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サブプライムと新興国投資
最近、ランド底堅い動きしていますが、この理由について面白い情報がありましたのでご紹介いたします。オールドミューチュアル投資グループ(元は南アフリカの会社で現在イギリスに移っている世界的な企業です)のアナリストは、南アフリカなどの新興国への投資がサブプライム問題のため増えていくと分析しています。
なんでサブプライム問題が南アフリカへの投資になるんだって話なのですが、アメリカの投資ファンドは通常年率10%以上のリターンを求めます。今まではサブプライムなどの高利回り証券で投資を回収していたのですが、それがついにバブルとしてはじけました。従って、次を探す必要があります。ここで注目されてくるのが南アフリカなどの新興国です。
中でもシティ銀行グループの調査が興味深くて(ここ、投資ファンドとして1兆ドル(約110兆円)以上のお金回してるそうです。訳が分からん)、現在新興国投資は5.7%ぐらいだそうですが、今後3年間で15.1%にポートフォリオとして持っていこうとしています。その分はアメリカとヨーロッパの割合を当然削る事になります。
アフリカなどへの投資も現在0.4%ですが、3.5%に引き上げられる予定だそうで、2010年までに940億ドル(約10兆円)が流れ込む事になりそうだと話しています。ぱっと見ただけでも凄いお金ですがアフリカの国にとっては偉い事でしょう。
一方で、この凄まじいお金は新興国でバブルを引き起こすのではないかとの懸念もあるそうです。まだ何も始まったわけでは全然無いので数年先の話になるかもしれませんが、過剰流動性って奴の危ない所でしょう。怖いところではあります。時々、コメント頂いているCityさんじゃありませんが、来年以降の新興国への投資は更に熱を帯びるかもしれません。バブルは意外と長続きするってコメントも頂きましたね、そういえば。
ここでひとつバブルに乗ってうまくやるか、とりあえず様子見か。たいした額ではありませんが、私は既に南アフリカの株をこっそり買ってたりしますので前者側になりますかね。楽しみです。
確かにファンドが狙う10%のリターンとなると、日本とかじゃあり得ませんよね。アメリカもサブプライムバブルはじけちゃったし、ヨーロッパもそこまではちょっと期待できないとなると新興国って言うのは理解できます。でも、新興国投資はアメリカの住宅市場なんかよりはるかに実際の成長余地は大きいし、それでもって多少なりとも貧困が減るのであれば必ずしも否定すべきとも思えません。
でも真面目に長期的に考えるなら新興国への直接投資が望ましいですね。株などの間接投資が景気拡大を促し、直接投資も活発になり、雇用も改善してなんて好循環に入らないかな。単なるバブルだと一儲けか大損して終わりぐらいになっちゃっていかがなものかと。
過剰流動性は今後も次々とバブルを生むのかな。現在の過剰流動性を考えるとバブルはある意味不可避でしょう。あんまり実体経済に影響が出ない程度にはじけて欲しいものですね。バブルはもうちょっと先の話でしょうが、中期的には南アフリカには追い風でしょうか。
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トルコの首都で自爆テロ
トルコで大統領選挙を巡ってデモがあり政治的な混乱がおきていることを先日お伝えしました。今度はトルコの首都アンカラで自爆テロが起こってしまい、新興国の通貨が若干影響を受けているようですのでお伝えします。トルコの首都アンカラで5月22日に自爆テロがあり、6名死亡、91人が怪我をするという惨事が起きました。このテロは28歳の男がプラスチック爆弾を体に巻きつけ自爆したもので、夜のラッシュアワー時に起こったため多くの負傷者が出ています。
この自爆テロの手口はクルディスタン労働党(PKK:The Partiya Karkeren Kurdistan:Kurdistan Workers Party )というクルド人系社会主義組織のものと認められましたが、犯人がこの組織に属していたかはまだ分かっていません。この組織はアメリカ、EUにより国際テロリスト組織と指定されていて、レーニン主義をかかげクルド人の文化を守るためクルド人国家建設を目指している組織です。
クルディスタン労働党はかなり過激なようで1984年以来トルコ政府と紛争を起こしており、37000人以上が殺されたとなっています。さすがにかなりの影響力があるようで、この組織の年間予算は8600万USドル(約100億円!)と見積もられており、クルド人などの寄付により賄われています。また、かなり薬物がらみの取引にも関わっているとされているようです。その他にもシリア・イランなどからの援助を受けているそうです。
クルド人はトルコに1200万人から1500万人いるとされており、イランに600万人、イラクに500万人いるとなっており、クルド人のほぼ半数はトルコに住んでいます。クルド人全部で3000万人前後ってところでしょうか。昔、イラクでもフセイン大統領が独立を求めるクルド人を弾圧していたって話がありましたが、どこの国でも独立を求めているならもう独立させてしまえばいいのにと思うのは浅はかというものですかね。きっと独立したくない人、させたくない人も多くいるのでしょう。
既に話が為替とそれてますが、このテロを受けて新興国通貨がやや弱含みました。ランドは今は戻っているようですね。トルコの動揺はさほどランドには影響していないようにも見えますが、ランド取引してる方の中にはトルコリラの取引をしている方も結構いらっしゃるようですので、この手の話が市場で出てきましたら又お伝えいたします。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓

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