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南アフリカのダイアモンド原石、過去最高値を記録
南アフリカで昨年の9月に採掘された507.5カラット(!)のダイアモンドの原石が3530万ドル(約30億円)でPetra Diamonds社から売却されました。原石の価格としては過去最高だそうです。
この原石は過去19番目に大きい原石だそうで、研磨後にはうまくいけば世界最高峰のダイヤモンドになる可能性があると言う事で、過去最高の価格が付いたとの事です。やはり質が高いそうで、色も透明度も相当良いものとなっています。
507カラットのダイアモンドの原石はかなり大きく、とても指に付ける様な物には見えません。ネックレスにするにもやや大きいんじゃないかと思われますが、ネックレスでしょうか。宝飾品になったら100億円クラスかもしれませんね。
Petra Diamonds社は昨年の11月にも168カラットのダイアモンドを売ってニュースになっていましたが、今回はその3倍です。発掘されたのは南アフリカのカリナン鉱山で、史上最大のダイアモンド原石(なんと3106カラット)も同じカリナン鉱山で発見されています。
同ダイアモンドは「偉大なアフリカの星」という名前で現在イギリス王室が所有していますが、研磨後のサイズが530カラットでイギリスで展示されています。現在、イギリス女王の王冠に飾られているカリナン二世は317.4カラットだそうですから、今回、売却されたダイアモンドも王冠に飾られるクラスのものになりそうです。買ったのは香港の宝飾屋さん。世界最高のダイヤモンドが出来たら一度見てみたいところです。
最後に所有するのはやはり中国人でしょうか。この不景気でも、さすが勢いのある所は違う。。。30億円の原石はいくらになるんでしょうか。。。1カラットでも100万円ぐらい末端価格しますからねぇ。。。世界最高峰のダイヤになったら、ハンパない値段が付きそうですよね。
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南アフリカの貿易赤字
1月の南アフリカの貿易赤字は33億ランド(約350億円)の赤字となりました。ロイター調査の29億ランドより若干悪い結果ですが、予測の難しい貿易赤字にしては比較的近い数字ではないでしょうか。昨年の12月は黒字だったのですが、赤字にまた転落です。
貿易赤字の要因は輸出が19.4%下落、輸入が4.14%の下落によるものと発表されています。地域別ではアジア、ヨーロッパ、アメリカへは全て赤字で、アフリカ大陸内では黒字の状況です。貿易赤字の懸念がだいぶ小さくなっていましたが、GDP成長率が伸びたりして好調なのでまたクローズアップされてくるかもしれませんね。
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1ユーロ1ドルの可能性
ユーロ状況、一向に改善の気配が見えませんね。
ヘッジファンドの会食らしきものがNYであったらしく、1ユーロ=1ドルまで落ちる可能性があるとの話がされたとウォールストリートジャーナルで書かれています。
現在、1ユーロ=1.35ドルですから、まだまだ落ちそうです。
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1ドル90円を保つのであれば、1ユーロも90円。
ある掲示板で(巨大掲示板ではありません)、ユーロ円のロングしていた方のお悩みが出ていました。
ユーロ円を損切りできずに困ってらっしゃるそうですが、残念ながら厳しい状況です。
損切りできないならユーロドルのショートでもしてヘッジしとくしかないんじゃないでしょうかねぇ。
ヘッジファンドと言えばソロスですが、ソロスはEUが財政問題をなんとかしないとユーロは崩壊するかもしれないとまで公に述べています。
ランケンの個人的な解釈を書けば、ソロスが言っている崩壊の可能性とは、ドイツのユーロ離脱の可能性。
ドイツ国民から見たら、ユーロ圏の他の国とユーロと言う通貨を守るために血税を投入なんてまったく理解に苦しむ話です。
しかもギリシャだけじゃなくってポルトガルだのスペインだのイタリアだのってんだから、冗談じゃないって感じですよね。
しかも、救済してくれるべきドイツやフランスにとって、更に頭に来る事がギリシャで起きてたりします。
ギリシャは財政健全化を求められている訳ですが、このためには収入を増やして支出を減らすしか無いわけです。
通常は国家公務員の給料減額やら税金の引き上げやらを行います。
だって、国のお金ないんだもんって話ですよね。
要するに国を丸ごとリストラする訳ですが、それを主にやるのは財務省です。
ところが、ギリシャの財務省ときたら給料引き下げに対してストライキをしています。
ドイツ人から見たら(と言うか日本人から見ても)、冗談だろう、何考えとんねんこの国はって感じでしょう。
ギリシャは国民の文化的な背景として、国が雇用は守るべきと言う空気が強いそうです。
勤勉なドイツ人から見ると、怠慢に見えるでしょうね。
出来れば、ユーロを守りたいとドイツ国民やフランス国民も思っているかもしれませんが、ギリシャの態度が余りにも悪いようだと、まずはユーロから出てってくれってな話になると思います。
ギリシャだって、ハイそうですかってな訳には行きません。
ユーロを出た途端、通貨暴落、株価暴落、雇用更に悪化が目に見えているので、更に大変な事は目に見えていますから、ユーロにしがみつくでしょう。
ドイツやフランスはギリシャを追い出そうと他の国に働きかけるかもしれませんが、他の国も結構危ないので、次は自分が追い出される可能性もあるため、まぁまぁドイツさん、ギリシャさんを追い出さなくても我々EUで助けましょうよってな話になる訳です。
色々な国と調整がある訳で、相当調整は難航しそうですよね。
ドイツはここに至るとどうするか。
じゃぁもうドイツがユーロから出て行くって話になりかねません。
その方が簡単だもん。ドイツがユーロやーめたって言うだけですから。
別にドイツはマルクに戻したってたいして困らんです。
ギリシャ救わなくていいし、スペインだって、ポルトガルだって知ったこっちゃない。
ドイツでユーロ離脱の声が本当に大きくなったら結構大変です。
ユーロを今まで引っ張ってきた手前、そう簡単にやーめたって言えないのもあるでしょうが、ユーロの弱小国の財政問題が片付かない限りは、選択肢としては当然ありえます。
ドイツが抜けるようなら、ソロスの言うユーロ崩壊です。
ユーロ発起人のフランスはどうするか?
やめるんじゃないでしょうかね。
ドイツなしでは、ユーロ存続は現実的にムリがある。
さて、本当に崩壊するかどうかと言うと今のところはまだそこまで危機的ではないでしょう。
一応は、ギリシャ債券買われてますし、デフォルトになった訳ではないです。
上手い事、時間稼ぎをして景気が良くなれば、税金も増えるし支出も減らせるしで、少しずつ改善方向になるかもしれません。
いずれにしてもユーロは現在なかなか上がれる状況ではなく(もちろん、調整的に買われる可能性は多くあり、一部の有名ヘッジファンドは買いに転じたとウォールストリートジャーナルは書いています)、ずるずると下げていく可能性も高いでしょう。
最初の1ドル1ユーロですが、市場のオプション価格からはじき出された確率は7%程度だそうです。
7%の確率で1ドル1ユーロまで下落って事ですね。
たいした確率じゃないと思うか、そんなに高い確率と思うかは意見の分かれる所ですが、ランケンはそんなに高いんだとか思いますね。
この続きは今日のCFDステーションにも書きます。
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南アフリカ生産者物価指数とインフレ見通し改善
南アフリカの1月の生産者物価指数は年率2.7%となり、市場予測の2.1%よりも上昇しました。昨年12月は0.7%だったので、インフレ圧力が強まっている事が伺われます。特に鉱工業における上昇が強く16.8%と前月の3.6%よりも大幅上昇です。↓
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昨日の消費者物価指数の結果は予想よりインフレが悪くない事を示しましたが、スタンダードチャータード銀行では信じられないぐらい良性だと述べています。
GDP成長率も予想より高くインフレもまずまず抑えられた結果となりましたので、経済状況はまずまず順調と言えそうです。このため、政策金利引き下げの可能性もやや高まっていますが、債券市場は年内の引き上げはないと見ているようです。
シティバンクは2011年の第一四半期までは金利引き上げはないだろうと予測しています。同時に今年と来年のインフレ予測を引き下げており、昨日発表のあった電気料金のインフレへの影響は0.4%押し上げ要因となるとしています。
全般的に楽観論が見られるようで、来月からはインフレターゲットの6%以下のインフレに戻るだろうとされています。世界的な景気にも影響は多くされそうですが、南アフリカとしてはまずまずの状況でしょうか。
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南アフリカ電力料金引き上げとインフレ
南アフリカの1月消費者物価指数は年率6.2%となりました。12月の6.3%から若干の改善です。インフレターゲットの6%よりは悪くなっています。↓
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12月と比べると0.3%上昇でこちらは前月と変化なしです。市場予測としては6%から6.5%でしたので、概ね市場予測どおりとなっています。
また、南アフリカのインフレの最大の懸念であった電力料金の引き上げも南アフリカ国立エネルギー規制局から発表になっています。2010年4月の電気料金は24.8%の引き上げ、2011年25.8%、2010年25.9%の引き上げとなりました。
南アフリカの電力会社エスコムは35%の引き上げを求めていましたが、約10%下げた形で政府当局は許可を出した形です。南アフリカ中央銀行は20%の引き上げは見込んでいましたが、それよりは若干引き上げ幅が広くなります。
ランドについては、あまり反応がなかったようで、ほぼ織り込み済みのようです。
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南アフリカGDP成長率大幅改善
南アフリカの2009年第四四半期GDP成長率は年率3.2%の成長となり、ロイター調査による2.5%のコンセンサスを大きく上回る結果となりました。↓
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成長率の大幅な改善は製造業及び金融業の回復によるもので、世界的な需要回復、資本形成、政府支出の増大によるものと南アフリカ統計局では分析しています。今後の成長維持のためには、次回以降の2四半期が重要とも述べられ、この成長が維持できるかどうかに次の焦点は移っています。
内訳としては、製造業の伸びが10.1%と大幅な改善を示し、卸売り小売分野では0.7%減少とまだ国内需要の伸びには結びついていません。南アフリカのエコノミストは中国との貿易による恩恵が強いとしています。
これを受けて南アフリカランドはあまり変化はなかったものの、南アフリカの債券の利率が減少しています。好調な結果を受けて、政策金利が引き下げられる可能性がある事を織り込んでいます。
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南アフリカ景気動向指数改善
2009年12月の南アフリカの景気動向指数は120.9ポイントとなり、11月の120ポイントから若干上昇しました。ただし、2008年の12月に比べると13.6%の上昇で大きな上昇です。↓
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南アフリカの大手銀行FNB(First National Bank)では、景気動向指数は新築住宅の住宅ローンと相関が高いので、住宅ローン市場にとっては追い風だとしており、更なる需要増に期待しているようです。
新興国の住宅価格上昇はバブルだとの指摘もIMFから出ています。世界的な新興国への資金流入が南アフリカにも多くされている可能性も高いでしょう。南アフリカの住宅に現時点で過熱感がある訳ではありませんが、景気回復は順調であり、場合によっては過熱感に発展する事も考えられます。
南アフリカ中央銀行はインフレに対して神経を尖らせていますので、景気動向指数の推移も見守っているはずです。23日はGDP成長率の発表、24日は電力料金の引き上げ価格の発表がされる事になっています。
南アフリカの2009年第四四半期GDP成長率の方は、2.6%の予測がされています。予測自体も若干上昇していますが、結果が気になるところです。
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ランドスワップ7桁とかDVD販売終了とかFX攻略.com記事とか
週末と言う事もあり、閑話休題。
FX攻略.comでランケンの記事が掲載されています。
「2010年のランドの動向を読む」なんてタイトルが付けられてしまいましたが、もしよろしければご覧になってください。↓
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この週末は確定申告やってました。
ランケンはデイトレーダーじゃないので、月をまたいでポジション持つ事も結構あるし、まったくトレードしない時期も結構あるので、普段はどれだけ利益が出たかとか損が出たかとかあんまり意識していません(そもそも勝てる戦略がたたない時期はやりたくないスタンス)。
で、年末にまとめる訳ですが、ビックリしたのがスワップだけで7桁。。。
去年って世界的に低金利だったので、あまりスワップから出た利益ってないだろうと思いながら確定申告用の計算してたのですが意外と多いですね。
と言うか、世界的に低金利ってことは、逆に言うとほとんどランドから出てきてるのかみたいな。。。
豪ドルも若干入ってるにせよスゴイ。。。
トレードからあげた収益ほどじゃないにせよ、結構なもんです。
こういうの数字見ると金利生活の夢を見てしまう。。。よくない。。。
給料何か月分だ???
さて、最後は昨年の夏ごろにCFDステーションでやったセミナーのDVDですが、今月一杯(来週の日曜日まで)で販売終了にします。
色々とコストかさむので、終了させて頂きます。
最近、ヨーロッパの株価指数とかの記事が多いランケンですが、CFDマジでスゴイです。
どうせドル円やってもうまくいかないでしょうから、ご興味のある方は是非どうぞ!
初心者用ですので、そんなに難しい話はないです。

(次世代FXはこれだ!!業界初)
FXよりも稼げるCFDステーション初心者セミナーDVD
2月28日まで!
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ラトビアの固定相場制と大恐慌Part2
前回のラトビアの破綻と固定相場制Part1の続きです。
今日は為替制度が固定相場制を採用している場合の影響。↓
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為替の固定相場制によりラトビア通貨ラッツは本来もっと弱くなくてはいけないにも関わらず、強すぎたために借り入れが安易にできるようになってしまいました。
これもギリシャで今指摘されている問題とまったく同じです。
また、ユーロにペッグ(固定相場制)している事により、金利も低く抑えられてしまいます。
金利の低下は借金のコストが小さくなることを意味していますから、当然借金をする人が増え、ラトビアにおける家庭の借金のおよそ9割が海外から借り入れたものと見積もられています。
なんか破綻したアイスランドと同じですね。
ギリシャもですけど。。。
通常、こういう破綻時には破綻国の通貨が下落します。
通貨の下落により、ラトビアの輸出競争力が上昇し、輸入が減少する事で借金も小さくなりショックを吸収するメカニズムが働きます。
また、通貨弱体と共に金利を高くしますので、海外からの資金流入も増え悪循環を終わらせる事ができます。
ラトビアの場合は、残念ながら固定相場制をやめなかった(やめられなかった)事で、このショックの吸収が出来ませんでした。
そのため、景気は更に悪化し歯止めがきかなく、2年間でGDP25%もの減少に繋がったと指摘されています。
ラトビアが固定相場制をやめれなかった理由の1つに海外からの借り入れが多すぎた事もあるようです。
つまり、海外の通貨ですからラッツの価値が下がると、借金が増えてしまうという点が悩ましい所です。
もともと、固定相場制を採用していたので、通貨が下がる事が想定されておらず、国民は安心して借金をしていたと言う話です。
ラッツのユーロへの固定相場制
↓
トリレンマにより金利の自由はない、金融政策は取れない
↓
一方、国内の景気は良くないので、国債発行で景気刺激(借金)
↓
財政悪化
↓
インフレ、一時的な成長
↓
財政引締め
↓
固定相場制を採用している事により、為替リスクなしで海外からの資金の調達を促進(海外からの借金)
↓
財政悪化と民間・家計の負債の増加
↓
海外の景気悪化
↓
財政が既に悪化しているので、市場からの国債発行に苦慮
↓
デフォルト
↓
借金だけが残る
ペッグしている国は財政規律をしっかりして借金をしないようにするか、国内産業が十分強く税収も十分あればいいのでしょう。
ラトビアの場合、産業も弱く、そもそもそんなに力も無いのに借金だけは出来る状況にあったので、政府も家計も借金に対する歯止めがきかず破綻してしまった、と言う話です。
さて、これがギリシャにも迫っています。
上の流れでは、下から3番目ぐらいに来ていますかね。
本来ならギリシャが自分で作った借金ですので、自分で処理しなくてはいけません。
デフォルトして帳消しにしてもらうか、頑張って返すか。
ところが、この借金の保証人にドイツが出てきました。
えぇ、EUは保証しないって言ってたのに。。。みたいな展開でかなり追い詰められています。
ここで甘やかすと借金は減りません。
じゃぁ、どこまで厳しくしてどこまで借金減らせるのかって言う事ですね。
普通に消費者金融で借金漬けになった人と同じですよね。
借金はしちゃいけないですね。
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南アフリカ財務省による経済成長予測
2010年の南アフリカの経済成長率は2.3%になると南アフリカ財務省から発表されています。南アフリカ財務省は、世界的な嵐は収まってきており、南アフリカの経済は回復の方向にあるとして、2011年は3.2%、2012年は3.6%の成長予測を出しています。
当初、南アフリカでは2010年は1.5%の経済成長を予測していましたので、それに比べると大きな成長率です。主に世界経済の回復によるものが要因とされており、商品価格の高騰も後押しするとされています。
ただし、2012年における3.6%の経済成長率予想は経済危機前の5%に比べるとあまり高いとは言いがたく、IMFによる世界経済の平均成長率を若干下回るレベルとなりそうです。また、IMFによると先進国経済の実質GDP成長率は2%程度とされています。
そのほかに南アフリカの経常赤字の予測も発表されており、2010年はGDP比4.9%になり、2012年までに5.8%に拡大すると見られています。
南アフリカ政府の当面の最大の課題は20%を超える失業率の改善であり、成長率を更に高くするためにも非常に重要です。この失業率の問題はアパルトヘイトの時代の負の遺産でもあり、教育を受けられなかった黒人が字が読めないなどの問題を抱えるなど構造的な問題です。金融政策も重要ですが、こういった政策も含めた対応が南アフリカ政府に求められています。
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南アフリカのインフレターゲット変更なし
中国ポータルサイト最大のサーチナ(Searchina)でランケンのコラムを書かせていただきました。(なんと1ヶ月1億ビュー近いらしい)内容は資源とアフリカです。
ランケンもこんな所で経済コラムを書くなんてえらくなったもんだと笑ってやってください。
サーチナのランケンコラム
インフレターゲット変更の可能性が取りざたされていた南アフリカですが、ターゲット変更はないことが南アフリカ財務大臣より議会で正式に述べられました。また、ランドの固定為替制への移行もないと加えられています。↓
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このインフレターゲットの変更がない事に関しては、南アフリカ中央銀行総裁のGill氏とも合意が取られているとの事で、金融政策は現在のインフレターゲットのフレームワークに沿って今後も透明に行われるとされています。透明的な部分は左派からの批判を意識したもので、きちんとした説明が求められています。
一方、インフレターゲットに関する議論は今後も継続すべきであるとされ、広く建設的な議論が望まれています。また、世界的な議論の1つである中央銀行の役割はインフレだけでいいのかと言う話ですが、南アフリカでも成長にもう少し配慮すべきだとの声がやはりあります。
特に南アフリカの労働組合は金利引き上げに反対の立場であり、成長に配慮すべきだとの要望を強くしています。そのため、インフレターゲットの廃止論まで取りざたされていました。今回、インフレターゲットの変更はしない事が明言されていますが、それでも中央銀行の役割は物価のみならずより広範に求められおり、どうあるべきかは議論されるべきでしょう。南アフリカ財務大臣は金融安定の役割を中央銀行はより持つべきと考えているようです。
先日、IMFよりインフレ率を平均で4%にしたいとの話も出ていました。そうする事で、デフレを防ぎ金利の引き下げ余地がうまれるのですが、それは中央銀行の役割も大きくなると思われます。一方で、実質金利も下がる可能性があるため、バブルの誘発の危機もあると考えられますが、中央銀行の舵取りは世界的にますます難しくなりそうです。
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南アフリカの雇用回復政策
南アフリカは雇用回復のための政策を木曜日に発表する事になっています。資本財、輸送設備、鉄鋼業などのセクターが対象になるとされており、政府のインフラ投資プログラムの8460億ランド(約9兆5000億円)から3年間にわたって支出されます。
この政策においては南アフリカ国内製造業の刺激策として政府購買のドラスティックな改革法案を出すとしており、これにより工業開発の戦略的な後押しをすると述べています。同時に環境関連の雇用も増やしたい意向なようで、世界的なトレンドにも対応したいとしています。
工業関係以外では、土地改革に関する法案も提出される予定です。こちらは白人の土地を土地を持っていない黒人に移譲する政策の強化となります。ただ、隣国のジンバブエなどはこれが失敗しており、白人も土地を高値で売りたいと思っているためなかなか難しい面もあるようですが、日本でも1940年代に行われたような農地改革が農地の生産性向上のために必要と考えられています。農地改革に関しては、人種の問題もあり強力な法案とまではしにくいようですが、議論は進められていく方向なようです。
また、南アフリカの貿易産業大臣はランドの安定化を図るとしています。これは、南アフリカの製造業をはじめとする輸出関連産業がランドのレートの動きが激しい事で悪影響を受けている事を意識したものと考えられます。大臣は、他の新興国の通貨が下がっているような状況で、基本的に強くなるような通貨はありがたくないとしています。
ランドが強いのは贅沢な悩みとも言えますが、通貨高による不況も好ましくないのは事実です。一昨年の暴落や昨年の上昇はかなり大きなものがありましたが、今後は介入なども検討されるかもしれません。
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ラトビアの固定相場制と大恐慌Part1
今回のギリシャ問題は他の破綻国家と基本的には同じです。
国家の財政破綻による信用失墜とデフォルト。
唯一違うのがユーロ圏に属している国であり、EU各国が尻拭いをしてくれそうな点でしょう。↓
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同じヨーロッパで昨年既に破綻した国にラトビアがあります。
ラトビアもユーロへの参加を目指しており、ラトビアの通貨ラッツはユーロにほぼペッグしていてほぼユーロと固定為替相場を取っていました。
ユーロ圏にはまだ入っていないものの、現在のギリシャと近い経済政策となりますから、今後のギリシャの参考になります。
Center for Economic and Policy Researchがこれについて取り上げていましたので、紹介します。
タイトルは「ラトビアにおけるユーロへの固定相場制は世界最悪の景気後退を引き起こした」です。
原文は以下になります。
ラトビアにおけるユーロへの固定相場制は世界最悪の景気後退を引き起こした
結構、FIGURE1のグラフなんかは衝撃的ですので、見てみてください。
それによると、ラトビアの景気後退は1929年のアメリカにおける大恐慌にほぼ匹敵するものであると始まっています。
これは、2008年に始まったラトビアの不況はなんと2年間でGDPが25%減と大変な事になっている事を指しています。
この2年間で失業率は5.3%から25%へと大幅に増えていますし、まさに大恐慌と同じ状況です。
ラトビアは過剰借り入れにより、維持不可能なバブルに乗った成長を遂げていた事が指摘されていまして、まさにギリシャと同じです。
以下、為替が固定相場制の場合の影響については次回。
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インビクタス
今日は今上映している映画インビクタスを紹介します。
1995年に南アフリカで行われたラグビーのワールドカップを題材にしており、ノンフィクションです。
インビクタスって言葉を知らなかったので調べてみましたが、ラテン語でした。
英語ではUnconqueredで征服されないと言う意味です。(ちなみに映画の邦題も「負けざる者たち」です)↓
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アパルトヘイトが終結し、1994年に南アフリカの大統領になったマンデラは何よりも白人と黒人の分裂を気にしていました。
そこで、マンデラは1995年に南アフリカで行われるラグビーワールドカップを白人と黒人の統一に役立てようとします。
映画を見ると分かりますが当時の南アフリカではラグビーって白人のスポーツで、黒人はサッカーをやるものだったみたいですね。
アパルトヘイトはそもそも人種隔離政策ですから、この白人のスポーツであるラグビーは黒人には大変不評で、白人がやっているのを黒人はアンチとしてけなすという空気が流れていたんだそうです。
マンデラはこれを黒人にも応援させるべく、様々な試みをしました(映画見てください)。
結論から言うとマンデラはこの大会を実にうまく利用し、アパルトヘイト崩壊でモチベーションの下がっていた南アフリカの白人中心のラグビーチームの士気を高める事に成功します。
その結果、南アフリカはなんとこのワールドカップで優勝。
決勝戦の相手はニュージーランドのラグビーでは知らない人はいないオールブラックスでした。
しかも、決勝戦の延長戦までもつれこんだ試合であり、最後のマンデラが出てきた場面は全てのスポーツの中で最も感動的なものの1つに数えられるような試合だったそうです。
マンデラの伝説がここで1つうまれたようです。
Wikipediaの1995年ワールドカップより
映画はかなり感動的です。
のっけから感動的な言葉も出てきますし、是非見てみてください。
ちょっと話が出来すぎな感じがしたので、フィクションかと思ったらノンフィクションみたいです。
南アフリカってほんとに信じられない事が起こる国だ(笑)。
ちなみに映画評で有名な前田有一さんの超映画批評でも高い評価を得ています。
なるほど、モーガンフリーマン自らがクリントイーストウッドに持ちかけた企画なんですね。
なお、撮影はかなり南アフリカで実際にされているようで、FXやっている皆さんにも南アフリカってこんななんだぁってのが良く分かると思います。
白人の生活や都会の景色、一方で黒人の住むスラム街。
白人の乗るバスが黒人の子供が遊んでいる場面に行く部分などなど。
この差が対照的でそういう面からも楽しめると思います。
今年のサッカーのワールドカップの意味も分かるし、また別の見方が出来るようになります。
ワールドカップ見たくなること間違い無しです!
この映画見て、今年のワールドカップは試合のみならず、文化面や経済面でもちょっと語っちゃいましょう!
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ランドと為替市場
ヨーロッパが大荒れな割にはランドが堅調な週でしたね。
ランドについてほとんど何も書いていなかったので少し為替市場を書きます。
ランドはヨーロッパの混乱にもかかわらず底堅く推移しています。
現在、1ドル7.71ランドと7.2ランドから7.8ランド程度のレンジ内での推移が続いています。↓
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南アフリカ市場では、1ドル7.60ランドから7.73ランドの狭いレンジで来週の火曜日までは推移するだろうとの意見がでています。
これは来週の火曜日にヨーロッパによるギリシャ救済の具体案が出てくる事によるもので、そこまでは特に何もなさそうです。
また、月曜日はアメリカ市場も休みですので、材料難との見方です。
今週は南アフリカニュースはほとんどヨーロッパ情勢にかきけされていましたが、ズマ南アフリカ大統領が政策運営に関するスピーチをしています。
若干注目されていたようですが、中身としてそれほど保守的になっていないとして市場の懸念は大きくならず、ほとんど無視に近かったようです。
ランドちょっと心配していましたが、結構かたいのでいい感じです。
世界的に株が下げているので、なかなか強い上昇が見込める状況にはありませんが、この動きなら上出来でしょう。
そう言えば、酒匂塾長と議論したスイスフランが落ちてきて、こっちもニコニコです。
もうちょっとポジション作りたかったけど、押すまで待とう。
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ギリシャ債券買いたい!
まいどマニアで申し訳ないんですが、ギリシャ債券がスゴイ買いたい。。。
ギリシャの債券下落してますが、なんと利回り6%ぐらいらしいです。
しかもドイツの保証付き、ユーロ建て。。。
現物でレバかけれませんが南アフリカランドよりいいかも。。。(売ってる所、知らないんですが。。。)↓
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ユーロの金利も低いので、ユーロ円ショートしてヘッジかければ、手数料さっぴいても為替リスクなく4%で回るんじゃね?とか思っています。
たとえ、債券がデフォルト起こしても、ユーロ圏の弱小国株価ショートしてるので、デフォルトしたら株価ハンパなく下げるだろうから、そっちで利益出せるし。
債券デフォルトしなければ万々歳だし。
株価はどうせ低迷せざるを得ないだろうけど、万が一上がってもギリシャ債券である程度ヘッジできるしみたいな。。。
ランケン的には完璧な戦略に見えてしまう。。。(なんかおかしかったらご指摘ください)
ジャンク株(イタリア株価指数とか)売って、ジャンク債(ギリシャ債券?)買ってみたいなジャンクな欲望に振り回されるランケンです。。。
誰か助けて。。。
売ってる証券会社とか知ってたら是非教えてくださいね!
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ギリシャ危機はドイツが保証の方向
会社でバタバタしてたら、上司に忙しそうだねぇって言われました。
いや、ヨーロッパの株式市場が暴落しててと言いそうになりました(笑)。
仕事もそれなりにバタバタしてるランケンです。↓
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ギリシャ危機はドイツが債券の保証に回る事になりました。
これにより、ユーロの信用失墜をとりあえず避ける事になったようで株式は上昇しています。
まだ、モメンタムとして回復するには至っていませんから、とりあえず売られすぎの調整って段階でしょうか。
現在のところ、具体的にどのように保証するかの中身は決められていません。
ドイツとEUの決意表明と言った感じではあります。
財務状況をよくするための策が出てくる訳ではないので、本質的には何もよくなっていません。
EUの他の諸国もドイツが助けてくれるんだみたいなモラルハザードも引き起こしますし、ドイツはドイツの国民の税金で助ける訳ですから、ドイツ国内の激しい反発は必至です。
それでも、ギリシャを助けないといけないと判断したのは、そうしないと更に悪化すると考えざるを得ないほど厳しい状況に追い込まれていると言えるでしょう。
ギリシャだけではなく、スペインやポルトガルなどの多くの国でドイツの銀行などもありますし、それらの国ではドイツ車が多く売られています。しかも、1つや2つの国ではないですし。
従って、これらの国の銀行の破綻や景気の大幅な後退はドイツに結局はねかえってきます。
それこそ、ほっておいたら悪循環で大変な事になってしまうため、ドイツは今EUを支えざるを得ないと言う判断だと思われます。
しかし、フランスがまったく出てきていないですね。
ドイツには協力しないスタンスか、フランス内でまとめるのに時間がかかってるだけか。
恐らく後者でしょうが、各国はユーロのあり方を真剣に考えざるを得なくなっています。
EUの問題、これで解決するとはまったく思えませんが時間稼ぎはできるかもしれませんね。
一方で金融引き締めフェーズに入るというのに、タイミングも良くないですよね。
と言うか、このタイミングだからこそ、信用崩壊が起きていると考えるべきなのかな。
EU問題なんて去年から叫ばれていましたものね。
ランケンでも昨年ラトビアの話をとりあげました。
その後は株価が上昇していたので、なんとなくごまかしていたのが株価が上がらなくなってきて、ファンダメンタルに回帰するとやばいじゃんって話かな。
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南アフリカの失業率と大統領の20人目の子供
今日は市場落ち着いていますね。
仕事が忙しかったので、少し落ち着いてくれて助かります。
先週みたいなのが連発すると色々と厳しいですからねぇ。↓
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南アフリカの2009年第四四半期の失業率は24.3%と第三四半期の24.5%から1%改善しました。1%はかなり大きく89000人分に相当します。
南アフリカは第三四半期までに3四半期連続で失業率が増えてきており、厳しい状況になっていました。増えたのは非公式な部門での雇用が多いとの事であいかわらず厳しい状況だと南アフリカ統計局は述べています。
また、仕事を探すのをあきらめた人をいれた広義の失業率は34.2%となっており、こちらは34.4%からほとんど変わっていません。一年を通じての失業率の増大は避けられたものの、厳しい状況は続いています。
さて、南アフリカのズマ大統領は現在3人の正妻がおり、別にフィアンセがもう1人いて、合計で19人の子供を持ちますが、その他に子供を作っていた事が発覚しました。さすがに南アフリカの社会でもかなりの批判が出ているようです。
これで、20人目の子供で、ズマ大統領も平謝りの状況のようです。20人も子供の名前覚えられますかねぇ。20人目は忘れられないでしょうが。。。とりあえず、政権不安までは結びついていないようです。
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PIGSと元IMFチーフエコノミストの見解
今日のヨーロッパ市場は比較的静かに始まっています。
ランドもまだレンジ内にいて、他が大きく下落しているのを勘案すると下がっている感じはしません。
まだまだヨーロッパ問題は収束しませんので、注意が必要だと思います↓
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さて、元IMFのチーフエコノミストのサイモンジョンソン氏が今回のギリシャ問題ではPIGS諸国だけではなく、イギリスも入れるべきだと述べています。
ちなみにランケンではまだ書いていませんが、PIGS諸国は
P:ポルトガル
I:アイルランド
I:イタリア(PIGSに入れられない場合もある)
G:ギリシャ
S:スペイン
とされています。
文字通りブタ野郎な諸国と言う意味で、マーケットでよく使われているようです。
財政破綻懸念が高い国々を総称していて、当然かなり失礼な意味合いで使われています。
上の5国だとPIIGSになっちゃって、PIGSにならないという理由でイタリアが入ったり入らなかったりしているのですが、本質的にはイタリアの懸念は十分高いです。
イタリアをショートしてるランケンとしては、当然含みます(笑)。
元IMFチーフエコノミストはG7の発表にショックを受けたそうで、G7はほとんど役に立たず寝ていると厳しく批判しています。
特に、市場を説得しない点を気にかけているようで、財政規律をコントロールする対策案を予見しうる範囲で出さないと大きな問題となると述べています。
また、同氏はマーケットのセンチメント悪化をG7は気が付いていないと警鐘を鳴らしています。
このあたりは、もっともだと思いますね。
イギリスの財政に関しては、ギリシャと同じくくりにするのは、やや過激かなと言う気はしますが、エコノミストの観点から見るとイギリスですらそれぐらい危険レベルと言う事でしょう。
現在のところ、イギリスの格付けは三社ともAAAを維持しており、PIGS諸国ほど債券下落が厳しい事にはなっていません。
今日のダウがどう出るかですかね。
ヨーロッパ市場見てると、上昇する感じはしませんで、調整中という感じです。
ポルトガル売りのタイミングを見てたりするんですが7000ユーロですのでドル円取引とほぼ同じです。
PIGSのPとIは行きそう。。。
しかし、またブタ取引かぁ。
なんか、ブタインフルエンザの時もCFDでブタ売りやって記事にしてたなぁ。。。
変なあだ名が付きそう。。。
ブタ肉でも食べるべ。。。
ブヒブヒ。。。
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ギリシャ問題とG7
注目のG7終わりましたね。
なんか非公式化するとかで、あんまり公式声明みたいなものは無くなる方向のようですが、ギリシャ問題に関しては言及がありました。↓
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ギリシャやポルトガルなどヨーロッパにおいて危機が叫ばれる国の問題はEU内で対応するとして、IMFは出てこないと言う事になっています。
具体案は出てこなかった模様で、まぁそうだよねぇみたいな(笑)。
マーケットが荒れだしたのが、ここ一週間ぐらいですから、出せるとは思えませんもんね。
ECBのトリシェ総裁はギリシャは必要な決定を全て出来るだろうと述べています。
ポルトガルでは財政緊縮法案が否決されているので、正直あんまり説得力を感じませんね。
議長国のカナダの財務相はギリシャの問題は比較的小さいので、グローバルで見れば大きな懸念事項ではないと述べています。
ホントか~???とか思いますが。。。
人口1000万の国がホントに破綻したらどーすんだ?
ユーロ採用国だぞ。破綻したアイスランドの30万人とは違うんだぞ。。。とかとか。
ユーロの信認が問われてるんだと思うんですが。。。
日本やアメリカにとっては対岸の火事かもしれませんが、この問題を最初に撒き散らしたのはアメリカなので、皮肉な話ではありますね。
高級住宅(アメリカ)の一部が火事を出して、隣のマンション(ヨーロッパ)に燃え移っていくつかのワンルームの部屋(ギリシャ、ポルトガル)が全焼寸前だけど、アメリカは鎮火しちゃったんで、もう見てるだけみたいな状況。
G7は実体経済の良さにとりあえず引き戻させたいと願っているはずです。
EUは非常に大きな問題を抱えてまして、悩ましい所です。
今後、ギリシャなどのような国をどうするか、試練ですね。
経済学的観点から見ても非常に面白いです。
EUの性善説に基づいた法律はやはり理想論しかできていない訳で、それが守られなかった場合の現実論はどうするかって所が出てきています。
一方で、中国はバブルが指摘されていますから、このゆがみに対してどう対応するか。
明らかな歪みに対しては、市場は確実に匂いをかぎつける事でしょうから、それも頭に入れておきたいですよね。
チャンスに出来るはず。
市場がどう反応するか興味深いところです。
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ユーロ危機の雑感
昨日の記事の反響が大きくてちょっとびっくりしてます。
ちょっと調子にのって書きすぎたかなぁ。。。
って言うか、読者の皆さんもマニアですよね。。。
CFDステーションとかで、電力会社系の株式スプレッド書いてもこんなに盛り上がらないのに。。。
イタリアとかスペインとかポルトガルをレバレッジかけてショートしてヘッジまで考えて盛り上がる素人個人投資家の集まりってどうよって感じなんですが。。。
ランケン読んでる読者の皆さんはウォール街のモラルを批判できないレベルに達してますからね!残念!↓
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さて、昨日、二番底来たかもって書きましたが、今は二番底来るかどうか微妙な状況になってきました。
逆に言うとまだです。
理由は簡単で、二番底にしてはランドが下がらない(笑)。
更に原油も下がっていません。
一瞬、下がりかけたけど買いがその後入ってきているので、マーケットは選別しているようにも見えます。
また、恐怖指数のVIX指数もそこまでは上昇していません。
ロイターやらウォールストリートジャーナルやら読みあさってますが、アメリカの市場はそこまで悲観的ではなさそうです。
ただし、やっぱりヨーロッパに対する懸念は相応に強く、ロイターの表現を借りると一種のパニックです。一種のって所が注目で、買いの中止であって全面売りではないとの事。
それでランド下がらないのかと納得。
まだ、二番底じゃないですね。
ヨーロッパをはじめ、世界のトップはこれをなんとか今の状況のままで抑えこむ必要がありそうです。
本日カナダで行われているG7の最優先項目はこのギリシャ問題が最優先事項として取り上げられるそうです。
何が決まるかって何も決まらんのじゃないかと思いますが(笑)、EUにギリシャ懸念なんとかしないとダメだぞって圧力がかかるでしょうし、何らかの言及もあるのは間違いないでしょう。
具体的な救済案でも出てきたら、結構上昇するかもしれませんが、事はユーロ経済圏の矛盾なのでそんなに簡単に収まる話とは思えない。
本質的に救済するには財政再建しかないのですが、ポルトガルに至っては緊縮財政が議会で否決されてしまっています。
自主再建できなさそうですねって話です。
EUに頼るしかない空気強いのですが、EUはどう出るでしょうか?
ギリシャだけとりあえず救済か(まだ救済の必要ありませんが、CDSが上がったりしてくるとなんか必要)。
その場合、マーケットはそれで一安心してくれるといいのですが、そう単純でもなさそうです。
なぜなら、ポルトガルも救済しないといけないのってな話になるから。
え、イタリアも?スペインも?誰が?ドイツ?冗談でしょうみたいな話です。(ドイツとフランス、スゴイ嫌みたいです。当たり前か(笑))
かえってマーケットの心配が増える可能性があるので救済も安易にできません。
G7の中には懸念の強いイタリアもいます。肩身の狭い事でしょう。
ドイツとフランスと顔あわせたくないだろうなぁ(笑)。
ひらたーく言うと、失敗した部下が上司にお金なんとかなりませんかねぇって相談な感じでしょうか。
という所で、来週は色々と注目です。
チャンス到来かもしれないので準備しておきたいですね。
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ユーロ最大の危機
先日書いたヨーロッパが大変な事になってます。
ギリシャの懸念が強くなっており、CDS(Credit Default Swap)が更に上昇してます。↓
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ドルスイも予想通り上昇して来てますけど、それ以外もCFDステーションに書いた通り来まして、昨夜は寝ずにマーケット見てました。(プラチナは風向き悪く危ないので終わりにしました)
個人的には先週も書いた二番底来たかもしれないと思っています。
ドルスイスですら、ドルが上がっています。
ドルと円の独歩高の兆候は昨年の今頃と同じと言っていいかなと思っています。
イタリアの下げも昨夜はありまして(今も下げてるけど)、ランケンはコウフンしてましたが、やっぱりイタリアだけじゃなくてスペインとかポルトガル株価指数もショートしておけば良かったなぁと。(スゴイ下げてます)
今、一番硬いのはヨーロッパ株価指数の中で弱い所をショートする戦略と見てます。
ポルトガル、スペイン、ギリシャ、イタリアの株価指数あたり。(全部CFDで出来ますよ、ポルトガル7300ユーロぐらいなので証拠金5万円以下。動き激しいのでレバは抑え目に!)
ホントはラトビアもですが、これはさすがにCFD取引できない。
ちょっとドル買い円買いに傾けた方がいいでしょう。
逆に言うと、ユーロ系(スイス、ポンドなど)売っておけって話ですね。
原油も売ろうかなぁ。(←もう完璧にリスク回避モード全開(笑)。二番底じゃなかったら原油は即損切りです)
しかし、ランドなぜあまり下げない?(若干下げてるけど甘い気が。。。)
ヨーロッパ厳しいのに。。。
ランドはちょいと不気味です。
ECBのトリシェ総裁も焦ってますね。
EUがギリシャ助けるって話が出たにもかかわらずマーケットは下げてるんだから焦るのも分かります。
ユーロから離脱者が出る可能性があるので、過去最大の危機でしょう。
現在、ヨーロッパ弱小国の株価指数売りがランケンのイチオシです。
EUが助けようがIMFが助けようが自力で再建しようが、財政健全化をマーケットに突きつけられて後がなくなったので、増税と失業率の増大は不幸にして避けられないでしょう。
この状況で株価が上昇するのは考えにくいです。(ヘッジファンドもそう思ってるはず)
そもそも、ユーロと言う通貨が抱える矛盾点が事を悪くしてるし。。。
ただ、二番底じゃないとした時に世界的に株価が上がれば株価上昇の可能性はあります
従って、ドイツ株価指数などをロングして(買って)ヘッジを考慮するって戦略です。(上がりそうになってからでいいですが)
最終的に行き着くところは一緒だから、そこを誤らなければ多分どう転んでも勝てる(とランケンは信じる。負けるかな(笑))。
マーケットが面白くなってきそうです。
ショートは嫌われる人多いですが、早いところバブルは潰した方がいいので、それに乗ります。
今日と来週のCFDステーションも読んで下さい!
ここに書いたのと同じようなものですが、もうちょっとちゃんと書きます。
最近、ヨーロッパ破綻戦略ネタばかり書いてて、読者さんに嫌われそうですけど。。。
ランケンが悪いんじゃなくて、ヨーロッパが悪いんだと思ってるんですが。。。(Byジョージソロス)
あ、ついでにCFDの宣伝していいですか(笑)。
CMCもFXオンラインもヨーロッパ株価指数(ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ(FXオンラインのみ))のショートできますので、まぁ適当に売ってください。
出来れば、ドイツ株価指数とかでヘッジも考えてくださいね。
CFDならFXオンライン
CFDならCMCMarkets
ちなみに今回のギリシャの危機はこれから数年間見ておかれた方が良いかと。
今の株価の下げ方、今後のギリシャの政策、その後の失業率上昇やら増税やら、公務員のスト(既に起きてますけど)、公的サービスの悪化などなどの実体経済への影響。
残念ながら将来の日本の姿かもしれませんから。。。(10年以上先だと望んでます。ダメっぽいけど民主党頑張ってくれ、マットさんも。。。)
ひょっとしたらアメリカも。。。(コレは最悪。。。コレ来たらもう終わり。何やってもダメ。ない事を祈ります。ユーロが崩れた今、多分受け皿ないので大丈夫だと思うんですが、コモディティにお金行っちゃうとインフレが大変。。。おー、コワ)
煽ってるように見えるかもしれませんが、煽るつもり全然ありません。
マジメにそう思う。
それぐらい今のユーロは怖い。
ランケンでも今後少し取り上げたいと思います。
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サクソバンク上陸!
FXでは有名なサクソバンクが日本に上陸しています。
今回、サクソバンクFXから「FX CHOICE」のモニター依頼を受けたので、サクソバンクFXについて少しご紹介したいと思います。
いわゆる、サクソ系とかって言われているFX会社(ひまわり証券なんか有名です)が使っているシステムを実際に持っている本体の会社で、今までは日本において裏方に徹してきていました。
ヨーロッパでも昔から有名な銀行でヨーロッパにおけるFXナンバーワンとして、昨年から日本に上陸となっています。
結構下の画面なんかは見られた事のある方も多いでしょう。


ランケンこうやってチャートを並べて見るの好きです(笑)。色々発見がある。
左の絵の右2つのチャートとか(上:ドルランド、下ランド円)。
サクソバンクFXは口座が3種類あり、「ミニ」、「スタンダード」、「FX CHOICE」の3つになります。
この中で「FX CHOICE」は初回入金額が500万円以上で基本的に大口取引用の口座ですが、ランド円のスプレッド平均はなんと2銭です。
また、ドル円のスプレッドも平均0.6銭となっており、約定率も高いそうです。
「FX CHOICE」は手数料が取引量に応じてかかる体系となっており、大ロットでやる方にはインターバンク並の条件で出来るようになっています。
このクラスだと利益もスゴイ事になりそうですね。
法人作ってやるって人も増えるだろうし、事業の一環として資金を運用される人もいるでしょう。
特に輸出入をされる事業されている方は使えるんでしょう。
取引通貨ペアは158ペア(スタンダードコースとFX CHOICEコース)で、相当多いです。
ランド円だけじゃなく、ドルランドがあるのもいいですよね。
ドルランドの方が読みやすいですから。
また、通貨オプションが取引出来る数少ない会社の1つです。
ランケンが知る範囲では通貨オプションが出来るのは、DMM証券ぐらいだと思います。
通貨オプションってやった事ないのですが、かなり勝てると言う話も何回か聞いた事がありますね。
ドルランドのオプションってどんなんだろう(笑)。
結構、構造的に勝てる理由があるみたいで、興味ある所ではあります。
後は金と銀も出来ますね。
ヨーロッパのサクソバンク本体ではCFDでコモディティや株も出来ますので、日本のサクソバンクも遠くない将来にCFDできるようになるかもしれません。(と言うか、プラットフォームあるのですぐにでも出来るかも)
これでCFDも出来ると最強の業者の1つに名を連ねそうです。
ヨーロッパのサクソバンク本体ではFX,CFD,オプションまで揃ってますから注目です。
今回ご紹介したサクソバンクFXの会社概要と免責事項は下記のとおりです。
サクソバンクFX株式会社
〒106-0041 東京都港区麻布台1-7-2 神谷町サンケイビル10F
0120-007-390
第一種金融商品取引業 登録番号 関東財務局長(金商)第239号
金融先物取引業協会 加入番号 第1567号
■外国為替証拠金取引は通貨の価格を、貴金属証拠金取引は貴金属価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。これらの取引は取引金額が預託すべき取引証拠金の額(取引金額の108%相当の額)に比して大きいため、その損失の額が取引証拠金の額を上回る可能性があります。さらに、売買の状況によってはスワップポイントの支払いが発生したり、通貨の金利や貴金属のリースレート等の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じたりすることがあります。
売買手数料については、無料コースと有料コースがあり、有料コースでは1万通貨単位あたり0.5米ドル相当額が課金されます。また、無料コースのうちの1 種類および有料コースでは、当社が定める取引数量未満の注文が約定した場合に1取引あたり10米ドル相当の小口取引取扱手数料(ミニマムチャージ)が課金されます。
■外国為替オプション取引は外国為替証拠金取引を、貴金属オプション取引は貴金属証拠金取引を原資産とし、原資産の値動きやその変動率に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、オプションの価値は時間の経過により減少します。オプションの売り側は損失の額が取引証拠金の額を上回る可能性があるほか、権利行使に応える義務があります。売買手数料については外国為替証拠金取引・貴金属証拠金取引と同様にミニマムチャージが課金されます。
■上記全ての取引において、当社が提示する売価格と買価格には差(スプレッド)があり、お客様から見た買価格のほうが高くなります。
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海外投資家、南アフリカへの投資に自信
最近、南アフリカの通貨ランドは高止まりしています。対ドルにおけるランドは7.44とここ数日やや上昇傾向です。ランドと同様の資源国通貨オーストラリアドルは下落基調を示していたにも関わらずランドはしっかりとしており、むしろコモディティ価格と共に上昇をしています。南アフリカの投資家信頼感指数(The Maxim-ETM Investor Confidence Index)は2009年第四四半期94.6ポイントと第三四半期の83.4ポイントから10ポイント以上の大幅な上昇を示しています。この指数は2000年が100ポイントとして計測しており、その当時に比べると若干下回っていますが、一年前の最悪期62.3ポイントからは50%上昇となっています。なお、過去最高は2006年第四四半期における137.1ポイントです。

南アフリカ投資家信頼感指数(2009年第三四半期)出展:ETM
↑最新は第四四半期ですが、グラフがありません。。。
南アフリカの投資家信頼感指数を発表しているETMは上昇をリードしているのは南アフリカ外の海外におけるセンチメントの上昇によるものであると述べています。南アフリカ国内よりも海外の評価の方が高いそうで、南アフリカの株価指数も過去18ヶ月で最高を記録しています。
ETM社では、今後はこのペースでの上昇は難しいかもしれないとしながらも、2四半期前ほど悪い状況は過ぎたとしています。
ランケンも南アフリカのETF持っていますが、南アフリカは黒字ですね。
ロシアETFとかダメだけど。。。全然上がらないよロシア。。。同じ時期に買ったはずなのに。。。
やっぱり勉強しないで買っちゃダメですよね。。。
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南アフリカ自動車販売台数33ヶ月ぶり上昇!
南アフリカの1月の自動車販売台数は38075台と2009年の1月と比べて年率15.5%上昇しました。1年前は金融危機の最中にあり、ほぼ最悪と言える状況だった事もあり、年率ベースで33ヶ月ぶりの上昇です。
南アフリカ自動車工業会(NAAMSA)では、乗用車や小型商用車は年初としてポジティブな出足と評価しています。全般的には上昇が見られるものの中型・大型の商用車部門は大きく下落しています。
中型・大型の商用車は企業の設備投資的な色が強いため、経済活動の低迷を意味しているとNAAMSAではしています。従って、乗用車の売上増加も昨年の金融危機が悪すぎたと捉えるべきだと分析しています。
南アフリカでもっとも売れている車はトヨタで、1月は8495台と2位のフォルクスワーゲン4888台の倍近い売れ行きです。その他の日本勢は日産が2321台で7位、ホンダ606台で8位、スズキが293台で14位です。ちなみにインドの自動車会社タタが348台で12位となっており、スズキよりも多く、ホンダの半分強です。
今後の南アフリカの自動車販売としては金利引き上げの効果が出てくるのと共に、ワールドカップでレンタカー業界や旅行業界からの需要が期待されているとの事です。国内需要の2010年の売上伸び率は7%から10%が期待されています。
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南アフリカの経済政策に重要な変化か?
南アフリカ財務大臣のPravin Gordhanは今月行われる国家予算発表時にインフレターゲットをどうするかについて言及をすると述べました。インフレターゲットを変更するかどうかまでは言及していませんが、ターゲットを引き上げるべきという意見も多く、どうするかが注目です。
現在、南アフリカのインフレターゲットは6%以下と決められています。一昨年はこれを大幅に超えたインフレとなったため、かなりの金利引き上げを行ってきました。昨年、本格的になった世界的な景気後退は南アフリカにも影響を与え、南アフリカも大きく景気が後退しています。
これだけ景気が悪い状況にもかかわらず、インフレは6%程度あり、ターゲットの上限ぎりぎりです。すなわち許容範囲外と見なされまして、本来なら景気対策として引き下げたい金利を下げられず、景気が更に悪化していると言う意見が労働組合を中心に出ています。
労働組合はインフレターゲットを引き上げるべきだと主張しており、南アフリカ政府としても、効果的なインフレターゲットのあり方を南アフリカ中央銀行と議論してきています。今回の南アフリカ財務大臣の発言はこれを受けたものであり、何らかの決定(インフレターゲットを変えるか変えないか)がなされたものと考えられます。
ただ、インフレターゲットが緩和された所で、インフレ率よりも低い金利を設定するのは現実的には厳しいでしょうし、インフレターゲット自体が直接的に経済になんらかの効果をもたらしているわけではありません。
インフレターゲットはあくまでもインフレをここまでに抑えるという目標を示しているのみですが、それは経済に対する明確なスタンスではあります。このインフレターゲットを変える事は、保守的な経済運営になるとして市場としてはあまり歓迎しないと思われます。場合によってはランドも動く可能性がありますので要注意です。発表は2月17日です。
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高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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