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南アフリカ、プラチナ特区制定

南アフリカ、プラチナ特区制定


神戸の小学生の件、やるせないものがありますね。
やった本人も自分がコントロール出来ないんでしょう。
人間のする事を超えています。

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南アフリカの貿易産業大臣がプラチナ鉱山地域を経済特区に指定すると発表しています。
これは、南アフリカにある日本商業会館で発表されたもので、何らかの意図があるものと言えましょう。
日本の自動車メーカーや、商社に対するメッセージでしょうかね。

同地域はストライキでかなり荒れた地域です。
経済的にも大きなダメージを受けており、経済的な立て直しが必要です。
内容についてはあまり情報がないのですがプラチナの加工なども含めた包括的な産業育成をしたいそうです。

経済が良くなれば、ストライキもむやみやたらとやらないでしょうし、そもそもの問題は貧困です。
これを解決するためにも税制やらインフラやらの整備をしていくのは重要でしょう。

南アフリカの北部って南部に比べるとやっぱり貧しいんですよね。
プラチナの加工って難しいはずなんですが、こういう地域で出来るのかなぁ。
政府のリーダーシップが肝心です。

さて、市場は少し落ち着いてきましたかね。
やっぱりドル円110円は重い感じ。

日経平均も16300円が抜けられない。
今、ナイトセッションですが16200円を超えてきました。
明日超えるかどうかは大事かなぁ。
それによってランケンもポジションを動かすぞと。

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南アフリカと日本のエネルギー政策

南アフリカと日本のエネルギー政策


先週の市場はエグイ下げ方をしましたね。
ドル円は104円から101円前半への3円近くの下落。
日経平均は15200円から13900円への1300円の下落。

これだけ下げてたいしてやられていないのが不思議な位です。
5月物が少なかったのと、ほとんどSQに持ち込めたからかな。
しかし、強気にやってきたんですが、さすがに弱気にならざるを得ないですねぇ。
アメリカも下げちゃってるので、やや気分は後退です。

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南アフリカがまた電力問題で揺れています。
南アフリカの電力会社エスコム社は、経営難で東京電力のような状況になっており、現金がひっ迫しています。
世界銀行に融資してもらったはずなんだけどなぁ。

もんだいの1つは人件費が高騰している事にあるようで、エスコム社は5年にわたり年間10億ランドのコストセーブを目指しています。
もちろん、人件費だけでは厳しいのでスポーツイベントのスポンサーをやめる、出張の制限なども入っています。
電力会社がスポンサーなんてする必要ないと思いますけどね。
経営陣がダメなんだろうなぁ。

そもそも電力会社が一社しかないって所が構造問題で、自由化をもっとするべきなんでしょう。
それがなかなか成されないと言うのは政治にもかなり食い込んでいる事を意味し、まぁその意味では日本の電力会社と同じ。

南アフリカのエネルギー省と財務省はお金に関してもかなり絞って来てはいるようですが、国民への電力料金値上げの8%は既に決定しています。
これがインフレ要因になってると言うのが良くなくて、南アフリカの経済成長の足かせの1つとなっています。

土地もあれだけあるんだから太陽光発電でも風力発電でもやればいいのにとか思うんですが、コストに見合わないんでしょうね、まだまだ。
日本の太陽光発電は世界一らしいですが、相当な補助金やら高い買い取り価格の上で成り立っています。
結局は、一般の家庭の電気代に反映されている訳です。

ただ、現状の日本のエネルギー政策もかなり危機的なレベルではあって、経済の足かせの1つになっている感じがします。
やはり、全原発が止まった場合の影響は大きく燃料の輸入増加が4兆円にも年間達するとされています。
原発は止められないですかね。

日本政府は、コスト的には非常に高いのですが、再生エネルギーとして太陽光発電を急ピッチで促進した結果、日本の太陽光発電の普及は急速に進みました。
とは言え、まだまだ全然でして、日本のエネルギー全体で見るとわずか1.6%です。
日本政府は、「エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源」と表現し、2013年から3年間は導入を最大限加速し、その後も積極的に推進するとしています。

今後、円安が進むようだと日本の発電に要する燃料価格は更に高くなります。
それは結局電気価格高騰に跳ね返り、人件費は圧縮するが輸入に依存するものの価格は高騰し、日本人の貧困化に拍車をかけると言う話ですね。
まぁ、太陽光程度じゃ、家の電力代は多少は安くなりましょうが、電車動かしたり車動かしたり工場動かすって話にはなりませんよね。

アメリカはシェールガスで一気にエネルギー輸出国に転換したりしていますが、日本のエネルギー政策は難しそうです。
南アフリカは、なんとでも出来る気がするんだけどなぁ。
石炭も取れるし。エスコム解体しちゃえば話は早いんじゃないかとぉ。↓
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南アフリカ観光産業二けた成長とECB総裁の発言

南アフリカ観光産業二けた成長とECB総裁の発言


3連休の最後ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ランケンは風邪ひいて熱出しております。。。
うー、参ったー。。。
クーラーかなぁ~。。。
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今日は新宿で金融機関に勤める友人と会ってきました。
ランケンもIT産業に身を置く割にITの方向性があまり分かっていないのと同様に、金融機関にいるからと言って経済が分かるってものでもないみたいですね(笑)。
まぁ、そりゃそーだなぁ。
普段、仕事で見てるのって、その一部だから。

で、世界経済をかいつまんでポイントだけ教えてくれって言われて、話してきたんですが、ポイントだけ分かった所で上っ面な話にしかなりませんよね~。
あぁいう勉強の仕方だとあんまり分かるようにはならん気がするー。

1時間位で経済分かるようになれば苦労はないって。。。
金融機関に何年働いでるんだってちょっと思った。。。
ランケンは金融機関じゃないけども、このブログだけでももう7年目になろうとしてる。。。
(うっわ、自分で驚いた。。。)

友人にはランケン経済英語スクールに来なさいって言ってやった(笑)。
でも、経済はやっぱり英語で勉強しないとぉ。
金融トップクラスの人が英語って騒ぐのよく分かる。
情報の質が違うもん。
ここ7年のランケンは、ほとんど全部英語で勉強して、日本語でアウトプットしてる感じです。

経済を7年もほぼ毎日書いてれば、そりゃー多少は分かるようになりますよねー。
なんて思ってたら、大橋ひろこアナウンサーなんかが、結構ちゃんとしたブログ書いてるのも分かるなぁなんて思ったりして。

大橋さんのブログってアナウンサーの域を超えてるもんね。
やっぱり自分の言葉で書けるって事は分かってる証拠だよね。
きっと、変なアナリストを実は冷やかに見てるに違いない(笑)。(ランケンが一番変なアナリストってウワサあるね(爆))


大橋ひろこさんのブログ


そういえば、ひろこさんも2007年からずっとブログ書いてる。
なかなか飲みにも行ってくれませんが(笑)。
ひろこさん、今度ブログ談義に飲みに連れてってねぇ~。


さて、南アフリカの観光産業が好調のようです。
今年第一四半期の南アフリカへの旅行者の数は226万人となっており、前年比10%以上の伸びを示しています。
新興国からの旅行者の伸びがかなり強いようで、ブラジルの旅行者などは71.7%の伸びと非常に高い伸びとなっています。
もっとも19000人しかいないので、200万人の1%程度で単に少ないからではありますが。

最も多いのは旧植民地の親であるイギリスで13万人を超えています。
これは、昨年から比べると9.5%の伸びとなっているのですが、昨年が大きく下落した事が理由でもありますし、全体の伸びに比べると少ない状況です。
意外と多いのがアメリカで16%の伸びとなっています。(人数出てないな。。。)

南アフリカの大事な観光産業なので頑張ってほしいですが、増えるに決まってると言えば増えるに決まってますよね。
アフリカが増えなくてどーする?(笑)

後、ECBのドラギ総裁がスペインの銀行の優先債保持者も責任を負うべきだとの発言をしてユーロが下がってます。
優先債すら返ってこないんじゃぁ厳しいよなぁ。
ってか、それ言っちゃうと、そもそも先日のトロイカの救済策ってなんなんだって気がしなくもないんだがぁ。。。

ドラギ総裁の気持ちは分かるんですけど、銀行システム不安が再燃しちゃうじゃんねー。
ちょっと気になります。
今週の市場がどう反応するでしょうか。
やっぱりユーロ危機は終われない。。。

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南アフリカの観光業界好調!

南アフリカの観光業界好調!

今日は日経平均強かったですね。久しぶりに9000円台を回復です。韓国も上昇したようでいい感じです。アメリカもすこーし上がって始まってますね。もちろん、ランドも上昇です。最近、南アフリカは世界経済に振り回されており、南アフリカ国内事情などほとんど書いていないのですが、今日はまだ週明けですし、よその国も大方材料出尽くし感はありますので、久しぶりに南アフリカのリラックスなネタです。

南アフリカの観光業界が世界の景気悪化にもかかわらず今のところかなり調子が良いようです。今年1月から7月までの南アフリカ訪問観光客は昨年より年率7.8%も増加しているそうで、南アフリカの産業で唯一景気後退を懸念していないセクターとなっています(あくまで今のところですが)。

北米からの旅行者は11.7%も増加しており、ヨーロッパの旅行者も7.3%の増加です。他の国では景気後退もあり現在キャンペーン活動を抑制しているんだそうですが、南アフリカはむしろ積極策に出ています。南アフリカの観光って国の重点戦略に置かれてもいいぐらい盛んで、GDPの8%に該当する209億ドル(約2兆円)の産業です。

また、海外からも高い評価を得ています。アメリカの旅行ガイドiExlopre.comでは2007年のアドベンチャー部門第二位となり、2005年の6位、2006年の3位よりも更に上がっています。2010年あたりは1位狙えそうですね。ちなみに、同社の今月のもっとも売れたツアー部門では10位です。1位エジプトピラミッドになってます。

今年の初めに南アフリカに観光に行ってきましたが、色々と面白かったです。行ってからは結構安いのですが行くまでが高いのが日本からだと痛いところですよね。少し円高だから今なら多少は安いかと思いきやちっとも安くありませんでした。結局、飛行機代と言うか原油代の方が高い。向こうではほとんどお金かからないんですよね、そもそも物価が安いので。

あ、でも本場南アフリカでダイヤモンドとか金買うとかって人は今なら相当安く買えるんじゃないでしょうか。デビアスから直に(嘘です、デビアスから直には買えません)。でも、中にはお店やってる人とかで本当にいらっしゃるそうです。南アフリカに遊びに来て、ダイヤついでに安めに買ってご自分のお店で売って旅行代を取り返せる強い人が。うらやましいですよね。

明日はランドはちょっと波乱がある可能性があります。明日、南アフリカの財務大臣より2009年の南アフリカ財政に関する予測が出てきまして、今まで堅実な黒字だったのですが、現在の状況を考えると赤字の可能性もあるため市場がこれに反応する可能性があります。黒字縮小は避けられない見通しであり、赤字になるかどうかが焦点ですかね。

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南アフリカへの観光客900万人突破

南アフリカへの観光客900万人突破

南アフリカの観光産業が有望である事はランケンでもおととしぐらいに既に記事にしていますが、2007年の南アフリカへの観光客が大きく増えました。

2007年の南アフリカへの海外からの観光客は907万人と2006年の8.3%増となりました。これで3年連続の過去最高記録更新です。ちなみに2007年の日本への外国人観光客は830万人ですので南アフリカよりも少ない状況です。日本も最近は結構外国人観光客が増えてる感じしますけどね。

南アフリカ観光局によると世界経済の順調な伸びもありますが、8.3%というのは世界経済の伸びを大きく上回るものであり、2010年までには1000万人の大台を突破できると見ているそうです。元々はヨーロッパからの観光客が多かったのですが最近はアメリカからの観光客も増えておりアメリカからは22万人が南アフリカを訪れているとの事です。

また、アジアも強くインドは16.9%の増、中国12.9%の増と日本以外は大きく増えています。日本は-0.4%と唯一微減しているそうです。メインのヨーロッパからの観光客も2.3%増えていて、特にフランスは8.5%と大きく増えています。

観光客が増えているのはアメリカ、アジア、ヨーロッパだけではなくアフリカ諸国からも増えています。ケニヤやナイジェリア、アンゴラなどは全て二桁成長でアフリカ経済の好調さを物語っているともいえます。

この観光産業の成功には各航空会社の戦略もあるようで、デルタ航空はアメリカからヨハネスブルグへの直行便を既に就航させており、今年ケープタウンとニューヨークを結び便も就航予定です。その他、South African Airwaysもミュンヘンから、エミレーツ航空、China Eastern、タイ航空など多くの直行便があります。

今後、イギリスからの直行便や、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、ケニヤ、モザンビーク、アンゴラ、ナイジェリアからの直行便の申請があるようで南アフリカ観光ブームは世界的に広がっている様子です。ただし、日本はなし…。

南アフリカの観光産業は現在もっとも早く成長しているセクターとして南アフリカ国内で注目を集めています。今後ワールドカップへ向けて世界的にも更に注目を集めるでしょう。また、インフラ整備がワールドカップで進んでいるためワールドカップ後も観光産業は非常に有望(Extremely positiveって書いてあります)とされています。もう少し近ければ、日本人ももっと行くんでしょうが・・・。確かにとーいんだなー。でも日本と違って面白いところでしたよ。詳しくは南アフリカ旅行記をどうぞ!


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航空産業

航空産業

南アフリカはかつて飛行機を作っていました。しかも単純に組み立てるだけではなく航空機を設計して製造するほどの能力を持っており、最盛期にはSAAF(South African Air Force)などにヘリコプターを納入していました。

残念ながら商業的にはうまくいかなかったものの、技術的にはヘリコプターや航空機を単独で作るだけのものを持っていたため、今でも部品の供給ができるだけの技術力はあります。国立のDenelという会社と民間のAerosudという会社の2社が主なものであり、両社ともヨーロッパ航空機メーカーのエアバス(Airbus)のA400Mプログラムのパートナーとなっています。

このA400Mというのは軍事輸送機で2009年からの飛行を目指してプロジェクトが動いています。現在、EU諸国を中心に192機が確定オーダーとなっており388機がオーダーされる予定となっている世界の航空業界でも最も重要な機体の1つとされています。Airbusでは2025年までに400機を予定しています。

この機体の開発に対してDenel社は機体中央上部の製造に携わっています。契約は15年間で2000万ユーロ(約32億円)となっており、製造前の設計段階からDenel社が行ってきたもので非常に重要な部品です。材料はアルミニウムで加工が難しいとされているそうで、Denel社CEOは南アフリカと同社を誇りに思うと述べています。このAirbusのA400Mプラグラムへの参加は今後30年間から50年間にわたるエンジニアリングサービス、製造サービス、カスタマーサービスの提供を意味しますので非常に大きな商談ですから南アフリカ国内の位置づけとしても大きなものです。

Denel社は今後尾翼の構造部分など重要部品の提供も行っていく事になっています。また、もう1社のAerosudの方はコックピットのバルクや調理室などを製造するそうで最重要部品ではない部品の提供となります。今後、南アフリカ全てのA400Mへの契約額は今後20年間で60億ランド(約1000億円)に上ると見積もられています。製造だけでなく設計から最後のサポートまで契約出来る点が非常に重要だそうでAerosud社もAirbusの直接的なサプライヤー(一次サプライヤー)となる点で光栄なポジションでの仕事と評しています。

A400Mプログラムへのヨーロッパ諸国以外の参加はマレーシアと南アフリカのみとなっていますが、この理由は両国が既にA400Mの購入を決めている点だそうです。このあたり非常に政治的ではありますね。南アフリカ8機、マレーシア4機の注文となっています。このAirbusのA400Mプログラムへの参加を機に南アフリカ政府としても本格的に航空宇宙産業育成に取り組む意向で、3つのイニシアチブは発表しました。

3つのうち1つはサプライヤーパークを作る事でプレトリア郊外に航空関連会社を集積した場所を作る事にしています。この場所に対してEUからもお金が出るそうで2900万ランド(約4億8000万円)の拠出と今後2年間で4000万ランド(約6億4000万円)を約束しています。

2つ目のイニシアチブは、Aerospace Industry Support Initiativeの拡大で既にあるInitiativeを拡大するものです。これはサプライチェーンの改善とサプライヤー開発に主眼とおいたものとなっています。政府はこれに毎年1千万ランド(約1億6000万円)を投入する事にしています。

3番目のイニシアチブはスキル強化を目指しており、National Aerospace Centre of Excellence(NACoE)がEUと協力して大学などへの研究費補助金を積むことです。現在、30の研究に対して補助金が出されています。また、Airbusは南アフリカの科学技術庁と航空技術に関するエンジニアリング、製造、オペレーション、マネジメントを含むスキームを開発していくことになっています。

南アフリカ政府は上記3つのイニシアチブを通じて最終的には輸出の増加を狙っています。現在、南アフリカには前述の2社以外にも200の航空関連の会社がありますが、比較的小規模な会社です。今後、これらを育成していき、南アフリカの航空産業として確立していきたいと考えているようです。

南アフリカはトヨタ、日産、BMW、GM、フォードなどが進出していてアフリカの自動車産業を担うなど基本的に製造業が強い国です。以前もお話しましたが、日本にあるBMWは全部南アフリカ製だったりしますし、航空機を自前で作れるだけの技術力もあるようですのでそこはアフリカ随一の工業国だけの事はあります。

ただ、航空産業は日本もそうですが政治的に要素が大きい産業でもあります。裾野が広い産業ですので確かに規模としてはかなり大きくなるのですが、うまくいくかどうか難しいところもあるでしょう。あまりランドが強くなると製造業には向かい風になるので為替も大きく影響するかもしれませんね。


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南アフリカの原子力

南アフリカの原子力

前回は、ウランの話をしましたので今回は原子力の方に話を移します。今後20年で世界の原子力発電は150機建設されると見込まれています。ちなみに、世界の原子力発電所の数って現在440もあるそうです。結構あるんですね。現在、南アフリカは原子力で国の電力需要の6%を賄っています。残りはほぼ石炭ですが、地球温暖化の意味でも政府は今後原子力エネルギーへの転換を進めることを約束しています。

南アフリカの国有企業ESKOM社は電力をジンバブエ、ナミビア、ボツワナにも輸出しています。周辺国の多くは水力に依存しているそうで、水量によっては安定供給が困難な状況となっています。このESKOM社ですが、日本の住友商事などとも大型の取引を持っており、ワールドカップの電力需要増を見込み積極投資をしています。さすがに日本の商社抜け目ないですね。
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/20070605_140737_kiden.shtml

南アフリカは米ソ冷戦の時代に核兵器を保有し配備していました。その後、1991年に廃絶したのですが、現在まで核兵器の保有をしながら廃絶したことを公表した唯一の国となっています。南アフリカが核兵器を放棄した理由には多くの説があるのですが、

1.1989年のベルリン崩壊によりソ連の崩壊と冷戦終結の終わりが予期された事、
2.ナミビアとの停戦協定が成立し、南アフリカ、アンゴラ、キューバとの間で3カ国協定が結ばれた事、
3.ANCや解放運動組織などの政治的組織が「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」を力強く叫んで圧力をかけた事

などが上げられています。

南アフリカは当時6発の核爆弾を保有していましたがこういった背景を元に核能力を破棄する最初の国となりました。この決断をしたのがF.W.デクラーク大統領です。彼はアパルトヘイト終結も行った事でも有名ですが、核兵器の保有を上下両院合同会議で認めると共に核兵器廃絶も行った偉大な大統領とも言えます。ネルソン・マンデラの方が目立っていますが、1993年にマンデラと共にノーベル平和賞を受賞しています。現在、南アフリカは核不拡散条約に加盟し核兵器廃絶を最も声高に唱えている国の1つとなっています。

一方で核兵器の技術はすなわち原子力発電の技術とも言えます。冷戦時代にはイスラエルと共に核実験も行っていたそうで原子力に関しては先進的な国の1つです。核兵器の保有により南アフリカは高度な核技術を持つ国となり、原子力発電所を保有しています。これはアフリカ大陸で唯一の原発でクーバーグ発電所と言います。現在、南アフリカでは安全性が高く、経済性にも優れた次世代の新型原子炉、ブルベッド・モジュール炉(PBMR)の開発を行っています。2009年には商業化し世界各国への輸出を目指しています。

このPBMR型の原子炉の特徴は小型で増設がしやすい事だそうで一基あたり15万キロワット程度だそうです。通常原子力発電は一度動き始めたら簡単にはとめる事ができず出力となる電力も一定です。そのため、電力需要に合わせて出力を増やしたりは出来ません。そのため、ベースとなる最低限の電力は原子力を用い、需要の増減分は火力発電で補うという体制が一般的です。今回南アフリカで開発されているPBMR型原発は小型ですが8基ほど増設すれば100万キロワット級の原発と同じ規模になるため電力需要に合わせた体制をとりやすいという利点があります。ただし、専門家の間ではまだ安全性に関して疑問視する声もあるそうです。

原子力発電所は日本もかなり積極的に世界で作っていますが、南アフリカもこの市場に参入してくるとなると更に競争が激化してくるかもしれませんね。既に世界的には寡占化の傾向が強まっていますが市場としては大きくなります。原子力は問題も多いのですが、二酸化炭素を出さずにエネルギーをつくり出すとなると他に代替はなかなかありませんね。




ウラン

ウラン

今日は久しぶりに資源の話です。南アフリカは世界で6位のウラン産出国です。ウランと言うと原発ですね。余り良いイメージのない原発ですが、現在のところ、石油などの化石燃料に変わるエネルギーで二酸化炭素排出がないものはバイオエナジー以外には原子力しかありません。

バイオエナジーは土地が必要であり、食物との競合が起こるため全てを解決できるものではありません。そのため、環境に必ずしもよいわけではありませんが、原子力は未だに有力なエネルギー調達手段として期待されています。今後の需要増を考えると現実的にはこれほど地球温暖化を回避できるエネルギーも無いのが実情で、日本経済新聞によると地球温暖化を背景に今後20年で世界の原子力発電は150機建設されると見込まれています。

世界のウラン埋蔵量を見ると下の図になります。

ウラン埋蔵量

オーストラリアとカザフスタンが多いですね。カザフスタンは政治が余り安定していませんがウラン採掘で各国の首相や大統領がウランの安定供給をお願いに行くぐらい最近注目を浴びています。余り一般の人の興味を集めませんが、日本政府もエネルギー確保に苦労しています。経済産業省はウラン確保戦略を発表して官民上げてウラン確保に動いています。

経済産業省ウラン確保戦略

ウランは基本的に原子力燃料ですので誰でもがウランを売買できるわけではないという特性上、金や原油と違い取引専用市場があるわけではありません。従って、相対取引となるため今市場ではいくらで売買されているというのが分かりにくい側面はあります。ただ、いくつかの私企業が個人的に発表している指数はありまして、今回はそれを利用してウランの価格推移を見てみました。

下はウラン価格の代表的なもので酸化ウランU3O8というもののスポット価格の推移へのリンクです。

ドルベースウラン価格へのリンク
円ベースウラン価格へのリンク

この価格は高いのかどうかって話なのですが、最近ものすごい勢いで高騰しています。今年の1月には$70でしたので半年で倍近くまで達しています。年率400%って感じでしょうか(少し買っておきたいですねー、無理か…)。ちなみに2003年前半頃までは$10前後だったそうで、現在の価格は20年ぶりの高騰です。最近の原子力の見直しにより、2010年~2013年頃にはウランは逼迫するとの見方が強まっています。

ウラン価格推移


南アフリカのウランは金や銅を産出する副産物として掘り出されています。従って、金山の大手会社であるアングロゴールド社の子会社が多くを産出しています。今度アングロゴールド社の紹介もしようとは思いますが、これもなかなか凄い会社です。世界の金の多くを握っています。

ウランもやはり今後非常に需要が高まってきます。次回、話をしますが原発は今後更に建設されます。原発って一度動き出すとなかなか止めれないやっかいな面を持っていますので、建設されればされるほどウランが必要となります。先に経済産業省の資料もリンクしましたが、世界は安定稼動のためにウラン確保に更に躍起になるんでしょうね。多少の政情不安は目をつぶらざるを得ない状況です。資源のない国の宿命ですね(何も資源が無いから他国が占領に来なくて平和なのではという噂もありますが…)




プラチナ産業

プラチナ産業

プラチナは希少金属と呼ばれなかなか入手困難な金属です。宝飾品として白金と呼ばれ非常に有名ですが、工業品としても有名です。プラチナの特性としては非常に酸化しにくく(さびにくい)、融点が高く(溶けにくい)、他の化学物質に触れても変化しにくいという非常に安定している点があげられます。また丈夫なためキズも付きにくく、長い年月が経っても輝き続けることが出来る上、産出量も少なく希少性が高いという宝飾品としての要件を満たしているため高価な金属となっています。

宝飾用にリングを買われる方もいらっしゃると思いますが、あのリング1つ(約3g)のプラチナには約1トンの原石が必要です。人類が今まで手に入れたプラチナの量は1辺5メートルの立方体ににほぼ等しいと言われていて、5メートルって言うと車1台の長さなので本当に希少な金属です。

プラチナは丈夫さの面で非常に高い特性を持つ事は述べましたが、その適用範囲として面白いものがあるのでご紹介しましょう。1Kgってどうやって決まるかご存知でしょうか?水1リットルが約1Kgですよね。約1Kgってところが重要で、水は温度が高かったり低かったりすると膨張したりするので本当に正確に1Kgかというとそうではありません。温度や湿度などの条件によってわずかづつ変わってしまいます。となると、何か1Kgを正確に規定できる基準になるものが他に必要ですね。

ここで使用されているのがプラチナとイリジウムの合金で、国際度量衡局で真空の状態で保管されています。真空で保管されている理由ですが、金属は酸化すると酸素を取り入れている状況になるので本当にわずかづつとは言え重さが変わります。これを避けるため真空に密閉しています。となると、基準となるものも酸化しにいくいものが求められ、酸化しにくく安定した物質であるプラチナが採用されています。このプラチナ合金によって1Kgって決まっていて国際キログラム原器と言います

さて、プラチナの価格面ですが最近急騰しています。これは中国をはじめとする新興国市場でプラチナ消費が増えていることと自動車の燃料電池に使われているなどの工業的な需要も増えている事が理由です。2006年のプラチナ需要は5%増加したと見られており年間700万オンス(約198トン)で史上最高を記録しています。

中でも自動車用触媒としての需要が伸びていて、2006年は438万オンスで2005年の382万オンスから15%の伸びを見せています。この需要増はヨーロッパにおける環境意識の高まりと規制強化が実は背景にあります。ヨーロッパではディーゼル車が多いのですが、このディーゼル車の触媒としてプラチナは使われているため大きな需要となっています。

その他にもコンピューターのハードディスクでもプラチナは用いられています。こちらの需要も前年比20%増で36万オンスですが自動車に比べると需要としては小さいです。宝飾品としての需要は2006年は174万オンスで2005年が196万オンスとなっていましたので需要が減っています。理由はプラチナ価格高騰の一言に尽きます。宝飾品としてのプラチナ需要は鉱業用品としての需要の半分以下になっていますので工業用品としての需要が宝飾品の需要に取って代わってしまっている状態です。

下にプラチナの価格推移のグラフを示します。プラチナの市場はドル建てオンス(1オンス=約28.3グラム)単位で取引されていますので、ドル/オンスでの価格推移です。他の商品もそうですが、着実に上がってますね。
プラチナ価格


さて、供給側としては南アフリカが世界最大の産出国であり、南アフリカはプラチナの産出量で75%以上のシェアを持っています。このシェアがやたらと大きいのが目を引きますが、アングロプラチナなどの有力鉱山が存在し、2005年の産出量は158.9トンとなっています。ちなみに金の年間生産高は1500トンぐらいですので約十分の一しかありません。また、アングロプラチナという会社ですが、1社で世界の40%のプラチナを生産している会社です。おそろしくお金持ちな会社なのではないかと…。ダイヤモンドの記事でも紹介したデビアスも然りですが、南アフリカにはこういう会社が多いですね

南アフリカは現在75%のシェアを占めていますが、その他の産出国としてはロシアが10%を持っており、南アフリカとロシアで供給側のほぼ全てと言っても過言ではない状況にあります。ただ、ロシアは原油もそうですが、政治的な理由から供給不安定で今後の供給増に対応できないとされており、南アフリカが対応する事になると考えられています。下は南アフリカとロシアの供給量のグラフです。南アフリカが供給量を増やし続けています。

プラチナ供給国


このような状況の中で南アフリカはプラチナに関して圧倒的に優位な立場にあります。2005年の南アフリカの輸出額の構成でプラチナは33%で295億ランドで第一位となっており、金が32.4%で290億ランドとなっています。既に金を超える外貨を獲得しており、今後更なる上昇が期待されています。

これに対応して、南アフリカ政府は「貴金属法」(Precious Metal Bill)を制定しており、金やプラチナに関する付加価値税を取ることになっています。そうなると、プラチナの供給は絞られ需要に追いつかなくなるため価格高騰という事でプラチナ価格は更に高騰することが見込まれています。

プラチナの需給のグラフも載せておきます。こちらも需要が着実に上がっている事を示しており、需要が減る大きな理由はあまり無いのが現状です。(出展:ジョンソンマッセイ)

プラチナ需給


プラチナは世界的には圧倒的に南アフリカは強い状況ですが、南アフリカ国内でも重要な産業です。今後、商品価格が高騰する点でダイヤモンドと共に南アフリカには更に有利に働くのは確実でしょう。

もう1つ興味深いお話を記しておきます。プラチナって見た目は銀色で他の金属と大きく変わらない感じがしますが、中身はすごく違う事は分かられたと思われます。これを宝飾品として世に広めたのが実はあのカルティエです。カルティエ3代目当主ルイ・カルティエがプラチナの高い特性に注目し”貴金属の王”として宝飾品に取り入れた事で宝飾品として広まったそうです。

日本でも永遠の愛を誓うエンゲージリングやマリッジリングとして使われますね。そういえば、プラチナは高価高価と書いてきましたが、プラチナの1グラムあたりの小売価格は2007年4月現在4700円ぐらいです。リングに使うプラチナが3グラムぐらいだとすると1万5000円位ですかね。でも、宝飾品屋さんでプラチナリング(ダイヤモンド無し)買うと十万円位します。この差は一体…。デザイン料って奴でしょうか。最近、ランキング低迷気味です。是非皆様の応援を頂ければ幸いです。↓


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バイオ産業始動

バイオ産業始動

以前、さとうきび産業でバイオ燃料の話をしましたが、南アフリカのバイオ燃料産業が本格的に動き出したようです。東ケープ政府はバイオ燃料生産のための土地とキャノーラ(菜種の一種。キャノーラ油ってサラダオイル売ってますよね)の栽培をするために950万ランド(約1億5000万円)の予算を議決しました。また、800万ランド(約1億2000万円)も砂糖栽培に当てることにしており、これでバイオ燃料プロジェクトの開始となるそうです。

このバイオ産業プロジェクトは東ケープにおける主要な産業と位置づけられており、同州で2万3千人の雇用を創出すると予想されています。今後5年間で50万ヘクタールの畑で栽培を行い、年間20万トンのバイオ燃料を作ることになっています。

既に投資家もこれに目をつけておりヨーロッパの投資家はかなり興味を持っていることを表明していて、海外からの直接投資が38.2億ランド(約600億円)あるそうです。同時に70億ランド(約1100億円)が地元の金融機関からの投資となりそうだと言う事です。かなり大きいですね。

バイオ燃料は南アフリカのTrade and Industry Department(経済産業省に該当します)の戦略領域として指定されており、現在の化石燃料の4.5%を2013年までに代替することを目標に掲げています。これはかなり野心的な数字だそうで、55000の新規雇用を見積もっているそうです。ただし、Botanical Society(植物学会でしょうか?)によるとこの数字はあまり現実的ではないとの指摘もあります。

また、エタノールアフリカという会社ではエタノール精製工場を今後20建設するとしており、ここだけで4400程度の雇用は考えられるそうなので、波及効果も考えるとそれなりにいくかもしれません。

現実的に更に問題となってくる可能性があるのは実は水です。南アフリカでは興作可能な土地のわずか1割しか水が引かれていないにも関わらず、国全体の65%もの水を使用しています。従って、バイオ燃料のための植物を作るためには水問題を解決する必要があるそうで、逆に言うとこれがネックになる可能性はあります。


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