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南アフリカ観光情報
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南アフリカ貿易赤字大幅改善
南アフリカの2月の貿易赤字は5億7000万ランド(約57億円)と1月の174億ランドから大きく縮小しました。ロイターがエコノミストに調査をした予測では88億ランドとなっていたため、これに比べても十分の一以下となっています。これを受けてランドは急上昇しており、対ドルで2%の上昇です。相変わらず株のような動きをしていますね。
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GM破綻に近づく
GMのワゴナー会長がついに辞任ですね。アメリカではついにGMの破綻の可能性が高まってきたと報道されています。ウォールストリートジャーナルによると、自動車再生タスクフォースはGMとクライスラーが再生するには破綻法11条(チャプター11)による破綻を一度して、外科手術をする必要があるかもしれないと述べています。ワゴナー会長の後任にはCOOのフレデリック・ヘンダーソン氏が就任する事になるようで、GMを破綻させ体制の一新と利害関係者の調整(というかあきらめてもらう)を図るようです。GMにお金貸している人も労働組合もおしゃかですねー。巨大企業ですから複雑でしょうし、まとまりゃしないと。
破綻するとなるとGMとクライスラーの車に付いてくる保証書もパーになってしまうので、アメリカ政府がそこは保証して新車買い控えを防ぐ事になるそうです。で、再生できたら保証をGMとクライスラーにもう一度させるという手はずなようで、なんとか消費者の流出を食い止めようと必死です。
さて、南アフリカでも自動車産業に資本注入を行う動きが出ているのですが、財務大臣のマニュエル氏は強行に反対しています。南アフリカでもやはり車が売れずに自動車メーカーは困っていてヨーロッパ諸国と同様に救済策をと言う声が強いのですが、マニュエル財務大臣は財政悪化の恐れとまだ救済には早いと見ているようで、世界経済はまだ悪化を続けていると述べています。
GMに関してはまだ決着は付いていませんが最終章が近づいてきているかもしれませんね。GMの前にまずはクライスラーが破綻する可能性が高そうです。日経平均も4.5%下落し、インドやシンガポールも同じ程度に下げています。今週はまたリスク回避の動きが強まりそうです。
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サラさんのオフ会とオリンピックパーティー
昨日はCFDステーションを一緒にやらせて頂いているサラさんの会員限定のオフ会にお呼ばれしてきました。めちゃくちゃ楽しかったです。総勢60名でキャンセル待ちが出たそうです。サラサンって大人気なんですね。すげーなーと改めて思ったりして。いらっしゃっていた人の中で私が知っている有名な方は下の皆様です。相当、凄いメンバーだったのではないかと思います。
・昨日の主役で女王サラサン
・プロディーラーで妙に面白い(寒い時もある)鷹鳩さん
・有名な元ファンドマネージャーで超渋いYEN蔵さん
・なんとなくかわいらしくてしっかり者の為替一家の為替円(Madoka)さん
・イケメンと評判だったらしいなかばファンドのなかばさん
・幹事でがんばって頂いた年齢不詳の大学生ゆうやさん
会場で話題になったのはやっぱりCFD。
さすがに来ていた人の中でやってる人は少なかったものの、上で挙げた方々は大注目です。
そりゃー、あれだけ勝つチャンスが増やせるものをこの人たちが注目しない訳が無い。
Yen蔵さんなんかと話させて頂いたのは非常に面白かったです。
話の内容は結構ヘッジファンドの世界で、鷹鳩さんとYEN蔵さんとMadokaさん、ランケンあたりが話をするとハンパじゃないですよ。だって、YEN蔵さんなんてマット今井のGlobal Infoでレポート書いてる方ですもん。めちゃくちゃ勉強になりました。ちょっとCFDステーションでも面白いことしたいです。
上のメンバーの中で唯一のサラリーマンで一般投資家の一人として言わせて頂くとそんなに難しいもんじゃないです。FXと同じでロジック分かれば勝てる確率は高くなります。無茶すればダメでしょうね。勉強してやればチャンスはかーなーり多くなりますよ。
オフ会の後は2次会で、楽しく過ごせました。その後はランケンの友人の前田君が青山でやっていたパーティーに合流しました。こちらも異常な盛り上がりを見せていまして、芸能人の方なんかもいらっしゃってライブがあったとか(ちょっと行ったのが遅くて見損なっちゃったんですけど)。
パーティーの主旨は東京オリンピック誘致活動で、オリンピック誘致委員会の方もいらっしゃってましたね。前田君がオリンピックの誘致活動を一生懸命やっていて頭が下がります。なんか、彼も凄いんだー、ネットワークとか行動力とか。
コンテンポラリージャパン
後は大学の時からの友人でキャリコネの各務君(カカムと読む)。ベンチャーの社長やってて、面白いサイト運営してます。口コミで色々な会社の給与が分かっちゃうと言うサイト。ITや人材紹介の業務もやってて就職したいという人は多いものの求人が圧倒的に少ないんだとか。景気悪いですね。
キャリコネ
皆さん、凄い活躍ぶりですよね。ランケンはと言うと、先週に引き続き踊り狂ってました・・・。
パーティーが終わった後は朝ごはんデニーズでしてきました。パーティーで会ったモデルで女優の菊井亜希ちゃんやお友達のフミちゃんなんかとも朝ごはんです。亜希ちゃん、すっげー美人。ハーフかと思った。フミちゃんも超美人です。目の保養とはこういう事を言う。フミちゃんはブログ開設の検討中。一応人気ブロガーの端くれとしてランケンも色々とお話させて頂きました。二人とも応援するよー。がんばれー。
家に着いたら朝の7時。。。3日ぐらい前にNYから帰ってきた所なんですけどね、えらい昔に感じる(笑)。あー疲れた。明日からちゃんとランケン情報また書きますね。
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NYこぼれ話
市場は結構動いているのですが、ニュース自体は特に目新しいものがあんまりなく、最近ランケンがバタバタしている事もあって申し訳ありませんが今日も雑談(笑)。NYのおみやげ話という事でアメリカの結婚式や友人のお話を書きます。結婚式は夕方の4時からで、披露宴はその後で6時から12時ぐらいまでと超長かったです。NYのインターコンチネンタルホテルで生バンドにダンスとディナーと豪勢な結婚式でした。私の友人の新婦は日本人で、新郎はポーランド人です。新婦の上司はナイジェリア出身の弁護士さん。もちろん、新婦のクラスメートだったアメリカ人も一杯いるし、韓国人もいるしと国籍なんか関係なく、皆で踊って歌ってみたいな感じでおおはしゃぎ。凄い楽しかったですね。
アメリカの結婚式って3回目ぐらいなんですが、毎回結構違いますね。もちろん、新婦がウェディングドレス着てってのはもちろん変わらないんですが、パーティーのやり方がちょっと違う。宗教とかバックグラウンドの人種が違うからでしょうかね。日本のは割と形式にうるさい気もしますが、もっと自由な感じが多い(たぶん、形式にうるさいのもあると思う)。
形式ってある程度はアメリカもあるんでしょうが、時間にゆとりがあるんでしょうかね。楽しむ事がやっぱりメインです。食べては踊り食べては踊りみたいな感じです。私は踊りが結構好きなので(ランケンの踊りは凄いですよ、今まで色々な旅行行きましたが、どこ行っても踊りだけは受ける(笑))
結婚式には10年ぶりの友人(寮が2年間一緒でよく遊んでもらいました)なんかも来ていまして、これが凄いです。アメリカの国務省に勤めていて、肩書きはスペシャルエージェント(爆)。映画でしか見た事ありませんでしたが、本当にいるんですね。身近にいるのがおかしい。
で、何してるのって聞いたら来月からはアルジェリアに2年間赴任だそうで、スパイかお前はって言ったら、うんそうだよだって(爆)。ま、これ以上書くとランケンも狙われるのでこの辺にします。CFDステーションのメルマガにでももうちょっと書こうかな。
ちなみにこの友人、日本語もしゃべるんですが、中国語、韓国語、フランス語、英語(アメリカ人ですからね)と5ヶ国語ぐらいを使いこなします。トムクルーズとか007とかをイメージする読者の方もいらっしゃいますが、はっきり言って全然モテマセン。たぶん、ランケンよりもモテマセン。そーとーレベル低いですよ(爆)。
続きはCFDステーションのメルマガででもお楽しみ下さい。今週(明日か)はランケン担当ですね。
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GMの交渉難航とワールドカップチケット状況
今月末に迫ったGMの労働組合との交渉が難航しているようです。先日、発表になったGMの社員7600人の退職はGMが期待していたものよりはかなり少なく、GMとしては更に1万人の削減をしようとして労働組合と話を進めています。これがまだ困難な状況のようで、GMの再生計画は今月末までにまとまらない可能性が高くなっています。これに対してアメリカ政府は30日の延期を検討しており、まだもつれそうな感じです。後1ヶ月でどうなるか怪しいものですし、更なる資金援助が必要とされるなどまったく見通しの悪い状況となっています。GMの株価は3.75ドルと最近ちょっと上がっていますが、来月末にかけてまた下がるかもしれませんね。
さて、ワールドカップ南アフリカ大会のチケット予約は既に100万枚の申し込みがあったそうです。3月31日の第一フェーズの締め切りは74万枚のチケットが販売されるので現在1.4倍位の倍率となっています。抽選ですので31日までにお申し込みが出来る方はお急ぎ下さい。ちなみに、ワールドカップチケット申し込み方法はこちらです。この次は5月4日以降になります。5月分からは早い者勝ちで売り切れたらそこまでで終了です。
FIFAによると、申し込みの数は予想をはるかに上回るペースで世界160ヶ国以上から観戦に訪れる事になるとの事です。アメリカ、イギリスが南アフリカについで多くなっているそうです。5月かー。行きたいけど来年の状況なんて分からないですよねー。
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南アフリカインフレ悪化
昨日発表になりました2月の南アフリカの消費者物価指数は年率8.6%となり、前月の8.1%から悪化しています。市場予測の8.1%と比べても悪い結果となっています。先月までかなり順調にインフレが下落していただけに驚きをもって受け止められており、市場では悪夢だという声まで出ています。これに対して南アフリカ中央銀行総裁のムボエニは、短期的に若干の悪化は予想されていたので中期的には6%以下のインフレターゲットに向かうはずであり、今回のインフレ結果に対してそれほどがっかりするべきでは無いと述べています。ただ、この悪化により南アフリカ中央銀行も金利引き下げを予想より少なくせざるを得ない状況になりました。
一方で、生産者物価指数(PPI)の方は年率7.3%となり、前月の9.2%と比べて大きく下がっています。消費者物価指数より低くなっていますね、こっちは。珍しい。市場予測は7.4%でしたので若干良いか予想通り程度の結果ではありますが、消費者物価指数の動揺を幾分帳消しに出来ているようです。
次回の政策金利決定会合においては南アフリカは1.0%の金利引き下げをするとの見方が依然として多いものの、注目度が高くなってきました。生産者物価指数が下落していますので、今のところそれほど心配する必要はないように思いますが、インフレに関してちょっと油断をしていた所をガツンとやられた感じがしますね。まだ6%より上ですしね。
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NYから帰ってきましたー
皆様、既にご存知だと思いますが成田空港で飛行機が落ちました。成田空港が閉鎖となりランケンの乗る予定だった飛行機も日本から飛んでこないという訳でランケンもNYで足止めを食らってしまいました。会社を休むエクスキューズが出来ましてラッキーもう1日遊べるみたいな(笑)。実は、昔9.11のテロが起きた時もランケンはラスベガスで遊んでいまして、帰りそこなった事があります。当時も会社休んで遊びに来ていたのですが、9.11のテロの時はアメリカ中の空港が閉鎖となってしまい、しかもいつ開くか分からないような状況でした。
その時は結構大変だったのですが、それに比べるとまーなんてこたー無いと言うか、よく足止めを食らうなーぐらいの感じです。NYですし、やる事がなくて困るなんて事もないので遊んじゃいました(笑)。と言っても、さっき成田に着きまして出張先へ直接向かう電車の中からつらつらと書いてるんですが、インターネットへもつなぎにくくてちょっと今日は南アフリカ情報があんまり出せません。
なのでNY情報を現地特派員という事でお伝えします。NYの状況ですがまー活気がありますねー。とても不景気には見えません。凄い数の観光客です。CNNとか見てると金融業にいた人がタクシーの運転手になったとか景気が悪いとかって言ってますが、街を歩いている限りは全然感じませんね。
NYへ来てゴールドマンサックスとドイツ銀行とみずほ銀行の人に会いました。うまい事、日米欧ですね。やっぱり金融はかなり悪いみたいで、10%から30%の人が職を失っている感じを受けましたね。でも、そんなに悲壮感は感じないですけどね。なんで日本はあんなに暗くなっちゃうんだろうぐらい。
FRBが国債を大量に買い入れることを発表したのでCNNやブルームバーグなんかはその話題が多いです。これから米ドル安がやはり進むそうでアメリカではインフレが懸念されています。そうなると強くなるのはやっぱり商品という事で、金が高くなっていますね。商品の話はCFDステーションで書こうと思います。今は商品が圧倒的に有利と言うかそれしかないって感じですね。今年の頭に話をしたプラチナ・ゴールドの裁定取引が予想通りにはまりご機嫌です(笑)。アメリカに行ってる間に結構動いててアメリカ旅行代ぐらい余裕で出ちゃいました(笑)。
それから、商品と共に注目されているのが新興国ですね。BRICsではブラジルは若干弱気な見通しですが、インドは強気と言ってる新興国専門アナリストなんかもテレビでしゃべってました。
さっきも書きましたが、ランケンは今出張先のホテルに成田から直行している途中です。駅に着きそうですので続きはまた明日以降でご勘弁を。
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スタンダード銀行
南アフリカの4大銀行(スタンダード銀行、ファーストランド銀行、ネドコール銀行、アブサグループ)の1つスタンダード銀行をご紹介します。日本にもスタンダード・チャータード銀行という富裕層向け銀行(プライオリティバンクといいます)がありますが、このスタンダード銀行の元となった銀行です。スタンダード銀行は1862年にStnadard Bank of British South Africaとして南アフリカで創設されました。British South Africaって言葉自体凄いですよね。イギリスの南アフリカって意味ですもの。南アフリカはダイアモンドや金の発掘で有名ですが、これらの資源を換金したり、鉱山開発のための資金調達などがこの銀行の大きな目的で、名前の通り南アフリカにあるイギリスのイギリスによるイギリスのための銀行と言えます。
1867年にはダイアモンド鉱山として有名な南アフリカのキンバリーに支店を設け、他の金山の周りなどにも支店を作るなどして拡張して行き、1912年にはニューヨークに支店を設けています。その後、スタンダード銀行はカメルーン、ガーナ、ナイジェリア、シエラレオネなどアフリカ各国の銀行の吸収合併を繰り返します。1969年にはインドのCharterd Bank of India,Australia and Chinaと合併し、ここにスタンダード・チャータード銀行が誕生します。
このスタンダード・チャータード銀行は日本にもありますね。スタンダード・チャータード銀行は世界でも最も国際的な銀行の1つであり、社員数73000人です(東京三菱UFJど同じぐらいの社員数です)。アフリカやインド、アジアなど新興国に強いという特色がある銀行となっていて、大英帝国の植民地を支えてきた銀行です。
今の世界においてもイギリス系の国が先進国となっていて、スペイン系などはイマイチな面がありますが、これらのイギリス系植民地の発展を押し上げてきた重要な役目を果たしてきたと言えるでしょう。現在の金融危機においても2008年は過去最高益を記録したそうで、ウォールストリートジャーナルなどでも銀行不振を跳ね返す稀有な銀行として取り上げられています。私もこんな銀行に預けたい所ではありますが、2000万円以上の預金が必要と日本ではかなり敷居は高い銀行です。
さて、このスタンダード・チャータード銀行は1987年にスタンダード銀行の株式を現地南アフリカのスタンダード銀行に売ります。ここがややこしいのですが、当時はアパルトヘイト反対運動がイギリスでも高まっていたようで、この世論の高まりを受けてスタンダード・チャータード銀行は南アフリカと切り離したんだそうです。要するにアパルトヘイトが非人道的だと言う世論に負けて資本関係を無くし別の会社としたと言う訳です。
以前も記事にしましたが、スタンダード銀行は現在中国最大の銀行の1つ中国工商銀行(ICBC)と資本関係があります。中国工商銀行はスタンダード銀行の株式のうち20%を握っており、中国のアフリカ進出戦略の最重要ポイントとなっています。イギリスと中国の南アフリカ及びアフリカ全土を巡るせめぎ合いが始まるかもしれませんね。
2008年におけるスタンダード銀行の実質成長率は8%となっており、好調です。ただ、南アフリカでの利益成長自体は2008年はかなり厳しかったようで辛うじてプラスぐらい。残りは南アフリカ以外のアフリカ諸国などの利益の伸びが大きかったようです。アフリカ以外の収入はまだまだですが、ナイジェリアなどにも支店を構えており、今後新興国の伸びと共に成長が期待されます。
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ニューヨークへ!
今日は市場も東京はお休みですし、ランケンは夜いないので早めの更新。しかもしょうもない雑談でお役に立ちませんが・・・。雨ですねー(って東京だけかな?)。これから、成田へ行きます。成田からニューヨークのフライト時間って12時間を越えます。あー考えるだけでゲンナリするー。南アフリカ行くのと変わらん。CFDステーションのメルマガにも書いたのですが、ランケンは都会ってどこ行っても似たようなもんだなんて思っています。マクドナルドでしょ、スターバックスでしょ、シャネルだのコーチだのってブランド屋さんでしょ。あんまり変わらんなーって。でも、マクドナルドとか同じ名前でも意外と中身違ったりする事はあるんですけどね。ニューヨーク滞在は短いので時間がなくたいして行きたい所が思い浮かばない・・・。基本、自然派なんですよねー。都会より大自然を見に行った方がいいと思ってるので。
ニューヨークでは結婚式を開く友人以外にも別の友人2人といとこに会います。いとこも来週結婚式なんだな。そっちは出席せずに、親友の結婚式に出ちゃうってのもどーよって感じですが(笑)。まー10年に一回ぐらいしか会わないいとこなのでしょうがないでしょう。だって、ずーっとアメリカに住んでんだもの、このいとこ。マンハッタンで金融に勤めてるらしーのでちょっくら様子でも聞いてきます。
いとこは姉妹なんですが、カンペキなバイリンガルで日本語、英語ともにパーフェクト。姉妹でけんかになると英語でけんかするんだそうで、お母さんは日本語でけんかしなさいって怒るんだとか。そんなシャレみたいな話あるんかいって言ったらマジらしいです(笑)。
現在、お姉ちゃんはニューヨークのマンハッタンで金融勤務、妹はカリフォルニアのスタンフォード大学でお勉強中、お父さんは先日までフィリピンの国際機関で働いていて、先日帰ってきたかと思いきや某大学の教授に就任して九州の方に。お母さんは横浜のご自宅でお茶の先生かなんかをしていると言う一家離散したかなりおかしな一家です。
さすがにお姉ちゃんの結婚式の時はニューヨークに集まるみたいですが、全員バラバラに来てお久しぶりーみたいな。もうああなると日本人じゃございません。誰がどこにいるかあんまり分からんみたいです。ランケンも出張で飛び回っていますが、まーせいぜい国内。国内でよかった。海外飛び回るなんてごめんです。
と、どーでもいい話をつらつらと書いていますが、結婚する親友といとこにおめでとー!!!ランケンもいってきまーす。
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南アフリカの雇用増減速
南アフリカの2009年における雇用成長率は民間部門で年率4%となりそうだとコンサルティング会社であるGrant Thorntonのリサーチで述べられています。それによると、2008年の成長率は6%でしたが、今年の成長率は2ポイント下がり4%となると述べられています。ただ、他の多くの国よりは良い状況だそうです。日本にしてもアメリカにしても失業率は上昇していますので、雇用が伸びている国は確かに少ないでしょうね。
南アフリカ全体では29%は社員を今後1年で増やす意向を示しています。世界全体で見るとわずか4%しか増やす意向のある会社はないそうで、それを考えると驚異的でしょう。その他でもっとも楽観的な国はベトナムが60%が増やすと答えているそうで、次がボツワナで49%、アルメニア35%となっています。ベトナムの景気いいんですかね?IMFの世話になりそうだとの話も先月ぐらいにあったと思いますが。
さて、ジンバブエはアメリカとEUと制裁解除の話し合いを持ちました。これは、大きな一歩とされており政治の変革がジンバブエの回復に重要であるとしています。ジンバブエの回復のためのプログラムは短期緊急回復プログラムとしており、200万%を超えていたインフレ率はなんと2009年後半には10%になるとされています。
もちろん、これはジンバブエがジンバブエドルをあきらめた事が理由の最大のものですが、10%って南アフリカ並じゃんみたいな感じもします。先進諸国はジンバブエ援助にあたりムガベの退任を求めてはいますが、ややトーンダウンしているようで民主主義さえ確保できれば援助できる可能性があるとしています。
今後、憲法の策定、メディアの確立、法律改正などなど本格的な国づくりが始まるようです。憲法の策定から始まるなんて戦後の国のようですね。
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南アフリカ小売9ヶ月ぶりのプラス成長
3連休が近いですね。ランケンは金曜日からニューヨークに行きます。アメリカに住んでる友人が結婚するとの事でお招き頂きまして、3泊5日の日程で行ってきます。今も、出張中なのですが木曜日に東京に帰って金曜日に成田で、火曜日に日本へ帰ってきて、家に帰らずそのまま出張という、超強行日程・・・。もう少しゆっくり遊んでたい所でしたが、まーしゃーないですね。今って、アメリカは3泊以上しないとエコノミークラス使えないって知ってます?それ以下だとビジネスクラスじゃないといけないそうで、当初1泊3日かなどと思っていましたが、余りにも価格が違うので無理やり会社休んじゃいます。なものでランケンも今週末はちょっと休みがちになります。一応、一回は出ますので応援よろしくお願いしますね。
さて、1月の南アフリカの小売売上高は昨年の1月と比べて年率1.7%成長となりました。昨年の4月以来9ヶ月ぶりの上昇です。南アフリカのアナリストは、今回の成長はそれほど長続きしないだろうと分析しており、2月は下がるかもしれないと示唆しています。
来週後半ぐらいから南アフリカの経済指標がまた多く出てきます。次回の南アフリカの政策金利決定会合は4月10日の予定です。利下げは確実ですが来週発表の経済指標にも影響を受けるでしょう。でも、今月行うかもしれないと言っていた金利引き下げはなかったですね。
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ランド上昇と市場
ランドが少し上昇していますね。ランド円は10円手前まで上昇しています。世界的に株価が若干上昇しているなど、リスク回避一辺倒だったお金がリスクを取りに動き出す気配も出てきているようです。このまま、上昇気流に乗ってと言うには余りにも早いのですが、株価と似たような動きをする可能性が高そうです。現地南アフリカでもアメリカのダウ平均次第と見ているようで、株価がこれから上がってくるようならランドも上昇するのではないかとの見方が出ています。市場のテーマは相変わらずリスクである事に変わりはないのですが、日経平均は今日も上がりましたね。
ただ、市場ではダウが上昇し過ぎているので大きく下落する可能性もあると心配しているそうです。まだまだ予断は許さない状況ではありますね。バーゲンハンターがまだ動き出しているようにも見えますが、市場の空気はちょっとずつ変わっているようにも思います。
さて、南アフリカはジンバブエ救済のための信用枠供与を進めているそうです。ジンバブエの世界3大瀑布のビクトリアフォールズで南アフリカとジンバブエの高官が会議を持ち、ジンバブエが輸出を出来るような信用枠の供与と貿易を促進するためのサポートに関する共同声明が出されました。ツヴァンギライ首相ががんばっているんでしょうね。
市場はユーロも上がってきていますし、その他の通貨でも対ドルで上昇しているものが出ていますので、ちょっと面白くなってくるといいですね。これから株高ドル安のムードになってくれるといいんですが。そういう気配が出てきた事がちょっとうれしい。
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G20
G20が終わりましたね。市場にポジティブな影響のあるような内容では無いようですし、アメリカとヨーロッパのスタンスの違いがでてきた事による市場の悪影響も心配されましたが、今日はむしろ上がっていますね。市場ではバーナンキ議長が景気後退の底を示唆したためとされています。G20の中ではアジア開発銀行の増資がうたわれていましたが、新興国の発言力増大のプレッシャーを如実に物語っていますかね。IMFの資金基盤強化もありますがアジア開発銀行の増資の方に焦点が当っているような印象を受けまして興味深く感じます。今回の金融危機でパラダイムシフトが起きた感じはありますが、その1つでしょう。
それから、時価会計もやっぱり見直し論が強くなってきたようですね。時価会計って企業の能力と言うか実力を測れないんじゃないかなとは思っていましたが、こういう危機が訪れるとやっぱりそういう議論にはなります。ただ、透明性の確保と言う面で難しいものが出てきてしまいます。時価会計自体よりも、判断する側の問題な気もするんですが、最終的には投資家にどれだけリターンがあったかという点で比べられてしまうのが、矛盾な気もするんですが。
今日は南アフリカはそれほどニュースはありません。株式市場も少しですが上昇していますので比較的落ち着いた日ですね。桜のつぼみも大きくなってきたので、そろそろあったかくなって欲しいです。
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ダーバン
南アフリカでは、ヨハネスブルグ、ケープタウンに次ぐ人口を誇るダーバンの紹介です。人口は350万人ほどとなっており、ちょうど横浜市の人口と同じぐらいです。ダーバンは工業が盛んで、トヨタの南アフリカ工場もある一方でインド洋に面しておりリゾートとしても有名な所です。トヨタなどがある位ですので、輸出が非常に盛んな場所となっており、ヨハネスブルグに次ぐ生産量を誇るため経済的にはケープタウンよりも重要な位置づけです。特に南部アフリカへの輸出入の拠点としてアフリカ最大の港ナタール港があります。この港は世界でも有数の規模を有します。
気温も夏は27度、冬でも22度ぐらいだそうで、日照日数は230日と気候に恵まれた地域となっており、リゾートとしても有名な場所だそうです。特にマリンスポーツが有名でサーフィンなどの愛好家が訪れるそうです。ただ、近年は治安の悪さがひどくなっているようで、失業率は30%を超えるなど厳しい面もあります。
人口はインド系が80万人ほどいるそうで、4人から5人に一人がインド系となっています。南アフリカってインド系が結構多いですよね。起源は大英帝国って奴でしょう。私が南アフリカに行ったときも感じましたが、黒人と白人の国かと思いきや、それ以外も結構います。
ワールドカップでは、準決勝戦を含む7試合程が開かれる事になっています。ダーバンでは治安の悪化により郊外へ人が移動しているそうで、ワールドカップを契機に建て直しを図ろうとしています。南アフリカ有数の都市ですので、がんばって欲しい所ですね。
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アメリカ株式市場とG20
昨日のアメリカのダウ平均ちょっとだけですが、プラスで終わったんですね。ちょっとびっくり。ダウ平均株価は今週一週間で9%以上の上昇をし、11月以降最大の上げ幅を記録しています。実態経済のデータが思ったほど悪くなく、原油価格も堅調に推移するなど需要の落ち込みに対する懸念が後退したそうです。アメリカの今四半期における成長率はマイナス5%を超えると見られているそうで、バーナンキ議長は今年後半までは景気回復は期待できないと述べています。まーでも日本なんか10%越えてますからね。今年後半に景気回復のサインが出てくるのであれば、株式市場は先読みをし始めている可能性はあります。もう3月終わりますしね。とは言え、まだ下向きのモメンタムが変わったとは思えませんので油断できる状態ではなく、株式市場関係者も底は近いかもしれないねぐらいの感覚だそうです。
さて、南アフリカの財務大臣マニュエル氏はIMFは保護主義を食い止めるようにIMFは変化しなければならないと述べています。南アフリカはG20に出席する唯一のアフリカの国ですが、前回11月にG20のメンバーが保護主義に走るべきではないと述べたにも関わらず、保護主義に走っている点に懸念を表明しています。
マニュエル財務大臣はアメリカのガイトナー財務大臣とも話し合いを持っており、保護主義に関する方向性の確認はでき初めてこういった事をアメリカから聞けたのは有意義だったと述べています。確かにブッシュ政権じゃ出なかったような事が結構でてますよね。南アフリカの4月以降の政権は保護主義的な色合いが強くなりそうですが、南アフリカも保護主義に傾かないようにマニュエル氏にしっかりとアンカーして欲しい所です。
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ジンバブエのお店に物が!
ジンバブエのハイパーインフレに関する問題が収束に向かっているかもしれません。というのも、お店に物が並ぶようになったそうで、南アフリカの新聞は驚くべき事が起きているかもしれないと報道しています。ジンバブエはジンバブエ中央銀行の公式記録では年率200万%、実際はそれよりはるかに悪いインフレに苦しんできました。1日に6回も値上げをしなければいけないお店もあったとかでジンバブエドルは世界で最も価値のない通貨と言われています。
今年に入ってからジンバブエ野党のツヴァンギライ氏が与党のムガベ大統領と権力を分け合う形で首相に就任しました。ツヴァンギライ首相はまずはインフレ問題をどうにかすべく、南アフリカランドをジンバブエで採用するなどの検討を行い、現在ジンバブエドル以外の通貨を認める施策を実施しています。本格的な外貨採用にはまだ至ってはいないもののなんとか動いてはいるようです。
その結果、お店もドルやランドを堂々と使うことが出来るようになり、今までブラックマーケットでしか売れなかったものがお店に出てきたという事です。元々、ジンバブエの人は既にジンバブエドルは見限っておりUSドルやランド以外での買い物はしていなかったらしく、政府の統制から逃れるべくお店の裏で売ってたんだそうです。
お店でものが売ってないのが普通でジンバブエドルが使えないなんてどうやって生活していたんだろうと思わなくもありませんでしたが、人はしっかりと生活してるものですね。ジンバブエの秘密警察も表でやられると困るんでしょうが黙認な面もきっとあるんでしょう。
ジンバブエでは国家公務員の給与が米ドル建てで支払われるようになったそうです。民間では何もそういう話が出てこないところを見ると民間では外貨での支払いがかなり常態化していたんでしょう。ジンバブエの人がジンバブエドルで払おうとすると笑われたぐらいだそうですから。ホームレスですら、ジンバブエドルが落ちていても拾わないぐらいのジンバブエドル。ひょっとしたらランドになってしまって無くなるかもしれないと思うとますます欲しくなってきました。
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ムーディーズ南アフリカ格下げとアメリカのIMF重視
ムーディーズが南アフリカランドをA2からA3へ格下げの方向で検討しているようで、ランドが若干下落しています。ムーディーズによると、不況の長期化が南アフリカの財政を大きく圧迫する可能性が出ているとして、格付けが変わる可能性があると述べられています。昨年まで、南アフリカは財政黒字を維持してきましたが、今回の金融危機により南アフリカ政府は2%程度の赤字を予算化しました。他の国も同様の状況ではありますが、ムーディーズは次期南アフリカ政権が財政規律の弱体化を進める可能性についても懸念しており、これが格下げの方向への圧力になっているようです。
また、南アフリカの製造業生産量が1月は年率11.1%下落しました。過去最大の下げ幅との事で、製造業50年間で最悪だそうです。世界経済の後退が直撃していますね。南アフリカ中央銀行の政策金利引き下げへ大きなプレッシャーとなりそうです。
さて、アメリカが先進各国へIMFへより大きな拠出を求めています。オバマ大統領は4月のG20で世界合計で5000億ドルの信用枠を提供するように提案する事にしており、国内だけでなく世界全体の経済を沈めないようにする事が非常に重要だと述べています。オバマ政権ってはるかにブッシュ政権よりいいですね。ブッシュなんてテキサスしか見てないんじゃないかと思いましたけど。
こういう提案が出てくるだけでも、新興国への危機の飛び火を防ぐのに大きな役に立つと思います。世界中、どこを見ても火事だらけになってはどうしようもないので、なんとか食い止めて欲しいですね。日本も相応な協力を求められるでしょう。
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南アフリカ景況感指数下落
今日は日経平均だいぶ上がりましたね。シティの業績が黒字になりそうだとの話が伝わり、ダウ平均株価が6%近く上昇するなど急速にアメリカで株式市場が上昇した事を受けたものです。アジアの株式市場は日経平均の4.6%の上昇を初め、韓国3.2%、オーストラリア1.9%、香港2%、シンガポール1.9%と世界的に上昇しています。日本もアメリカも金融株が強く買われていまして、その意味ではいいのですが、残念ながらこの上昇はそんなに長続きできないだろうというのが市場の見方のようです。相変わらず下落基調は鮮明であり、戻り売りの圧力も強いようです。
さて、南アフリカの景況感指数が発表になり、過去10年で最低の数字となっています。昨年第四四半期に比べて6ポイント減少し、27ポイントとなりました。27%がまーまーの景気だと言っているのもある意味驚きですが、50ポイントを大きく割れています。
景況感指数を発表しているRMB/BERでは6ポイントの下落は、今までと比べると比較的緩やかなものであるとしており、他の同じような国と比べても悪くはないそうです。この理由は金利が1.5%引き下げられた事と今後さらに引き下げられる事を期待したものとされています。
ただ、南アフリカの中でも製造業はやはり厳しさが際立っており、前回の31ポイントから16ポイントと非常に大きく下落しています。一方で若干とは言えよくなったセクターもあり、リテール系が49ポイントから52ポイントとやはり金利引き下げの影響でしょうかね。
南アフリカ中央銀行は今月も場合によっては金利引き下げを行うかもしれないと言っていましたがあまり動きがないですね。まだ、そこまで急激に金利を引き下げなくてもいいと考えているのでしょうかね。
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IMF世界経済の成長率見通しをマイナスに
IMF理事のカーン氏は世界全体の経済成長率は今年マイナスになるであろうとして、今年はほとんどの人が経験した事のない大不況に陥るだろうとの見解を述べました。やはり、景況感の悪化により消費者も支出を減らすため国内需要の落ち込みが世界的に強くなり、世界の貿易はかなり厳しいレベルになるだろうと言う事です。カーンIMF理事はアフリカのタンザニアで発言をしており、弱い国は非常に厳しい状況になる可能性があり、先進国はアフリカを忘れるべきではないと述べています。特に4月2日にロンドンで開催されるG20には新興国も出席するため(南アフリカも出ます)、アフリカへの融資を減らしたりしないようにメッセージを送るべきだとしています。
アフリカの内陸諸国は内乱が続いている国もまだあります。これらの国は政治的にも非常に脆弱なため、今回の危機により融資が減ってしまったりすればなんとか機能できている民主的な体制すらも倒れてしまい、無政府状態になりかねないと懸念されています。こうなると今までの努力が水泡に帰してしまいますのでそれはなんとか避けて欲しいとの思いのようです。
世界も厳しいですが、貧困で援助を受けながらぎりぎりの生活をしている人にはまさに死活問題で、政府自体が機能しなくなってしまう国も出てくるでしょう。世界的にも、暴動などが増えてくる事が懸念されています。
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Investecによる南アフリカ経済見通しとランド
ジンバブエの話が続きますが中途半端で終わってもしょうがないので続きを書きます。ジンバブエ首相の奥様が亡くなった交通事故によりボツワナで治療を受けていたツヴァンギライ首相は葬儀のためジンバブエに戻りました。どうやら、首相自身はそれほど悪い状態ではないようです。ツヴァンギライ首相は、今回の事故はあくまで事故であり、暗殺を狙ったものではないと声明を出しており、陰謀説を否定しました。さて、南アフリカの投資会社Investec Asset Management社は、新興国は先進国に先駆けて回復するだろうとの見通しを示しました。それによると、まずは中国を中心としたアジアが回復をし、その後で南米が回復するであろうとしています。ただし、アルゼンチンはデフォルトを起こすであろうとの見方です。
南アフリカを含む資源国もアジアに続き回復し、2009年末には底を付けて2010年のワールドカップにはだいぶ良くなると考えているそうで、2011年以降は先進国も回復しているはずでポジティブになっているとしています。ランドに関しては極端に売られすぎで、資源価格高騰もあるので、今後12ヶ月はランドにポジティブだとしています。2010年はランドポジティブで、リスク志向が強まってくるだろうとしています。
ランドは最近は弱いですけど、このシナリオも理解できますね。ところで、ツヴァンギライ首相って凄い人ですね。ムガベとまさに命をかけて戦う気なんでしょう。ひょっとしたら将来のノーベル賞かもとか思ってしまうぐらい凄い。
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ジンバブエ首相ボツワナへ
昨日起きたジンバブエ首相ツヴァンギライ氏の交通事故の続報です。ツヴァンギライ首相は現在ボツワナに逃れているそうで、無事だそうです。ボツワナの大統領がプライベートジェットをジンバブエに飛ばしてジンバブエ首相を収容したとの事で大変な事になっています。ちなみに、ボツワナとジンバブエと南アフリカの位置関係は下の感じです。日本の面積とジンバブエの面積がほぼ同じですので、そのぐらいの感覚で見ていただければと思います。ボツワナの大統領はジンバブエのムガベ政権に対して非常に厳しいそうです。今回の件でIMFの査察団が今週ジンバブエに来るかどうかは怪しくなったかもしれませんね。IMFは事実上ムガベ政権の退陣が融資の条件ですから、IMFが来ても意味があるかどうか。
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ジンバブエ首相の妻殺される
ジンバブエの野党党首でジンバブエ首相でもあるツヴァンギライ氏の車が交通事故にあい、ツヴァンギライ氏の奥様スーザンさんが亡くなったそうです。ツヴァンギライ氏も首と肩を怪我しているそうで病院に収容されています。ジンバブエでは独裁者ムガベ大統領による悪政で、インフレ率が200万%にまで及び失業率94%でコレラが蔓延するなど非常に厳しい状況に置かれていました。昨年、ジンバブエ総選挙が行われ、野党党首のツヴァンギライ氏が勝ったと見られていますが、大統領ムガベが不正だとして選挙をまっとうに行わず、ツヴァンギライ氏は暴力に耐えかねて海外に逃亡を余儀なくされてきました。
そこで、国際社会から圧力がかかりツヴァンギライ氏とムガベで権力を共有するという形でムガベ大統領、ツヴァンギライ首相という形になり、ツヴァンギライ氏も帰国したのですが、自動車事故が起きてしまいました(起こされたんだと思いますが)。
来週はIMFから査察団が入る予定になっているなど少し明るい兆しも見えてきたかなと思いましたが、ますます厳しい状況になっています。国連を初めとする国際社会はこれを放置するんでしょうか?ツヴァンギライ氏がどうするかにもよるかとは思いますが、やはりなんらかの介入が必要になってくるかもしれません。気の毒な国です。
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GM破綻か
GMが破綻に傾いていますね。会計会社が存続困難とのお墨付きをしたために空気が変わってきたとの事です。先日の日経新聞でもGMの債務超過8兆円ってたしか出ていましたね。債務超過8兆円ってなんの事やら。数字にしてみましょうか。8,000,000,000,000円 (我が家の電卓じゃー桁がたりませんね(笑))
GM経営陣は、すでに時間も無くなって来ており選択の余地はあまり無いようで、政府の支援を得つつも破綻させて一気に片付けたい意向のようです。確かに、破綻させたらGMの名に傷が付くので車の販売が激減するっていうGMトップのワゴナーさんの弁はもう通用しませんね。既に販売激減してますし。
今、検討されている破綻シナリオによると2ヶ月の混乱の後、売上は戻ってくる可能性があるそうです。ただし、今までこのシナリオを使って3ヶ月以内にうまくいったケースはわずか3%だそうで、政府の支援を得られるにしても苦しい状況なのは間違いなさそうです。
現在GMの株価は1.86ドルです。凄いなーと思ったら、シティも1.02ドル、AIGに至ってはなんと35セント。AIGはFRBのバーナンキ議長が保険屋じゃなくてヘッジファンドじゃないかって激怒したそうです。シティに多額の投資をしたアラブ首長国連邦もドバイがデフォルト危機に瀕していてが救済となっています。
シティに出資した75億ドル(約7500億円)は1年でゼロでしょうか。きびしー・・・。GMに関する交渉の期限は3月末ですが、可能性が高まれば4月もありえるとの事です。今月末は山場でしょうかね、色々と。
さて、国家として破綻しているジンバブエですが、こちらは少し光明が見えてきたかもしれません。来週、IMFの視察団がジンバブエ入りをするそうで、この2年間まったくIMFからの視察団が入れなかった事を考えると前進です。
南アフリカとしても、ジンバブエに対して信用枠の供与をする方向も検討しているそうです。IMFが融資する条件としてはムガベが退陣する事となっているので早く退陣してくれるといいのですがね。
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南アフリカの景況感指数改善
南アフリカの2月の景況感指数BCI(Business Confidence Index)は84.5ポイントとなり1月の82.4ポイントより改善しました。これは、インフレが沈静化してきた事と金利引き下げの効果とみられており、今後はもう少しビジネスの環境がよくなってくるだろうとしています。内容としてはランドの下落、インフレの沈静、金とプラチナ価格上昇、資金調達コストがポジティブとなっており、売上減も歯止めがかかってきている事が、景況感改善につながっているようです。
また、南アフリカ次期大統領のズマ氏は、南アフリカの金利引き下げにより経済減速の期間は短くできるだろうとしています。ズマ氏はいかに雇用を守れるかが大事だとしており、中期的には減速がさけられないものの何とか雇用を確保していきたいと述べています。
ズマ氏は共産主義的な面が強く、投資家からは評判があまりよくないのですが、将来の成長を犠牲にする事の無いように財政規律はしっかり確保したいと述べています。
さて、もう1つの懸念点となっている貿易赤字ですが、南アフリカの四大銀行の1つスタンダード銀行の為替ストラテジストは、今後貿易赤字は縮小に向かうだろうと述べています。理由としては、大きな投資をしていた企業による輸入が急激に下がる事が予想される事と、利子や配当などが今後減る事が予想される事となっています。
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IMF低所得国の危機に言及
IMFは世界で最も低所得国の内、22カ国に対して最低でも250億ドル(約2兆5000億円)の融資が必要と発表しました。それによると、今回の経済危機は第三波目を迎えており、今まで無関係であった低所得国にもついに影響が出てきたとしています。今回の金融危機はアメリカの住宅バブル崩壊が第一波となり、次に第二波として東欧などの開発途上国を直撃しました。今までは大きな影響はないとされてきた低所得国にもこの波が広がり、脆弱な国がかなり危機的な状況に陥ってきているようです。
この理由としては、やはり貿易が世界的に減ったために低所得国からの輸出が減衰している事、低所得国から出稼ぎに出て送金をしていた外国人労働者も仕事に就けないなどで送金が止まってきた事などが挙げられています。また、先進国からの直接投資が減った事も大きいとされており、資金調達が出来ない国が多く出てきているとの事です。
低所得国で影響を受ける22カ国はやはりスーダンやコンゴ、アンゴラなどのサハラ砂漠以南の国が多いのですが、ベトナムやスリランカなどもかなり影響が大きいとIMFはしています(一応書いておきますが、南アフリカは入っていません。ジンバブエも調査対象外です)。アンゴラの実質GDP成長率はマイナス8.6%となっていますね。昨年だかおととしはプラス30%でしたが、凄い波が激しいです。
IMF理事のストラスカーン氏は今年の経済は停滞と言うにはあまりにも楽観的過ぎるかもしれないと述べています。
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南アフリカの新車販売大幅減
世界のどこを見回しても悪いニュースばっかりですが、南アフリカの2009年2月の新車販売台数は昨年の2008年2月と比べて36%下落し29471台となりました。月間の売上減は過去20年間で最大の落ち込みとなっています。また、南アフリカの電力危機ですが、配電の問題が大きくなっているそうです。南アフリカの鉱山エネルギー省大臣は地方への配電設備の遅れにより毎年20億ランドのコストがかかっていると述べました。昨年からの電力危機はまだ問題が多く残っているようで、現在は発電の危機と言うよりは配電の危機とされています。
また、工業貿易省(Trade and Industry:適当な訳ですが日本の経済産業省ですかね)の大臣は南アフリカの2009年における成長は1.2%は現実的であろうと述べ、同時に貿易赤字も今後2ヶ月程度で減ってくるとの見方を示しました。また、南アフリカのインフラ投資は2012年まで決まっているので、世界の経済危機をやり過ごせるだろうと述べています。不況入りの可能性は否定していませんが、割と強気ですね。
南アフリカではランド安が続く事を期待する声が最近出ているようです。というのも、ランド安で利益がかなり出ている会社が多くあるようで、日本のみならず南アフリカにとってもランド高騰はありがたくなさそうです。まー、そらーそーでしょうね。
配電の話は個人的には予算が欲しいんじゃないのとか穿った見方をしないでもないですがどーなんでしょーね。発電の問題だったはずなのが配電って話になってるのがどうも中途半端な気もします。いずれにしても、問題としてあるのは事実でしょう。
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南アフリカ失業率改善
2008年第四四半期における南アフリカの失業率は21.9%となり、第三四半期の23.2%から改善しました。2008年末における失業者は387万人となっています。ただ、失望した失業者(Discouraged jobseekers)を含めると29.3%が失業中であり、失業率はあいかわらず大恐慌のような状況です。一応、18万9000人が新規に仕事を得ていますが、職探しをやめた人の数も97000人と多い状況です。一方、製造業の購買指数であるPMI(Purchasing Managers Index)の1月結果は39.2ポイントとかつてない低さに下落しています。製造業は金利の高さと海外の販売減少に苦しんでおり、今のところ上昇する目処は立っていないのが現状です。世界経済の下落は南アフリカにも影響を与えてきています。
さて、南アフリカではインフレターゲット見直し論が出てきています。南アフリカではインフレ率を6%以下に下げる事が中央銀行の目標と明示されており、そのため政策金利が高い面はあります。ただ、この金利の高さが景気刺激策を取れない要因ではないかとして、インフレターゲットを柔軟に運用した方が良いのではないかという議論ですが、南アフリカ次期大統領と目されるズマ氏はこれに対して拒否しているようです。
実は、インフレターゲットの見直しは世界的に若干出ています。今回の金融危機の前に、世界の中央銀行は確かにインフレと言う意味では低く抑える事が出来たのですが、その一方で資産価格の上昇を忘れてしまいバブルの膨張を許してしまったと言うのがその根拠です。中央銀行の役割は何かと言う根本的な問いかけでありかなり難しい面はあります。バーナンキFRB議長はインフレターゲット推進者なのですが、ちょっと引っ込めざるを得ないかもしれませんね。
もっとも南アフリカで出ている議論は資産価格上昇によるバブルの抑制と言うよりは、雇用創出と経済活性化を中央銀行が担うべきだという議論のようではあります。でも、それって大統領や政府の役割ではないかと思うんですがね。いずれにしても南アフリカも早急に利下げを行ってくるでしょう。
さて、南アフリカのお隣のジンバブエですが、大統領ムガベの85歳の誕生日が盛大に行われたそうです。さすがにパレードとまでは行かないようですが、失業率が94%の国でパーティーってのもいかがなものかと思いますね。ジンバブエって北朝鮮と違って報道統制ってされていないんでしょうかね。独裁国家の割には、意外と情報が取りやすいんでおかしいですけど(笑)。ジンバブエ中央銀行のホームページもあったりするし、そこにインフレ率が200万%って書かれてたりするし。
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プレトリア
前回のヨハネスブルグの紹介記事で、危険極まりないという印象を持たれた方も多いようですが南アフリカの観光客数は年間およそ900万人、来年の2010年には1000万人を越えるのは確実とされています。危険じゃないとは申し上げませんが、そこまでムチャクチャな国でも無いと思いますよ。さすがにそんな所に年間1000万人もの観光客来ないでしょう。ちなみに、コメントで日本政府観光局の外国人訪問者数の統計サイトお知らせいただきました。ヨーロッパが強いのですが、EU域内で地続きな事と観光以外もかなり多く入ってると思います。地理的に孤立した点やビジネス客が先進国と比較して少ないことを考慮すると、かなりの観光大国である事が伺われます(実際、観光を国を挙げて産業化しています)
日本政府観光局の外国人訪問者数統計
さて、今日の話題のプレトリアです。南アフリカの大統領府があり、首都の1つとなっています。首都の1つって言うのが不思議に思われるかもしれませんが、南アフリカには首都が3つあります。南アフリカの首都は三権分立という形で3つに分かれており、立法、行政、司法の3つの都市に分かれています。その内、プレトリアは行政の首都となっており、先日紹介したケープタウンは立法の首都です。
さすがに行政の首都だけあって、プレトリアには大使館やら国連の職員滞在事務所やらが多くあり、町並みもきれいです。南アフリカって高級住宅街とおぼしき所は非常に閑静なきれいな場所です。プレトリアではジャカランダの木という日本で言うとサクラの木みたいなのがあり(ピンクじゃなくて青いんですが)、7万本も植えられているそうで、9月下旬がピークとなっています(こんな感じ)。
プレトリアはヨハネスブルグからも近く、経済の中心地であるため事実上の南アフリカの首都と認識されている事が多く、ケープタウンを首都と思っている人は比較的少ないようです。現在のプレトリアの人口は200万人を超えており、既に紹介したヨハネスブルグと共に一大都市圏を形成しています。ヨハネスブルグからは約50キロほど北にあり、気候も温暖できれいな場所でヨハネスブルグとかなり一体化しています。
ここで観光客の多くが訪れるのはチャーチスクエアと言う市の中心部です。きれいな公園になっていて、その周りをヨーロッパ風の立派な建物がずらりと並んでいます。南アフリカの旧中央銀行庁舎などがあったりして、東京だと大手町あたりに相当します。

チャーチスクエア
プレトリアは行政の首都だと最初に申し上げましたが、何を持って行政の首都かと言うと大統領府ですね。実際に、大統領が国を動かしている場所です。それがユニオンビルディングという下の建物です。世界でも最も美しい大統領府の1つと言われているそうで、お庭が非常にきれいな場所です。ランケンが訪れた時の感想は大統領府というか議会じゃないのって言う感じのする大きな建物です。


ユニオンビルディングとその庭
露天が出てて下のような絵なんか売ってます。もちろん、手作りですよ。1万10ランドで100円!ちなみに外の額は日本で買ったら7500円しました…。


南アフリカ土産の絵(10ランド100円!)
また、このプレトリアで観光客が訪れるのはVootrekker Monumentと言うアフリカ開拓史を刻んだ祈念堂があります。そのモニュメントがこれ↓。大きいですよ。この祈念堂は上に登れるのですが、南アフリカの大地を一望できる素晴らしい景色を楽しめます。なんか、空気もカラッとしていて暑くもなくきれいで非常にいい地域です。

ワールドカップでは、プレトリアのスタジアムも利用されます。Loftus Versfeld Stadium(多分ロータスって発音するんじゃないかと)と言うスタジアムで、45000人を収容するスタジアムとなります。試合数は6試合ですので、比較的小さめのスタジアムではあります。
また、クルーガーズ国立公園という南アフリカ最大規模の国立公園がプレトリアから東に200Km程の所にあります。敷地面積2万平方Kmと、日本の四国に相当する公園で、野生動物の種類と数は世界最多とされています。本来、クルーガーの方が観光ポイントではありまして、観光のメインはやっぱり野生動物のサファリですよね。
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免責事項
高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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出張
