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くりっく365バッドティックと金価格など

くりっく365バッドティックと金価格など

くりっく365を利用されている皆様は既にご存知かも知れませんが、先週末のランド円のバッドティックは当該価格での反対取引を行う事で救済措置とされる事になりました。
ただし、11月の13日までに申請する必要があるそうですので、該当者の方はお取引しているFX業者の指示に従ってください(業者が自動でやってくれたりしますかね、ひょっとして)。

東京金融取引所が問題を認めたという事ですね。
なんか、ドルランドのレート(1ドル8.415ランド)を入れちゃったんだとか言う話もあるみたいで、なるほどそれなら数字がそれらしいなんて思いました。
昔、ジェイコム株で60万円1株を1円60万株入れて暴落したなんて有名な話がありましたが、進歩ないですねぇ。。。
ランケンの読者のかけだしコンサルタントさん、ロペンさん、くりっく365の結果をお知らせいただきありがとうございました!

さて、金価格がまた上昇して1オンス1100ドルを超えました。インドの中央銀行がIMFの金の多くを買っており、これが市場をかなり動かしています。IMFからインドの中央銀行に金がわたった所で市場にはあまり関係ないと思うのですが、こういうのに反応するところが投機的ですよね。

金価格の上昇にはアメリカの失業率10%を超えたのも要因とされています。10%超えるなんて年始から分かってた気はしますけどねぇ。ちょいと金価格上昇の理由は色々と意味不明になってきています。

分かっていたとは言え、アメリカの雇用統計で失業率二桁を超えていましたね。
すごいなぁ。10人に1人が仕事がないんだ。。。
アメリカ人なんて貯蓄率低いのによくやっていけますよねぇ。。。
まぁ、日本とは事情が違って労働市場の流動性が高いので、一度仕事がなくなっても割と見つかりやすいんでしょうが、さすがに10%超えると簡単ではないように思います。

アメリカの失業率2007年の終わりは5%ぐらいですね。
2年で倍になってる訳で厳しい状況でしょう。
日本も楽じゃないですが、外資のランケンも実は他人事ではまったくなく。。。
よく生きてるよなぁ、ランケン(爆)。

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南アフリカ政府がランドの強さを警戒

南アフリカ政府がランドの強さを警戒

南アフリカの経済開発大臣は昨今のランドの高騰が南アフリカ経済を悪化させているとして、労働組合と協議に入ることにしました。

既に、南アフリカの閣僚から懸念はあげられていますが、協議に入ると言うのはちょっとレベルが上がってきてます。特に労働組合側からの声が強いようで、ランドを固定化しろとの過激な発言も出ています。まぁ、固定化なんてしたら金利の上げ下げが出来なくなるので、これに関しては明らかに現実離れしていますが、ランドが高すぎるとの意識は強いのは間違いありません。

市場では、この保守的な流れが強まる事を懸念しており、格付け会社ムーディーズもあまり保守的な経済政策が出されるならば悪い影響が出ると忠告しています。ムーディーズでは現在もっとも懸念しているのが、この保守的な圧力なようで、これに関しては注目していくとしています。

ランドは一応12円に戻りつつあるような状況ですが、金の高騰などに助けられている部分もあるでしょう。対ドルではかなり下向きなチャートになりつつあるので、対ドルでの推移をきちんと見た方がいいと思います(ランケンにチャート付いてますよ)。

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南アフリカと赤道ギニア

南アフリカと赤道ギニア

ヨーロッパ中央銀行は金利据え置きましたね。オーストラリア以外はなかなか上げれる状況にはなさそうです。

南アフリカの電力会社エスコムのCEOが辞任すると言う話は先日お伝えしましたが、ついに辞任しました。正式な発表はまだのようですが、取締役からの発言だそうで決定した話のようです。辞任の理由は電力危機を招いた事なのでしょうが、日本のJALと同じでエスコムCEOだけを責めれる話ではないとされています。

その南アフリカの電力使用量は9月は1年前と比べて1.7%の下落となっています。今年に入ってからの使用量は全体で昨年の同じ時期と比べて4.1%も下がっておりかなり電力消費が減っています。消費が減ったにもかかわらず、外国から輸入した電力は12.1%も増えている状況で、南アフリカの電力は外国に結構依存しているのが現状のようです。南アフリカ国内使用量の5%ぐらいが輸入かな?

電力に関係しなくもないのですが、現在南アフリカのズマ大統領は赤道ギニアを訪問しています。目的は原油のようで、赤道ギニアとの二国間協定を締結するようです。南アフリカは原油が取れないので、その観点からは大事です。

赤道ギニアはアフリカ随一の原油国ナイジェリアの近くにありますが、人口60万人程度の小さな国です。ただし、原油が取れるため成長率はかなり高く2004年のGDP成長率はなんと34%。日本の成長率ってマイナスだったりしますし、中国も8%なのでスゴイ数字です。まー小さい国で原油が取れればそりゃーねーって感じではあります。

南アフリカは原油国アンゴラとも協定を結んだりしていますし、原油国に近づいてるんですかね。資源の重要性を理解している国らしい政策かもしれません。アフリカの資源はどこが押さえるか、結構オモシロイですね。

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南アフリカ投資家信頼感指数とジムロジャーズ

南アフリカ投資家信頼感指数とジムロジャーズ

南アフリカにおける投資家信頼感指数が2009年第三四半期は84.4ポイントとなり、第二四半期の76.2ポイントから改善しました。一年前2008年第三四半期と比べても22.1ポイント上昇となっており、投資家心理の改善が伺われます。

また、今回の発表で重要とされている事として投資家がポートフォリオにおいて株の比重を高めている事が指摘されています。ただし、今後は今までのような早いペースでの回復は期待しにくいだろうともしており、信頼感の上昇は海外から来たものとされているのがその理由となっています。南アフリカ国内の方はやや慎重な趣の方が強いようです。

さて、金価格が上昇していますね。1オンス1088ドルと1100ドルに迫ってきています。どこまで行くのやらと思っていましたら、ジムロジャーズのコメントがFinancial Times誌で出されていました。実際のコメントを聞くと、あいかわらずコモディティに対しては強気で、金は2倍になるだろうとしています。

ただし、ジムロジャーズも今金を買うかと言うとやはりそうではなく、修正はあるはずで今は買わないと述べています。他のコモディティはチャンスと見ているようですが(詳しくは金曜日にでもCFDステーションで書きます)、金はやや敬遠気味でしょうか。ただし、将来的には倍とかそういうレベルで考えているんだそうです。

所で、中国がアフリカでの活動を活発化させているのはランケンでも紹介してきましたが、アメリカのタイム誌での写真が非常に面白かったのでご紹介します。

アフリカにおける中国

どの写真も中国がアフリカをマネージしている感じが出ていますね。
アメリカではこういうのがビジネス誌に普通に出てきて、国際的な動向を把握できるのですが、日本の雑誌は全然出て来ませんね。(中国ネタは一杯出てきますが。。。)

今週は週間ダイアモンドのJAL特集面白かったです。
国策会社って大変ですねぇ。
公的資金投入に1200億円って国民一人当たり1200円JALに払う事になります。
一家四人だと5000円弱。いいんですかねぇ、私企業にこんなに払うの。。。

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南アフリカ自動車販売台数と住宅価格

南アフリカ自動車販売台数と住宅価格

10月の南アフリカの新車販売台数は年率16.9%下落となりました。相変わらず厳しいですね。ただし、南アフリカでは下落のペースが緩やかになってきたとしています。年初の40%下落に比べるとまーその通りで40%下落ってのがそもそもって気はしますかねぇ。

10月の新車販売台数は31622台。乗用車に関しては9.7%の下落なのですが、別の統計では3.7%の下落でそれほど大きく下落してはいません。一方で、商用車はまだまだ回復には遠そうで、20%以上の下落になっています。

非常に良かったのが自動車輸出で、20948台と9月より6975台増(約50%増)です。NAAMSAでは驚きの数字としており、他国の財政政策などが奏功している可能性があるとしています。

自動車販売台数ってずーっと下落してますしか書いていませんが、2006年の半ばから悪化が始まっているそうで、どおりでって感じです。NAAMSA(南アフリカ自動車工業会)では前月に比べて改善しており勇気付けられると述べています。

自動車販売の下落は南アフリカの金利引き上げによる販売悪化の上に世界的な大不況と言う2つの要因が大きくあります。金利引き上げは南アフリカが意図的にやっていたもので、昨年のインフレを(今もですが)、抑えるためにやっており、ある程度は仕方がない話です。

通常、金利変更の影響は半年から2年程度とされていますので、昨年末の12%の金利上昇が今もっとも影響が出ている頃になります。逆に言うと、金利引き下げの影響はこれから出てくるはずで、その意味では改善が見込まれます。

また、世界経済の方も回復に向かっていますので、こちらも後押しするでしょう。実際、南アフリカの自動車輸出も増えていますよね。持続力は?ですが。。。いずれにしても、南アフリカ最大の産業の1つである自動車産業の出口はもう少しで見えてきそうです。

あと、住宅価格も発表になってますね。名目4.6%の下落となっており、インフレを考慮した実質で10.6%下落です。先月の11.5%の下落に比べると幾分改善していますが、こちらはまだまだ厳しそうです。

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南アフリカのPMI

くりっく365と南アフリカのPMI

なんか、週末のくりっく365で提示されたおかしなランドのプライス問題はくりっく365の業者間でだいぶ差があるみたいですね。前も似たような話がくりっく365はあったみたいですが(よく知りませんけどポンド?)、ちょっと怖い市場ですね、あれ。

今回はスター為替が対応悪かったのかな???インヴァストとかはあまり聞かないようですが。。。東京金融取引所もご理解の程よろしくお願いしますって。。。市場を運営している会社のセリフとしてはいかがなものかと。どこのマーケットメーカーが出したのか公表すべきじゃないかなぁ。時間的にもちょっとねぇ。。。当事者じゃないので何か言う立場にはありませんが。。。

さて、南アフリカでは東京でそんな事があったのは当然無関係でニュースにもなっていないようです。南アフリカの製造業の業況を示す購買マネージャー指数(PMI)が10月には47.6ポイントと9月の45.9ポイントから上昇しました。製造業はずーっと下がり続けていましたがやや出口が見えつつあるかなって感じですね。

PMIを発表している会社のアナリストはやっと拡大基調に入った事が確認できたと述べています。ArcelorMittalの稼働率は60%から70%に上昇しており、少しずつですが改善の兆しは確実なものになってきたようです。

また、ランドが今のようにもう少し弱くなれば、南アフリカの回復スピードが早くなる可能性があるとしており、ランドによっても景気は変わりそうです。どこの国も通貨安を結局は望むんでしょう、こういう景気後退の際には。日本も円安がいいなぁ。。。

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日経新聞とエスコムCEO

日経新聞とエスコムCEO

金曜日と土曜日の日経新聞の朝刊に南アフリカの特集記事が出ていましたね。ほぼランケンで既に紹介してある話で目新しいものは特に無かったように思いますが、日経新聞が南アフリカを特集で取り上げる辺りがなんとなく嬉しいですね。まぁまぁ好意的に書かれてたし。

日経新聞と言えば、日本のデフレが長引きそうだなんて記事も昨日出ていました。2011年まではデフレとされており、恐らくその後は不明なんでしょう。来年のデフレは0.8%、実質成長1.2%って名目は0.4%のようです。。。これって成長と捉えるのかなぁ。。。相変わらず日本の先行きには悲観的にならざるを得ません。ほんと、どうするんだろうか、この国は???

さて、南アフリカは電力問題が目下最大の国内懸案事項となっていますが、南アフリカ国内唯一の電力会社エスコム社のCEOに辞任要求が取締役会から出されたようです。一方で、CEO側はそのような要求は出ていないと否定していますが、結構ニュースになっています。

CEO変わってもどうかなぁって気はしますよね。そもそも電力供給の独占が政治家の色々な思惑を受けやすい構造になっているため、今回の電力問題もおきています。CEOレベルの問題と言うよりも、電力行政のあり方から議論した方がいいとは思うんですけどねぇ(してるとは思いますが)。

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昨日の市場

昨日の市場

昨日はダウが大きく下げていますね。ダウ工業平均は結構微妙な所まで下げてきています。また、えらくキレイな所で昨日は止まってますね。トレンドフォローの人は押し目狙いで行くんでしょうか。ランケンは月曜日の様子見てCFDどうするかを考えよう。

ダウは昨日250ポイント下がり9712ポイントとなりました。この一ヶ月の上昇は帳消しです。特に金融系の下げがきつく、シティ5%、JPモルガン5.8%、バンカメ7.3%と大きく下げました。

恐怖指数のボラティリティインデックス(VIX)も久々に30ポイントを超えています。3ヶ月ぶりぐらいでしょうかね。ウォールストリートジャーナルでは懸念されていた商業用不動産の破綻が始まりつつあるとしています。

この商業用不動産の話はだいぶ前から出ていて、住宅用ではないのですが商業用不動産にお金を貸している銀行が破綻するとの懸念が話題になってきてはいました。まぁ、もっともアメリカの銀行破たん既に100を超えているのでイマサラな気もしますが、なんとか助かった銀行もまた再度の破綻懸念が盛り上がるとよろしくないですよね。

結局は今の株価上昇はバブルの可能性が高くて、マーケットも買い疲れが出ているんでしょう。とは言え、お金はまだジャブジャブ状態

さて、南アフリカでは大きなニュースはないのですが、お隣のジンバブエはムガベ大統領がツヴァンギライ首相にたいして、正直ではないと批判しています。もはや、この2人に信頼関係は完全に無さそうですね。

ランドはドルランド(USDZAR)がゴールデンクロス目前ぐらいに見えます。ランドショートの構えの方がいいかもです。特にダウが月曜日大きく下げるようだと、下げる可能性高いかもですね。

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南アフリカ貿易黒字とソロスの市場見通し

南アフリカ貿易黒字とソロスの市場見通し

南アフリカの貿易収支が発表になりました。今回も黒字です。黒字額は387億ランド(約4200億円)となっており、8月の198億ランドの赤字から大幅に改善です。ロイターの調査では8億ランドの赤字が見込まれていましたので、予想よりもだいぶ良い結果です。

貿易赤字で苦しんでいた南アフリカですが、最近は黒字の月が増えてきましたね。輸入が1.66%下落したのに対して、輸出が12.77%上昇したのが大幅な貿易黒字の要因となっています。

財政赤字の方が結構厳しいので、貿易収支の改善はバランスが取れていると言えなくはない。。。(ややムリか。。。)。まぁ、ランドが高すぎるって南アフリカ中央銀行が苦しんでるぐらいなので、市場としては悪い評価は出していないでしょう。

さて、世界最高の投機家ソロスが現在の経済状況について、嵐は脱せそうだとの考えを述べました。気になる二番底に関しても2010年か2011年あたりに来ると述べており、意外と先ですね。まぁ、その分深くなる可能性が高いです。

ソロスの考えを聞いてランケンが推測するのは、現在の状況ってやっぱり過剰流動性によるバブルとソロスは考えているんじゃないかなと言う事(まぁ、みんなそう思ってると思いますが)。実体経済は株式の上昇についてきていないと言った所でしょう。

2010年か2011年としているのは、恐らくですが出口戦略を意識しているんだと思います。過剰流動性によるバブルだとしたら、流動性を減らし金利を引き上げる事による金融政策の引き締めが下落の引き金と考えているのではないでしょうか。

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南アフリカの生産者物価指数

南アフリカの生産者物価指数

南アフリカの生産者物価指数が発表になりました。年率3.7%のマイナスでデフレです。
8月の4.0%のデフレよりは若干改善しています。予想は2.8%でしたので、生産者レベルでは価格の下落が予想よりも進んでいると言う事でしょう。

輸出が昨年の9月に比べて11.2%下落しており、8月の9.2%の下落よりも悪化しています。輸出は南アフリカとしてはコントロールしにくい(と言うか出来ない)ので止むを得ない部分がありますが、そうは言っても経済への影響は大きく、つらい所です。

消費者物価指数が下がる事につながりますので、いい事ではありますが逆に言うと景気の悪化が進んでいるとも解釈できますので、一長一短です。景気悪化による価格下落なので、あんまり良い下落ではないんですが。。。

さて、ランドの下落が進んでいますね。今日は1ドル7.8ランドぐらいでしょうか。なんとなく株価もさえないので、全般的にリスク回避の動きが進んでいます。また、南アフリカ中央銀行がランドが高すぎると考えている事が市場では話題になっているそうです。

どの国もこの不景気だと通貨安にもっていきたい所でしょう。ランドは今年に入ってから急激に上昇しており、この経済状態では南アフリカとしても根をあげているってな感じでしょうか。もう少し景気が良ければまだマシですが。。。

一方で、通貨安が行き過ぎるとこれはこれでインフレが進んでしまいますので、困り者ですが南アフリカ中央銀行はもはやそれを心配しているようには最近は見えません。この辺は相場を見るうえで押さえておきたいですね。

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南アフリカのインフレ改善

南アフリカのインフレ改善

為替が動いていますね。ドル円やや円安方向の流れが出かかっていましたが今日はまた90円の円高です。ランドも最近は少し弱含んでいまして、なんとなくですがリスクを取る流れにも疲れが感じられます。現在、1ドル7.7ランド前後となっていますね。

さて、南アフリカの9月消費者物価指数ですが、予想よりも下がり6.1%まで下落しました。市場予測は6.2%で先月の6.4%となっていましたので、良い結果と言えます。アナリストは短期的には少なくとも助かるとのコメントを出しています。インフレターゲットの6%も目前ですね。

南アフリカのエコノミストによると、来年の3月以降に6%以下としており、ここから下がりにくくなる感じでしょうか。特に電力料金の引き上げなどもあり、ここら辺がインフレの底と見る向きが強いようです。こっから上昇となるとまた7%ぐらいに戻っていくのでしょうか。一応、南アフリカ中央銀行は来年から再来年は6%以下になるとしています。

この調子だとなかなか金利は下がらない感じしますね。長期的なインフレ懸念は電力料金の引き上げから来ているので改善しにくいでしょうが、少しでも下がる事はとりあえず短期的にいいと言うアナリストの意見には賛成です。

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南アフリカ中期財政計画

南アフリカ中期財政計画

昨日お知らせしました南アフリカの中期財政収支の詳細が南アフリカ財務省から出てきました。それによると財政赤字はGDP比7.5%とされており、政府の支出やインフラ投資が抑制されない点が赤字幅を大きくしています。

市場のアナリストは今年と来年に関しては世界的な景気後退を考慮するとやむを得ないとしているそうですが、これが長続きをする事が懸念しています。

南アフリカ財務大臣のGordhanは当面は政府支出を比較的高くするとしている一方で、維持できないような債務は持たないと明言しています。また、2010年の財政赤字はGDP比6.2%、2012年は4.2%まで落とす計画としています。これは2010年の成長率1.5%、2011年2.7%を前提としており、IMFの予測と大きな差はありませんね。

また、同大臣は環境税などを新しく導入する事も考慮する必要があるかもしれないとしています。インフレターゲットの変更なども話がされていますが、こちらはとりあえず今の段階では変える必要はないとしています。ただし、議論はしていく必要があるとしており、可能性は排除していませんね。

個人的に感心するのは、財政赤字の目標数字が中期計画として明示される点です。日本でも数値目標の導入をすべきかもしれませんね。と言うか、CO2の25%削減なんて変な目標(あえて変といいます)は掲げるのに、なぜ大事な財政赤字の目標は掲げないんだ?鳩山さん。。。国民の心配はCO2もあるけど、どちらかと言うと財政赤字だと思いますよ。応援してあげてください。↓
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南アフリカ財政赤字の見通し

南アフリカ財政赤字の見通し

先週の南アフリカの政策金利は据え置きでしたね。完全に予想通りだったのもあり、ランドはほとんど値動きのない状況となっています。南アフリカで次に注目されているのは中期予算のステートメントとなっています。

内容はやはり財政赤字の拡大が予想されており、2009年10月時点ではGDP比8.3%の赤字となるとの予測がInvestecから出されています。世界的に景気悪化のため収入が激減していますが、南アフリカも同様で財政悪化の懸念が出ています。

中でも、企業収益の落ち込みがどの程度減るかは税金の観点からは非常に重要です。また、政府支出も多く、賃金上昇分や新省庁の発足などもあり、政府の支出が増える事は確実視されています。

財政赤字の額は第三四半期終了時点で1000億ランド(約1兆2000億円)となっており、年内に2000億ランド(約2兆4000億円)になると見られいています。

8%超えは厳しい状況ですね。あまり財政赤字が悪化するようだとランド下落懸念が出てきてもおかしくないと思います。今年はある意味仕方が無いものの来年はもう少し良くなって欲しい所です。人気ブログランキングに挑戦しています。"南アフリカランド研究所"に多少なりとも価値があると思われた方は押してあげてください。↓
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南アフリカの中央銀行発表のステートメント全訳

南アフリカの中央銀行発表のステートメント全訳

南アフリカの中央銀行発表のステートメント全訳です。
去年までは政策金利決定委員会が2ヶ月に一回だったのですが、今年は金融危機のあおりを受けて毎月のようにでてきますねぇ。
ランケンも大変です。。。

読む前になってしまって申し訳ありませんが、一度応援してあげてください。↓
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いつものように最後にランケンの感想も載せますね。

1.イントロ
1.1 2010年の第二四半期までにインフレターゲットのレンジに戻ってくる見通しは変わらない。国内の需要状況は悪化しているため、インフレへの脅威にはなっていないのが現状である。経済成長は今後数ヶ月で回復が見込まれるが、ポテンシャルの下にはしばらくあり続けるであろう。国内成長の見通しはある程度は世界経済の回復に依存し、世界経済は国や地域によってばらつきがある。しかし、中期的なインフレの見通しは電力料金の大きな調整により、悪い影響を受けている。

2.最近のインフレ状況
2.1 前回の政策金利決定委員会以来、消費者物価指数の発表はされていない。直近のデータでは都会における消費者物価は8月に6.4%に下がっており、7月は6.7であった。主な要因は住宅と公共料金やその他の物品及びサービスとなっている。

2.2 生産者物価指数は8月は年率4.0%の上昇に下落した。7月は3.8%であり、生産者レベルでの食料品価格は消費者レベルでの消費者物価を減らす圧力をかけている。農産物の生産価格は年率2%で下落しており、一方で加工食品の価格は0.1%上昇している。生産価格の上昇圧力は電力料金からきており、28.6%の上昇である。


3.インフレの見通し
3.1 南アフリカ中央銀行のスタッフによるインフレ見通しはインフレは2010年の第二四半期までに今のペースで行くとインフレターゲットに収まってくるであろう。インフレはその後、2011年の終わりまで6%以下であると予想される(2012年以降は予測対象外)。前回の予測に比べると、見通しは若干2010年、2011年ともに改善されているが主にランドの為替レートの想定が上昇した事による。

現時点では、今後予測されている電力料金の引き上げはベースラインとしている予測に考慮されていない。

3.2 国内及び海外により、インフレ圧力の継続が継続している。世界経済は改善を続けているが、回復は全ての地域で同一ではない。アジアにおける回復ペースは主な先進国の回復よりもはやいペースとなっている。そのため、これらの地域における金融緩和や経済刺激策の終了タイミングははやい可能性がある。世界のインフレは先進国からの比較的弱い需要により制約を受けるが、米ドルの動きにより商品価格への上昇圧力となるかもしれない。

3.3 国内経済の悪化の割合が下落したポジティブな指標も出ており、南アフリカ経済は2009年末までに不景気から後退できそうである。しかし、公開されている指標からは様々な絵が見られ、景気回復は一時的なものと示している。生産ギャップは当面は広がったままであり、製造業の生産量は8月は年率15%、月率では2.8%の下落であった。しかし、8月までの3ヶ月で見ると0.8%の上昇も観測されている。

購買マネージャー指数は8月には39.3ポイントから9月に48ポイントになっており、新規販売注文は大きく上昇している。一方で、今後6ヶ月の製造業の景況感指数も2007年初頭以来最高を示している。

3.4 その他のセクターにおいても8月までの3ヶ月で鉱山産出量は上昇している。しかし、8月は7月よりも下がっており、建築計画は実質価値は下がり続けている。RMB/BERの景況感指数は2009年第三四半期は10年ぶりの低さで、国内経済の暫定的な回復は南アフリカ中央銀行が編さんしたその他の先行指数に反映されており、7月は3ヶ月ぶりに大きく下げた。

3.5 家計における消費支出も下落しており、実質小売売上高は8月は年率7%の下落とあった。8月までの三ヶ月はその前の三ヶ月の比べて1%下落している。卸の売上高は8月更に減った。新車販売売上は1年前よりもはるかに減っている。ただし、下落傾向は底打ちしたか若干上昇の兆しも月単位や四半期単位で見ると観測される。FNB/BERの消費者信頼感指数は2009年第三四半期は比較的中立な状況に下落した。

3.6 プライベートセクターにおける信用度合いは弱い家計消費支出と信用基準の厳格化に反映されている。アーンストアンドヤングの指数は一般銀行のローンなどの基準は2009年第三四半期も厳格化され続けているものの、非常に低いレベルである。8月の住宅ローンは5.6%上昇しているが、割賦売上やリースなどは4.2%下落している。クレジットカード、銀行の借り換え、一般のローンもマイナス成長を記録している。

3.7 ここ数ヶ月はある程度回復してきたものの、資産価値の影響はインフレ見通しへ直接的に影響していない。国内の株価上昇は3月以来大きく上昇しているが、2008年5月のレベルよりも非常に低い。主主の住宅価格指数は住宅価格下落のペースの緩和を示している。

3.8 ランドの為替レートはインフレの下落圧力となり続けている。現在のランドレートは対USドルで前回の政策会議決定委員会の時とほぼ同じで、過去数ヶ月は1ドル7.2ランドから7.79ランドのレンジとなった。ランドの為替レートは2009年初頭以来28%上昇し、貿易加重を考慮した実質レートでは20%上昇である。

3.9 国際的な原油価格は今のところインフレ見通しに悪影響を与えていなく、おおむね1バレルあたり70ドルであった。北海油田原油価格は現在1バレル辺り76ドルぐらいで、米ドルの弱体と世界経済の成長が改善した事が主な理由である。10月は国内のガソリン価格は1リットル当たり40セント下落し、生産レベルでの価格下落とランドの為替レート上昇によるものである。

3.10 インフレ見通しの主なリスクは経済におけるコスト圧力から来るものがある。賃金妥結の傾向はインフレの上昇リスクを生み出しているが、名目的な賃金上昇は緩和されている証拠も見られる。ただし、上昇はそれでもインフレよりも高い割合となっており、現在賃金価格の上昇は今年の9ヶ月間で9.4%となっている。これは、2008年の同じ期間の9.6%より若干低い程度である。

この結果は民間調査会社のAndrew Levy Employment Publicationの調査によるものであるが、南アフリカ統計庁の四半期毎の結果と同じで、非農業部門の単位辺りの名目賃金は2009年第一四半期の11.5%から8.7%へ大に四半期は下落している。単位辺りの労働コストは11.3%から9.3%に同様にげらくした。

3.11 エスコムの要求している電力価格の大きな引き上げが長期的なインフレの脅威となっている。エスコムは今後3年間で3回の電力価格引き上げを求めており、南アフリカ国家エネルギー規制庁が2010年2月に決定する。


4.政策金利スタンス
4.1 政策金利決定委員会インフレの全般的なリスクは前回の政策金利決定委員会の時と大きく変わっていない見ている。よって、政策金利は変えずに7%とする。政策金利決定委員会は経済状況や財政状況の変化を見ながら、万が一インフレの見通しがリスクが顕在した場合は変更する事をためらわない。



という所でした。
最後の「ためらわない」の部分が初めての表現でしょうかね。
今回は金利上げないけど、インフレ懸念が出たらいつでも金利上げるぞっていうメッセージにランケンには見えました。

やっぱり、金利引き下げはこれ以上は考えにくそうです。
可能性なくはないけど、むしろ上げる方が高そう。理由はインフレ懸念の方が電力料金の引き上げなどで強いからで、景気後退よりはそちらの懸念の方が強まっている感じします。

今回で、ムボエニ中央銀行総裁は退任です。
次回から変わりますので、その影響がどれだけあるかも気になりますでしょうか。

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南アフリカの金利据え置きとペッグのウワサ

南アフリカの金利据え置きとペッグのウワサ

昨日の南アフリカの政策金利は7%で据え置きとなりましたね。市場の予測どおりの結果で、特にサプライズもなく、ランドも無反応に近い状況でした。南アフリカの政策金利決定委員会のステートメントは週末にでも全訳を書こうと思いますが、市場の政策金利決定委員会の評価などが出ていましたので紹介します。

まずは、ムボエニ中央銀行総裁は今回の政策金利決定にあたり、電力料金の引き上げは今後3年間25%と想定しているそうです。これは電力会社エスコム社が要求している45%よりも低い値となっており、インフレの影響を考えるとかなり想定を甘くしています。

もし、毎年45%の電力料金引き上げが現実になった場合、ムボエニ総裁はインフレの見通しはずっと悪くなるだろうとしています。この言及により、南アフリカの金利は来年後半には引き上げられるだろうと市場では既に考えているそうです。

一方で、シティグループのアナリストは南アフリカ中央銀行が前回よりも弱気だと指摘しており、金利の引き下げは完全になくなったわけではないと述べています。金利を下げるかどうかはともかく金利引き上げも簡単には出来ないだろうとしています。

さて、昨日、コメント欄でランドの兌換停止との話が蟻んこさんからいただいていましたが、市場ではランドがペッグ制になるのではないかとのウワサはあったそうです。ただし、南アフリカ中央銀行から明確に否定されており、ウワサの粋を出ていません。

まぁ、普通に考えてそれは無いでしょうって感じはしますね。市場も若干このウワサで動いたようですが、あまり信用していないようで、小動きでした。ただ、南アフリカ政府の保守的な動きは市場も若干警戒色を強めているようではあり、そんな所から出た話かもしれません。応援してあげてください。↓
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