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貿易赤字が前月の77.46億Randから52.84億Randになりました。
前月より縮小している理由ですが、ランドが弱くなった事により輸出が好転したためだそうです。
予想の平均50億Randよりもやや悪くなっています。
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昨日発表されました生産者物価指数ですが、速報的にとりあえず予想と実績の数字だけ載せさせていただきましたが、その解釈について書いておきます。
今回の生産者物価指数ですが予想よりインフレが進行している事が分かりました。2002年の12月以来最大の上げです。この生産者物価指数は数ヶ月遅れで消費者物価指数につながる可能性が高いです。つまり、生産者の物価が上がっているため値上げをせざるを得ず、若干遅れて消費者の物価に反映するという形です。
当然、政府はインフレが更にはっきりしてきていますので、利上げをすることが予想されています。既に10月の0.5%の利上げは確実と見られており、政策金利は今の8%から8.5%になるでしょう。市場では12月にも0.5%の利上げを行い9%になると予想しています。
スワップは更に上がります。ランドは市場がどこまで織り込んでいるか分かりませんが、下げる力の方が基本的には強いと思っています。
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南アフリカの生産者物価指数は前月比1.5%増、前年比9.2%増となりました。予想がそれぞれ0.8%と8.1%ですから、両方とも予想より上になっています。
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CPIXのレートが5%になりました。また、全アイテムにおける消費者物価指数のインフレ率は7月の5.0%から5.4%となり、両方とも市場の予想通りの結果のようです。
ランドはこの結果を受けて底堅く推移しています。また、金も底堅くランドをサポートしているようです。
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南アフリカの株式市場
サイドバーの見方の説明を加えましたが、南アフリカの株式市場についてもう少し詳しく書いておきたいと思います。
南アフリカの株式市場としてはJSE(Johannesburg Securities Exchange)という取引市場があります。世界で16番目に大きな市場でアフリカ大陸では最大の代表的な市場です(アフリカには全部で22の株式市場があります)。2006年6月末の企業数は374で、時価総額は約6000億ドル。南米最大の株式市場であるブラジルのサンパウロ証券取引所とほぼ同じ規模を誇ります。南アフリカ内にはJSE以外の市場はなく、この市場は1887年11月に創設された市場で既に100年以上の歴史があります。
この市場は現在16人からなる委員会で運営されており、8人以上11人以下の委員により、プレジデントと5人の外部からのメンバーを選んで構成されています。電子取引システムも高度なシステム化が進んでいて、取引システムの要はアメリカのChicago Stock Exchangeから移植したものが基本となり、それに南アフリカ特有の機能などを修正したものだそうです。1997年には、マーケットの透明性と投資家の信頼を得るためにリアルタイムで市場情報を流すStock Exchange News Service(Sens)を始めています。このあたりは金融に強い国なだけのことはあります。
下は南アフリカの株式市場の推移をチャートにしたものです。

3年前と比べて倍を超えていますね。南アフリカの株買ったら儲かるのではないかと思うのは私だけではないでしょう。というわけで、調べてみました。イー・トレード証券

さて、この株式市場のランドとの関わりですが、日本と同じでランド高は輸出企業にとってはありがたくないはずです。最近のランド安は株式市場にはよいようで、上がってますね。逆に株式市場を追っかけてると為替の動向が多少なりとも読めるかと言うとそうでもないのではないかと私は思います。
これも日本と同じですね。為替市場が株式市場への影響は与えることはあるけども逆に株式市場が為替市場に影響を与える事は少ないんじゃないでしょうか。ただ、関係が無くはないので株式市場が為替市場の先行きをどう見ているかを見るというのはありだと思います。でも、かなり深い世界ですね。それぐらいなら金の市場を追っかけてたほうが個人的にはいいように思います。一応、南アフリカの株式市場チャートへのリンクを下につけます。
南アフリカの株式チャートへのリンク
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右側のサイドバーですが、恐らく皆様たいして見てないと思われます。しかし、ランドの行方を占う上で重要な判断指標がありますので説明を加えました。リンクを付けてありますのでクリックしてみてください。
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本日9月24日がHeritage Dayという伝統文化継承の日のため、明日9月25日は南アフリカの市場はお休みだそうです。ご注意下さい。
今週のランドですが、更に売られると市場では見られているようです。売られると見られている理由はトルコなども含めエマージング通貨から資金の逃避が全般に起きているためと経常赤字に対する懸念があることとで、やや神経質な展開が予想されているようです。
アナリストによると、今週のレンジは1$=7.50Rand~7.80Randと見られており、7.80を超えて行く可能性があるとの事です。2,3日前もお話しましたが、日本円にすると14円半ばを目指しそうです。円高ドル安が進むとみられている方はランド安の条件が多くなりますのでショートがいいでしょう。ドル高が進むと思われる方はとりあえず静観してたほうがいいですかね。
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ランドが続落しています。ニュースを読んでいてもイマイチこれと言った理由がないようなのですが、南アフリカのマーケットのセンチメントはかなり弱気なようです。
昨日の経常収支は予想よりはやや悪かったと市場では認識されているようですが、それほど悪くないという意見が支配的なようで発表後はそれほど反応がなかったように思うのですが…
その割には今頃落ちている点がイマイチ分かりません。
更に、スイスフランも売られてたりたりするようなので、金が下がってるかと思いきや金はさほど下落してません。うーん…
市場には売られすぎではないかと言う意見もあるようで、どうもセンチメンタルな動きをしているようです。要するにあんまり理由が無い感じ。
テクニカルな面で節目の1$=7.5Randを越えてきましたので、1$=8.0Randまで売り込まれるという説もあるようです。1$=116.20円のままであれば、14円半ばまで落ちるという事ですが、ドルも弱いのでもうちょい円高ドル安が進むとすれば来週は1Rand=14円前半もありうる事になります。
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第2四半期の経常赤字は前回より小さくなって対GDP比6.1%となりました。この要因は外向きのサービス下落に伴うもので、前四半期の1030億ランドから1010億ランドに縮小となっています。
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南アフリカの失業率が高いのもかなり有名ですが、今日はその失業率が現状どうなっているかのお話です。今日の話の元は南アフリカ政府のLabor Force Surveyの2005年9月調査分から来ています。
まず失業率の定義としては、働ける人の年齢である15歳から65歳までの間で、仕事を現在していなく、探している最中の人を指します。その他にも、Discouraged Work-Seekersという、仕事が出来る状態であるし、仕事もしたいと思っているが職探しをしていない人がいます。日本で言うNEETですかね?NEETは豊かな国の産物かもしれないですね。南アフリカのはやや絶望的な雇用情勢の影響を感じます。
現在南アフリカの労働人口は1600万人前後とされていてます。2004年9月から2005年9月の1年間で66万人の仕事が増え、現在の就業者は1230万人となっています。
下のチャートは最近5年間の失業率の推移です。30%近い失業率なんで先進国から見たら尋常ではありません。しかし、それなりに失業率はよくなってきていて3%から5%は改善しています。南アフリカの失業率の高さの1つには識字率が関係しているようで、15歳以上の識字率が85%にとどまっています。つまり、15%は字が読めない状況であり、当然仕事にも就きにくくなります。

次のチャートは人種毎失業率で、残念ながら人口の多くを占める黒人の失業率の高さが目立ちます。やはり、アパルトヘイトの後遺症が尾を引いていて、人種間格差がここにも出ています。アメリカですら人種間格差がありますから、この人種間格差の問題を解決するのは時間がかかるでしょうね。

また、次のチャートに各産業の就業者数の割合を示します。ちょっと面白いのが、鉱業ですね。わずか3%。金やダイヤモンドに関する仕事に就いている人は意外と少ない事が分かります。家政婦って所もまた面白いのですが、英語ではPrivate Householdsとなっています。よくわからないのですが、主婦は入っていないと思います。それなりに職業として従事している人の割合でしょう。なんか、お金持ちもかなり多いという話もありますのでそういう所での家政婦だったり、家内労働みたいなのが入っているんだと思います(すいません、ここは詳しくは分かりません)。他に南アフリカらしい所は金融業が11%いる所ですね。金融に強い国なだけの事はあります。

もちろん、政府としては成長の阻害要因であるこの失業率を放置するつもりは無く、ムベキ大統領は2005年2月の施政方針演説において2014年までに失業率を半減する事を発表しています。せめて半分位にはして欲しいですよね…。半分になればこの国はずっと良くなると思うんですが。追い風は吹いているはずなのでそれを利用して羽ばたいて欲しいです。
ランキングですが、前回ダイヤモンド業界のお話の中で好調な旨お礼したところいきなりトップ10から落ちてしまいました…。皆様の応援でこのブログは成り立っておりますので、是非応援の方よろしくお願いします。
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本日月曜日はランドがやや強含んでいます。やや金(Gold)も戻しているようで、市場関係者はランドがもう少し強くなる事を予想しているようです。市場では1ドル=7.27Rand(1$=118円なら1Rand=16.25円ぐらい)がキーレベルと見ているようです。もしこのレベルを超えるようだと1ドル=7.00Randまで(1$=118円のままなら1Rand=16.85円ぐらい)いく可能性があるとの事です。
更に今週の木曜日に南アフリカの経常赤字の発表があり、これが今後のランドがどうなるかを決めそうです。
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スイスフランが売られてますね。金の下落でランドと一緒に落ちてます。スイスと南アフリカが金でつながっているというのも面白いですね。
さて、南アフリカの市場関係者の間ではランドは7.54Randを試す展開と見ているようです。ドルが117.5円のままだとすると、ランドは15.6円ぐらいまで落ちる可能性があると言う事でしょう。原油も相変わらず弱そうですし、金も弱そうなので少し売りだてて為替差益を狙ってもいいかもしれませんね。スワップが高いので余り深追いしないで損切りきちっと入れてやってくださいね。
また、2010年償還の債権の利回りは8.77%まで上がっており、2015年償還の債券利回りは8.81%まで来ています。来月の0.5%の利上げによる8.5%は既に完全に織り込み済みで、12月の更なる利上げによる9%も織り込みつつあります。ランドの下落と今後の利上げ予測はスワップ派にはたまらなく嬉しいのではないでしょうか?
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ダイヤモンド業界
古代ギリシャ人はダイヤモンドを神の涙と呼びました。ダイヤモンドを嫌いな人はいないでしょう。南アフリカはそのダイヤモンドの産地としても有名ですね。この業界は色々な意味で難しい業界です。その理由は、ダイヤモンド業界を牛耳る悪名高きデビアス社により非常に閉じられた業界だからです。最初にお断りさせていただきますが、今回のお話は余り公式な数字は利用できていません(そもそも公式の数字が存在しないのでしょう)。又、お話の内容も正直どこまで真実か分からない部分もあります。従いまして、皆様にはこの業界の特殊性と雰囲気を感じてもらえればと思います。
デビアス社は25カ国で21,000人を雇用している世界最大のダイヤモンド会社です。ダイヤモンド業界はこのデビアスによって独占されている状態でEUやアメリカなどからは独禁法違反で訴えられていました。これに対して、デビアスはアメリカでの販売の50%を超えていないだの、アフリカの企業だからアメリカの法律の制限を受けないだのなんのかんの言って相変わらず独占状態を維持しています。
アメリカでは独禁法違反10年にわたって争いましたが、結局1000万ドル(約10億円)をデビアスが違反金として払う事で2004年に決着しているようです。デビアスはわずか10億円でアメリカ市場での独占許可を得たに等しいわけで、高めのダイヤ100個もあれば済んでしまうという結構馬鹿にした話です。ちなみに最近ソフトバンクがボーダフォンの日本法人(日本だけですよ)を買ったときの値段は約2兆円です。
さて、ダイヤモンド業界はデビアスにより独占されている事は分かられたと思いますが、具体的にどのように独占しているかの話をしましょう。デビアスは世界中のダイヤモンドの原石の購入と流通の約60%を握っており、残りのダイヤモンドについても間接的に価格のコントロールを行うことにより、ダイヤモンドの価格支配権を持っています。これにより、他社の参入をほぼ不可能にしています。
デビアス社はこの価格支配を1930年代からカルテルで支配していて、有名なオッペンハイマー家が株式の40%を持ちます。他の株主としてはAnglo-American社が45%の株式を持ち、残りの15%をボツワナ政府が持っています。ちなみにこのアングロアメリカン社ですが、南アフリカでは強烈な企業のようで、金(ゴールド)に関しても強い影響力を持つ会社です。現在でも世界最大の金の生産会社として君臨しています。更に南アフリカの株式市場価値の半分は何らかの形でアングロアメリカン社が関与している会社という事です。
デビアスは購入したダイヤの原石をどうするかというと約80のサイトホルダーという大手のダイヤモンドのカットを行う会社に売ります。この80社だけがダイヤモンドの原石をデビアス社から直接購入できる会員の会社でカルテルの源泉です。この80社はロンドンの中央販売機構に”招待”され、年に10回ほど買い付けができるようです。この招待に対して欠席は原則許されないらしく、会員はダイヤモンドの箱を与えられて購入する形だそうで、箱の中身の量も品質も価格も文句は言えないという話です(何かヤクザちっくですな、同じかな…)。それにも関わらずこの販売機構の外部で取引されるオーストラリアやロシアの原石の価格もほぼここで決まってしまうぐらい影響力があるそうです。
デビアスは原石を主に扱っていますが、研磨はイスラエルで行うものが多いです。当然、南アフリカのユダヤ系との関係が強く、昔(今もかもしれませんが)国としての体裁が整っていなかったイスラエルは資金獲得の重要な手段としてダイヤモンドを扱っています。この辺りも非常にグレーな世界ですよね。イスラエル・ユダヤ人と南アフリカにおけるデビアスがダイヤモンドでつながってるわけですから想像に難くないでしょう。
下の図はやや古く2000年のものですが(これしか入手できませんでした)、ダイヤモンドの生産額と生産量をチャートにしたものです。南アフリカは生産額は第3位、生産量は第5位となっていますね。ボツワナが強いのが注目されますが、デビアス社の株式はボツワナ政府が一部持っているわけですから、当然ここを仕切っています。その他、コンゴやナミビア・アンゴラと言ったアフリカ勢は全部デビアス社の影響の元にあるようです。また、ロシアも強いですね。ロシアのダイヤは上述の中央販売機構の外に位置するそうですが、デビアス社がその多くを買い取ってるそうです。ロシアも充分怪しいです。
あまりまっとうそうな国もないのですが生産量的にはオーストラリアがいますね。生産額が低いのであまり品質は高くない事がうかがわれます。

ダイヤモンド生産量

ダイヤモンド生産額
”ダイヤモンドは永遠の輝き(A Diamond is Forever)”って有名なコマーシャルご存知でしょうか。あれはデビアスの小売り領域のマーケティング戦略で、歴史上最も成功したマーケティングとして有名です。結婚指輪としてダイヤモンドを贈る事に世の中はなっていますが、あれも元々はデビアスの陰謀(?)で、我々も知らず知らずの内にデビアスにやられています(畜生…伝統的なコンブとタイでいいじゃないか、1000円で売ってる…)。1960年代の日本なんてまだ貧しくダイヤモンドの婚約指輪を贈る風習などあるはずがないんですから。
このスローガンの凄いところは結婚で使う事により、転売がされず、中古品の市場価格下落を防ぐ事につながる点で、デビアスは流通の操作までしてしまった事です。しかも更に悔しい事に日本にあるダイヤモンドの多くはクズのダイヤモンドだと言う事で、我々はそんなクズを高く買っている訳です。女性の結婚願望とダイヤモンドの組み合わせは何とかして打破すべきですよ、世の中の男子諸君!日本人は男女ともにデビアスに踊らされているピエロ状態です…
また、近年デビアス社はあのルイビトンとも提携することにより、ダイヤモンドの原石のみならず小売の方の進出を加速してきています。デビアスとルイビトンなんてあこぎなコンビです。そして、そのコンビに日本はきっとやられるんです。
近年、デビアス社はダイヤモンドの中にデビアスの文字を埋め込む事によりそのブランドを維持する試みも行っているそうです。これももちろん、流通でのブランドを向上する事により、デビアス以外のダイヤモンドを排除する目的です。皆様、これに踊らされてはいけませんぞ。ダイヤモンドの中にデビアスなんて彫られてる必要は何もありませんからね!
映画の世界では007シリーズの第4作目”ダイヤモンドは永遠に”もこのデビアス社とイギリスの関係を描いたものだそうです。ただ、実際にこの映画観てみましたがあんまりデビアス社とかは出てきませんでした。
うーん、怪しい話ばっかりですね。難癖付け放題です。結局ダイヤモンドが南アフリカにとってどうかという話を全くできていないに近いのですが、ダイヤモンドの業界自体はそう大きな業界ではありません。せいぜい、10億USドル規模ですし、価格統制も全世界的に効いてるし、生産調整もデビアスが行っているしで為替に影響は無いんじゃないかなと思います。
キンバリー鉱山という伝説的なダイヤモンド鉱山を閉じて、1000人ほどの雇用が無くなったとの話もありますが、5000万人の人口のわずか1000人です。だいたいにおいて失業率が20%だとか30%だとか言われてる国なんですから1000人なんてスズメの涙です。
また、キンバリー鉱山の生産も10億ドルのうちの5%って所で、6000万ドル程で為替にはあまり関係ないと個人的には思ってます。基本的に閉山の理由もランド高です。ランド安になって欲しいというのが南アフリカ政府のスタンスですから、これでランド安になってくれれば南アフリカ政府は嬉しいぐらいでしょう。
さて、ダイヤモンドなんて石炭に圧力かけてかたーくなったものです(やや語弊がありますね、”ダイヤモンドは永遠の輝き”なんて嘘っぱちです、基本的に炭ですから火事でも起きたら二酸化炭素になって無くなってしまいます”http://chem.sci.utsunomiya-u.ac.jp/v2n2/samaki/”)。当然、南アフリカでは石炭がたくさん取れまして、重要な資源であります。というわけで次回は(たぶん)石炭業界のお話。
だいぶ長くなりましたが面白かったでしょう?書いてて面白かったですもの(どこまで本当か分からない話が多いんで面白おかしく書けるからですかね。でも上記は色々な所で言われているものですのであながちウソばかりではないはずです)。ダイアモンド関係の記事は映画ブラッドダイアモンドでも記していますので読んでみてください。こちらの記事の方がかなり生々しいです。
面白かった方は是非ランキングにご協力下さい。ついでと言ってはなんですがランキング好調です。この場をお借りして皆様に御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いします。m(._.)m
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金が下落しています。先週の金曜日に1Ounceが$610で取引されていましたが、節目とみられていた$600を下回ってきました。これに伴い、ランドも売られているようです。又、原油価格も最近はやや水準訂正の動きを見せており、原油や金を売ってドル高を誘っています。
金に関しては$585の水準まで落ちる可能性があり、もう一押しありそうです。同様に銀も下がってきており、原油や貴金属系が下がっている事がうかがわれます。
下に金のチャートへのリンクを付けておきます。
ページの下の方に3ヶ月、6ヶ月、1年、5年、10年と並んでいます。
金のチャートへ!
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IMF(International Monetary Fund)はご存知ですね。国連の専門機関の1つで、開発途上国等に対してお金を貸し付けて援助する金融機関です。国の銀行って感じで、通貨の安定を通して国の発展を援助している組織です。
このIMFはPINs(Public Information Notices)という制度で各国の将来的見通しを発表しており、昨日9月7日に南アフリカに対するPINsを発行しました。非常にポジティブな内容で皆様に早速紹介したいと思います。
PINsのExecutive Board Assessmentによると以下のように指摘されています。
- マクロ経済政策や構造改革により近年の成長は力強く、インフレもターゲットレンジに抑えられつつ、雇用も改善している。
- 公共の財務状況は堅牢であるが、中期的には高い失業率や不平等及び貧困の問題、エイズの問題に挑戦していく必要がある。
- 南アフリカの経済的アウトルックは広くポジティブであり、確実な政策の実行と好調な外部環境は持続的な成長を支えるはずである。
- リスクとしては外部環境の不確実性があげられており、世界的な経済活動の停滞は南アフリカの輸出構成により影響を受ける可能性がある。
- より直近のリスクとしてはエマージングマーケットの経済に対する弱気な心理と資本の流れの停滞である。(ここ2,3日のランドが売られたのはこのエマージングマーケットに対する弱気な姿勢ですね)
- IMFのディレクターとしては6月の利上げを支持し、更なる政策金利の引き上げも必要と見る。特にランド下落が一般価格に影響を与える場合にはこれは重要である。
- また、外部環境の変化に対するクッションとして現在の為替政策は国の発展に寄与すると見る。
- IMFのディレクターは堅牢な財務状況に注目し、今後とも継続していく事を支持する。
- 現在行われている成長と失業率の改善プログラムは重要であり、労働市場の流動化が役立つと考える。
最後に政府債務と対外債務のチャートを載せておきます。確かに債務が順調に下がってますね。
という訳でここ2,3日の下落でびっくりした方々も長期的には大丈夫そうだっていうIMFのお墨付きが出たんで少し安心ですね。

政府債務チャート

対外債務チャート
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こんばんは。今日のランドの下落うまくとれましたでしょうか?昨夜のブログの後動きましたね。1ドル7.28ランドはチェックポイントでしたが、ちょうどブログの後たまたま動いた感じはします。うまく取れた方もいらっしゃるでしょうし、逆の方もいらっしゃるかもしれませんね。勝負の世界なんで勝ち負けはあるでしょう。
1つ残念なのは、この下落でロスカットの憂き目にあってらっしゃる方がいらっしゃる事です。レバレッジのコントロールが出来ていらっしゃらないようですが、いかがでしょうか?
ちょっと厳しい事を申し上げますとレバレッジのコントロールが出来ない方は為替をやってはいけません。為替の世界は欲望がうずまく世界で狼ばっかりです。非常に厳しい世界だと認識してください。さもないと、絶対にお金なんか増えません。もし、10万ランド単位でしか購入できないようでしたら、まずそれを変えましょう。1万ランド単位で取引できる会社もありますので、そういったところで取引すればいいだけの話です。
例え、一瞬もうかったとしてもレバレッジのコントロールが出来ない状態でしたらお金は減る方に向いていきます。スワップ派だから長期に持ってればいいと思っていらっしゃる方であってもレバレッジのコントロールが出来なければいつか負けます。
今日はちょっと精神論的なお話になりましたが、ランドの高金利に惹かれて無茶をしていらっしゃる方がいらっしゃるようですので、恐縮ですが再度警告を出します。高金利であってもそんなに甘い世界ではありません。
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ランドが売られてますね。このブログを読んでらっしゃる方はレバレッジをそんなにかけてないと思いますので大丈夫ですよね?アクセスが増えてますので心配ですが…
先週末にお話しましたように1ドル7.28ランド近辺に来ています。ここから更に売られるかどうかが注目です。ここまでは想定範囲内って奴でしょう。今後はどうかって?分かりません…ここらがチェックポイントだとは思いますので、為替差益を狙う方は面白いかもしれません。うまいことやってください。レバレッジおさえめにしないとダメですよ!
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Business Confidence Index (BCI)とはビジネスが今何を経験し、どのように動いているかを表す指数でビジネスの意見やビジネス面での将来的な認識といったものを反映する指標ではありません。このBCIは13のサブ・インデックスから構成されており、重み付けがなされています。指標自体は1985年から利用が始まり、幾度もの調整もされてきており、最近では2006年の2月に行われています。
今月のBCI指標は若干下がり、7月の99.1から99.0になりました。これは8月としては過去3年間では最も弱い数字となっています。ただし、Business Confidenceはまだ強いことも指摘されています。一方でSACOBによると短期的に経済的な成長がやや弱まっているのが気になるとの事で、このあたり投資に影響が出ることを懸念はしています。
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ワールドカップについてお話しようとずーっと思っていたんですが、調べれば調べるほど色々とありまして…新しいカテゴリーを作って何回かに分けてお知らせしたいと思います。
全世界で400億人がテレビ観戦をするというワールドカップが2010年は南アフリカで行われます。同じアフリカのセネガルなどはワールドカップを理由に戦争を休止するなどアフリカはサッカーに関しては熱狂的なものがあります。では、アフリカにおけるサッカーとはどのような位置づけでしょうか?アフリカってそんなにサッカーやってるのなどと思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、まずワールドカップでのアフリカ勢の位置づけとして、各地域の配分から見ていきます。
日韓共催のワールドカップにおける本大会出場できる32カ国の配分としては
ヨーロッパ13.5チーム
アフリカ5チーム
南米4.5チーム
北中米カリブ海3チーム
アジア2.5チーム
オセアニア0.5チーム
前回優勝国フランスと開催国の日韓2カ国
となり、アフリカはヨーロッパ勢に次ぐ配分があります。南米よりも多いのはちょっとびっくりですね。
強豪国としては
ナイジェリア(FIFAランク11位)
カメルーン(FIFAランク12位)
ガーナ(FIFAランク25位)
チュニジア(FIFAランク30位)
セネガル(FIFAランク35位)
南アフリカ(FIFAランク76位)
と言った所でどこも最貧国ですが、サッカーは強いんですね。優勝争い出来るほどではないのが残念ですが…しかし、南アフリカはお世辞にもランクが高いとは言いがたい。にも関わらず開催国というのは結局アフリカで最も進んでいる国はここしかないと言う事につきるかと思います。ちなみに日本はFIFAランク48位です。(サッカーファンとしてはもう少しがんばってほしい…オシム監督に期待してます)
今の所、南アフリカでの経済効果は40億ドル(約4700億円)と試算されており、南アフリカのGDPは今のレート(1ランド=16円)ですと25兆円弱ですので、大きなインパクトがあろうことは想像できるでしょう。日本で行われたワールドカップの経済波及効果は3兆3000億円と試算されました。先ほど行われたドイツワールドカップの経済効果は1兆3000億円とされ比較的少ないですが、これはドイツはサッカー先進国のため既にインフラが整ってた事に起因すると言われています。南アフリカにおける経済効果が小さく見えるのはもちろん人件費や材料費等が安いからです。とは言え、南アフリカの経済から見れば大きな経済効果があります。
また、一般的にこの手の大きなイベントは交通網が整備されたり、治安が良くなったりと開催後の影響もあります。特に観光が大きな産業として成長している(観光業界に関してはこちら→)南アフリカでは交通網やホテルの整備はポジティブな影響がありそうですよね。治安の問題が少しでも改善してくれる事を祈ります。
南アフリカ政府は30億ランド(約500億円)を追加で公共交通機関の建設に当てる事を先日(2006/7/31)発表しています。南アフリカにおける建設業界は年間600億ランド(約1兆円)を費やしており、およそ半分が公的機関からの受注だそうで、基本的にワールドカップ対策でしょう。
とりあえず、本日はここまでと致します。
また、次回を期待してください。
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先月南アフリカの製造業がややペースダウンしたようです。南アフリカのPurchasing Managers Index(PMI)によると、7月のPMIは63.2から59.8になりました。しかし、製造業の成長は相変わらず強く、今までが強すぎただけで懸念材料にはならないと事です。
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南アフリカランドを取引する時の業者選びの基準をお話しましょう。
あくまで私の主観ですので、それは違うと思っても大目に見てやってください。
1.信託分離保管をしている
(常識です。これやってない会社に大切なお金を預けてはいけません!)
2.会社としてつぶれる心配が少ない
(資本金など規模もありますが、後ろ盾がどこの会社かも重要と思います)
3.業者の業務が信用できる
(上と違って中身の話です。難しいですが歴史の浅い会社はちょっと心配です)
4.システムが安定している
(時々取引できなくなったり、ボタンを押してから時間がかかるシステムは危ないですよ)
5.リアルタイムな価格表示をしている
(最近は問題ないかな。昔はリアルタイムじゃ無い所ってありましたが)
6.使い勝手が良い。画面に不安がない
(見た目の悪い画面は中身も不安になります)
7.コストが安い
(スプレッドの広さや毎回の取引手数料等)
8.レバレッジを高くできる事をアピールしない
(取引する人のリスクを考えてくれてるのかとか思います。姿勢の問題)
皆様が重視していらっしゃるコストが下の方に来ちゃってますが、恐らく上の方は常識だと考えられていらっしゃるのかと思います。
意外と常識じゃありません。
某M銀行で昔ありましたが、システムってのはおかしな事をする事があります。足し算や引き算ができなくなっちゃうです。銀行ですらそう言う事が起こります。FX業界ははるかに危なっかしいです。
ちゃんとした業者を選んで不安なく取引しましょうね。
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南アフリカの国際収支の悪さが原因となってランドが弱くなっています。これは今月発表の貿易赤字額が77.46億ランド(1232億円)の大幅な赤字となった事に起因しており、予測値の30億ランドを大きく下回っています。ランドは当面1ドル7.28ランドまで売られる可能性が高いと見られています。日本円が1ドル117円だとすると1ランド16円ちょうどぐらいまで下がる可能性が高いという事ですね。
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高リスクについての警告: 外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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出張
