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南アフリカ観光情報
天気予報、 ケープタウン、 ヨハネスブルグ1、 2、 プレトリア、 キンバリー、 ダーバン、 ビクトリアの滝  ・南アフリカに行ってみた! → 南アフリカ旅行記(好評です!)、 南ア国歌 ワールドカップチケット価格、 ワールドカップチケットの買い方、 ワールドカップ関連情報 |

南アフリカ貿易収支
南アフリカの貿易収支をお知らせします。先月の貿易収支は40億ランド(約480億円)の赤字の予測でしたが、結局58億ランドの赤字になりました。前月は100億ランドの赤字でしたからそれよりは改善ですが、また悪いですね。金利引き上げの可能性がまた高くなってきましたかね。
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南アフリカの電力危機に対するS&Pレポート
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)が南アフリカの電力危機をやり過ごせそうだとのレポートを発表しました。スタンダード・アンド・プアーズ社は”South Africa In Good Shape To Tackle Power Crisis Head On, Shored Up By Period Of Buoyant Economic Growth,”というレポートを先週出し、サハラ以南アフリカ地域担当マネージングディレクターは南アフリカの21世紀に入ってからの経済活動の力強さは維持され、電力危機を乗り越える事が出来ると信じているとのコメントを出しました。
その上で、短期的には世界経済の信用収縮と南アフリカの経常赤字を考慮するとマクロ経済運営上は複雑なものになりランドの弱体の要因であるかもしれないと指摘しています。ただ、これだけ悪状況が揃っている(国外は世界経済の問題、国内は電力危機とインフレ)のを勘案すると十分良い状況であると言いたいように読めます(ちょっと私の解釈が入ってますここ)。
基本的にポジティブなのですが、どうも今回はS&Pの文章が微妙な所もありますので(要するにうまくまとめられませんでした)、ロイターから出ているレポートのリンク付けておきます。
ロイターのS&Pレポート
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南アフリカ旅行記Day6 喜望峰
南アフリカ旅行記Day6です。今日はついに喜望峰です。地の果てですね。まずは地図のご紹介です。アフリカの一番下で赤丸になっている所に現在います(下の地図クリックすると拡大されます)。地の果てですねー。こんなブログ始めたがために凄い所まで来たもんだ・・・。

その先端にあるのが喜望峰とケープポイントと呼ばれる場所で、この2点は地図で言うと下の場所になります。喜望峰とケープポイントは1時間ぐらいで歩いていけるぐらいの距離で、大西洋とインド洋を分けているポイントです。この場所は正確に言うとアフリカの南の端ではありません。南の端はもっと東に言ったところになります。ここはアフリカの南西の端というのが正しいそうです。

有名な喜望峰の写真です。この先端がいわゆる喜望峰と呼ばれる所で英語だとCape of Good Hopeです。

喜望峰の手前までバスで行けます。ついに着きました。地の果て!言ってみるとすごい風が強いです。本当に飛ばされそうなぐらい風が強い。

喜望峰の看板です。クリックして拡大して見て頂くと分かりますが、The most south-western point of the African Continent(アフリカ大陸の南西の端)って書かれています。

喜望峰の後、ケープポイントへ行きますがその前にランチです。アフリカでの最後の昼ごはんですね。ランチはTwo Oceans Restaurant!地の果てのレストランで、その名の通り、インド洋と大西洋が両方見えるような場所にある素晴らしいレストランです(旅行会社なかなかやります!)。

これはレストランのHPにあった写真です。
Two Oceans Restaurantへのリンク

こっちはランケンが撮影。構図が下手なのかな・・・

もう一枚。

更にもう一枚
レストランの中もしゃれています。この外が上の写真みたいになっているイメージです。


ちょっと外が快晴で明るすぎるため、海側を取ると逆光で暗くなっちゃってますね。
さー、ランチです。飲み物は別オーダー。食事代は全部ツアーに含まれていますので飲み物だけ別に頼んで後はお任せ。
出ました、ロブスター!他にもタラかな、白身魚があります。おいしそうでしょう?実際うまい!こんな所で食べたら何でもうまい!

ロブスター食べたらデザートです。アイスクリームとコーヒーです。ツアー同行者の方でアイスクリーム食べれないという方がいらっしゃいましたので、ランケンがありがたく頂戴して2つ食べちゃいました。うーん、ゼイタクだ!

これもう1つ食べちゃった。
ランチの後はケープポイントへ行きます。先程の喜望峰は海のすぐそばでしたが、ケープポイントは山の上の灯台って感じです(山というほど高くありませんが、足で登ると多分30分ぐらいかかります)。
で、歩くのはしんどいのでケーブルカーを旅行会社がちゃんと用意してくれてます(旅行代金に入っています)。

結構急です。これに5分ぐらい乗ります。
上に着いたら後はちょっと歩くだけで灯台です。

目指すはあの灯台!
着きました!地の果ての灯台です。もはや海ばっかりです!この向こうは南極です!晴れてて良かった!

この写真のどっかでインド洋と大西洋が分かれているはず・・・
帰りはちょっとハイキングです。ケーブルカー乗ってもいいのですが、どうせ下りですし、15分ぐらいでケーブルカー乗り場に着いて帰りのバスも近いので歩きます。

上の写真のように歩道が整備されています。普通に階段下りていく感じです。
すごいいい景色です。ハイキングしながら素晴らしく美しい景色見れるのって最高です!上のほうにある喜望峰全体の写真もこのハイキング中に実は撮影したものです。喜望峰を見ながら軽くハイキングって感じですね。

きもちいー!きれー!気分さいこー!

下りきった所にはケープポイントの看板です。しっかり写真撮ってきました。地の果ての証明写真ですね。

と言う訳で、今日はここまでにします。この後はテーブルマウンテンに行くはずなのですが・・・
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南アフリカ物価指数のまとめ
今月の南アフリカ消費者物価指数は予想通りの悪化でしたが、生産者物価指数の方は予想以上に悪化していました。ランドはそれほど反応していませんが、市場では生産者物価指数の悪化に対して厳しく見る向きが多いようです。今回の消費者物価指数(CPIX)は予想通りであり、その意味ではそれほどがっかりする数字ではないのですが、現在の原油高騰や電力問題などを考えると来月は10%前後の消費者物価指数になると考えられています。また、生産者物価指数は消費者物価指数よりも先行する傾向があるため今回の生産者物価指数の悪化に対して失望している声が出ています。一応、政府見解としては来月、再来月あたりが消費者物価指数のピークであり、その後は下がってくると見られています。
南アフリカは既に金利引き上げを繰り返しており、現在11%となっていますが、自動車や大物を中心に経済の冷え込みが顕在化しています。ただし、食料品と原油だけは別でこれらが消費者物価指数を押し上げる要因となっています。このため、電気料金引き上げなどは更に食料品などの値上げりにつながるため政府としてはなるべくなら上げたく無い所でしょう。
さて、こういった状況の中、南アフリカ中央銀行は利上げをするべきかどうかの難しい選択を迫られています。南アフリカの消費者物価指数が上がりインフレ懸念は相変わらず強い状況で金利を引き上げたい一方で、電力問題など生産量の落ち込みも無視できないため金利引き上げは経済の足を引っ張る事になります。
2006年6月から始まった今回の利上げは4%の金利上昇にまでなっています。さすがに経済への影響は小さくなく、自動車販売台数の落ち込みは15%を超えており、各メーカーラインストップをするなど対策を始めています。次回の金利引き上げ決定会合は4月の10日の予定です。
リーマンブラザーズは0.5%の金利引き上げを予測しているそうですが、金利引き上げを見送るのではないかという意見も多く、今後発表の貿易収支や景況感指数などが注目されています。やっぱりあんまりランドは強くならない方がいいみたいな感じもしますが皆さんは嫌ですよね。ドルが上がってくれれがいいのかな。
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南アフリカ生産者物価指数
今月発表の南アフリカ生産者物価指数をお知らせします。市場予測では10.8%となっていましたが今月は11.2%となりました。ちょっと悪いですね…。テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
南アフリカ消費者物価指数
今月発表の南アフリカ消費者物価指数(CPIX)をお知らせします。市場予測では9.4%となっていましたが今月は9.4%となりました。市場予測どおりですね。先月は8.8%でしたからそれよりは悪化していますが、南アフリカ中央銀行の予定どおり今後下がってくるかどうか注目です。
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南アフリカ自動車メーカー製造停止
南アフリカで操業する自動車メーカー数社が1週間程度の製造停止を発表しました。これは電力問題ではなく、金利引き上げによる新車販売台数が大きく落ち込んでいるためで日産とフォルクスワーゲンがそれぞれ3日間、8日間停止するそうです。現在のところ、ラインの停止を発表したのはこの2社ですが、トヨタも来月末に若干の停止の可能性があるそうで、そのほかにもフォードなども検討している模様です。GM及びメルセデスベンツは今のところ通常通り操業予定と言う事です。
新車販売台数は金利上昇の影響を大きく受けて16%の減少です。やはり、各社とも影響は小さくはないようですね。ちゃんと経済としては当然ですが機能しています。後はインフレが収まるかどうかが気になります。明日水曜日はそのインフレの消費者物価指数の発表です。気になりますね。市場予測は9.4%です。
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食品価格高騰と関税と貧困
最近、日本でも食品価格が上がってきていますよね。世界的に見てかなり例外的なデフレの国ですら商品価格高騰により、物価の上昇を感じざるを得ませんね。1992年にノーベル経済学賞を受賞したGary Beckerによると食品価格が30%あがると先進国では3%生活水準が下がり、貧困にあえぐ国ではなんと20%以上も生活水準が下がると分析されているそうです。このため、メキシコやインドなどでは政府への抗議にまで発展しているそうで、商品価格の高騰は問題を引き起こしています。
この対策として各国政府は輸入関税の引き下げなどで対応しているそうで、タイはとうもろこしや大豆などにかかる関税の半分を減税しているそうです。この輸入関税が実は貧困層に食料が行き渡るのに大きな障害となっています。
本来、食品価格がもっと安くてもいいにも関わらず、高止まりしている要因の1つは関税です。ここ数年は商品価格高騰に伴う食品価格高騰も事実としてあるのですが、それ以前から食品の輸入に関しては各国共通で高い関税をかけています。
これは、かなり不合理な話で農家保護や国の自給率を良くする目的で関税を高く設定しているのが一般的なのですが、逆に効率的な食品の生産を妨げる事につながりコストを安く出来ない体質になります。そこへもってきて高い関税がかかるものですから必然的に高い食品価格となります。
これにより一番ダメージを受けるのが貧困層であり、国単位の話になるとアフリカの多くの国が関税障壁による貧困という悪循環を抱えています。食品価格の高騰は誰よりも貧困層に影響を与えているようで彼らの知らない世界(恐らく商品価格までアフリカの人は分からないでしょう・・・)で起きている事で飢餓が増えるという悩ましい面もあるようです。
ただ、今回の商品価格高騰のお陰でタイのように関税を下げ、自由貿易協定にまで繋がる事もあるそうですので、今後関税撤廃などを通して食品価格も下がるといいですよね。
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マンデラ90才パーティーとエイズキャンペーン
南アフリカを代表する人と言えばネルソン・マンデラですね。既に引退していますが、1993年にノーベル平和賞を受賞しそのカリスマ性は今も生きているようで大きな影響を持つと言われています。そのマンデラが今年7月18日に90歳の誕生日を迎えます。なんと90ですよマンデラさん、凄いなー1918年生まれで一世紀近いですね。既にパーティーがあちらこちらで始まっているそうで、全国各地でコンサートだのイベントが催されています。海を越えてロンドンやブラジルでもコンサートが行なわれます。これらはマンデラの誕生日当日のみならず今年一杯続けられるそうでハンガーストライキなども予定され12月まで色々な催し物が行なわれるそうです。
中でも有名なのが”46664コンサート”で、46664キャンペーンというエイズキャンペーンが中心です。元々は2003年に南アフリカのケープタウンでマンデラが始めたものですが、今年はロンドンで開催されます。
46664って何かと言うとマンデラの囚人番号で、マンデラがケープタウン近くのロッベン島に囚われていた時に彼が呼ばれていた番号になります。(行けなかったんだなーここ、南アフリカ旅行記では出てきません…)
http://www.46664.com/
このエイズキャンペーンには俳優ウィルスミス、U2のボノ、クィーンのロジャーテイラーなどアメリカの有名人も参加しており、チャリティー活動を通してエイズに対する偏見を無くし、世界のエイズに対する知識を広めようという活動をします。世界中でテレビ放送される予定ですので、日本でもちょっとはニュースで取り上げられるかもしれません(多分、コンサート放送はされないでしょうね、深夜放送ででもやらないかな)。
ちなみに2006年のコンサートがDVDとして売られています。ビヨンセやピーターガブリエルなんかのパフォーマンスも入っているそうです。
このコンサート及びDVDによる収益はネルソンマンデラ基金に寄付される事になっていて、アフリカ大陸南部に蔓延するエイズ患者のために使われます。また、以下のサイトでも寄付が出来るようになっており、50ランド(約600円)から出来ます(数字入れればもっと安くもできます)。
ネルソンマンデラ46664寄付サイト
現在、エイズでなくなっている方は世界で1日8000人(!)、18000人が新たな感染者だそうです。25年前にエイズが発見されて以来、2500万人の人が亡くなっています。2500万人っていうとオーストラリアの人口2000万人とニュージーランドの人口が400万人強ですから、25年間でオーストラリアとニュージーランドから人がいなくなっている計算です。恐ろしい数字です。
また、エイズにより両親を亡くした子どもも多くいて世界で1400万人もの孤児がいます。残念な事に経済的な問題もエイズの要因であり、売春や麻薬などの違法行為による感染、レイプなどの性的犯罪で表面化しにくい事による感染も多くありエイズを更に複雑化しています。
更に大きな問題としてはエイズ患者の子供もまたエイズであるという事実で彼らは孤児なだけでなくエイズという病を持って生まれてきています。南アフリカには現在600万人のエイズ感染者がいるとされており(発病していない人の数も含まれると思います)、子どもも多く含まれます。
ただ、エイズは絶望的な病気かというと必ずしもそうではなく、最近は効果的な抗HIV薬があります。完治するほどの薬ではないそうですが、1日1回の服薬で発症進行を抑える事に成功しています。これにより、糖尿病と同じ慢性疾患として捉えられるらしく、その意味ではだいぶ希望が持てる状況にあります(Wikipediaエイズより)。ただ、薬が行き渡っているかというと別問題で、きちんとした知識を持っていない人や経済的な問題がある人には薬自体届きません。
エイズには偏見なども多く触っただけで感染するなどが未だに信じられています。エイズ自体は感染力が弱いため、血液感染や性交渉による感染以外はほとんど感染しません。適切な教育や社会としての認知も必要であると共に薬の費用をまかなうべく上記のようなキャンペーンが展開されています。
糖尿病と同じ捉えられ方をするってのは結構びっくりですが副作用もあるそうです。また、薬剤費用も高く十分に治療が行なえない等、南アフリカなどの発展途上国では切実な社会問題です。絶望的な病気じゃなくなっているのは大きな救いですが、早く撲滅したい病気ですよね。薬は進歩していますので後は経済的な問題と社会的な認知の問題で、46664キャンペーンはそのためのキャンペーンでもあります。
ちなみに、南アフリカの将来はエイズで絶望的だなどとおっしゃっている方もいらっしゃいますが、上記のようにまったくそんな事はありません(感染者が多いのは事実です、ただ感染と発病もまた違います)。これもエイズ認知不足の1つでしょうね。日本ですらまだまだな状況です。少しマンデラさんにあやかって寄付しておこうと思います(たまには罪滅ぼしを)。ランケンの読者の方は是非正しい理解をしていただきたいですね。
追記:
こういう記事って取り上げるの若干難しい面もありますが(ちょっとセンシティブですよね、ランケンも正直後が怖い…まーいーや)、あえてこれを読まれたブロガーの皆様とMixiなどされてる皆様にお願いです。今回の記事は是非多くの方に読んでいただきたいと思います。この記事に直接的でも間接的でも構いませんのでリンク頂けますと大変幸いです。
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南アフリカ旅行記 Day6 午前
南アフリカ旅行記もDay6です。Day7は朝早くに日本に向けて飛行機に乗りますので、事実上の最終日です。前回のDay5は南アフリカのタウンシップや心臓移植手術を行なった病院など歴史的な(といってもほんのちょっと昔ですが)建造物と近代的なモールや都会などそのコントラストが印象的だったと思います。Day6はケープポイントなど自然が見れて南アフリカの観光で最も有名な所かもしれません。南アフリカの大自然の美しさに感動しましたね。朝は、ホテルからいつものようにバスに乗ってケープ半島に向かいます。ケープ半島って下の地図の所ですね。この一帯は南アフリカの国立公園であり、世界遺産としても登録されています。この先端が有名なケープポイントです。ちなみにもっと有名な喜望峰(Cape of Good Hope)はケープポイントのちょっと左側です。

この半島自体はそれほど大きくなく、ケープタウンからぐるっと回っても30Kmぐらいのものじゃないでしょうか。自然は素晴らしく綺麗ですね。
バスは南へ向かいます。山が綺麗ですね。


青い空と青い海ってのはこういう景色ですね。

こんな綺麗な景色を見ながら昼寝したいなー(昼寝好き!)

道端には、豪華な家々が並びます。


下の写真2枚は景色もいいのですが、よく見ると住宅街が広がっているのが分かります(全ての写真はクリックすると拡大できます)。なんかゼイタクな所に住んでますよね。絶対白人だな。


さて、こんな景色を見ながらバスは南下しある港へ到着。ここではボートに乗ってアザラシを見に行きます。

この写真では分かりにくいのですが、ケープ半島って相当風が強い場所です。本当に普通に立ってられないぐらい風が強い場所もあるのですが、この船も風が強いので揺れること揺れること。船酔いになってた方が1割ぐらいいたような気がします。

出港です。後にテーブルマウンテンが見えますね。
アザラシ発見!なぜかいつもここに大量にいるそうです。岩の上にいるの全部アザラシですごいたくさんいます。何かきっといいんでしょうね。えさの魚が多いのかな。

最初の内はアザラシの近くで見たいものでもっとよってくれないかなと思ってました。実際、船はかなりよります。しかーし、アザラシの近くの岩場まで来ると、かーなーり臭いです。どうも魚を食い散らかして腐ってるみたいで、多分アザラシのフンなんかもあったりするんじゃないかと…。船もゆれるし、においもすごいしでもういいって感じになります。

アザラシ臭いです。
と言う訳で、アザラシを見て船旅を満喫したり、においから逃れられてほっとしつつ、船は港へ戻ります。船からの景色もいいですね。

この後は、ちょっと南アフリカ観光では有名なペンギンです。女性の方はペンギンも見たくって南アフリカに行くって方もいらっしゃるそうで結構人気があります。
港からバスに再度乗って、しばらく走るとバスは海沿いで止まります。そこから少し歩きます。途中には下の写真のような家々の前を通ります(バスに乗ってるとあんまり外に出ないのでこういう写真がなかなか撮れないのですが、ここでは普通に歩けました)
なんか、アートギャラリーって書いてありますね。時間なくて見れませんでしたが、ローカルな感じで良かったですよ。

下は以前にもランケンで紹介していますが再掲です。このあたりで撮った写真ですね。こんな家に住みたいなーなんて思いません?

この海岸は保護区に指定されているようで、ちょっとした施設になっています。そのため、人間用に手すりのついた歩道が整備されており、その上からペンギンを見るようになっていました。また、ペンギンの勉強を楽しんだりできるような建物もあります。
いました、ペンギンです。ペンギンぜんぜん動きません。生きてるのかって思うぐらい、風の中をじっと立っているだけです。なに考えているんでしょうね?

更にもうちょっと歩くと、大量のペンギンが!すごいです、一面全部ペンギンです(クリッククリック)。
これだけいるとかわいーという感じでは無くなりますが、何匹かのペンギンが海に突入していって波に押し返されてあきらめてたり、結構見てるだけでも楽しいです。自然と笑みがこぼれてしまうような光景です。

下の写真はペンギンのいる場所から撮影しましたが、すぐ奥にいい住宅地が見えたので撮ってきました。ガイドさんにいくらぐらいあの家はって聞いたら日本円だと5000万円ぐらいでしたね。今のレートなら4000万円ぐらいかな。日本人から見たらあの立派な家がこれぐらいだったらそんなに高くない感じですが、南アフリカの人にとっては結構高いでしょうね。

ペンギンが歩道の真下を歩いていました。いやー足が短い!やたらと歩き方がかわいー。歩くの大変そうです。手を伸ばせば届きますね、あれは。

下の写真はペンギンの巣です。多くのペンギンは先程お見せしたように海岸で寝そべっていますが、中には巣というか穴の中にいるペンギンもいます。なんと卵を抱えています。下の写真もそうですが、卵を抱いていて、動くとちょっとだけ卵が見えました。こんなところで産卵するんですねー。

次回はお昼ご飯からです(ペンギンじゃなくて我々の)。ついに喜望峰まで到達します!地の果ては美しかったですよ!
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南アフリカ電力問題生情報
今週後半はドルが強いですね。ドル円だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、ユーロドル見ると明らかに強いのが分かります。イースター休暇が近いこともあり、市場は売買が少なめな状況のようです。南アフリカの電力問題に関して南アフリカ鉱業エネルギー省(The Department of Minerals and Energy)は料金増に対して割合を検討しています。それによると、所得の少ない家庭や中小企業はこの影響がなるべく少なくなるように60%まで免除されるようになっているそうです。
この案はまだ提案段階だそうで、今後ヒアリングを続けていくとしています。また、数年間は値上げが続くとしており、大口顧客(鉱山会社など)に注意を促しています。ただ、まだまだ一般の人々の省エネに関する意識は低いと見られており、電力需要がおさまっていないと国営電力会社エスコム社は述べています。元々、かなり電力料金は国として安かったそうでこのあたり国民の意識の問題もあるそうです。
さて、こっからはヨハネスブルグからの生情報です。やはり、電力カットは多くのフラストレーションを生んでいるようで、各オフィスや家庭では自家用発電機を持って対策しているそうです。あるオフィスにおける自家用発電機は4時間持つそうで、電力が通ったらまた充電するような形となっていて、生産性という意味で大きな違いが出ると言う事です。
結構大きな問題は信号だそうです。電力が無いから信号も止まっちゃうみたいで結構怖いと言う事です。現在、南アフリカでは太陽発電による信号に切り替えているそうですがかなり時間がかかる模様です。信号ってのは気がつきませんでしたね。それはそうだ。
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金・原油価格急落
金価格と原油価格が急落しています。現在、金は1オンス$920近辺となっていますが今週頭に1オンス$1000を超えたところで一気に10%弱も下げています。水曜日1日で6%の下げで、1日の下げ率としては2年ぶりの大きな下落です。市場では既に$900を下回る可能性が高いと見ており、金価格はかなり弱い展開です。この要因としてアメリカの金利引下げが予測の1%よりも小さく0.75%だった事が指摘されています。つまりアメリカ経済に対して若干の期待が出た事が高騰している金価格からの撤退に繋がったと言う事です。やはりドルが若干強まったためだそうです。
さて、この金価格下落に合わせて原油価格やその他の金属(プラチナなど)も大きく下落しています。現在、原油価格は1バレル$100前後を推移していて、プラチナも3月4日の$2290から$1885と20%近くの下げです。
ドイツ銀行では4月は商品は売られるだろうとの予測を立てており、4月末までに金価格は1オンス$840までさげ、原油も1バレル$90下げるとしています。ファンダメンタル的には商品はまだ強いものの最近の高値修正の動きが出るとされています。
商品価格が大きく動き始めましたね。少し注目してみていきたいと思っています。
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南アフリカの経常赤字改善
南アフリカの2007年第四四半期の経常赤字が1570億ランド(約2兆円)に縮小しました。2007年第三四半期は1633億ランドで、この時より赤字額が小さくなっています。この結果、GDPに対する赤字の割合は前四半期の8.1%から7.5%になりました。2007年全体で見ると、赤字額はGDP比7.3%となり、2006年全体の6.5%よりは悪化した形となっています。今回の第四四半期の赤字改善はランド下落によるものが主なもので、輸出による利益が増えた事によります。
一方で、経常収支悪化の要因の1つとして海外からの投資への配当や利子も上げられています。要するに赤字の一部は我々の受け取っているスワップなようです。当たり前といえば当たり前ですね。2007年全体としてみると南アフリカ国外の投資家への利子や配当はなんとGDPの3.6%にも上っているそうです。
うーん、やっぱりそうなのかー。ランケンも南アフリカの赤字に貢献してしまっているのは間違い無さそうな・・・。会員制ブログにしてこっそりやろうかな(笑)
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アメリカと南アフリカの金利予測
市場は昨日のものすごい動きからいったんは落ち着いたようですね。売り一巡とゴールドマンサックスやリーマンブラザーズと言った大手証券会社の第一四半期決算が若干予想より良くドルショートの調整が進んでいるいう事です。ドル円は現在98円まで戻していて、ランド円も12円台を回復しています。バーナンキ議長はこの危機を乗り越えるためにありとあらゆる方策を模索しているようで、市場ではアメリカは0.5%から1%の利下げが行なわれると見られています。今のところアメリカのインフレはまだ強くないため金利引下げは比較的しやすい状況と言う事もあり、ここまでアメリカはすごい勢いで金利を下げています。
特に1月は4.25%から3%まで一気に引き下げられましたが、これは一ヶ月間で引き下げられた数字としては25年ぶりの下げ幅だそうです。多くのエコノミストの予測ではさらに0.75%金利を下げるだろうと予測されています。
さて、南アフリカのほうは利下げどころか利上げ観測が出ています。南アフリカのNedbankのチーフエコノミストは4月に南アフリカは再度利上げをする可能性が出ていると述べています。この利上げは必ずしも正しいことではないが、利上げは南アフリカにとって有効であるともコメントを出しています。
同エコノミストは今年の南アフリカのGDP成長率は3.2%になると見ていて、コンセンサスよりは弱めにみているそうですが、2009年はより強く4%成長となり、2010年のワールドカップイヤーは設備投資がこの間は強くなり、より好ましい状況になっているだろうと予測しています。
次回金利引き上げは4月10日の予定ですが、0.5%引き上げとすると11.5%となります。既に金利が高く経済を停滞させる方向に働いていますし、電力危機は増税と同様の働きをしますので可処分所得は減る方向です。インフレを抑える必要はあるのですが、一方で生産を落とさないようにしなければならないという難しい判断を南アフリカ中央銀行は迫られています。
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JPモルガンがベアスターンズ買収
JPモルガンがサブプライム危機で一気に世界的に有名になった大手証券会社ベアスターンズ証券を買収する事になりました。買収方法は株式交換方式でベアスターンズ社の株を1株2ドルで買収金額2億3600万ドル(約230億円)で買うことになったそうです。ベアスターンズ社の株は先週時点では70ドルだったそうですが、いきなり2ドルでJPモルガンの救済というよりは事実上のベアスターンズ倒産ぐらいの勢いです。JPモルガンももちっとましな値段付けてやれないのかって同情してしまうぐらい230億円って証券会社としては安いですね、トヨタ車1万台(200万円X1万台)ぐらいでしょうか。トヨタが半日もかからずに売り上げる程度じゃないでしょうかね。
さて、この発表を受けて市場は大荒れです。株式市場は東京もロンドンも大きく下げています。日経平均は450円下げ、3.7%の下落、ヨーロッパのFTSEは2.5%弱、ドイツも3.5%の大幅下落と凄い事になっています。要因は先のベアスターンズ社の買収が大きく響いていて市場の不安を強烈に大きくしているようです。
アメリカ財務省ではベアスターンズ社の救済は正しいもので、アメリカ合衆国政府は市場安定のために今後もこういったことを続けると述べています。市場では逆に次を心配する声が大きくなっています。
さて、為替ですがもうご存知かと思いますが1ドル95円を付け、ランドも11円台半ばまで来た後で11円後半で現在推移しています。ドルの大幅な下げの影響をランドも受けてドルランドは一時1ドル8.2ランドの安値を付けています。また、ユーロに対しても円は強く円高がかなり進んでいます。
市場では1ドル8.23ランドが直近の抵抗線としていて、それをこえると1ドル8.5ランドが次の抵抗線であり、このまま状況が悪化し続ける場合は9.00ランドまで行きかねないと見ているそうです。ランド円は下手をすると10円前後もありえる事になりますね。全てはアメリカ市場にかかっているような状況で、市場は恐怖だけで動かされているような状況のようです。
この影響を受けてリスク回避の金が買われており、原油も同様に上がっています。金は1オンス1020ドル、原油は1バレル111ドルを超え市場最高値を更新しています。FRBも公定歩合引き下げを0.25%緊急で決めたようですが市場の動揺は大きいです。
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世界の車窓からで南アフリカやってます
最近、TV朝日の世界の車窓からで南アフリカやってます。今日は南アフリカの有名なソウェトをやってたりしまして、丁度小学校の放送なぞしていました。ランケンの旅行記とも違って電車での景色もなかなかいいですね。あんな怖そうな電車はツーリストにはなかなか乗れませんのでとても興味深い所です。
下に世界の車窓からのURLを貼っておきます。
世界の車窓から南アフリカ編
是非見てみてください。
南アフリカブームが来るかもしれませんね(なんて期待しています!)
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南アフリカ旅行記 Day5 午後
南アフリカ旅行記もついにケープタウンに今回から入ります。今回が南アフリカ旅行記のハイライトかななんて個人的には思います。ケープタウンの空港には夕方前に着きました。やっぱりこの空港も工事していましたね。

ケープタウン空港前
ケープタウンの空港から市街まではバスで30分から1時間ぐらいでしょうか。それほど離れていなかったように思います。ただ、このケープタウン市街に行く途中には多くの見所がありまして、非常に興味深かったです。
まずは、下の写真です。立派な建物で豪華ホテルと言われても驚かないような建物ですが、1967年に世界で初めて心臓移植が行われた病院です。白人男性に黒人女性の心臓を移植したそうで、健康な人間の心臓移植を行ったものだと言う事です。南アフリカだから出来たとされています。

世界初の心臓移植が行なわれた病院
かなり、ショッキングな話ですが、心臓移植を受けた白人の方も数ヵ月後に結局亡くなっています。南アフリカの恐ろしさというか人間の恐ろしさというか凄い話です。
さて、次はついに公開です。タウンシップです。タウンシップとはアパルトヘイトにより黒人を隔離するために作られた場所で、当時の黒人はこの中にしか住むことを許されませんでした。タウンシップから黒人は白人のための都市であったケープタウンやヨハネスブルグに仕事に行っていたそうです。
このタウンシップに南アフリカの貧困層は多く集中しており、下の写真でも分かるようにトタン屋根の家々に密集して黒人が住んでいて無法地帯とも言えるそうです。近年は経済崩壊したジンバブエなどからも不法入国者が移り住んできていて南アフリカの問題の中核ともいえる場所です。現在、アパルトヘイトの生きた遺物と言われています。

タウンシップ。トタン屋根が見えます。

やはりタウンシップです。これは先程の写真とはちょっとだけ場所が離れています。
下の写真はツアーでご一緒させていただいたTanaseさんから頂いた写真です。今回の南アフリカ旅行記でもっとも強烈な写真だと思っています。凄いですよね…。国の制度として差別を認め、黒人を押し込めていたわけですから世界的にももっとも問題のあった制度でしょう。もっとも今でもイスラエルのガザ地区などは制度ではないにしろ同様な場所はあると思うと考えさせられるものがあります。
以前、南アフリカに住んでいた事がある方からメールを頂いたときにはこの国の深い怒りと表現されていました。今回の記事の後の方でモールなんかも紹介しますが、その落差を見て頂けると思います。わずか10Km程度しか離れていなくちょっと車があればすぐ行けるような距離だと思います。

手前の方にいる人は既にトタン屋根ですらありません。完全にホームレスな状態です。
タウンシップは時間にすると10秒ぐらいしか見えませんでした。そのため、写真がこれしか無いのですが、一瞬とは言え南アフリカの負の部分が見えました。このタウンシップは内部を観光することもできるそうで、もちろん治安が悪いですのでふらっと行けるような場所ではなく観光エージェントみたいなのを通して行くそうです。次回行ったら見てきたいですね。
次はなんだかイマイチ分からないのですが、問題の電力発電所でしょうか?大きなプラントが見えました。ちょっと発電所にしては送電施設とか見当たらなかったようにも思うのですが、やはりこれもケープタウンに行く途中で見えたものです。

大きいです、これ。バスの中から撮っていますが、見上げちゃうぐらい
バスはどんどんケープタウンの市街に近づき、海が見えてきました。綺麗な家々も見えます。

さっきのタウンシップと雲泥の差です。

白人の町とは言え、豪華です。
ついに見えてきました。テーブルマウンテンです。このふもとにケープタウン市街が広がっています。なんか下の写真だけ見るとアメリカの都市近郊のフリーウェイみたいですよね。

ケープタウンの市内は大混雑です。

市街へ入るちょっと手前ぐらいです。混んでますよね。
ケープタウンの市街地に入ってきます。多くのビルと車で都会って感じします。

ケープタウン市街です。

ケープタウンの普通の交差点。なんで写真撮ったか覚えていません。

これも同様です。奥に山が見えますがテーブルマウンテンのふもとになります。
そんなこんなで一度ホテルにチェックインしてからモールに行く予定だったのですが、道路が混んでたり、パレードしてたりでホテルにたどり着けなかったためとりあえずモールに行く事になりました。

ビクトリアウォーフっていうショッピングモールです。混んでましたね。普通に黒人の方も手前に見えますが、先程のタウンシップの住人では無いでしょう。
ショッピングモールの前はもう海です。船も多く、コンテナなども見えますしこれだけ見てれば本当に先進国です。

ショッピングモールの中です。すっごい混んでましたね。我々日本人が行っても普通に楽しくお買い物ができます。日本の郊外型の大型スーパー(イオンとかイトーヨーカドーの大きい奴)みたいな感じです。

ケープタウンのモールの風景です。個人的には普通にアメリカのモールと同じ感じがしました。間取りや空間の取り方、人種構成などアメリカに近いです(黒人もいますが、白人と同数程度ってのは南アフリカの人種比率を考えるとちょっと不思議というか白人の町だなって考えるべきなんでしょうね)。



お店の名前こそ違うもののアメリカのショッピングモールのお店とほんと同じです。
次はモールの中にあるスーパーです。もうご覧のようになんでも豊富にあります。これがアフリカの新興国かって言うぐらいものが豊富です。日本より豊かじゃんぐらいな勢いです。物価に関しても気になるところでしょうがまた別途記事にしてまとめさせていただきます。

オレンジが山のように積まれています。

コーヒーとかおかしとかですかね。ここで、先日のランケンセミナーでお出ししたルイボスティー(南アフリカ特産のお茶)なんかも買いました。

デリです。サンドイッチやらフライやらから揚げやらお惣菜やらおいしそうでしたよ。
このモールは2時間ぐらいいたのですが、スーパーだけでほぼつぶれちゃいました。他にも色んなお店があって遊んでたら丸一日かかっちゃいそうです。
そういえば、このショッピングモールのワイン屋さんで南アフリカ名産のワインを買って送ったのですがまだ来ない…。もう2ヵ月半経つぞ。船便とは言え遅くないかな。誰かに途中で飲まれちゃったか…。南アフリカの負の部分だ…。
夜ご飯はこのモールでイタリアンです。海の見えるイタリアンで楽しく食事しました。写真はありません。その後、ホテルに向かうのですが、また道路が封鎖されてたりなんだりで偉く時間がかかりました。
でも、ホテルの部屋は良かったですよ。ほら↓、なんかしゃれてるでしょ。

今回は長かったですが、ここまでたどり着きましたでしょうか。ケープタウン観光はまだ続きます!
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エスコム家庭用電力10%カット
南アフリカの電力危機で新しい動きが出そうです。南アフリカ国営電力会社エスコムは家庭用と商業用の電力を10%カットする方向であると発表しました。現在、電力カットは鉱業を中心に産業界全体に影響を与えていますが、一方で家庭用と商業用に関しては電力供給は以前と同じだそうです。産業界においては雇用調整などの動きも出ており経済に与える影響が懸念されています。エスコムもこういった状況の中で産業界だけに負担をかける訳にもいかないということで地方自治体などへの電力供給をカットするとしています。
また、石炭の市場価格が上がっている事もあり、エスコムは今後電力料金の値上げも考えているそうです。現在14.2%の値上げを政府は認めていますが、18.7%をエスコムはあげたいと当初から述べており今後更なる電力料金の値上がりの可能性があります。
産業界だけで電力危機を乗り越えるのはムリがありますので、これは避けれないところかもしれませんね。電力料金の値上がりは経済を冷やしますので避けて欲しい所ですが、雇用問題まで出てると考えられる方策は全て打つべきかなと思います。
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今日の為替市場
ドル円がついに100円割れしましたね。現在は100円割れにはなっていませんが、もういつなってもおかしくないぐらいまで来てます。1995年以来らしいので12年ぶりかの円高ですね。ランド円も12.5円が目の前です。ドルがめちゃくちゃ弱い状況ですが大手ヘッジファンドの破綻や金融機関の経営不振などが噂されているとの事で、センチメントが相当低い状況です。このドルの価値下落に伴い中東諸国までドル資産をユーロに切り替える動きがあるなどの噂も手がかりになっているようで市場はドル売り一辺倒の様相のようです。
さて、ランドもこの流れを受けて1ドル8ランドまで戻しています。RMBのアナリストによると世界的な流れはランドに追い風であるが、南アフリカの国内問題があるためなかなか上がりにくい状況にあると述べています。特に最近の南アフリカ国内景気が後退しているのが明らかになってきたことがランド下落の要因と見られています。
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南アフリカの景況感指数大きく下落
南アフリカの景況感指数(Business Confidence Index)が7年ぶりの低さを記録しました。今月は先月の67ポイントから19 ポイントの大きな下げで48ポイントとなりました。19ポイントの下げは1988年以来24年ぶりの大きな下げとの事です。この原因としてビジネスボリュームが減少した事があげられており、金利引き上げとローンに関する法律の引き締め、インフレの上昇、電力危機がビジネスボリューム減少を引き起こしているとなっています。この結果、利益が大きく減り景況感指数の大きな下落に繋がっています。
セクター別の景況感指数としては、製造業が前回の69ポイントから46ポイント、卸売りが80ポイントから45ポイント、自動車販売業が34ポイントから30ポイント、小売が71ポイントから52ポイント、建設業が83ポイントから69ポイントへとそれぞれ大きく下がっています。
建設業が検討しているのは相変わらずの投資が強いことが出ていますね。小売も50ポイントを超えているのは消費者の需要はまだ旺盛ですが、金利が高いため自動車などはなかなか売れずっていう現状がよく表れているように思います。
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南アフリカワールドカップチケット
ワールドカップチケットの発売が早くも開始される事になりました(ただし法人向けです、一般向けは来年2月以降)。ワールドカップのチケットは全部で64ゲーム約300万席分あり、1席あたり139USドル(約15000円)となっています。300万席の内、南アフリカ住人に割り当てられた分(カテゴリー4と言います)は約15%で45万席程です。2006年の1席あたり平均は136USドルで2%強の値上がりです。今回のワールドカップは初のアフリカ大陸での開催という事で、地域的に貧困層も多くいます。そのため、FIFAでは南アフリカの住人用のカテゴリー4の内12万席分は無償で提供する事にしています。これらの無料チケットはFIFAの他にもパートナーであるアディダス、コカコーラ、ソニー他3社によって配布される事になっています。
カテゴリー4以外で発売されるチケットはカテゴリー1、カテゴリー2、カテゴリー3となっており、世界中で発売され南アフリカ国内も購入可能分です。カテゴリー4はランド建てでそれ以外はUSドル建てでの決済となります。チケットは80ドル~900ドルで2009年2月頃から順次発売予定です。
さて、個人で購入するチケットとは別に法人用のチケットがあります。ホスピタリティプログラム(FIFA Hospitality Programme)というのがそれで、スイスに本社がありヨハネスブルグに支店を持つMatch Hospitality AG社が独占的に事業権を持っています。ここは日本の電通も資本出資していまして、25%の株式を持っています。
このプログラムはHospitality(おもてなし)という位で要するに接待用で、ワールドカップのチケットはもちろん、ホテル、食事、飛行機、観光などを含めてセット販売するものです(パッケージ化と言います)。一人当たり$380(約4万円)から$6000(約60万円!)まで色々なメニューがあります。
もちろん$6000のチケットは決勝戦に関するもので、Final Roundと言ってグループ戦後のトーナメント戦2試合から4試合までを見るもので、最低$3500(約35万円)となっています。このパッケージはやはり一般とは違うVIP用のものですので、スタジアムへの入場も違ったりお土産がついてきたりするようでVIPな扱いを受けます。高いので当然と言えば当然ですが縁の無いものにとっては悔しい…。
このパッケージを用意するには宿泊、飛行機(多分、南アフリカの国内移動でしょう。ケープタウンとヨハネスブルグの試合両方を見ると飛行機の移動が伴います)、交通機関の手配だけではなく、食事からテーブルの用意や花の用意まで(VIP席ですね、いーなー…)必要となりますので、南アフリカ国内の会社の協力が必要です。
今回、このパッケージの発売に当たり、南アフリカ国内及びアフリカ近郊諸国への販売権を持つ会社が南アフリカから2社(Circa Hospitality と Warwick Hospitality and Events)選ばれました。南アフリカ国内では2008年6月から発売開始(後3ヶ月ですね)で、世界的には9月から発売開始となります。
うー、行きたい、行きたい、行きたい!どなたかチケットをランケンにホスピタリティーしてください!
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ランド対ドル5年ぶりの安値水準
ランドが5年ぶりの安値水準を対ドルで記録しました。1ドル=8.1ランドを超え、2003年6月以来の水準です。現在は1ドル=7ランド台を回復してきてはいますが、かなり不安定な動きであると市場では見ているようです。この背景は相変わらずアメリカの不景気入りが心配されているようで、南アフリカ株式市場も同様に弱い動きです。アメリカの景気後退が新興国景気に及ぼす影響が心配されていてランドもなかなか頭が重い状況です。市場では来月も更なる政策金利の利上げの可能性が高まったと見て、利上げ観測も高まってきています。相変わらず、アメリカに振り回される状況は続いていますね。
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商品価格
既に結構ニュースになっていましたが、原油価格が1バレル$106近くまで上がっています。石油輸出国機構(OPEC)が原油の増産をしない事を決めた事が引き金になっていて、原因としてはUSドルの下落に対するヘッジとして商品価格全般の価格高騰を引き起こしています。この原油高騰を受けて先進諸国は供給量を増やすようにOPECなどを説得していますが、経済への影響がそれほど大きく出ていない事を受けてOPECはなかなか増産しない状況です。ただ、エクソンのCEOは現在の原油高は需給の関係によるものはほとんどなく、USドルの弱体によるもので「この価格は非常に狂っている」と述べています。
さて、原油価格は1バレル$100の大台にのりましたが金価格の方もなんと1オンス$1000の大台にのせる手前まで来ています。先週終わり時点で1オンス$980弱で一時$985弱まで行っています。
商品価格全般に高くなっていますが、商品は利子がつかないためインフレのヘッジとしての役割とドルの弱体による資産価値保全というのが現在の投機的な面を助長しています。今後、アメリカの金利が下がる事を見越して商品へお金が流れてきているというのが主だった原因のようですね。
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南アフリカ旅行記 Day5 昼
プレトリアの後半です。今回が終るとケープタウン観光して帰国って感じです。やっと終わりが見えてきました。さて、今日はユニオンビルディングの観光です。ユニオンビルディングって南アフリカ大統領公邸なのですが、下の写真にあるように国会議事堂のようです。世界的にも美しい公邸として有名だそうです。

ユニオンビルディング。でかい!
下の写真に旗が写っていますが、これが上がっていると大統領がいるとかいないとかなんか意味があるそうです(忘れちゃいました)。

旗が上がってる状態と半旗の状態で意味が違うそうです。
ユニオンビルディング前のお庭です。なんか凄い広くてきれいでした。

きれい。散歩したかったなー。
ユニオンビルディング前でおみやげ屋さんが露天を出していました。結構楽しいんですよ。なんか手作り感が一杯のお土産が多いですね。

こういう露天のお土産やさんって楽しいですよね。天気もいーし、良心的な値段(?)で売ってるのでさすがに値切ろうという気にならず気に入ったものを買いました。
で、そのお土産の1つが下の絵です。いーでしょー?上の写真で出てる女性が自分で描いている絵なのですが、1日2,3枚しか描けないそうです。1枚10ランド(約140円也)です。これだけの絵が1枚140円って、労力を考えたらもっと高くてもいーんじゃないかと。ちなみに、額は日本で買ったのですが7500円…。なぜ?

10ランド(140円)の絵。良すぎる。もっと買ってくれば良かった…。
さて、ユニオンビルディングはわずか45分という短さで、この後はケープタウンへ向けて移動です。途中には大統領公邸の周りだけあって国連事務所だの各国大使館だのが一杯です。ただ、日本にある各国大使館と違って普通の家々(もちろん、豪勢な)って感じでした。
高速道路から撮った写真です。同じような家がたくさん並んでいて面白かったので掲載します(例によってTanaseさんのお写真です)。

誰が住んでるんでしょうね。そんなに悪い生活には見えませんので、多少はお金がある人かな?(ケープタウンは超豪華でしたが、そこまではいかない)
ヨハネスブルグ空港に到着!サッカーボールがワールドカップを思い起こさせます。

ワールドカップ!今度の南アフリカチームあんまり強くないという噂が…。
ワールドカップに向けて工事中です。インフラ整備の遅れが指摘されていますが、ちゃんと工事ははかどっているのでしょうか。

工事がんばってください!
完成予想図がありましたので、写真に撮ってきました。色が付いている所が工事する部分ですね。

ヨハネスブルグ空港完成予想図
前回、到着ゲートはちょっとお見せしたと思うのですがあちらは正直暗い感じがしました。こっちは出発ゲートなのですが、全面改装したのでしょうかす凄いきれいでした。今風のデザインで表示は液晶が一杯。正直、成田空港よりかっこいい感じでした。

ヨハネスブルグ国際空港出発ゲート1
も1つ出発ゲートです。

なんかおしゃれです。どっかのバーかと思った。
いよいよ、ケープタウンに出発!この後、お昼ご飯は機内食。サンドウィッチだったかなんかです。既に2時過ぎてた気がしますね。おなかぺこぺこですのでなんでも頂きます。

いざケープタウンへ!それより昼ごはん…。
といった感じで、プレトリアはまたたく間に終了です。記事にすると結構いたように見えますが、結局わずか1日分ぐらいしかありません。
次回、ケープタウンは美しいところですが、ついに南アフリカの負の側面も見れましたのでお楽しみに!他の南アフリカ旅行記を読みたい方はここをクリック!。下のほうにスクロールしてくださいね!
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南アフリカの生産者物価指数(PPI)やっと発表
南アフリカの生産者物価指数(PPI)が1週間遅れで発表になりました。結果は10.4%となり先月の9.5%と比べて悪化していますが、予測も10.4%でしたので予想通りの結果となりました。今回のPPIは指標の測定方法が変わりました。これが今回の遅延の理由だそうで、最初に出た数字が明らかにおかしな値だったため精査をしたためだとの事です。測定方法の変更は鉱業のウエイトを倍にし製造の部分を下げているという事です。
先月と比べて悪化していますが測定方法も違うため比較対象となりえない面もあります。ただ、消費者物価指数が下がるためにはこちらのPPIが下がってくる事が必要ですのでもう少し良くなって欲しい所ですね。
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南アフリカ風力発電所建設決定
南アフリカの電力危機問題で石炭火力発電所のニュースはお知らせしましたが、今度は風力発電の建設が決まったようです。南アフリカ国営電力会社エスコムはフランスの開発機関から今後20年にわたり1億ランド(約14億円)の融資を得て100メガワットの風力発電所建設の契約を結びました。建設地はケープタウンの東側で2010年初頭にも稼動する予定です。
このプロジェクトは南アフリカの再生エネルギー戦略の一環としても扱われており、長期的なフランスとの関係を結ぶ第一歩となるそうです。この風力発電所は南アフリカ国内2番目のものとなります。ケープタウン市は20年にわたりここから電力を購入する事が既に決まっています。
ケープタウンに先日遊びに行った際も風が凄く強くてびっくりしたのですが、風力発電にはぴったりの場所じゃないかと思いますね。余りにも風が強いので木がみんな斜めに生えてるんですよ。私も斜めに立ってたぐらいですから(冗談抜きで風が強くってまっすぐ立ってられないんです)。あの風を利用しない手はないです!石炭よりよっぽどいい!
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南アフリカの2月の新車販売台数
南アフリカの2月の新車販売台数は年率12%下落となりました。The National Association of Automobile Manufacturers of South Africa(NAAMSA)によると2008年2月の新車販売台数は46248台となり、昨年同月比の52526台から大きく下落です。ちなみに史上最高は2006年8月で60328台でした。

自家用車の販売台数推移(注:商用車は含まないため5万台に図は届いていない)出展:NAAMSA
この要因はやはり金利引き上げの効果が出ている事と、家計の借金(主にローン)が大きく高額商品へ家計が回せない事が理由です。上のグラフにもあるように2007年初旬からここ1年程は減少傾向が続いています。
一方で、中型商用車は下落傾向が見えず順調に販売台数を伸ばしています(下図)。

商用車販売台数推移
こちらの理由はワールドカップを控えてインフラ投資が盛んな事が主なもので、NAAMSAも上昇傾向はまだ続きそうだと述べています。大型トラックも同様の傾向を持っており、投資活動は盛んな様子が伺わるとしています。
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南アフリカ1月のPMI
為替相場は少し戻りましたね。強風警報でも出したい気分です。さて、1月のPurchasing Managers Index(PMI)は製造業の活動指数ですが4年半ぶりの低さで46.4ポイントとなりました。実に2003年9月以来の低調です。中でも新規オーダーが低くなったのが大きいようで、経済加熱の沈静化が製造業には出てきています。PMIを発表しているInvestecからは実体経済の減速のみならず電力危機の影響も出ている可能性があると述べられています。
製造業としては原油高をはじめ商品価格全般が高騰しているためつらい状況ではあります。ただ、ランドが安くなっているのは救いでしょうね。経済状況にあわせて通貨が下がればクッションになりますので、その意味では南アフリカ製造業は助かっていると思います。
また、INVESTECの発表によれば雇用は44.1ポイントとかなり下落しており、南アフリカ政府公式の失業率25.5%を維持している状況とはちょっと乖離があるようです。
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先週のまとめ
ランド円12円台に突入しましたね。円高、ランド安でロングのポジションを保持している方には痛い状況でしょう。先週は、南アフリカ国内、国外共に重要指標や重要発言が相次ぎ為替市場も大きく動いてきましたがひとまとめしておきたいと思います。2007年第四四半期のGDP成長率は予想以上に良い結果となり年率5.1%となりました。これは約20年ぶりの高い水準を維持しており、経済自体の好調さも見られます。これにより、ランドも一時値上がりしました。ただし、今後GDP成長率は電力問題により減速するのが確実な状況でどれだけ悪化するかが焦点となっています。南アフリカ財務省によると、4.0%程度まで下落するのではないかと見られています。
消費者物価指数(CPIX)の方は経済の過熱感も手伝って予測より悪い状況で南アフリカのターゲット6%を超える8.8%でした。予測は8.4%を超えており、南アフリカは政策金利を引き上げてきましたがこの効果がそれほど出ておらず、インフレ懸念がいまだ大きく残る事を印象づけた結果となりました。
消費者物価指数が高騰している主な原因は食品価格とエネルギー価格高騰で、これらを差し引くと消費者物価指数自体はかなり沈静化している様子も伺われます。ただし、主な要因の1つとなっているエネルギー価格は、原油価格高騰も続いている上に電力問題により更なるコストがかかる見込ですので大きな懸念材料です。また、その他の商品価格も高騰している状況ですので、そう簡単には下がってこない可能性が高いと指摘されています。
消費者物価指数以外でも、消費者の旺盛な需要を示す数字が他にも出ています。プライベートセクターにおける信用需要が増えており先月は23%の上昇と加速しました。昨年12月は21.57%でしたので、南アフリカ国民は多くの借金をしながら買い物を続けている状況が分かります。
さて、これらを総合すると南アフリカ中央銀行は次回4月の政策金利決定委員会で再度の利上げをする可能性がまた出てきています。上げ幅は0.5%と見られておりこれで11.5%が視野に入ってきました。これはランド安に繋がりますので余り嬉しくない利上げですね。そろそろ落ち着いて欲しいものです。
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フランスのサポートの続報
フランスのサルコジ大統領が南アフリカに火力発電所を建設する話の続報です。フランスは今回の南アフリカ電力問題に対してフランスの開発機関を通して数十億ランド(数百億円)のサポートをする事になりました。フランスは現在南アフリカへの直接投資が第8位だそうですが、サルコジ大統領はこれに満足していなく、第1位になりたいとケープタウンのビジネスフォーラムで述べています(!)。また、今後20年でフランスは11億ランド(約150億円)をエスコム社に貸し付けるとしています。
今回のプラント建設は2010年のワールドカップまでに完成させるとしていて、建設に要するものは主にヨーロッパと中国から輸入されたものになるそうです。
この背景には先日もランケンで記事にしたようにサハラ砂漠以南の経済成長が非常に大きい事もあります。ここに眠る資源と市場としての将来性を考えるとサルコジ大統領の動きの速さには納得するものもありますよね。ただ、事はそれだけではなく、中国とインドがアフリカへの影響力を最近増してきている事があるそうです。
中国はアンゴラ、スーダンなどのアフリカで既に経済的に重要な位置をしていて、ヨーロッパの地位を脅かしています。アフリカにとって今まではヨーロッパのみが唯一のパートナーだったのですが、中国とインドのアフリカでの活躍が近年顕著です。また、南アフリカも中国、インド、ブラジルからの投資を歓迎しており、新興国の勢いに乗りたいという面は強くあるようです。南アフリカとフランスはエネルギー、観光、交通の面における貿易協定をこれから締結することになっています。
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