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ユロドル1.2の予想とウォルマート、南アフリカの小売子会社化

ユロドル1.2予想とウォルマート、南アフリカの小売子会社化


ヨーロッパ情勢、よくなりませんねぇ。
ユーロドル、1.25か1.2まで行くなんて世界最大の債券会社BlackRockの創設者が言ってました。
アメリカの量的緩和があってもこれだけ下がるんだから、なかったらどうなってたと思う?みたいな発言もしており、厳しい状況は続きそうです。

まぁ、でも1.2ならユーロが無くなるとかそういうレベルではないですね。
遠慮なく落ちれるレベルですし、ユーロ諸国だって望むところでしょう。
その頃にはスペインはもっと行ってるかなぁ。
そういえば、下落幅かるーく1000ポイント超えました。(今年の安値メドで、その先行く所まで行ってもらう!)↓
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でも、ほんと量的緩和が無かったら、今頃ユロドル1.1ぐらいでしょうかねぇ。
下手したらパリティ?
まぁ、いくらまで行くかの議論はちょっと置いておいてユーロショートの相場である事は間違いないでしょう。
最強通貨はドルなようなので、今は行きすぎたドル安の修正局面ですかね。

最近一ヶ月の通貨強弱グラフ

ヨーロッパ系通貨(特にユーロとポンド)だけが他に比べて大きく下落する局面が来るとイヤな感じになるかもしれません。(そんな局面が来たらもう危ないか。。。)
その他の通貨が落ちている内は、まだドルの巻き戻しととらえたいです。
更にランドが急激に落ちてドルだけが上がると金融恐慌入り。。。(これは去年やったので分かりますよね)

さて、今日こそ南アフリカ書きます。

世界最大の小売業者であるウォルマートが南アフリカのMassmartの買収を行うと発表しています。
Massmartの株式の51%をウォルマートが取得するとの事で子会社化です。
買収額は一株当たり148ランドで総額170億ランド(約2000億円)と大型買収となります。

元々、ウォルマートは完全子会社化をしたかったようですが、既存株主が南アフリカの将来的な成長力はこの価格では安すぎると反対したようで、51%の議決権に落ち着いたそうです。
このあたりは、成長余地のある国の将来性を先進国と現地で取りあうと言う構造が見えてなかなか面白い所ですよね。

特にウォルマートが子会社化するなら、Everyday Low Priceの生産性の高い小売事業が展開できる訳だし、既存株主だって将来Massmartがアフリカのウォルマートになってくれれば位の思惑はあるでしょう。
アフリカの人口9億人ですからね。
う、Massmartの株を買いたくなってきた。(病気ですね。。。)
あ、FXオンラインで買えるの見つけちゃったぁ。。。

最近、病気気味?なランケンの応援お願いします。!↓
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国債問題はバランスシートで議論すべきではないのではないか?

国債問題はバランスシートで議論すべきではないのではないか?


世界最大のスーパーのアメリカのウォルマートが南アフリカのスーパーの親会社になったとか大きなニュースもあるにも関わらず昨日の続きです。(もうブログの名前変えたら~って声がどっかから聞こえる気がする。。。明日書きます(多分)。。。)↓
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昨日のコメントで日本国債の暴落に関してランケンが日本の問題を正確に把握できていないのではないかとの指摘を受けました。
正直、日本のバランスシートを詳しく見て議論はしていませんが、ヨーロッパを見ていると痛みは暴落の前に始まる事は見ておくべきだと思います。

国債が暴落する前に、失業率の悪化、増税、公務員給与の削減。。。などが始まっていますよね。
ランケンもあえて暴落と言う言葉は使わずに下落と言う言葉を使っているつもりです。
1990年代後半の韓国を見てもそうですが、国債の暴落の前に国のリストラが行われるんです。
国債の下落が始まった時点で、増税も始まるし、政府支出も大幅に小さくせざるを得ないし、失業率も増える。
これが国家破たん前の市場からの警告でしょう。

最近のヨーロッパを見ていると国債の暴落についてはバランスシートの問題ではないように感じます。
それよりも問題はキャッシュフローの観点で、資金調達ができるかどうかなのではないでしょうか。

小難しい書き方をしていますが、日本の中の国債暴落説ではどういう訳か、バランスシート論が非常に多く出回っています。
でも、今回のヨーロッパの国債危機で各国のバランスシートの話なんて議論されているの実は見たことがありません。(一部、ギリシャのリゾートの島を売れなんてのは見た事ありますが、それにしたって現金化できそうな資産の話に過ぎず、バランスシートと言う訳ではない)

結局、外人が国債を買ってくれるかどうかだけです。
どんなにバランスシート上に大きな資産を持っていても、高速道路だったりしちゃいます。
こんなの現金化できませんよね。

そういうのってバランスシート上の評価額に過ぎない訳で、あんまり国債が消化できるかどうかに関係ないんじゃないかと思うんです。
いや、プロのエコノミストやら評論家やコンサルタントのの皆様にたてつく気はありませんけど、なんとなくヨーロッパ見てると議論が違うんじゃないかなと思ったりしています。
なんで、あんなにバランスシート論をみんな持ちだすんだろうか???

バランスシートに比べて債務状況がどれだけの規模かってのは目安にはなります。
でも、キャッシュフローの方が大事なんじゃないのって思いませんか?
資産いっぱい持ってそうなお金持ちが時々破産していますが、フローの問題で、それって国家にも当てはまる気がします。

キャッシュフローの観点から見て日本国債は日本人が95%を買ってるので確かに今は心配ありません。
国債って借金な訳ですから、日本国債の消化構造としては、出来の悪い日本政府に出来の良い民間がお金を貸し出しているに過ぎません。
つまり、出来の良い子供達(民間)が、出来の悪い親(政府)にお金を貸しているってだけです。

子供達(民間)がお金を貸せる限りは、多少ルーズであってもそうは大きな問題ではないでしょう。
親は古い家(高速道路とか。。。)と言う資産を持ってますし、子供も一緒に住んでる訳で親の言う家の評価額は怪しいけど追い出される訳にもいかないし、まぁそれでいいや、とりあえず貸してやるって寸法です。
子供(民間)がよっぽどうんざりして見限らない限りは。。。

でも、国債が外人に買われるっていう状況になるのは、他人にお金を借りるって事ですから、次元が変わります。
他人(外人)は金利付けて元本含めて現金で返せよって厳しく迫ってくる訳ですし、金利が払えないならお金なんか貸さないよって話です。
バランスシートには高額な古い家(道路など)があるんですけどぉなんてのは、他人から見たらそんなもの欲しくないわいって。。。

他人である外人は現金で返せってキャッシュフローの話をしているときに、いやぁ家があるんでなんてバランスシートの話されても、貸す側は何言ってやがるみたいな話にしかなりませんよね。
だったら、その家を売って現金にして持って来いって言うのが他人の感覚でしょう。
じゃなければ、子供達(民間)は資産も金も持ってるんだから、その資産をよこせって外人は言うでしょう。

子供たちから見れば冗談じゃないの世界です。
子供たちだって親にお金を貸してるんだから、それに加えて外人に資産やらお金持ってかれた日にはいい加減勘弁してくれになります。
でも、親(政府)は子供たち(民間)に住む家が無くなると困るから家族のためにお金を入れなさい(増税)になります。
子供たちの中で弱い子供は、もうこんな家では生きていけないって騒ぎ出して出ていく子供も出るでしょう。

と言う所で、ランケン的にはバランスシート議論ってあんまり意味ないんじゃないのって思っています。
それよりも、MUFJのレポートが指摘するように日本国債を誰が買ってるかの方が大事で、その意味でMUFJのレポートはちょっと怖くなりました。

まぁ、MUFJの試算が正しいかどうかは知りませんけど、遅かれ早かれ日本の国債は海外に依存する事になるかなぁとは思います。
子供たちも歳とってきましたからねぇ。。。

と言う事で、ヨーロッパの弱小国の現状を日本人はもう少しちゃんと見るべきなんじゃないかなと思ったりしています。
世界最大の国債発行比率(対GDP)ですから。。。
決して人ごとではない。
時間はそんなにないんじゃないですかね。(10年はあると思う、あってほしい。。。)

ヨーロッパを見ていても分かるように国債が暴落する前に国民は激しい痛みを受けなければなりません。
それは、親(政府)の失敗の責任は子供たち(民間)で取るって言う構造であり、どんなに他人(外人投資家)のせいにしてもしょうがない話です。
他人から見たら、当たり前じゃない、あんたら家族で一蓮托生でしょうってだけです。

ヨーロッパの弱小国の国債危機が示唆するものは多いんじゃないでしょうか。
前から言っていますが、日本はヨーロッパの状況は人ごとではなく、ちゃんと見ておくべきものだと思います。
日本でスペインやらギリシャの報道なんてあまりされていませんが、少なくともアメリカやイギリスの経済新聞では連日トップ報道です。

なぜならば、今回のヨーロッパ危機は金融システム不安に直結する恐れがあるから。
世界経済は立ち直りつつあります。(特にアメリカ)
ただ、物凄い脆弱で、金融システム不安は常につきまとっている。
そのコアにいるのは、実はアイルランドでもギリシャでもなくスペインだとランケンは思います。

国債は下落する前に国民が痛い目にあうものだという認識は持った方がいいでしょう。
国債を購入する投資家が痛い目にあう前にです。
買った側のモラルハザードもあるにせよ、売った側のモラルハザードが先です。
維持できないような借金を、なんで作ったんだよ、ってだけの話です。

そんな事分かってるんだから、売っちゃダメだよですよ。
今、日本は何をしてるんでしょうか。
維持できないかもしれない国債を売ってるんじゃないかとランケンは心配です。
国民がダメって言わないと、政治家はだらしがないですよ。

既にヨーロッパにおいて先進国の債務危機と言う歴史は作られました。
今までは南米などの弱小国の債務危機でしたが、今後は先進国の方がひょっとしたら不利かもしれない。
先進国プレミアムもなんて払う時代が来るかもしれない。

成長力が乏しく、金融政策、財政政策を失ったと言う観点からすれば、日本はスペインと実は大差ないかもしれません。
資産はありますし、優秀な労働力と競争力のある民間企業、為替制度も柔軟ではある点など、まだ余裕はある気がします。
イギリスを見れば分かるように、日本は構造変革が必要なんでしょうね。(移民政策とか)

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。
日本は賢者になれるんでしょうか?↓
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日本国債はいつまで下落せずにすむか?

日本国債はいつまで下落せずにすむか?


最近のヨーロッパの国債危機は本当に目を覆うばかりです。
アイルランドやギリシャなど各国が国の運営のために必要なお金を市場が貸してくれなくなるとどうなるかと言う事がスゴク表面化していると思います。↓
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失業率の増加、増税、公務員の給料の削減、物価の下落、長期にわたる経済の低迷、国民の貧困化、自殺者の増加。。。

書いてるだけでイヤになってきました。。。

どこの国でもそうですが、国を運営するためにはお金が必要です。
これがないと北朝鮮やジンバブエになって他国を恐喝してお金を巻き上げるみたいになる訳です。
普通に我々の社会とある意味で同じですね。

国がお金を借りるための手段が国債の発行で、国はお金を誰かから借りる訳です。
国債を買ってくれる人が誰であっても、国債が売れる限りは国はお金を調達できる訳で問題ありません。
売れなくなると今のアイルランドやギリシャやポルトガルみたいになってくる訳で、上で書いたような悲惨な状況になります。

では、売れない状況とはどう言う状況か?なんで買ってくれない状況になっちゃうかが気になりますね。
もう少し別の具体的な書き方をすると、国債の発行状況は世界一悪い日本に未だに国債を買ってくれる人がいるのに、なんでアイルランドやらがヤバくてスペイン・イタリアまで買ってくれないなんて話が出てるかが気になりませんか?

答えはそんなに難しくなくて日本人は一般の人が結構お金持ちで貯金をもっているため、銀行がその貯金で日本国債を買ってるから。
ところが、アイルランドやギリシャは国民もそんなにお金をもっていなくて、これらの国の国債を買っているのが海外の投資家だからです。

今回のヨーロッパの弱小国の危機は、その海外の投資家が危険を感じてお金を引っ込めたため。
これに尽きると思います。
だからこそ、市場の信用を取り戻す必要がどうしてもあって、EUやIMFがバックアップするから市場の皆さん安心して買ってねって言ってるのがドイツやフランスを含むヨーロッパの国々で、まぁドイツが保証してくれるなら買わないでもないかなぁとか思ってるのが市場の投資家です。

でも、ドイツは本当に保証してくれるかいなぁなんて市場の投資家は不安に思っている訳で、金利が高くなってちょっと魅力的に見えますが、ドイツが保証出来なかったら、元本割れしちゃうし、なんかスペインとかイタリアまでヤバいんじゃやっぱり買いたくないなみたいな状況。
なので、メルケル首相が何か言うと市場はびっくりします。

さて、状況説明が長くなりましたが、わが日本はどうでしょうか。
海外の投資家に依存していないから、国債が消化できる訳ですね。
じゃぁ、それって今後もずっとそうなの?って気になります。

もしも、日本国内で国債が買われる割合が減ってきて、海外の投資家が買ってくれなくなると日本の国家運営は危機に陥る可能性が大きいです。
日本国債は日本人が買い支える事ができるかどうか。
買い支えられなかった場合は、ヨーロッパと同じ状況になります。

で、そんな疑問に対して答えてくれるレポートがありましたので、ご紹介です。

三菱東京UFJ銀行の「日本国債の国内消化構造はいつまで持続できるか」


これによると、いくつかのシナリオが用意されていますが、メインシナリオは2020年には日本国内の国債消化率はなんと64.6%とされているようです。
図19を見ると2014年ぐらいからシナリオ3つで海外の国債購入比率が高くなっています。
この辺から日本国債の金利は上がるかもしれない。。。
後3年。。。

これを避けるには消費税10%にしなくてはいけないのと、企業が頑張って負債を圧縮するしかないようです。
企業が負債を圧縮するってのは人を減らしたり給料減らすって事です。
消費税増税は協調するまでもないですが、われわれのお金が更に取られるって話です。

レポートの中では成長戦略と財政健全化が不可欠と結んでいます。
そりゃそうなんですが、成長戦略って言葉は聞くけど、中身は正直ピンときません。
シンガポールみたいな事が出来るのか、少子高齢化で人口が減る中で外人を呼べるのか、外人を呼ぶとすればどんな人か、そういうのって議論自体が既にタブー化してる気がしてしょうがありません。
財政健全化は増税と歳出削減の両方しかない訳で、どっちも痛みが伴うもののやらざるを得ないのは確実で時間の問題。

結局は政府のだらしない国家運営の尻ぬぐいは当該国の国民がやらざるを得ない訳です。
ヨーロッパの各国でデモなどが相次いでおり、各国政府を糾弾していますが、既にこうなってからでは遅い。
こういう事が起こる前になんとかしないといけないものなんだろうなぁと強く思いました。

今のヨーロッパ問題、人ごとでは決してなく、日本も状況を見ておく必要があるんだと思います。
日本がトラブルに陥ってドイツは助けてくれない。アメリカなんてダメなら早々に見切りをつけてきます。
外資にいると実は良く分かる。。。(外資はかなり日本に見切りをつけていますから)

日本のメディアがもう少しちゃんと報道してほしい所ですが。。。
メディアの能力が低いのが悪いのか、日本国民のメディアへの要望が低いのか分かりませんが、政府への要望にしろメディアへの要望にしろいつかは我々に返ってきます。

うーん、スーパー硬派な記事になった。
先週から全然書いていないぞ、南アフリカ、と。↓
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一週間を終わって

一週間を終わって


激動の一週間が終わりました。
濃い~週間でしたね。

土曜日は頑張って南アフリカ金融政策のステートメントの全訳して、ガンバッターと思って変な充実感を感じていたら、日曜日は変なコメントが来てムッとして、月曜日は読者の皆様にスゴイ助けていただいて感動して、同時にヨーロッパが下落して欲望の塊と化して、火曜日は北朝鮮が韓国攻撃して戦争始まらんかとドキドキして、水曜日はまたヨーロッパ株価暴落して、木曜日はプライベートでちょっとした面白い話があってと、まぁ大変な週でした。
ホントに、本業やってますか?みたいな勢いですね。。。
やらなきゃいけない事がたまってきた。。。ヤバイ。。。焦りながらもランケンやってしまう。。。↓
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でも、一番嬉しかったのは読者の皆様の応援です。
応援コメント40超えています。
本当にどうもありがとうございました!
コメントにも頂いておりましたがランケンは愛されてますね。
泣けますよ、ホント。

相場の方もかなり盛り上がりました。
もっともランケンの勝手なるポジショントークで1人で盛り上がっていたと言う感じもなくはないんですが。。。

普段あんまりしてないのに今回ちょっとポジショントークが多かったんですが、1つ理由があります。
実は丁度2週間ぐらい前に雑誌Yen Spaの取材を受けました。
元々この戦略は硬いのは分かっていたので、結構この話をしちゃったんです。

で、まぁ話しちゃったし、どうせ記事になったら読まれるし、雑誌って出るの遅いからタイミング的によく分からんしで、諸々の理由で割と書いたんですが、感情的に沈んだり浮いたりもあり、忙しいのであんまり考える余裕もないしで、勢いでダーって書いてた気はします。
後は書いたとおりにほぼ全部動いたので調子に乗ったと言う話も大いにあります。。。(ダウだけちょっと違ったな、もう少し落ちると思ったけど以外と硬いですね)
週末に少し落ち着いて冷静にならねば。。。

そのYEN SPAが12月10日に発売の予定です。
今日、原稿見せていただきました。
雑誌なんでしょうがないんですが、荒稼ぎしてるとかって書いてあると、う~んって思っちゃいますね。

また、発売されたらお知らせさせてください。
今、ちょうど書いてる事が雑誌に出てきます(ランケン読者は知ってる内容ですので、目新しくはないです。。。多分ランケンのブログの方が突っ込んだ書き方してあるので面白いはず)

何はともあれ激動の一週間でした。
皆様に改めて御礼を申し上げます。
どうもありがとうございました!↓
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スペイン900PIPS

スペイン900PIPS


今日も下げてますね、スペイン。
スペイン危機研究所になりそうだ、このブログ。。。
もーいーや。。。↓
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開き直ったので、スペイン。
普段も会社から早く帰りたいランケンですが、今週はまた一段と早く帰りたい。
ワールドカップ決勝戦のスペイン戦よりも面白いと真面目に思ってしまいます。
何たるフトドキモノ。。。

昨日、一昨日と下ヒゲの長いのが出ていました。
少し、押しが入るかと思ったんですけど、結局あんまり入りませんでしたね。
ランケンが2週間前ぐらいに騒ぎ出した時点が10300ポイントぐらい。
今が、9500ポイントなので、約800ポイントぐらい下げてます。

まぁランケンが騒ぐ前から下落は始っていますが、頭っからは分からんですものね。
800ポイントは為替の世界だとちょうど800PIPSに相当しますかね。
1ショットで800PIPSだったら悪くないでしょ?(→Sarahちゃん:Sarahちゃんにスペインやらせたいんでこんなの書いてるんですけどやってくれない。。。)

ちなみにこの2週間でドイツも100ポイントぐらい上昇です。
合計900ポイント。
来週ぐらいに1000ポイント行くといいなぁ。(なんて思ってると500ポイントぐらいまで後退しちゃったりするのが相場ですよね)

スケベロングする気はなくもなかったのですが、それもママならず押し目のショートもあまり増えずで(増えてますけど)、この辺が下手っぴー。
まぁ、しゃーないですな。

さて、CFDステーションに何を書こうかな。。。↓
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南アフリカの生産者物価指数と相場

南アフリカの生産者物価指数と相場


昨日は南アフリカのインフレが若干上昇しましたが、今日発表の生産者物価指数は下落しています。
10月の生産者物価指数は6.4%となり、9月の6.8%から改善です。
市場予測は6.8%で変わらないと見ていましたので、良い結果と言えるでしょう。↓
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今日はアメリカがサンクスギビングで休暇ですね。
明日も事実上はお休みでしょう。(ウォール街は知りませんが、普通のアメリカ人は休むと思う)
でも、ヨーロッパは動いていまして、結構いけますね。

昨夜はドイツなんかは結構上げていましたね。
ダウも上がっていましたが、ダウは難しくなってきています。
落ちそうで落ちないんですよねぇ。
落ちた分上げちゃうんだもん。

量的緩和のおかげでしょうか。
よく落ちませんよね。
FRBの守備力の底力と言うかなんというか、感心してしまいます。

ただ、PIIGS諸国は相変わらず株価が上がれません。
下落相場では下げ続け、上昇相場ではちょこっとしか上がらないと言う状況が続いています。
相変わらず、PIIGS諸国の債券のリスクは高く、破たん保証率は上がるばかりです。

とても、株価が底を打つようには見えませんね。。。
と言うか、アメリカが休みなのと、さすがに下げ過ぎたので一息入れてるんかねって感じ。
少し、押し目を作ってほしいんですけどね。。。

さて、アイルランドは財政再建策を発表しました。
所得税の増税と最低賃金の下方への改定などです。
法人税の引き上げはしないようです。

じゃないと海外からの直接投資が減っちゃいますからね。
金融以外にそれほど強みがある国ではないので、国としての競争力を維持するために法人税は下げないと言う事になります。
代わりに下げられるのは公務員の給料と、一般の庶民の増税です。
お金は強い人に集まるものですね。

日本の借金もなんとかしないと。。。
既に年金は破たんして国が埋め合わせていますが(我々の税金で)、国債の乱発は認められないと言う事がはっきりしました。
日本は日本人が買ってるから大丈夫なんていつまでも通らなくなるかもしれませんよね

ドイツの方は相変わらずメルケル首相が激怒しています。
いわく、債券トレーダーはリスクなしで儲ける事ができる世界でただ一つのビジネスでいいのかって。

そりゃーね、国債が安全だと思ってるからこそ、買う訳です。
南米なんかは結構デフォルト起こしていますし、そもそも今破たんの危機に瀕している国は、本来だったらもう破たんしているのかもしれません。
破たんしていない理由はただ一つでユーロだからですよね。
もっと言えば、最終的にはドイツが保証してくれるんじゃないの?ってみんなが思っている。

それを思うと7%の国債金利はおいしい。
メルケル首相はそれが分かってるから腹が立つんでしょう。
アイルランドやポルトガル、ギリシャの失敗はドイツが穴埋めして、一番おいしい思いをするのは、これらの国債を買ってきた機関投資家です。

なかなか厳しいですよね。
う、ちょっと相場が気になる。。。
今週はいっぱい書いてますが、どうも集中できないです。

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南アフリカのインフレと欧州の亀裂

南アフリカのインフレと欧州の亀裂


南アフリカのインフレが若干上昇しました。
10月は3.4%となり、先月の3.2%から0.2ポイント上昇。
市場予測は3.3%でしたので、若干悪い(悪いって表現をすべき範囲ではないですが。。。)感じです。

3%台はそんなに心配しなくてもいいんじゃないでしょうかね。↓
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えーっと、ランケンはヨーロッパがかなり怖くなってきています。
スペインに火がつきそう。。。

スペインの債券が売れなくなってきています。
スペイン国債価格下落が厳しくなってきているのですが、元々の額面は変わらず、その額面に対して金利を投資家に払わないといけない訳です。
調達できるお金は減りつつ、金利は変わらないって言うのは要するに利回りが高くなってくる事を意味しますが、スペインはこれを払い続ける事が出来るかって懸念につながっています。

払い続けられないと、外国にお金を入れてもらわないといけないんですが、誰がって話になります。
いつものようにドイツやらフランスにオランダなどのEUなんですが、スペインってGDP世界第8位ですからハンパな額ではないです。
これらの国の国民から見たらそんな国の債券買った奴が悪いんだろう、そんな連中の元本を保証するためになんでドイツやフランスの血税をって話にどうしてもなります。

買った人が悪いんだから買った人が責任取れって話で、もうメッチャクチャ正論ですよね。
なので、ドイツのメルケル首相は債券の一部をカットしてもらう事も考えると言わざるを得ないんですが、そしたら債券価格が下がっちゃって、スペインはそれに耐えられなくなる。
もう完全にモラルハザードです。

ランケンは非常に憂慮しています(一方でしっかりと売ってますので、ランケンのモラルもあれなんですが。。。まぁ、大元はユーロと言う通貨の強さと信用に乗じてバブルに乗って借金を積み重ねたヨーロッパのモラルがでかすぎるので、モラルの修正に賭けていると言えば正当化できるかな。。。なんかおかしい気もしますが。。。もう変に自分を正当化してもしょうがないのでやめます。。。)

で、ドイツのメルケル首相がユーロは危機に瀕していると発言しています。
これを聞いてECBの委員であり、オーストリアの中央銀行総裁が激怒し、「一部の国が危機に瀕しているのは確かだが、ユーロと言う通貨ではない」と反論。
ヨーロッパの軋みが表面化しています。

中央銀行とは通貨の番人ですからECBが怒るのは無理もありません。
ユーロ最大の国であるドイツのメルケル首相の発言の影響度を考えるとねぇ。
それって、ドイツがユーロをあきらめつつあるんじゃないかみたいな話になりかねない訳です。
確かにドイツが言っちゃぁいけない。

でも、メルケル首相はドイツ国内も厳しいと思うんです。
ドイツ語読めないので分かりませんけど、普通に考えてドイツがユーロを採用したのは間違いだったって突き上げられてもおかしくないと思います。
今のドイツにユーロのメリットはあまりないもん。
絶対にユーロ脱退しろって言ってる人がドイツ国内にいると思う。

メルケル首相はユーロへのコミットを約束するとも述べています。
なので、ユーロが本当に破たんするとは思わないのですが(現実的にどう破たんするかが見えないと言う消極的な理由で)、ヨーロッパ諸国の軋みが目立ってきているようにも思います。
大丈夫?って思いますね。

スペインに火がつくまでまだ時間はあるかもしれませんが、ついてからでは遅い。
チキンレースがどこまで続くのか、終わりが見えません。
欧州の債券安、株価安、通貨安のトリプル安はすごく納得行きますし、前から分かっていた話でもあり、最も硬いシナリオと思っているので、それに賭けもします。

でも、ここまで来るとちょっと複雑な気分になってきました。(ユーロホルダーの皆さん、ごめんなさい。。。ランケンはユーロを信じていない。。。恐らくメルケル首相並に。。。)
ヨーロッパ崩壊するほど落ちないでね。。。(いや、大丈夫と思いますけど、可能性が否定できないんで怖い。。。)

そんな事を思いつつも、ユーロが危機を無事乗り越えられたら、売られまくってるスペインの個別銀行の株でも買おうかなぁとか内心思ってるランケンです。
みずほ銀行みたいに10倍になる銘柄探すぞ!(時間と場所を変えて歴史は繰り返すんです!)

CFDで数倍のレバでも数十倍行きそう。(爆)
CFDステーションのネタですね。

マネーマシンだな。。。我ながら自分の思考にあきれる。。。
でも、これもある意味で分かり切ってる話ですよね。
既に10年以上前にバブルを経験した日本人はここで取らなくてどうする。

南アフリカランド研究所じゃなくなってきてますねぇ。。。
ユーロ危機研究所でも作りますか。。。↓
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日経先物更に下落!

日経先物更に下落!


今の日経225です。
真ん中あたりで平行な点線が暴落してる所が今日の午後3時ぐらいの北朝鮮の韓国砲撃。
1.5%下げてもみ合った所でもう1つ下げが来ているのが今23日夜10時前。↓
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nikkei225-20101123.jpg


ここまでで昨日の終値からほぼ2%下げています。
ちょっと大きめ程度の下げのレベルですまだ下げの余地はありますね。
動きは大きいですので、ちょっと気をつけてくださいね。

買いは避ける方がいいと思います。
突っ込んでもロクな事ありません。
アメリカ市場がまだ始まっていませんが、まぁ下げるんじゃないかな。

後は海外の要人発言重要です。
特にアメリカがこれから何をいってくるか。
北朝鮮は過激に発言中(笑:正義の鉄槌とかなんとか)。

ついでにスペイン5分足。
昨日からの続きです。
真ん中の窓が開いてるのが今日のヨーロッパ市場開始です。

Spain20101123-5min.jpg


ダメですね、スペインは。
昨日から止まれません。
ほとんどオシなし。

下はスペインの日足です。
Spain20101123-day.jpg

すみません、ポジショントークが多くなってきた。。。
なんか、2週間前ぐらいから期待してた奴が休みの日に来ちゃうんだもん。。。
冷静でおれない。。。

マーケット今熱いです。
マーケットから離れられません。。。
  
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北朝鮮と韓国が交戦!!!

北朝鮮と韓国が交戦!!!


ちょっと速報です。
なんか、北朝鮮が韓国に砲撃したらしいですね。
しかも韓国の一部民家に被害が出てるそうです。(テレビ遅い。。。緊張感なさすぎ。。。報道能力を疑う。。。)
また、マーケットが悪い材料に敏感な時期にでかい事をやってくれるものです。↓
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砲弾が打ち込まれた島の住民はおよそ1200人。
民間に被害が出ている点で、前回4月の北朝鮮による韓国の潜水艦への攻撃よりも厳しいです。
ちょっとこれは韓国も黙ってられないんじゃないでしょうか。
って言うか、反撃していて韓国政府も交戦を認めています。

地合い悪いし韓国株価指数売りますか。。。(ってまたそんな。。。)
ちなみに下が韓国株価指数です。
韓国株価指数できるのはFXオンラインだけかな?ひまわりもCMCもダメですね。

韓国株価指数20101123


明日の朝の9時から出来ます
ダウなどの地合いもよくないので、今日のアメリカ市場を見てからでいいと思いますがアメリカが反応すれば明日は確実に韓国も落ちますね。
もう、ウォールストリートジャーナルに出ちゃってるしなぁ。。。

うっわ、もう日経の先物1.5%ぐらい下げちゃってる。。。
日経売りかな。。。

戦争にならないといいなぁ。。。(多分、ならないと思いますけど。。。北朝鮮にその体力はないはず)
アメリカが前に出ない事を祈ります。
米軍の動きに注目かな。

ってマネーゲーム楽しんでる場合じゃなくなるかもですね、これは。。。
日本にもなんらかの影響が出るかもしれません。↓
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お礼とヨーロッパ株価指数

お礼とヨーロッパ株価指数


な、なんかスゴイ事になってしまいました。。。
皆様、ランケンのたわ言にこんなにも応援頂きどうもありがとうございます!
泣けますね(半分ぐらいホント。。。いやヨーロッパ動いちゃってランケンにお礼書かないといけないと思いつつ泣きながら相場見てて記事遅れました。。。感動と欲望で頭ぐちゃぐちゃになってるランケンです。。。何言ってるか分かりませんね)。

個別にはまた明日にでもコメントさせて頂きたいと思います。
ランケンにこんなにファンがいるとは思わなかったです。
少しはいるかなと思ったりしていましたが、そんなに?みたいな(笑)。
ランケンは恵まれてるんですねぇ。↓
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いや、ちょっと書きすぎたかなぁなんて思ってたんですが、なんとなくムッとしたのは事実です。
あんまり勝てない人にランケンがどう思われようと知ったこっちゃないんですが、何が腹立たしかったかと言うと、マナーの無さなんじゃないかと後で思いました。

個人でやってるブログにあぁいうの残すのはやっぱりマナーとしてどうなんだろうと思います。
それって人の家に入ってきて唾を吐いて帰るようなものじゃないかと思うんですけどねぇ。
普通やらないでしょ、そんなの(やったらお巡りさん呼ばれますね)。

でも、かえって普段コメント頂けないような方々にもいたわって頂けたし、10倍以上いい事が返ってきました。
ランケンは良い読者様に恵まれてる事がよーく分かりました。
皆様、本当にどうもありがとうございました!

お陰さまで気分もだいぶよくなっちゃったので(笑)、気持ちよく切り替えさせていただきます。

まずは気になるヨーロッパ情勢から。
スペイン、ポルトガル、イタリア全部大幅に下げています。
ドイツ変わらず。さすが強い。

DAX-IBEX20101122.jpg
上:ドイツ株価指数日足 下:スペイン株価指数日足

ちなみに、下は今日のスペイン5分足です。
およそ300ポイント、ドル円にして3円ぐらい下げてます。
なんと言うか、テクニカルもへったくりもないですね。
もはや価格を維持できないんじゃないのかと思うようなダダ下げです。

IBEX5minutes.jpg
スペイン株価指数5分足


買い方なしかって感じですね。
まぁ、誰も買わないですね、今のヨーロッパ弱小国は。
これで、200ポイントぐらい上げたら反転サインでしょうが、とてもそうは見えません。
むしろ底なし沼。

さすがにここまで下げると、終わりにかけて少し利益確定が出るかな。
多分取れますよ、スケベロング。(ムダにハイリスクなんで素直にショートがいいですが)

まぁ、まだこれからなんでしょうかね。

スペイン株価指数とか、ドイツ株価指数、まじめにおいしいと思いますよ。
多分、世界中のヘッジファンドや機関投資家が似たような事やってると思います。
損失限定のヘッジしながら利益出せる可能性高いんだから、やらない訳が無い。

デイトレでも多少長めでも勝てる可能性結構高いです。
今日なんてロング側のドイツもショート側のスペイン、イタリア、ポルトガルも全部利益出てます。

チャンスまだたくさん来ると思いますから、口座だけでも開いておいてはいかがでしょうか。(半分宣伝ですけど、フツーに勧めます。昨日も書きましたけどおいしい時においしいものをやるのがランケンです)
下の業者あたりなら全部できます。

FXオンライン
ひまわり証券←なんか口座開いて一回取引すると3000円くれるらしいです。
CMCMarkets

後、気になるのがイギリスの株価指数のFTSE。
こっから先はCFDステーションに書きます。

あ、南アフリカ、何も書いていない。。。
えーとぉ、次回。。。。
すみません。。。↓
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ブロガーの苦悩

ブロガーの苦悩


今日はブロガーの苦悩です(笑)。

昨日は経済語るばかりじゃFXに役に立たないしランケンはFXやってないんじゃないのみたいなコメントが入ってきました。
昨日の南アフリカ中央銀行のステートメント全訳の記事、3時間ぐらいかかってるんですけどね。
失礼なコメントだなぁと思いながら即削除しました(笑)。

逆に2つも投資ブログやって、5年間も毎日ここまで書いててFXをやらないなんて事ができるかを聞きたいですよねぇ。
だって、市場には儲かる可能性が一杯あって、毎日チャート上に出て誘惑してくるんですよ。
それを毎日見て戦略やらなんやらまで落とし込んでブログに書いて何もやらない?

CFDステーションには自分が欲しいチャートのプログラム作って公開してますよ。
たまにCFDステーションにも書きますが、財務諸表ぐらい割と読みます。
投資の知識は割とあるほうだと思うけどなぁ。
これでやらないなんて、それこそ不可能でしょう(爆)。

テクニカルも財務諸表も経済もほとんど何も分からなくたって皆さんFX始めて、はまっちゃう人多いのに。
下手するとそのまま分からんままで、ポジポジ病にすらかかる人がいますよね。

やってないんじゃないのって質問がよく分かりません。
やるに決まってるじゃんとか思うけどなぁ。

だいたいやりもせずにこれだけのアウトプットを継続して出しますかね。
そもそも、このブログだって別にたいした利益じゃないですし、本業を別に持ってるランケンから見たら労力的には全然合わないですもの。(中央銀行のステートメントなんて読むだけなら30分以内です、書くから3時間もかかる)
スポンサー様、大募集中です!マジメに。。。変なコメントで叩かれるとやる気なくなるので、モチベーション上げてやってください!

結構、読者の方に応援も頂いているし、ランドや南アフリカをちゃんと書いてるサイトがないので、続けています。(FX業者の皆様、ランケンが無くなったらランド持ってる方がかなり減って業者の利益も減りますので、継続するためにも是非スポンサーを!しつこい?)
後はまぁランケンが投資を楽しんでいて、それを表現しているという部分はあるかな。

でも、時々ランケンはFXやってるの?みたいな事は言われるんですよね。
今でこそ友達のSarahさんにも知り合った当初に言われた事あるもんなぁ。
もっとも彼女は実際のランケンの口座を見ちゃったので、疑う余地はなくなったみたいですけどね。

ポジションとか公開してないし、経済ネタが多いから評論家っぽく見える部分はあるんでしょうね。
あんまり経済を理解せずにテクニカルだけでやってる方にはランケンのブログは受けないんだなぁ。
テクニカル信奉者の人たちの中にはつらいつらいって言いながら、修行僧のようにやるものと信じている人がいますからね。(体育会系のノリが好きなんでしょうかね)

市場が甘くないのは十分承知していますが、本業で稼げないから修行僧みたいになるんでしょう?
ランケンは命かけてやってませんもの。
お金がない訳じゃないし、その必要はまったくないですからね。

えっと、なんとなくつらつらと書いてきましたが、皆様ランケンが本当にFXやってるかどうかも含めてどんな投資活動しているか疑問に思うようですので、一回クリアにします。


・FXやってます。
・ランドのポジションは常に持ってます。(金利狙ってるポジションがあるから)
・ランドだけやってる訳ではありません。日本株(現物株、CFD)もコモディティ(CFD)も海外株(現物、CFD、ETF)も株価指数(CFD)も通貨(FX)もやります。
・なんかオプションに手を出すと言う噂もあります。。。(はやってるらしい。。。)
・海外のプライベートエクイティ(未公開株)なんかも実は手を出しています(これはちょっと特殊なルートが必要です)
・相応に大きなポジション持っています。(1000通貨単位は労力に合わないのでやりません)
・レバは高くありません。(まず10倍超えない)
・投資をするための投資として本やソフトウェアなども買います(本が最も多いですが、チャートソフトなんかも購入してます)
・FXやCFD、証券会社の口座はかなりたくさんあります。(正直減らしたい。。。ブログやってるから作っちゃった口座もある。。。惰性でほってあったりしますけど)
・ブログとしてはランドを中心にします。じゃないとこのブログの存在意義が薄れるので。ランド以外はCFDステーションに書いています。
・デイトレーダーじゃありません。本業の仕事があるので毎日やりませんし、全然やらない時期だって一杯あります。分からん時にはやらない。
・でも、デイトレもたまにします。(FXや株価指数なんかを5分足でやってる感じ)
・基本は中期・長期で日足ベースの取引が多いです。
・本業が十分ツライので、修行のようなトレードはしません。楽しくやります。(生活をかけてやってる訳ではないので、ツライ事をやるモチベーションは全然ありません)
・それなりに経済も市場も分かってるつもりですので、おいしい銘柄を選別して狙います。上がるか下がるかしかないんだから、何をやってもいいと思っています。
・ポジション取る時はテクニカルを使います(皆さんがやってるのとほぼ同じです。SMA、Bolinger、MACD、RSI、Fiboなど市場に関係なく使います。テクニカルは考え方重視です。)
・多少の利益は出ています。
・立派なトレード環境は持ってません(日足レベルで主要どころのだいたいのチャートは頭に入っています)

こんな所で疑問は解消しますかねぇ。。。
割となんでもやりますよ。
勉強して成果が出たら楽しいですもの。(ウン、これかなやっぱり)

そうそう、削除させて頂いたコメントに上がるか下がるか結局は分からないんでしょみたいな事も書かれていましたね。
短期で小さくものを考えすぎです。特定の通貨におけるスキャルかデイトレぐらいしか頭にないんじゃないかと思う。
ご自分のトレード方法しか世の中にないと思ってるんでしょうかね。
分かるものを分かる時だけ分かるようにやればいいと思っています。

南アフリカなんて新興国なんですからね、ギリシャとかアイルランドのような状況になったらチャンスなんです。(今のところ、その懸念はありませんが。。。)
売ればいいんだから。
でも、そんなのはファンダメンタル見てないとギリシャになるかどうかなんて絶対に分からないです。

ランケンが南アフリカは下がらない(下がれない)って言ったのは買えるって思ってるって事ですよね。
下がらないんだから横ばいか上がるかと思ってるわけで、ポジションはロング狙いです。
これ、言ったのは恐らく半年ぐらい前だと思いますが、その通りになってると思っていますよ。
明日の予測なんてしてません。

同様に今回のステートメントからランドに関して読み取れるのは2点。

1.ランドには上昇圧力が強い
2.大きな金融危機が再燃した場合は大きく落ちる

これだけ分かってるだけでも次のシナリオぐらい考えれちゃうはずです。

1.今の状況ではそこまで大きな下落はないはずで、ある程度分割しながら買って金利を狙うことは出来る。(売り方に何を持ってくるかは要検討です。ランド円ロング、ランドドルのロング、ランドユーロのロング全部をやってもいいぐらい。この方が安定します。単位が小さいから余裕で出来ますし、全部金利が取れる)
2.暴落相場が来たらチャンスで一旦大きく売る。(これは確実に分かります。分からなかったら何も見ていない証拠)
3.大きく下落しても南アフリカ自体の問題でない限り元に戻る可能性が高く、長期ポジションは拾ってもいい

暴落はそんなに高い確率では来ません。あるならスペインに火がついたとき。(多分ポルトガルに火がついた時ではないと思う)
そこが読めるかどうかがファンダメンタルの相場観だと思いますよ。
コメントいただいた方には申し訳ありませんが、もう少し勉強してから分からないんでしょって言って欲しいですね。
ここまで分かれば十分トレードに活かせますから。

まぁ、FXはやってみないと分からないでしょうねなんて書かれていたし、多分かなり負けこんでるんでしょうかね。
あんまりムキになるのもよろしくないのですが、役に立たないと思うなら読みにこないで欲しいんですけどね。
自分のお金でやってるんだから、どんなトレードしようとランケンの勝手です。
2CHみたいな事を個人のブログにまで平気でやる人もどうかと思いますけどね。
2CHでやっててくださいな。

名前が売れてきた証拠かなぁ。
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南アフリカ中央銀行の金融政策決定委員会ステートメントの全訳

南アフリカ中央銀行の金融政策決定委員会ステートメントの全訳


南アフリカ中央銀行の金融政策決定委員会ステートメントの全訳です。
いつものようにランケンの感想などは全訳の後に書いておきます。
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■1.イントロダクション
前回の金融政策決定会合以来、南アフリカ国内のインフレ見通しは国内生産ギャップの落ち込みによるネガティブな継続とランドの為替レートの強さに対して、更に改善した。アメリカ合衆国の低成長と更なる量的緩和に加えて、ユーロ圏の債務問題により、今後も世界的な低金利と新興国への資本流入は続くと思われる。多くのコストプッシュ型の要因が国内のインフレに対して上昇リスクを伴うが、今後のインフレ見通しはまずまずバランスの取れたものとなろう。

■2.インフレの最近の推移
都市における消費者物価指数で計測されたインフレ率は2010年9月に3.2%へと下落し、8月の3.5%から引き下がった。9月における物品のインフレは1.5%の一方で、サービスに関するインフレ率は5.2%となった。住宅及び公共料金(主に電力料金)やその他の物品及びサービスを合計すると3.2%の全体のインフレ率の内の2.2%をしめる。管理費用を除いた消費者物価指数は2.6%となり、ガソリン価格を除いた管理費用は9%になる。

消費者物価指数の12のカテゴリーのうち、たった1つのカテゴリーだけがインフレターゲットの3%から6%の間にあり、6つのカテゴリーはインフレターゲットの下限(3%)を下回る。残り5つのカテゴリーは6%を越えている。

2010年6月に9.4%のピークに達して以来、生産者物価指数はある程度は緩和され6.8%に9月になった。世界的な食料品価格の上昇にも関わらず、農産物価格や加工食品の価格は年率ベースで下落している。これは、今後数ヶ月は消費者レベルでも食料品価格は抑制されたままとなり、年率1.2%程度の上昇と思われる。

■3.インフレの見通し
予想よりも低いインフレ結果は中央銀行の2012年末までの予測期間におけるインフレ見通しを下方修正させる結果となった。2010年第三四半期のターゲットとされている消費者物価指数は平均3.5%となり、第四四半期もほぼ同レベル、2010年全体で4.3%、2011年は4.3%、2012年は4.8%にその後なると見られ、2012年の第四四半期は平均で4.8%と見る。これは前回予測の5.1%より引き下げられている。

更に好ましい予測は管理費用の緩和予測、ランドの名目価格の上昇、実際のインフレがより低いことなどからの結果である。

第三四半期にStellenboshch大学のBER(Bureau for Economic Reserach)が実施した調査にも反映されているようにインフレ予測は全てのカテゴリーで下方修正されている。予測は2009年の第二四半期にピークに達して以来継続的に下げられている。それにもかかわらず、労働組合や経済界はインフレがターゲットを超えると予測しとえり、同調査によるとインフレは2010年は平均で5.7%、2011年は6.1%、2012年は6.4%とされている。

10月に行われたロイターのコンセンサス調査は2012年のインフレは5.5%と経済界よりは好ましい予想をしている。インフレ連動債と通常の債券との差を見るとブレークイーブンインフレ率は全ての満期において大きく下がり、およそ5%程度となっている。

世界の経済回復はまだら模様が続いていて、成長見通しは下方リスクを多くのアメリカ、日本、ユーロ圏の先進国で示している。アメリカの更なる金融緩和はあまりないと見られ、成長と失業率の継続は金融政策では残念ながら難しい事を示しているようだ。デフレの警戒は減ったが、最近の量的緩和の再開はアメリカの金融政策は当面は拡大傾向が続きそうである。ユーロ圏では再び弱小国への注目が高くなっており、不透明さが高まっていて、アイルランドの銀行システムとアイルランドの公共部門の赤字に対する債務危機の懸念が出ている。これによりヨーロッパ及び世界の金融セクターへの悪影響の恐れが広がっている。比較的落ち着いた期間があったものの、国債債務のスプレッドは南ヨーロッパのいくつかの国で再び拡大しており、2010年4月の懸念が高かった時期をレベルを超える例もでてきている。

脆弱な世界経済の回復以外には、先進国の金融安定に対する大きなリスクがある。万一、ユーロ圏の問題が適切に解決されない場合は新興国の資金流入が突然反転するリスクもある。

対照的に、新興市場の成長は上向きであり、いくつかの金融政策では需要の圧力が強く引き締めにはいっている。更に、アジア特に中国の力強い成長はコモディティ価格を下支えしており、これらの国のインフレ傾向に拍車をかけている。新興市場の成長の程度がどこまで先進国の成長と独立できるかは、まだ不透明である。コモディティ価格の上昇にも関わらず、世界的なインフレ圧力は比較的軽度である。

量的緩和は新興国の経済に過剰な影響を与えている。流動性の高まりの結果としての金利上昇は受け取り側の国の為替レートに密接なかかわりを持つ。南アフリカもこの点で例外ではなく、世界的なリスク回避がなければ通貨レート上昇の圧力が当面は続くと見られる。よって、高い為替レートがインフレの見通しに対するリスク下落圧力になっている。

前回の金融政策決定会合以来、南アフリカランドはUSドルに対して3%以上の上昇をしていて、貿易加重ベースではあまり変わらない。これは、南アフリカの金利が低い事と過去2ヶ月における外貨準備高の蓄積が高いにも関わらずである。10月には、南アフリカ中央銀行は20億ドル以上のDidataの海外からの購入手続きを受けた。最近のランドの為替レートの動きは主にユーロドルの動きによるものである。政策的な観点からは貿易加重ベースの為替レートに注目している。

南アフリカ国内の成長予測は抑制されたままであり、トレンドを下回る成長率が続くと見られる。南アフリカ中央銀行による予測は前回の金融政策委員会とあまり変わらなく、2010年のGDP成長率は2.8%、2011年は平均3.3%、2012年は3.6%としている。景況感指数は4月以来横ばいのトレンドで、今後数ヶ月間の回復傾向は緩和する可能性があることを示している。民間の固定資産形成は2010年第三四半期は低いままと見られる。

製造業、特に自動車及び部品セクターは非常に厳しい状況であった。製造業の9月の生産量は1.4%(年率)で、市場予測よりを大きく下回っている。また、第三四半期の生産量も四半期単位では1.5%下落である。これは第三四半期の稼働率の下落と同様で、製造業指数のPMIが50ポイントを下回った事とも一致している。建設業界と土木エンジニアセクターは見通しが厳しい。これに対して、鉱業の生産量成長率は大きく改善し、四半期のGDPの伸びに貢献した。信頼感指数は上昇しているが、全般的なネガティブなセンチメントをまだ反映している。これらのトレンドの結果として失業率の反転はあまり多くのサインはない。

家計の消費に回復の兆しは見られる。小売は8月は1.4%月率で下落したが、9月は0.4%上昇した。年率では6.1%の上昇である。自動車販売は年率では大きく成長したが、短期的なトレンドはある程度緩和されている。ただし、製造業のストライキなどが影響した可能性はある。消費者信頼感指数は比較的高いが、2010年の間で大きくは変化していない。今後も消費支出は資産価格の高まりと低い金利の影響により資産効果による下支えがあるであろう。ただし、失業率の高まりと家計の債務レベルが高いことは制約になる。

ローンや割賦の伸びは9月に4.1%伸びたがまずまずのペースで伸び続けるであろう。この数字自体は、住宅ローンと一般ローンの統合などのお陰である程度テクニカルな要因で増えていると見られる。住宅ローンは再びポジティブ傾向になってきており、8月、9月ともに4.8%年率上昇した。割賦販売なども17ヶ月連続で下がりつつもついにポジティブとなった。また、その他のローンや割賦も加速しており、年率で4.5%を9月は記録し、8月の0.4%を大きく上回った。ただし、クレジットカードの販売や銀行の手形は下落を続けている。

2010年9月の銀行セクターでは不良債券の比率が5.7%とわずかに下落した。しかし、レポレートに対して銀行の金利は金融危機前のスプレッドよりも高いこと現象が見られ、金融政策の緩和が新規顧客に教授されていないことを示している。

財政政策は厳しくなってきており、財政赤字6.5%から5.3%へと小さくする方向である。これにより構造赤字は4.1%になると予測されている。2013年/2014年の赤字は3.2%へと下方修正されている。これらの修正は税収増によるものがほとんどである。

インフレの見通しに対する主なリスクはコストプッシュ型のものである。これらには賃金トレンドや管理費用を含む。食料品とガソリン価格も長期的にはリスクである。

賃金価格の上昇は一時的に抑制の兆しが見られる。2010年の最初の9ヶ月における賃金妥結は8.3%となっていて、2009年の9.3%と比較される。しかし、南アフリカ統計局の調べでは名目賃金の上昇率は15.8%になる。単位辺りのレーバーコスト上昇(生産性の向上を含む)は10.8%となり、前四半期の10.3%よりも上昇している。

世界的な食料品価格は多くの地域による天候状況悪化に影響を受けているが、国内の食料品価格はランドの為替レート上昇により下落している。為替レートは国内のガソリン価格抑制にも影響しており、ブレント原油の価格が上昇し1バレル80ドルを超えている割には過去数ヶ月間は比較的安定した状況である。10月と11月の南アフリカのガソリン価格は1リットルあたり25セント上昇の結果となった。12月も更なる増加が見込まれる。世界的な原油価格は先進国の緩やかな成長によりある程度は抑制されると考えられる。

■4.金融政策スタンス
ここまでの状況やデータを考慮し、短期的な影響を期待せず12ヶ月から18ヶ月向こうに注目する事が重要である。南アフリカ国内において、何をすべきかと言う議論が非常に多くある。これらの声に耳を傾けながらも金融政策決定委員会はどちらの好ましいかなどを考えずに金利の行き先を決めるし、今後もそうする。

金融政策決定委員会は長期的なインフレ見通しの改善を認識しており、リスクも比較的バランスの取れたものであることを考慮する。国内経済の回復は脆弱で、世界の発展は成長見通しを更に不確実なものとしている。金融政策決定委員会は、金融政策は長期的な経済成長の決定は出来ないと信じるが、ポテンシャル成長の周期的な逸脱には影響を与えられると思う。よって、経済の供給サイドの弱さを考慮すると、金融政策決定委員会は更なる刺激策の余地があると見る。

金融政策決定委員会は2010年11月19日をもって、レポ金利を0.5%引き下げ5.5%とする。これはインフレターゲットの達成と一致している。ただし、家計消費支出の拡大と信用回復により更なる金利引き下げは限定的と見られる。これは今後も継続的に評価していく。



■ランケンの感想
第3章の4節目からぐらいにランドに対する見解が出ています。
ランケンでも書いていますが、金融危機が本格的に再燃しない限りにおいてはランドには上昇圧力が続く感じがします。
投資している身からするとランド上昇は望ましいのですが、南アフリカの観点で見るとインフレが抑制されると言う点でリスクが下がっていると南アフリカ中央銀行は見ています。

ただし、ランドの上昇は競争力が減る事も意味していますので、ここは南アフリカの生産性上昇など更なる競争力をつける努力が求められますね。

南アフリカの経済で1つ新しくいいなと思うのは、消費者の支出が伸びつつある点です。
現在の経済環境では、それほど高い成長は望むべくもありませんが、インフレも抑制された状態で消費が伸びてきているのであれば、ある程度は健全なる成長と見てもいいようには思います。
ワールドカップ終わってから強気だなんて大胆な事を言っていますが、こうして中央銀行のステートメントを読んでもあんまりここが良くないって言うのは見当たらない感じはします。
もっともメチャクチャ良い訳でもありませんが、比較的安心してみていられる状況でしょうね。

リスクとしては、南アフリカ中央銀行が指摘しているようにアメリカの金融緩和などによる資金流入でしょう。
これは、ランドの価格を押し上げたり、株価上昇につながるので短期的には投資家側からもいいのですが、歪みが蓄積する可能性はあり、リスク回避になった時に大きく巻き戻される懸念はあります。

他には、金融政策では雇用は解決できないって書いてある点がいいですね。
まぁ、FRBも分かっちゃいるんでしょうけど、デフレ回避に全力を挙げていると言う所でしょう。
なんとなく、南アフリカ中央銀行の認識がランケンの認識とピタっとはまって嬉しいです(笑)。
ランケンの世界経済の見通しもあながち違ってないななんて思いました。

グローバルマクロで相場に活かすぞ!
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アイルランド救済

アイルランド救済


昨日の南アフリカの金利引き下げは予想どおりでしたね。
南アフリカの中央銀行ステートメントは今週末にでも読もうと思います。↓
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さて、アイルランドがEUとIMFの融資を受け入れる事になりました。
ギリシャに次いで2件目です。
次はポルトガルの救済が必要になると市場では心配されています。

って言うか、市場でポルトガル債券消化できない可能性が高ければどうやったって金利上がっちゃうわけですから、救済が必要になるかどうかは市場が決めるって話です。
心配されているも何もポルトガルの救済は結構折り込まれてるんじゃないかと。。。
問題はその次にいるスペインですかね。

スペインのGDPは世界トップ10クラスです。(8位ぐらい)
韓国の1.5倍、ドイツの半分、日本の3分の1近くあります。
アイルランドの5倍以上でして、ちょっとシャレにならない大きさです。
アメリカと同規模のお金が必要とすると10兆円ぐらい必要になるかもしれません。

これに耐えられるのってのが実は市場の最大の関心事です。
それに比べればポルトガルは小さくて、まだ小物。
ボスキャラはスペインですね。

これ、負けは許されないと思いますが、負けたらユーロはどうなるんでしょうね。
結構、シャレにならない話です。
先日のG20もヨーロッパの弱小国をどうするか、市場をどうするかが最大の焦点だったそうです。

ランケンもCFDでスペイン売って喜んでいる場合ではありません。。。(CFDステーションにどーぞ)
ユーロはどこに行くんだろうか。
ユーロが暴落しなくてなんとなくほっとしています。

アイルランド救済はかなり衝撃的な話だと思うんですけど、朝テレビちょろっと見ている限りではあんまり注目されていないですね。
ガラパゴスだなぁ。。。

緊張感が走るのは、ポルトガル救済終わってスペインがターゲットになってからでしょうかね、
ユーロはまだまだ買う通貨じゃない!
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南アフリカの金利引き下げの理由

南アフリカの金利引き下げの理由


南アフリカは金利を予想どおり0.5%引き下げましたね。
市場予測とほぼ完全に同じ状況でやっぱり驚きはなかったようです。

金利が5.5%と言うのは南アフリカにとっては実に30年ぶりの低金利だそうです。
5.5%なんてメチャクチャ高い金利に聞こえますが、長くインフレに苦しんでいる国ですし、新興国でもあるので、そういうものなんでしょうかね。

南アフリカ中央銀行総裁は最近のアイルランドの危機に関しても言及しており、もしユーロが適切に扱われない場合は南アフリカから資金が逃げ出す可能性もあると述べています。
また、インフレに関してはちょうど良いとの認識を示していて、これが金利引き下げの主な要因と明言しています。
同時にランドが強すぎるのも減らしたいとしており、インフレとランドが金利引き下げの決定打となったようです。

またランキングだいぶ下がっちゃいました。
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南アフリカ金利引き下げ

南アフリカ金利引き下げ


南アフリカは政策金利を0.5%引き下げ5.5%になりました。
予想どおりでしょうね。
  
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市場下落!

市場下落!


昨夜はダウが割れましたね。
今週の頭は動きが鈍かったですが、昨日のダウは8月以来の大きな下落です。
ダウは1.6%下げ、ヨーロッパは2%前後下げています。
スペインも大きく下落。

中国に至っては昨日4%の下落でした。
うー、中国も売っておけばよかったぁ。
中国は売らないか。↓
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コモディティも大きく下げています。
原油は3%下げ、銅に至ってはなんと5.1%下落。
金価格も1400ドル超えていましたが、一気に1300ドル台まで落ちています。

市場はほぼ全面売りの様相で、まぁまぁ予想通りの展開でなんとなく満足です(笑)。
分かってるんなら、もうちょっとしっかり利益に結び付けろって気がしなくはないですが、まぁ別にプロじゃないんだからいいや。

ただ、昨夜は市場見てた感じではやっぱりパニック的な売りではなかった感じしますね。
これは昨日も書きましたが、メチャクチャな感じではなかったと思います。
比較的ズルズルと落ちた感じ。
まぁ、ランケンでも予想できる程度ですから、市場も二度目だし想定範囲内と言う所なんでしょうか。

しっかし、スゴイなと思うのが、イギリスがアイルランドにお金を融資するみたいな話が出ている点です。
イギリスはユーロに入っていませんから、ユーロが危機に陥っても直接的には関係ありません。(間接的にはメチャクチャ影響ありますが)。
そのイギリスがアイルランドにお金を出す事を考えざるを得ないほどイギリスはアイルランドの金融と結びついてしまっていると言う事でしょう。
きっとアイルランドの国債がデフォルトしたり一部カットになるとイギリスの銀行が大損して下手すると潰れちゃうんでしょう。

そりゃーね、イギリスの銀行だってトップクラスの格付けを受けていたアイルランドの国債がまさかデフォルト起こすとは思ってないですものねぇ。
もっとも安全な資産として扱っていたはずですから、債務カットなんてされた日にはねぇ。
格付けなんてアテになりませんね。

あ、明日は南アフリカの政策金利が決まるんだった。
他の問題が大きすぎて忘れかけてましたが、重要です。
もっともユーロみたいにランドが金利によって大きく動くとは思えないのですが。

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南アフリカの消費者信頼感指数まぁまぁ

南アフリカの消費者信頼感指数まぁまぁ


ヨーロッパネタが続きましたし、思ったほどヨーロッパが下げてくれないので今日は南アフリカに戻ります。
第四四半期の南アフリカの消費者信頼感指数は変化なしで14ポイントとなりました。
一般的な解釈としては消費者は比較的ポジティブと見ているそうです。↓
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調査を行っているFNB(First National Bank)のエコノミストは不景気から脱していない状況でかつ、世界的な混乱の中では普通ではないと述べており、南アフリカの消費者のセンチメントは決して悪くない事を示しているとしています。
ポイントとしては14ポイントで変わっていないのですが、耐久消費財が-4ポイントから0に上昇しているのがちょっと注目です。
車などの耐久消費財は高額なため、通常は景気が悪くなると真っ先に売れなくなり、景気が良くなってもなかなか上昇しないものですが、この部分の点数が改善しているのはいいですね。
もっとも金利引き下げの影響が耐久消費財では大きく出ますので、ローンを組むにはいいんでしょう。

ただし、クリスマスで使う金額に関する調査はあまり良くなく、昨年を下回ることが予想されています。
3人に2人は昨年と同額かそれ以下と答えており、増やす人の方が少ない状況のようです。

調査によると貧困層が厳しい実態が浮かび上がっており、景気の悪化は貧困層を直撃しているようです。
やはり弱い所ほどダメージが大きいのは、耐久力の問題なのでしょう。
南アフリカの貧困層でぎりぎりの生活していた人たちも、貧困の罠にはまってしまったんでしょうね。
抜け出すのも容易ではないでしょう。

クリスマスがもう近いんですね。
南アフリカにも少しでも良いクリスマスがくるといいですよね。
もちろん、日本にも!
  
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ポルトガルがユーロ脱退を検討

ポルトガルがユーロ脱退を検討


南アフリカの今週の政策金利決定会合のロイター予測が出てきました。
21人のエコノミストの内17人が引き下げを予測しています。
南アフリカ国内からも引き下げの圧力が強いですし、経済の状況があまり良くない事、インフレが低い事を勘案すると引き下げになるでしょうね。↓
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引き下げ幅は0.5%と見られており、5.5%になりそうです。
南アフリカ中央銀行は金利引き下げにあまり積極的ではないと思いますので、1%は引き下げないと思います。
可能性が無いわけではないですが。

さて、ポルトガルがユーロ脱退を検討しているようです。
すぐには脱退できないでしょうが、ポルトガル政府として考えているようです。

ユーロ脱退者が出るのは時間の問題かなと思ってはいましたが、やっぱりそうなる可能性は否定できませんね。
とは言っても、脱退がそんなに簡単な訳ではありません。
ユーロやめる以上は自国通貨を発行しないといけない訳ですし、レートをどうするかとかペッグにするかとか(まぁ、ユーロと言う固定為替制度で失敗した国が今さらペッグはないでしょうが、バスケット制も含めて選択肢がない訳ではないでしょう)、制度面からオペレーションまで含めて色々と準備も必要です。

ユーロやめるにしても、ある程度の通貨安に持っていかないと意味をなさない訳ですが、かといってあんまり通貨安にするとユーロ建ての借金が増えちゃう訳で悩ましい話ではあります。
ランケンはポルトガル株価指数を売り建てていますので、おぉっとどうなるのこれ?みたいな。
まぁ、どうせユーロやめた所で通貨安はランケンの利益になりますので(ポルトガル株価指数の売りはユーロ建てなので、ユーロショートの意味合いもあります)、どっちにしても株安・通貨安の恩恵を受ける気分バリバリです(笑)。

ただ、今日の市場は比較的落ち着いていまして、ポルトガル株価指数はこのニュースにそれほど反応しているようには見えません。
考えぐらいは当然するだろうって話なんですかねぇ。
まぁ、数年先とかの話しですから今からそんなに下げはしないのかな。
よく分かりませんが、とりあえず重要ポイントである事はまだ変わっていません。。。

今夜のダウがどう反応するかかな。
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今週の相場雑感

今週の相場雑感


今週は南アフリカは政策金利決定会合があります。
恐らく金利引き下げをされると思われますが、どうなるか注目です。

後はやっぱりヨーロッパの動向は今週どう転ぶかが分かる気がします。
先週は小さなパニックを伴った下落だったのですが(小さなパニックってのもランケン感覚ですけど。。。)、金曜日にG20においてEUは将来決められる救済メカニズム(これには債券カットが含まれる可能性があります)は現在の債券保持者に影響を与えないと述べた事で、一旦はパニックが収まっています。
問題の先送りをとりあえずしたのですが、市場はこれに対して金曜日にスペイン株価が上昇するなど、それなりに反応しています。↓
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ただし、先週の頭のヨーロッパ危機の再燃により地合いは一気に悪くなったように思います。
コモディティは大幅に下げていますし、ダウは下向きのモメンタムの確認には至らないものの、今週が割れるかどうかの重要なラインに来ているんじゃないでしょうか。

スペイン株の下落モメンタムが無くなったわけではなく、修正的な戻りに見えます。
もう少し押し目で上昇してもいい気はしますけどね。
この辺りも今週分かるかなぁ。
ドル円もロングよりで考えた方がいい感じですが、まぁドル円をやる理由もよく分からないのでパス。

金も微妙な所でとまっていますね。
1オンス1350ドル割れたら買えなくなるなぁ。
今、1368ドルですので後18ドル。
金の値動きを考えると、こっちも重要なラインに来ています。

風向きが変わる週かもしれません。
楽しみですね!
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GFTのキャンペーンがかなりおいしい!

GFTのキャンペーンがかなりおいしい!


GFTがかなりおいしいキャンペーンやってます。
2万円のキャンペーンですので、最近のキャンペーンとしてはかなり大きい方ではないでしょうか。
重要な条件としては以下の3つ

1.新規で口座開設して初回保証金として50万円入れる。
2.180日以内での他社の取引明細書の提出
3.50万通貨単位分の取引

だそうです。
結構、全部簡単に出来ちゃいそうですね。
3番目の50万通貨単位がちょっと厳しいかなとも思いましたが、ランド円なら1ランド11円なので楽勝だと気が付きました(笑)。
113円のユーロ円5万通貨ぐらいのものですもの。
レバ10倍程度で行けてしまいますので、デイトレーダーである必要はありません。

条件として決済しないといけないので、さっさと入れてさっさと出てしまえば2万円チャリーンですね。
もっとも90日間ぐらいは持たないといけないみたいですので、3ヶ月寝かしておけば50万円で2万円。
3ヶ月で2万円だから年になおすと8万円(2万円X4倍)。50万円入れて8万円の計算だと。。。

年利16%!!!

すげー!
下手なトレードより全然おいしいですね。
だってリスクほとんどなしだもん。

以前、クリック証券のキャンペーンが1000万円で年率25%ぐらいだった気がしますが、今回のGFTは50万円で16%です。
敷居がだいぶ低いですね。

以前も紹介しましたが、GFTって128通貨ペアできる老舗です。
ほぼ何でも出来ますので、そういうチャート口座としてもいいと思いますよ。
チャートは有名なディールブックですしね。

チャート見れるだけでもだいぶ違います。
今だったらEUR/ZARのショートとかをGFTでやるなんてのもありかなぁ。(ま、リスク回避になったらどっちにしてもランド売られますがね。。。)

と言うところで、GFTのキャンペーン是非どうぞ!!!

 

  
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今日もヨーロッパ

今日もヨーロッパ


南アフリカのニュースがあんまり大きなものがないので、今日もヨーロッパです。
ついにユーロドルも下向きのモメンタムが出てきてしまっています。
円高も一息です。

コモディティも下げが目立ちます。
一旦、コモディティは撤退がいいでしょうね。
市場の動向を見ながら押し目を探したいぐらいな感じですが、ヨーロッパ問題を様子見です。↓
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個人的には風向きが変わったかもしれないと思っていますが結構微妙な所に来ました。
上向きのモメンタムが残っている市場ではちょうど押し目のいい所ではあります。
ただ、ヨーロッパ弱小国の債務問題は別に今に始まった訳ではないものの再度テーマになっちゃった気がします。

もしそれが正しければ、債券安を起点にして株安、商品安の動きになるかなと考えていまして、ここまで無理やり押し上げられてきたのもあるので、ここは素直に売っておいて正解でした。
このテーマが今週だけかどうかに注目してて、来週あたりにはもう少しはっきりしてるんじゃないかと。

天の邪鬼のランケンは珍しく素直に売っています(笑)
なんか昨夜はポルトガルが結構強烈に下げてまして、ムフフってな感じでした。
もちろんイタリアも(笑)

今日もヨーロッパは開始と同時にめちゃくちゃ下げました。
ただし、今は下落を戻しておりものすごい動きをしています。

チャート的にはダウやFTSE,DAXなどの株価は下向きのモメンタムはまだ確認できません。
どうなるでしょうね。
市場が面白いです。↓
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スペイン株とか金とか

スペイン株とか金とか


スペイン株価指数落ちてきました。
金も上がるし、稼ぎ時?みたいな(笑)。
どうもランケンはショートポジションで稼いでいる時の方が多い気がしますねぇ。。。

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うーん、人の不幸で稼いでるようで、いい気分でもないような気もしますが、やっぱりいい気分かも。
ま、マネーゲームですからね。
当てものですから、当てたら気持ちいいですよね、やっぱり。(ほんとはこういう取引しない方がいいのでしょうが、こっちの方が楽しいんだもん)

後もう一個書いた奴も来てるな。
こちらは明日のCFDステーションに譲ります。(書くネタ探すのも楽じゃないので(笑))

そのヨーロッパですが、あいかわらずアイルランドの懸念が強くユーロもさすがに下がり気味です。
ただねぇ、アイルランドはすぐにお金が必要って訳でもないようで、短期的に極めてまずいと言う程ではないようです。
もっとも、短期的にまずいような状況だったらもっと早くに下げ出すか、今頃とんでもなく暴落してはいるでしょう。

そういう意味ではタイミング的におかしいと言う訳でもない気がします。
アイルランドって人口450万人ぐらいなんですね。
もっと多いかと思ってました。
意外と小国ではありますが、破たんしたアイスランドの30万人に比べれば10倍以上です。

ユーロの一員ですし、簡単には破たんできないでしょうが、債務不履行が一部起こるかもしれませんね。
ただ、中国が弱小国の債券を買うなんて言っています。
市場の懸念の払しょくに一役買っていますが、どうなんでしょう。

ドバイあたりのSWF(Sovereign Wealth Fund)も結局うまくいかなかったし、中国が本気で買い支えるなら安心感もあるのでしょうが、真に受けて鵜呑みにする気にもなれませんよね。
中国なんてやっぱりやーめたって言っても、ちっともおかしくありませんから。
リップサービスぐらいに受け止めておきます。(そういう使い方はしないかな。。。)

さて、南アフリカですが、G20を前に南アフリカ財務大臣のPravin Gordhan氏はアメリカと中国による不均衡と対立しても、通貨問題は解決されないだろうと述べました。
今や世界の二大超大国は中国とアメリカですが、この二国の通貨問題が大きすぎて、その他の国は被害を受けるだけと言う所でしょうか。

世界のお金はこの二カ国に大きく翻弄されて歪んでいます。
G20でも通貨問題が取り上げられそうではありますし、市場も注目しています。
アメリカも口ではドル高が望ましいなんて言っていますが、極めて政治的な発言にしか見えません。
言ってることとやってる事が違うもの。

勘弁してくれって感じですが、それならそれでこちらもうまく利用したい所です。

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ドルもユーロも円もヤダ

ドルもユーロも円もヤダ


金価格が上昇していますが、ウォールストリートジャーナルを読んでいたらユーロが不安だからって書いてありました。
まったく、こないだはドルが不安だから金が上昇して、今度はユーロが不安だから金が上昇ですか。
まぁ、要するに通貨不安なんですね。↓
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ただ、恐怖指数のVIX指数は上がっていません。
むしろ、下落傾向が続いている。
まぁ、VIX指数はVolatality Indexでアメリカの株価指数オプションの値動きの荒さで計測していますから、今の株の動きだと比較的落ち着いちゃうかもしれませんね。
VIX指数が小さいからと言ってそんなに楽観的にはなれません。

今、危機感の強いのはアイルランドなのですが、アイルランドってPIIGSの中では優等生と言われていたはずです(ランケンの記憶が正しければ)。
理由は、銀行の破たんをうまくマネージして金融危機を乗り越えたとされていたためです。
今まで、アイルランドの銀行から出されたデータを元に色々とアイルランド政府が支援をしてきた経緯があるのですが、これがどうもかなり怪しい数字だったようで、アイルランド政府は再三の支援を余儀なくされています。

アイルランドの問題は自国内での処理が厳しい状況に陥っており、債務比率はGDP比で32%になる可能性があるとされています。
ギリシャよりもよっぽど悪くて、更なる悪化もあり得るとされており、EU及びイギリスへの支援が必要になってきそうです。

アイルランドって競争力が高いとされていましたが、どうもちょっと胡散臭くなってきました。。。
単純にバブルに踊って生産性が高くなっていただけではないかと。

アイルランドもユーロ採用国ですので、ユーロが高い現在の状況はありがたくありません。
ドイツの肩の荷は重くなる一方で、気の毒ですらあります。
兄弟喧嘩になりますよね。。。

さて、南アフリカですが、今は比較的問題ないのですが、建設業界が苦境で苦しんでいます。
ワールドカップが終わって、建設需要がガタオチだそうで、実にワールドカップ前の半分にまで需要が落ちているそうです。
まぁ、そらーそうでしょって感じですが。。。
建設業の回復は2012年以降になるとされており、当面は南アフリカの建設業界は厳しい見通しが立っています。

最近、FXはやりにくいですね。
ドルも買いたくないし、ユーロも買いたくないし、円も買いたくない(笑)。
ランドかぁ。。。うーん、微妙です。。。
とりあえず豪ドルの利益確定でもします。。。

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金価格史上最高値とか金本位制の復活とかアイルランドと株とか

金価格史上最高値とか金本位制の復活とかアイルランドと株とか


金価格が1オンス1418ドルを付けています。
史上最高値更新です。
いやぁ、すげー。↓
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この要因として指摘されているのが世界銀行総裁が通貨制度を金に連動したものに変えるべきだとの見解を示した事です。
金本位制の復活か?と言う話なんですが、いまさら現実的ではないと一般の見方は冷ややかです。
金の産出量の増え方が世界経済の伸びと同様なら可能なのですが、さすがにそれは無理です。

世界銀行総裁も金に完全にペッグするべきとは言っていないようではありますが、なんらかの形で基準を持たせられないかと考えているようです。
金融危機を防ぐと言う意味では恐らく有効な手段なのでしょうが、どうなんでしょうね。
中国とかも反対はしないんじゃないかと思いますが、本当に出来るかと言うとまぁ少なくとも短期的には無理でしょう。
それだったら為替取引に税金をかける方がまだ現実的かも(あれも絶対に無理だと思いますけどね)

アメリカの50兆円を超える今回の金融緩和は世界的に非常に不評です。
特にドイツと中国がアメリカに対して強硬で、中国はあちらこちらでインフレになってしまう可能性があると警告しています。
また、ドイツもユーロの高騰がヨーロッパ発の金融不安を引き起こすと述べています。

先日からお知らせしていますが、アイルランドが危なくなってきており、EUに援助を求める可能性も出てきました。
EU即ちドイツなのですが、ドイツだってたまりません。

アイルランドがややこしいのはイギリスの隣で、金融国のイギリスとお金で繋がっている点です。
要するにアイルランドの火事がイギリスに飛ぶ可能性も否定できません。
実はイギリスも結構ビクビクのはずです。
市場が荒れだしたら大変ですからね。

南アフリカのGordhan財務大臣は南アフリカへの資金流入が多すぎると懸念を示しています。
南アフリカだって、この状況は決して健全だとは考えていません。
アメリカも世界中から嫌がられていますので、いつまでも金融緩和もできないんじゃないでしょうかね。
QE3はあってもだいぶ小さいかな。(今QE2です)

市場では株価が高値を追っていますが、反対側でアイルランドのCDSも高値を追っていると言うのがある意味でスゴイ状況です。
CFDステーションに書きましたが、毒をもって毒を制すですよね。
個人的には、チキンレースの気分バリバリです。

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南アフリカ中央銀行総裁、為替について言及

南アフリカ中央銀行総裁、為替について言及


最近、結構忙しいです。。。
にも関わらず某セミナーに参加してたりして。
大盛況なんですけど、このセミナー。

なんだこりゃ。。。。
200人ぐらいいるかな。。。
ゴールドラッシュさながらですね。↓
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南アフリカ中央銀行総裁のMarcus氏がランドを固定(ペッグ)する事は競争力につながらないと述べ、今後も変動為替制を続ける意向を示しています。
Marcus氏はユーロを引き合いに出して、固定為替制の脆さを指摘し、固定制度の導入で自動的に競争力が上がるわけではないとしています。

面白いなと思ったのが、固定為替にする事で名目為替上は固定されますが、実効為替レートの安定には結びつかないとしている点で、まぁ当然と言えば当然なのですが、固定制度の導入論者に対して厳しくしている点です。
確かに、インフレ分は名目為替の観点から見れば安くなってしかるべきであり、これを固定するとなると長い目で見れば結局は為替レートの高止まりとなります。
インフレが10%を超えるような場面では下がってくれないといけない訳ですが(実際は上がってましたけどね、数年前は。。。)、このあたりは変動為替の方が良いでしょう。

一部のアナリストはランドは1ドル6.6ランドまで上昇すると予想しています。
1ドル80円なら12.1円、100円なら15.15円、70円なら10.6円です。
ドル円次第で全然違いますね。。。

今月の18日にはまた南アフリカの政策金利決定会合が開かれます。
恐らく引き下げかと思われます。
注目です。

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ヨーロッパがまた危ない

ヨーロッパがまた危ない


ヨーロッパの経済指標が全般的に悪いですね。
ECBはFRBと違って量的緩和をしない方向を打ち出しています。
このECBとFRBの対応の違いがどう出るかって結構面白いんですが、どう思われますか?

ヨーロッパの危機が再燃しています。
ランケンもまたヨーロッパスプレッド組もうかとか思うんですが、下がスペイン株価指数とダウです。
やっぱりスペインが疲れてきていますよね。

ダウとスペイン株価指数
上:スペイン株価指数(IBEX)、下:ダウ平均株価

特に今週末はダウやDAXに日経225も結構上昇しているので地合いはいいにも関わらずスペインが下げています。
スペイン株価指数は結構サポートのラインまで下げててチャートの形は悪いので、来週あたりダウが凹むとスペインはダーって下げるかもしれません。
ヨーロッパの弱小国である、アイルランドやらギリシャやらポルトガルやらのCDSは過去最悪とか最悪一歩手前まで悪化しています。

これらの国での景気は悪いし、債券カットの話まで出てる上にユーロも高い訳で株価が上がる理由は本質的にはないはずです。
さすがに苦しいんじゃないかと。
なんかCFDステーションネタみたいになってしまって申し訳ありません。

お詫びに南アフリカ株価指数(JSE)でも乗っけます。
もう、金融危機前の水準を超えるのにもう一歩って所まで実は来ちゃっています。
多分、今回載せてる3つの中では最強でしょう。
恐らく史上最高値更新もそう遠くはないと思います。(ダウ次第だけど。。。)

南アフリカ株価指数
南アフリカ株価指数

そりゃーね、これだけコモディティ価格が上がって、先進国がダメでお金が市場にあふれ出せば、なるべくしてなりますね。
むしろ上がり過ぎで気持ち悪いぐらい(まぁ、南アフリカだけじゃないんですけどね。。。ダウとかはもっと気持ち悪い)

うーん、ワールドカップ終わってから南アフリカにかなり強気だ。
なんかこのブログ始めてからもっとも強気な気がする。
南アフリカの経済状況とか成長率見ても悪い所がほとんど見当たらないんですよねぇ。

とてもランドが暴落するとは思えない。
怖いのは世界経済が二番底付けるかとかかなぁ。
それも後退してるしなぁ。
やっぱりヨーロッパの危機が個人的には一番気になるかな。

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投資のリテラシー
自分で言うのも何なんですが、昔ランケンが紹介した不動産指数の記事って1年前なのに割と筋が通ってるなぁって思いました。
昨日紹介したジムロジャーズ記事でCFDステーションに書いた記事は1年前に書いたものです。
1年前の記事を今読んでその通りになっていると言うのはまぁまぁ正しかったんでしょう。(過去に書いた記事がそのまんま残っていると言うのはブログのいい所であり、書いている側としては怖い所ですね。それなりのロジックも書いていると適当な事を書いても後で見てデタラメかどうかがすぐ分かってしまいます)。
この記事を改めて読み直してみて自分で感心しちゃった(笑)。

CFDで不動産指数

もちろん、ランケンが書いてる記事って基本的にはどっかで既に言われているもので、別に独自理論ではありません。
そんなにイバルほどのものかって話もあるんですが、あふれるニュースなりなんなりを咀嚼して投資の意志決定まで落とし込むっていうのはそれなりにリテラシーだと思っています。(不思議とそういう投資している人が全然いないのは何だろう???この手のグローバルマクロは海外モノの取引だから英語が読めないと厳しいのかな。)
リテラシーないと、市場が悪くて色々な人が勝手な事を言ってる時に(市場経済は終わりだとかなんとかあるでしょ)判断して取引なんて怖くて出来ないもん。

ニュースって腐るほどあるし(実際腐ってるものも多い。。。)、質もピンキリです。
その中からもっとも影響の大きいニュースを掴んで、将来を予測すると言うのはランケンとしてはかなり楽しいです!
投資行動まで落とし込めて自分の利益に出来るのが楽しいのかもしれませんね。

市場の予測は出来ないなんて言いますけど、ランケンはそうは思わないかな。
短期的には恐らく予測できないでしょう。
これに異論はまったくありません。

短期的には市場は天気と同じでフラクタルだと思います。
風がどっち吹いているかって意外と難しくて1か所だけ計測しても分かりません。
風が北から吹きますって天気予報で言っていても、場所によっては南からも吹いていますし、風の吹いていない所だってあるわけです。

市場で取引するのっていうのは、どうやってもピンポイントになるので、たまたまそこには南から風が吹いてるのかもしれませんよね。
一瞬だけ見ると南から吹いているかもしれませんが、1日ずっと同じ場所で観測すれば北から吹いている時間の方が多いはずです。(北側に高層マンションがあったりしなければ)
だからこそトレーダーは何回も取引して確率で攻めないとやっていけないのです。

市場も長期的には、なるべきようになるんだと信じています。
実際、なってるもん。
じゃないと市場なんて本質的に成り立たないデタラメなものになっちゃって、それこそバブルなんて起きないはずです。(バブルはファンダメンタルと人間の欲望から出来る。決してデタラメに出来るものではありません。あれもなるべくしてなっている)

超長期はまた予測できないんですけどね。。。
10年後どうなるかは分からんですよね。。。
分かる人には分かるのかも知れませんけど、ランケンにその力はないなぁ。

ファンダメンタルって言うかニュースのリテラシーってありますよね。
デイトレーダーや市場に張り付いている金融機関のトレーダーさんにはあんまり関係ないのでしょうが、ジムロジャーズだったり、ソロスだったりバフェットみたいな投資家はちゃんと市場とその方向性を見抜いています。
ランケンも少し近づけたかな(いや、全然遠いのは分かってまして、彼らの言う事がもう少し深く咀嚼出来るようになってきたと言う意味では昔に比べて成長できたなと感じただけです、はい。)。

不動産指数はランケンまだ持っているのですが、これはお宝ポジションになりそうです。
金利も5%付く訳ですし(買った価格が安いからですが今も5%近い)、FRBがドルを印刷しまくっていて資産バブルの兆候は強いので、当面は下がらないと見ます。
為替ヘッジの意味でもボーナスを一部不動産指数にいれちゃおっかなぁとか思いますね(笑)
本当にアパート経営するより全然楽ですもの。(爆)

と言う所で結論としては、金利生活とか夢見るならやっぱりファンダメンタルとそのリテラシー!
トレーダーもワークとしてトレードが大変でしょうが、ファンダメンタルもワークとして色々と考えないといけないのが大変です。
楽しいですけどね。

ただ、トレーダーほどきつくない気がするなぁ(笑)。
でも、一番きついのはサラリーマン稼業かもぉ。。。(爆)
確実にお金が手に入るんですけど、労力にあんまり合わないんですよね。

まぁ、リスクなしだから仕方ない。
雇われるって言うのは本質的にそういうものなんでしょうね。
だから企業は中国とか新興国に行って利幅を取ろうとしている訳です。

だいぶツラツラと脱線しましたが、ランケンはファンダメンタル派です!
ファンダメンタルなイベントドリブン型投資と言うのかも。(要するにチャートも割と見る)


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ジムロジャーズのFRB批判

ジムロジャーズのFRB批判


南アフリカ中央銀行が為替介入を行っている様子です。
10月の南アフリカの外貨準備高は9月の408億ドルから431億ドルへと大きく上昇しており、中央銀行がランドを売ってドルを買った事を示していると見られています。
南アフリカ最大の銀行のABSA銀行のエコノミストはドルの波に押されてランドが上昇しており、中央銀行はそれを抑えようとしていると述べています。↓
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さて、ジムロジャーズがバーナンキFRBを痛烈に批判しています。
いわく、バーナンキ博士は残念ながら経済を理解していない、通貨を理解していない、ファイナンスを理解していない、彼が理解しているのはお金を印刷する事だけ、と、かなり手厳しい批判です。
これは、オックスフォード大学でのレクチャーで述べられたもので、バーナンキに印刷機を渡せばとんでもない速さで印刷機を回すだろうと述べています。

ロジャーズは、金利を下げてこれだけのお金をばらまいても進捗はかなり遅いとして、通貨の劣化は決してうまくいかないとしています。
ロジャーズの話しの中には日本の量的緩和も出てきました。
やはりうまく行かなかった例として上げられています。
今回の量的緩和についても最悪の悲劇だとし、我々は更なる通貨の混乱に直面するだろうと述べて批判しまくりです。

FRBはここまで非常によくやっているように見えます。
ただ、やっぱりこの副作用がないとは言えないなとは思います。

ロジャーズは景気が良くなって、コモディティが不足してくればコモディティ価格は爆発的に上がると述べています。
景気が良くならなかったら、政府はまたお金を印刷するだろうからどちらにしたってコモディティは上がるとしており、コモディティに相変わらず超強気です。

ランケンもコモディティやってますが、やっぱり商品だろうなぁとは思いますよね。
CFDステーションにも最近コモディティネタ書いてます。
読んでみてくださいね。

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アイルランドの破たん確率過去最高へ

アイルランドの破たん確率過去最高へ


米ドルが安くなっているためユーロが上昇していますが、だからと言ってヨーロッパ弱小国の債務問題が解決された訳ではありません。
PIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)の債券価格下落が続いており、アイルランドの債務保証コストは過去最高になっています。

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1000万ドルのアイルランドの国債を保証を受けようと思うと4万ドルが必要となっていましたが、今日この額は5万6000ドルまで上昇しています。
同時に国債価格は下がりまして、10年債の利回りは7.5%弱。1週間で1%も上昇しています。
ヨーロッパでもっとも安全とされているドイツ国債との利回りの差は5%を超えており、市場はかなり警戒しています。

完全にデフォルトして国債価値がゼロになるわけではないのでしょうが、一部は放棄する可能性が高くなっています。
既にECBでは国債買い取りをやめる方向をにらんでいます。
これは、ECBが買ってくれるなら高利回りの債券の心配はないとして投機的な動きが出ている事で、モラルハザードを引き起こしている事によります。

また、ポルトガルの債務保証コストも上がっており、こちらは42万ドルを超えています。
アイルランドの方が高いんですね。
この状況でドルが安くなるって言うのはスゴイですよねぇ。

見方によってはドル相当ヤバいんですけど。。。
ドル安に出来てFRBは狙い通りなんでしょうけど、一方で怖いんじゃないかなぁ。
ちょっと冷静に見たらめちゃくちゃ怖いですよね。対ユーロで売られてるんだから。
綱渡りな気分だろうなぁ。

まぁ、株価も上がってるんでいいんでしょうけどね、株価が下がってドルまで売られた日にはねぇ。
もっとも、株価が下がってドルが上がるようじゃ、また危機的か。。。
株価が下がってユーロも下がるのが一番自然だとは思うんですけどねぇ。
FRBはスゴイなぁ。やりにくい。。。

皆様のおかげでランキング少し上がりました!
どうもありがとうございます!
また、すぐに沈みそうですので今後ともよろしくお願いします!

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南アフリカ景況感とエスコム社

南アフリカ景況感とエスコム社


水曜日に休日って久しぶりな感じですね。
東京は快晴で気持ちのいい一日でした。
と言ってもグウタラしてましたが、まぁ連休って訳でもないですし、これが最高のゼイタクですよね。
多分、今日は結構そういう人が多かったと思います(笑)。↓
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南アフリカの景況感が1.9ポイント下落して85.9ポイントになりました。
やっぱりランド高が民間には痛いようで、盛り上がりません。
昨年の状況に比べると全般的には良いようではあります。

景況感指数を発表しているSACCIでは製造業や小売の回復のモメンタムが失われる事を懸念していると述べています。
経営者側はかなり慎重に見ているようですが、SACCIはあまり慎重になり過ぎるのもどうかとしています。
民間の経営者が慎重に見るのはやむを得ない所でしょうから、そんなには盛り上がりませんよね。

さて、南アフリカの電力会社ESKOM社が南部アフリカ開発銀行から150億ランド(約1600億円)の融資を受ける事になりそうです。
目的は発電所建設です。
長期的に見ると南アフリカの電力需要はやはり高く、発電所のような建設に時間がかかるものは早めに融資を取り決めて建設が必要となります。

幸か不幸か今のところは景気が悪いので、電力需要が比較的落ち着いており大規模な停電にはなっていません。
ただ、経済の成長阻害要因にもなりかねません(と言うか一部ではなっています)ので、ボトルネックは解消したいですね。
少しランキング上がりました。もう、首の皮1枚ですね。。。
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