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1月の南アフリカ政策金利決定委員会の声明文
南アフリカ中央銀行の声明文を全訳しました。
中央銀行総裁がGILL氏に変わってから声明文長くなってますよね。。。(そんなん、気にしてるのランケンだけですが。。。)
あぁしんどかった。。。
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南アフリカ準備銀行(中央銀行)は南アフリカの政策金利を7%に据え置いた。南アフリカ政策金利決定委員会による声明は以下。
*****************
1.序文
短期的にインフレ見通しはいくつかの基本的な問題が悪影響を及ぼすものの、長期的なインフレ見通しは比較的好ましいままである。国内の消費支出は圧力を受けており、消費という意味合いではインフレリスクは認められない。民間の総固定資本形成は引き続き悪化しているものの国内の経済成長率は改善されたようである。しかしながら、当面は成長ポテンシャルを下回ると予想されている。世界経済は世界的なインフレは遠のいたものの、地域毎にまだら模様であり、いくらかのリスクがいまだある。
2.インフレの状況
消費者物価指数(CPI)で計測される都市におけるインフレ率は2009年9月の月の年率6.1%から10月は5.9%、11月に5.8%へと下落した。11月は住宅と公共料金が1.7%、その他の物品及びサービスのカテゴリーが1.5%ずつインフレを押し上げており、最も大きな影響がある。これらのカテゴリーは主に電力料金と保険料金の増加が影響している。食料品価格のインフレは緩和しており、11月は4.0%となった。一方、ガソリンと灯油を除いた管理価格は11%上昇しており、こちらも電力料金引き上げが主な要因となっている。
10月と11月は生産者物価指数が各々3.3%、1.2%下落した。食品セクターにおける生産者物価指数のトレンドは消費者レベルでの食品価格インフレの更なる緩和にとって好ましい状況であり、11月は農産物価格が年率0.9%、加工食品が11%各々下落した。
3.インフレの見通し
CPIのインフレは今後3ヶ月はターゲットレンジを上回って増加すると思われる。主にガソリン価格の変更に関するテクニカルな要因によるものである。現在の予測ではインフレは12月と1月は6.5%程度になると見られている。その後は減少していく予定で、金融政策の将来見通しを読むという意味では、金融政策委員会はより長期的なインフレの傾向にフォーカスしている。南アフリカ準備銀行によるインフレ予測は11月の予測と変わっていない。市場予測と同様に2010年の3月にはインフレはターゲットレンジの中に戻ってくると思われ、予測の最終月である2011年第四四半期末までターゲットの中に留まる。この2011年第四四半期末におけるインフレ率は平均5.4%と予測する。
前回の政策金融決定会合後に、エスコムは南アフリカエネルギー規制局への価格上昇申請を修正した。電力価格の引き上げに関する不確実性の継続により、今回の予測は今後数年間の電力価格引き上げを年率35%とは設定せず、25%の上昇と前提を置く。このエスコムによる電力価格の上昇は2月に発表される予定である。
Beareau for Economic Researchの調査によるインフレの直近予測は、2009年第四四半期において大きな変更は前回調査と比べてなかった。同調査は2010年はインフレが平均7.5%、2011年は7.7%と予測している。ビジネスや労働組合の代表者はインフレはターゲットを越えたままになるとの予測を続けており、金融アナリストの予測は若干悪化しているが、ターゲットレンジの中に入ると予測している。金融アナリストの予測はロイター調査と一致しており、1月は市場アナリストは2010年は5.7%、2011年は5.8%と予測している。
需要サイドからの圧力は相変わらず弱く、政策金利決定委員会はインフレに関する限り需要サイドからの上昇リスクは大きくないと見ている。
2008年第三四半期以来、家計における実質的な消費支出は下落を続けており、2009年第三四半期における消費支出は2%下落した。2009年第四四半期もこの弱い傾向は続いていたと思われ、実質小売売上は2009年11月は年率6.6%に下落し、3ヶ月間で見ると2008年11月の同時期に比べ5.9%下落している。卸における売上も11月に下落している。新車販売状況は改善の兆しが見られるが、12月は年率で7.2%の下落となった。消費者信頼感指数は2008年第四四半期以来最高を記録した事がFNB/BERの消費者信頼感指数で記録されたように、改善されたように見える。
雇用のトレンドと確保の悪化は消費支出に制約を与え続けそうである。南アフリカ統計局における四半期毎の雇用統計によると、2009年の第三四半期の間は雇用レベルはさらに減少しそうである。非農業部門の雇用は同四半期に4.2%下落し、11万人分の雇用になった。雇用環境は成長回復に遅れるであろう。
民間セクターへの信用拡大は需要の弱さと信用供給状況の厳しさを反映しており、これも消費支出の制約となっている。しかし、リスクの高まりを受けた銀行の融資条件は緩和しつつある兆しが見られる。2009年11月、全ローンに対する不良債権の割合は前月の5.8%から5.9%に増加した。民間セクターへのローンや貸付も11月は前年に比べ2%減少している。これで3ヶ月連続の減少となっており、名目上ポジティブ成長をしているのは住宅ローンだけとなっている。住宅ローンの伸び率は12ヶ月で3%である。これらは家計の借金のレベルに反映されており、可処分所得に対する家計の借金レベルは2009年第二四半期の80.1%から第三四半期は79%に減少した。この比較的高い借金により消費支出の抑制が続くであろうと想像される。
失業率の増加と信用供給の減少、家計のバランスシートの修復の必要性の組み合わせが今後数四半期の消費トレンドを決める一方で、資産価格上昇によるポジティブな兆しも見られる。住宅価格は改善の兆しが見られ、ABSA銀行及びFNB銀行の住宅指数はポジティブであるが緩慢な成長を示している。株式価格は2009年3月以来ある程度回復しているが、国内外ともに世界経済の回復維持に関する不確実性に伴い最近はやや脆弱性が見られる。
国内景気の回復は2009年第三四半期に記録した年率0.9%のGDP成長率が続く兆しが見られる。しかし、当面の間は回復はポテンシャル成長率の下で比較的緩慢になると予想される。2010年における南アフリカ中央銀行のGDP成長率予測は2.0%で2011年に3.0%となると見ている。景気後退前のレベルに戻るにはある程度の時間がかかると思われる。11月に強く観測された景気先行サイクル指数で見られるようなポジティブなトレンドが多く出てきており、若干上昇基調を示している。これらのトレンドは2009年第四四半期におけるRMB/BERの景況感指数のポジティブな見通しと一致している。
製造業もまた回復の兆しが出ており、2009年第四四半期の成長に貢献すると見られている。実質生産量は11月に4.7%の下落をしているが、11月までの3ヶ月はその前の3ヶ月に比べると3.9%増加している。PMIは11月、12月の見通しをポジティブに示している。ただし、製造業は国内需要の弱さに直面しており、国外の需要は世界経済の回復の強さ及びランドのレートにある程度は影響を受ける。
ランドはインフレの観点からはポジティブな要因である。ただし、政策金利決定委員会は過去数年のランドの動きが経済に対してネガティブな影響を与えたのを経験して分かっている。前回の政策金利決定委員会以来、ランド/ドルは7.28ランドから7.73ランドを推移している。貿易加重を考慮するとランドはあまり変化していない。この期間における為替レートの動きの多くは世界的な為替レートの動きで説明でき、それはユーロドルが1.41から1.51程度動いたものである。
市場におけるリスク回避の減少とともに南アフリカを含む新興市場全般が大きな資金流入に対応しなくてはいけなかった。これらの資金流入は多くの新興市場通貨の上昇圧力につながっている。通貨価値上昇への介入は多くが高くつき、必ずしも効果が見込めない。同時にこれらのフローが反対に動く可能性が世界的なセンチメントの変更為替レートへのリスクを生み出す。
世界的に新興国市場経済のいくつかが比較的強いパフォーマンスを示したこともあり回復が続いている。しかし、リスクや脆弱性もまだ残っており、特にユーロ圏での国々にある。南アフリカの輸出先である国々も比較的回復を遅い事が見込まれる。維持不可能な財政ポジションと保守的ではない財政政策による介入の必要性は世界的な成長見通しのリスクをもたらす。世界の環境はインフレ観点からは良好である。ややコモディティ価格は高いものの、大きなインフレリスクは世界的にはない。
その他の供給サイドに関する大きなインフレリスクはあまりない。国際的な原油価格はここ数ヶ月は比較的維持されているが、緩やかな上昇が当面見込まれる。生産者物価指数や先物価格に示される食料品価格の上昇見通しは好ましく、国際的な市場における食品価格の上昇があるがインフレに対しての上昇リスクの可能性は少ない。
賃金価格上昇にともなうインフレリスクはある程度は沈静化した。賃金価格の妥結はインフレ率を超えているが名目的には減少している。2009年第三四半期における非農業部門の平均的な一人当たりの名目給与は7.6%の上昇に緩和した。一方で、名目労働コストは前年同四半期における5.7%から上昇した。
電気価格が唯一最大のインフレへのリスクであり。エスコム社の価格引き上げが中央銀行の想定範囲外であるリスクが高まっている。また、価格上昇による二次的効果を十分検討されていないリスクもある。
4.金融政策委員のスタンス
金融政策決定委員会は当面の予測範囲内ではインフレターゲットの上限近くにとどまる可能性が高いと見ており、この予測に対するリスクはバランスのとれたものと見ている。伝記価格の上昇が最大のインフレリスクを引き起こしていて、国内需要の弱い状況に歯止めをかけている。これらを勘案して、レポレートを7.0%に据え置きとする。
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南アフリカ貿易赤字改善
貿易赤字に苦しんでいる南アフリカですが、12月の貿易収支は36.7億ランド(約400億円)の黒字となりました。ロイターのエコノミスト調査では8億ランドの赤字と見られていたので、予測よりも良い結果となっています。
これで、2009年全体の貿易赤字としては258億ランドとなり、2008年の716億ランドから大きく改善しています。南アフリカでも貿易収支が全般的な改善を見た事は良いニュースと捉えられています。
ただし、景気悪化が貿易収支上の改善理由であるため、景気回復に伴い貿易赤字はまた悪化すると見られています。景気回復が輸入の上昇をもたらす訳ですが、ランドが比較的高く推移している事もやはり輸入の増加懸念に拍車をかけていると思われます。
また、ランド上昇は同時に輸出減少も引き起こすため、南アフリカとしては歓迎しにくい部分はあるのですが、資金流入がなされている証拠でもあるため、悩ましい所ではあります。
世界的な景気は回復の途についた所ですが、南アフリカも動揺にインフレ改善と貿易赤字改善、景気の回復の兆しも良好ですので、今後金利引き下げの観測が強くなってくる可能性もあります。
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ギリシャ懸念と南アフリカ金利引き下げ観測
ギリシャが結構危なそうです。
現在、CDS(Credit Default Swap)による国別の破綻懸念一位はアルゼンチン、二位ウクライナ、三位ドバイ、四位ギリシャです。
ギリシャはユーロ圏ですので、この影響はヨーロッパ全域に及ぶ可能性があります。
人口1000万を超え、GDP世界第27位とスイス並の規模ですから、昨年破綻した人口30万のアイスランドとはレベルが違います。
ユーロは株式に先駆けて下落していますが、ヨーロッパの株価が軒並み下落を始めており、ギリシャに至っては破綻懸念すら出ています。
個人的には破綻させられないとは思いますが、ユーロ圏に入っているため、金融政策が取れず金利引き下げや通貨下落のコントロールが出来ません。相当苦しいはずです。
と言う訳で、CFDで取引できる隣国のイタリア株価指数を売ってやろうと目論んでいるランケンです(読者のマニア~って言ってる声が聞こえる。。。)。
詳しくはCFDステーションで書きます(タイマー設定したんですが、もう出てるかな?)。
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さて、南アフリカですが、こちらは破綻なんて全く関係なく(日本人のFXやってる人は昨年騒いでましたが世界で南アフリカ破綻なんて憶測はランケンが知る限りきちんとしたソースではどこにもなかったです。人のウワサってコワイですよね)、経済の順調な回復軌道を後押しすべく金利引き下げ観測が出ています。
ここ数日、インフレに関する南アフリカの重要指数の消費者物価指数と生産者物価指数は順調な発表が続いていました。
後は電力会社エスコム社の価格引き上げがどうなるかがインフレに関しては大きな焦点になっていますが、これをなんとか低めに抑える事が出来れば、インフレ懸念は大きく後退しますので、景気の腰折れを防ぐ意味でも金利引き下げに動きたいのが南アフリカの本音でしょう。
現在、7%で1年間で5%も引き下げており、南アフリカ中央銀行としてはそれなりに頑張っています。
消費者もかなり支出を絞っているため、2年前ほどのインフレ懸念はない状況です。
それでも、6%近くのインフレ率ですから、せいぜい一回引き下げて6.5%と言った所だとは思います。
出来れば、金利引き下げをして景気浮揚の後押しをして欲しい所ではありますね。
ランドはドルが強くなっている割には比較的底堅く推移しています。
豪ドルやユーロの動きを見ているとランドはもっと弱含んでも良いとは思うんですが、意外と硬いですね。
ワールドカップ効果かなぁ???(ちょっと硬すぎて気持ち悪いんですがね。。。)
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南アフリカ生産者物価指数は良好に推移
昨日、自転車に乗っていたら、知らないおばあちゃんに声をかけられました。
何事かと思ったらお米を食べたいので300円くれって言われ、少しお金を渡しました。
アメリカではわりと多かったので、なんとも思わなかったのですが、日本での経験は初めてで強烈でした。。。
世界のどこに行っても、社会の一定層は食うに食えない状況にあります。(ランケン読者は、投資してるし知識レベルも高いと思いますのであまりいないと思いますが)
今回今までと違うのはおばあさんだった点で、これが痛かった。。。
日本の将来を見た気がします。。。少子高齢化に加えて、金銭問題(もっと言えば貧困問題)まで出てきそうです。
GDPの倍の借金がある国ですから、長期的に見れば財政健全化は避けられず、年金やら社会福祉やらは減る事はあっても増えないです。どこまで減らされるか。
これが常態化する社会にはなって欲しくないですが、現実には増えていくのではないでしょうか。。。
自分が歳をとった時にお金もない、収入もない、職も無いという状況にはなりたくないとマジメに感じざるを得ませんでした。(長くなりましたが、以下本編)
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12月の南アフリカ生産者物価指数が上昇しています。2009年12月は2008年12月に比べて0.7%上昇しています。市場予想の0.4%よりも若干良い結果です。
今回の価格上昇は生産者レベルでは実に8ヶ月ぶりの上昇となっており、企業レベルでは景気が少し上昇してきたと見られています。南アフリカでは景気回復が進んでいる兆しとしており、景気回復が着実に進んでいると歓迎している様子です。月間では生産者物価指数は0.7%上昇と11月の0.8%程は進んでいません。
南アフリカ中央銀行は金利引き上げを先日見送りましたが、消費者物価指数と生産者物価指数の良好な数字を受けて、3月には引き下げをする可能性が出てきたと評されています。
物価が安定するのであれば、金利引き下げは景気押し上げを後押しするため非常に良い事ではありますが、今後電気料金の引き上げが確実で問題はどれだけ引き上げられるかが南アフリカ経済にとって大きな影響を及ぼしそうです。
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南アフリカのインフレ率ターゲットを超える
南アフリカのインフレが悪化し年率6.3%となりました。南アフリカのインフレターゲットの6%を再び超えてしまっています。ただし、市場予測は6.4%でしたので市場も悪化は見込んでいた所ではあり、それよりは若干良かった形です。
また、12月は11月に比べて物価指数は0.3%上昇率しています。こちらも市場予測の0.4%よりは小さくなっています。インフレターゲットよりは高いものの、予想の範囲内と言った所です。
南アフリカのエコノミストは3月にはまた6%以下になるだろうと見ています。その後はやはり電力料金の引き上げ幅がどれだけになるかがキーとなってきています。電力会社エスコムは年率35%を3年間続ける意向で、これが現実化すると金利引き上げの可能性がまた濃厚になってきます。
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フォーランドの建て玉禁止令について
フォーランドで新規の建て玉禁止のメールが出ています。
スワップが高いため、ランケンの読者にも少なからずフォーランドを使っている方がいらっしゃると思いますので、一応対応策を書いておきます。
フォーランドからの発表によると、金融庁の規制により預託する自己資金が増え、それを賄えなくたったとあります。
そのため、一時的に建て玉を減らしたいと言うのがフォーランドの意向のようで、新規注文は現在受けず、決済注文のみ受け付けられている状況となっているようです。
フォーランドの経営自体へのインパクトは不明ですが、発表どおりに受け取っても理解できなくはないです。
どちらにしても、あまりいい話ではありませんので、最善の策をとるならば、フォーランドを解約して、そのお金を他のFX会社に入れ、現在もっているポジションと同じポジションを新しいFX業者で建てた方が良いでしょう。
含み損の場合も含み益の場合も確定しますが、実現か含みかの差ですので、他の会社で決済した額と同じ額でポジション作ればほとんど差はありません。(フォーランドからの出金に数日かかるので、同じポジションを建てるのは簡単ではありませんが)
今までのまま保持するもよし取引再開もよしでしょう。
確定による税金面で不利な面はありますが、含み損で何もしないでフォーランドが強制決済するような事態になった場合はフォーランドと共に負けが確定です。
他の安全そうな業者さんをオススメします。
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南アフリカ政策金利据え置き
南アフリカ中央銀行は政策金利(レポ)を7%に据え置きました。市場予測どおりの結果です。
南アフリカ中央銀行総裁のGill Marcusは政策金利決定委員会で金利引き下げの議論はしたものの、変更なしとなったと述べています。その理由の1つとして、電力料金の引き上げによるインフレリスクを指摘しています。ロイターでは将来の金利引き下げの関しては否定されなかったとしています。
現在、政府に近い労働組合は更なる金利引き下げを求めています。金利の高騰はビジネスの停滞を引き起こし、借金がある人は高い金利に苦しめられる事もあり、基本的には歓迎しにくいものです。一方で、インフレが6%程度あるため、インフレを抑えられないと国民は物価高騰に苦しめられます。そのため、金利も引き下げにくいと言うのが現状です。
南アフリカ中央銀行が指摘しているように、現在のインフレリスクの最大の要因となっているのが電力料金引き上げです。電力料金は必要不可欠なものであり、物価に確実に反映されまして、電力会社エスコムが申請している引き上げ額は35%と大きくなっています。
そもそもの問題はエスコムの発電所不足による電力供給危機であり、大きな設備投資が必要となっています。この資金調達のために電力価格引き上げを求めているわけですが、エスコム自体の民営化で株を売却する事によるファイナンスなども候補にあがっています。
来月、エスコム社及び政府はどれだけの引き上げになるかを決定しますが、この引き上げがさほど大きくなければインフレ懸念も小さくなり、金利引き下げも可能となってきます。望ましいのはこの状態であり、当面は電力料金がどれだけ引き上げられるかが焦点となりそうです。
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上田ハーローセミナーPart2(スイスフラン)
さて、昨日の続きです。
今回のセミナーで上田ーハーローのアナリストの方が話をされていた中でランケンが注目したのはスイスフラン。(ドル円が年末に100円ぐらいじゃないかとかの予想もありましたが、まぁどうでもいいや、ドル円やらない。。。)
現在、ドルスイスがほぼ1.0です。
つまり、1ドル=1スイスフラン。
これは、異常じゃないかと言うお話が上田ハーロー取締役の方からあって、おぉ確かにその通りなんて思って聞いていました。
スイスフラン、ノーマークだったなぁ。
今のスイスフランは明らかに高すぎて、この価格を長期的に維持する事はかなり困難でしょう(この維持できないってのが重要)。
スイスって人口わずか750万人、GDPは世界21位の金融と観光の永世中立国です。
ちなみに日本で3位の神奈川県の人口が880万人、4位愛知県が725万人だそうです(2005年)
さほど大きな国ではないので、今のスイスフラン高が続くと観光産業はダメージ大きすぎます(ただでさえ世界的に景気悪く観光産業ダメージ大きいのに)。
既にスイス政府も為替介入をしてフラン安へ誘導しようとしており、だいぶ歪んだ価格な匂いがプンプンです。
ドルスイスで異常なプライスっぽい事は確認できましたが、単にドル安かもしれませんので、対ユーロでもチャート見てみました。
すると、対ユーロの観点でも歴史的なスイスフラン高です。


ドルスイス20年チャート(月足) ユーロスイス20年チャート(月足)
2002年の2月以来で、過去10年で2回目の高値。
2002年2月って時期がまたデジャブな感じですね。
この頃ってITバブル崩壊の時期で、退避通貨としてバブル崩壊後に買われて、景気回復と共にスイスフランは売られていっています。
スイスって基本的に低金利な国なので、フランはキャリートレードで売られる側の通貨でもあります。
となると、今後アメリカが金利を引き上げに行くとまた売られるかもしれませんね。
フランの面白い特性として覚えておいてもいいのは、スイスが割と金と連動する点でしょう。
金は高止まりしていますが、金利が付くようになれば下落基調に入るかもしれませんね。
なおかつ、低金利通貨ですからキャリートレードの売られる側となれば、ここからはフランを売るべき時を探す時期かもしれません。
まぁ、わりと中期的、長期的な観点で見ていきたい取引ですね。でも、既に底値圏(圏ですよ、これ、底値とは言わない)と見えますので結構大きく取れる気はします。
短期的な視点で見ると昨日書いたゲームチェンジがキーです。
恐怖指数のVIX指数も上昇していますし、危機回避となればスイスフランが買われて、まだ上昇する可能性はあります。
一方で、スイス政府としてもスイスフランの異常高には悲鳴を上げており、フラン売りの介入を繰り返しているのが現状です。
ちょっと面白そうだったのでセミナーの質問コーナーの中で講師のYEN蔵さんと西原さんにどう思うか聴いて見ました。
お二人とも、今の状況はオバマ大統領によるゲームチェンジの可能性があるので、スイスフランのショートは短期的にはあまり賛成ではなさそうではありました。
ドルスイスは1.05の壁が越えられていないとYEN蔵さんはしていて、短期的にはこの辺が抵抗線との認識です。
となると、短期的には0.98ぐらいから1.05程度で、基本フランショートと言う戦略が立てれそうです(フランのロングは賢くないから)。長期的に慎重に行くなら1.05を超えてからドルスイスでロング(フランショート)でエントリーもいいですね。
セミナーの後の二次会では、ランケンの前の席にはなんとなんとあの酒匂塾長がいらっしゃるではありませんか。
酒匂塾長と言えば、スイス最大手の銀行のUBSの元東京支店長の大御所。
せっかくだから、スイスフランの話題をぶつけてみました(へっへっへ~(笑))
すると、その酒匂さんまでがフランは異常に高すぎると言います。盛り上がりましたね~。
短期的には上がらないかもだが、中長期的には下落する可能性高いとおっしゃります。
また、酒匂塾長のお知り合いでUBS系の方がみんなスイスフラン高すぎと言ってらっしゃるそうです。
やっぱりそうだよね~。
と言う所で、上田ハーローのアナリストの方も、元ディーラーの方も、酒匂塾長まで含めて中長期的にスイスフランの下落可能性高しとのコンセンサスを得たと勝手に思っています。
さて、売り側はスイスフランで決定。となると買い側に何を持ってくるかで、酒匂塾長と議論させて頂きました(酒匂塾長と議論とはランケンもいい度胸です(笑))。
ランケンとしてはユーロに弱気ですので、ドルスイスのロングの方がユーロスイスのロングよりは可能性が高いだろうと思ってました。なので、ドルスイスのロングがいいんじゃないかと話をした所、スイス円のショートがいいんじゃないかと酒匂塾長はおっしゃいます。
う、それは考えていなかった。。。(ランケン、円がどう動くか分からないのでキライです)
酒匂塾長は今一番弱いのはユーロと考えていて、円は比較的強いと考えています。なのでスイス円とのご意見でした。
確かにユーロのロングは今はランケンも考えにくいので、ユーロスイスじゃなくてドルスイスと思っていたのですが、酒匂塾長はドルのロングが嫌らしいです(笑)。
それも分かるけどなぁ。スイス円のショートかぁ。
という所で、折衷案で、ドルスイスのロングとスイス円のショート(両方ともスイスフランショートのポジションです)を長期的な観点で仕込み場を探すと言う結論を得ました。
当然、長期的なポジションですのでレバを抑えてで行きますが、結構勝率は高いと見ます。(酒匂塾長もこれに同意してくれました!やった!)
なぜなら、維持できないぐらいの高値になっているから。
問題はいつ仕込むかですかね。まぁ、これもだいたい決まりますね。
1年後にまずまずいい利益が乗ってるんじゃないかなぁなんて期待しまくりです。
プラチナをフランショートに振り向けようかとすら思ったりします(笑)。
上田ハーローさん、いいアイディアをどうもありがとうございました!
ランケンは採用させて頂きます!
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上田ハーローセミナーPart1
金曜日のダウ結局2%下落しましたね。
土曜の朝、起きてみてちょっとびっくり。
この流れどうなるでしょうか。
木曜日のオバマ発言が結構重要だとの話です。
色々と書きたい事もあるのですが、これに関する事を最優先事項として書きます。↓
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最近よくお話させて頂いているYEN蔵さんにお誘い頂いて、土曜日に上田ハーローのFXセミナーに参加してきました。
FXブロガーの奈那子ママさんの主催です。
奈那子ママさん、はじめましてでしたがおキレイな方ですねぇ。
おととしもトレイダーズ証券のセミナー出て面白かった記憶がありますが、こういうの出ると面白い視点をもらえる事があるのでいいですね。
このセミナーでは2つほど注目すべき話がありまして、1つはのオバマ大統領による金融規制発言でした。(もう1つは明日。こっちはちょっといい話になるかな?)
木曜日、オバマ大統領はアメリカの金融機関に対して規模があまり大きくならないように規制をかけるべきだとの提案をしました。
これを受けて市場は大きく動揺しており、恐怖指数のVIX指数は一気に跳ね上がっています(加えて、金曜日にバーナンキFRB議長の再選に反対する議員により悪化した面もあります)。
VIX指数
これは、アメリカの金融業界にとって非常に大きな規制がされる可能性がある事を意味しており、下手をすると大きなゲームチェンジだとセミナーの中でYEN蔵さんは言っていました。
また、一方でオバマ大統領の支持率がだいぶ下がってきているのもあって、選挙対策の意味合いでの発言とも受け取れるともYEN蔵さんは述べられています。
従って、本当にゲームチェンジかどうかは微妙な所で、本当に規制がかけられるようだと結構市場は大変な事になりそうです。
YEN蔵さんは、このオバマ発言を聞いた瞬間、全てのポジションを閉じたいと思ったらしいので、市場の下落やVIX指数が示すようにやはり大きな意味合いがあるかもしれない発言のようです。
ちなみに、二次会ではあの酒匂塾長もいらっしゃってましたが、YEN蔵さんと同様の事を述べてらっしゃいました。
ああいう突発的な大きなニュースの後はしばらくは市場は脆い状況になるだろうとの話です。
アメリカの選挙に向けた対策の匂いがしなくもないのですが、オバマ大統領が本気かどうか、この辺の懸念が出てる限りは市場は当面停滞か下向きかと言った所でしょう。
あまり急激な変更はガイトナー財務長官も望んではいませんが、アメリカの金融機関の横暴な感じは日本にいても感じます。
アメリカの世論として金融業界に甘すぎると厳しい批判を受けているアメリカ政府の状況を分かっていながら、ウォールストリートは高額の報酬をもらっている訳で、支持率が下がった事も加わり、オバマ大統領も業を煮やしたと言った所でしょうか。
オバマ大統領もホンネとしては今のまま株価が上がって経済が元に戻ってくれる事を祈っているとは思いますが、支持率の低下が大統領を追い詰めると言う状況と考えます。
何もしない訳にはいかないとなると、規制強化の流れになる可能性も否定は出来ませんね。
という所で、上田ハーローのセミナーに参加してランケンも、プラチナ悩ましい状況になってしまいました
水曜日に強気のプラチナ記事書いて、木曜日に訂正して、その夜にオバマ発言と大揺れです(笑)。
まったく~、市場なんてこんなもんと思わざるを得ないですね。
少しポジション落として残りを保持しようかな。モメンタムがなくなったら全部売る。
さて、明日は上田ハーローセミナーの後半です。
こっちはいいコンセンサスをプロのディーラーの方々一同から得た気がしますので、ご期待あれ!(ま、またプラチナと同じになるかもですけどねぇ)
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市場やや荒れ気味
市場の下げがちょっと大きいですね。
今日はダウは昨日ほど下落していませんが、それでも0.5%ほど下落しています。
昨日は2%下げていましたので、ここいらで止まるかどうかが重要な感じでしょうか。
ダウが下げているのとドル円が円高に進んでいるのでここだけ見ると、一見リスク回避の動きが強そうですが、ユーロドルはドルがそれほど強くなっている感じがしません。
ただ、金や原油(プラチナも。。。)などのコモディティが大きく下落しており、リスクから逃げているのもあります。
金に関しては今まではリスク回避の取引対象として捉えられていましたが、現在は他のコモディティ同様リスク資産と見られているとウォールストリートジャーナルでは報じています。
金価格はだいぶ高騰していまして、下落して当然な面も強くありますが、まだ修正の範囲内で下落基調は見えません。
市場では、アメリカの金融規制強化の動きに対して懸念の声が上がっているそうです。
ただ、ダウも今のところまだ調整の範囲内で、二番底と言う形には見えませんが、今後の行方が気になるところです。
この辺でどう判断するかが面白いところですね。
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マネックスFX
マネックスFXがランド円のスプレッドを5銭にしています。
ドル円なども2PIPS、ユロドルも2PIPSとかなりスプレッドを小さくしています。
さらに約定率99%だそうで、マネックスグループの100子会社なので大手としては結構スゴイんじゃないでしょうか。
約定率はこだわりがあるそうで、不利なレートでの約定はないって宣言してます。
約定が違うと頭にくるんですよねぇ。。。
あと、ランド円が1000通貨で出来ます。
12円のランド円だと12000円分です。
初心者の練習にはちょうどよいのではないでしょうかね。
システムも2008年12月以来100%稼働率だとかでIT屋のランケンとしてはお金をちゃんとかけてるなって感想です。
コンピューターなんてしょせん機械なので壊れますからね。
壊れても大丈夫にしとくのって大事です。
2月13日までショコラキャンペーンもやってます。
バレンタインデーですねぇ。
取引するだけでもらえるそうです。(女性は男性にそのまま贈れますが、男性はどうする???食べちゃうしかないか。。。)
また、テクニカル・ファンダメンタルのオンラインセミナーなんかもやってます。
当然、信託保全ですし、安心できる会社で小さくスタートしたい初心者の方にはオススメです。

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昨日のプラチナ検討とエスコム社の株放出
昨日のプラチナ考察記事でいくつかコメントいただきました。
どうもありがとうございました!
どうも現在の自動車一台あたりに使われているプラチナの量って5グラム程度って話があります。
そうすると、3トンしか増えませんね。。。
全然違うじゃん。。。
ランケンが燃料電池を間違っていたようです。
3トン増えるとなると、年率にして1%から2%程度の上昇です。
それであれば、南アフリカの増産キャパシティでトヨタ分は賄えそうです。
後は価格が高くなる事で、需要サイド二位の宝飾需要が減ればなんとかなる感じかな。
通りでToo good to be trueな訳です。
まぁ、環境関連でのプラチナ需要は減る事はなくて、増えるのは確実です。
後はドルとコモディティ全般に左右される事になりますから、どこまで行くかは神のみぞ知るかなぁ。
でもちょっと残念でした。。。計算が違ってましたって話ですね。。。
変な計算のままいかなくて良かったです。
コメントいただいた方どうもありがとうございました!
まだ、上値追ってるので保持しますが、深追いせず適当な所で売り抜けます。
さて、南アフリカの重要ニュースも書いておきます。
南アフリカの国営電力会社エスコム社は電力危機を起こし、国営企業による効率性や品質の悪さを問われていました。(JALかとか思ってしまいますね)
今後民営化した方がいいという議論も出ていましたが、南アフリカ政府が初めてエスコムの株式を売りに出す事について言及しています。
ただし、エスコムを民営化する事が主たる目的ではなく、発電所を作ったり改修するための資金に使いたいと言うのが理由なようです。
現在のままだと、電力供給力を増加するためには電力料金の引き上げに依存してしまい、負担は全て国民になってしまいます。
そのため、株式を公開しファイナンスすると言うオプションも考えるというのが南アフリカ政府高官の話としてブルームバーグに話されています。
最終的な決定ではないようですが、その方向は検討されているそうです。
エスコムは電気料金を35%値上げ要求を出していますが、株を放出する事で25%程度の電気料金引き上げで済むようになると言う調査もあるそうです。
急激な電力料金の引き上げは南アフリカ全体にコストがかかってしまい、競争力の低下に結びつく恐れがあると産業界は懸念の声を上げており、いかに電力料金を抑制できるかが重要とされています。
株放出はいいような気はしますね。
一気に分割してもいいような気はするんですが。
別に一社独占体制を維持する必要はないし、通常は弊害の方が大きいでしょう。
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トヨタのハイブリッド増産で考えるプラチナ
お陰さまでランキング上昇しました!
どうもありがとうございます!
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今週の月曜日でしたっけか、日経新聞でトヨタがハイブリッド車の販売台数を2012年までに100万台に倍増するって記事がありましたね。
プラチナを買ってるランケンが狂喜したのは言うまでもありません(まぁ大げさですが。笑)。
改めて、プラチナの状況を整理してみました所、怖いような計算に。。。
なんかおかしかったらコメント入れて下さい。
余りにも都合がいいのでかえってコワイんです。。。
まずは需要サイドの復習から。
プラチナの採掘量は2007年およそ239トンです。
そのうち158トン、四分の三を超える供給は南アフリカからとなります。
2位はロシアで28トンぐらい。
南アフリカへの依存度が極端に高く代替がほとんど出来ない状況ですね。
しかも、南アフリカは電力供給に不安があり、時々鉱山が止まります。
従って、設備を増やせば供給が増えるって程単純な話ではないですから、供給はそんなに簡単に増やせません。
過去10年のプラチナ産出量の統計を見ると年間3%増やせれば上出来でしょう。
さて、次に需要サイドを見てみましょうか。
プラチナの需要の半分以上は自動車の触媒です。ハイブリッド車やディーゼル車のエンジンに使われます。
この需要、およそ132トン。世界で採掘されるプラチナの半分を超えます。
以下、宝飾品の需要が46トン、化学系11トンと続きまして、ほとんど自動車からの需要と言えまして、当然ながら自動車の需要状況はプラチナ価格に影響を大きく与えます。
出力80KWの小型車に必要な高分子形燃料電池に必要なプラチナは中型車では60グラム程度必要とされています。(参考:EE Times)
中型車400万台分で240トンに達してしまいます。
あれ?400万台も現在のハイブリッド売ったら、世界のプラチナの供給能力を超えますね。
今回、トヨタは50万台増やすって言ってる訳で、それだけで30トンのプラチナが必要となるわけです。
30トンのプラチナ増産に世界の供給は3年から4年かかってきてます。
となるとプラチナ下がる訳なくないですかねぇ。
実際、底堅い動きというか上昇気流に乗ってます。
プラチナのチャートもはっておきましょう。
プラチナチャート(30日、60日、1年、5年全部見れます)
ただ、プラチナは供給不安があるのは自動車メーカーも十分に認識しており、いかにプラチナを使わずに電池を作るかに必死になっています。
既に、プラチナの使用量を半分にした技術なども発表されています。
この分野で最先端にいるのが昭和電工のようですが、実用化は2015年とまだちょっと先。
また、日清紡あたりもプラチナ代替の技術を持ってはいますが、2012年に数トン程度でして、まだプラチナを無くすレベルには及びません
一方、生産量は恐らく増える一方でしょう。
これは硬いと見ます。
だって、世界的に環境に対する補助金は出るし、原油価格は高止まりして安くなる気配無いし、消費者はガソリン買う量を半分に減らせるし、需要サイドは間違いなく強い。
プラチナの使用量がゼロになる技術が出てきたら、プラチナの価格は下がりますが、使わざるを得ない間は当面底堅いと見てます。(そんな技術が出たら、プラチナ需要の半分消えますね、全力で売りだなぁ(笑))
現在、金価格は1100ドル程度を維持していまして、現在のプラチナ1600ドルはまだ割安にも見えます。
よくプラチナバブルにならないものだと思ったりするぐらいなんですが。。。
なんか、ランケンが間違ってるのかなぁ。。。
プラチナをCFDで取引できる会社は下あたりですね。
コモディティ専門のドットコモディティ
CMC Markets Japan
CFDならFXオンライン
ランケン、昨年の頭から一年間ずっと強気で未だにかなり強気です。
おととしの高値の1オンス2300ドル更新しても全然驚かない。
少なくとも、アメリカの金利の行方が見えない間はそうは下がらないと思っています。
従って、あと3ヶ月程度は持つはず。
ただし、市場全体に二番底の動揺が来たら迷わず売る。
ちなみに、現在、1600ドルぐらいです。
1単位(10オンス約150万円)持ってても、2300ドルに達すると60万円以上の利益なり。
ヤバイ、こういう計算するのはあまりよろしくない。。。突っ込みたくなる。。。(リスク管理、リスク管理)
値動きはスーパー激しいのでレバは禁物。
窓開けるなんてもんじゃないもん。市場小さいからぶっ飛びます。
100万円入れて1単位(プラチナ160万円分)か2単位(プラチナ320万円分)買えるぐらいならまずまず硬いかな。
そう言えば、年末にジムロジャーズも金より銀とかプラチナって言ってたなぁ。
ドル下落はコモディティ価格を押し上げるとか、インフレは実物資産にお金が向かうとか。
何回も書きましたね。。。
と言う所で、色々考えるとメチャクチャ都合の良い計算になってしまいました。
全部プラチナ価格上昇に向いてるんだもん。
Too Good To Be Trueですね。。。かえってコワイ。。。
後、何か抜けてるかなぁ。。。
普通に考えたらこんな結果になってしまいました。
最大の懸念は二番底か。これは始まればすぐに分かるでしょう。
マジメに何か穴があったら教えてください!(穴がなさそうなのがコワイんですけど。。。)
もちろん、投資は自己責任でお願いします。
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南アフリカのPMIと住宅価格
ハイチの地震の被害者20万人を超えるそうですね。
地震国の日本としても他人事ではない話です。
あまり報道されてない気がするのは、ランケンがTVを見てないだけでしょうかね。
そう言えば、ランケンの順位40位を割り込んでしまいました。。。
応援お願いします。
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南アフリカの製造業指数であるPMI(Purchasing Managers Index)が発表になり、12月は52.5ポイントとなりました。11月の50.3ポイントから上昇しており、5ヶ月連続の上昇です。また、50ポイントを超えるのは生産の拡大を示しており、これが18ヶ月ぶりに2ヶ月連続で超えていまして、回復基調が見られます。
南アフリカでは、同国の回復が世界の回復に対して遅れているとも言われていましたので、これでだいぶ近づいてきたと評されています。中でも、オーダーが増えてきており、製造業としても在庫を増やしている事が指摘されており、全般的な景況感が活発化しているとBER(Bureau for Economic Research)では指摘しています。
また、南アフリカの2009年全体での住宅価格の指標も発表になっています。こちらは0.2%の価格下落です(名目)。インフレ率が7%程度ありますので、実質的は大きく下落した事になります。今年は名目でおよそ6%から7%の実質価格上昇と見られていますので、今年も実質的にはほとんど上昇しない予想です。
ただ、金利を大幅に引き下げていますので、この効果が次第にあらわれ、徐々に回復すると期待されています。住宅価格が上がると資産価値が上昇しますので、住宅保持者は嬉しくなって消費が活発化しちゃいます。
景気なんてその程度のものなんですよね。
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ナイジェリアからの手紙
休日って短いですね。。。
まぁ、平日も短いか。。。
休みの日にやりたい事も、平日にやらなきゃいけない事もたまってる。。。
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「ナイジェリアからの手紙」は国際的に有名な詐欺です。
色々な文面があるのですが、概ね下の感じです。
1.アフリカに住む裕福な白人でアフリカの紛争国やなんかで困った状況に置かれている。
2.ついては、お金を海外に脱出させたいので、送金させて欲しい。
3.うまくいったらお金は半分あげるよ
4.まずは送金料を送って欲しい
ってな詐欺です。
当然、この送金本当には送られてきませんが、マネーロンダリングに加担しろってな話ですので、送金を受け取る側も犯罪です。
これが、被害者が警察への報告を遅らせている面もあるようで、問題を深刻化していたりします。
上の項目としてはたいしたことが無いのですが、なんかヒドイのになると、アフリカの政府高官であるとか名乗って、アフリカまでお金持って来させた挙句に、その人を誘拐して身代金まで取って殺しちゃうなんてのまであるそうで、国際的に有名になっています。
だまされる方もだまされる方ですが、結構色々な意味で高度です。
特にコンピューターを使っての、口座ハッキングみたいな事までするらしく、スパイ映画みたいな匂いすらします。
このメールはアフリカからメールが送られて来るかと言うとそうでもないようで、ヨーロッパに住む不法滞在者のアフリカ人がやってたりするようです。(アフリカ経由で)
そのため、先進国並の詐欺が出来ているようで、怖いですよねぇ。
オレオレ詐欺より高度ですからね(オレオレ詐欺なんてアフリカの人に笑われそうです。。。)
下はランケンにしょっちゅう送りつけられてくるナイジェリアからの手紙の1つです。(適当に訳してますので、細かい事抜きでお願いしますね)
この例ではお金の送金ですが、凄いダイヤモンドがあってお金があるだとか、アフリカの埋蔵金だとか、映画さながらな話が毎週来ますね。
1週間に3つぐらい来るかなぁ。。。(読まずに消しますけど)
妙なリアリティを持つのが面白いといえば面白い。
紹介するのはジンバブエで困ってる白人からのものです。
最後のあなたの国で会えたらいいなってので、本当に会っちゃうとコワイ事が。。。
Hello Dear
You may be surprised to receive this letter from me since you do not know me personally; But don't be surprised because I came for my own good and yours as well. I want us to share a common interest.
こんにちは。
個人的に知らないあなたがこの手紙を受け取って驚いている事と思います。
でも私とあなたにとってよい話ですので驚かないでください。
Let me start by introducing my self i am James Piro the Son Mr. Morgan Piro. My Father Mr Morgan Piro was recently murdered during the land dispute problem in my country Zimbabwe.
私はPiroと言いまして、ジンバブエに住む父が殺害されました。
This land problem came when Zimbabwean President Mr.Robert.Mugabe introduced a new Land Act reform, which wholly affected the rich white farmers and some few black farmers as well. And this resulted to the killings and mob action by Zimbabwean war veterans and some lunatics in the society. In fact, a lot of people were killed because of this land reformed Act for which my father was one of the victim.
ロバートムガベ大統領による土地改革は、裕福な白人農家から土地を強制収用するもので我々もその法律に影響され、多くの人が殺されています。
It is against this background that, I and my family who are currently staying in South Africa have decided to sell all my father houses both here in South Africa and in my country of origin Zimbabwe and also transfer my father's money amounted to US$9.850,000,000M to a foreign bank account since the law of South Africa prohibits a refugee (asylum seekers) to open any bank account or to be involved in any financial transaction throughout the territorial zone of the Republic of South Africa, coupled with the fact that the South African President and that of Zimbabwe runs hand in hand with each other and also have similar political structure.
現在、私と私の家族は南アフリカに住んでいます。
本意ではありませんが、このたび南アフリカとジンバブエの住宅を売り985万USドル(約10億円)を海外の銀行口座に送金したいと考えています。
ただ、南アフリカは法律で難民が銀行口座を開く事を禁止している状況にあります。
I don't know if you can be of any assistance to me and my family, what we want is to hand over all my family houses documents to you as if you bought them from us and also assist us in transferring the fund into your personal bank account in your country as if it belongs to you. We had the intention of going back home before but with the current affairs in Governmental position in Zimbabwe, it will be difficult for us hence the same Robert Mugabe who has been on that sit for the past 28yrs still won again, We will rather meet you in your county after a successful business deal.
あなたが私や家族の役に立ってくれるか分からないのですが、あなたが私の住宅を買ってくれたようにする文書を手渡し、あなたの銀行口座への送金を助けて欲しいと思っています。
我々は故郷に帰りたいのですが、ムガベ大統領がいるために難しいと思っています。
そのため、我々としてはうまくいったらあなたの国で会えたらいいなと考えています。
Thank you and God bless you as you read to assist us.
どうもありがとうございました。神のご加護がありますように。
Yours Faithfully,
Mr. James Piro
I AM AWAITING YOUR PROMPT RESPONSE PLEASE
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南アフリカの銀行がナイジェリアの銀行買収を検討
新興国の銀行がまた面白い状況です。↓
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南アフリカの銀行が二行ナイジェリアの銀行の買収を検討しているそうです。
ナイジェリアは産油国で、人口も1億5000万人いる実は大国です(南アフリカはおよそ5000万人)。
ただし、経済的にはアフリカ大陸の中でも必ずしも強い訳ではなく、南アフリカの方が強い状況です。そのため、1人あたりのGDPは3倍を超えてしまい、南アフリカの方が裕福です。
産油国にはよくあるのですが、ナイジェリアもご多分にもれず政治に問題があります。どうしても、資源に頼った政治になり、あまり経済全体としての底上げに成功していません。国民の教育レベルは比較的高いようで、メールを使った詐欺で「ナイジェリアからの手紙」は世界的に有名です。(これ、今度のランケンで取り上げよう(って前も言ったな。。。))
そのナイジェリアの銀行が破綻の危機に陥っており、ナイジェリア中央銀行が買収先を募集しています。ここに、南アフリカの銀行であるファーストランド銀行とスタンダード銀行の二行が現在買収に名乗りをあげています。スタンダード銀行と言えば、中国最大の銀行である中国工商銀行が資本を入れている銀行で、ナイジェリアの人口や産油国である事を考えるとかなりスゴイ組み合わせに見えます。中国マネーが南アフリカを通ってナイジェリアに行きオイルマネーになる訳ですね。
ただし、ナイジェリアも政治的な不透明性が強く、リスクも高い買収ともいえます。スタンダード銀行が買収した方が面白いかもですね。後ろに中国の影が見え隠れするので、ナイジェリアも無茶できない可能性がある。ナイジェリア中央銀行からすると中国の影がちらつくスタンダード銀行はイヤかな???なんか、ナイジェリアの大統領かなんかが中国はアフリカを食い物にしてるって言ってた気がします。銀行の買収は政治問題もはらみますので、今後も注目したい所です。
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南アフリカ長期戦略の欠如とM&A
1月はそこまで忙しくならないつもりだったのに。。。
どうも、こういうもくろみは外れるものですね。。。
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南アフリカの有力閣僚のマニュエル国家計画大臣は、政治の強力体制が貧困な事と長期的な戦略の不足が南アフリカの貧困減少を妨げていると意見を述べました。特に貧困から抜け出せない層は、社会的な流動性の問題があるとしています。
マニュエル大臣は政府の協力が貧弱な事が、政策の不一致や公的サービスの質が低い事につながっているとしています。今後マニュエル大臣による長期的なビジョンの策定や国家戦略計画を策定がされる予定で3月末にその内容が見えてくるそうです。
さて、南アフリカにおける企業買収(M&A)が昨年2009年は61%下落となりました。2009年のM&Aの件数は85件。総額68億ドル(約6000億円)となりました。2008年の件数は146件、174億ドル(約1兆5000億円)だったため、大幅に減った事が伺われます。2003年以来最低です。
2003年以来最低という文言がよく出てきますが、2003年も世界的な景気悪化の年です。理由はITバブルの破裂です。経済のデータは統計データですので、だいたいどの数字も2003年以来最悪になるのはこれが理由で、株価との対比なんかもしてみると面白いです。
日本の長期戦略もないですよねぇ。。。
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ロイター予測の景況感とランドの長期予測
まだ、家に着きません。。。
お腹すいた。。。
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ロイター調査による南アフリカの12月の景況感が悪化しています。
11月の景況感は235.89ポイントでしたが12月は231.91ポイントとなり、約4ポイントの下落です。
調査によるとエコノミストは2010年の経済は2.38パーセントの成長となり、2011年に3.4%まで加速すると見込まれています。2010年に関してはワールドカップが第二四半期及び第三四半期の景気押し上げに寄与するものの第四四半期になると減速する可能性があるとされています。
3.4%の成長は先進国に比べると高いのですが、金融危機前の南アフリカの成長率5%を考えると緩慢ではあります。これに対し、雇用の回復が遅れること、電力などの供給が十分で無い可能性がある事などが指摘されており、必ずしも高い成長にはならないとされています。
また、政策金利に関しては2010年末頃に金利引き上げをするとの見方が強いようで、エコノミストの平均を取ると年末の金利は7.19%です。年内に一回引き上げるかどうかと言った観測になります。2011年末の平均は8.4%となっており、比較的落ち着いた金利政策となりそうです。
金利に影響するインフレ率は2010年の平均で5.72%、2011年は5.75%とインフレターゲットの6%を下回る範囲で適切なインフレ率になると見られています。
ランドに関する予測も出ており、2010年末には1ドル8.05ランド、2011年末は8.49ランドの予測が出されています。
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南アフリカ労働市場見通し
会社で去年の評価が返ってきました。
まー、こんなもんかみたいな(笑)。
会社の評価、あんまり気にならなくなってきました。(爆)
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南アフリカの労働市場が2009年はやはりかなり悪化したようです。
来月に公式なデータは発表になりますが、2008年比で100万人以上減る予想です。
どこまで悪化しているかが注目されてはいますが、第三四半期までで96万人弱ですので100万人超えは確実です。
世界的に雇用状況は悪化していますが、南アフリカにおいては更に長い期間の雇用環境の悪化に苦しめられそうだとの話が出ています。
それによると、南アフリカの雇用環境の回復は世界の雇用環境回復から半年から9ヶ月遅れると見られており、見通しはあまり良くないようです。
当面はワールドカップなどの特需によるテンポラリーな仕事のみで、本格的な回復は今年後半以降と分析されています。
ただし、政府の雇用政策もそれなりに効果があるとされており、新興国においては金融危機以前の状況になるのは2011年以降だとIMFは発表しています。
先進国ではなんと2013年以降だそうです。
イヤですねぇ。。。
ま、投資家としては不況もなんのそのと行きたい所ですよね!
じゃないと、なんのためにやってるんだか分かりませんしね。
失業が増えるなら増えるで、それによって市場も変わるわけだし、チャンスを探すぐらいじゃないと!(どこにあるんでしょうかねぇ???)
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南アフリカの製造業生産量改善とアンゴラのテロ
JALの売りをCFDでやろうと企んだんですが、買いしか出来ない様子でした。
当たり前か。。。遅いってんですよね。。。
ムダな事企むなって話ですよね。。。↓
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南アフリカ統計局によると南アフリカの製造業における生産量は年率4.7%の下落となりました。
ロイター調査の5.7%減予測よりは良い結果となりました。
10月の年率9.6%(修正後)の減少に比べると改善しており、月間で見ると10月より0.7%生産量は増えています。
この結果を受け、ロイターでは堅調な回復の軌道に乗っている事を示すものだとしています。
また、今年の南アフリカの金利変更はほとんどない可能性がある事も指摘されています。
ランドは結果の発表後はあまり強くないようですが、現在1ドル7.5ランド弱となっています。
さて、今日は南アフリカの2つ上の国のアンゴラで起きたテロに関してのニュースが出ていました。
このアンゴラでのテロはトーゴのサッカーチームに対して行われたものであり、南アフリカのワールドカップに対しても懸念の声が一部で上がっているようです。
これに対して、南アフリカのワールドカップ実行委員会は南アフリカとアンゴラはまったく別の国で、ドイツのワールドカップの時に起きたスペインでのテロは懸念はないのに、おかしいのではないかと述べています。
南アフリカは20万人の警官と軍隊を導入して安全の確保をすると発表しています。
アンゴラと南アフリカでは確かに違うのですが、スペインとドイツの違い程の違いはないような気もしますね。
そもそも国境がかなりあやふやだったりしないのかなぁ。
南アフリカの軍隊は確かに強いのですが、テロリストは既に怖いものなしなので、いかにテロリストの侵入をおさえられるかが重要になってくるのでしょう。
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南アフリカ住宅価格上昇
三連休いかがでしたでしょうか?
ランケンはちょっと仕事する程度ですみました。。。
まーいーか。。。
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南アフリカの住宅価格は2009年全体で3.9%の下落となりました。
ただ、後半は少し上昇に転じたようで、12月は2.7%と記録的な上昇率を示しています。
2009年12月における南アフリカの平均住宅価格は772,974ランド(約900万円)とFirst Nationl Bankから発表されています。
2010年の住宅価格は年間で8%上昇すると見られており、昨年の大幅な金利引き下げの効果がこれから出てくるだろうと分析されています。
また、家計の負債比率も下がりだしているため、これも住宅価格が上昇すると見られている根拠となっています。
住宅バブルの発生が不安でもないのですが、世界的な景気回復になるまでの数年間は住宅価格の劇的な上昇はないだろうとしています。
南アフリカの住宅価格は底値っぽいですね。南アフリカの不動産でも考えたいですね(笑)。
REITがあるんだけどなぁ、あの国は。
調べたんですが、日本で買えそうな所がないんですよねぇ。規模が小さいんだろうなぁ。
どっかで買えないのかなぁ。(マニアですよねぇ。。。需要がなさすぎる(笑))
そう言えば、アメリカのREITを去年の頭に買ったんですが、もっと買っておけばよかった。。。(金利5%超えます)
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JAL破綻とビール業界
ついにJAL破綻が現実化してきましたかね。
JALマイレージ持ってる人は交換しておいた方がいいかもですよ。
潰れるとポイントなくなっちゃう可能性もあります(最終的にはJALがどうするか決めるので、なくなるとは限りませんがその懸念は頭に置いておいた方がいいかも)
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1月4日に書いたプラチナ価格あっさりと1500ドル付けましたね。
早い早い。。。(予想を超える速さであたるとかえって気持ち悪い。。。)
年初の雑感
さて、ちょっと前に出てた話ですがキリンとサントリーが合併決まりそうですね。
ランケンも2年前に南アフリカのSAB Millerの話を書いた際にビール業界の世界的な競争激化の話をしました。
その際に日本のビール会社が世界の潮流に取り残されているなんて指摘をしましたが、やっと動いた感を受けます。
SAB Miller
b
まぁ、でも世界シェアを見る限りは国内のシェアはかなり占められるのでしょうが、正直国際競争力が付く合併とは思えません。
次のフェーズは国際展開でしょうか。
ただ、売上高に占める海外比率がキリン27%に対してサントリー12%ってのはなんとなくサントリーの経営体質を表していますよね。
筆頭株主がサントリーの創業一族の寿不動産って、ちょっとがっかりしてしまいます。
需要の縮小が見えている国内企業同士で合併して、どうするかって絵があるのかなぁ。。。
ここで資金力つけて海外の会社を買収するとかならおおいにいいのでしょうけど。。。
また、残ったアサヒもカールスバーグと提携なんて話も出てきましたね。
こちらの方も、焦りが見えるかな。
提携で済ませてはいけない所かもしれませんが、カールスバーグを吸収も厳しいでしょうし、むしろ吸収されちゃう側かも。
しかし、その前に日本のビール会社を買いたがる海外の会社があるかどうか。。。
どう転ぶにしても日本のビール会社を長期保有する気にはあまりなれないというのが正直な所です。
長期的に国内のパイが小さくなる中で、どう成長していくかが問われるのでやはり海外展開をどう進めるかですね。
今のところ、成長戦略が見えるまでは持ちにくい感じです。(あんまりないんですよね、日本の会社。。。)
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南アフリカが海外居住者の人気ランキング6位に
三連休ですね。
一週間前まで正月休みで充電してたのに、やっと充電できるとか思ってしまう。。。
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世界最大の銀行の1つHSBCの調査によるとExpatと呼ばれる海外居住者の人気国の中で南アフリカが6番目にランクされました。Expatとはなんらかの理由で母国を離れて生活している人一般を指します。
Expatは一般的には海外に住むエリート駐在員やビジネスマンを指すのですが、中には意外と富裕層で税金を払うのが嫌で海外に拠点を移したりする人(ランケンの知り合いにもいるなぁ。。。)や、何をしているか分からないけどお金があって(あまり無い人もいるらしいですが)、海外で好きな事をしている人で、海外送金が不可欠な海外居住者といった感じです。要するに亡命したりしている人とは違って、仕事上の理由や好きで住んでいる人たちです。
ランキングは下になります。
1位 カナダ
2位 オーストラリア
3位 タイ
4位 シンガポール
5位 バーレーン
6位 南アフリカ
アメリカやイギリス、ドイツ、日本といった先進国が見られませんが、物価の高さや税金の高い点などが嫌われている理由です。物価も高いし、仕事もしにくいし、生活もしにくいし、税金の高い国は人気にはなりません。要するに治安面や教育面、天候、仕事の得やすさ、生活のしやすさ、入国のし易さなどの総合面での人気度ですから、カナダとかオーストラリアはよく分かりますね。
こういった人たちは別に国を捨てている訳ではなく、行ったり来たりの往来もしていますので、送金や住む場所、インターネットなどの生活を支える上で必要なものがきちんと揃っているのがやはり重要です。
南アフリカは気候がいいですし、銀行などもきちんとしていて送金やなんかもしやすいですし、何よりも物価が安いのが人気なのでしょう。ランケンが南アフリカに行った時も先進国並のサービスが格安で受けれる感じは受けました。治安は生活するならあるでしょうが。。。
ランキングの中では日本だとタイあたりが割と低所得者層には人気ですよね。高所得者層のエリート層はシンガポールでしょうか。
タイは、暖かい、タイ人以外の人も多い、娯楽も多い、治安もまぁまぁ、物価が安く日本人が多少のお金持っていくとしばらく生活できちゃうって言うので日本でも人気ですよね。日本でアルバイトしてお金貯めたらタイでゆっくり寝てるなんて人もいます。
一方のシンガポールへの日本からの移住者は税金が安いと言う理由が多いでしょうか。有名な村上ファンドが日本の所得税が高いからってシンガポールへ移住しようとしたなんて話は有名で、シンガポールの所得税は最高税率でも20%強です(日本は37%+住民税10%で50%近い)。年収1億とかの人だと、この違いは大きいですよね。
なんか、ランケンがニュージーランドかなんかのユースホステルに旅行で泊まった時もよく分からん人たちがいたなぁ、そう言えば。ユースホステルなんかだと、10人ぐらいの男女が一部屋に入って国籍も何も関係なく生活してるんですが、もう半年もいるなんて人もいました。
どっから来たのなんて言うと先進国にだいたい決まってるんですが、なんでここにいるの?とかここで何してるの?って言うと不明だったりします(笑)。ま、ランケンは低所得者層側のExpatと一緒に寝泊りしてたって事でしょう。あぁいう所泊まると変な社会勉強になりますね。
ニュージーランドが入ってないですねぇ、そう言えば。イギリスでの調査だからかな?物価が高いかな?そもそもビジネスとかで行くExpatが少ないか。
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2009年の南アフリカ新車販売台数
なぜレビューを受けるたびに話が膨らんでくるんでしょうか。。。
終わりのない旅へ。。。↓
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南アフリカの2009年の新車販売台数は2003年以来最低の販売台数となりました。
2009年の販売台数は累計39万5230台と2008年の53万3387台から26%弱の下落です。
2010年に関しては南アフリカ自動車工業会(NAAMSA)は6.5%の新車販売台数増加となると予測しており、小型の商用車、中大型のトラックとバスは8%成長を見込んでいます。
これにより2010年は42万3000台の南アフリカ国内販売増、合計では7%程度の増加になります。
自動車販売台数以外の経済データとしては外貨準備高は11月の395億ドルから389億ドルへの下落が発表されています。
自動車販売は新興国頼みになりそうな情勢が日本でも伝えられていますが、南アフリカはまだまだ少ない状況です。
中国の2009年の新車販売台数は1300万台、日本は日本自動車販売協会連合会(自販連)によると、登録車(660cc超)で292万台(日本ってそこまで小さくなったんだって感じですね。。。)ですから、その規模は桁違いではあります。
南アフリカの人口は5000万人で、アフリカ大陸全体では10億の人口がいます。
日本は10%減少でしたが、今後のアフリカは増えていくのは確実です。
その際に、大事なのは南アフリカの自動車産業だとは思いますが、今のところ楽な状況ではなさそうです。
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南アフリカの12月景況感指数
早くも正月ボケが落ち着いてきました。
まだ一週間経ってないのに。。。
逆にショックを受けますね。。。
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2009年12月の南アフリカの景況感指数(SACCI発表)は下落し83.5ポイントになりました。11月の84.1ポイントから0.6ポイントの下落です。2009年の最高値は85.5ポイントであり、それほど大きな下落ではありませんが、勢いが小さくなってきたと指摘されています。
指数の内訳としては9つの指数のうち7つは月間ベースでは上昇しています。そのため、最も低いポイントは既に終わったと見られ、最悪期は過ぎたとされています。
SACCIは同時に南アフリカの経済成長率は今年2%以上となり、楽観的だと述べています。公共部門のアクティビティが景気を下支えできると見ているそうで、ワールドカップの成功の見通しも含めて2010年の景況感は全般に2009年よりは良くなるだろうとの見通しを発表しています。
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ランド上昇機運
ランドの上昇機運が高いみたいですよ。
昨年のランドは上昇率トップの通貨の1つでブラジルレアルの次に上昇率の高かった通貨です。
もっとも、その前の年に大きく下げただけと言うウワサもありますが、他の新興国も下げたので悪くはないはず。
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南アフリカでランド上昇機運が高まっています。
現在、ランドは1ドル7.35ランド前後となっており、昨年の年始以来の最高値近辺です。
対ユーロでは既に2年ぶりの高値を付けており、原油をはじめとしたコモディティ価格上昇もあり、全般に強気な様相です。
南アフリカのABSA銀行のアナリストはランドはコモディティ通貨としてリスクテイクの流れにのり今後数週間強く推移する可能性があると指摘しています。短期的な予測では1ドル7.2ランドを抜ければ6.5ランドまでいくかも知れないとされ、1ドル92円の水準であれば1ドル7ランドでも13円台に入る計算になります。いずれにしても、1ドル7.2ランドは大事な水準であり、これを突破できるかどうかが重要となりそうです。
また、南アフリカの別のエコノミストも更にランドが強くなるとの予測を出しており、ランド上昇による景気後退を懸念しています。ランド上昇による景気後退観測がなされるようだと金利引き下げの圧力も高まり、再度金利引き下げフェーズに突入する可能性があると述べています。
さて、どうしましょうかねぇ。
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ズマ大統領3人目の妻
正月ボケで全然頭が回らんんですね。。。
でも、仕事は容赦なく。。。
シャキッとしなくては↓
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南アフリカのズマ大統領が5回目の結婚をしました。
ズマ大統領は現在68歳でお相手の女性は37歳、3番目の妻となります。
南アフリカでは法律上重婚が認められており、特にズマ大統領のズールー族では伝統的に複数の妻をとります。
ただ、南アフリカでもさすがに批判の声は強いようで、エイズの原因の1つになっているとの批判もあります。
また、大統領と言う立場上、国際社会で時代遅れと見られる事を懸念する声もあり、ファーストレディーは3人いるのかと言った話もあるなど笑えるような笑えないような話が現実にあり、南アフリカ国内でも必ずしも好意的に受け止められてはいません。
にも関わらず、既にもう1人婚約者が別にいるそうですから驚きです(結婚すれば4人目の妻になります)。
ズマ大統領の子供は既に19人いるそうで、まだ増えそうですね。
また、ズマ大統領の離婚した元妻は政治家でズマ政権の閣僚の1人となっていたりしており、なかなか複雑な状況になっています。
南アフリカのゴシップってどうなってんでしょうね。
公に発表されているニュースだけで十分ゴシップに聞こえるのはランケンの固定観念でしょうか。
世界的にはゲイの結婚が認められていたりしますから、何が進んでるんだかわからないですよね。
ところで、今週の東洋経済でアフリカ特集やってます。
半分ぐらいしか読んでないのですが、面白いですよ。
今後の南アフリカを考える上でも参考になると思います。
ご興味あればどうぞ!
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2010年年初の雑感Part2
仕事が始まってしまいましたねぇ。。。
動くのがつらいです。。。↓
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さて、昨日の続きです。
アメリカの金利引き上げは今年後半、ユーロは更に遅れると見られています。
日本は出口なしの状況が続く見込みで、鳩山政権の混乱も今年はあるでしょう。
あんまり円高要因はないのではないかと個人的には考えています。
異常時の円高だったので、今度は平常時に向けて金利差拡大、株式市場も冴えないとなれば、後半以降はキャリートレード復活で円安に流れる可能性すらありだと見ています。と言うか、金利差が出た時に円買いの理由がまったく分からん。(実は今も分からん。。。本国投資法???ならば、3月の決算までかなぁ)
中期的にはEUR/AUDのショートでもしておきたいかななどと思います。
恐らくですが、AUDはUSDが上がってもそれほど下落しなさそう。もしくはEUR/ZARショートもZAR/JPYロングやUSD/ZARロングよりも勝てる可能性が高いんじゃないでしょうか。ZAR/JPY意外と悪くないかもですが、USD/JPY次第なので不確定要素多しと考えてます。
南アフリカのポジションはそうは悪くないと思っています。
資源国でかつ新興国ですからお金が回りやすい状況にはあります。
今回のサブプライム崩壊も乗り切れていますし、ある意味でストレステストにはなりました。
アフリカの資源争奪戦もこれから10年単位でありますが、更にヒートアップする可能性は高いですし、その過程でアフリカのいくつかの国では混乱も伴うでしょう(既に混乱してますけどね)。
南アフリカとしてはアフリカ大陸最大の国としての地位を誇っていますし、心配された政治の混乱も穏やかであり、ワールドカップが終わっても、不安に思う理由は現時点でそれほど大きくはありません(当然、無くはないでしょうけど、マンデラさんとか。。。)。
基本的には、株式市場は低調。為替市場はドル高ありかな程度。コモディティ市場は金以外で強気(ただし、市場のニュースには強気があふれています)。市場全般的に大きな動きは少ない(と言うか、去年が大きすぎ)。
景気の回復は緩やかながらもしっかりとすると思われるので、原油とかは外せないかなぁ。
後、大好きなプラチナね(笑)。金が1オンス1500ドルなんて予想がいっぱい出てるのにプラチナがつかないとは思えないもんなぁ。
ちなみにジムロジャーズはソフトコモディティだって言ってます。農産物ですね。
農産物って明らかに農家の方が優位性あるのもあるし、天気とかが影響しやすいのでわっかんないんですよねぇ(ロジック分からんもん)。
コモディティの指数CRB指数でも手堅く買っておくか。
ランケンの年初の雑感でした。
特に予想らしきものは何も言っていないつもりで、市場を大きく俯瞰してみたぐらいのつもりです。
今年は二酸化炭素の取引を勉強したいなぁ(誰か教えてくれないかなぁ)。
投資はあくまで自己責任でお願いします。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
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2010年年初の雑感Part1
今年の雑感を書いてたら長くなっちゃったので2回に分けます。
あくまで、私の勝手な考えを書いているだけなので、意見の1つとして気軽に読んで下さい。
当然、なんの保証もありませんし、受け入れるも批判的に読むも読む側の自由です。
ま、何はともあれスタート!↓
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2009年は3月の株式市場の大底以降は分かりやすい展開だったと思います。
バブル崩壊後の典型的な相場で、各国の政策金利引き下げの影響もあり株価は戻しました。
警戒していた二番底はなかったですね。
前回のバブルであった2002年のITバブル崩壊後の株価は一度大きく下げ、戻した後の数年間は大きく上昇していません。
1つにはやはりバブル崩壊の痛手を回復するには数年間はかかると言うのがあるのでしょう。

真ん中あたりのくぼんだ所がITバブル崩壊です。
現在の株価の動きを見ると上昇が緩慢になってきており、恐らくまた数年間は漂うのではないかと考えています。
二番底懸念はだいぶ後退しているものの、こちらの方はやはりまだ起こらないとは断言できませんで、起きたらチャンス到来ぐらいに構えていきたいと思います。
ダウや日経平均などの先進国株式市場に関しては基本的にはそれほど面白い相場は期待していません。(日経平均上がるとしたら円安しか考えられない。。。この可能性はあるかな)
従って、あまり突っ込まない。
先進国の株式市場が冴えない展開であるとするならば、2010年もコモディティ市場と新興国市場にやはり注目せざるを得ないように思うのですが、新興国市場は香港ハンセン市場、コモディティは原油市場と農産物でしょうか(農産物はジムロジャーズが言ってるという理由だけです(あさってのCFDステーションで書きます))。
原油市場は100ドルを普通に付けるでしょうね。
金は不明ですが、個人的にはやや弱気です。(ドル強くなってる割にはしっかりしてますけど、金利付く年後半以降あまり金に強気にはなれません)
通貨市場はどうなるかなって感じですが、昨年よりははるかに難しいですね。
昨年の頭はバブル崩壊によるリスク回避志向がドル上昇となりました。
その後はドルの下落が見えていたのでランドは上がるしかないだろうと思っていましたが、今年はやや難しい感は否めません。
ランドに関しては、現在高いとも安いとも思わないと言うのが正直な感想で、昨年の高値を抜けれるかどうかでしょうかね。
ワールドカップの特需はあるのですが、どれだけ影響があるのかなぁと言う気分。
シティのランド予測を先日紹介しましたが、ランケンは中立なスタンスです。
そのまま信じようという気にはなれていません。
かといって、否定もしない。(要するに分からん。。。)
だって、ドルランドのチャート見たらあんまり強気には今はなれませんよねぇ。。。(去年みたいな下落は今年はもうないでしょうからあんまり心配してませんけど)
何が引っかかっているかというとドルの行方です。
昨年の前半はインフレ懸念も強かったですし、FRBがドルをばら撒いたのでこれはドルが下落するのはやむなしでした。
ただ、現在そのインフレは起こるかというと、かなりインフレ懸念は後退しておりむしろデフレ懸念すら出てきています。
ドルに対して長期的にはあまり強気ではありませんが、今年前半は強くなってきてもおかしくないと思っていて、その場合ランドが今より強くなれるかが分からないと言う所でしょうか。
特にアメリカの金利引き上げをどこでするか、その程度はどうなるか、ユーロの方は金利をどうするか。
やっぱりこれかなぁなんて思っています。
長くなったので以下次回。。。
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あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!
旧年中はたくさんの応援や励ましのコメントなどどうもありがとうございました!
今年もランケンは頑張ろうと思いますのでよろしくお願いいたします!
↑これ、去年と同じですが、今年もどうぞよろしくお願いします。↓
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1年前の年末ごろのランケンを読み返してみました。
いやぁ、ブログってなんもかんも残ってるからコワイですよねぇ。
不特定多数の人に読んで頂いているので、過去に書いた記事で何を言われるか分からんと言う怖さ。(ほとんど消してないし)
でも、面白いし読み返すと結構勉強になったりします。
2008年12月の記事
おととしの末は来年は攻めたいなんて書いていますが、まずまず攻めれたと思います。
CFDも始めたし、CFDステーションなんて新しいサイトも始めて軌道に乗せたし、セミナーやったし、雑誌でたし、新しい出会いもあったしなどなど昨年は上出来でした。
1年前ってサブプライム崩壊後のスゴイ時期だったのが今読み返すと改めて分かります。
半分、忘れかけていましたがもう一度見直すとスゴかったなって思いますね。
ドルは機軸通貨じゃなくなるかどうかなんて記事まであるもん。(あいかわらず機軸通貨ですやーね)
ドル円50円の予想をたてたアナリストがいたそうで、その辺を心配している読者の方もいらっしゃいましたね。ユーロ円は150円とかってんで、そしたらユーロドル3.0になっちゃうからそれはないでしょうって否定してましたけど。
アナリストの考え方は参考にしますがおかしな事を言っている事も多いので話半分ぐらいでいいですよねぇ。
アメリカのビッグ3からジンバブエのハイパーインフレやらアイスランド破綻やら原油バブル崩壊やら、ランドはどこ行ったぐらいの勢いですが、1年前はそれだけ大騒ぎだったと言う事でしょう。
びっくりするような事が起きつつも、まずまず冷静に対処していたなと思ったりします。
市場では極端な話も1年前は多かったと思うのですが、今見直すと落ちるべき所に落ちたかなとは思います。
危機時のドル高も起きたしその後のドル安も起きた、しかしドルの機軸通貨維持もなされた、南アフリカは財政がしっかりしていた事もあり破綻には程遠かった、ドバイはやはりバブルだった、原油もバブルだった、恐怖指数VIX指数と新興国の関係などなど。
明らかに分かっているつもりの事でもチャンスを逃したりしていたものもあるなぁ(まぁまぁ取れた気もするかな。全部はムリか)。
ただ、GMが本当に破綻したり、リーマンの破綻、アイスランドの破綻と予想を超える事があったのも事実ですよね。
各国政府が金融緩和を進め、市場の維持が出来たのはなんのかんの言っても評価すべきなのでしょう。
アメリカの信用は傷ついたのですが、一方で今回の金融危機が乗り越えられたのはやはりアメリカの底力です。
さすがに機軸通貨論は今さら出てきていませんが、それぐらいの恐怖で包まれていました。
それに比べると今年は平和ですよね。
今年は逆に読みにくい部分もあるんですが、来年もランケンやってたら見直せるように次回は雑感でも書きたいと思います。
予想は後で当たったの当たらなかったのって、訳の分からん批判を受けるのも目に見えているので、予想はしません。
あくまで投資に対する長期的な考えを自分なりに整理するために前向きに書こうと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします!
↓
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高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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