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金利予測と配電ビジネス
南アフリカの政策金利決定会合は明日、あさっての2日間です。南アフリカ中央銀行総裁は2%の利上げを示唆していますが、どれだけ上がるかが注目です。現在、イールドカーブでは12.5%を超えています。現在のレポレートは11.5%ですので、市場としては1.0%は確実で、1.5%もしくは2%の可能性もある位の予測です。まーでも1%で落ち着くと見てる感じでしょうか。ヨハネスブルグ株式市場の方は下落しています。新興国からのリスク回避志向が強まっている事と、原油価格高騰によるインフレ懸念が強いとの事です。市場では原油価格は1バレル100ドルまで戻ってこないと世界的なインフレは抑制できないとしています。
さて、今日は南アフリカの電力危機に関しても書いておきます。南アフリカの産業界は民間部門による配電ビジネスの参入を許可するように求めました。民間部門としては電力は投資対象として魅力があると見ているようで、民間参入により長期的な電力リスク軽減を図るべきだとしています。
もちろん、電力供給は公的側面も大きいため、実現にはしっかりとした法的フレームワークの立法が必要です。この立法に反対勢力もいるようで(地方自治体のようです)政治問題でもあります。配電ビジネスってきっと周辺諸国への配電も見据えているんじゃないかと思います。周辺諸国にはほんとに電気ないですし、安定的なビジネスとしてうまみがありそうですよね。
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電力危機のPMO設立
PMOってご存知でしょうか?Programme Management Officeの略で、あるテーマに対する大規模なプロジェクトなどを複数抱えているとき各プロジェクトの進捗状況や問題管理を行い、そのテーマの遂行を助ける組織です。南アフリカ政府は今回の電力危機に対して、このPMOを政府の下に設立して内閣の会議で報告するような体制をしきました。これにより、現在あちらこちらで動いている電力危機対策を一本化し、調整を取れるようになるはずです(あくまで”はず”ですが無いよりはマシなはずなので、PMOをご存知の皆様は何も言わないで…大事なんですよホント…)。
電力危機に関しては既に電力料金引き上げが決まっています。国営のEskom社は53%の引き上げを求めていますが、段階的な引き上げに移行する方向です。現在、与党ANCで提案書を出すようにしており、それによるといきなり53%の引き上げはかなり厳しいので今後5年間で徐々に料金を引き上げていくようにし、ショックを和らげる狙いです。
南アフリカ全体のコンセンサスとしては今までが安すぎたというのはあるようです。引き上げ額は18%か26%かと言う状況のようで、18%だと4年で、26%だと3年で現在の電気料金は倍になります。インフレにはどっちにしろかなり痛いでしょう。
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南アフリカ野党DAエスコムの分割提案
電力危機の続報です。南アフリカの最大野党DA(Democratic Alliance)は昨日国営電力会社エスコムの独占的な電力供給体制をやめるべきだとの声明を発表しました。現在、エスコムは送電システムを一手に握っており、法律的にも唯一電気の購入が許される会社となっており完全な独占状態です。これに対して野党DAは送電システムと電力発電の機能を別々の会社に分割すべきだと提案しており、これにより一般の電力発電会社の参入が促進できるはずだと述べています。
既に、電力発電会社はエスコム以外にも南アフリカには存在し南アフリカの電力供給の3割を担っています。また、南アフリカ政府としても民間部門の電力セクターへの参入は今回の電力危機における重要課題と認めています。ただし、電気を買えるのはエスコムだけであり、これが他の一般の電力会社の投資における阻害要因だと言うのがDAの主張です。
このDAという野党ですが、南アフリカではANC(African National Congress)に次ぐ議席数を持つ最大野党であり、47の議席を持っています(ANCは293議席)。どうも割と白人の支持が強い政党のようでケープタウンに支持層が多いみたいです。
いずれにしろ、世論としてはエスコム社に対する風当たりは強いはずですのでエスコムの分割なども含めて根本的に見直す必要があるんでしょう。Mbeki大統領も積極的な手を打ってきていますのでエスコム自体に手を入れることは十分考えられるでしょうね。
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南アフリカ電力問題生情報
今週後半はドルが強いですね。ドル円だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、ユーロドル見ると明らかに強いのが分かります。イースター休暇が近いこともあり、市場は売買が少なめな状況のようです。南アフリカの電力問題に関して南アフリカ鉱業エネルギー省(The Department of Minerals and Energy)は料金増に対して割合を検討しています。それによると、所得の少ない家庭や中小企業はこの影響がなるべく少なくなるように60%まで免除されるようになっているそうです。
この案はまだ提案段階だそうで、今後ヒアリングを続けていくとしています。また、数年間は値上げが続くとしており、大口顧客(鉱山会社など)に注意を促しています。ただ、まだまだ一般の人々の省エネに関する意識は低いと見られており、電力需要がおさまっていないと国営電力会社エスコム社は述べています。元々、かなり電力料金は国として安かったそうでこのあたり国民の意識の問題もあるそうです。
さて、こっからはヨハネスブルグからの生情報です。やはり、電力カットは多くのフラストレーションを生んでいるようで、各オフィスや家庭では自家用発電機を持って対策しているそうです。あるオフィスにおける自家用発電機は4時間持つそうで、電力が通ったらまた充電するような形となっていて、生産性という意味で大きな違いが出ると言う事です。
結構大きな問題は信号だそうです。電力が無いから信号も止まっちゃうみたいで結構怖いと言う事です。現在、南アフリカでは太陽発電による信号に切り替えているそうですがかなり時間がかかる模様です。信号ってのは気がつきませんでしたね。それはそうだ。
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エスコム家庭用電力10%カット
南アフリカの電力危機で新しい動きが出そうです。南アフリカ国営電力会社エスコムは家庭用と商業用の電力を10%カットする方向であると発表しました。現在、電力カットは鉱業を中心に産業界全体に影響を与えていますが、一方で家庭用と商業用に関しては電力供給は以前と同じだそうです。産業界においては雇用調整などの動きも出ており経済に与える影響が懸念されています。エスコムもこういった状況の中で産業界だけに負担をかける訳にもいかないということで地方自治体などへの電力供給をカットするとしています。
また、石炭の市場価格が上がっている事もあり、エスコムは今後電力料金の値上げも考えているそうです。現在14.2%の値上げを政府は認めていますが、18.7%をエスコムはあげたいと当初から述べており今後更なる電力料金の値上がりの可能性があります。
産業界だけで電力危機を乗り越えるのはムリがありますので、これは避けれないところかもしれませんね。電力料金の値上がりは経済を冷やしますので避けて欲しい所ですが、雇用問題まで出てると考えられる方策は全て打つべきかなと思います。
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南アフリカ風力発電所建設決定
南アフリカの電力危機問題で石炭火力発電所のニュースはお知らせしましたが、今度は風力発電の建設が決まったようです。南アフリカ国営電力会社エスコムはフランスの開発機関から今後20年にわたり1億ランド(約14億円)の融資を得て100メガワットの風力発電所建設の契約を結びました。建設地はケープタウンの東側で2010年初頭にも稼動する予定です。
このプロジェクトは南アフリカの再生エネルギー戦略の一環としても扱われており、長期的なフランスとの関係を結ぶ第一歩となるそうです。この風力発電所は南アフリカ国内2番目のものとなります。ケープタウン市は20年にわたりここから電力を購入する事が既に決まっています。
ケープタウンに先日遊びに行った際も風が凄く強くてびっくりしたのですが、風力発電にはぴったりの場所じゃないかと思いますね。余りにも風が強いので木がみんな斜めに生えてるんですよ。私も斜めに立ってたぐらいですから(冗談抜きで風が強くってまっすぐ立ってられないんです)。あの風を利用しない手はないです!石炭よりよっぽどいい!
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