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南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン)
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羽田の新国際空港

羽田の新国際空港


羽田の新国際空港に来ています。
新しい。
飛行機2時間ぐらい遅れてます。。。↓
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飛行場混んでるんですけど、どうも本当に飛行機乗る人よりは見物の人の方が多そうです。
出国審査過ぎたらガラガラ。
外側はどの店も大繁盛です。
料金高いのに人がいっぱい並んでる。

この空港、国際空港にしては小さいです。
コンパクトでいいと言えなくもないですが、予想以上に小さい。
1日遊べるほどはないなぁ。
せいぜい半日かな(多分1時間ぐらいで終わっちゃう)
なんか地方空港みたいです。。。

空港のラウンジはキレイですね。
コンパートメントで仕切られて、個室っぽくなっている所もあるし、外よりだいぶ快適です。
まぁ、ラウンジって位ですから、快適じゃないとねって感じはしますけど。

飛行機はキャセイパシフィック。
割と好きですね、キャセイは。
日系より快適なイメージあります。

また、時間あったら書きますねぇ。↓
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ランド高値更新!

ランド高値更新!


ランドがまた高値を更新しています。
現在、1ドル6.64ランドと上昇のモメンタムが出てきています。
なんかBRICSに入ると言うのが好感されたという話も。↓
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BRICSに入る事で、これらの諸国との貿易が増えると期待されており、先進国抜きの大きな経済圏と数えられるようになるかもしれません。
2020年にはBRICS全てによるGDPはアメリカを超える見込みです。
実質的なリーダーは中国でしょうから(インドは反発しそうですけど)、南アフリカも基本的には中国の顔色を伺わないといけないでしょうね。

南アフリカはインド、ブラジルとは既にIBSAと言う同盟関係を結んでいますので、この2ヶ国とはまずまず良好な関係でしょう。
中国はアフリカに本気で食い込んできているので、摩擦が生じるんじゃないかなぁと(ま、中国は世界中の摩擦を起こしているので、当たり前かな)
南アフリカとしては、アフリカ9億人を代表するぐらいのつもりで行かないと、他の4ヶ国に比べて明らかにパワー不足です。

ランドは来年もあんまり下がらなさそうですね。
金利高いし、インフレは低いし、成長率がイマイチではありますが、BRICSやらアフリカ全般の成長を考えるとまぁまぁ悪い話は少ないでしょう。
リスクは世界経済(と言うかスペインと言うべきか)かなぁ。

明日から香港です。
ちょっとランケンもお休みになるかもしれません。
PC持って行きますが、もしかしたら忙しくて書けないかもです。
皆様、良いお年を!↓
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シルバー高騰とジムロジャーズ

シルバー高騰とジムロジャーズ


シルバーが高騰しているとのニュースがウォールストリートジャーナルに出ていました。
わずか3ヶ月で20ドル弱から30ドル弱まで上昇しています。
ランケンがシルバー高騰で思い起こすのはやっぱりジムロジャーズ。↓
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シルバーのチャート

スゴイですね、ジムロジャーズ。
なんで分かるんだろう。
ランケンもどっかでジムロジャーズがシルバー買えって言っていたのを紹介したと思うんですが、本当にその通りになっています。
目先チャートは必ずしも強いとは言いがたいですが、ジムロジャーズは10年間コモディティだって言ってるので、まだ上がるんでしょうね。

CFDステーションのジムロジャーズ記事

ここまで来ちゃうとジムロジャーズのユーロ崩壊説もやっぱりそうかもぉとか思いますね。
ジムロジャーズは10年後にユーロは存在しないだろうって言っています。
ユーロの事以外も含んでいるかもしれないのですが、更に多くの通貨に関する問題が噴出するだろうと述べており、通貨はこれからどうなるんでしょうかね。
ユーロ、買っちゃいけませんよ。。。
(まぁ、裏を返せば売ればいいってウワサもあるんですがね、何に対して売るか。FXならXAU/USDかなぁ、やっぱり。金/USドルのロングですね。これにEUR/USDのショートとか組めば金ロングのユーロショートポジションの出来上がり。コレ最強じゃないかなぁ(笑))

今日は東洋経済の2011年予測かなんかを通勤中に読みました。
新興国への資金流入のグラフが興味を引いたな。
あれ、きっとランドのチャートと組み合わせるとそのまんまになるんじゃないかと思いました。(まだ、検証してませんが、こういう仮説がないと将来の予測なんか出来ませんので大事なんです)

南アフリカはまだお休みムードっぽくてあんまりニュースありません。。。
ま、便りがないというのはいい知らせって事で。
あさってから香港だ、いつものように何も準備していない。
リュックで十分かな。

来年もコモディティは確定かな。↓
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香港に行ってきます!

香港に行ってきます!


クリスマスも終わり、次はお正月ですねぇ。
ほんっと、季節感って無くなりましたよね。
なんか、クリスマスだとか正月だとかって特別な事をするのがメンドイみたいな空気が世の中あふれてる気がします(ランケンだけか?)↓
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今週の水曜日から香港に行ってきます。
ランケン、中国行ったことがないんですよね。
香港もはじめてです。

でも、飲茶大好きなのでそれに期待!
後はマカオでカジノかなぁ。
ラスベガス大好きなランケンですから、ラスベガスを凌駕すると言うマカオには興味あります。

なんかショーなんかでオススメなのってあるんでしょうか?
ラスベガスはカジノだけじゃなくてショーが割と面白いんですが、マカオってどーなんだろう???
ご存知の方は是非お知らせください!

今日は世界のニュース見ても全然面白くないので、雑談でしたぁ。。。
クリスマスなんだもん。
なーんもないですね。

GEがサンタンデール銀行にメキシコの住宅ローンビジネスを20億ドル(約1600億円)で売却したなんて話は出ていましたけど、GE買ってサンタンデール銀行でも売るかとか思ったぐらい。
サンタンデールも何考えてるんでしょうかねぇ。。。
ヨーロッパでは強いんですが、元々スペインの銀行であんまり余裕無いんじゃないかと思うんですけど。
不良債権いっぱいあると思うけどな(知りませんけどぉ。。。)

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南アフリカ、正式にBRICS入りか

南アフリカ、正式にBRICS入りか


メリークリスマス2回目!
今日はオプションの勉強してましたぁ(笑)。
2年前はCFDステーション企画ミーティングをSarahさんと鷹鳩さんとしてたなぁ(爆)↓
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今日は中国がまた利上げしてますね。
中国のインフレ抑えられてないですねぇ。
中国当局もちょっとヤバイと思ってるんでしょう。

元の切り上げは遅かれ早かれですが、割と早いかもしれません。
ユーロ危機の次に重要なテーマかもですね。
今回の利上げで中国の金利は0.25%上げられました。

ちょっとスゴイかもしれないニュースです。
その中国は来年に北京で開かれるBRICのサミットに南アフリカのZuma大統領を招待すると新華社通信が述べました。
新華社通信ですので、公式でしょうね。

ロイター記事

中国外務大臣もブラジル、インド、ロシア、中国のBRICは南アフリカをグループのフルメンバーとして受け入れると述べています。
南アフリカはこれでBRICSの正式メンバー入りかもしれません。
何をもって正式かって話はあるんですが、ゴールドマンが違うとは言っても、この4カ国がOKと言えばOKでしょう。

BRICSの5ヶ国でのサミットで、先進国完全に抜きです。
先進国が入るとどうしても債務問題のサミットになるんでしょうが、この5ヶ国だと何を話するんでしょうね。
ランケンは5ヶ国の経済成長はもちろんですが、資源の話だろうと思うなぁ。

このサミットの位置づけは将来的にしか分かりませんが、結構大事なサミットとなるかもです。
G20>BRICS>G7になる可能性はあるんじゃないでしょうかね。
すげーワクワクする(ランケンだけ?)

南アフリカのBRICSの中での位置づけは一番下でしょうけどね(笑)。
成長率はブラジルと同じぐらいですが、人口が小さいし、労働人口で比較しちゃうとやはりそこまでは行かないでしょう。
ただ、中国にとってアフリカはロシアやブラジルよりは大事な戦略地域のはずです。

資源としても、アフリカでのビジネスにしても政治にしても中国はアフリカを非常に重要視しています。
実際、南アフリカの最大銀行の1つに中国工商銀行が出資してたりします。
ますます楽しくなってきました。↓
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ランド3年ぶりの高値!

ランド3年ぶりの高値


メリークリスマス!
クリスマスですねぇ。
ランキングに1票プレゼントおねがいしまぁす!↓
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日本はあんまり景気のいい話はないように思いますが、ランドは約3年ぶりの高値を記録しています!
現在、ランドは対ドルで6.729ランド。
これ、結構スゴイ数字です。

下のグラフは2000年以降の10年間のランドの長期チャートです(週足)。
下に行くほどランドが高い状況です。
2002年とか2008年位に大きくランドが下がっていますが(グラフ上は上に伸びている)、これはITバブル崩壊とサブプライムバブル崩壊の2回です。

ドルランド週足
ドルランド10年チャート

なんとも分かりやすいグラフですね。
結構インフレが強い時期もありましたが、インフレが収まって先進国がダメになった今、ランドは高値圏に入ってきています。
今年入ってからずっと強気な見通しですが、ちょうど2007年の終わりぐらいの高値が今日の価格になっています。

かなり強いんですが、今の状況だとこうなりますよねぇ。
2008年のバブル崩壊に伴う暴落でカットされた人は残念ですが、維持できた人はかなりプライス戻してきていると思います。
ランド円が12円強なのはほとんど円高の影響によるものとなっており、円安になれば15円超えるようなレベルです。

グラフを見れば明らかですが、バブル崩壊などがなければそうはおかしな事になりませんよね、当面は。
南アフリカの新聞も、南アフリカにお金が流れ込んできちゃってランド高騰で、南アフリカの競争力低下で困っているって言う論調です。
でも、今の世界経済だと、それって避けられないと思います。

先進国の負債問題ってものすごく大きくて、一朝一夕にはとても解決されません。
今は、ヨーロッパの弱小国が返せなくなるんじゃないかって懸念で国債がかなりヤバイ事になっていますが、ヤバイ事になっていない先進国のアメリカだって日本だってイギリスだって、厳しいのが現状です。
長期的な成長性や伸び余地なんかまで考えちゃうと、どう考えても南アフリカなどの新興国にお金が流れざるを得ない。

バブル崩壊は奇しくも今後の世界の行方を新興国に託さざるを得ない事を露呈してしまいました。
短期的・中期的には南アフリカも通貨高騰で苦しむでしょうが、これをバネにして競争力強化をしてもらいたいですね。

ランドに投資している側としてはゆっくりと見れる状況になって嬉しくはあります。
2年前ぐらいのクリスマスとは偉い違いだ(笑)。
と思って2年前の記事を読み返して見ました。

ランケン2008年12月の記事

アメリカのGMが破綻しかけてた頃で、その手の記事が多いかな。(CFDも始めてるなぁ。いいポジション取れてるなぁ)
しかし、2年前の内容が今とほとんど変わってない。
結構正しいし、一貫性があると言えばいい気もしますが、ある意味驚く。。。(え?成長してない?うーん。。。本人的には成長したつもりなんですが。。。)

後は機軸通貨の記事なんかも書いていますね。
2年前から今のユーロ危機は叫ばれていて、それを取り扱っただけですが、ランケンの嗅覚も素人にしては悪くないなと(笑:クリスマスなので少し自分を持ち上げてみたりして)

基軸通貨はドルOrユーロ?


未だにこのスタンスで取引やってますからね。
かーなーり長期派でしょ?(爆)
ランドもか。サラリーマンだもーん。硬くいかないとですよね。

皆様も今年は良いクリスマスを!
メリークリスマス!↓
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ロシア、南アフリカのBRICs入りに言及

ロシア、南アフリカのBRICs入りに言及


ランキングが50位割り込んでしまいました。。。
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ロシアのメドヴェージェフ大統領が南アフリカはBRICs入りすべきと述べています。
うまくいけば来年早々にもという形となっているそうです。
BRICsって元々ゴールドマンサックスが作り出したものなのですが、実際は公式な提携関係はありません。
ただ、色々な形で協力関係をこの4ヶ国で築いている部分はあり、各国もかなり意識してはいるようです。

ゴールドマンサックスは南アフリカはBRICsではないとしていて、理由は中間層が他の国ほど多くない事としています。
南アフリカとしてはかなりBRICsを意識している部分はあって、非公式とは言えBRICs入りを望んでおり、IBSAと言う提携関係は結んでいます。
こちらは、ブラジル、インドとの提携ですので、中国とロシアは入っていません。
多分、インドと中国があんまり仲が良くないんだと思います。

今回、ロシアが言及したのは国連での発言力の強化を狙っているようで、政治的な発言な可能性もあります。
残念ながら、現在の先進国はかなり厳しく、新興国が政治的にも力を付けていくのは避けられないと思われます。
公式であろうがなかろうが南アフリカがこれらBRIC諸国との関係を深めることは経済的には大きなメリットがあり、南アフリカのZuma大統領も積極的に関係構築を進めています。

今日はハンガリーの格付けが格付け会社のフィッチに下げられていますね。
ジャンク債券一歩手前です。
今年は今後の世界の勝ち組と負け組みがはっきりした年なのかもしれませんね。↓
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原油90ドル突破

原油90ドル突破


10月の南アフリカの景気先行指数は11.5%の上昇となりました。
指数としては129.8ポイントとなっています。
ただし、前月の16.3%からは下落です。↓
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この景気先行指数は向こう6ヶ月から12ヶ月の経済動向を示すものです。
南アフリカ中央銀行は先行指数が若干下落のトレンドを示しているとして経済の回復が減速してきたとの認識を示しています。
特に建設業や自動車販売が弱いようで、あまり景気回復が力強いものではないようではあります。
まぁ、今の世界経済だと厳しいでしょうねぇ。

さて、市場では原油がついに1バレル90ドルを超えました。
景気悪いにもかかわらず強いですね。
年初にランケンも原油市場は100ドルを付けるでしょうなんて書いてましたが、ちょっと足りないものの、かなり近くなってきました。
Corn20101222.png



うーん、とうもろこしでも買っておこうかな(スゴイあげてます)。
原油が100ドル超えると、バイオ燃料の需要が出てきちゃいますので、まだ上がる可能性ありますね。
ちなみに、南アフリカはとうもろこし強いです。↓
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ムーディーズがポルトガルを2段階格下げの方向

ムーディーズがポルトガルを2段階格下げの方向


ムーディーズがポルトガルを2段階格下げの方向であることを発表しました。
現在はA1は長期的な格付けと一致しないとムーディーズは述べていますが、今さらな気はしますね。↓
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ポルトガルはアイルランドと違ってバブルに踊ったわけではないとされています。
ただし、経済の成長力が低いとされていまして、現状の世界経済の停滞を勘案すると国債の返済が出来るのかって言うのが市場の懸念です。
次に救済が必要な国の筆頭ですが、格下げは金利として国中に重くのしかかります。

ムーディーズもそれが分かっているので、あんまり下げたくないでしょうが、さすがにA1は維持できなさそうです。
それでも、償還される確率は高いって言ってるんですけどね。

ソロスに言わせたらデフォルトしないとダメだよですし、市場もそう思ってるからこそ金利が上がってるんでしょうから、どうも格付け会社と市場の意見って違います。
民間の格付け会社が政府っぽい立場になっちゃうって言うのもおかしな話ですよね。

相変わらず、スペインの国債も下落が続いていますね。
株価はちょっと上がってますけど、ドイツがそれ以上に上昇しています。
さすがだわぁ。

年内にもう少し仕込もうかなぁ。↓
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OECDのスペイン経済対策

OECDのスペイン経済対策


南アフリカとEUとの経済パートナーシップ条約(Economic Partnership Agreement)締結が暗礁に乗り上げています。
理由はWTO(世界貿易機構)が南アフリカを新興国ではなく先進国として分類しているためとの事で、いいような悪いような状況に陥っています。
元は、先進国が貧しい国を助けようと言う意味合いで始まっている部分もあるんでしょうが、時代は変わってきていて、いまや先進国も余裕はないし、南アフリカへ税制優遇なんてできないって所はあるんでしょうかねぇ。↓
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ちょっと違うのですが、似たような話がOECD(経済開発協力機構)からも出ていまして、OECDはスペインに対して労働市場と製品市場の自由化を進めるべきだと提案をしています。
OECDって先進国中心の経済開発団体で、割と新興国にそういう発言を今まではしてきたように思うのですが、その矛先がスペインに向かっているのが、時代が変わったかなぁなんて個人的には思います(やや、こじつけか。。。)

OECDはスペインは不況から回復しつつはあるが、やはりダメージは大きく20%の失業率は2012年になっても17.2%と予想しています。
ただ、成長率は今年0.2%のマイナスが2011年は0.9%、2012年は1.8%とされており、今後は回復が見込まれていますが、世界経済全体から見ればかなり後ろの方ですね。

日本人として気になるのは、年金の改革をすべきだって指摘されている部分です。
GMにしろ、JALにしろ、ギリシャにしろ、アイルランドにしろ、どこもかしこも破綻すると年金って刺されますね。
定年の延長とだいたいセットになりますが、競争力をつけて長く働きなさいって話にならざるを得ません。
競争力の方は簡単には付かないので、長く働きなさい、年金はナシか大きく減額ねってIMFとかに突きつけられて、法制化せざるを得ないみたいな状況にどこもかしこもなります。

ギリシャやポルトガルあたりならともかく、スペインがユーロ脱退は現実的には考えられません。
そうなると、通貨安による競争力確保もできないわけで、高い通貨を維持しながらも国民の努力で克服せざるを得ない。
そんなん出来るのか?って話はありますけど、それしかないですよね。

スペインはまだ救済に至っていないので、火はついていません。
でも、財政政策、金融政策もうてない。通貨は高いので競争力は回復しにくい、借金は首が回らないほどある、などなどツラすぎる。。。

OECDが言うのも分かるんですけど、あんまり何にもなりませんね。
ほんと、救いようがない。。。
また、ユーロが下がってきていますね。

日本もヒトゴトではないですよね。
先日も書きましたが、日本国債は国内で消化出来ている内はいいですけど、それが出来なくなったら、厳しいと思います。
ランケンは投資の腕を磨いておこう。。。
国は頼りにできないもん。(ま、してないですけどね)↓
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忘年会

忘年会


今日は雑談ですぅ。

昨日はマゼンベ負けちゃいましたねぇ。
ランケンも朝の4時まで見ててちょっと残念でしたが、よくやったと思います。
3:0はさすが王者のインテルだなぁと。↓
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イタリアもさぞや嬉しいでしょう。
イタリア売ってるランケンも少し買い戻そうかとちょっとだけ思いました(笑)。
買い戻しませんけど(爆)。

今日は池田ゆいちゃんの「花カフェ」でトレーダー?(と言うかランケンのセミナーにむかーし来ていただいた方たちかなぁ)と忘年会してました。
赤坂に池田ゆいちゃんのお店があるんですが、なんと言うか居心地がいいんですよねぇ。

花カフェ

今の時期って忘年会シーズンなので、どこの飲み屋さんに行っても2時間までとか言われる所を花カフェ飲み放題貸し切り!
すばらしー!!!
さすが、ゆいちゃんです!
どーもありがとうございました!

参加者はYEN蔵さんに鷹鳩さんに、その他ランケンの株トレーダーのお友達。
毎回、時間を忘れるぐらい、市場論議が続きますね。
こいーんだなぁ(笑)。
素人じゃないねって思いますね。

今日は株系のトレーダーの人が多かったのですが、皆さん知識が豊富でスゴイんです。
1億とか稼いだ投資家も来てくれたんですけど(この人、マジスゴイです)、現物配当狙いからオプションまで何でもやる。
実に詳しいし、話を聞いていても面白い。
そこまでするかって思うぐらいしますね。
なんか下手なプロよりプロ(爆)

ランケンと同じようにサラリーマンなんですが、相場に対する考え方が実にロジカル。
張るべき時に張るって感じで勝負師ですね
あぁでないといけないなぁ。
ランケンもがんばろうって思いました。↓
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IMFヘッドのユーロ懸念

IMFヘッドのユーロ懸念


もうすぐクラブワールドカップの決勝戦が始まりますね。
まずは、11時から3位決定戦です。
決勝戦は1:30かぁ。。。↓
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ランケンももうテレビ見始めちゃってます。
しかし、欧州王者インテルのエトーはカメルーンですし、アフリカの選手が大活躍です。
個人技があるんでしょうかね。かつてのブラジルなど南米系の個人技のような感じしますよね。

さて、IMFのトップのストラス・カーン氏はヨーロッパの危機に対しての懸念を表明しています。
先日ランケンでも記事にしましたヨーロッパの共同債権に賛成のようですが、ヨーロッパ人が協力しないとかなり困ってる様子です。
あれだけの国が集まってる訳ですから、意思決定が遅いのは避けられないのですが、意思決定の遅さのみならず意思が統一されていない事が大きな問題となっています。

ストラスカーン氏は、包括的なソリューションでないとうまくいかないと述べており、統一された経済政策なくして統一通貨など持てないとインタビューで答えています。
おいおいおい、世界の通貨の番人の頂点に立つIMFトップがユーロにそんな事言っちゃう?って思いました。。。
まぁ、はやく、協力してやらないとダメだって厳しく言っている訳でしょうが、各国の事情もありますからねぇ。
16ヶ国もある国が自国の選挙民の意見を無視して簡単に意思統一なんてできないでしょう。

また、同氏はスペインに関しては2011年危機に陥るリスクはそれほど高くないと述べていて、リスクがない訳ではないが、スペイン経済に関してそこまで悲観的ではないと述べています。
ユーロに関して最終的には生き残るだろうと延べ、今回の危機で更に強い通貨になることを期待しているようです。

誰が見たって今のユーロはイケテませんけど、ユーロ崩壊は避けてほしいですね。
そこまで簡単に崩壊する通貨とも思えませんけど、その懸念が出ているのがやっぱりまずいです。
ユーロ発足当時から言われていた話なだけに、懸念が出るのはやむを得ない部分はあります。 ↓
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アフリカのサッカー元年

アフリカのサッカー元年


トヨタがスポンサーをしているサッカーのクラブワールドカップですが、ほとんど何も書いていませんでした。
朝、会社行く前になんとなくニュースだけは見ていたのですが、明日決勝戦でなんとアフリカのクラブ代表マゼンベが世界一のクラブの座をかけて戦います。↓
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サッカーファンの方はご存知かと思いますが、昔はこの大会トヨタカップと言って、南米のサッカークラブNo.1とヨーロッパのサッカークラブNo.1を決めるものでした。
ヨーロッパでも南米でも余りにもエキサイトして危険だと言う事で、トヨタをスポンサーにして日本で行う事になったと言う経緯があります。
それもあり、世界の大陸代表を決めるクラブとしてのワールドカップに昇格後も南米とヨーロッパの王者はいつもシード扱いになっています。

そんなヨーロッパと南米の強いクラブはどっちかなんて言う大会に南米でもヨーロッパでもない初めてのチームとしてアフリカのサッカークラブが決勝進出を決めています。
サッカー界の歴史を作ったこのクラブはコンゴ民主共和国のクラブです。

経済ブログ(FXブログだったはずでは。。。実はFXの話なんてたいしてしてないってウワサも。。。ちょっと格上げしたかったんです。。。)のランケンとしてはコンゴ民主共和国の経済状態についても書かねばなりません。

コンゴ民主共和国は貧しいアフリカ大陸の中でももっとも貧しい国の1つです。
IMFによると1人当たりGDPは2009年はわずか171ドル(1万5000円ぐらい)。
実に世界179か国中178位。下から2番目。

失業率9割を超えるジンバブエですら、375ドルぐらいの1人当たりGDPでその半分です。
年間1万5000円しか生産していないんです。
ちなみに日本の1人当たりGDPは39731ドルですから、日本の200分の1より少ないぐらいです。

原油が取れたりする国で、地下資源も実はかなり豊富にあり国土も広いのですが、資源国でよくある権益をめぐる利権争いと内戦、政治の腐敗などで国としての機能をあまり維持できていません。
また、国土は世界でも12位の広さを誇るのですが、海に面している部分が極めて少なく内陸国のため経済発展しにくい事などもあります。

内戦もコンゴ動乱、第一次コンゴ戦争、第二次コンゴ戦争など多くの戦争が起きており、特に1998年の第二次コンゴ戦争はアフリカ世界戦争(African World War)とも呼ばれるそうです。
この戦争は2003年に公式には終結していますが、なんと540万人もの人が殺されています。
年間100万人以上殺された計算で、毎年のように埼玉や仙台や広島の全員が殺害された位の大虐殺です。

また、540万人と言うと、人口ではデンマークぐらいでしょうか。
ニュージーランドでも420万人ですから、国が1つ全部殺されたぐらいの凄まじい数です。

話がそれましたが、そんな国のサッカークラブのマゼンベが明日世界一をかけてヨーロッパ王者のインテルと決勝戦を戦います。
世界有数のお金持ちプロサッカークラブと世界有数のお金のないサッカークラブの激突です。

ランケンは意地でもマゼンベを応援します!
今年はサッカーのアフリカ元年と呼ばれる年になりそうですね。
アフリカ経済も離陸しつつありますが、もっと頑張ってランケンを楽しませて欲しいです!↓
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スペインの国債販売低調

スペインの国債販売低調


また、スペイン株価指数が下げてきましたね。
今日はスペイン国債の今年最後のオークションが行われたのですが、スペイン債券の下落は続いており、売れたのは売れたのですが、10年国債利回りは実に5.45%。
南アフリカの利率とほとんど変わりません。

ただ、南アフリカとスペインの利回り的には同じですが、中身は全然違います。
南アフリカは政策金利ですから、国の政策として5.5%です。(もちろん、インフレ対応です)
一方で、スペインは国債は不人気でリスクが高いと見なされて市場から安くしか買ってもらえない結果の5.5%です。
全然、質が違います。↓
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ユーロ下落しててランド上昇してるの見てるだけでも当たり前ですかね。
そのランドは5週ぶりの高値を維持しています。
南アフリカ市場ではランドは非常に強いと見られており、ユーロが大きく売られています。

先日、最強通貨と最弱通貨の記事を書きましたが、まだEUR/ZARショートとかEUR/AUDショートがワークしそうです
GFTあたりじゃないと厳しいペアですかねぇ。

スペインに戻ると、格付け会社のムーディーズは昨日スペインの格下げを今後引き下げる可能性があると発表しました。
現在Aa1の格付けなのですが、おかしいですよねぇ。
ユーロだからこの格付けなんでしょうか。
そこがそもそも間違ってる気がするなぁ。

ただ、スペイン国債欲しくないことはない(笑)。
スペイン国債は2013年までは償還100%される事になってますから、為替リスクのみ。
為替リスクはFXでユーロ円ショートしておけば、円建て5.5%の完成。
個人にも売ってくれないかなぁ。。。(売れなくて困ってるでしょうに。。。)

ま、銀行みたいに大量に買わないといけない所は買わないでしょうね。
小口で売ったらぁとか思わなくもないなぁ。↓
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ソロスのユーロ救出策

ソロスのユーロ救出策


ジョージソロスがFinancial Timesに現在のヨーロッパの弱小国国債問題に関して寄稿しています。
ランケンはかつてイギリスのユーロ参加を阻止したソロスがユーロについてどう思っているのかなってずっと思っていました。
やはり内容が興味深いのでご紹介します。

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【ソロス寄稿文概要】
ユーロは政治的統合なしでの通貨統合を行ったため、財政委員会がないと言う不完全なものであり、今回の危機は起こるべくして起きている。
また、通貨統合に際してユーロを作り出した人間が気がつかなかった点として、不均衡が政府セクターだけではなく民間セクターにも生まれてしまった事がある。
これに関して、ユーロはconvergence(収束)の代わりにDivergence(分岐、発散)を誘発した(いやぁ、英語の勉強になりますねぇ。ConvergenceとDivergence覚えましょう)

ユーロの導入は各国国債のリスク縮小から金利の縮小に繋がり、金利低下が弱小国の土地バブル、競争力弱体の結果となった。
同時にドイツは、統合の効果により苦しんだ事で引き締めを行い、雇用の安定と引き換えに賃金と労働条件の譲歩を行う事で競争力を更に強化したため、Divergence(ここは格差と訳すのがいいかな)となった。

財政委員会の欠如の欠点はリーマンブラザーズ破たん後に明らかになっており、ドイツのメルケル首相がヨーロッパ全体での救済ではなく、ヨーロッパ各国による銀行救済を主張、その後ギリシャが財政のごまかしを明らかにしてから各国の金利差が広がりユーロ危機となった。(ソロスはこれを興味深いとしています)
共通の財政政策の欠如は現在ギリシャに救済策を行うなどを通じて修正されつつある。
今後、財政に関するなんらかの永続的な組織が設立されるのは確実であるが、これもまた欠点を持つのは同様に確実であろう。

ユーロ圏は少なくとも2つの間違いを犯していて、1つは国債のデフォルトもしくは償還の一部カットを避けている点である。
これは、税金の投入を意味するが政治的に受け入れがたいものであり、現在の調整は否決されるであろう。市場はこれが分かっているため安心できない。
もう1つは救済金の高い金利で、これは弱小国の競争力改善に繋がらず、格差はさらに広がり、債権者と債務者の間の相互不信は大きくなり、ユーロはEUの政治的・社会的な団結を破壊する大きな危険がある。

ただし、これらの間違いは修正可能で、1つめの国債のデフォルトに関しては、救済金を国債だけでなく民間銀行の資本増強にも使われるべきである。
民間銀行の資本増強は効率的な救済金の使用に繋がり、小国(多分ポルトガルなど、債務問題より成長力の懸念がある国の金利が高くなっている事を指しているんだと思います)の市場へのアクセスがより早い時期に可能となろう。
ヨーロッパ各国での行動よりは、ヨーロッパ全体での統一を行う事で、早期にヨーロッパ規制を創出し、規制により各国の主権をヨーロッパ全体でのコントロールよりうまく守る事ができる。

二番目の低金利での貸し出しはヨーロッパ市場の発展の利点を活用できるであろう。

この2つの構造的変革で救出が必要な国が助けられるかと言うと不十分かもしれない。
しかし、適切に資本強化が行われれば銀行はバブル崩壊を吸収できるかもしれないし、少なくとも大きな目に見える欠点は避けられるであろう。


【ランケン感想】
かなり興味深いですね。
民間銀行にも資金をヨーロッパ全体で入れろって言っています。
2つめの低金利での資金調達を出来るようにするって言うのは、まぁ割と今までも言われていましたかね。

ソロスが指摘するように、市場が反応したのがドイツが各国で自力での処理を主張した所だと言う点は面白いです。
ユーロの崩壊の可能性が出てしまったと言えるのかもしれません。
ユーロは崩壊しないと言う一般的な認知(我々もそう思っているし多くの人はまだそう思ってるでしょう)に対する市場の不安が表面化したって所でしょうか。(もちろん、可能性は低いでしょうが実現性があると言う意味で)

上で示された解決策はどちらもヨーロッパ全体での解決を促しているように取れます。
現在のドイツのメルケル首相の主張とは反するんじゃないでしょうか。
実際、市場はメルケル首相の言葉で崩れましたしね。

ソロスの寄稿に従えば、現在のユーロ圏は失策を行っているのかもしれません。
今回の寄稿がなんらかの方向転換に結びつく可能性もありますが、ヨーロッパはどうするんでしょうか。

民間銀行への資金供給の可能性が高まれば、ユーロ危機は結構終わりかもしれません。(少なくとも市場では)
逆に言うと、それまではあんまりよろしくない感じでしょうか。
この辺に注意して市場を見ていきたいと思っています。
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南アフリカインフレ若干上昇と債券市場への資金流入三倍

南アフリカインフレ若干上昇と債券市場への資金流入三倍


南アフリカのインフレ率が若干上昇しました。
11月の消費者物価指数は3.6%となり、10月の3.4%から0.2ポイントの上昇です。
ロイター調査によると3.5%とされていましたので、予想よりは高めに出ています。↓
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主な要因はガソリン価格の上昇となっており、原油関連の上昇が目立っています。
南アフリカのインフレターゲットは3%から6%とされています。
11月のインフレ率3.6%はそれほど高いものではなく、今のところは大きな問題ではありません。

ただし、将来的に見ると今後インフレ率が再度上昇してくるのは確実で、南アフリカ中央銀行は注意をしていると述べています。
今回は、食料品関連の価格が比較的落ち着いていたのが良かったのですが、エネルギー価格上昇はいつか消費者レベルに跳ね返ってくると思われます。

もう1つ別のニュースは南アフリカの通貨コントロールが緩和されたと言うニュースがでていました。
南アフリカの債券は最近世界的に人気があるみたいで、今年は昨年の3倍もの資金流入があります。
最近の先進国ダメダメ状態が南アフリカへの資金流入を招いているのは間違いなく、ランド高騰、景気回復の奥へと繋がっています。
世界的に債券買いは見送られているのにスゴイ話です。

今回の緩和により、南アフリカの現地から海外への投資が容易になります。
海外への投資を容易化する措置で、南アフリカからの資金流出を促す事で、ランド高騰に歯止めをかけたいという狙いがあります。
ランド確かに対ドルではずっと高いですよね。

ドルよりもユーロよりもなんか安心感を感じるのは皮肉な話です。
ランケンがこのブログを始めた時には、どんだけリスクのある通貨なんだろうなんて思って始めたんですけどね。
これがいつまでも続くかは分かりませんが、今の状態だと当面は心配を余りしなくて良さそう。

なんか、マスマス南アフリカを書く量が減りそう(どうも、ランケンは危機的なのを書くのがお好きなようです。。。)
ま、いい事ですかね。↓
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アメリカの来年の成長率上方修正

アメリカの来年の成長率上方修正


来年の経済成長率などの予測が少しずつ出始めています。
ウォールストリートジャーナルが55人のエコノミストに調査した所によると、アメリカは来年年率3.0%の成長をすると予測しています。
これは今までの予測を引き上げた形で、全般的に楽観論が強くなってきているようです。↓
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気になる二番底の可能性についても平均で15%の確率とされており、更なる景気後退の可能性は低いとされています。
3%って結構高い気がしますけど、スゴイなぁ。
この要因として挙げられているのが減税です。

米国債の購入もFRBによって行われていますが、これによる2012年までの雇用増加は70万人とされています。
楽観的すぎるとの指摘もありますが、こういう数字が割と具体的に出てくるのがアメリカのスゴイ所だなといつも感心しますね。
まぁ、いい加減なものでしょうが、信頼性は日本の数字よりは高いように思います。
何が違うんでしょうね。
エコノミストが割と多いのかな。

楽観論ばかりではありませんで、雇用に関してはここからそれほど増えるとは予測されていません。
アメリカは現在10%弱の失業率ですから相変わらず厳しい状況でしょう。
雇用も増えず、消費もあまり盛り上がるとも思えないのですが、3%って数字が出てくるのは政府支出としか思えません。
まぁ、180兆円もばら撒いてるのがやっぱり大きいんだろうなぁ。

さて、南アフリカは砂糖のヨーロッパへの輸出が解禁となりそうです。
南アフリカはかなり砂糖を栽培しており、結構な輸出国なのですが、アパルトヘイト以来南アフリカとヨーロッパの自由貿易協定の中に入っていなかったそうです。
南アフリカ政府は砂糖に関しては近隣諸国の輸出品を奪うとして、控えていたんだそうで、これは大きな転換と言う形です。

理由としてはヨーロッパで供給不足が起きているそうで、砂糖価格が上昇している事があります。
ヨーロッパ側もまだこれを認めるかどうかは全く不明ではあり、今後物議を醸すかもしれません。
特に南アフリカの近隣諸国は最貧国であったりしますので、これらの国は砂糖の輸出が南アフリカに押されると困るのは間違いありません。

一方で、近隣諸国もヨーロッパのリクアイアメントに答えられていないと言う現状もあるようで、ヨーロッパもなるべく最貧国から買うとしているものの、最終的にはヨーロッパが決める事となります。
ただ、スワジランドなんてGDPの18%が砂糖だそうです。
日本の自動車産業(輸送用機器)がGDPに占める割合って、3%程度となっています。
うーん、いいんだろうかって感じはしますねぇ。。。↓
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ブラジルがポルトガルを救済?

ブラジルがポルトガルを救済?


先進国の衰退と新興国の発展が色々な所で出てくる最近の世界経済ですが、今日もそんな話がありました。
ブラジルと言えば、今最も熱い新興国の1つです。
そのブラジルは元々はポルトガルの植民地であり、言語もポルトガル語です。↓
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今年はポルトガルにとって受難の年で、今ヨーロッパでもっとも危機に瀕している国の1つです。
ポルトガルの10年満期の国債は12月12日時点で6.373%の利回りとドイツの10年満期の3%以上高い利回りを要求されています。
ECBが100%の償還を保証していて、ユーロ建てにも関わらずこれだけ高いリスクプレミアムを払わないといけないような状況で、ポルトガル国債はかなり危機的です。

そこで、ポルトガル国債を新たに買う事を考えていると言う国が出てきました。
かつての植民地のブラジルです。
かつて植民地化した国にお金を貸してもらうなんて、なんとも皮肉な話ですよね。

さて、市場は既にやる気ないモードがかなり漂っていますね。
もう、クリスマス休暇に入ってくるかなと言う所で、なんとなくリスクを取りに行く市場ではなさそう。気になるニュースとしては中国のインフレが進んでいる事ぐらいかなぁ。

なんとインフレ率5%を越えています。
当然、金利引き上げに動かざるを得ないのですが、株価もやや下げています。
かねてから言われていましたが、インフレは元が安すぎるのも原因なんでしょうね。

でも、こういうのが中国の元安には一番きくように思います。
下手に海外から元が安すぎるなんて圧力かけても、こじれるだけで中国聞かないですからね。
元が高くなると、中国の輸入が増えて、商品高ってシナリオはますます現実味を帯びてきました。

日本への観光客も増えそうですね。
ヤマダ電機の株とか買おうかなぁ。(いや、あんまり知りませんけどなんとなく日本に来る中国人が行きそうな場所ってそれぐらいしか。。。オリエンタルランドはめちゃくちゃ高いし)

ランドは12円を越えており、円安を反映してきていますね。
このままドル高が続いて100円ぐらいまで戻ればランド円も14円ぐらいあっというまなんですけど。。。
まぁ、うまく行っても来年以降でしょうか。

しかし、世界は新興国依存が高まりそうですね。↓
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YEN SPAとFXオンラインのパネルディスカッション

YEN SPAとFXオンラインのパネルディスカッション


今日は2点ほどお知らせです。

昨日発売のYENスパにランケンが2ページほど出させていただいております。
実はまだ見れていないのですが、もしよろしければ本屋さんでごらんください。(扶桑社さんが送ってきてくれるそうなので、待ってる(笑))
内容は先日もお話しましたヨーロッパの株価指数スプレッドです。↓
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市場の方は、先週の日曜日によく分からんなんて書きましたが、ちょっと落ち着いちゃいましたね(笑)。
ほんっとに本のタイミングって遅いわぁ。
ランケンも分からなかったので一部決済しちゃってます。
まだ、持ってますけど。



次のお知らせですが、1月22日(土)にFXオンラインの主催でCFDのパネルディスカッションが開催されます。
募集人数250名と大規模なイベントとなっておりまして、ランケンもパネラーとして参加させて頂く事になっています。
参加者は豪華ですよ。

杉田勝さん
Sarahさん
三空さん
ランケン

の四名です。
ランケン以外がかなり豪華でしょ?

申し込みのクリックしていただくとお分かりになると思いますが、ご質問も受け付けております。
第二部が参加者とのライブセッションとなっていまして、ご質問を元に話を進めましょうと言う事でFXオンラインの方でまとめています。
ご参加いただける方は是非ご質問なども記入いただけますとFXオンラインも喜ぶと思います。

場所は新宿です。
250名クラスの前でしゃべるなんて怖いんですけど、困ったらSarahちゃんにふろう。(きっと向こうも同じ事を考えてるに違いない)
ま、二人ともダメなら三空さんか杉田先生にふるべ。

FXオンライン会場セミナー

当日、皆様にお会いできるのを楽しみにしております!↓
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南アフリカ経常赤字GDP比3%

南アフリカ経常赤字GDP比3%


南アフリカの第三四半期の経常赤字がGDP比3.0%へと悪化しました。
第二四半期の2.5%から悪化ではありますが、ロイターの調査によると3.2%の赤字予測でしたのでそれよりは良い結果です。↓
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赤字の拡大の理由は金利低下による消費者の支出の改善です。
内需が旺盛なのは結構なのですが、それが貿易赤字につながってしまうのが南アフリカの弱点ですね。
景気が良くなるとすぐに貿易赤字になる。

南アフリカのエコノミストも生産するよりも使ってしまうのは南アフリカのアキレス腱だと述べています。
ただ、3%の赤字ぐらいならまぁまぁ良い数字と述べており、なんとかなる範囲だろうとしています。

今後に関してはやはり経常赤字の拡大が続くと見られています。
おととし位までは、この貿易赤字の悪化がランドの下落要因となっていました。
当時はGDP比で6%を超えていたと思います。
それに比べれば良いのですが、その時は実質の成長率も5%前後ありました。

現在の南アフリカの成長率から見ると3%の赤字はあんまり良いとは言い難いものもあるような気はしますが、消費意欲の裏返しだけにやむを得ない気もします。
輸出がもう少し増えるといいのですが、ランドも高いし、世界経済も悪いのでなかなか厳しいかもしれません。
輸出を増やすためには南アフリカの競争力強化とか生産性の向上が必要です。

簡単には行かなさそう。
難しいですね。↓
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今年の最強通貨はランドか?

今年の最強通貨はランドか?


先日、ユーロ債導入の話で、ドイツが速攻で拒否した記事を書きました。
この話、やっぱりヨーロッパの中でもめてるようで、ルクセンブルグ首相がドイツは検討もせずに拒否したって怒っているようです。(笑)
同首相はドイツはヨーロッパ人ではないと非難しており、結構厳しい言葉です。

これに対してドイツのメルケル首相は、ユーロ債は古いアイディアであり、ずっと検討されてきているため、検討していないと言うのは正確ではないと反論しています。
呉越同舟になれるかなぁ。(と言うか、仲が悪い訳じゃなかったのかな。危機になって仲が悪くなってきたらことわざと反対になるかなぁ。。。本来、仲が悪い同士でも困難に向かって協力すると言う意味のはず。ユーロは?)↓
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さて、そろそろ年末ですね。
今年1年の最強通貨と最弱通貨の状況でも見てみましょうか。

今年1年間の最強通貨は今のところ対ドルで8%上昇しているランドのようです(拍手!)
ただ、豪ドルも対ドルで7%上昇となっており、後3週間で逆転の余地はあります。
3位NZDですが、4%上昇と若干距離があります。

最強通貨2010


最弱通貨は対ドルで10%下落しているユーロ。
次がポンドで3%下落です。
ユーロのビリは決定のようです。

こうしてみると今年1年だとZAR/EURのロングが最もパフォーマンスが良かった事になりますね。
1年前にこのポジションを取っていれば、18%取れた事になります。
ランケン読者の方でどなたか早い内からZAR/EURのロングはどうでしょうかなんて方がいらっしゃいましたが、お見事です。
最強通貨と最弱通貨を当てています。

スワップも年間5%ぐらい付くと思うとかなり利益が出てるんではないでしょうか。(持っていればですが、まぁランド持ってる人は結構長いでしょうね)
ドル円が20円以上取れた事になります。

でも、ランドが最強なのもユーロが最弱なのも納得行きますね。
前から分かっていたような結果でしょうか。
今年は比較的分かりやすい相場だったとも言えます。

まだ締めくくるには早いのでもう少し通貨レースを楽しみましょうか。↓
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南アフリカ中央銀行総裁、ヨーロッパの懸念を表明

南アフリカ中央銀行総裁、ヨーロッパの懸念を表明


南アフリカの10月の小売売上高の伸びは年率6.1%となり、まずまず堅調な結果となりました。
ロイター調査によるエコノミスト予測も6%とされており、ほぼ予想とも同じです。

南アフリカのエコノミストは消費は今後も順調に推移するのではないかとしており、金利の引き下げが良い影響を与えるはずとしています。
家計部門の債務割合が高いのが気にされていたはずですが、まぁまぁ消費意欲はありそうですね。
インフレも適度ですし、内需が盛り上がると景気は良くなるかな。↓
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さて、南アフリカ中央銀行総裁のGill Marcus氏がヨーロッパの緊縮財政に対する懸念を表明しています。
南アフリカの最大の貿易相手国はヨーロッパ諸国なのですが、財政緊縮によりヨーロッパ各国の政府支出は確実に減ります。
民間も減りますので、やはり厳しい状況にはなるでしょう。
現在、新興国の経済は立ち直りを見せてはいるのですが、今後の新興国の成長は先進国抜きで可能かと言う点に対して疑問を呈しているものです。
南アフリカの第三四半期のGDP成長率が予想よりも低かった事が、この発言に繋がったようではあります。

どうなんでしょうね。
今の状況って長期的に新興国にはかなりプラスに見えるんですけど。
アメリカの量的緩和もありお金は結構余っていて、インフレ懸念すらある。
新興国への直接投資も増えると思いますが、それならば新興国の成長に繋がります。
先進国との貿易自体は停滞するのではないかと思うのですが、新興国全体の成長がそれを補うかどうかと言う所でしょうか。

ヨーロッパはあんまりいいニュースが相変わらずないものの、比較的落ち着いていますね。
やっぱり良く分からないなぁ、今週は。↓
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ユーロ債券、早くも夢と散る(笑)

ユーロ債券、早くも夢と散る(笑)


昨日書きましたユーロ債券の導入ですが、一夜にして夢と化したようです(笑)。
理由はドイツのメルケル首相が明確に拒否したからで、どうも検討の余地もあんまりなさそうです。↓
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メルケル首相はEUが現在融資している4400億ユーロを増やす必要はないとすると共に、ユーロの条約はヨーロッパ全体の債券を発行する状況に無いとしています。
ドイツ、かなり強硬ですね。
そんな1日でリジェクトしなくてもと思わなくもないんですが。。。
仮にもいくつかのユーロの国の首相クラスが出した提案なんだし。。。

逆に言うとユーロの足並みが全くそろっていないですね。
ユーロ債券の話はイギリスの高級紙Financial Timesにルクセンブルグ首相とイタリア財務大臣の連名で掲載されたものです。
ここまで公に発表したにも関わらず、ドイツが即拒絶されるでは軋みが目立つだけで何もいい事がありません。

ルクセンブルグ首相とイタリア首相も何を考えてるんでしょうねって感じがなくもないんですけどね。。。
裏でやっておくべきではないかと。。。
とりあえず、議論として机に乗っけて、世論の反応を見たかったんでしょうか?

ただ、夢と散ったとは言え、短期的な話かもしれません。
今後、ユーロが生きながらえるならば(死にそうな言い方するなって話ですね。。。)、どうしたって債務破たんを起こす国の処理方法を考えておく必要があって、そういった場面では組み込まれる可能性が高いそうです。
ドイツから見ると高い金利を受け入れなければいけないので、あんまりメリットないんでしょうが、ユーロの一員である以上、何かしらは懲罰的な仕組みが必要で、それはドイツにとっても無傷では済まないです。

まだしばらくはこの問題は面白そうです。↓
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ユーロ債券発行?

ユーロ債券発行?


ユーロ諸国がユーロ債権の導入を巡って対立しています。
ユーロ建ての国債じゃないですよ。
ユーロ参加国そのものが発行する債権で、ドイツ債でもスペイン債でもギリシャ債でもありません。
かなり面白いなぁと思ったりしています。↓
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国債って政府が発行する借金ですよね。
ユーロと言う通貨はあるのですが、ユーロと言う政府はありません。
にも関わらず、ユーロ債の発行の議論をしています。
しかも、これを提案しているのがなんとイタリア財務大臣とルクセンブルグ首相。

政府なくして債券が発行できるのか?
それって発行している人は誰なのよって疑問が出ますね。

この議論が出ているのはもちろん今のユーロ弱小国の国債危機を回避するためのものです。
ユーロ債と言う、ユーロ加盟国の政府全てで保証する債権を作りましょうって話にして、市場にユーロは潰させないと言う明確なメッセージを送ろうと言うものです。
凄くないですか?

ヨーロッパの中央銀行であるECBはヨーロッパ弱小国の国債購入はいつまでも続けられるものではないとのメッセージを出しています。
当然ですよね。
お金を印刷できる機関である中央銀行が国債の買い取りをしていたら、お金の発行が無制限に出来る事になってしまいますから、借金漬けの国はますます借金して使いまくれる事になり、まともに働いている国なんてやってられません。
大きなモラルハザードです。

従って、ECBは国債購入は一時的な処置であり、長期的な解決は政府がする事であるとしました。
そもそも弱小国の政府の問題で、積みあがった借金の返済を中央銀行がする訳はないんですから。
中央銀行は国民の意向を反映するミッションは直接的には持っていません。
どれだけ借金を積み重ねるか、どうそれを使うかは本来国民が選んだ政府の仕事です。

中央銀行で出来ないのだからって事で出てきたのがユーロ債です。
ユーロ全ての国で保証してやり、なおかつユーロ共通の債券ですから、発行額も非常に大きく流動性も高まるため、米国債並に頑強な債券が出来ると言う非常に都合の良い代物です。
これが出来れば、ユーロ問題は一発大逆転かもしれません。

しかし、これに反対している国があります。
ユーロ最強国のドイツです。

この話の延長にあるのは、ユーロと言う政府をも作ると言ってるに近い話です。
誰がそのトップに立つかと言うと、やっぱりドイツしかあり得ない。
形式上は連邦制(アメリカみたいな)になるのかもしれませんが、ドイツは出来の悪い親戚のために借金を共同名義でしろって言われているようなものです。
そりゃーイヤでしょ。

ドイツは、政治的により統合される必要もあるし今のEUの条約を根本的に変革する必要があると述べています。
どうやって、弱小国の財政規律を保つのか、財政規律が出来なかった場合はどのような罰を与えるのかなどが明確にならないと、そんな債券の発行は出来ないと言う事です。
そりゃそうですよね、ドイツが最終的には責任を持つ訳ですし、今回の失敗を繰り返す訳にはいかない。

ただ、ドイツがYESと言えば、このユーロ債は本当に誕生します。
可能性が無いわけでは全然なくて、ヨーロッパでは真面目に議論されています。
少なくとも、イタリアなどは導入に前向きで、まぁ恐らくECBもNOとは言えないでしょう。
と言うか、中央銀行だけ存在するなんて歪んでると言えなくもないので、中央銀行から見たらその方がいいかもしれません。

メチャクチャうまくいけば欧州統一国家の誕生がグッと近くなるかも。
すげー夢があるぅ。。。
夢だけどぉみたいな(笑)。

欧州統一国家に現実性はあまり感じませんが、ユーロ債はまた市場に追い込まれたら発行するかもしれませんね。
市場に追い込まれて発行する場合はロクな事ないと思いますが。。。
ユーロと言う壮大な経済実験はますます壮大な夢になってきました。
どこ行くんでしょうね。↓
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今週の相場はどこへ?

今週の相場はどこへ?


今週の市場はちょっと読みにくいですね。
先週の終わりにECBによるユーロ弱小国の債券を買うとの話が出た途端に猛烈に上昇しました。
では、ヨーロッパ問題はこれで終わりとも思えません。↓
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アメリカの雇用統計もあまりよくありませんでした。
10%近くあってかなり悪い気がするんですけどねぇ。
10人に1人が職を失って探している訳です。

しかし、株価は下がらない。
スゴイなぁとほんと感心します。
さすがに上昇も苦しそうではありますが、下も分かりにくい。

中国の株価とか結構落ちてますけどね。
上昇には苦しそうですが、ずるずるとなぜか上がるという展開もありそう。。。
神経質な展開か、意外と動かないかも分かりにくい。
今週はぜんっぜん分からないですね。

どっちにしてもヨーロッパ問題の解決は程遠いので、ECBの国債買い入れと言うバンソウコウがどこまで効果あるかでしょう。
バンソウコウも別に時間稼ぎにしかならないので、市場がどう反応するかと言った所ですね。
ヨーロッパの火が吹いたら、乗るぞ!↓
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スペインの空港閉鎖

スペインの空港閉鎖


昨日の記事でカタールの人口は50万人と書きましたが、150万人の間違いでした。
一人当たり300万円の間違いです。。。
お詫びして訂正させてください。
失礼しました。

一昨日、スペイン政府がスペインの空港の株式売却を行うなどの政府資産切り売りについて書きましたが、それを受けてスペインの空港で大規模なストライキが起こっています。
これにより、スペインの空港の多くが閉鎖されており、数十万人の旅行者に影響が出ています。
特に飛行場の管制官がストライキに入ってしまっており、飛行機は完全に飛べない状況のようです。↓
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スペイン政府はスペイン空軍を空港に派遣し、管制室のコントロールをしようとしていますが、民間のコントロールタワーは軍事用とは違うらしく、うまく出来ていません。
安全第一ですからねぇ、軍が間違えてコントロールして墜落でもしようものなら、シャレにならないんでしょう。
既にスペイン最大の航空会社のイベリアでは数百のフライトがキャンセルされることを発表しています。

スペイン政府は非常事態宣言を出し、空港職員に仕事に戻らないと犯罪として逮捕すると宣言しています。
元々、空港職員が賃上げに関してかなりもめてきたところへ、今回の財政緊縮による空港民営化が宣言されたため、ストライキに入ったようでかなり混乱しているようです。
スゴイ話ですよね。
まだスペインは国債が危機に陥っている訳でもないのですが、この状況です。

昨夜は、雇用統計なんかもありましたが、悪かった割には市場はそこまで下げていません。
いかにお金があふれかえっているかと言う感じですね。
アメリカの量的緩和恐るべしです。

今日も、元都銀の方と話をしていましたが、人工的なバブルでしょうね。
FRBは後どうするんだろうか。
  
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IMF、南アフリカの成長率若干下方修正へ

IMF、南アフリカの成長率若干下方修正へ


ワールドカップの開催地がロシアとカタールに決まりましたね。
意外感たっぷりですが、もう先進国の時代は終わったのかなぁなんて思うような結果でした。
マイナス40度の極寒の国と、プラス40度の灼熱の国の二ヶ国です。
しかし、カタールは驚きだなぁ。。。↓
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カタールって人口わずか50万人(←150万人の間違えでした)。
ドバイじゃないんだぁとか思いませんか?
ドバイなら、F1もやってるしとか思わなくもないですが、まぁドバイは確かに破たんしかけた国ですから、ワールドカップやるお金あるのかって話はありますよね。

カタールは9つのスタジアム建設のために40億ドル、その他のインフラに500億ドルを約束したそうです。
実に4兆5000億円ぐらい。。。
国民150万人で割ると一人300万円払う事になっています。。。

すっげー。。。
資源国とは言え、ムチャクチャしますよね。。。

さて、南アフリカですがIMFが2010年の南アフリカの成長率予測を若干減らし、2.8%から2.9%としています。
当初3.0%とされていましたので、下方修正です。
年初は2.5%と予測されていまして、上方修正されたのですが最後に微調整な感じします。

来年は3.5%とIMFでは予測しており、世界経済の回復次第の面はもちろん強くあります。
CFDステーションに書きますが、ゴールドマンサックスなどは来年の株価に強気の予測を早くもだしています。
最大のリスク要因はPIIGSで、これらの国々の問題がどれだけ大きくなるか、このまま収束するかでだいぶ変わりそうです。

来年の予測は今後あちらこちらから出て来ると思いますので、色々と見たいと思います。↓
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スペイン爆上げと南アフリカ自動車販売

スペイン爆上げと南アフリカ自動車販売


スペイン爆上げですね。
800ポイント2日で戻しました。
凄いなぁ。

スペイン国債の入札があり、まずまず上手く行ったそうです。
また、スペイン政府も空港の株式売却などを行うなど、政府資産を売る事を発表しています。
国債が売れない懸念が強くなると、ほんとに国の資産売るんですね。
面白いなぁ。↓
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ランケンも利益が減っちゃってます。。。
ヘッジかけておいて良かったぁ。

まぁ、下落が速すぎたので、しょうがないでしょう。
ショートを追加すべきか、利益を一旦確保すべきか、相場の面白い所ですかね。

ドイツ株価指数は今年の上限まで来てまた戻されています。
ここを抜けられるかどうかって所ですかね。
ダウも同様かな。
さすがに高値更新は苦しそう。

スペインは下向きのモメンタムのいい所まで来ています。
約1000ポイントで、20日の移動平均に届いた状況です。
ここを上抜けれるか下に戻るかが重要なポイントにまた来ています。

さて、南アフリカは新車販売台数が好調となっており、11月は昨年の11月に比べて29.6%の大幅増となっています。
一ヶ月の販売台数は44371台。

歴史的な金利引き下げでだいぶ効果が出てきたようです。
自動車の輸出も好調で24.2%増と28550台となっています。
自動車産業が好調なのはいいですね。
だいぶ低迷していましたから。(3年ぐらい低迷していた気がします)
南アフリカ自動車工業会では来年は7.5%から10%程度の伸びを予測しています。

また、信頼感指数も出ており、こちらは若干の悪化です。
第三四半期の成長率が予想より悪く2.6%だったため、10月の272.8ポイントから270ポイントへ下落しています。
ロイター調査では20人のエコノミストによる成長率予測の平均は今年2.8%で、来年は3.4%、2012年は3.78%となっています。

まぁまぁって所かなぁ。。。
そんなに強くもないですが、今の状況だとやむを得ない感じします。↓
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ブラジル、南部アフリカの土地でバイオ燃料

ブラジル、南部アフリカの土地でバイオ燃料


今日は少しヨーロッパ落ち着いていますかね。
ポルトガル国債が無事5億ユーロ売れたそうで、少し安心感が出たそうです。
まぁ、今売ってる分はEUが保証する分なので、売れないことはないでしょうね。

単なる修正と見るアナリストが市場では多いそうでユーロドル1.32はまた売り時と言った声もあるそうです。
今週に入ってからですが、ベルギーまで国債が売られています。
PIIGSじゃないはずなんですがねぇ。。。↓
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さて、南アフリカの製造業の指数であるPMIが52.9ポイントと目安の50ポイントを超えてきました。
生産の拡大を示す先行指数ですから、好意的に受け取るアナリストが多いようです。
また、今後も生産拡大の見通しが強いようで、ヨーロッパ状況を考えると雲泥の差です。
ただ、ヨーロッパは南アフリカにとっては最大の貿易地域ですから、南アフリカから見るとヨーロッパの回復は早くしてほしいところでしょう。

他に面白いニュースはブラジルの外務次官が南部アフリカの土地を買うことに興味を示しているとの話が出ていました。
これで、バイオ燃料を作りたいんだそうです。
ブラジルってスゴイ大きな国だった気がするんですが、アフリカの土地まで買うのはやや理解に苦しまなくもないんですが。。。
既にアンゴラとは農業協定が結ばれ、南アフリカでもそういった関係を強化したいとされています。

地図見ると、南部アフリカとブラジルって実は隣?
南アフリカはブラジルからの輸出先第二位、ブラジルは南アフリカからの輸出先第三位となっているそうで、両国の関係は深いです。
IBSAって協定をだいぶ昔にご紹介しましたが、インド・ブラジル・南アフリカの参加国による南南貿易があり、これに期待したいとされています。

世界的には、農業がこれから熱いかもしれませんね。
面白いなぁ。
コモディティだ↓
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