

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2000年以来、世界の二酸化炭素排出量は年率3.1%で平均増えています。
また、2010年における世界の二酸化炭素排出量は5.9%増えて歴史的な量になってるそうです。
世界的な景気後退にもかかわらず非常に多い排出量となっており、なんと過去8万年で最大とされています。
8万年ってマジ???(←マジです。。。)

2000年代の3.1%の伸びは1990年代の3倍のスピードだそうで、二酸化炭素の排出を抑えていかないと、地球の温暖化は進みこそすれ、元には戻らないという状況になってきます。
このペースで進んじゃうと世界の気候は2度上がる可能性が高くなってきており、海面上昇や気候の大きな変化がもたらされるとされています。

で、京都議定書が制定されて以来の重要な会議となっているんですが、あんまり芳しくないようです。
相変わらずワガママな世界の2大超大国であるアメリカと中国が削減義務が課されていないため、機能しなさそうな展開となっているのが最大の問題です。
日本もアメリカと中国がやらないなら参加しないよって話になっており、日本の競争力の下落に配慮しています。
これはカナダも同様でサインしない方向のようです。

現在、もっとも前向きなのはヨーロッパで、制定化のためのロードマップを作ろうと呼びかけています。
アフリカなどの新興国は基本的に先進国が今まで使ってきた空気と言う資源を新興国には先進国より優遇して使わせろみたいな意見で、先進国同士も先進国と新興国の間も新興国同士もかみ合っていない状況。。。

南アフリカも産業界からは反発の声が強く、特に南アフリカの場合は石炭系の発電所なんかが多いのが問題です。
また、石炭は南アフリカでは非常に採掘が多い資源ですから、二酸化炭素の排出制限は完全に逆風となってしまいます。

そんな中で行われているCOP17ですが、残念ながら前途多難なようです。。。

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英単語帳と危機編の開始

英単語帳と危機編の開始


寒くなってきましたねぇ。
ランケンは家を出たくなくなってきた。。。
ランケンのマンション日当たりがいいんで、ぬくぬくしちやう。

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先日、ランケン経済英語スクールの飲み会の話の中で英単語帳の話を書いたんですが英単語帳の話が忘れ去られたっぽいのでもう一回リマインドです。
どーも深田萌絵ちゃんのハダカ話に皆様気を取られたみたいで。。。

この単語帳ね、単純ですけどマジメに役に立つので是非試してみてください!
タダでーす!(単語帳はサイトの中で「ランケン」で検索してね!)


ランケン経済英語の単語帳


ボキャブラリーは英語の基礎体力なので、頑張って覚えるしかないです。
ボキャブラリーなしに文法やったって限界ありますからね。

覚え方は以下の2つのどっちかじゃないかな。


 1.たくさん読んだり、たくさん会話したりして体で覚える。
 2.単語帳を使って、一人でブツブツ言いながら(あるいは書きながら)覚える。


1番目は留学パターンね。
2番目は受験英語パターン。


留学パターンは、まぁ留学するしかないですわ。
体で覚える形。(若くないとね。。。)
最低でも1年はかかるかな。
留学前の英語力にもよるんですけどね、やっぱりほとんど分からずに行くと1年じゃ全然足りない。
2番目もやってからの方が効率はいい。


2番目は受験英語パターンですが、使える英語にするのに割と即効性はある。
これ、ランケンの留学経験です。
ランケンなんて英語全然しゃべれずに留学して、いきなり大学院の授業始まって何も聞こえなかったけど、教科書だけでなんとかしたもん。(←ちょっと自慢)


しょうがないですよねぇ、日本で育ったんだからリスニングなんてネイティブについていける訳がない。
それでも、ボキャブラリーとか読む力とか文法の力は付けてったのでレポートとかも含めて何とかなった。(ホントに死にそうでしたけどね(爆))
今でも仕事で使ってます。


英語はボキャブラリーは我慢して付けるしかないと思うな。
後は読むですよ。
会話力なんて、海外に行って必要になれば後からついてくるもん。


多くの人が困ってるのは海外に行ってないのに英語が必要な点。
これは2番目でやるしかないと思うな。


単語帳はランケン経済英語スクールのスタッフの間でも面白いと評判でした。
お子さんがいらっしゃる方は、子供にやらせようってみんな言ってた(笑)。
単語帳、ぜひダウンロードしてみてくださいね!


ランケン経済英語の単語帳


で、そのスクールですが、いよいよシリーズ3に入ってきました!
危機編が今度の土曜日から開始です。
危機編が分かれば今のユーロ危機なんて歴史は繰り返すんだなぁ位の話になっちゃいます。


危機編が個人的には一番面白いと思ってますが、基本的には最上級クラスですので、経済も英語もレベルがやや高いです。
基礎編と市場編を受けられた方は、是非受けてほしいです!
ここまで来ると世界が少しは見えるようになるはず。


後、無料クラスのイントロクラスも今度の土曜日はあります!


ランケン経済英語スクール


ご興味のある方は是非覗きに来てください!
イントロの基礎編はWebでもやるので、遠隔地の方もご参加お待ちしております!↓
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ソロス、アフリカに楽観的

ソロス、アフリカに楽観的


昨日、アフリカ投資が魅力的だとする運用会社の記事を書きました。
今日はなんとあのジョージソロスが、アフリカに対して楽観的な感覚を覚えているなんて話が出ていました。
しかもWall Street Journalに書いてあります。
スゲぇ。↓
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ソロスはアフリカとアラブに対して多くのポジティブな事柄が起きていると述べており、アフリカとアラブは発展の段階にいる事が見て取れたと述べています。
ソロスは最近の旅行でアフリカやアラブに行った様で、いい感じだったみたいですね。

更にソロスはすぐに成功を期待すべきではないが、今起きていることは継続的なインパクトを持つだろうと述べています。
ある程度、長期的な目線で見てるんでしょうね。

ソロスの本を最近結構読んでるんですが、彼の考え方っていわゆる経済学とは違います。
日本語の訳だと再起性って言う理論みたいですが、英語だとReflexivityって言って、個人的には反射性って訳す方が分かりやすいとは思うんですけどね。
それ自体は思考は現実化するみたいな感じの理論なんですが、やや抽象的な部分はあります。

また、ソロスは開かれた社会が経済発展を促進すると信じており、Open Society Foundationと言う財団を持っています。
完全にランケンの推測ですが、ソロスはアフリカの政治体制の変化や民主化、透明性がそれなりに進んでいると見てるんでしょうね。

ソロスは昔からロシアやアフリカの民主化に尽力してきており、80億ドルものお金を慈善事業にあてています。
これがソロスが博愛主義者とされる大きな理由の1つなんですが、彼がヒットラーの迫害から逃れた人間であるのも理由なようです。
そういった事を勘案すると、アフリカやアラブに対しての彼の楽観的な見方はやっぱり民主化なんだろうと思います。

ただ、上でも書いたように1兆円近いお金を個人で出している訳ですが、それがどこまで実を結んだかは分かりません。
それでも、若い時から社会の在り方や、哲学についてずっと考えてきている人で、実際に世界を動かすだけの力を持ったソロスが言うのは重みを感じますね。
ソロスの発言だけでも、それなりに投資の活性化は図られると思います。

お金の行き場所って、今そうはたくさん無いですからね。
でも世界のマネーはどっかに行きたがってるんです。
そこにソロスがこんな事を言えば、世界の投資銀行が何もしないとは思えないな。
難しいのはいつになるかが分からんって奴ですけどね。

ランケンの時代がまた来るかなぁ?(笑)
ワールドカップはサブプライムバブル破綻でちょっと空振りだったからなぁ(爆)
オリンピック、南アフリカ取ってくれないかなぁ。
ケニヤとかナイジェリアあたりが取ったりしてもいいなぁ。

さて、Facebookでお友達の山本さんがスゴイ動画をシェアしてくれたので、読者の皆様にもシェアします。
3.11の地震を視覚化した動画です。(これ作った人エライ)
音声もありで見てもらった方がいいかも。



何回も見てしまいました。。。
なんと凄まじい事だったんだと実感してしまいました。。。

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アフリカは中国の1999年頃

アフリカは中国の1999年頃


少し株式市場やコモディティ市場が上がってますね。
ランドもかなり元に戻しています。
円が78円になったのもあるかな。
これが本物かどうかを見極めるのが難しいですね。

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ドイツのメルケル首相が政治的な決断を至急すべきだと述べています。
で、財政規律を守れない国には自動的に厳しい制裁ができるようにすべきとしており、ユーロ参加国の財政は他国が厳しく見るべきだとの考えを表明しています。
内政干渉って言うですよね、こういうの。

フランスがなかなかYESと言わない状況ではあるようですが、折れる気配なのかな。
この辺が難しいですよね。
もうしょうがねーって感じなんでしょうか。

来週のEUサミットにおいてはマーストリヒト条約の変更に関しても議題にあがるそうです。
結構、大きく進んでるかもしれませんが、歴史の転換点の可能性もありますね。
今日はスペインの国債利回りも6%を下回ってましたから、市場は一端は引いた感じです。

厳しい制裁を自動的に与えることが出来るのであれば、ドイツとしてもユーロ債を認める事が出来る余地が出てくるため、ユーロ債の導入の可能性が若干高まってきたとの見方があるためです。
ただ、相変わらず利回りが高い状況であるのは間違いありませんし、こっから更に下に行けばだいぶ落ち着いてくるかもしれませんし、注目ポイントでしょうか。

さて、先進国は相変わらずガタガタしていますが、アフリカは割と無縁な状況です。
南アフリカ以外ですが。。。

ロシアのルネッサンス・アセット・マネージメントは投資家は中国を忘れて南部アフリカにお金を置くべきだと述べています。
現在のアフリカは1999年頃の中国を思い起こさせるとして、世界で最後にもっとも速く変化するであろうと予想しています。

また、シンガポールのOlam Internationalはナイジェリアに1億ドルの投資をするとしており、スタンダードチャータード銀行もケニヤに支店を開くと発表しました。
狙い目はアフリカのインフラ関係みたいです。
まぁ、あれだけの広大な土地で道路もまともに引かれてない地域が一杯あるので、それはそうですよね。
電車も全然少ないですし、建物だってねぇって感じでしょう。

南部アフリカの成長率は約6%とされており、非常に高い成長が見込まれています。
しかも、株価は世界的な株安を背景に安い。
さらに結構チープなお金が先進国の流動性強化であふれてるわけですから、お金が流れ込みやすい構造にはあります。

アフリカバブルが起こるかもしれませんね。↓
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中央銀行の協調対応

中央銀行の協調対応


寒いですねぇ。
天気が悪いんで痛いほどの寒さじゃないですが、それでもだいぶ寒くなってきました。
こういう日に限って、朝早くから会議があり、頑張って朝早く家を出ても、地下鉄は途中で止まり、ギリギリで走って行ったのに、お客さんは30分遅れてくる。。。もう散々。。。
まぁ、会議自体はそれなりに順調だったからいーか。

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昨日、ついにFRB、日銀、イングランド銀行、カナダ中銀、ECB、スイス国立銀行が協調してユーロ危機の鎮静化に乗り出しました。
ヨーロッパの銀行にドルを安く供給し、金融市場の安定化を狙っています。
市場は大きく反応し株価が上がるなど、かなり大きく動いています。
昨夜はユーロがすごかったですかね。

今回の目的は金融市場の緊張をほぐす事と家計やビジネスへの信用供給を狙ったものとされています。
たぶん、家計まではあんまり流れないとは思いますけどね。
どーせ、日本と同じで銀行が貸し出さないでしょ。
ビジネスだって別に資金需要は大きくないだろうし。

基本的に金融政策で解決できる話ではありませんから、インパクトは大きいもののなんら解決には至りませんし、当然これで終わる話ではありません。
日銀の白川総裁も流動性の供給だけでは本質的な解決にはならないなんて言っています。
当たり前だよねぇ、胃が痛いって言ってるのに熱を冷ましましょうなんて治療が通じる訳がない。
処方箋が間違ってたら効果はないですよね。

Wall Street Journalには今回の強調介入は9月27日にヘッジファンドがFRBにアドバイスをしたのがきっかけの1つだみたいな書き方がされています。
アドバイスはFRBも乗り出してユーロ問題を解決すべきだと言う事で、もはやユーロはユーロだけでは解決できないだろうとされてたんですね。
そういえば、そんなの記事が数か月前に出てた記憶はありますね。
あ、ソロスの所のファンドマネージャーも名前が出てるわ。

ただ、先にも書いたようにどっちにしても時間稼ぎです。
問題はこの対応が何日持つか、1年持つかみたいな所が分からない所で、市場が決めますみたいな感じです。
でも、市場はバカじゃないので、そんなに持つとは思わないな。

どっちかと言うと、いかに危ないか、いかに世界の政府が危機感を持ってるかってのを証明しただけに見える。
これからの大混乱に備えてドルをあらかじめ供給しておき、何とかやり過ごしたいって話でしょう。
一方で、今回の対応はQEではないので、債券買い入れのよる流動性強化の最終手段ではないですね。

でも、一歩一歩確実に事が悪化してきている。
まさに歴史が動いている瞬間を目の当たりにしていると思います。
本当に劇場的で興奮してしまう。。。(ある意味、当事者でない日本でラッキーだけど、影響があるんだよなぁ。。。)

クライマックスはどんな形なんでしょうか。
ユーロは崩壊するんだろうか。

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