南アフリカランド研究所(FXブログ-ランケン)
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昨日の貿易収支を受けて

昨日の貿易収支を受けて

昨日の貿易収支発表ですが市場予測よりもかなり悪い結果となりました。毎回予想と大きく違うので、それ自体予想されていたという気もしますが、市場では年末休暇という事もあり反応薄ですね。トレーダーは市場を"Dead Quiet"(死んだように静か)と言っており、実際に動き出すのはバケーションから帰ってくる来週以降と考えているそうです。

今回の赤字は精製所の閉鎖や在庫の増加によるものに起因し、原油の輸入が大きくなった結果です。11月の原油の輸入はは10月に比べると26億ランド減り111億ランドとなりましたがこれが貿易収支の最も大きな理由です。全体としては輸出は414億ランドで輸入が519億ランドとなり、過去2番目に悪い結果です。この貿易収支に関する限り、少しランドが弱くなった方がいいように思いますが、ランドは下落しませんね。市場はそれほど大きな問題と見ていないのでしょうかね。週明けにトレーダーが戻ってきたら少し弱くなる可能性もあるという話です。

一方で金価格は若干上昇しており、これはランドに取っては追い風です。また、アメリカの経済の減速感が思ったより悪くないとの見方を受けてドルが最近強くなっていまして、世界経済はソフトランディングできそうとの見方が出ています。これも新興国には追い風ですのでランドは強くなる方向に働きます。

今回の貿易赤字を受けて2月の利上げの可能性が高まったように感じますが、市場ではこちらも反応薄で短期債権のR194は8.875%から少しだけ上昇し8.800%となっています。なんとも動きがないのはやっぱりお休みだからでしょうね。来週以降の市場がどう動くかが気になります。

ランケンは今年はこれで最後の記事となります。次はお正月に1本出す予定です。今年はランドブログを立ち上げ大反響となり私にとっても非常に面白い年となりました。正直こんなに多くの読者の方に読んでいただけてご支持を頂けるとは思いませんでした。いつもありがたいお言葉を頂きとても感謝しております。ランドは強いまま終わってくれそうですので、皆様も良いお年をお迎えくださいますようお祈りしております。ランドはきっとまた下がる局面もある(ちょっと下がって欲しい気持ちもあるんですが…)と思いますが、来年もランケンをよろしくお願いします。来年もランケンが頑張れますよう押してあげてください。↓(今これが今年最も悪いんです…)
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11月の貿易収支

南アフリカ11月貿易収支

今月の南アフリカの貿易収支の速報です。
予測が35億ランドの赤字に対して、105億ランドの赤字です。
うーん、また悪いですね。
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Open Budget Index

Open Budget Index

Open Budget Indexとは政府予算を国民にどの程度情報開示しているかを表す指数で59カ国の情報開示度を評価しています。今年2006年に初めて行われまして、目的は各国の予算の透明度や信頼度を知る事にあり、予算の健全性自体を表している訳ではありません。

Open Budget Indexへのリンク

この指数で南アフリカは85ポイントで4位に入り、ムベキ大統領は大統領のインターネットコラムにおいて経済の好調と共に非常に喜ばしい事だとしています。

59カ国は5段階のレベル分けをされており5段階中の最高ランクとなった国は下のTop5の国々です。

1位 89ポイント ニュージーランド
2位 87ポイント フランス
3位 86ポイント イギリス
4位 85ポイント 南アフリカ
5位 81ポイント アメリカ

気になる5段階中最低ランクの国は以下。

24ポイント アルバニア
20ポイント ニカラグア 
19ポイント モロッコ 
18ポイント エジプト 
18ポイント モンゴル 
11ポイント ブルキナファソ 
5ポイント チャド共和国 
4ポイント アンゴラ 
2ポイント ベトナム 

その他の代表的な国としては韓国が73ポイント、ブラジル73ポイント、インド52ポイント、ロシア47ポイントなどとなっています。

何故か日本はこのインデックスの対象59カ国の中に入っていません。ドイツも入っていないのですが参加拒否でしょうか???

このブログやってると世界の情報を色々と調べるので、南アフリカが色々な面で良くなってきている事が分かって嬉しいのですが、どうも日本の世界におけるプレゼンスの無さが気になります。日本企業は南アフリカの新聞を見ても時々出てくるのですが、政府系が弱い気がして…どうしてこういう所にいないんだろうか…。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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ビッグマック指数

ビッグマック指数

よくコメントを頂いているMoneytree7さん から南アフリカの物価事情ってどうなんでしょうという話が盛り上がりましたので、今回は記事としてまとめてみました。

ここで皆様に質問です。各国の物価が高いか低いかってどうすれば比べられると思われますか?どの国にでもあるものの値段を調べてきて比べればいいのですが、これが意外と難しいんです。でも食品関係だと世界中にありますよね。食品関係が良さそうです。

肉の値段を調べるとしましょう。牛でしょうか、豚でしょうか、鳥でしょうか、それとも犬とか。豚は食べないって国がありますよね。鳥も嫌がる所があります。では、牛?和牛とオーストラリア牛、アメリカ牛のどれを使って比べれば各国物価の比較になりますかね。平均を取ったらアメリカやオーストラリアと比較しにくいですね。高級な和牛もあれば普通の和牛もいますね。という具合に意外と物の値段って比較するの難しいのです。

さて、ここで世界中でほぼ同等の品質で売られている食品って何かなって考えた結果出てきたのが、マクドナルドのビッグマック、ビッグマック指数(Bigmac Index)です。誰が発表しているかというイギリスの有名な経済雑誌であるエコノミスト社。冗談のようですがわりとまじめな話で、各国のビッグマックの値段を為替レートからドル換算して比べています。下がそのURLです。残念ながら最新版は手に入らず、2004年のものですが大きくは違わないでしょう。

ビッグマック指数へのリンク

この結果を見るとデフレが進んだ日本のビッグマックは$2.33でアメリカで買う$2.90よりも20%安く買えます。中国なんかは$1.26となりアメリカの半額以下でビッグマック食べれるわけです。高いほうを見るとスイスでは$4.90もしますし、ユーロ圏も$3.28とアメリカより13%ほど高くなっています。ヨーロッパは物価が高いイメージありますし、中国や東南アジアが安いイメージもあるので、感覚とそんなに違わないですよね。ニュージーランドも意外と高く日本より高いのも現実を反映しているように感じます。

さて、気になる南アフリカですが、$1.86でアメリカよりも36%安く食べれます。日本よりも更に安いですが、BRICs各国よりも若干高く出ています。BRICsよりも高いのは、以前アウトソーシングの記事で書きました人件費を考えても妥当かなと思います。

さて、2列目のImplied PPP of the dollarですが、これはBigmacの価値が同じであるためには為替レートがいくらであるべきかという数字です。この為替レートは正直まったくあてになりませんが、面白いので見ていきます。

日本円は$1=90.3円となってますし、南アフリカは$1=4.28Randです。円もランドも物価という観点のみから判断すると安いわけで、この時のランド円の値段は1Rand=90.4÷4.28=21.12円となります。今1Randが17円ぐらいですから、なんとまだ4円もランドは上がる計算になります…が、先に言いましたようにこれまったくあてになりません。ただ物価の目安にはなりますし、今日は為替市場休みであまり面白くないので、南アフリカの物価が高すぎないかなとか各国の物価について考えて遊んでみてください.

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南アフリカ留学

南アフリカ留学

南アフリカって治安が悪いとかのイメージが強いと思うんですが、意外にも日本人が留学先として英語の勉強に行ってたりするみたいです。穴場として行く学生がいるみたいで面白いので調べてみました。

南アフリカに留学する人はどうやら日本人が少ないという理由で行く方が多いようです。英語はソフトなブリティッシュ系の英語がベースだそうです。ベースってのが面白い!料理みたいですね。

いくつか面白い話もありました。以下はネクシスクラブのHPの”南アフリカ自慢12選”からもらってきました。

  • 2002年に世界で一番行ってみたい国に輝いた(観光産業に関しては以前書きました
  • 世界で最も花の種類が多い国で2万以上の花がある(花好きの方に!)
  • 2010年のワールドカップ開催。元日本代表監督のトルシエは1998年に南アフリカの監督をしていた。(知らなかった…)
  • 水道水がおいしい(水道水から水を直接飲める国は世界にわずか12カ国しかないそうで、安全な飲料水第3位だそうです)
  • 世界各国のベンツCクラス、BMW3シリーズ、VWゴルフ/ジェッタは全て南アフリカ製(ショック受けないでくださいねオーナーの方たち。車の記事はこちら
  • 世界最長のワインルート(ワインの記事はこちら
  • テレビCMで人気の街(雄大な自然があるのでCM撮影で使われるらしいです、へー)
  • 野生動物の宝庫(あたりまえかもしれませんね)
  • サーフィンのメッカ(ハワイやゴールドコーストと並んで有名らしいです。そういえばこないだニュースに出てた気がします)
  • マグロのトロは人気が無い(なんだこりゃ…)
  • シャーリーズ・セロンは南アフリカ出身(2003年度のアカデミー主演女優賞を取った女優さんです。ミニミニ大作戦なんかに出てます。超美人!)
  • ロード・オブ・ザ・リングの原作者のJ.R.R.トールキンは南アフリカの出身(撮影はニュージーランドです)
  • K-1のマイク・ベルナルド、フランソワ・ボタは南アフリカの出身(K-1わりと好きです)

    留学業界ではわりと有名なシェーン留学センターなんかも学校を出してるみたいで、体験談なんか読んでると結構楽しそうです。
    留学を考えている方(そんな人いないかな、このブログには)は読まれてはいかがでしょうか?なんか一味もふた味も違う留学ができるみたいですよ。

    体験談1
    体験談2

    私も留学したくなってきちゃいました。ランドたくさん買って留学もいいかな。観光にも良さそうだし温暖なケープタウンで楽しく英語のお勉強なんていーですよね。


  • 昨日の生産者物価指数について

    昨日の消費者物価指数の詳細

    昨日の消費者物価指数の発表を受けて今日は1ランド17円を越えてきましたね。嬉しいコメントをいくつか頂きました。そのCPIとCPIXの詳細をお知らせします。

    大都市におけるCPIは136.5で昨年11月は129.5でしたので前年比+5.4%、CPIXの方は143.4で昨年11月の136.6の前年比+5.0%となりました。CPI、CPIX共に10月の上昇(CPI5.4%,CPIX5.0%)と同じです。

    CPI  +5.4%
    CPIX +4.8%
    コアインデックス +3.4%
    食品 +9.1%
    食品を除くCPI +4.3%

    最も大きな要因は食料の価格が上がっている事に起因しており、住宅費、医療費、教育費、燃料費が続いています。ただ、月次ですと先月に比べて0.1%下がっており、これは燃料費が下がっている事が大きな要因だそうです。

    市場ではCPIXが予想より良かった事に概ね好意的なようで、インフレターゲットの6%は守れそうだという認識が広まっているようです。これで2007年は当面は利上げ観測が後退したようで、2007年後半までは利上げしないのではないかとの話もある一方で、まだやや高いのでもう一度ぐらいは利上げするのではないかと見る向きもあるようです。これはインフレターゲットが3%~6%ですので、中間点を4.5%とするとまだ高いと見る向きも多いためです。

    先月ぐらいまでは、インフレは2007年半ばにピークを付け6%を超えると見られていました。ところが今回の発表が良かったので市場ではターゲットの6%を守れそうだと考え出したようですね。2月は一度利上げを見送る公算が高まってきましたが、来月の発表次第です。4月以降に利上げするかどうかは今後の展開次第となるでしょう。



    11月の消費者物価指数

    南アフリカ11月消費者物価指数(CPI)

    今月の南アフリカの消費者物価指数をお伝えします。先月の月ベースでのCPIは+0.2%、CIPXは+0.1でした。今月の予測も各々0.2%、0.2%となっていましたが、CPIが-0.1%、CPIXが-0.1%となりました。また、コアの消費者物価指数も前年比3.7%増の予測が3.4%増と予想より小さくなっています。

    利上げ効果が出てきたんでしょうかね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    Credit Extention

    Credit Extention

    南アフリカの内需が活気付いている大きな理由として、信用力の拡大があります。すっごく単純に言うと我々などが考えている事と同じで、ワールドカップがあるのでこの国は発展するだろうということで経済も好調となり信用力が増し、国全体として借金ができるようになっている訳です。

    もう少し身近な例で言うと、クレジットカードありますよね。あれって、人によって与信額が違って使える額に差があります。ゴールドカードだと月に使える額が普通のカードより多く使えるとか、プラチナだと更に使えるとか、ブラックだと数千万円単位(知りませんが…)で使えるとかって奴です。クレジットカードのクレジットってまさに与信の事で、信用度が高い人は将来的に利子をつけて返してくれるからたくさん借りれるって訳です。

    経済好調な南アフリカでこれがかなり強い拡大をしていて、3月、4月、5月に比べて6月、7月、8月は5.7%増え76億ランド(約1200億円)となったそうです。これは季節的な要因もあるそうですが、家の新築や改装のローンは10%増の7億6500万ランド(約120億円)となり、教育費も8億5700万ランド(約145億円)となっています。また、小規模なビジネスへのローンは3億3000万ランド(約55億円)が3ヶ月で出金されています。もちろん、お金を貸し出しているのは大部分が銀行で、大手8行の内7行が出金増大ということです。

    最初の話に戻りますと借金が多くできるのでみんなが物を買う、内需好調という具合です。ただ、内需好調だけでは済まず物価上昇までなってしまい、インフレに繋がっているわけです。

    南アフリカはある意味で現在自転車操業的な所があるようで、国民が借金をしてものを買う状態が国全体としてかなり進んでいます。1つはインフレが進んでおりものの価格が高騰してしまうので、来月買うよりは安いときに買っといた方が得だろうという意識が働くのでしょう。

    そこで政府は金利を上げてものの値段が上がらないようにしているのですが、効果が出るまではもう少しかかるだろうと予測されています。2月は金利引き上げを見送るのではないかと言う観測もありますが、どうなるでしょうか。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    今週のランド相場

    今週のランド相場

    本日月曜日のランドは$1=7Rand前後で推移していますが、今週の目玉としては20日の消費者物価指数です。
    また、アメリカの方も重要指数が多く出てきますので、このあたりに注意が必要ですね。

    とりあえず、今晩のアメリカ経常収支は大事ですね。南アフリカの経常収支もちょっと不安ですがアメリカの方は大丈夫なんでしょうかね。ずーっと経常収支悪化してますが、怖いですよねー。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    FX業者比較
    fc2ブログ
    FX業者比較

    FX業者の比較第二弾です。

    前回は3つのFX業者がよいのではないかと勝手に推薦させていただきました(→こちら)が、根拠薄弱なので今回はもう少し客観的に検討するために、FX業者の規模の面から検討してみたいと思います。

    下の表は南アフリカランドを扱っているFX業者と資本金の表です。単純にFX業者の資本金の比較をしても意味が無いので、バックについている会社がいて実質的に同じ会社の場合には、そのバックについている会社も含んだ資本金の合計を一番右側に記します。資本関係は無くは無いかもしれないが別会社であり、いざという時に全面的なバックアップを受けれるかどうか分からないものに関しては計算に含みません。

    規模が大きければ良いというものでも無いのは承知しておりますし、今時は信託保全しているのも知っています。しかし、データ自体は信託銀行が扱うわけではなく、コンピューターシステムを持っているFX業者が扱ってるわけです。FXの扱う金額の大きさや機能の複雑さを考えるとかなりきちんとしたコンピューターシステムでないと正直怖いです。そうなってくるとシステム構築のお金も馬鹿にならず、相応の資本金はないと厳しいかなと…私、実はIT業界のものでして、システム構築の裏側に精通しております。裏側の怖い話も一杯…

    という訳で、とりあえず規模の大きいFX業者ランキングの発表です。やっぱり、商社系がお金面では強そうですね。次がネット証券系でしょうか。FX専門はどうしても規模は小さくなりますね。

    FX業者選びの参考にしてみてください。

    FXサービス名
    会社名
    資本金
    (百万円)
    主要株主 主要株主 資本金
    (百万円)
    資本金合計 その他
    FXプライム
    FXプライム
    1,365 伊藤忠商事 202,241 203,606 JASDAQ上場
    外為プラザ
    東海東京証券
    36,000 N/A N/A 36,000 証券系
    セントラル短資FX
    セントラル短資
    1,320 セントラル短資 5,000 6,320 短資系
    FX24
    インヴァスト証券
    5,965 N/A N/A 5,965 証券系
    ネットフォレックス
    トレイダーズ証券
    2,830 N/A N/A 2,830 ヘラクレス上場
    マージンFX
    ひまわり証券
    2,000 N/A N/A 2,000 証券系
    マネーパートナーズ
    Partners FX
    1,742 楽天ストラテジックパートナーズ 1,742 ヘラクレス上場
    サイバーエージェントFX
    外貨EX
    490 N/A N/A 490 マザーズ上場
    FX Online Japan
    FX Online Japan
    400 N/A N/A 400
    外為オンライン
    外為オンライン
    160 N/A N/A 160
    Hirose-FX2
    ヒロセ通商
    115 N/A N/A 115
    CFD(Contract For Difference)という株式や商品の保証金取引CMC Markets Japan で出来ます。

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    FXの本

    FXの本


    最近本屋さんに行くとFXの本ってかなりたくさんありますよね。当ブログを読まれる方は本当に勉強熱心の方が多いようで、本に関するお問い合わせを頂いたりしますのでまとめておきました。

    FXに関する本

    ヘッジの記事で紹介させていただきました金融工学関連の本等も何冊か載せてありますし、FXをある程度経験されている方にも役立つような本もリストしてあります。また、私はFX入門者用の方への記事を何も書いていませんのでFX入門者用の本もリストアップしておきました。ご活用下さい。

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    世界銀行の南アフリカに対する成長予測

    世界銀行の南アフリカに対する成長予測


    来年の南アフリカの経済成長は3.6%と世界銀行が予測しています。これは南アフリカ財務省の予測の4.3%よりもかなり低い値となっています。世界銀行によると、経済成長の減衰は利上げによる国内需要が弱くなる事に起因するだけでなく、ランドも弱くなると共にインフレが進むためとしています。しかし、ランドが弱くなる事により輸出部門が好転するためハードランディングとはならないだろうとの事です。

    成長セクターとしては、ランドが弱くなる事で恩恵を受ける鉱業と製造業と予測されていて、2010年のワールドカップへのインフラ投資も成長に寄与するとしています。また、インフレ率は来年6%を超えると予測しています。先週の中央銀行総裁は6%のインフレターゲットの上限を来年第二四半期に超える事に言及しているそうで、2008年末には5%強としているそうです。

    ちなみに世界銀行の予測によると、世界経済は2030年まで平均として3%成長するとしていて、先進国では2.5%の成長で発展途上国では4.2%の成長としています。

    さて、国内の現在の消費者需要に関してみると、金利引き上げの効果が出始めたようで小売の売上成長が8.8%と減速しています。先日、自動車販売が減速した旨をお知らせしましたが、小売の成長率も経済の減速を裏付ける形となっています。とは言っても、10%近くありますのでまだまだ高い状況です。ただし、利上げの影響が出てくるのは少し時間がかかりますのであまり上げすぎるのも問題です。市場の一部では来年の2月の利上げは一度見送って様子を見る可能性もあるのではないかと考えているそうです。

    うーん、ちょっと難しいですね。ランドが凄く弱くなるようには聞こえませんが、今の利上げがどの程度インフレに効力を発揮してくるかって所とランドがどうなるかって所で金利が決まりそうな感じでしょうか。

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    ナスダックがロンドン証券取引所に対し敵対的買収

    ナスダックがロンドン証券取引所に対し敵対的買収


    ランド強いですね。このブログを読んでる方は皆様ホクホクだと思いますがいかがでしょうか?(まだそうでもないって?)

    今日は昨日の続きって訳でもないのですが、ちょうどいいタイミングで海外の株式市場の面白いニュースがありました。ナスダックがロンドン証券取引所に対して、53億ドル(約6000億円!)で敵対的買収を試みているようです。ナスダックは11月までに既に2回の買収を試みているらしいのですが、いずれも拒否されています。

    ナスダックは現在ロンドン証券取引所の株式を保有している人に対して2007年1月11日までに1株あたり12.43ポンドで買い取る事を表明しています。現在ナスダックはロンドン証券取引所の株式の約29%を持っていて、既に両者の間にはかなりの資本関係があるのですがロンドン証券取引市場は買収されるのは嫌なようで、ナスダックなしでも十分成長できると言っています。

    実はロンドン証券取引所はドイツ最大の証券取引所であるドイツ証券取引所(Deutsche Boerse)からも買収提案を2004年に受けており、それ以来オーストラリアの銀行やニューヨーク証券取引所(NYSE)などからも買収の提案が出ており、結果としてロンドン証券取引所の株価は倍以上になっているそうです。

    これだけロンドン取引証券所が人気な理由は、アメリカ企業が世界的にビジネスを行うための入り口としてロンドンをとらえていて、利益率も高いためだとの事です。証券取引所の買収なんてイマイチピンと来ない方も多いと思われますが、現在各国の証券取引所の間で競争が激しくなっていて魅力的な市場であり続けないと存続の危機と危惧されています。日本にもありますよね、いつまであるか分からない証券取引市場が(え?マ○ーズ?ジャ○ダック?私は知りません…)。

    魅力的な企業を持っていない証券取引所は投資家から相手にされなくなりますし、そうなると上場してくれる会社も無くなってきて閉鎖の憂き目にあいます。そんなわけで、証券取引所は生き残りをかけて市場の買収競争に走っているわけです。ナスダックもロンドン証券取引所を敵対的にでも買収したいのはここにあるはずです。その先を占えば、証券取引所自体が市場を求めて世界中を走り回るという事が今後始まるのでしょうかね。

    エコノミストの間では、東京やニューヨークには両国におけるビジネスをしに行くが、ロンドンには日本とアメリカ以外の他の国とビジネスをするために行くと言うそうです(へー)。その他の国の中にはヨーロッパの国々が多くあるはずですし今後出てくるであろう東欧の国々なども視野に入っているんじゃないかと想像します。

    もしそうであれば当然イギリスと関係の深い南アフリカも入っているはずです。ロンドン証券取引所には南アフリカの企業も上場していまして、もちろんそれが企業にとって資金調達面で有利に働きひいては国としての発展に寄与するわけですよね。無理やりって言われるとその通りかもしれませんが、マネーの流れというか世の中の動きをGDPとかと違う大きな視点でここ2,3日とらえようとしてみました。皆様どうお考えになりますでしょうか?人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    12月9日の日本経済新聞を見て

    12月9日の日本経済新聞を見て


    今日は(今日も?)独り言。
    12月9日の日本経済新聞の記事で、アジアの株式時価総額が東京証券取引市場を追い抜いたって記事を読まれた方も多くいると思われます。日経新聞は読んでないという方にちょっと説明しますと、アジアの13市場の時価総額は2000年末と比べて4.3倍に拡大しているそうです。更に、欧州18市場の時価総額もニューヨークにほぼ匹敵ようになったんだそうです。東京市場はバブル期にはニューヨーク市場を上回る時期もあったらしく、日本の地位下落を報じています。

    これを読んで、ふと以前書いた南アフリカの株式市場の記事を見返してしまいました。南アフリカの株式市場も3年前と比べて約3倍になってます。規模は全然違うかもしれませんが、ここで起こっていることはひょっとして同じことではないかなと思ってしまいました。ITバブル崩壊直後は恐らく米ドルに世界のマネーは集まったんでしょう。その後は?この株式市場の時価総額に何かヒントがある気がしますね。日本には来てないですね、絶対に。BRICsかなー、やっぱり。次はきっと南アフリカ!(無理やり?)

    今度、何か調べてみよう。海外の株(特に新興国)に強い方でこんな所調べたらいいよってのがあったら教えていただけますと幸いです。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    祝!記事100回(+1)

    ランドの記事100個達成です


    私事で恐縮ですが、さっきの記事でランケン100個目の記事でした。FXZARえらーい!自画自賛の世界ですがやたらうれしーんで書いてみました。ブログなんてほとんどやった事なかったのにこんなに書くとは思わなかったです。
    これも皆様の応援のおかげです、感謝、感謝!
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    高金利通貨国同士の勝負

    高金利通貨国同士の勝負


    はアフリカの勝ちとなりましたね。トヨタクラブワールドカップの話です。FXの話とまったく関係ないですが、一応ワールドカップと銘打ってるし日曜日なので閑話休題。

    ニュージーランドって結構強いですねー。ちょっとびっくり。アフリカの楽勝かと思ってましたが、フィジカルはかなり強いなー。アフリカがふがいない気もしますかね。次はアフリカはインテル戦です。これは勝てないかなー…。

    私この大会どこを応援すればいいかわからなかったりしてるんで悩ましいです。岩本には頑張って欲しくてニュージーランドはわりと好きな国だったりするし、アフリカはランケンやってる身としては応援したくなるし、ブラジルはインテルだし、スペインは当然バルセロナだし、韓国は若干悔しいですがアジア代表だし、どこが勝ってもヘッジききまくり?人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    ランドのリスク要因

    ランドのリスク要因


    読者の方からランドのリスク要因についてまとめて欲しいとのコメント頂きましたので、考えてみたいと思います。
    別に皆様ランドのリスクが無いと思ってらっしゃるわけではないですよね?かえって怖くなってしまいました。今までそれなりに書いてきたつもりではありますが伝わってなかったようですので少しおどします。

    普段は極力何かソースを基に書いておりますが、今回は何かの事実に基づいてお話するわけではありません。多分に私の主観が入ります。しかも私の主観はすごーくはずれますので、それ自体リスク(このブログ読んでる方は既にFXZARリスクを持ってますんで、残念!)と思って読んでください。また、たいして当てにならない相場観も若干入るかもしれません(相場観はブログには正直書きたくないのです。絶対に全部は分からないからどっかで確実に非難されるんで…)。

    まず、ランドのリスク要因として最も大きいものはやはり世界経済の動向になると思います。これが危なくなるとエマージング国家は軒並み影響を受けます。今のところその恐れは少ないようですが、世界経済の動向は気になるところです。でもずっと好調なんて事ははっきり言ってありえません。山高ければ谷深しですので、好調な時ほど既にリスクが高いのかもしれません。今後の世界経済の動きがどうなるかは相場観の話の1つですので控えさせていただきます。

    次のリスク要因としては金(GOLD)をはじめとした商品市場でしょうか。特に原油価格は商品市場全体に影響を及ぼしますので注意が必要だと思います。商品市況も結構難しいところで、為替市場などに比べると市場自体が断然小さいのと、OPECなどの政治的圧力が市況を左右しますので結構怖いです。商品市況に影響を受ける通貨って事は商品市況のリスクを持ってる事と同様ですので、米ドルなんかに比べるとよっぽどリスクが高いわけです。こわいですね~~~。

    上記と似たような話ですが、他の国の為替状況や経済状況もリスク要因として考えておくべきでしょう。どっかよその国で金融危機でも発生しようものなら、エマージング国家からお金は逃げていきます。当然ランドも暴落です。そうなると結構な影響が経済に出てくる可能性があります。ただ、この場合は南アフリカの問題ではなく、考えようによってはチャンスかもしれません。しかし、そういう他の国によるリスクは大きいことを認識して頂ければと思います。

    ここまでは南アフリカ自体には余り問題はない話でむしろ南アフリカを取り巻く外部環境の問題と言えます。
    こっから先は内部要因。実はこっちは差し迫ったものが余りないというか、今までが悪すぎてどん底まで落ちていたんでこれ以上悪くなりようがないのではなんて思ってしまいます。逆に言うと現状も十分悪いんです。それが故に何が出てきても良く見えてしまうだけではという気が…。失業率が20%だとか30%の国の経済を良好かどうかと言われたら普通は悪いって言いますよね。もっとも経済の問題による失業率ではなく過去の歴史による失業率なんで別問題とも考えられますが議論の分かれる所かもしれません。

    南アフリカそのもののリスクとしてはまず政治の問題でしょうか。政治が安定しているかどうかあまり知らないのですが、失業者があふれかえっている国ですので、政治的に非常に安定しているわけではないはずです。経済成長が続いているので余り表に出てきてない気はしますが、時々政治が不安定になってランドが売られてるんでリスクではあります。どーも、あの手の開発途上国に限らない話ですが政治ってのは腐敗するようです。あーいう国ですし無いわけはないと思います。

    次は経済そのもののリスク。たくさんお知らせしてきましたように経済自体は現在好調と言って良いと思います。ただ、インフレが進んでいまして通貨の価値が下がってしまっています。そのため、政府は金融引き締めに動いているわけですが、これの効果がまだそれほど出ていません。南アフリカの内需がある意味で強すぎるため、インフレが抑えきれていないのが現状です。これが続くとちょっと怖いですね。

    経済の観点からは貿易赤字もあります。最近、もっとも気になるものの1つですが、これがまったく読めない…。この発表がある度にランドが動きます。市場でも読めないと有名なようで、Notorious(悪名高い)と言われています。貿易赤字の方は、極端に進むとランドが弱くなる事による歯止めはあるのですがFXやっている人たちには完全にリスクです。

    後は為替の値動きそのものもリスクでしょうね。他の通貨に比べたら圧倒的に値動きが荒いですから。でもヘッジの記事で紹介しましたようにリスク軽減は可能な事が分かりましたんで、私としては大きな問題は無いと思ってますし、だから良いのだとすら思ってます。

    以上かなと思いますがいかがでしょうか?リスクのまとめになってますでしょうか?おどすと言う状態にならなかったかもしれませんが、正しくリスクは認識して欲しいとは思います。他になんかあるようでしたらお知らせいただけると幸いです。

    ハイリターン通貨でハイリスクは基本です。一方で馬鹿とはさみは使いようです。米ドルのリスクヘッジとしては最高の通貨だと思います。リスクはうまく使ってやる事でおいしい事もあるでしょうから上手にやってください。

    でも、こういう風にまとめるとそれなりに面白いですね。日本のリスクとかもまとめてったらどうなりますかね。ひょっとしたら貯金全部おろしてFXでドルとランドにしないとやばいとか思ったりして…。
    でも、どんなリスクよりもランケン・リスクの方が大きい気がしてしょうがない…(ランドが暴落してお知らせが遅れてもいじめないでくださいね、投資判断は皆様ご自身でお願いします)。それでもランケンに価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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    2010年南アフリカワールドカップ日程

    南アフリカワールドカップ開催日程


    読者のyumさん(感謝!)から2010年の南アフリカワールドカップの日程の報告を頂きましたので皆様にお知らせいたします。
    ワールドカップの本選は2010年6月11日から7月11日に開催されます。
    ついでに2009年にコンフェデレーションズカップも南アフリカで開催されることになっておりますのでこちらが無事開催されるかも注目です。

    FIFAはこの大会に際して"Win in Africa with Africa"というイニシアティブを取ることになっています。予算は5000万米ドル(約60億円)で、これも確認されたそうです。まだちょっと先ですが裏側では着々と進んでますね!

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    南アフリカの金利9%に!

    南アフリカの金利9%に!


    南アフリカの政策金利(REPO)の発表が行われました。
    予想通り0.5%の利上げで9.0%です。

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    BER Business Confidence Index

    BER Business Confidence Index


    先日、SACOBの景況感指数をお知らせしましたが、もう1つ別の景況感指数があります。BER(Beurau of Economic Research)が出しているもので余り重要視されていないようにも見受けられますが、ランド専門ブログとしてはなるべく多くの情報をお伝えしていかないと皆様の支持を頂けないのでここは頑張って書きたいと思います(最近ランキングが下がってますし…)。

    BERの景況感指数は建設業、製造業、流通業、卸、自動車販売業のビジネス傾向を測定しており、南アフリカの経済活動の約45%を占めるためだいたいのビジネス環境を示せると彼らは主張しています。2006年の第三四半期は卸売業や自動車ディーラーが全体の指数を押し上げていましたが、第四四半期は製造業と小売業が好調な一方で自動車ディーラーが不調なため全体としては2ポイント下落し、83ポイントとなりました。ただ、これはほとんど無視できる範囲だとの事で全体としては好調を維持しています。

    BERによると、ランドの下落により南アフリカの製造業がシェア奪回をしたことにより製造業の指数は前四半期の65ポイントから75ポイントに向上しました。このレベルは近年ない好調さで2001年以来とのことで、更に改善の余地があることなども考えるとGDPで2番目に大きなセクターである製造業の好調は良いニュースと言えるでしょう。

    また、金利引き上げが続いているにも関わらず小売が好調なのはやや驚きであるとBERは述べています。小売のポイントは84から91にまで達しています。最近の原油価格下落と雇用改善(まー元が悪すぎるんですがね)による家計部門の収入増が小売部門の量の拡大に寄与しており価格引き上げも可能となるなど絶好調と言ったところです。卸業者は92ポイントから88ポイントに若干下がっていますが絶対的なレベルとしては十分高いレベルでしょう。建設業も87ポイントから90ポイントへ向上しています。

    最も悪かったのが自動車ディーラーですが、これは第三四半期の95ポイントから71ポイントに大幅に下がっています。ただ、BERはこの下落は持続するものではなく一時的な調整だろうと見ています。

    BERのまとめとしては、国内需要は堅調で比較的良好な貿易環境と言えるとしており、2006年第三四半期のGDP4.7%の成長は第四四半期も維持できると考えています。又、来年の経済予測としても4%から4.5%の成長は可能と見ており、政府のインフラ投資が大きな役割を果たすとしています。明日は金利引き上げ発表です。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    11月のSACOB BCI

    11月のSACOB景況感指数


    円高が進んでいますね。19時30分現在既に$1=114円半ばまで来ています。お気楽にヘッジ用の香港ドルでも買おうかなーなんて思ったりして…。さて、11月のSACOB BCIが発表されていますのでお知らせします。

    Business Confidence Index (BCI)とは景況感指数でビジネスが今何を経験しどのように動いているかを表す指数で、ビジネスの意見やビジネス面での将来的な認識といったものを反映する指標ではありません。このBCIは13のサブ・インデックスから構成されており、重み付けがなされています。指標自体は1985年から利用が始まり、幾度もの調整もされてきており、最近では2006年の2月に調整が行われています。

    11月のBCI(景況感指数)は10月の99.5から増加し、103.2になりました。ここ2ヶ月程回復してますね。前月から3.7ポイントの上昇は4月以来の良い数字のようだそうです。SACOBのエコノミストによると先月の上昇は一時的なものであったが、今回は底堅さを感じるようです。今回はランドの回復や信用拡大によるものが大きな要因との見方を示しています。

    また、10月は13のサブインデックスの内8のサブインデックスがネガティブとなっていたのに対し、今月はネガティブを示しているものは3つしかありません。ネガティブを示しているものは製造業、建設、ファイナンスの3つとなっています。

    SACOBによると、BCIの数字はより均衡の取れる経済成長が維持できれば今月の水準は今後も達成可能と見ており、金融政策の引き締めがより規律の取れた信用拡大をもたらすであろうと結論付けています。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    今週のランド相場

    今週のランド相場


    今週のメインイベントはなんと言っても、12月7日の金利発表でしょう。利上げはほぼ確実と見られていますが、予定通り0.5%の利上げか大きく1.0%上げるかが焦点ですね。普通に考えれば0.5%の利上げで9.0%でしょうね。1%あげると市場が混乱する気がしますので中央銀行もそこまでしないと思います。また、5日は景況感指数の発表もあります。大きく動く事はないと思いますがチェックしておきましょう。

    ランドの方は貿易収支の悪化を受けて、最近やや上がったり下がったりが激しかった感じですが市場では$1=7.09Rand~7.19Randと見ているようです。金利発表まではUSドルの動き次第でしょうか。ドルが115円~117円ぐらいで推移するなら1Rand16円弱~16円半ばで推移になりますかね。ただし、金価格が上がってきているのでこの辺りの動きにも注意しましょう。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    10月の南アフリカPPI

    10月の南アフリカPPI


    南アフリカの重要指数発表が続いていますが、生産者物価指数PPI(Producer Price Index)をお伝えしておきます。10月は年次ベースで10%となり、過去4年間で最もはやいペースとなりました。先月の発表では9.2%でしたから更にインフレが進む可能性が出ています。このPPIの上昇は食料の値上がりと商品価格の値上げによるものがほとんどで、特に農業部門の値上げはかなり顕著なようで1月で1%上がり、年率18.4%に達するようです。

    一方で、Purchasing Manager's Index(PMI)の方は10月の59.0から12月は55.1に下がっており、自動車の受注インデックスも10月の64.7から56.8に下がるなど金利効果が出ているようではあります。とは言え、50を超えてるわけですから程度として下がったに過ぎないという面もあるため、まだインフレ懸念は高いと言えます。

    実はPPIの方は昨日発表になったものでちょっと遅いのですが、昨日は貿易収支の発表の方が重要でしたので遅ればせながらでして申し訳ありません。生産者物価指数は消費者物価指数より先行する傾向がありますので今後を占う上では重要です。昨日の貿易収支の悪さにしろ、PPIのインフレ懸念にしろ、今月の発表は余りよろしくありません。来週の利上げは事実上不可避と見られているようです。利上げ幅が0.5%か1.0%かですが、普通に考えれば0.5%だとは思います。ちなみに市場では短期の債権R194の方が8.900%となり0.5%上昇を織り込みました。

    ランドは金価格の上昇(ドルが弱くなっている)に支えられてるのかなとも思いますが、今のところさほど下落しませんね。金利が上がってランド安になってくれて買いやすくなってくるといいですね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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    高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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