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南アフリカ貿易赤字改善
2月の南アフリカの貿易収支をお知らせします。予想の44億ランド(約800億円)の赤字に対して実績は27億ランド(約500億円)の赤字となりました。
先月が120億ランドの赤字でしたから今月はだいぶ改善していますね。
格付け会社のムーディーズによると、4月の利上げはなく現在の9%を維持するだろうと見ているそうです。
そうですね、4月の利上げは無いでしょうね。利上げの効果は出ていて健全に成長できそうですのでよい方向ですかね。
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2月の南アフリカ生産者物価指数
2月の南アフリカ生産者物価指数をお知らせします。予想の前年同月比10%上昇に対して9.5%となっています。前月比に対しては0.1%下がっていますのでかなりよい結果と言えるでしょう。昨日の消費者物価指数と同じ傾向ですね。ちょっと4月の利上げは無さそうな感じしてきましたね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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南アフリカ消費者物価指数
2月の消費者物価指数をお知らせします。注目のCPIXは予想の5.2%に対して4.9%となりました。また、CPIの方は予想の6.0%に対して+5.7%となっています。予想よりは良い結果ですね。1月はCPIXが5.3%でしたので、ここ数ヶ月かなり落ち着きを見せています。金利上昇は回避されそうです。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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南アフリカ経常赤字についての中央銀行見解
先日の南アフリカの経常収支はやや衝撃的ではありましたが、南アフリカ中央銀行によると今の赤字は資本流入が十分あるため財務上問題ないとの事です。南アフリカ中央銀行のムベニ総裁は現在建設ブームであることを述べ、多くの会社が資本を購入していることに言及しています。また、南アフリカ中央銀行の研究者は南アフリカは今後も外貨獲得において強くなることが可能と見ています。債権市場及び株式市場への流入額は2006年第四四半期だけで、130億ランド(約2000億円)から140億ランド(約2200億円)に達するそうで、これが南アフリカの経常赤字をファイナンスしています。
このため、現在の赤字額は2006年第四四半期にGDP比7.8%にまで達してしまい、通年では6.4%となりました。この赤字額ですが発展途上国ではGDP比8%を1つの目安として考えるそうで、その意味ではまだ余裕があります。ただし、2006年第四四半期のペースが続くようですと大きな問題になりえます。
さて、この状況を受けて南アフリカ政府としては警戒感を高めているようで、可能性は低いと見ているものの大きな挑戦があり得ると述べています。今後やはり大きな影響を与えるのは原油価格と考えているそうで、イランの核問題などの地政学的な事態に注目していくとの事です。やはり利上げの可能性が高まってきているかもしれませんね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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原油価格高騰
原油価格がまた高騰しています。現在、1バレル$62を越えています。この1週間で$56位から一気10%以上あがってます。原因はいつもお騒がせのイランで、イギリス海兵が15人イランで捕らえられているそうです。当然イギリス政府は激怒していまして即時解放を求めており、これを受けた国連では新たなる制裁の検討に入っている模様です。BNPパリバのアナリストによると、今の世界は全体的にエネルギー不足のためOPEC第二位の石油輸出国であるイランの緊張は即石油価格高騰につながる土壌ができており、こういった緊張感の高まりは価格にかなり反映しやすいそうです。イランも石油の輸出が本当にできなくなるのも外貨獲得の手段を失うため、本気で欧米諸国と戦おうとは思っていないと考えられますが、時々変な緊張感を高めて石油価格高騰を狙ってるのでしょうかね。
また、相変わらずイランは核開発を平和目的だと主張していますが、OPEC第二位の石油輸出国がエネルギーの平和目的で核開発をしていると言っても説得力が無く、欧米諸国は反発を強めています。ただ、先ほど述べましたように本当に戦争になるような状況はイランも避けたいはずですので、どこかで止まるとは思いますが原油供給に対する不安感は根強いため下値は限定的だと考えられているようです。
さて、ランドと関係の深い金価格の方ですが、こちらもじりじりと上がってきています。原油価格の影響を直接受けてはいませんが、着実に上がってますね。この辺りが最近のランド上昇の1つの要因ですね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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南アフリカ貿易赤字悪化。ランド強し!
南アフリカの貿易赤字ですが、昨年第4四半期は1430億ランド(約2兆3500億円)に膨張しました。これは予想の1300億ランドより悪くGDPの7.8%に相当するなどかなり悪化していると言えます。南アフリカの中央銀行によるとこの赤字幅は主に原油の輸入によるものであり、もし原油の分が無かったとしたら赤字額はGDPの5.8%にまで減っていたとの事です。一方で輸出を見ると中国・インドからの需要が旺盛で9.5%の増加をしており、好調ではあります。しかし、原油価格の高騰で吹き飛んでしまったと言う形のようですね。
さて、ランドはこれを受けて弱くなったかというと逆に強くなってますね。しかもかなり強くなっちゃってまして(あー買いそびれた…)、現在$1=R7.20Randとなっています。ランド円だと16.3円ぐらいまで来てますね。市場ではまだ強くなるのではないかと見られているようです。ちょっと理解に苦しむ動きではあります。
債権の方はこの貿易赤字の悪さを受けて4月の利上げ観測がまた浮上してきたようです。6年物の債権R153は7.960%から7.985%になっており、短期債のR196も8.380%から8.410%と債権の方は素直に反応しています。4月の利上げはあるかもしれないですね。そうなったら9.5%です。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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国際人種差別撤廃デー
今日は日本では春分の日ですが、世界的には国際人種差別撤廃デーという日です。1966年の国連総会で定められた国際デーの1つで南アフリカのアパルトヘイトを代表とする人種差別全般に反対するための記念日として指定されています。このため、南アフリカの為替市場は今日は休場です。南アフリカではシャープビルデー(Sharpeville Day)と呼ばれています。1960年、南アフリカのシャープビルでアパルトヘイトに反対する非武装のデモ行進がありましたが、これに対して警官が発砲し69人が亡くなり、180人以上が怪我をするという惨事がありました。一言で言うとこの惨事の記念日なのですが大きな意味のある日です。
元々南アフリカではアパルトヘイトの一部として15歳以上の黒人はdompasと言うパスポートのようなものを持つ事が法律で義務付けられていました。パスポートと言っても世界を旅行するためのものではなく、南アフリカ国内で生活するための身分証で、住所、氏名、指紋、写真、雇用主の名前などが記載されていました。
雇用主の名前っていうのがちょっと驚きますが、法的に雇用主は白人である必要があり、dompasを持つ黒人はその地域にいる許可証としてdompasを携帯する事を義務付けられていたそうで、dompasで指定された地域外には黒人は移動できないようになっていたそうです。もし、許可された地域外に黒人がいたり、許可された地域内であってもdompasを持っていない場合には逮捕、投獄されるなどしたそうで、このdompasはアパルトヘイトのシンボルと今ではなっています。
さて、1960年3月21日の話に戻ります。PAC(Pan Africanist Congress:黒人の政治組織で当時はまだ存在していなくこの16日後に設立。現在も少数の議席を持っています)は全ての黒人男性にdompasを家に置いて警察に行き逮捕するように言うように呼びかけました。つまり、デモを呼びかけたわけです。この呼びかけに応じてシャープビルの黒人は警察へdompasを持たずデモ行進をしたところ、警察はパニックに陥り無差別に発砲しました。その結果69人の虐殺になったというのがこの日の物語です。この話を受けたその他の地域でも更にデモが繰り広げられシャープビル以外の場所でも更なる人々が殺されました。
その後、南アフリカ全土で何千人もの黒人が逮捕され、1960年4月8日南アフリカ政府はPACとANC(African National Congress:現在の南アフリカの最大政党でネルソン・マンデラもここに所属していました)を正式に禁止し、この2つの組織は地下に潜ります。地下組織と化したこの政治組織は平和的な抗議をやめ、武装ゲリラとなって活動を行うことを余儀なくされます。この中にはネルソン・マンデラもおり、テロリストとして扱われており、基本的人権を求めた地下活動(テロ)はその後30年間以上も続く事となりました。
1996年、国連を初めとする国際世論の圧力を受けた南アフリカはついにアパルトヘイトを止め、ネルソン・マンデラの釈放をしたわけですが、ANCが与党となり南アフリカの新憲法を制定しました。場所はシャープビルで署名したのはネルソン・マンデラ自身で大統領に就任しています。2001年(わずか6年前ですね)に南アフリカ政府は3月21日をシャープビル人権記念日として制定しました。今年は人権記念日10周年であり、南アフリカの新憲法制定の10周年でもあります。
たまには基本的人権の尊重を思い出して、世界平和とこの国の発展をお祈りしましょう。
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南アフリカBER
南アフリカのBureau for Economic Research(BER)の調査によると、2007年第一四半期の小売分野での売上は予想より強かったことが判明しました。今四半期は利上げの影響により本来は経済活動が減速すると見込まれていて実際やや減少はしているようです。しかし、それでも予想よりはかなり強いようで、BERでは驚くべき(Surprising)と書いています。内容を見ると耐久財も消費財も両方共に強いようですが、特に耐久財が強く出ており89ポイントとなっています。過去最高が2004年の第一四半期と2005年の第二四半期の91ポイントだそうで、政策金利が既に9%に達しているにも関わらず過去最高よりわずか2ポイントしか下回っていない点が最も驚くべき点であるとBERは述べています。
もっとも小売業の利益率は下がっているようで、需要は旺盛ですが仕入れ価格はインフレによりかなり上がっている事をうかがわせます。
どうも、利上げの効果がまだできっていない感じがしますね。需要は旺盛なのでこれが続くようでしたらまた利上げ観測が再燃するかもしれません。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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イランと原油価格と金価格
原油価格が下がってきています。以前、お話しましたようにイラン情勢が緊迫の度合いを深めていまして原油価格は高く推移していましたが、直近は1バレル$57まで下がってきています。原油価格はイランと国連の関係が悪化していて戦争の可能性まで指摘されていた事もあり、中国株が暴落している間も原油価格は高止まりしていました。それがついに下がってきているという事はかなりイラン情勢は落ち着いてきた模様です。イランの大統領は今週ニューヨークで演説する事が決まっており、核兵器開発に関して何らかの進展が見込まれます。元々、イランは核兵器開発を平和的利用と言っていましたが、国連はこれを認めないという背景があり、対立が深まっていました。イランはOPEC(石油開発機構)の中では2番目に大きな国であるため、石油価格高騰に繋がっていたのですが、この懸念が後退したことで石油価格も下がってきたという形です。
また、アメリカの気候も今年は例年より高く推移しているため、エネルギー需要も少ない事も原油価格下落の要因となっています。天然ガスはこの暖冬の影響を受けて既に下落しており、今シーズンの冬相場はこれで終了という見方が多いそうです。
さて、原油価格は落ち着いてきていますが、金価格は上がってきています。こちらは、アメリカのインフレ懸念が若干出ておりドルが下落したため、金価格が上がっている模様です。ランドによい影響が出るといいですね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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バイオ産業始動
以前、さとうきび産業でバイオ燃料の話をしましたが、南アフリカのバイオ燃料産業が本格的に動き出したようです。東ケープ政府はバイオ燃料生産のための土地とキャノーラ(菜種の一種。キャノーラ油ってサラダオイル売ってますよね)の栽培をするために950万ランド(約1億5000万円)の予算を議決しました。また、800万ランド(約1億2000万円)も砂糖栽培に当てることにしており、これでバイオ燃料プロジェクトの開始となるそうです。このバイオ産業プロジェクトは東ケープにおける主要な産業と位置づけられており、同州で2万3千人の雇用を創出すると予想されています。今後5年間で50万ヘクタールの畑で栽培を行い、年間20万トンのバイオ燃料を作ることになっています。
既に投資家もこれに目をつけておりヨーロッパの投資家はかなり興味を持っていることを表明していて、海外からの直接投資が38.2億ランド(約600億円)あるそうです。同時に70億ランド(約1100億円)が地元の金融機関からの投資となりそうだと言う事です。かなり大きいですね。
バイオ燃料は南アフリカのTrade and Industry Department(経済産業省に該当します)の戦略領域として指定されており、現在の化石燃料の4.5%を2013年までに代替することを目標に掲げています。これはかなり野心的な数字だそうで、55000の新規雇用を見積もっているそうです。ただし、Botanical Society(植物学会でしょうか?)によるとこの数字はあまり現実的ではないとの指摘もあります。
また、エタノールアフリカという会社ではエタノール精製工場を今後20建設するとしており、ここだけで4400程度の雇用は考えられるそうなので、波及効果も考えるとそれなりにいくかもしれません。
現実的に更に問題となってくる可能性があるのは実は水です。南アフリカでは興作可能な土地のわずか1割しか水が引かれていないにも関わらず、国全体の65%もの水を使用しています。従って、バイオ燃料のための植物を作るためには水問題を解決する必要があるそうで、逆に言うとこれがネックになる可能性はあります。
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ランド続落
ランドが下落しています。南アフリカのアナリストによるとランドは来週・再来週にかけて$1=7.75Randまで落ちる可能性があると見ているそうで、$1=116円だとするとランドは14円台に入る可能性があります。この原因ですが、米国株式市場の下落を受けたもので、原油価格も下落しており商品全般が下がっています。南アフリカ同様に新興国が多い東南アジア諸国の株式市場も3%前後下落しています。ABNアムロのストラテジストによると修正的な下落はまだ終わっていないが、暴落にはならないと伝えています。更に全般的な軟調傾向は3月末まで続くと述べており、これは健全な修正と見るべきだと述べておりそれほど大きな問題とは思っていないようです。大きな流れとしてあまり変わっていないという意見が多いようですが、なかなか難しいですね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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南アフリカ製造業好調!
1月における製造業年間アウトプットの割合が6.2%の増加となりました。これは12月の5%と比べて増加となっており、強い数字となっています。ここ3ヶ月で見ても2.8%増加しており、比較的強い値です。原因としてはランドが弱いため輸出向けの製造業が好調だった事と堅調な国内需要によるものと考えられているそうです。また、PMI(Purchasing Manager's Index)も1月の57.2から60.3と上昇しており強い値が出ています。インフレが収まる方向に向かいながらも製造業が強い数字で出てくると言うのは嬉しいですね。現在、新興国が全般的に売られていてランドも安く推移していますが、ファンダメンタル的には底堅く推移できると思います。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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新興国株価の下落とJPモルガン
先日の世界的な株価暴落ですが、ブルームバーグによると新興国の株を対象としたエマージングファンドは89億ドル(約1兆円)の値下がりを見せたそうです。つまり、それだけの投資が新興国から逃げたという事であり、この内約20億ドル(約2300億円)が中国のファンドからの流出という事です。これだけの額が新興国から逃げたのは史上最高の額だと言う事で、前回は2006年6月に50億ドル(約5500億円)が新興国から逃げ出した事があり、この時は、世界経済が停滞するのではという不安が大きかったとの事です。
現在、新興国に投資するファンドは世界で15000あり、運用資産はなんと7兆ドル(約800兆円)あるんだそうです。この額どっかで聞いた数字のような気がします。そうです、日本の借金ですね…。日本の借金を驚くべきか、新興国ファンドの資産がまだ少ないと思うべきか多いと思うべきかなんだかよく分かりませんね。
モルガンスタンレーの新興国株式インデックスは今週5日間で10%の下落を見せていますが、JPモルガンのストラテジストはチャンスなので追加の新興国投資をするように投資家に推薦しているそうです。私もランド買っておこうかな。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
FX業者の選び方について述べます。マイナー通貨ですのでランドを扱っている会社自体が限られていますが、それでも結構な数のFX業者がいます。しかし、むやみやたらとFX業者を並べて宣伝のページにしますと、このブログの”読む方の役に立つブログの提供”という本質からずれますので、信頼性という観点からいくつかの業者に限定してご紹介します。
一番のおススメです。現在ランドを買うのに最も強く勧められる業者です。
理由は会社としてしっかりしている事と1000ランドからの購入が出来る点です。( 短資会社というのは短期金融市場において金融機関相互の貸借取引の仲介業務を行う会社です。つまり、日銀の金融業務のオペレーションに深く関係している会社で信用度は非常に高いです。セントラル短資はその中でも最大手で強固な財務基盤を誇ります。歴史としても非常に古く100年の歴史(!)をほこる会社です。 ランドに関しても他社の多くは10万ランドからの取引しか出来ないのですが、セントラル短資では1000ランドから可能となっています。1万ランドですと、1ランド=17円としますと、17万円あればレバレッジなしでランドの購入が可能です。また、レバレッジを20倍かけれますので、8500円(!)の保証金でとりあえず購入可能です。 スワップ(金利)は毎日反映されます(買った通貨を決済しなくても実現します)ので、長期保有にも向いています。つまり、金利分はお小遣いとして毎日もらえるということなので非常にうれしいです。 その他、5000円もらえたり、本がもらえたり最初の1ヶ月は手数料がかからなかったり等キャンペーンの特典が多くあります。 セントラル短資FX |
スワップ(金利) 38円/日(1万ランドあたり) |
スプレッド+手数料 7銭 |
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ここも一万ランド単位での取引が可能です。初心者の方と比較的小額でのデイトレの方におススメです。特に初心者の方にはサポートがしっかりしていて、情報が多いとのことですのでセントラル短資よりはこちらの方がいいかもしれません。 また、ランドの値動きとレバレッジをかけつつ小額での取引という方には、デイトレは手数料なしで更にキャッシュバックまであるとの事ですので、こういった利用をする方のための口座としてもよいと思います。 FX業者としてはパイオニア的な存在で株式も上場しているため信頼度は高いと言えます。システムがしっかりしていて使いやすいとかなり評判が高く、ひまわり証券の記事を書いたときも読者の方にレビューコメントを頂きまして評価は良い感じを受けました。 人民元、韓国ウォン、シンガポールドル、香港ドルなど更にマイナー通貨も扱っているのが魅力です。通貨ペア数は30以上となっていますので、色々と面白いのではないでしょうか。 資料請求をすると外国為替に関する初心者向けのガイド等がメールで送られてきたりしますので、初心者の方は是非資料請求してみてください。(もちろん、メールは止めることもできます) 資料請求の入力方法はこちら スワップはやや低いのでスワップ用口座にはこちらはおススメしません。スワップ用口座としてはセントラル短資FX |
スワップ 31円/日(一万ランドあたり) |
スプレッド+手数料 10銭 |
口座数No.1で業界最大手です。情報量が多く、使いやすいため初心者の方には最も良い業者ではないでしょうか。私も最初はここでFXを始めました。 外為どっとコムのチャートは非常に使いやすく、セミナーなども頻繁に開催されていますし、情報量が多い点はさすがに業界最大手です。 ランドは1000ランドから取引可能で取引単位としては業界最小です。1000ランドは1万6000円程度ですので、外貨預金で本当に小額という方にも利用可能です。また、香港ドルも取引ができますので、ランドのヘッジも可能ですので、初心者で小額での取引を希望される方におススメです。 |
スワップ 未定/日(1万ランドあたり) |
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中国株式市場暴落の影響
今週はすごい週でしたね。でもだいぶ落ち着いてきたようで全般に元のレンジに近づいています。と言っても、ドル円が118円ぐらいですから、121円台だったことを考えるとまだ円高にも見えます。ランドも大揺れでしたが、現在$1=7.3Randですのでだいぶ元の水準に近づいています。市場では全般的に新興国への投資が戻ってきているようで、ランドのみならず他の新興国通貨も上がっています。特にアメリカ経済指標が予想通り、良い内容であったため市場全般の不安が一掃されたそうです。これを受けて市場では再度新興国及び商品にマネーが戻ってきています。金は一時期$640を付けましたが、現在は$650ぐらいと言った所でしょうか。こちらも安定してきている感じですね。
これで中国株暴落の余波が静まるのであれば今は買い時かもしれませんね(ちょっと遅い気もしますが…)。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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SACOB景況感指数
最近やたらと忙しく肝心な時に更新が滞ってまして申し訳ありません。為替の方やっと落ち着いてきたみたいですね。まったく予想外の事がおこりますね。中国株の暴落がここまで大きくなるとは思いませんでした。でも誰も予測できなかったでしょう。こう言う事が起こるのでやっぱり資金管理が大事なのですね。
さて、本論のSACOB景況感指数をお知らせします。2月のSACOB景況感指数は100.5になりました。先月は101.5からさがっていますが、昨年2月の100.1よりは良くなっています。内訳を見ると製造業が若干良くなっている以外はそれほどよくありません。13のサブインデックスの内6つがネガティブとなっています。
SACOBによると、インフレのレベルはまだ高くエマージング国家の不確実性や貿易赤字を勘案するとインフレのアウトルックは悪いとしていて、特に家計部門の借金は制御されている状況ではなく不安があるとしています。更に、景況感指数は今後も世界経済の影響を受ける可能性が高いと結論付けています。
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先週の整理と今後
今週の為替予測と行きたい所ですが全然分かりません、すみません。先週を改めて整理すると
1.中国当局の不正取締り強化を受けた中国株暴落
2.アメリカの景気に対する不安感を背景にアメリカ株も暴落
3.株価下落の流れは世界に飛び火し、世界中で株価下落
4.中国を代表とするBRICS系途上国や資源系各国から資金が逃避
5.株価暴落を受けてドルが売られる
6.投機筋が今まで売り続けた円を買い戻し、円独歩高
7.金(GOLD)などの金属系の商品が売られる
と言った所でしょうか。ランドを直撃しているのは4番目で、1番目が起きた当時はドルに対してさほど下がらなかったのですが金融市場の不安拡大による信用収縮の影響を受けています。
7番目の金がらみは一時買われる面もあったのですが、結局他の株式や為替の流れに引きこまれて下がってます。
上の1から7をざっと見ると今回大きかったのは心理的な側面です。ファンダメンタル的な要因と言ったら、2番目のアメリカ経済にやや陰りが出てきたかぐらいでしょうかね。これも、アメリカの利上げ休止が出た時点から分かってる話ですし特に大幅に変わったかと言うとそうでもありません。
では何がどうなったかというと中国の過熱感が修正されたんでしょうね。ある意味で健全な動きをしています。もっとも中国の株式市場が本当に健全かどうか(バブルという意味じゃなく市場として)はイマイチ分かりません。
今週の動きが気になりますが、全般的に少し落ち着いてくるんじゃないかとは思います。今後を占う上で個人的に注目しているのは原油市場です。ここだけ他の市場と違って何故かほとんど変わっていません。今週どう動くかが注目です。原油市場が余り崩れないようでしたら他の市場もそんなに酷い事にはならないんじゃないかと思っています。
中国の市場がどうなるか良く分からないのが最大のネックですが、基本的に経済としては好調なのでどっかで落ち着くでしょう。難しいのはいつ落ち着いていつ戻るかってところですよね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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株価下落、為替下落、商品下落?
円が強いですね。世界的に株も軟調なようです。円がらみは全面円高の様相ですね。ユーロドルもオージードルもたいして変わってません。興味深いのは円と同様に低金利のため今まで売られていたスイスフランも買い戻されているようで、スイスフランも強くなっています。やっぱり、キャリートレードの投機的な動きが強いんでしょうかね。さて、ランドの方ですが、2,3日前はびっくりするほどではないと書きましたが、昨日はびっくりしました。15円台に入ってます。ここ1週間ぐらいで10%下がってることになります。以前ランド円の決まり方の記事で紹介しましたようにランド円=ドル円÷ドルランドです。ドル円もここ1週間で円がドルに対して5%上がり、ドルランドも1週間でランドが5%ドルに対して売られる感じで、結果としてランド円は10%下がってるという感じです。つまり、円が最も買われていて、ランドが最も売られている状況です。
ランドが売られている状況なのですが、ご存知の通りニュージーランドドルなども売られており、途上国系のマイナー通貨は全面安の展開です。この流れがランドに影響している形ですね。
商品市場の方ですが、こちらも下落しています。中国株が売られた時は商品市況は崩れていなかったのですが、こっちにも影響が出てきたのでしょうか。金価格もやはり5%程の下落です。ただ原油の方は今のところまだ1バレル$60割っていませんのでまずまず堅調な推移です。原油の市場に不安感はないかと言うとそうでも無い様で、中国の株価暴落で景気後退、原油需要の減衰といった事になると下がるかもしれないという風に見ているそうです。
という事で、いずれにしてもバタバタしているのは心理的な側面が強くファンダメンタル的に何か変わったかと言うとたいして変わっていません。実際今回の下落は投機的な動きなので長くは続かないと言う意見は多いようですね。心理的な回復にどれだけ時間がかかるかが焦点かと思いますので慌てずに行きたいと思っています。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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免責事項
高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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