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南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン)
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ギリシャの資産売却とランケンスクールの場所

ギリシャの資産売却とランケンスクールの場所


ギリシャの問題、いよいよスゴイ事になってます。
ヨーロッパの他の国が税金の徴収や国の資産売却に口出しをするそうです。
それって内政干渉では。。。↓
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ギリシャの債務は既に限界を超えており、更なる拠出に対してECBが強硬な態度を取る等、非常に緊迫した状況になっています。
で、ついに借金のカタに徴収した税金使う前によこせってな話しでしょうかね。

ギリシャは2013年末までに600億ユーロから700億ユーロ(約9兆円)が必要とされています。
多くはギリシャの資産売却でまかなうと見られており、ギリシャの観光名所のパルテノン宮殿なんかも売られちゃったりするんでしょうか?
でも、昔からギリシャの観光地のリゾート島を売れってな話はドイツあたりからは出てましたよね。

しっかし、ギリシャの野党と言うか政治家も黙ってはおれないでしょう。
借金ってのは国家レベルでも変わらないですね(笑)。
日本もボヤボヤしてると、皇居を借金のカタに持ってかれちゃうぞ。

さて、ランケンスクールの場所が今週末(6月4日)から新しい場所になります。
やっと落ち着きそう。。。(二転三転して受講生の皆様には申し訳ありません。)
今の場所とそれほど遠くないのですが、汐留です。
汐留の駅から3分、もしくは新橋から10分ぐらいの場所になります。

新しい教室は下の写真です。
かーなーり、キレイですよ!
って言うか、いいのこんな所で?ぐらいな勢い。

IMG_9014.jpg


IMG_4706.jpg

IMG_6256.jpg


汐留教室ビル

テキスト3




大きな地図で見る


今やってるシリーズ1は残り3回です。

6月4日
6月18日
7月2日

お申込はコチラ!

8月からシリーズ2が始まります。(後2ヶ月しかない。。。ヤバイ。。。)
詳細は別途発表予定です!

お蔭様で26位です!
どうもありがとうございます!↓
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スワジランドと王様

スワジランドと王様


南アフリカとモザンビークの間にスワジランドって国があります。
人口118万人と仙台の人口ぐらいの小国です。
国土も17300平方Kmなので、ちょうど岩手県ぐらいです。
王様がいるんですが、独裁的な王様で世界でもっとも金持ちの王様の1人に数えられています。↓
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スワジランドはかなり貧しい国で国民の7割は1日1ドル以下の生活をしています。
国連で定めた世界でもっとも貧しいレベルの貧困層が7割なのですが、国民一人当たりの所得は2009年は2470ドルとなっています。
平均寿命は32.5歳とされます(俺、死んでるわぁ。。。日本でよかった。。。)。

この王様ムスワニ三世と言いますが、13人の妻を持ち、資産は実に1億ドル、約81億円を持っています。
世界で15番目にお金持ちの君主だそうです。
スーパーカーやらぜいたく品が大好きなようで、奥方もヨーロッパの旅行はプライベートジェット機を使い、お買い物とロクな事はしていません。

人口のほとんどが貧しいため、国民はほとんど抵抗も出来ない状況みたいです。
民主化とかそういう概念もないかもしれませんね。

この国の最大の問題は貧困だけではなく、エイズです。
妊娠女性の42%がエイズポジティブであり、平均寿命の低下に拍車をかけています。

エイズで母親を失った孤児は8万人。
人口118万の内の7%弱が孤児と言う状況です。

世界食料プログラム(WFP)は多くの支援を行ってはいますが、君主がこの状況では救いがないと言うものでしょう。
ただ、内陸の小国でもあるし、王様がいなくなればいいと言うものでもなさそうですね。
そもそも、王様がいないとこの国が国であるアイデンティティを失うかも。
アフリカにはまだまだ貧困問題が多くありますね。↓
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IMFの新興国への資金流入に対する評価

IMFの新興国への資金流入に対する評価


南アフリカのランドもそうですが、新興国への資金流入が続いています。
これについてのIMFの見解が出ていましたので紹介します。↓
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IMFは新興国に流れる資金流入は避けられないと見ているようで、新興国政府は各種の政策を合わせてこれをコントロールすべきと述べています。
資金流入は2つの側面があります。
短期的な資金流入はボラタリティを高めるだけで、経済の発展にそれほど寄与しません。
一方で、長期的な資金流入は投資ですから、資金流入が起こった場所の経済を引き上げます。

なので、いかに短期的な資金を避け、長期的な資金を取り込むかが新興国には重要なのですが、IMFはこれに対する簡単な解答はないとしています。
そうは言っても、政策をうまく使えば区分けは出来るはずと延べ、区別を行う事で経済成長につなげるべきだと主張しています。
難しいのは各国の状況が違う事によるもので、なんらかの探索が求められています。

昨年、ラテンアメリカに流れ込んだ資金は2700億ドルだそうで(約21兆円)、2000年の400億ドル(約3兆2000億円)から実に7倍近い量になっています。
これでバブルが起こらないとは思えん。。。
なので、IMFは注意も促している感じではあります。

当然、インフレも起こりますね。
現在進行中。

IMFのエコノミストは25年から50年サイクルの変化でかなり長期的なものとなると述べています。
まぁ、先進国が50年たどった道を新興国がたどるって感じでしょうね。
おそらく、新興国はより早いスピードでしょうが。

現在、先進国に投資されている資金は今後かなり新興国に移っていくと予測されています。
当然ですよね、負債だらけの先進国に投資したってリターンは期待できません。
ローンや借金でがんじがらめになってる大人に投資するなら、お金ないけど若い元気のある人に投資するのが普通でしょう。

こういうのって、海外の投資家が動き早いんですよね。
日本人って絶対に遅い。

401Kなんてヒドイもんです。
先進国の株か債券しか買えないんだから。。。
コモディティとか新興国の株とかないんですもんねぇ。

安全に日本株なんて買えませんよねぇ。。。
債券も。。。

世界の変化についてこれないだよなぁ、年金の販売してる人たち。。。
たぶん、年金預けてる我々の側が欲しがらないからだと思うんですけど。。。
大丈夫かなぁ。。。↓
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新興国と新興国企業のブランド

新興国と新興国企業のブランド


南アフリカがアフリカ大陸のもっとも価値のあるブランドを持つ国としてBrand Financeに表彰されました。
BRICSに正式に加えられた事と昨年のワールドカップ成功が国内および海外の認知度向上に役立ったとして評価されたものです。↓
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Brando Financeは世界のブランド評価コンサルティング会社で世界中の会社のブランド価値を調査するイギリスの会社です。


アフリカ大陸での上位は

1位 南アフリカ
2位 エジプト
3位 ナイジェリア
4位 モロッコ
5位 アルジェリア

となっています。

また、アフリカ大陸全体でのトップブランド企業は

1位 MTN(電話)
2位 ABSA(銀行)
3位 Standard Bank(銀行)

と3つとも南アフリカ企業です。
ただし、トップのMTNも世界では199位とだいぶ下です。

南アフリカでは、ブランド価値の向上で更に観光業を推進していきたいとしており、International Marketing Council of South Africaは鼻息が荒いようです。

先進国はCFDステーションに書く事にしまして、新興国の上位企業でも見て行きましょう。
韓国あたりは先進国か新興国か分かりませんが、まぁいいや。

18位 サムスン(韓国)
25位 China Mobile(中国)
28位 Bradesco(ブラジル)
35位 ICBC(中国)
37位 China Construction Bank(中国)
41位 Itau(ブラジル)
50位 Tata(インド)

59位 Bank of China(中国)
99位 Agricutural Bank of China(中国)

と言った所になっています。
やっぱりブランド価値で見ると新興国ってのは価値が低いですね。

ただ、新興国のトップブランドですので、面白いは面白いかな。
中国が多いけど銀行ばっかり。。。
28位のブラジルBradesco、41位のItauも銀行です。

50位のTataはコングロマリットですがITのイメージ強いかな。
自動車もありますね。

今後は新興国が増えてくるんでしょうね。
MTNでも買っておこうか。。。↓
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ドイツ、ギリシャ破綻はリーマン破綻の危機を超えると警告

ドイツ、ギリシャ破綻はリーマン破綻を超えると警告


4月の南アフリカの生産者物価指数は6.6%となり、3月の7.3%よりも下落しました。
生産者レベルでインフレが抑制できるといい感じですね。
ブルームバーグのコンセンサスでも7.0%になると予想されていましたので、予想を上回る結果です。↓
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この結果について南アフリカのエコノミストはランドが強かったので助かったと述べており、変動相場制の恩恵を得ていますね。
ただ、現在ランド弱くなっていますので、原油価格の上昇などがあるとインフレにも影響が出るかもしれません。

さて、ドイツがギリシャのリストラは壊滅的なダメージを受けさせると述べており、リーマンの破綻を超えた金融危機になるだろうと警告しています。
リーマン超えるって、どんだけ危ないんだって感じですね。。。
昨年からソロスはデフォルトさせろって言っていましたが、リーマン超える危機を引き起こす可能性があるとなるとそうも行かなさそうです。

ソロスはドイツも痛みを負うべきだって言ってるんですが、ドイツだけじゃ済まないとなるとかなり厳しいですよね。
今年に入ってからソロスは現状は維持できないが、どうなるかも分からんって言ってます。
ドイツが言うとおり、ギリシャがデフォルトすればいいとか離脱すればいいって話じゃないのでしょう。
ECBは昨年かなりの額をギリシャに突っ込んでいますが、来月更にお金を出す事を求められそうです。
ECBはこれに対して非常に怒っており、ユーロ圏の各国がお金を出すべきと述べています。

各国はそれをすると税金から出さないといけなく、有権者だって黙ってはおれません。
ドイツの血税をギリシャに出すなんてあり得ないって訳です。
ドイツ国民から見たら、ギリシャとドイツの銀行を守ってるだけに見える訳ですから、当然与党は政権から落ちる事になります。

ギリシャの債券規模は約2660億ユーロ(約35兆円)となっています。
たとえ10%でも3兆円ですか。。。
いくら必要か知りませんが、兆単位のお金でしょう。
すっごいマクロで見たら、落とし所はドイツとかフランスとかが出すんじゃないかと思うんですけどね。

中国がギリシャ債買うなんて話もあるんですけどね。。。
中国がユーロたくさん持ってるし、アメリカドル嫌いな国なのでユーロまで破綻させられないって思いはあるでしょう。
本当に買うかどうかは例によって疑われてますけど。。。

今日、見た中でもう1つ怖かったのはアメリカのデフォルトがインドネシアのデフォルトの確率より高いなんて話もありました。
いい加減にしてくれって感じですね。。。
先進国の時代は終わった。。。(コレ、ランケン英語スクールで7月2日に具体的にPIMCOの資料使って見て行く予定です。資料今日できた。)↓
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南アフリカZuma大統領、ガダフィと面会

南アフリカZuma大統領、ガダフィと面会


お蔭様でランキング圏外から一気に上がってまいりました!
皆様どうもありがとうございます!
ランドが下がればランキング上がりますよなんて突っ込みコメント入ってまして、実際ランドが下がってたりしますけど。。。↓
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ガダフィ大佐のリビア情勢、相変わらず内乱が続いていますが、来週南アフリカのZuma大統領がガダフィ大佐と会う事になっています。
会談の目的はガダフィの出口戦略とされており、事態をどう収束させるかと言う所が話し合われるようです。
欧米もあきらめた訳ではないでしょうが、ガダフィと今会う事が出来るレベルの人はアフリカの元首くらすじゃないといないのかもしれません。。。

さて、IMFのストラスカーン氏の後任はLagarde氏になりそうな気配です。
元々、欧米は同氏を押していたのですが、中国とブラジルもOKを出したと言う話もあり、事実ならばほぼ決定でしょう。
女性ですね。
結構、怖そうな女性。。。

ただ、BRICS諸国は中国とブラジルがOKを出したと言う話が出た後に声明文を出しており、ヨーロッパからIMFの専務理事を出す慣習は古く改めるべきだと述べています。
あっさり決められる訳でもなさそうですね。
他の候補者で有力な人は先日書いたとおりですが、現在はLagarde氏がだいぶ抜けてる感じです。↓
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インド、アフリカとの結びつきの強化を進める

インド、アフリカとの結びつきの強化を進める


皆様のおかげでランキング一気に回復してきました。
どうもありがとうございます!
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南アフリカのプラチナ鉱山会社のLonminはストライキをしている鉱山労働者なんと9000人を解雇する方向となっています。
9000人って、そんなにクビにして大丈夫かいななんて思いますが、既に新しい人の採用を始めてるそうです。
あんまり熟練労働者じゃなくてもいいんですかね。

さて、インドがアフリカとの経済的な結びつきを強めようとしています。
インドはアフリカに対して今後3年間で50億ドル(約4000億円)の提供をインド首相自らが発表しました。
かなり中国を意識しているようで、中国の対抗心があるそうです。

インドのシン首相はアフリカは世界の主要な成長の一極となるための前提条件を全て持っていると述べています。
インド・アフリカのパートナーシップはユニークなものであり、貿易協定を結ぶ代わりに開発支援を約束しています。

南アフリカにもインド人(と言うかインド系民族)って結構住んでます。
両国とも元々イギリスの占領下にあった訳で、歴史的には共通点も多くあります。
その点から見ると、インドはやや中国に出遅れた感は個人的にあります。
もっと、アフリカに入り込んでいてもいいような気が。。。

インドは中国とアフリカの資源やエネルギーを欲して競っているような状況に今後なりそうですね。
新興国だけで成長していく絵が現実化してきました。
きっと、日本が気が付かない所でものすごい動きが出てくるでしょう。

はっと気が付いたら、日本のエネルギーなんて無いみたいな事にならなければいいですけどね。
なにせ、10億人単位の人口を持つ両国がエネルギーを欲しがる訳ですから、日本なんてお金なくなったら相手にされないぞとか思います。

おぉ、今日はアフリカだけですんだ(笑)
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市場大荒れ

市場大荒れ


ランド下落してますね。
1ドル7ランドを割り込み、現在7.035でしょうか。
ドル円は11円60銭程度と弱含んでいます。↓
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ランドが売られていると言うよりはリスク回避の流れの中でドルが買われている展開と言った方が正しそうです。
ユーロがかなり下落圧力強くなっています。ユロドル1.4割って1.39台ですね。

株価も下がってますが、スペインの与党が地方選で大敗しており、欧州の債務削減の現実性が疑われています。
次の景気後退が迫っていると言う話もあり、予断を許さない状況になりつつあるようです。
今に始まった話ではないので、今までユーロが買われてたのがおかしいぐらいに個人的には思ってますが。。。

一般的に言われていた事ですが、ギリシャはやはり債務の削減は出来なさそうと言うのが世界の共通の見方になってきています。
しかも、ECBが債務返済条件の変更はデフォルトだって言い出しており、ECB総裁は会議中に席を立ったなんて話も出ています。
結構不安になりますね。。。

結局は債務返済の約束を反故にする訳ですからモラルハザードなんでしょうが、デフォルトさせるのがいいような気はしますがねぇ。
で、ユーロからも出てってもらって通貨切り下げを行うのが、債務国家の救済の常套手段って奴じゃないんでしょうか。
問題はギリシャだけじゃなく、Too big to failな点です。

もちろん、ドイツなどはかなり痛い目にあいますし、下手をすればヨーロッパ発の金融危機です。
あのソロスですら、現状は維持不可能だがどう転ぶか予想できないって言ってるぐらいなので、相当スゴイ話でしょう。
それって収集付かない話になるんでしょうか。。。
コワイコワイ。。。

ついに株価も下げ始めるかと言う感じにもなってきていますね。
最近、すっかり下落相場好きになってきてる気が。。。
投資家じゃないぞぉ。。。

ちなみにランケンのランキングも暴落気味でついに50位圏外になってしまいました。。。
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ランケン英語スクールとベストセラー著者の講演

ランケン英語スクールとベストセラー著者の講演


昨日はランケン英語スクールの3回目を開催しました!
今回はなんとラジオNikkeiの叶内さんに来て頂きました!
取材じゃなく、本当に授業受けてくれた~。感激です!↓
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叶内さんと言えば、夜トレです。
パーソナリティーが素晴らしいと評判です。
フリーでラジオNikkeiのアナウンサーしてらっしゃるんですから、スゴイですよねぇ。

ラジオNikkei夜トレ

経済なんてプロでしょうみたいに思うんですが、国内市場を見る方が多いので、海外も強くなりたいとのお話。
ランケンのスクールなんかでいいんでしょうかって気もしましたが、こんなスクール他にないのもありますかね。

昨日はソロスの金売りとバブルに関する英語やりました。(ちょっとだけです。)
その際に、金が下がればドルが上がるんでしょうかなんて質問も頂きました。
たぶん、反対でドルが上がれば金が下がるって言う方が正しいでしょうね。

主従関係で言えば、ドルが主でしょう。
ドルが弱くなってる結果が、金の上昇なので、金の下落はドルの上昇によりもたらされる。
したがって、金が多少大きく下げたからと言って、ドルが上がるとは必ずしも言えないと思います。

市場の規模感みたいな所が分かれば、その辺りも分かる気がします。
現在、基礎編やってますが、8月以降のクラスは市場編を作ってて通貨市場の規模とかコモディティ市場の規模とか債券市場の規模なんかも入ってきますので、またその際にでも。

さて、ランケン英語スクールを運営頂いているAOIA社さんが今度の金曜日に藻谷浩介(もたにこうすけ)氏のセミナーを開催します。
藻谷さんって言われてもピンと来ないと思いますが、日本政策投資銀行のエコノミストで、なんと東日本大震災(3.11の大震災)の構想会議部会委員も務めてらっしゃいます。
もっと我々に近い所だと、ベストセラーの「デフレの正体」の著者でもあります。

日時:5月27日(金) 19:00開演(18:30会場)
会場:泉ガーデンコンファレンスホール(六本木一丁目駅すぐ上です)
参加費:5000円

詳細はAOIA社の下のページにありますので、ご参照ください。

藻谷浩介氏 「震災後の日本を考える」

AOIAロゴ


ついでにランケン英語スクールも。

ランケン英語スクール


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南アフリカ野党支持者の増加

南アフリカ野党支持者の増加


東電の社長が交代しましたね。
現社長の清水氏は顧問ですか。
若干、皮肉っぽく言えばお詫び担当かなぁ。↓
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東電の赤字1兆円超ですか。
いやぁ、潰れないんだぁ、さすが。。。
自己資本が1兆5000億円超あるから、まだ潰れないんですか。
まぁ潰せないって話はありますけど、JALもそう言われてて潰れましたしね。

難しいですよね、こういう企業。
確かに安易には潰せない。
でも株主責任は取るべきだと思います。

さて、南アフリカは野党のDAの支持者が与党のANCの分を侵食して話題になっています。
現在、野党DAの支持は24.1%と前回の調査の15%から大きく支持を増やしています。
国民の4人に1人はDAなのですが、もともとは白人の党だったことを考えるとかなりの黒人支持者を集めていると言えるでしょう。

南アフリカの白人は人口の約1割です。
しかも、必ずしもDA支持と言う訳ではないので、黒人にかなり受け入れられていると南アフリカでは分析されています。
まぁ、与党ANCへの不支持でもあるんですが。。。

南アフリカも二大政党制へ向かうなんて話も既に出ていますが、まだ遠い部分はあると思います。
人種問題、アメリカでも10年単位でかかってますので、ANC有利はこれからも続くんじゃないかと思っています。
まぁ、ANCがよっぽどおかしくならなければですが。。。

さて、明日のランケンスクールは1コマ目と2コマ目は後2,3名です。
3コマ目のマクロ経済が結構空いてます。
8月前で全コース受講の最後の機会となります。
明日でもOKですのでよろしければ上のバナーから是非どうぞ!

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IMF専務理事の後任予測あれこれ

IMF専務理事の後任予測あれこれ


昨日も書きましたが、南アフリカのマニュエル大臣がIMFトップの後任として名前があがっています。
ドイツのメルケル首相は新興国が成長の原動力である事も勘案し、新興国から出す事に一定の理解を示しながらも、ヨーロッパの問題が大きいのでヨーロッパから出すべきとして、ドイツ人を支持しています。
ヨーロッパの問題がない時なら、新興国であっさり決まったかもですけどねぇ。↓
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南アフリカではGordhan財務大臣がマニュエル氏を非常に強く推しており、海外での知名度と新興国の中では欧州よりである事を考えると有力な候補として見られています。
その他の有力候補としては

トルコ経済大臣   Kemal Dervis
フランス財務大臣  Christine Lagarde
インド中央銀行総裁 Duvvuri Subbarao
シンガポール財務大臣 Tharman Shanmugaratnam,

となっています。
最有力候補はフランス財務大臣のLaragde氏のようです。
また、フランスから出ちゃうんでしょうかねぇ。。。
でも女性ですね。

なんかECBのトリシェ総裁なんて話も出てますね。。。
日本人では黒田さんがあがってますが、あまり有力ではなさそう。。。

うーん、ランケンとしては今回に限りヨーロッパから出してもいいかもとは思います。
拠出金はやっぱり先進国だし、今IMFがやらないといけないのは先進国の問題なので、実益を考えると欧州から出した方が世界経済にはいい気がする。
新興国の方が政治的な意味は大きいんでしょうが、IMFにとって目前の最大の課題はヨーロッパの債務問題です。
あんまり政治で決めるのもね。

どちらにしても、急がないといけないのは間違いないですので、もうすぐわかるんじゃないでしょうか。↓
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世界銀行レポート、世界の基軸通貨の行方と構造

世界銀行レポート、世界の基軸通貨の行方と構造


南アフリカの小売売上高は年率5.1%の伸びを3月記録しました。
エコノミスト予想の5.7%を下回っています。
ただ、エコノミストは5.1%もまずまず良いとしています。↓
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さて、世界銀行がドルの支配は2025年までに終焉するとしています。
2025年における基軸通貨はドルとユーロと元の3つとされていて、複数通貨システムとなるんだそうです。
現在起きている世界のパワーシフト(裏を返すと米国など先進国の衰退)により、2025年までの世界経済の成長の半分を以下の6カ国がしめるため、この基盤としての通貨が上記3通貨となるとしています。

ブラジル
中国
インド
インドネシア
韓国
ロシア

おおむねBRICsのメンバーですが、韓国とインドネシアがちょっと違いますかね。
インドネシアはきっと人口だろうな。
中流クラスが増えればやはり威力があるとは思います。

世界銀行のチーフエコノミストは真に多極化した世界と述べており、世界の経済は南南投資の新興国を中心に発展していくだろうとしています。
と、ここまで書いて世界銀行のHPに日本語があった。。。

世界銀行報告書


先日もBRICS会議で先進国抜きの経済圏を作ると言うような話が出ていましたが、ここでの通貨体制は元が中心となるんでしょう。
とはいっても、通貨制度にしたってバラバラですし、どのように変わっていくかはかなり興味深い所です。
上でも構造的な変化が求められると言った事が書かれていますが、今の構造ではまったく無理です。
新興国が中心となってまとめあげていくんでしょうね。
そこで、先進国の発言権はほとんどないかもですね。。。

もっとも、世界銀行もあくまでも想定されるシナリオであり、リスクとしてはユーロが現在の債務問題を処理できる事などが指摘されています。
今のままでは、ちょっと厳しいですよね。。。

ところで、IMF専務理事のストラスカーン氏ですが、2008年にもセクシャルな疑惑が出ていました。
2008年ってまさに金融危機の真っ最中です。

しかも相手がスゴイ。
なんとアルゼンチン中央銀行総裁の奥様で、奥様がIMFでストラスカーンの部下だった頃の話です。
更に悪い事にこれがバレて、奥様はIMFを去っています。

公式には特に罰せられたりなんだりって事はないようですが、ストラスカーン氏のドロドロ相当なものがあるようです。
現在は檻に入れられてる訳ですが、監視付きだそうで、通常は自殺する恐れがあるような場合に付けられるそうです。
まぁ、監視しとかないと、しゃーないですわな。(特に下のほう。。。)

あ、それとストラスカーンの後任IMF専務理事に南アフリカ元財務大臣のマニュエル氏の名前もあがっています。
ブラジルなども含めてヨーロッパでなく新興国から出すべきだって声も出ているのであるかもしれません。
個人的にはいい人選だと思うんですけどね。
もっとも、南アフリカは大統領の奥さんが4人ぐらいいるんで、それはいいのかって話もあったりするとダメなんですけどぉ(笑)↓
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南アフリカのインフレ改善とガダフィ逮捕状

南アフリカのインフレ改善とガダフィ逮捕状


南アフリカの4月のインフレ率は4.2%となりました。
3月の4.1%から若干の上昇ではありますが、ロイター調査予測による4.4%よりは良い結果となっています。↓
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月間レベルでは消費者物価指数は3月の1.2%上昇から0.3%上昇へと緩和されており、こちらも予想の0.5%よりは良い結果です。
インフレの結果が良かった事により、債券は堅調に推移し、2015年ものの利回りは7.74%から7.70%になっています。
南アフリカではインフレの結果が良かった事から、金利引き上げは来年以降更に遅れるであろうと見られています。

ランドの方もこの結果を受けて若干弱まっているようで、1ドル7.01ランドとなっています。
ランド円は11円後半ですね。
ランドがあがったと言うよりは円が下落している影響と言った感じです。

さて、リビアのガダフィ大佐とその息子に対して、国際刑事裁判所からの逮捕状が請求されようとしているようです。
最近は国連軍のガダフィへの攻撃は国連の範疇を超えていると言う意見もあります。
これが出れば、簡単に捕まえられると言うものでもないでしょうが、少し事態は改善するかもしれませんね。

リビアの問題って時間の問題で解決されるかと思いきや、かなり長期化しています。
国際社会は既にリビアの新政権は反乱軍としていますので、外堀は埋まっていますが、リビアの中でも相応に支持者がいるようでなかなか退陣させる事が出来ていません。

難しいですよね。。。↓
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南アフリカの鉱山会社が好調

南アフリカの鉱山会社が好調


南アフリカの鉱山会社が金の高騰でウハウハのようです。
このままの価格帯で6月までいけば、8%かそれ以上の売り上げ増が期待できるとされています。↓
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南アフリカの金の輸出量は現在世界第四位です。
近年は採掘量は減少の一途をたどっており、量としては今後増える事は期待しにくい所です。
ただ、金価格が上昇しているので、採掘の減少を上回る売り上げとなりそうです。

もう1つ鉱山関連会社のニュースで、世界最大のダイアモンド会社のデビアス社の新しいCEOが決まりました。
昨年の10月からCEO空席だったのですが、やっと決まったとの事で、現鉄道設備会社Alstom社社長のPhilippe Melier氏になるそうです。
取締役議長のオッペンハイマー氏はCEOが決まって非常にエキサイティングだと述べています。

出ましたね、オッペンハイマー。
しっかし、デビアスのCEOなんてやったら楽しくてしょうがないんじゃないでしょうかねぇ。
毎日、ゴージャスな女性とダイアモンドしてそう。(なんだそりゃって自分で思った。。。でも、気持ちはなんとなく分かるでしょ。。。)

ま、別次元の世界の話ですかね。

さて、ランケンの経済英語スクール、お蔭様で好評です!

今のシリーズは7月一杯あるんですが、基礎編の①イントロと②マクロ経済は今週の土曜日で今シリーズ最後になります。
次回は8月から開始予定です。

8月からは、現在の基礎編に加えて市場編が入ってきます。
詳細はまたお知らせしますが、その後12月ぐらいから危機編が始まる予定です(あくまで予定)
危機編はちょっとレベルが高いので、基礎編を前提条件としたいと考えています。

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IMFトップの抜き差しならない状況

IMFトップの抜き差しならない状況


今日は気持ちのいい1日でしたね。
でも、ランケンのTwitterは相当気持ちのわるーい内容が一杯でした。。。
IMFのせいです。。。↓
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IMFのトップで専務理事ストラスカーン氏が逮捕されました。
日本の報道では性的暴行容疑なんて書いてありましたが、Wall Street JournalではSodomizeって当初書かれてました。
これ、男性と男性がSexする時か、女性の場合は別の所でHする時の言葉になります。(ア○ルセックスです)

朝、目が覚めてWall Street Journal読んでいきなり飛び込んできたのがこれだったので、思わず目をむいてしまいました。
Sodomって単語、スゲー言葉だったよなぁなんて思いながら辞書調べたんですが、やっぱりねって感じでしたね。。。
まぁ、なかなか出てこない単語です。

で、夕方になるとWall Street JournalはOral Sexって事になってました。
あぁ、オーラ○セックスね。。。
62歳のIMFトップがNYでそれして逮捕される訳ですよ、この金融危機の最中に。

しかも、飛行機が飛び立つ2分前にファーストクラスで逮捕されたらしく、国外逃亡も目の前だったのにねぇ。
おしかったねぇ。

このストラスカーン氏、前科もある人で、5年ほど前にもIMFの部下の女性と関係を持って反省しています。
その時は、部下の女性のダンナにばれてるそうで、もう二度とこういう事はしないって話になったんだとか。
エライ、ドロドロな。。。
病気ですな。。。

あ、これCNNからネタ持ってきてるんで、それなりに信用のある話ですからね(何の信用だかよく分からんですが。。。)
ギリシャのモラルハザードを問えませんねぇ、このじいさん。。。
ヨーロッパは抜き差しならない状況なんですけどねぇ。。。
自分だけ抜いたり、さしたりしちゃぁいけません。(ゴメンナサイ。。。)

と言うわけで、Sodomなる言葉を15年ぶり位に、しかもWall Street Journalで目にしてビックリしたランケンでした。
おまけに、夜になったらTwitterのSodomize botとSodomized BotからもTweetが来て、I love sodomyだって。。。
こっちも抜いたり、さしたりな。。。↓
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2011年5月の南アフリカ中央銀行による金融政策決定会合の声明文全訳

2011年5月の南アフリカ中央銀行による金融政策決定会合の声明文全訳


2011年5月の南アフリカ中央銀行による金融政策決定会合の声明文全訳です。
最後にランケンの感想を付けます。↓
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前回の南アフリカ金融政策決定会合以来、インフレ見通しは更に悪化している。主に外部的なコストプッシュ要因である。底辺にある需要は比較的抑制されており、現段階でインフレ見通しの大きなリスクをもたらすとは見られていない。しかし、これらの外的な価格ショックは最終的にインフレ圧力として上昇するリスクが上昇している。

国内経済の回復は堅調であるが、比較的緩慢な割合である。大きな雇用の上昇への兆しがなく、更に国際的な見通しは不確実なままであり、ヨーロッパ周辺国についての懸念が新たに広がり、日本の地震及びコモディティ価格上昇の中で、経済回復は過去数週間はためらいがちな状況にある。

都会における消費者物価指数CPIで計測したインフレ割合は年率で4.1%と2月の3.7%に比べても予想よりも2011年3月は上昇している。インフレ見通しに主に寄与する要因は食料、住宅価格、光熱費、交通費などで合計して2.9%になる。食料品のインフレは2月の3.5%から年率5.1%へと大きく上昇している。一方で、ガソリン価格や電気料金は2月は19.3%で3月は16.9%であった。ガソリンを除いた管理費用のインフレ価格は変わらず9.1%であった。底辺にあるインフレ圧力は比較的安定していて、2月と3月は食料品とガソリン価格を除いたインフレ率は3.4%と2006年9月以来の最低の割合である。

生産者物価指数においては、インフレは2月に6.7%で3月に7.3%であったが下落傾向は反転した。電気、鉱業、石油製品、石炭が上昇傾向に対する主な要因であった。反対に消費者物価レベルでは2月3月は比較的落ち着いていた。農産物や加工食品は3月に各々2.7%、2.9%上昇した。

前回の金融政策決定会合以来、南アフリカ中央銀行の消費者物価指数予測は更なる上方修正があった。インフレは現在2011年第四四半期の時点でインフレターゲットの上限に達すると予想されており、2012年の第一四半期に6.3%のピークを迎える。その後、2012年の第二四半期にはインフレターゲットの範囲内に入ってきて、年内は上限一杯に近づくであろう。インフレは2011年は平均5.1%、2012年は6.0%と予測され前回の金融政策決定会合における4.7%、5.7%から各々上方修正された。上方修正は主に管理費用の想定の変更によるものである。

ロイターの市場分析調査はインフレ予測は更に上方修正されている。4月の調査では2011年のインフレは5.0%、2012年は5.8%とされており、3月の調査における4.8%、5.7%から各々上方修正された。2013年の予測は5.7%で変化なしである。通常の政府債における利回りインフレ連動債との差で反映されているブレークイーブンインフレ率もまた上昇傾向を示している。

世界経済の環境は地域毎にばらついた回復が続いている。多くの先進国の成長率見通しは財政健全化の必要に迫られた不確実性が残ったままであり、コモディティ価格上昇によるリスクはインフレと成長を不安定にさせる可能性がある。失業率はまた多くの工業国で高いままであり、特にアメリカとスペインである。特にヨーロッパの支出は銀行セクターにおける多くの割合が資本不足に部分的に制限されてしまう。また、ヨーロッパの周辺国(特にギリシャ、アイルランド、ポルトガル)では、債務削減の要求を満たすことができなく、システミックリスクをもたらす可能性がある。日本の低い成長力と世界的なサプライチェーンの地震による崩壊とその後の混乱はまた短期的な世界経済の成長見通しに対してネガティブである。

対照的に、新興国の成長力は全般的に力強いままで、アジアや南米におけるいくつかの国では加熱気味な兆候も見られる。

世界的なヘッドラインのインフレは上昇しており、主に食料品価格とコモディティ価格(特に原油)の上昇によるものである。先進国ではコアインフレ率は生産ギャップの落ち込みの継続により概して低調であるが、多くの新興国では供給サイドのプレッシャーが力強い需要の累積圧力とトレンドを超えた伸びによる圧力と共にあり、金融引き締め政策の環境になっている。

前回の金融政策決定会合以来、ランドの為替レート対USドルは比較的動きが大きい。この期間の間、ランドは6.95ランドから6.54ランドまで動き、貿易加重ベースではランドは0.9%下落した。これは、相当程度がUSドルの下落に伴うものであり、部分的にはアメリカの金融政策が緩和が続くと予想されていることによる。ランドの為替レートは、外貨購入が南アフリカ中央銀行による行われて介入されているにもかかわらず比較的強い状況が続いている。

ランドの強さが続いている他の理由はコモディティ価格の上昇、貿易赤字小さくなっている事、南アフリカへの資金流入が再開した事も含まれていた。4月以来、非居住者によるランドの購入は271億ランドに上り、債券と株式のネットでの購入額は145億ランドのプラスである。これは、2010年の第四四半期以来新興国や南アフリカで経験したキャピタルフローの減少傾向の反転を示した。

南アフリカ国内の経済成長はその他の新興国の経済成長より低い状況である。南アフリカ中央銀行による経済成長の予測は2011年は3.6%(前回3.7%)であり、2012年は3.9%となっている。景況感指数は経済の継続的な回復を指し示している。製造セクターの生産伸び率は景況感指数の落ち込みに対してある程度は改善されている。3月の製造業生産量は年率で4.6%伸びており、2月の5.7%から下落している。3ヶ月ベースでは上昇は4.0%である。

この回復と同様に、Kagiso Purchasing Managers Indexは2010年11月以来ニュートラルを上回っている。しかし、過去数ヶ月のポジティブな軌道は4月は反転しつつある。これらのポジティブな状況にもかかわらず、生産量は世界的な金融危機が起こる前のレベル以下で、稼働率も満たされていない。稼働率は2011年の2月時点で79.4%、2010年の11月の81.6%や2010年の78.4%に達しない。

鉱業生産量は過去数ヶ月はさらに低迷しており、3月は年率で1.4%下落した。しかし、3月までの3ヶ月間とその前の3ヶ月間を比較すると0.4%の上昇は記録されている。建設セクターも圧力にさらされていて、建設計画の実質値は2月には月間18.2%で、年率では13.1%であった。FNB土木建設指数は2008年以来下落傾向を示し続けている。

過去数四半期における家計の消費支出のポジティブな成長モメンタムは低下しつつある。しかし、このレベルは明らかにインフレ圧力となるものではなく、一時的には低下する兆候もある。年率での実質不動産販売の伸びは1月の6.3%から2月に5.6%となった。月間では実質的な不動産販売は2月に1.0%下落したが、2011年の2月とその前の3ヶ月の比較では2.2%上昇であった。新車販売の伸びは年率で8.0%の上昇へと3月の22.8%から下落した。この減速は休暇が多かった事と日本の地震の影響によるものである。

民間セクターのクレジットの伸び率は比較的抑制されたままである。すべてのローンや割賦販売の12ヶ月の伸び率は3月に5.3%であったが、2011年の第一四半期では年率で4.5%へと前の四半期の5.4%からは下落した。伸びは主に他のローンや割賦販売から来ており、特に一般的なローンとリースの回復によるものが力強い自動車販売に反映されている。住宅ローンの12ヶ月の伸びは直近の4.8%の高さから2011年3月は2.9%まで下落した。これは住宅市場が弱い事が続いている事と一致しています。

法人セクターへの信用の伸びは2011年3月は年率2.3%と、銀行がややリスク許容を増やしている事もあり1月の1.3%に比べて増加している。住宅セクターへのクレジット需要は高い債務レベルに制限を受けており、多くの消費者が債務レコードを毀損している。全体のローンにおける毀損債務の割合は2010年12月以来5.8%のままで、主に小売の債務に寄与する。この割合が過去6ヶ月に下がっていない事実は懸念の元になっている。

四半期ごとの労働力調査によると、2011年第一四半期の南アフリカの失業率は25%と2010年第一四半期の25.2%より若干下落した。雇用環境がよくないにもかかわらず、賃金妥結と労働コストはインフレを上回るレベルである。全般的な平均賃金妥結の割合は2011年第一四半期に8.2%となった。単位あたりの労働コストは2010年第四四半期において7.7%と労働生産性の伸び第三四半期には3.1%下落、第四四半期にも2.2%下落した。

インフレの見通しの主なリスクはコストプッシュ型の圧力から来る。食料品価格インフレの加速は、世界の食料品価格がピークをうったものの、しばらく続くであろう。

原油の国際価格は過去数週間でかなり価格の動きが大きく、1日で13USドルも下落した日もあった。過去数週間で急上昇した結果、1バレル126ドルをブレント原油は記録し、前回の金融政策決定会合以来、3ドル下の水準である。短期的には原油の国際価格は下落しない見込みである一方で、価格が現在のレベルで落ち着くか上昇するかは不透明である。過去2ヶ月で南アフリカ国内のガソリン価格は8.8%上昇し、年初から17.4%上昇している。

金融政策決定委員会はインフレ圧力はコストプッシュ型のものとの見方を続けている。これにより、2012年第二四半期において一時的にはインフレターゲットを超える可能性がある。よって、二次的な影響により、インフレ全般への圧力となる可能性がある事を認識している。

金融政策決定会合は上記を踏まえ、レポレートを5.5%で当面の間は据え置きとする。インフレの上昇リスクを考え、コストプッシュ型の二次的な影響によるインフレの兆しに注視し、金融政策決定委員会はインフレがターゲットを持続的に超えるようであればタイミングよく反応する事に対してためらわない。加えて、金融政策決定委員会は国内の需要増によるインフレリスクに関しては緊張感を持って対応する。



*********** ランケンの感想 ***********

気になったのは南アフリカの生産性に関する部分でしょうか。
労働生産性が落ちているのは、正直頂けない。。。
インフレを上回るレベルでの賃上げは国際競争力の観点からはどうかと思います。

南アフリカ中央銀行としては物価安定の観点で見ていますが、政府としては国際競争力の観点で見るべきじゃないかなぁと思いました。
ランドが上昇するのも競争力の下落につながってしまいますが、賃金上昇圧力が高いのはやはり与党ANCの支持母体が労働組合であることによるものでしょう。

ANCが与党から落ちる可能性ってほとんどないと思いますが、賃金下げて競争力上げたほうが失業率は下がる気がしますけどねぇ。。。
まぁ、25%から見るとせいぜい知れてる気もするかなぁ。。。

だからと言って、別にランドが下落するとかって話ではなく、かなり長期的に見て気になったぐらいです。
それ以外にあんまり気になる所はなかったですね。
まぁ、がんばってもらいましょ。↓
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昨日の南アフリカの政策金利

昨日の南アフリカの政策金利


昨日の南アフリカの政策金利は据え置きとなりました。
完全に予想通りの結果になりましたね。
年内は5.5%のままかなぁって感じになってます。↓
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また、ランドが昨日は大きく下落しており、下落率は対ドルで3.5%となっています。
ドルが上昇したのもあるのですが、世界経済の成長に対する不透明感が強くなったものとされています。
ただねぇ、あげすぎてたから下がりたかったんでしょって感じがしなくはないんですけどね。。。

世界経済の不透明さは中国経済の伸び率が弱くなってきている点に集約されそうです。
これにより、コモディティも新興国株も下落し、全般的にリスク回避モードと言う流れです。
市場としては、修正と言う見方の方が強いようで、今までがやや強すぎたと見ているようです。

シルバーなんか明らかに異常でしたよね。
あそこまで上がっちゃうと、衝撃が加わると一気に落ちてしまうのはやむを得ない所なんでしょうか。

南アフリカ中央銀行は、コモディティ価格上昇は今年の第四四半期までに6%のターゲットを超える可能性があるとしています。
つまり、金利の引き上げをするかもしれないと言う事ですね。
ただ、現状は南アフリカ中央銀行としても来年の第一四半期で6.3%がピークであろうと考えているそうです。

南アフリカとしてはコモディティ価格の下落は残念な話で、スタンダードバンクによるとランドはやや高めな事もあり、弱い方にバイアスがかかるだろうと述べられています。
南アフリカも今年はコモディティにだいぶ動かされそうですね。↓
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老いないためには教育?

老いないためには教育?


南アフリカの新聞を読んでいたら、興味深い話が出ていました。
教育を早く離れた人は歳を取りやすいと言う研究が英米の研究者から発表になったとの事です。
南アフリカとあんまり関係ないような気もしますが、他に面白いネタもないのでこれにします。↓
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テロメアって染色体の末端にある構造体があります。
これは、歳を取る事に関する細胞のダメージや喪失から守る細胞なんだそうで、このテロメアが短いと老いやすくなるんだそうです。
特に若い時に、どれだけ教育をたくさん受けたり勉強したりが、長期的に重要な影響を与えるとされています。

調査は中学校を卒業できなかった人、中学を卒業した人、高校まで出た人、大学の学位を取得した人で分けて、テロメアの長さに関しての研究がされました。
結果は教育を受けれなかった人はより歳を取りやすいことの証拠が得られたそうで、今までにも他にそういった調査結果はあったんだそうです。

ちょっと、気になったんで簡単に調べてみました。
下はハーバード大学のマウスを使った研究の説明です。
テロメアの長さが細胞を守れるかどうかを決めるって話みたいです。

テロメアの研究

なんとなく、感覚的にも分かりますよね。
若々しい人って、なんかいつも勉強しててハツラツとしてる気がします。
老けてる人って、勉強とかしていないと言うか、好奇心がないと言うか、まぁあんまり活動的じゃないですよね。

そういうのって学問として研究されているってのも驚きですが、実際に遺伝子レベルだかDNAレベルで変わってくるって言うのはある意味で衝撃的です。
実感として分かるけど、改めてそう言われるとうーんって感じですよねぇ。

と言うところで、アンチ・エイジングしてる皆さん、ランケンの経済英語スクールなんていかがでしょ(爆)。
喜んでバナー貼っちゃいます(笑)。

経済英語スクール



そう言えば、以前Wall Street Journalだったと思うんですが、二ヶ国語以上話す人はボケる確率が低いんだって言う調査結果が出ていた記憶があります。(ここ1年以内だと思うんですが記憶が怪しい。。。ボケてる。。。)↓
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南アフリカの政策金利

南アフリカの政策金利は5.5%の据え置き


南アフリカの政策金利は5.5%の据え置きとなりました。
予想通りですかね。↓
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ドイツの政治懸念とか

ドイツの政治懸念とか


なんかドイツの政治的混乱の話が出てますねぇ。
まずは南アフリカの話から。↓
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南アフリカの第一四半期の生産量が4.1%昨年より上昇しました。
3月単体で見ても、昨年の3月よりも4.6%上昇とかなりいい調子のようです。
要因は主に自動車及び関連部品やアクセサリー生産の増加、その他の交通設備が15.9%と大きな増加となっていることで、全体の増加を1.6%押し上げています。

南アフリカのスタンダード銀行はこの数字は予想を超えるとして評価しています。
ただ、GDPへの影響はまぁまぁと言った所のようで、めちゃくちゃ上がる感じではないようです。
少しは上方修正できるかなぐらいかな。

さて、国際情勢ですが、ドイツの連立与党の1つ自由民主党が政治的危機に陥っているようです。
Financial TimesなんかはMeltdownなんて言葉を使ってますね。
やめてほしいもんだ。。。

これで困っちゃうのがメルケル首相で自由民主党と連立を組んでいるため、自由民主党の動きによっては今後かなりの混乱が予想されます。
なんか、ソロスが昨年あたり言ってた通りの展開になりつつありますねぇ。
ソロスは政治的にユーロ諸国の税金投入は政治的に耐えられないだろうって言ってましたが、まさにその通りの事が起きてるか。

特にドイツな話なので、第一党じゃないにせよ神経質にならざるを得ません。
フィンランドもこれ以上のギリシャなどへの税金投入にたいして非常に厳しくなってきています。
これからは政治問題に焦点が移ってくるかもしれませんね。

うぅ、苦手だ。。。
って言うか、分からんでしょ。ドイツの政治とかフィンランドの政治とかって言われても。。。
まぁ、そうは言ってもピンポイントで分かる時あるはずですけどね。

もう1つユーロで気になる話がECB次期総裁なんですが、メルケルさんはイタリアのDraghi氏をサポートするかもしれないと伝えられています。
コレ、ユーロの中央銀行トップともあろう人を、イタリアなんてPIIGSの1つに指名されている財政放漫な国の人にやらせていいのかって分かりやすい議論です。
メルケルと言うかドイツがOK出せばほぼ決定ではあると思うんですがね。

ECBのトリシェ総裁の任期は11月までで、6月ぐらいには決めるそうです。
このDraghiさんって人は元ゴールドマンサックスでもあるんですね。
次期ECBの最有力候補となっています。

来月あたりが色々と興味深い所です。↓
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リーマンブラザーズのジャンクボンド

リーマンブラザーズのジャンクボンド


南アフリカの経済ニュースが明るくなってきています。
製造業の2月の稼働率は79.4%となり、電気機器類などは83.3%にまで回復しています。
もっとも伸びたのは6.3%上昇の自動車関連業界となっています。↓
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消費者レベルではATMにおける現金引き出し額がかなり増えています。
4月が休日が多かったのもあるんだそうですが、それでも昨年の4月に比べて3.56%増とかなり増えており、消費者のセンチメントの改善を示しています。
また、今年の1月から3月における現金引き出し額も昨年の1月から3月より増えています。
これってインフレ勘案したらあんまり変わってない気がしなくもないんですが、Bureau for Economic Researchは明らかに消費者の自信を感じると述べています。

消費者のセンチメントが良くなっているのは、金利の低下とされています。
もっとも高い時に比べると6.5%下がっていますので、影響は大きいですよね。

さて、世界のヘッジファンドの王様ジョン・ポールソン氏が破綻したリーマンブラザーズの債権でかなりの利益を出しているなんて話がWall Street Journalに出ていました。
リーマンの破綻時にポールソンは同社の債権を元の債権の10分の1ぐらいの値段で買い漁っていたそうで、利益は3億5000万ドル(約280億円)から7億2600万ドル(約600億円)と見積もられています。

ポールソンとポールソンファンドが買った債権の額は70億ドル(約5600億円)。
額面の八分の一程度で買ってるようです。

債権なので、現在差し押さえられているリーマンブラザーズの資産を破産裁判所において債権保有者で持分に応じて分けるんですが、分けられる額がポールソンが買った額より高ければ利益が出るって話ですね。
リーマンの債権なんていらないって諦めた人から大量に買って、処分が裁判所で決まって儲かっちゃうわけですから、まさにジャンクボンドで大もうけです。

さすがだよなぁ。。。
破綻した後でも利益出すんだから。。。
まぁ、リーマンブラザーズぐらいの会社なら相当いい資産持ってるでしょうからね。

債権の世界ってほとんど知らないんですが、こういうの聞くとスゴイなぁって実感できますね。
株よりおいしいなぁ。↓
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南アフリカの外貨準備高とか市場とか

南アフリカの外貨準備高とか市場とか


南アフリカの外貨準備高が4月は増加し、460億ドル(約3兆6000億円)になりました。
3月の447億ドルから13億ドルの上昇です。
上昇の理由は主にドルの下落による金価格の上昇と言う事ですが、為替介入も入ったそうです。↓
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年初の雑感にも書きましたが、5月になっても資本流入がとまりませんねぇ。
まぁまぁ雑感どおりの展開じゃないでしょうか。
コモディティが直近は下げてますが、基本的なスタンスまだ変わってません。

年初の雑感

そう言えば、Two Speed Recoveryなんて言葉が出ています。
新興国と先進国の回復スピードが違うというものですが、当たり前と言えば当たり前でしょうかね。
どっから出てたっけな。IMFだったと思います。

さて、ギリシャの格下げが出ましたね。
Bになったんだっけか。(覚えてない。。。)

コレを受けてユーロが売られてますが、何を今更って感じはしますよねぇ。
市場が下がりたかっただけでしょうみたいな。。。
こういうのはファンダメンタル後付けだなって思います。

本当か知りませんがギリシャのユーロ離脱の話は燻っています。
ギリシャが離脱するとどこまでヒドイ事になるのかさっぱり検討付きませんが、かなりヤバイって話ではあります。
ギリシャ一国ならともかくポルトガルとかがあるもんでややこしい。

となると、ヨーロッパでまた救済な形になるんですが、いい加減にしろって話でヨーロッパの中が割れてます。
来年2012年のファイナンスで300億ユーロ(約3兆5000億円)が追加で必要とされており、厳しいようです。
なんか、冒頭の南アフリカの外貨準備高レベルですね。。。

時間もお金もないのがギリシャでつらい所なようです。
日本も人事じゃないと思って見るべきでしょうね。
その内、アメリカにすら財政緊縮を求められる日が来るかもしれない。。。
相当それは情けない話である。。。↓
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ランケンスクールとかギリシャとか

ランケンスクールとかギリシャとか


昨日はランケンの経済英語スクールの日でした。
GW、雨の中にもかかわらず来て頂いた皆様どうもありがとうございました!
楽しかったです。↓
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昨日のスクールの中で印象的だったのは英語の読み方かなぁ。
英語教える部分って30分あるかないかなんですが、ちょっと読み方のコツ教えてあげたら、Wall Street Journalぐらいは、もう読み始められちゃいました。
いきなり全部なんて読めないですけど、第一パラグラフが読めれば十分でしょ。

後はやっぱりリテラシー。
日本語で読んでも分からんものを英語で読んでも分からんですよね。
なので、分かる英語からはじめるのがいいと思うし、ランケンスクールでリテラシー付けてもらえばWall Street Journal程度はすぐ読めるなって改めて思いました。
リテラシーは2回の講義でもう金融政策と財政政策の違いはさすがに全員分かってくれたと思う。(いまいちスッキリしないとか質問のある人、聞きにきてくださいねぇ)

さて、英語スクールの話ばかりしてても大半の方には退屈でしょうから、思いっきり動いてるユーロをめぐる世界情勢。(結局、昨日スクールで取り上げた題材になりつつある。。。)

金曜日にルクセンブルグでユーロ圏の財務省トップクラスが集まりギリシャとポルトガルについての救済策について会合が持たれたようです。
ドイツのサイトでは、ギリシャが脱退するんじゃないかとの話も伝えられ、これがユーロ急落の要因とされています。
何を今更と言うか、ユーロみたいな通貨が上がりすぎてただけって気はしなくもないんですが。。。

これに対して、ギリシャの首相はギリシャがユーロ脱退する話は非公式レベルですらないと否定の談話を土曜日に出しています。
火消しにやっきになってますが、ギリシャの首相はかなり頭に来ているようで、ギリシャおよびユーロの全ての人にギリシャの仕事を平和に出来るように妙な話を流さないでくれと要求しています。
ギリシャ側から見るとそうなんでしょうが、海外から見るとユーロが急落してるのは現実で、それはギリシャの問題が根っこにあってって感じなので構うなって言われても厳しい話です。
また、ECBもギリシャのユーロ離脱や3270億ユーロ(約40兆円)の債務リストラは恒久的な解決にはならないと述べています。

一方で、ギリシャの債務削減計画が遅れてるのも事実で、既にEUなどとの間で約束された削減は計画どおりには行っていません。
市場がこれを懸念しているのは間違いない所ですよね。

ジョージソロスなんかが言うように、ギリシャなどが復活するのはデフォルトやリストラなんじゃないかってのが市場の認識なんだと思います。
一方でユーロ圏では、それはないって言い張っているので、ある意味無駄にユーロが上げられる。

上がれば上がるほど現実と乖離して脆弱になってきますよね。
ずーっとコワイぃって言われてたし。

ちょっとおかしかったのがイタリアの新聞にユーロから脱退したほうがいいんじゃないのってギリシャ財務省が聞かれた時の話です。
それに答えて、「不可能だし、それ以前にユーロの機構はユーロ脱退を出来るメカニズムがない」って述べています。
あったら出るんかいみたいな気がしました(笑)

まぁ、でもランケンも抜けたほうがいいんじゃないかなぁなんて思わなくはないです。
ユーロにいた方が観光客来るのは楽とかメリットはあるんでしょうが、デメリットも大きいんじゃないかと。

ユーロ脱退することで失業率や貧困層が減るなら、脱退ってのは選択肢のような気はするなぁ。
まぁ、脱退した瞬間、スペインの銀行のバランスシートが劣化しますので、今度はスペインがヤバクなって、それはユーロ全体が崩壊する可能性につながるってな具合になるんでしょうけど。解決の糸口が見えませんが、ギリシャの進捗が遅れるとまた脱退シナリオが出てくるんでしょね。

ジレンマだなぁ。↓
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コモディティ急落

コモディティ急落


コモディティ暴落、ユーロ暴落の割にはランド落ちてませんねぇ。
現在、1ドル6.75ランドとやや弱まっていますが、相変わらず高値圏です。
南アフリカのネタがなくて困ってます。。(笑)↓
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昨夜は原油がスゴカッタですね。
1バレル109ドルから一気に1バレル95ドルまで下落し、Twitterで大騒ぎしてました。(一人でですけど。。。)
CFDステーションにチャートとか載せましたので、良ければどうぞ。
笑っちゃうようなチャートになってます。

後、シルバーの下落もかなりのものがありました。
こちらも既に33ドル台に突入な感じですね。
50ドル近かったんだけどなぁ。
今週だけで30%以上下げましたかね。

さすがにコモディティの値動きですが、まぁ東京電力だって1日に20%ぐらい動いたので、それを思えば個別株みたいなもんです。
面白いので喜んでやってます。
スペイン株価指数以来かなぁ。

こっから売るのも結構怖いですが、まぁスペインの時と似たようなものですかね。
でも、問題はファンダメンタル的には上に行くと思ってますので、どっかで急上昇が怖い点ですね。
思いっきり売りたいって気分にはぜんっぜんなれません。

むしろ買い下がりたい位だったりして。。。。
落ちるナイフを掴むのは懲りてるんでまずしませんが、少し上がり基調が見えたら買いたいです。

明日の英語スクール4コマとも、後2,3人だそうです。
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ドル円80円割れとコモディティ下落

ドル円80円割れとコモディティ下落


今日はドル円が80円をまた割れましたね。
相変わらずのドル安です。
アメリカが金利上げないとダメですねぇ。。。↓
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しかし、先進国の中で一番好調なアメリカが安いってのもねぇ。
まぁ、金利の影響も大きそうではあります。

コモディティの方は全滅に近い下げです。
ダウがここ2,3日下げてるのですが、リスク資産引き上げの動きが強いです。
金は1オンス1500ドルを維持はしていますが、原油は105ドル台まで入っています。

コモディティはソロスが金と銀を全て売ったとの話と、銀の証拠金引き上げなどから下げが始まりましたが、ダウも下げてるので勢いがついてる感じです。
ランケンもコモディティ買ってましたが、一気にドテンなモードです。

金は1500ドルって書きましたが、コモの中では比較的底堅いです。
なんのかんの言っても、通貨の側面を持つ金は今は強い。
ダウが調整気味ですので、これがおさまればまた強くなるんじゃないでしょうか。
うまい所下がってくれれば、買いたい気もしますね。

しっかし、ソロスってほんとスゴイ。
最近、ランケンの英語スクールの資料作ってるんですけど、ソロスは取り上げようかと思ってます。
でも、基礎編じゃ厳しいので、どっかもうちょい先のほうでやりたいな。

今作ってる資料でソロスがやってた事なんて20年近く前なんですけど、未だにヘッジファンドのトップクラスでやってますもんねぇ。
意外と慈善家だったりするんですけど、ソロス特集なんてのも面白いかもなぁ。
スクールでやりたいこと一杯です。

ってスクール明後日だ。。。
まぁ、今回は前回と同じだからいいか。
市場が熱い時期ですが、英語でも勉強しましょ。↓
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南アフリカの新車販売台数が8%上昇とコモディティ下落

南アフリカの新車販売台数が8%上昇とコモディティ下落


南アフリカの新車販売台数が年率8%上昇しました。
2011年4月の新車販売台数は38566台となり、輸出も19826台となっています。
輸出は昨年に比べて12.7%の増加とランド高にもかかわらず好調です。↓
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南アフリカの金利は現在5.5%ですが、これは過去20年の中で最低レベルです。
従って、自動車などの耐久消費財が売れ安い環境ではあります。
一方で、家庭部門での債務は高く高額商品は買いにくいのもあり、ファイナンスが出来ないため、この綱引きと言った感じでしょうか。

南アフリカ自動車工業会では景気回復が今後数ヶ月は販売台数を押し上げるだろうとしています。
ファイナンスは厳しいものの、それなりに消費支出が上向いているため、そちらの方が強いとの見方のようです。
後は金利動向でしょうかね。

さて、ケープタウンで開催のWorld Economic Forumがオフィシャルの1人はアフリカはもっと世界経済に統合されるべきだと述べています。
今回のサブプライムなどはうまく回避できたものの、長期的には統合されたほうが良いだろうと言う意見で、金融市場なども開放すべきとしています。

アフリカ全体で考えるとまだ遠いいなぁとは思いますが、10年後は結構違うかもしれませんよね。
色々と楽しみです。

コモディティに動きがあります。
昨夜はシルバーが暴落。
ここ1週間で47ドルから現在39ドル台まで下げています。

一週間で20%下落ですね。
上昇が強かっただけに落ちるのはもっと早い感じです。
ランケンはショートしてましたが、現物とかETFの方は苦しいんじゃないでしょうか。
まぁ、長い目で見るとまだコモディティがもう終わりとは思えないのはありますが、目先は厳しそうですね。↓
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南アフリカ失業率とワールドエコノミックフォーラム

南アフリカ失業率とワールドエコノミックフォーラム


南アフリカの第一四半期の失業率が昨年の第四四半期から1%上昇し25%になりました。
就業者は14000人減り1310万人となりました。
結構悪化してますね。↓
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毎度の事ですが25%ってのもスゴイ数字ですね。
4人に1人の失業率ですが、あんまり良くなりません。
景気自体は少し上向いているようですが、失業率の改善は遅れるのが通常ですので、もう少し遅くなるかヘタをすると変わらないかと言った具合。

ただ、南アフリカ統計局によると、第一四半期は通常雇用が悪化するとの事で、2009年第一四半期の20万人や2010年第一四半期の17万人に比べると1万4000人はかなり少ない方と述べています。
サブプライム後の景気より悪かったら困るので単純に喜ぶ気にはなりませんが、まぁ悪い中でもいい方ぐらいに捉えるべきでしょうか。

失業率が悪化したのは交通や建設セクターが各々34000人、25000人で、雇用が増えたのは金融セクター37000人、製造セクター20000人、鉱業セクター15000人となっています。
建設が悪化するのはワールドカップが終了したのもあり、やむを得ない所でしょうね。
個別に内容を見ると、少し楽観的になったりはします。

また、製造業の景況感を示すPMI(Purchasing Managers Index)も発表になっており、4月は56.4ポイントとなりました。
南アフリカではまぁまぁ高いとの評価となっています。
PMIには現状の景況感と将来予測の両方があるのですが、両方とも堅調であり製造業の回復を示しています。

PMIの指標はより細かい指標の合計になるのですが、その中で雇用の回復が遅れており、50ポイントを下回っています。
上の雇用の結果と合致している感じでしょうかね。

今年のWorld Economic Forumが明日からケープタウンで開かれます。
Africa Progress Reportなんてのも発表になるそうですので、結構興味深いかもしれません。

他にはジンバブエの首相のツバンギライ氏がディナーセッションのオープニングを飾るそうで、注目されています。
何が面白いかって言うと、ジンバブエは経済的に北朝鮮レベルなのですが、昨年ぐらいから大きく成長を始めています。
独裁者のムガベ大統領がだいぶ弱っていまして、ツバンギライ首相がうまくジンバブエを立て直せるといいですよね。↓
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オサマ・ビン・ラディンの殺害と実行計画

オサマ・ビン・ラディンの殺害と実行計画


もうご存知かと思いますが、今日オサマ・ビン・ラディンがパキスタンで殺害されました。
World Trade Centerに飛行機が突っ込んでからほぼ10年。
ついに世界最強のテロリストが殺されました。↓
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中東の放送局アルジャジーラを見ましたが、かなり計画的に実行されたようです。
そもそも、この作戦にはパキスタン政府も全面的に協力したとパキスタン首相が認めており、パキスタン政府とアメリカ政府が数ヶ月にわたって計画されたものだそうです。

実行時間はわずか40分。
アメリカ部隊もパキスタンの民間人にも被害ゼロと言うほぼ完璧な作戦だったようです。(ヘリコプターが壊されたみたいですけど)

オサマ・ビン・ラディンはパキスタンのお屋敷に長らく住んでいたようで、4メートルか5メートルの高い壁のあるような屋敷だったそうです。
建築されたのは5年前で、ゴミも屋敷内で焼く事ができるようになっているようなもので、アルカイダの作成が作られていたんでしょう。

CIAがアメリカのオバマ大統領にビン・ラディンの場所について知らせたのは昨年の9月で、その後数ヶ月の内偵捜査が行われています。
オバマ大統領も5回の会議に出席し、作戦部隊はリハーサルをあらかじめ行ったんだそうです。

アメリカとしては生きて捕まえたかったようですが、ビン・ラディンの反逆があったため殺害と言う形で終わっています。
死体はアフガニスタンに運ばれた後、イスラムの伝統に則って海に葬られたとされており、DNAでの本人確認はされています。

ビデオとかいっぱいありますけど、よろしければごらんください。
最初の画面はオサマビンラディンが殺された場所かな?

アルジャジーラのオサマ・ビン・ラディン殺害ニュース


アメリカは今回の作戦の成功により報復が確実にあると考えているようで、警戒レベルを上げています。
もちろん日本の米軍もですが、まぁどっか他で起こるんじゃないでしょうかね。
アメリカは旅行者に注意を呼びかけていますので、白人の皆様はご注意ください!(そんな奴ランケンにいねぇって)

すごい話ばっかりです、今年は。↓
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ソロスの錬金術とオイルショック

ソロスの錬金術とオイルショック


昨夜はジョージソロスの本を読んでて朝になってました。
このGWは経済英語のスクール資料を作ろうと思ってはいるんですけど、遅々として進みませんねぇ。。。
ソロスの本なんか読み出しちゃうからいけない。。。↓
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ソロスの本読んでて思ったんですが、国家と言うものは同じような間違いをし続けているんではないかと思ったりしてます。
昔から言うように時間と場所を変えてなんでしょうが、バブルの発生ってのは抑えられないもんなんでしょう。
なんか、経済モデルをコンピューターで計算させても、やっぱり起きちゃうものなんだそうです。



そもそも、流動性を高くすべくレバレッジをかけれるってのがバブルの発生原因という説もあり、そうであればバブルは避けられないものなのかもしれません。
ソロスの本の中で興味深かったのが1973年の話。

実質利子率の低下
貿易の拡大
ドルの下落
インフレ
マネタリズムが政策の支柱

全部、今と同じって思いましたね。
1973年に何があったと思いますか?
オイルショックです。

エネルギーの話が大問題だったわけで、エネルギー政策が非常に重要視されました。
そして、2011年の今、日本の大震災が火をつけたかもしれませんが、またしてもエネルギー政策が脚光を浴びています。
もちろん当時は戦争によって引き起こされたオイルショックですし今とは違う部分も多いでしょうし、現在の原油上昇は違うかもしれません。

とは言え、違うからって決め付けて何も学ぼうとしないと進歩はありませんよね。
ひょっとしたら、コンテンツが戦争か地震かの違いで構造的には対して変わらないかもしれません。
ランケンも悩んでます。
相当、難解な本だとは思いますが、おススメです。

経済の基本が分からないと難しいかもしれませんけど。
そういう方はランケンのスクールにでもお越しください(笑)(あ、場所は虎ノ門になりました。ホテルオークラの裏ぐらいです。しばらく虎ノ門で続ける予定です。)
次回は今度の土曜日の5月7日です!↓
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経済英語スクール


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ランケン商会 fxzar@hotmail.co.jp
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