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南アフリカ貿易赤字悪化

南アフリカ貿易赤字悪化

南アフリカの貿易赤字が拡大しました。予測は45億ランド(約720億円)の赤字でしたが、結果は94億ランド(約1500億円)となりました。先月の貿易赤字も53億ランド(約850億円)でしたので、先月比で見ても悪い結果となりました。

累積では1月から7月までで397億ランド(約6350億円)となり、昨年の1月から7月までの362億ランド(約5800億円)より早いペースです。貿易赤字はかなり暴れるので予測が難しいと有名なのですが、今回はかなり悪いと言わざるを得ない状況です。

この結果を受けてランドは一時弱体しましたが現在は回復したようで、サブプライム問題以来4週間ぶりとなる高値を付けています(対ドルベース)。高値をつけている理由はアジアの株が堅調なためで、新興国へマネーが回ってきています。余り南アフリカの経済状況はよくありませんがランドは底堅く動いています。


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南アフリカ7月の生産者物価指数

南アフリカ7月の生産者物価指数

7月の南アフリカ生産者物価指数(PPI)をお伝えします。

今月のPPIは対前年比10.3%の上昇となり前月比ですと1.6%の上昇となりました。対前年比の予想は9.6%で前月比の予測は1.1%でしたので悪く出ています。先月は対前年同月比10.4%の上昇でしたのでそれよりは若干下がりましたが、結果としては悪いと言えるでしょう。

昨日の消費者物価指数はやはり悪い結果とマーケットでは捉えているようで、今回のPPIもあまりよくないためやや市場としては頭が重い状況と思われます。


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南アフリカ7月の消費者物価指数

南アフリカ7月の消費者物価指数

南アフリカの消費者物価指数をお伝えします。

今月発表の7月の消費者物価指数(CPIX)は予想の6.2%に対して6.5%となりました。前月が6.4%でしたので若干悪化していますね。


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南アフリカ第二四半期GDP

南アフリカ第二四半期GDP

南アフリカの第二四半期GDPをお知らせいたします。

予想の4.2%成長に対して4.5%成長となり予想よりやや良い結果です。第一四半期は4.7%でしたのでこちらと比較すると若干低い値となっています。

この結果についてエコノミストは、これだけの金利引き上げ(7%から10%へ)をしながらも相当の成長をしている点について経済の弾力性(ねばりと訳すべきかもしれません)を感じるとの談話をしています。

第二四半期の成長の源泉としてはファイナンシャルサービス・不動産などが主なものとなったそうで、これらは5.4%の成長となっています。これにより製造業の減退をオフセットする形になっているそうです。

一方、製造業は0.5%の成長にとどまり2003年第4四半期依頼の低成長となっています。10%の金利ではやむを得ないところでしょう。ランドは余り大きく反応していないようですね。次は注目の消費者物価指数です。


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今週の南アフリカ経済指標

今週の南アフリカ経済指標

ランドちょっと強くなってきてますね。南アフリカの新聞でも最近では最も強い上昇と記されています。

さて、今週の南アフリカは明日がGDPの発表、水曜日は消費者物価指数の発表、木曜日はM3マネーサプライと生産者物価指数(PPI)の発表、金曜日が貿易収支の発表と重要指数がてんこ盛りです。GDPは第二四半期は4.2%の成長が予想されています。第一四半期は4.7%でしたので前回よりはやや低くなる予想となっています。

この理由としては、鉱工業、製造業、農業の産出が減る事が予測されています。一方でワールドカップを控えた投資が活発な建築業は好調を維持すると見られています。製造業は既に減衰しておりまして、2005年以来初の事となっています。また、鉱工業は引き続き減退しそうな見込みです。

昨年までは3年連続5%の成長を達してきましたが今年は利上げの影響があり昨年より減速すると見られております。ただ、これは金利引き上げの結果であり健全な成長率とされています。

これに関して、Standard Bankのエコノミストは昨年後半の利上げがようやく効果が出てきたと述べています。基本的に賃金引上げや雇用率改善が利上げによる成長抑制のクッションとなると見ているそうで、GDPは大きな後退にはならないだろうと考えているそうです。

気になる消費者物価指数の方は先月が原油高騰とランド弱体の影響を受けており、この影響がなくなるためやや結果が良くなると予想されています。5%台に戻るとは個人的には思いませんが6%前半でしょうか。前月のCPIXが6.4%でしたので6.5%以上になるとかなりランドは売られるかもしれませんね。

生産者物価指数(PPI)については良くなる事が予測されているそうで、年率9.9%になると予想するエコノミストもいます。5月は11.3%でしたのでだいぶ良くなる事になりそうです。

最後に貿易収支は赤字が若干小さくなると予想されていて358億ランド(約5700億円)程度と見込まれています。全般的に利上げの効果が認められるとランドは強くなってくるかもしれません。逆に消費者物価指数あたりが悪いと弱くなる可能性が高いのではないでしょうか。


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商品価格

商品価格

NY原油価格は8/1に最高値1バレル$78.77を付けてから下落傾向で、先週末終了時点で1バレル$71.09となっています。相変わらずの弱気継続ですが、やや世界的な景気減速の観測は後退しています。しっかり感はあるものの、アメリカの夏休みもほぼ終了で高値を追う展開になる可能性は今のところ少ないようです。

金の方は4-6月期の金需要は好調で前年同期比19%増加の922トンでした。金は現在長期的に上昇傾向にあります。その理由の1つとして世界的な金余り状況があります。金余りってどういう状況かと言うと、日本なんかがそうです。金利を引き下げて流動性を高め、お金があふれている状況なのですが、逆に言うと通貨が下落する事を意味します。この場合、金などの商品価格が上昇する事になり先ほどの長期上昇傾向につながります。

先日のサブプライム問題で金価格は一時的に若干下がりましたが、それにしても1オンス$670が$650弱と約3%しか下がっていません。ドル円は123円から113円まで10%弱動いたことを思えばかなり小さな動きでしょう。先週末は、1オンス$667付近で終了していて、ほぼサブプライム問題前の値段に戻っています。

金価格に連動性が高いランドもだいぶ戻していますね。1ドル7.2ランドまで上昇していて、早くも16円台を回復しています。この調子でサブプライム問題の前の1ドル7ランドまで戻るとすると(1ドル116円)÷(1ドル7.2ランド)で16円50銭ぐらいは計算できそうな感じです。ただ、サブプライム問題はまだ終わったわけではないのでその辺り注意が必要ですね。


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南アフリカへの観光客10%増

南アフリカへの観光客10%増

南アフリカの観光業が相変わらず好調です。1月から5月の南アフリカへの観光客は昨年に比べて10%増加しました。2006年の南アフリカへの観光客数は840万人となっていて、10年で倍以上の勢いです。特にナイジェリア、ケニヤ、フランスからの観光客増加が顕著です。ナイジェリアは22%の増加、ケニヤは12%の増加となっています。ナイジェリアは石油が取れるので最近は経済好調なのですが、ケニヤは何でしょうね?工業化が進んでいるという話もあるようですが。

現在、南アフリカは世界で最も速く成長している観光地として業界では認知されており、日本でも南アフリカへの観光セミナーなどが開催されたりしています。まだ、日本からの観光客はそれほど多くないと思われますが、最近はアメリカからの観光客はかなりの数に上っており、年間14万人がアメリカ合衆国、カナダ、ブラジルから訪れています。これは昨年比5%増だそうです。

さて、この観光産業は南アフリカのGDPの8.3%に相当します。1993年は4.6%で2006年には8.3%まで増加しており、GDP自体の伸びを考えるとかなりの成長をしている産業です。2010年にはGDPの12%まで引き上げる事を政府は狙っています。ワールドカップの事を考えると現実的な数字なのでしょう。2006年の観光業界は94万7000人の雇用を生み出しており2005年から比べて9.6%の増加となっています。

また、国内旅行も活発で2006年は1200万人の国内旅行者がおり、3700万回の旅行をしています。1人辺り約3回の旅行をしていることになります。南アフリカの人口は5000万人弱ですから4人に1人は国内旅行をしていることになり、旅行目的は2900万回が家族や友人に会うためで、280万回が休暇の旅行、190万回がビジネスとなっています。

やはり、外国人はアフリカの大自然や動物などを見に来るようですが、かえって動物が絶滅の危機に瀕したりする事が懸念されますね。南アフリカ政府は国立公園として指定して猟を禁止したりしていますが、観光客が増えれば自然破壊に繋がる事もあります。南アフリカ政府の対応が重要となってきます。


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南アフリカ住宅価格

南アフリカ住宅価格

4月の南アフリカの住宅価格は18.4%の上昇となりましたが、3月発表のの18.7%の上昇よりはやや低くなりました。リサーチャーによると、これはインフレが減速傾向に入ったことを示している可能性が高いそうです。もちろん、理由は金利引き上げによるもので良い傾向です。同リサーチャーによると、2008年は金利上昇はとりあえずおさまりしばらくは金利は変わらないだろうと述べています。

住宅価格と言えばサブプライム問題ですが、サブプライム問題の焦げ付きって実はサブプライムによる貸付のわずか5%だそうです。85%は現在も健全に期限どおりに返済されており、10%の支払が遅れているというのが現状で色々と金融派生商品があり不明な点が多いとは言え明らかに今回の世界的株価暴落は行き過ぎという認識が広がりつつあります。なんとキャリートレードも早くも動き出しているそうでドル円はあっという間の116円。

為替の動きは激しいですね。だいぶ落ち着いてきましたが今回の暴落の後ではどうも弱気になりますね。南アフリカの景気の方も少し減速感が見えるようになってきそうです。これが為替にどう影響するかが気になるところです。


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今日の南アフリカ市場

今日も南アフリカ市場

だいぶ市場は落ち着いてきてますね。ランドもかなり戻してきており、1ドル7.3ランドを下回ってきました。この結果、現在ランド円は15.8円ぐらいまで回復してきています。

先日アメリカの公定歩合が引き下げられた事によりFF金利が引き下げが近々行われるだろうとの観測が高まっており市場では不安感がかなり後退したようです。南アフリカ市場でもランドは底堅く推移しているとみる向きが多いようです。

現在のところ市場は静かでアメリカのダウもS&P500も堅調なため、新興国市場はレンジ相場と言った様相だそうです。市場ではしばらくはそれほど新興国通貨も強くなりにくく、キャリートレードが活発になるにはまだ時間がかかると見ているそうです。ということで、当面は方向感の出にくい相場かもしれません。少しそういうスタンスで為替取引しましょうかね。


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今日の南アフリカ市場

今日の南アフリカ市場

アメリカの公定歩合引き下げを受けて今日は日本の株式市場も大きく上昇しましたが、南アフリカを含む新興国市場も大きく改善しています。

南アフリカの株式市場も大荒れの展開でしたが、今日月曜日はだいぶ好転していて先週末のJSE(ヨハネスブルグストックエクスチェンジ)の指数は26727と先週末と比較して742ポイント上がり2.8%上昇となっています。

ランドは1ドル7.36まで戻しており先週末の7.5前後から比べるとランド高になっています。また対ユーロでも1ユーロ9.931ランドと戻しています。市場では底堅い動きと見ており、一応本日のNY市場の様子見ムードといったところだそうです。今回はセンチメンタルな動きが大きく出ていましたが、現在基本的なセンチメントとしてはアメリカの公定歩合引き下げを好感して改善しています。

金価格も先週末は大きく下げて1オンス650ドルとなっていましたが、$657ぐらいまで上げています。また、石油価格の方ですがこちらもNY原油は一時72.54ドルまで上昇しました。現在はハリケーン”ディーン”がメキシコ湾の石油施設に影響を与えるかもしれないと懸念されていましたが影響はないと分かった事により供給懸念が落ち着き1バレル71.15ドルとなっています。

アメリカの株式市場も今週は戻りそうですし、世界的にセンチメントが改善し戻す展開になっています。ただ、今までのような円安になるかどうかは疑問です。どこで落ち着いてくるかちょっと分かりませんが一応危機的な状況はひとまず去ったように感じます。


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南アフリカ金利10%について

南アフリカ金利10%について

夏休みで旅行に行っており為替をまったく見ていませんでしたが凄い事になってますね。キャリートレードがかなり行き過ぎのきらいがありましたので大きな巻き戻しでしょう。この予想はずっとされていましたがサブプライム問題はエコノミストが思ったよりもはるかに影響が大きかったようで既に実経済への影響が出るのではないかと心配する向きも多くあるようです。これだけ、為替が動けば当然のような気はしますね。

さて、南アフリカの政策金利(REPO)の方は皆様既にご存知のように10%となりました。南アフリカ中央銀行の声明が気になるところですので、これについて書きたいと思います。

声明は他の国の中央銀行が流動性確保のために巨額の資金を注入している事にまず触れています。その上で、南アフリカ中央銀行としては現在のインフレをインフレターゲット6%以内に収める事に注力したと述べています。要するに南アフリカ中央銀行としてのスタンスを明確にしてインフレ抑制を重要視する姿勢を示した所から始まっていて好感が持てます。

現在の南アフリカのインフレ率は4月は6.3%、5月、6月は6.4%であり、ターゲットの6%を3ヶ月連続で超え続けている事に関して南アフリカ中央銀行は食品価格とエネルギー価格の上昇によるところが大きいとしています。もし、この食料とエネルギー価格を除くと消費者物価指数(CPIX )の上昇は4.6%となっているそうです。これだと6%以内に収まるのですが2006年12月は3.8%、2006年半ばは2.5%だったとして食品やエネルギー価格を除いても継続的に上昇していることに言及しています。

その食品価格ですが2007年5月は年率9%、6月は9.4%と各々なっており、穀物価格の上昇率に至っては13.4%の上昇となっています。また、石油価格も5月は13.7%、6月は11.1%と大きく上昇しています。そのほかに南アフリカ中央銀行が注目している点としてサービスがあるのですが、こちらは商品ほど通常大きく動かないのですがそれでも上昇傾向があり、6月は5.7%の上昇率となっています。

上記の状況を勘案してインフレの見通しに関して述べていますが、まずは以前よりは短期的に若干悪くなった事に言及しており、2008年の第二四半期までは平均して6.3%のインフレが続くと見ているそうです。その後はインフレは少し沈静化して2009年末までには5.1%になるとしています。インフレが更に悪化するリスク要因としては食料とエネルギー価格の上昇と共に家計部門の消費が大きい事を上げています。2009年末に5%は嬉しいかもしれませんね。ワールドカップのタイミングとも合うのでランドが高くなる可能性が高まります。

そのランドに関しては、この2,3日でいくらか下落したと述べていますが(声明発表時点です)、海外からの南アフリカへの投資熱はポジティブな状態を維持しており、海外からの株買い越し額は7月20日以来110億ランド(1700億円)となっています。ここ数日で若干売られたものの(1億5000万ランド約24億円)、資金流入の流れは基本的にあるので今後は世界の流動性に依存するとしています。

国内経済は相変わらず活発ですが、若干緩和されてきたと述べています。今後もGDPの成長は続くであろうとしており、現在の国際的な市場の動揺が影響する証拠は現在の所は見られないとし、アメリカの成長動向に国際市場は依存するだろうと述べています。世界経済の環境は不安定さと不確かさは増えていますが、こういった事に対するリスクを判断するには時期尚早であるとはしています。

これらを全て勘案して今回は0.5%の金利引き上げを行い10%と決めたそうです。南アフリカ中央銀行もやはり現在のサブプライム問題は気にかけているようですが、それほど多くを述べていないのでまだ重要視していなかったのでしょう。今声明を出すとしたら違った形だったかもしれませんね。

ついに金利二桁ですがランドはだいぶ下落しています。含み損がかなり出た方も多いと思います。喜べる状況ではないかもしれませんし、しばらくは値動きの激しい状況が続くかもしれませんね。時間の問題でどこかで落ち着くはずですがどこに着地するかですね。少しキャリートレードも消極的な展開になるのではないかと思いますので今までのような円安にはならないかもしれません。とは言え、日銀も金利引き上げを見送る方向のようですので金利差は縮小しませんから1ドル100円切るような円高は考えにくい気もします。落ち着いて取り組みたいですね。


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南アフリカの原子力

南アフリカの原子力

前回は、ウランの話をしましたので今回は原子力の方に話を移します。今後20年で世界の原子力発電は150機建設されると見込まれています。ちなみに、世界の原子力発電所の数って現在440もあるそうです。結構あるんですね。現在、南アフリカは原子力で国の電力需要の6%を賄っています。残りはほぼ石炭ですが、地球温暖化の意味でも政府は今後原子力エネルギーへの転換を進めることを約束しています。

南アフリカの国有企業ESKOM社は電力をジンバブエ、ナミビア、ボツワナにも輸出しています。周辺国の多くは水力に依存しているそうで、水量によっては安定供給が困難な状況となっています。このESKOM社ですが、日本の住友商事などとも大型の取引を持っており、ワールドカップの電力需要増を見込み積極投資をしています。さすがに日本の商社抜け目ないですね。
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/20070605_140737_kiden.shtml

南アフリカは米ソ冷戦の時代に核兵器を保有し配備していました。その後、1991年に廃絶したのですが、現在まで核兵器の保有をしながら廃絶したことを公表した唯一の国となっています。南アフリカが核兵器を放棄した理由には多くの説があるのですが、

1.1989年のベルリン崩壊によりソ連の崩壊と冷戦終結の終わりが予期された事、
2.ナミビアとの停戦協定が成立し、南アフリカ、アンゴラ、キューバとの間で3カ国協定が結ばれた事、
3.ANCや解放運動組織などの政治的組織が「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」を力強く叫んで圧力をかけた事

などが上げられています。

南アフリカは当時6発の核爆弾を保有していましたがこういった背景を元に核能力を破棄する最初の国となりました。この決断をしたのがF.W.デクラーク大統領です。彼はアパルトヘイト終結も行った事でも有名ですが、核兵器の保有を上下両院合同会議で認めると共に核兵器廃絶も行った偉大な大統領とも言えます。ネルソン・マンデラの方が目立っていますが、1993年にマンデラと共にノーベル平和賞を受賞しています。現在、南アフリカは核不拡散条約に加盟し核兵器廃絶を最も声高に唱えている国の1つとなっています。

一方で核兵器の技術はすなわち原子力発電の技術とも言えます。冷戦時代にはイスラエルと共に核実験も行っていたそうで原子力に関しては先進的な国の1つです。核兵器の保有により南アフリカは高度な核技術を持つ国となり、原子力発電所を保有しています。これはアフリカ大陸で唯一の原発でクーバーグ発電所と言います。現在、南アフリカでは安全性が高く、経済性にも優れた次世代の新型原子炉、ブルベッド・モジュール炉(PBMR)の開発を行っています。2009年には商業化し世界各国への輸出を目指しています。

このPBMR型の原子炉の特徴は小型で増設がしやすい事だそうで一基あたり15万キロワット程度だそうです。通常原子力発電は一度動き始めたら簡単にはとめる事ができず出力となる電力も一定です。そのため、電力需要に合わせて出力を増やしたりは出来ません。そのため、ベースとなる最低限の電力は原子力を用い、需要の増減分は火力発電で補うという体制が一般的です。今回南アフリカで開発されているPBMR型原発は小型ですが8基ほど増設すれば100万キロワット級の原発と同じ規模になるため電力需要に合わせた体制をとりやすいという利点があります。ただし、専門家の間ではまだ安全性に関して疑問視する声もあるそうです。

原子力発電所は日本もかなり積極的に世界で作っていますが、南アフリカもこの市場に参入してくるとなると更に競争が激化してくるかもしれませんね。既に世界的には寡占化の傾向が強まっていますが市場としては大きくなります。原子力は問題も多いのですが、二酸化炭素を出さずにエネルギーをつくり出すとなると他に代替はなかなかありませんね。




ウラン

ウラン

今日は久しぶりに資源の話です。南アフリカは世界で6位のウラン産出国です。ウランと言うと原発ですね。余り良いイメージのない原発ですが、現在のところ、石油などの化石燃料に変わるエネルギーで二酸化炭素排出がないものはバイオエナジー以外には原子力しかありません。

バイオエナジーは土地が必要であり、食物との競合が起こるため全てを解決できるものではありません。そのため、環境に必ずしもよいわけではありませんが、原子力は未だに有力なエネルギー調達手段として期待されています。今後の需要増を考えると現実的にはこれほど地球温暖化を回避できるエネルギーも無いのが実情で、日本経済新聞によると地球温暖化を背景に今後20年で世界の原子力発電は150機建設されると見込まれています。

世界のウラン埋蔵量を見ると下の図になります。

ウラン埋蔵量

オーストラリアとカザフスタンが多いですね。カザフスタンは政治が余り安定していませんがウラン採掘で各国の首相や大統領がウランの安定供給をお願いに行くぐらい最近注目を浴びています。余り一般の人の興味を集めませんが、日本政府もエネルギー確保に苦労しています。経済産業省はウラン確保戦略を発表して官民上げてウラン確保に動いています。

経済産業省ウラン確保戦略

ウランは基本的に原子力燃料ですので誰でもがウランを売買できるわけではないという特性上、金や原油と違い取引専用市場があるわけではありません。従って、相対取引となるため今市場ではいくらで売買されているというのが分かりにくい側面はあります。ただ、いくつかの私企業が個人的に発表している指数はありまして、今回はそれを利用してウランの価格推移を見てみました。

下はウラン価格の代表的なもので酸化ウランU3O8というもののスポット価格の推移へのリンクです。

ドルベースウラン価格へのリンク
円ベースウラン価格へのリンク

この価格は高いのかどうかって話なのですが、最近ものすごい勢いで高騰しています。今年の1月には$70でしたので半年で倍近くまで達しています。年率400%って感じでしょうか(少し買っておきたいですねー、無理か…)。ちなみに2003年前半頃までは$10前後だったそうで、現在の価格は20年ぶりの高騰です。最近の原子力の見直しにより、2010年~2013年頃にはウランは逼迫するとの見方が強まっています。

ウラン価格推移


南アフリカのウランは金や銅を産出する副産物として掘り出されています。従って、金山の大手会社であるアングロゴールド社の子会社が多くを産出しています。今度アングロゴールド社の紹介もしようとは思いますが、これもなかなか凄い会社です。世界の金の多くを握っています。

ウランもやはり今後非常に需要が高まってきます。次回、話をしますが原発は今後更に建設されます。原発って一度動き出すとなかなか止めれないやっかいな面を持っていますので、建設されればされるほどウランが必要となります。先に経済産業省の資料もリンクしましたが、世界は安定稼動のためにウラン確保に更に躍起になるんでしょうね。多少の政情不安は目をつぶらざるを得ない状況です。資源のない国の宿命ですね(何も資源が無いから他国が占領に来なくて平和なのではという噂もありますが…)




Meerlust Rubicon 2001

Meerlust Rubicon 2001

ちょっとお知らせです。
南アフリカのワインは結構賞を取ったりして世界的に有名で、南アフリカの産業としても有力である事を以前記事にしました
ところが、南アフリカのワイン結構入手困難で飲みたい方も多いようでコメントなんかも頂いたのですうまく見つかりませんでした。最近、インターネットで入手できるお店をやっと発見しましたので知らせです。
種類が少ないのが難点ですがワインショップ・イーエックスというお店です。リンク先のページで「地域から選ぶ」の中に南アフリカがありますのでそちらから見てみてください。
特にInternational Wine and Spirit Competition(IWSC)で賞を取ったMeerlust Rubicon 2001が手に入ります。1本5000円ぐらいするようですが、ワイン好きの方はほっておけないでしょう(笑)。
飲まれた方は是非コメント下さい。




今月の南アフリカ金利引き上げ延期か?

今月の南アフリカ金利引き上げ延期か?

昨日、南アフリカの今月の金利引き上げは確実とお知らせいたしましたが、今週になって若干状況が変わってきたようですので至急お知らせいたします。エコノミストの意見が今週変わってきているようで時差の関係もあり情報がやや錯綜しています。

アメリカの低所得者向け金融サブプライム問題に端を発した今回の株価暴落ですが、欧州中央銀行(ECB)が2000億ユーロ(約32兆円)、日銀も1兆6000億円を短期市場に注入するなど先週末から流動性確保を目的にかなりの金融緩和をしています。ここへもってきて、南アフリカは金利引き上げにより金融引き締めを行うのはいかがなものかという意見があるようで、金利引き上げを今月見送るのではないかという見方が出てきたようです。

世界的に株価は暴落しており、その影響は当然南アフリカにも出ていて南アフリカ株式市場のインデックスは4%の下落となっています。また、ランドも現在1ドル7.2ランドまで弱くなっており大きく後退しています。世界的な状況と国内の株価、為替動向をふまえ金利引き上げを見送るのではないかという事で、金利引き上げの影響はタイムラグがあるためこれを見極めるためにも中央銀行は一度見送ると考えているそうです。

一方で金利引き上げは行うだろうというエコノミストも多くいてやや意見は割れてきました。利上げ派の意見はもちろん消費者物価指数(CPIX)が6%を超えていることに主眼を置いており、中央銀行のターゲットを守るというスタンスを示す上でもやはり金利引き上げは避けられないと見ています。利上げ派も若干弱気になった感じはしますね。

南アフリカ中央銀行としてはたしかに今回のサブプライム問題がどこまで長期化するか、影響の度合いを確かにもう少し見極めたいところでしょうね。他方、インフレは中期的には落ち着いているとは言いがたいものがあります。短期的なサブプライム問題と中長期的なインフレ懸念のどちらを重視するか中央銀行は市場安定化の難しい局面を迎えているようです。市場は既に一旦金利引き上げを織り込みましたので、もし引き上げを見送るとなるとランドは動くかもしれません。10%確実だと思ってたのにな~。


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南アフリカ金利予測

南アフリカ金利予測

今月16日発表の南アフリカ政策金利(REPO)は0.5%の利上げにより10%となることがほぼ確実視されています。ランケンでも既に紹介しましたが、南アフリカ中央銀行総裁は既に金利引き上げのサインを市場に送っています。このため市場では金利引き上げは完全に織り込み済みで既に興味は次回10月の金利動向に向いているようです。

シティーグループのアナリストによると今回の金融引き締めフェーズは今回8月の金利引き上げで最後ではないかと見ているそうです。一般に金利引き上げの効果は引き上げ開始後半年以上経てから出てきます。南アフリカ中央銀行は既にかなり金利を引き上げておりこの効果が出てくるのをしばらく待つのではないかというのがその推測の根拠で、市場でもそれを支持する声があります。ロイターの調査によると16人のアナリストの内の5人が10月も金利引き上げをすると見ています(ちなみに今月は全員利上げと見ています)。

これをどう見るかが微妙なのですがもう5人いると見るべきか、たった5人なのか解釈が難しいところではあります。まだ更なる金利引き上げの可能性はあるのですが、あまり上げたくないのも中央銀行としてはありますので金利引き上げ効果が表面化してくるかどうかにかかっています。消費者物価指数(CPIX)の5%強は燃料コストのため原油価格の動向などが影響しますが、最近は原油価格が1バレル$70まで戻っているため消費者物価指数が少し落ち着くと見る市場関係者がいるそうです。

また、ランドも弱くなっているためこれは輸入の観点から見ると好材料でインフレ懸念後退につながっています。やや気が早い気はしますが市場は既に次を考えています。市場ってのはわかってる事に興味はないんですね。とりあえず今月の金利引き上げを我々は享受しましょう。申し訳ありませんが16日の金利引き上げのお知らせはランケンからは出来ません。どちらにしても10%は確実と思われますがご使用のFX業者の情報でご確認下さい。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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サブプライムと各国中央銀行と原油と金

サブプライムと各国中央銀行と原油と金

サブプライム問題を引き金に原油価格は下がっています。先週末のNY原油先物は1バレル$71.47、北海油田のブレント原油スポット価格は$70.28と史上最高値を記録した先々週から一気に10%以上の下落です。原油はだいぶ下がっていますのでチャート的には下げ止まりの様子も見られます。

一方で、相変わらずリスク資産から安全資産へのマネーの動きは続いており、有事の金という訳で金価格は上がっています。今回はアメリカ発のサブプライム問題でもありますので、金が買われやすい地合いでもあるようで、1オンス$675近辺まで上昇した後$670で先週末は終わっています。

今回のサブプライム問題で面白いのは欧州中央銀行(ECB)が先に大きく動き出した点で、市場の混乱を避けるためにアメリカと国際的な連携で動いたと見られているようです。要するにアメリカが先に動くと為替市場でドルが暴落しかねず、一方で流動性確保のため何らかの金融緩和が必要という訳でヨーロッパが資金供給をしたという事のようです(うーん、複雑)。

これは結局ドル売りですから、金にとっては追い風で金価格は上がるはずで、実際その動きがここ数日出ている模様です。サブプライム問題でリスクをとっていたヘッジファンドは金売りを迫られましたが、それも一巡して今後は金は上昇するのではないかとの見方が出ています。

となると、ランドには追い風かもしれませんが、ドル円の方でドルが売られて円が高くなるのでランド円がどちらに傾くかはドル売りが強いか金買いが強いかのバランス次第でしょうかね。むずかしー…。


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サブプライム問題と南アフリカ

サブプライム問題と南アフリカ

円高が進んでますね。ランドも一気に16円台前半まで進みましたが結局16円半ばまで戻して終了と言う形でした。最近はよく動いているのでランドが最近動かなくて面白くないと思ってたトレーダーの皆様は楽しい展開ではないでしょうか。スワップ派の皆様はちょっと焦ってますかね。スワップ派は長期保有ですのでこれぐらいでびびってはいけませんよね。

さて、USのサブプライム問題はそれほど大きな問題と見ている専門家が大半だったのですが、予想以上に市場が反応しておりリスク資産を売って安全資産への逃避が急速に起こっています。この結果、南アフリカなどの新興国株(リスク資産)は売られ、USの債権(安全資産)が買われる状況になっています。

南アフリカの株式市場も下落しており、この2日ほどで4%の下落となっています。これはヨーロッパの下落率の4%とほぼ同じ状態で、南アフリカ株はヨーロッパにやはり追随しています。南アフリカの企業は基本的にヨーロッパの企業と連動しており、アメリカの影響はさほど受けないためサブプライム問題は実際は大きな影響を受けないだろうと南アフリカ市場では見ているそうです。

欧州中央銀行は信用収縮による流動性の急激な欠如を回避するため948億ユーロ(約16兆円)を木曜日に市場に注入し、更に610億ユーロ(約10兆円)を金曜日に注入しました。同時にアメリカも350億ドル(約4兆2000億円)を注入するなど市場の急激な動きにすばやく対応しています。

気になるランドは1ドル7.2ランドと弱くなっていますが、市場ではまだレンジ内にいるため大きく動かないだろうとしています。もし、1ドル7.25ランドより弱くなると急速に動く可能性があると見ているようですので、このあたりテクニカル的には要注意ラインとして意識した方がいいかもしれません。ただ、南アフリカが木曜日に休日だった事もありかなり静かだそうで、今のところ様子見ムードだそうです。

思ったよりもサブプライム問題が長く続いていますが、大勢大きな変化はないようです。落ち着いて市場を見ていきたいですね。


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景況感指数と製造業の成長鈍化

景況感指数と製造業の成長鈍化

南アフリカの景況感指数であるSACOB Business Confidenceが先月は若干あがり99.6ポイントとなりました。これは6月の99.1ポイントから0.5ポイントの改善となります。SACOBによると、インフレ、家計部門の借金、輸入増加、製造業の出荷伸び率の鈍化、ランドの値動きの荒さが重要となってきていると述べています。

この中でも述べられています製造業の伸び鈍化ですが6月は年率2%となり5月の7.7%から大きく下げています。これは金利引き上げの影響が出てきたと捉えられており、投資を企業が抑制しているサインだろうとアナリストは述べています。

今後、ここまでの金利引き上げの影響がどの程度あるかが注目されるところです。また、製造業の成長鈍化はランドが底堅く推移している事も影響しているようで、ランドの強さが重しとなっています。ランドは我々から見ると好調ですが、製造業としては苦しいかもしれませんね。日本も円高を切り抜けたので南アフリカにも頑張って欲しいところです。


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IMFの南アフリカレポート

IMFの南アフリカレポート

ランドが対ドルベースで強くなってきています。現在、$1=7Rand前後での推移となっていまして、ランド円は16円台後半ではありますが、金価格上昇に支えられて強めな展開です。

NYの為替市場ではサブプライム問題への懸念はだいぶ後退しているようで、新興国市場への買戻しが戻ってきています。ランドもこの流れに乗る面もあり強気な展開となっているそうです。

さて、本題のIMF(International Monetary Fund)の南アフリカに対してのレポート(PIN:Public Information Notice)が昨日発表されました

この中にはBackground(背景)とExecutive Board Assessment(委員会による評価)があり概ねポジティブな内容となっています。もちろん、インフレや経常赤字などの問題も指摘されており手放しで問題ないといっているわけではありませんが紹介いたします。

まず、南アフリカは堅実なマクロ経済と構造改革による利益の収穫期に入った事から述べられており、経済は活発な成長と雇用、信用拡大、資産価値の増加などを通して好調であると述べています。しかし、経常赤字は大きく増加しておりインフレの圧力が強まっている点も指摘しています。高い失業率と貧困率に対して政府はマクロ経済の安定を保ちながら対応できている点が上げられており政府の対応に対しては非常に良好なスタンスです。

今年の南アフリカの成長は4.8%へと鈍化するだろうとの事で、南アフリカ政府の公式見解と同様の見積です。来年は更に鈍化し4.5%となり、こちらの予測に関しては政府予測の5.1%への成長とは反対の結果となっています。

南アフリカ政府はインフラ投資に4160億ランド(約7兆円)を今後3年間で投資し2010年までに6%の成長を達成し、貧困と失業を半分に減らそうとしていますが、IMFはこれに対して懐疑的な見方を示しています。

南アフリカの過去3年間の成長率の平均は5%超となっており、過去20年間で最高の成長を遂げています。ただ、今年は国内の需要に対して供給が追いつかず、輸入が輸出よりも大幅に多いため成長の阻害要因となると考えているそうです。

同委員会は南アフリカの経済見通しに関しては様々な指標が堅調な成長を示しているため広くポジティブと考えているそうで、インフレは短期的には6%の政府ターゲットを超えると共に旺盛な国内需要は経常赤字を比較的高いレベルに残すと述べています。

これによるリスクとしては、外部からのショックや国内需要が余りにも強い事が上げられていますが、外的ショックに関しては委員会としてはしっかりとした国としての基盤が外的ショックに対する抵抗力となると信じているそうで、国内需要に関するリスクは経常赤字の更なる拡大とインフレ圧力となると見ています。

懸念の強い経常赤字に関してIMFは現在GDPの6.5%に達しているが2012年までに4.5%まで縮小するだろうと予測しており、想定される多くの外的ショックに対しても維持可能(Sustainableと書かれています)と述べています。今後5年間この経常赤字が1%ずつ予測よりも毎年悪いとしても対外債務はGDPの30%以内に収まるためものすごく大きな問題とは考えていないようです(問題じゃないわけではありません)。

IMFはランドに対する意見として高すぎるレベルでも安すぎるレベルでもないとしていて、より為替管理をしっかりすれば投資家や会社、個人に対して利益をもたらすであろうと述べています。ランドの値動きの荒さは成長の阻害要因となるので、中央銀行当局による為替レートに対する発言はランド安定に寄与するため望ましいという事に対しても言及しており、今後は中央銀行からのコメントも増えてくるかもしれません。

最後に金利についてもIMFは中期的にインフレを6%以下に抑えるために更なる利上げが必要かもしれないと述べています。というわけで、国際社会から利上げのお墨付きが出ていますね。後10日ぐらいで10%でしょう。


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原油価格と金価格

原油価格と金価格

読者の皆様にまずはお詫びを。私ミスをしていましたね。ランケン1周年明後日にも関わらず1周年記事を出してしまいました。恥ずかしいのでもう誕生日変えちゃおうかなとも思いましたが白状して先にお祝いさせて頂きます。コメント頂いた皆様ごめんなさい。でもありがとうございました。嬉しかったです!

さて、先週書くべきことの1つに原油価格が史上最高値を付けた事がありました。バタバタしてて書けなかったのですが、商品動向についてお知らせいたします。先週の水曜日にNY原油は1バレル$78.40を付け史上最高値をつけ、現在は$75半ばとなっています。

これは原油在庫が減ってきている事が理由として指摘されていますが、ここ数週間原油価格は上がり続けていまして、基本的に需要が供給を上回っているっていう非常に単純な理由です。OPEC(石油輸出国機構)は原油の輸出増加をしているようですが、懸念は相変わらず強いようで価格上昇となっています。

現在、原油価格は5年以内に1バレル$100に達すると一部では言われておりまして供給不足は大きな問題となっています。原油業界では業界は新しい時代に入ったとしていてもはや安いエネルギーはなかなか手に入らないだろうという事が言われています。短期的には利益確定やアメリカの夏休みが終わりに近づいていますので若干戻す可能性もありますが長期的にはそうは下がらない情勢です。

ランドに影響する金価格の方に目を移すと、こちらも急速に値を戻して現在1オンス$672となっています。ドルの下落と共に金価格が上昇しているような状況となっておりまして、金に連動するランドは追い風です。ただ、現在新興国通貨が全面的に売られておりますのでそれほど上がっていないと言う流れです。

最近、車でどっか行くと最近ガソリン価格高いなと思います。ついにガソリンの値段もだいぶ上がってきて我々のお財布に影響するようになってきましたね。商品価格は世界的に上がってますし、土地の値段も上がってきましたから日本もこれからはインフレになる可能性が高いでしょうね。貯金は回していかないと価値が減る一方になるかもしれません。FXがんばろ!




中央銀行総裁インフレ懸念表明

中央銀行総裁インフレ懸念表明

南アフリカ中央銀行総裁のTito Mboweniがインフレ懸念と金利に関するコメントを出しました。それによるとインフレ圧力は次第に高まってきており懸念を感じ、金利のみがインフレに対する対抗策となると述べています。

南アフリカのインフレ(消費者物価指数CPIX)は3%~6%の間にターゲットを設けており、現在年率6.3%となっています。既に中央銀行のターゲットを超えているわけですから、中央銀行としては警戒レベルを超えておりアクションが必要なレベルではあります。ただ、原油や金などの商品価格高騰、南アフリカ国内の賃金引上げデモの妥結による賃金上昇などを背景としてインフレ圧力は強まる一方というのが現状です。

これに対してMboweniは「我々は金利引き上げをすると言っているわけではないが、するかもしれない。1つ確実な事は金利引き下げはできないと言う事だ」と述べています。また、「ここまでに金利引き上げなどをしてきており、今後のアクションも含めてこれらはインフレをターゲットレンジの6%以内に引き戻す事ができるはずである」と述べています。その他にも、現在過熱気味の消費については、金利引き上げにより借金の金利が重くなるはずなので、国民は注意すべきだと過剰消費に警告を出しています。

遠まわしな言い方をしていますが、中央銀行総裁がここまで言うという事は今月の金利引き上げにより10%(REPO)超えが確実とも思えます。一方でターゲットを超えてしまっている事により市場がランドに対する信用を無くすのも中央銀行としては怖いでしょう。つまり、中央銀行がインフレの制御が出来なくなると市場が考え出したら市場はランドを売り始めます。これにより、国内物価の高騰に拍車がかかるとインフレのコントロールなど出来なくなり負の連鎖となりかねません。これを回避するため、中央銀行はインフレは沈静化するとの発言をしているのではないかとも思えます。

ワールドカップなどもあるので市場の信任が得られなくなる心配がそれほど大きいとはあまり思えませんがちょっと要注意かもしれませんね。今月金利を引き上げたにしてもその後の物価指数は注目していく必要がありあそうです。今月の南アフリカ金利発表は17日の予定です。申し訳ありませんが、私用により今回の金利発表時点でランケンは皆様に金利のお知らせができなさそうです。お手数ですが皆様のFX会社からの情報をお使い下さい。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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ランケン1周年!

ランケン1周年!

ランケンがブログ開始してからちょうど一年経ちました。バンザーイ!!!私事はあまりこのブログ書いていませんがお誕生日と言う事でご容赦下さい。

昨年の8月7日に思いつきで始めたこのブログですが皆様の応援のお陰を持ちまして1年間続ける事ができました。この1年でのアクセス数はなんと60万アクセスを超えていまして、毎日1000人もの方に読んで頂いております。一ヶ月のユニークユーザー数も1万人を超えていまして、我ながら信じられないような気もします。このブログ読む人が月に1万人ですよ、すっげー。記事の数は300弱で、毎日2つも3つも書かれているブロガーの方には到底かないませんが、夏休みの日記しか書いた事が無い(それも8月の最後にまとめて書く)私としては1年も書き続けるのは快挙です!

ランケン始めて色々とびっくりする事がおきましたが、始めた途端に100アクセスを超えまして何が起こってるんだろうと思っていました。Googleで1位獲得(これ凄いでしょー)あたりから1000人の読者の方に来ていただけまして今に至っています。更にびっくりするのは毎日読んでいますとか応援してますというコメントを頂く事が割とある事で恐縮する事ばかりです。ホント感謝しております。

書いている方としては自分の興味ある話題を探してきて勉強しながら書いているので楽しくやらせて頂いておりますが、それが良いのでしょうかね。コンテンツとしても1年やるとやっぱり揃ってきたような気がします。為替は元々やっておりましたが南アフリカなんて国は正直まったく知らない国で、金利が高いとかアパルトヘイトとか次回ワールドカップぐらいしか当時は知りませんでした。ランケン始めてみてなんと面白い国かと記事書くたびに思っていました。誰も知らなかったから良かったとも言えますね。

コメント頂いた皆様には特に感謝しております。ヘッジの記事書いたときはものすごく盛り上がった気がします(Saru999さん、Saiさん、その他多くのコメント頂いた方ありがとうございました)し、普段からコメント頂いておりますブレンディさんや初心者さんなど多くの方にこの場を借りてお礼いたします。どうもありがとうございました。

今後もランケンはますますパワーアップしてと言いたいところですが、きっとこのまま淡々と続けていきます。パワーアップする余裕はまったくなく今のランケン維持するのに精一杯です。こんなにブログが大変とは思っていませんでしたが実は結構たのしー。時間があればランケンやってる…。読者の皆様には本当に感謝しております。為替と言う実益をかねた趣味の世界で今後もなるべく正確な情報を元に頑張りますので是非応援よろしくお願いいたします。次は100万アクセス入りだ!Happy Birthdayがわりに押してあげてください。↓




先週の株価暴落に対するIMFコメント

先週の株価暴落に対するIMFコメント

先週のUSのサブプライム問題に端を発した株価暴落に関してIMFのコメントがありましたので紹介します。現在、APEC(アジア太平洋経済協力)においては世界経済の混乱の懸念が出ていますが、IMFによると今回の下落は世界経済の成長に影響を与えないだろうと述べています。

IMF代表のMD John Lipskyは今年・来年の世界経済は0.3ポイント上がって5.2%と上方修正しました。IMFでは現在の状況をリスク回避的な動きとして捉え、エネルギー価格上昇などがリスクとして指摘しています。ただ、アウトルックとしては非常に好調であるとこの辺りはスタンスを変えていません。今回の下落に関しては経済に全く問題がないとは言わないが、リスクは下向きに動く事でバランスが保たれており、我々は今後とも注目していくと述べています。

小難しい事を言っているようにも聞こえますが要するに今回の下落は健全な動きだと考えているという事でしょう。APECの官僚とIMFではだいぶ見方が違うみたいですね。APECよりはIMFの方が経済は得意でしょうね。


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南アフリカ6月のPMI

南アフリカ6月のPMI

南アフリカのPMI(The Purchasing Managers Index)の発表をお知らせいたします。今月の発表は57.7ポイントとなり、先月の56ポイントから4ヶ月ぶりの上昇です。このインデックスは製造業の出荷状況の指数で、市場からの需要が敏感に出てきます。

内訳としては新規オーダーが6月は57ポイントでしたが61.3ポイントとなり、受注が好調です。一方で、価格に関しては下落しているため、インフレ圧力としては弱まっていると捉えることができます。ただし、PMIを発表しているInvestecによるとまだ指数としては高いそうです。

製造業は南アフリカでは2番目に大きなセクターであり、GDPの17%をしめます。製造業は最近のランド安でやや苦戦しており今年第一四半期は年率4.7%の成長です。ただ、昨年第四四半期は8.3%の成長でこれから見ると成長が弱まっています。

Investecでは製造業は今後数ヶ月は改善に向かうだろうと結論付けています。ランドも先週からだいぶ下がりましたので、製造業は少し楽になるかもしれませんね。


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