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アンゴラがアフリカNo.1の原油輸出国に

アンゴラがアフリカNo.1の原油輸出国に

原油市場が過去最高を続伸していますね。だんだん驚かなくなっている自分が怖いです。去年まではランケンでも原油に関する話を結構書いていたんですが、慣れてきた気もしますし、普通のニュースでよく取り上げられるので天邪鬼になってきたような気もします。いずれにしろランケンでは余り取り上げなくなっていますね。今日はアフリカの原油のニュースがありましたのでそちらを紹介します。

アフリカにおける原油輸出国と言えばナイジェリアです。サハラ砂漠以南ですが、西の方にあり南アフリカとはかなり離れています。地理が分からない方が大半でしょうから下の外務省のリンクで地理をお勉強してください。

外務省アフリカ地図

ナイジェリアはOPEC6位で原油輸出国の中でも大きな国ですが、実は最近アンゴラが更に熱いようです。アンゴラってどこか分からんでしょうからさっきの地図をもう一度見てくださいね。南アフリカの西の上の上ぐらいです。だいぶ近い感じもしますが、南アフリカ自体日本の4倍の面積ですから、ナイジェリアよりは近いとは言え結構遠いです。

ただし、アンゴラの方が貿易上は南アフリカとははるかに関係が深く、南アフリカの輸入相手国の第6位です(先日記事にしました南アフリカの貿易相手国をご覧下さい)。南アフリカの企業もアンゴラには進出しており、貿易という意味ではナイジェリアよりははるかに南アフリカに近い国と言えるでしょう。

このアンゴラは現在実質GDP成長率が年率30%を超えるもの凄いスピードで成長している原油輸出国です。ナイジェリア程の産出量は無かったのとナイジェリア程力が無い国ですので、それほど注目を浴びていませんが、今年10万バレルの増産をしなんとナイジェリアを上回る原油産出国になりそうです。

アンゴラは現在の産出量が日産190万バレルで年内に200万バレルにし世界の原油安定供給に協力するとマドリッドにおける世界原油会議で発表しました。また、今後5年間で1000億ドル(約10兆円!)を原油探索や原油産出に投資する計画だと発表しており、アンゴラはナイジェリアに差を付けようとしています。

南アフリカの国営PetroSAもアンゴラにおける10個の探鉱の入札に参加するなど、チャンスを掴もうとしているようで、南部アフリカの経済に更に期待が持てそうです。ジンバブエは危なっかしいですが、頼もしい国も別にあります。ただアンゴラって激しい内戦の歴史がある国で変な事が起こらない事を祈るばかりです。資源系の国って内戦がリスクですよね。アンゴラも見ないといけないのかなーなんて…。見るところは無限にありますね。世界は広い。
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ジンバブエの混乱

ジンバブエの混乱

昨日ジンバブエに関してどう思いますかという質問を受けたのとなんかYahooですら話題になっているのと、今日はあまり南アフリカのニュースで面白いのがないと言う事で、ジンバブエについて書くことにします。

ジンバブエは南アフリカの隣にある経済が崩壊した国です。主な原因はジンバブエ大統領のムガベによる独裁政治により経済のコントロールが出来なくなってしまった事にあります。現在、インフレ率が年率16万5000%(政府発表公式値)で進んでおり、エコノミストによると1400万%(!!!)のハイパーインフレ率であろうと推定されています。南アフリカの10%のインフレ率なんてかわいいものか?

このインフレ率ですからジンバブエドルは世界でもっとも価値の無い通貨として北朝鮮ウォンと並び有名となっていますが、現在の交換レートはおよそ下だそうです。

1USドル=82億ジンバブエドル

今のジンバブエドルは100万ジンバブエドル札が最高の通貨単位(だったはず)ですので、100万ジンバブエドル札なんと8200枚でやっと1ドル札1枚と交換可能という状況です。お札の厚さって0.1mmだそうですので(1万円札の場合)このジンバブエドルを1メートル近く積み上げないと1ドル札1枚にも満たない事になりますね。実際、先日ジンバブエ行った時ものすごいお札積み上げて取引してましたよ。

さて、そんなお金は誰も信用しないのは現地の人も同じらしく、ジンバブエ国内ですらジンバブエドルは受け取らない空気が出てきているそうです。どうするかっていうと物々交換です。国民は物々交換で取引をするようになってきているそうで、いやー驚くべき事態です。

さて、この北朝鮮に匹敵するぐらいすごいジンバブエですが、先にも述べたムガベ氏が28年間大統領を続けており、更に5年間の任期延長をしようとしています(既に84歳!)。当然、国内からの反対は強いのですが、北朝鮮みたいなものですからまともな選挙なんて出来るわけありません。野党の大統領候補者であるツァンギライ氏は一度大統領選挙で過半数を確保したと主張しましたがこれをムガベが無効にしてしまいます。

その後再選挙となったのですがムガベは暴力や政治的な脅しをかけたりツァンギライ氏を拘束するなどもの凄い圧力をかけています。これに対してツァンギライ氏はこれでは続けられないという事で大統領選挙を先週辞退してしまいました。国連も乗り出していて、ツァンギライ氏の拘束を終結させるよう求めています。

南アフリカも隣国の混乱ですので、あまり介入できないとは言えムベキ大統領が調停に乗り出すなどある程度の事はしています。ただ、南アフリカ次期大統領候補であるズーマ氏も既にコントロール不能だと述べており、ジンバブエの混乱はしばらく続きそうです。
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IMFのサハラ以南レポート(民間資本流入)

IMFのサハラ以南レポート(民間資本流入)

南アフリカはインフレで苦労していますが、サハラ砂漠以南の経済は好調です。IMFは民間投資によりサハラ砂漠以南の経済成長が加速しているとのレポートを発表しました。

IMFはまず全体感として
・投資家はサハラ砂漠以南のマクロ経済に惹きつけられている
・政策担当者はマクロ経済のブレや金融セクターの不安定さを極力抑える必要がある
・資本流入により利益を得れるかどうかは金融マーケットと国内機関のがより良く強くなれるかに依存する
としています。

今回のIMFレポートは民間資本流入がメインとなっていまして、IMFは2007年のサハラ砂漠以南の民間資本流入は500億ドル(約5兆円)に達したと見積もっています。この地域への流入上昇分の9割は南アフリカとなっていますが、ガーナ、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ザンビアなどのリスクレートが下がった国への投資も活発となっています。

直接投資(株式や債券や為替などではなく工場建設などの長期目的の投資。株式も時価総額の10%以上は直接投資とみなされます)はやはり資源国に大きく流れており以下のようになっています。

ナイジェリア 29.4%
南アフリカ 18.2%
赤道ギニア 9.1%
アンゴラ 5.2%
チャド 3.8%
その他 34.3%

世界的な過剰流動性がサハラ砂漠以南への資本流入の理由の1つとなっていますが、投資家が現在魅力に感じているのは政治的な安定度が増したことによる堅調なマクロ経済のパフォーマンスや資金高騰による高いリターンが期待出きるという点にあります。IMFではこれらが投資レートの改善に反映されているとしています。

IMFで述べている中で凄いなと感じたのが、サハラ以南の現在の成長が1980年代の東南アジアと比べる事が可能だとしている点です。下のように1980年代のASEAN諸国と比してなかなかいい数字です。1980年代のASEANの高成長時のインフレ率はかなり高いですね。アフリカの問題点は債務かな。

1980年代ASEAN 2007年、ボツワナ、ガーナ、ケニヤ、モザンビーク、ナイジェリア、タンザニア、ウガンダ、ザンビア 2007年サハラ以南アフリカ
GDP成長率 7.3% 6.4% 6.6%
インフレ率 17.0% 7.1% 7.9%
金融深化
(M2/GDP)
27.2% 27.9% 52.4%
対GDP比政府支出 19.4% 22.8% 25.1%
外貨準備高
(輸入に対する月数)
3.6 10.0 5.8
対GDP比債務 3.4% 9.9% 23.2%
海外直接投資
(10億ドル)
2.6 13.0 31.8
ポートフォリオ流入
(10億ドル)
0.2 0.9 18.8
引用:IMF Private Capital Fueling Growth

さて、IMFは現状の先進国による援助がこの先あまり伸びない事を勘案すると、民間資本の投下の伸びはこの地域に多くのチャンスを作り出すとしています。特にインフラが新興国には必要ですので、これをファイナンスするためにも大きな意義があるとしています。反面、大きな民間投資はマクロ経済を脆弱にする可能性もあるとしていて、通貨の上昇を通して競争力減につながるとも述べています。

さて、今後ですが民間資本流入は今までの援助の代わりとして重要な位置付けになってくるであろうとIMFではしています。もちろん、マクロ経済の不安定性などを回避するために、堅調なマクロ経済運営や資本政策の透明性、金融セクターの改革が今起きている資本流入を生産的に使う事につながるので、まずはこれらが重要ではあると同時に述べています。

更に長期的な観点としては、サハラ砂漠以南の成長は国内制度とより強固な金融マーケットが築けるかどうかに依存し、今後も努力を続ければ報われるであろうとしています。

ランドが底堅いのもこの辺があるんでしょうね。アフリカの国はまだまだ難しい国が多いので、南アフリカを全く介さずにっていうのは難しい面もあるんだと思います。特に民間による投資は政府は何もしてくれませんので民間でいかにリスクを減らせるかと言うのは大事なファクターでしょう。南アフリカの重要性は高いでしょうね。
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アフリカ開発銀行による経済見通し

アフリカ開発銀行による経済見通し

アフリカ開発銀行によるアフリカ大陸の経済見通しが出ました。それによると、2007年のアフリカ大陸全体の成長は5.7%でしたが、2008年、2009年も5.9%の高い経済成長を維持し、5年連続の5%強の成長を見込んでいます。特に原油輸出国がその他のアフリカ諸国を大きく上回るペースで成長するとの見通しです。

世界経済の懸念事項となっているサブプライム問題はヨーロッパ諸国との貿易が多いアフリカにはそれほど影響がないと見られており、原油や金などの資源需要が支えとなっているとしています。また、政治的な安定が増した事や、債務不履行への懸念が減った事も大きくアフリカへのODAが大きく増加している事もポジティブな経済見通しに貢献しています。

ただし、原油輸出国以外ではインフレが進んでおり2007年は6.7%となった事は懸念材料として上げられており、結果として多くの国で経常収支の悪化に結びついています。

さて、現在の成長の要因は主として資源価格高騰ですが、次の成長要因としてはアフリカへの投資が上げられています。特に中国・インドからの直接投資の増加が顕著で今後の成長を支える可能性があるとしています。アフリカ開発銀行からは両国との関係が重要といったニュアンスも読めます。

アフリカへの投資ですが、ランケンでもかなりお伝えしているように日本は非常に遅れています。アフリカにいる日本人の数はわずか6000人だそうですが、アフリカ在住の中国人はなんと75万人もいます。また、アフリカにある日本大使館の数は24ヶ国、対して中国の大使館数は48ヶ国ととても資源外交で中国にかなう状況ではありません。

そんな中、三井物産出身の松山良一さん(59)が日本政府から任命れてボツワナ大使として赴任する事になりました。中国に負けないように頑張って欲しいですね(多勢に無勢はいかんともしがたい気も…)。

ちなみにアフリカ開発銀行の株主の第3位は日本で、ナイジェリア、アメリカの次です。その割にはアフリカにおけるプレゼンスがあまりないのが現状のようです。外務省しっかりしろー!日本の税金で作ったインフラぜんぶ中国に利用されてるようなもんだぞーと言いたい・・・(いや、私はアフリカでビジネスする気は毛頭ありませんが投資なら考える)
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IMF World Economic Outlook サブサハラ

IMF World Economic Outlook サブサハラ

IMFのWorld Economic Outlook2008におけるサブサハラ以南のアフリカ経済に対する見通しをまとめました。

それによるとサブサハラ以南のアフリカ経済における経済が過去最高を記録しており、2007年は6.8%の高成長となりました。これは原油輸出国による経済成長が非常に大きいためで、ナイジェリアやアンゴラなどの原油産出国のGDP成長は2007年は8.0%の成長となりました。今年2008年におけるGDP成長率もアフリカの原油輸出国は更に加速し8.4%、原油輸入国も5.1%と高い成長を維持する見込みです。

原油輸出国の中でもアンゴラは特にすごい成長をしています。2007年におけるアンゴラのGDP成長率はなんと21.1%で2008年においても16%の高成長を達成する見通しです。もちろん規模は小さいのですが率としては中国もびっくりな成長率です。アンゴラは原油だけでなくダイアモンドも採掘しており牽引役として注目されています。その他にもコンゴ8.8%、スーダン7.6%、タンザニア7.8%、ウガンダ7.1%、ガーナ6.9%など高い成長率を持つ国が多くあります。

ナイジェリアは元々OPEC6位の有力な原油輸出国ですが、原油以外のセクターによる成長も好調で原油産出の減少をまかなっています。ナイジェリアのGDP成長率は2007年は6.4%でしたが、2008年は9.1%と見られています。

さて、その他の国ですが全般的にマクロ経済の安定性が向上している事が指摘されており、これによる内需の活発化が経済成長を推進しているとIMFでは述べています。南アフリカ以外ではインフレの圧力も概ね良好に抑えられており、これらは政治的な安定や適切な金融政策の効果だとしています。

また、アフリカにおける経済好調は資源による部分がきっかけですが一方で政治の安定などによる投資流入も大きくなっており、製造業が成長しています。このため、GDPにしめる輸出の割合において製造業の輸出高は資源の輸出高を上回っています。もちろん、日本のような輸入加工型ではなく資源に関する製造ではあるのですが付加価値の向上をもたらしています。

その他にIMFに記述されていて面白いなと思った点は、輸出先が多様化していて先進国以外の国への輸出が増えている点です。先進国への輸出はいまだ75%を占めますが、その他地域も25%あり多くの新興国間での輸出が行なわれています。

サブサハラ地域全体の成長は今後も原油輸出国に先導され、好調を維持できると見られています。原油輸出国以外も2007年と同様のペースで成長すると見ていて、アフリカは史上まれにみる(初の?)好景気を今後も享受できるであろうとの事です。

気になる南アフリカの成長率ですが、2007年は5.1%のGDP成長率でしたが2008年は3.8%となっており、2009年は3.9%の予測です。これはやはり電力危機が重荷になっている事が上げられ2008年、2009年の経済活動に影響すると述べられています。

サブサハラ地域全体としてのリスクとしては、やはり先進国の経済減速が懸念されていて特にヨーロッパの減速が予想よりも深刻であると問題が生じる可能性があるそうです。また、商品価格の下落もリスクとして上げられています。リスクとして他に大きいのはアフリカに多い政治的なリスクです。政治的に不安定な国々もまだまだ多くありますし、マクロ経済政策も更なる強化が求められています。

サブサハラアフリカ地域の2008年、2009年の成長率は各々6.6%、6.7%と予測されています。この数字かなりすごいと思います。貧困の削減には何よりも重要ですし、アフリカが成長するという歴史的な状況が出てきているわけですから今後も長期的な成長を遂げて欲しいものです。南アフリカもこの流れにのっていきたい所ですね。
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サハラ砂漠以南のアフリカ成長加速

サハラ砂漠以南のアフリカ成長加速

先日のランケンセミナーで南アフリカ株式のご紹介をさせて頂きました折、サハラ砂漠以南のアフリカ経済が現在わりと面白い状況にあり注目を集めていますと言う説明を致しました。これに関してIMFで最新の情報が出てきましたのでセミナー参加者の方へ続報の意味も含めて記事にとりあげたいと思います。あ、もちろんセミナーに参加できなかった方にも分かるようにしますね。

ランケンセミナーでもお話しましたが、背景を簡単に説明するとサハラ砂漠以南というのはナイジェリアなど石油産出国があり、南アフリカなども含め資源が多くあります。特にナイジェリアはOPEC(石油輸出国機構)でも第6位に位置する石油大国であり、人口も1億人以上いて非常に有力な国となっています。他にもアンゴラなども大きく成長しています。まだまだ新興国の域にも達してはいない国が多いのですがランケンとしては注目しています(マニアだー…)

IMFによると、2007年のサハラ砂漠以南の成長は非常に健全であり、過去10年で最高の成長を遂げているそうです。実質GDP成長率は6.5%となっており、原油生産と国内投資および生産性が伸びています。背景としては商品価格もありますが、アフリカへの資本投資流入量が大きくなってきていると共に債務も減っているため成長を押し上げているとIMFでは分析しています。

この要因としては地域紛争が減った事や政治的な不安定さが減った事と共に、各国のマクロ経済政策の強化と構造改革(日本はどうなったんだろうか、これ?)が上手く機能するようになってきたことが挙げられています。

アフリカへ投資しているのは他ならぬ中国でこの地域への援助をプロジェクト形式で進めています。これ、以前ランケンでも取り上げて記事にしましたね。どこ行ったかな…。

また、サブプライム問題による現在の世界的な動揺はアフリカにはここまで限定的な影響しかないとしています。ただし、南アフリカはちょっと別でアフリカにおける先進国として世界経済により組み込まれていますので南アフリカ株式市場や為替市場が影響を受けているとしています。

2008年の予測としてはアフリカ全体では4.1%に減速(2007年は4.9%)しますが、サハラ砂漠以南ではGDP成長率は6.5%となり、石油輸出国は10%弱の成長と全体を牽引する見込みです。10%弱って中国並です。

リスクとしては、原油価格の高騰によるインフレ圧力(8%前後と予測)があり、原油以外の商品価格もかなり重要な要素として挙げられています。その他、各国にいまだ残る紛争(スーダンあたりだそうです)、ケニヤの選挙後の動乱などがあげられています。

ただ、1990年代に比べるとアフリカは外部ショックに対して耐久力が付いており、債務の削減や外貨の蓄積を通して状況は好転しているとの事です。とは言え、まだまだ脆弱な面もあるためそのリスクは勘案されるべきとしています。

アフリカって貧困のみかと言う認識が強くあると思いますが、最近の経済状況は昔よりはるかによさそうです。一方で多くの貧困もありますので単純に喜ぶべきとも思えませんが少しずつでも良くなっていく事はいいことですね。アフリカ最強の南アフリカにとってはこの地域の発展はいい事でしょう。アフリカも南アフリカも頑張って欲しいですよね!

しっかし、ランケンってディープ…。アフリカ経済やってるブログ他にあるかな…。最近、自分がどうなっちゃったんだろうと…。普通の人のつもりだったんですが…。これ読んでる数千人の方も相当マニアですから!残念!(彼、最近見ないですね、私がTV見てないだけかな)
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アフリカ経済好調

アフリカ経済好調

南アフリカが近年好調なのはランケン読者の方は良くご存知かと思います。先日のセミナーではちょっとお話したのですが、この背景としてアフリカ経済が好調である点があります。

IMFは先日サブサハラ(サハラ砂漠以南を指します)地域の経済が30年ぶりの好景気である事を南アフリカのプレトリアで発表しました。通常、景気好調にはインフレがつきものですが、このインフレ率も低く抑えられており、かなりポジティブな状況だそうです。この景気は2008年も続くと見られており、成長のモメンタムが当面は継続できるとIMFでは見ています。

アフリカは近年原油が注目されています。この理由として原油価格高騰に伴い、今まで採算が合わなかった場所での原油採掘が可能となったことが上げられ、アフリカのナイジェリアは原油発掘により最近かなり潤っています。同国はOPECにも加入しており現在OPEC6位にまでなっている原油大国となっています。また、ギニア湾では240億バレルの原油が眠っているとされています。

また、アンゴラも石油輸出国となっていまして、アンゴラのGDP成長率は年率31%ととんでもないことになっています。そんな、ナイジェリアとアンゴラがサハラ以南の経済を牽引しているわけですが、資源は原油だけではなく、ダイヤ、プラチナ、金などなど多くの資源がアフリカにはあります。

IMFによると、経済好調な理由は資源だけではなく、紛争の減少と多くの国の改革が功を奏してきていると説明しています。インフレ率は平均7.5%になっており、44か国中32カ国は一桁のインフレ率で、来年は1%程度更に抑えられるとIMFでは見ています。IMFの予測としては経済のアウトルックは中東やラテンアメリカよりも良いとしていますが、今後まだまだ改善の余地はあると締めくくっています。

この他に、世界銀行からもアフリカレポートが出ていまして、こちらもやはり好調さを認めています。ただ、アフリカはイノベーション(革新性)という点で欠乏していて、成長のモメンタムを維持できるかどうかはイノベーションを発信できるようになるかが重要と述べています。とは言え、現在の世界経済環境では外需依存とは言え当面アフリカは好調であると考えているそうです。

現在のアフリカの大きな経済的問題としてはジンバブエがあって(この国南アフリカの隣です)、インフレ率が8000%となっているそうです。南アフリカが6%超えたって騒いでいるのに隣国では8000%ですよ。要するに1本100円のジュースは翌年8000円になっちゃうという状況です。もちろん、ジュースだけじゃなくなんもかんも80倍です。このジンバブエドルは先日、北朝鮮の通貨ウォンと共に最悪通貨に選ばれてました。

あ、ちなみにイギリスのヘンリー王子の彼女はジンバブエの方でかなりの美人です。最近、別れたとかなんとかイギリスで騒がれていますが、ヘンリー王子も南アフリカには時々遊びに行っています。(まーどーでもいいゴシップですが)
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アフリカ投資に対して米国が遅れの危機感

アフリカ投資に対して米国が遅れの危機感

アメリカの政府系投資サービス会社のThe Overseas Private Investment Corporation(OPIC)はアフリカに対する投資が中国やヨーロッパに比べて遅れており、今後キャッチアップしていかなくてはいけないだろうとのコメントをUS-Africaビジネスサミットで出しました。OPICとは日本のジェトロに該当する機関のようで、米国企業の海外への直接投資などを促進する機関で1971年に設立されています。

先日、中国最大の銀行が南アフリカ最大の銀行へ資本参加した事は記事にしましたが、中国はアフリカに対してもの凄い投資をしています。中国のやり方はすさまじくて本当に国レベルでの攻勢をかけるような状況になっており、OPICはこれを懸念している程です。

OPICとしてはアメリカ企業にできる事はもっとあるはずだと考えているようで、US-Africaビジネスサミットは非常に重要と位置づけています。ただ、アメリカ企業が進出するには法的整備などを含めた透明性がより確保される必要があるとも述べていまして、この点に関しては妥協はしないだろうと述べているのですが、なりふり構わない中国は脅威のようです。

現在の所、アフリカへの投資は原油関係が主なものでアメリカはアフリカの経済成長の恩恵を受けていないという話もあります。アフリカに関しては今度記事にしようと思っているのですが、日本も完全に出遅れていると思われます。

今日の日経新聞に甘利経済産業相が昨日から南アフリカに商社の幹部60人を連れて官民あげて資源調達のため訪問中って出てました。日本もやっぱり遅れているようで希少金属を調達できないとハイテク産業に影響が大きいので焦ってはいるようです。

日本はアジアがあるからいいという議論もあるかもしれませんがアフリカももっと考えるべきかもしれませんね。少なくとも中国はかなり動いています。日本で中国の銀行が南アフリカの銀行に資本参加して活動してるなんてランケン読者ぐらいしか知らないんじゃないかと(そんな事ないかな…)。アフリカの重要性は今後高くなるでしょうね(元々重要視されてないので上にしか行かないって噂も)。
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アフリカと南アフリカへの投資

アフリカと南アフリカへの投資

南アフリカへの海外からの直接投資は2007年第一四半期は38億ランド(約650億円)となりました。先日、南アフリカへの直接投資の記事でお話しましたように直接投資は昨年大きく増えました。昨年に比べるとやや減速感がありますが、2004年は1000億円程度の投資でしたので第一四半期だけで650億円であればかなり良いペースです。

直接投資ではありませんが海外からの投資で最近多いのはやはり株式です。245億ランドとなっており、前四半期の315億ランドに比べて減少しています。又、その他のカテゴリーも33億ランドとなっており相変わらず投資は順調に行われています。

さて、CNNを見ていたところアフリカへの投資が最近活発になってきているとの記事を見つけましたのでご紹介いたします。

CNNのアフリカ投資記事

この中でアフリカは次のフロンティアだと指摘されています。アフリカの中ではサブサハラと呼ばれるサハラ砂漠以南の国が最近活発に投資されています。アフリカにはサハラ砂漠という世界最大の有名な砂漠がありますが、当然この上にも国が存在します。サハラ砂漠と呼ばれる地域の上には多くの国があり、これらの国々にはリビアなど政治的にかなり不安定な国が多くあります。サブサハラと言うのはサハラ砂漠以南の国々を指しますが、資源が豊富な国が多いのが特徴です。

このサブサハラの国々は今年6.7%の経済成長をすると見られており、IMF(International Monetary Fund)によると世界でも最も成長の早い地域の1つとなっているそうです。この地域の主な輸出先は中国で、特にアンゴラ、ギエナ、ナイジェリアは石油輸出国としてサブサハラの国々を代表する国となっています。

一方でこれらの国々は政治的にも金融的にも法的な規制面からもまだまだ整備がされていません。そのため、投資のフロンティア(未開拓地)となっていますが、CNNによるとだからこそ大きな発展を期待できるという訳で注目しています。CNNで取材されているEmerging Capital Partnersによるとアフリカの30の国に対して35の投資を行ったそうで、役員を送り込んでいます。

また、銀行業界や通信セクターはこれからの発展にとって大事なセクターで海外からの投資を誘引しています。現在、投資をしている会社として上げられているのはエクソン、シェル、エアフランス、デビアスなどですが流動性が低い点も問題として指摘されており(要するに一般の投資家には関係ない)、南アフリカ以外はなかなか投資が難しいようです。

うーん、アフリカ投資かー。興味ありますがまだまだ難しいようではあります。かなり先進的なファンドが取り組み始めているような状況なのでしょうかね。今後、我々にも投資する機会が出てくるかもしれませんが、やはりするなら早いうちに投資したいですよね。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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